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2025-03-19 09:15

日本一わかりやすい、推論の解説って話

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サマリー

今週の放送では、仮説を構成する要素として事実と推論について詳しく解説されています。特に、推論の手法である機能法と演劇法の特徴や使い分けの重要性が強調されています。

00:06
おはようございます。コーチングオフィスのしろうずあつしです。
この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、
さらにプロコーチや講師として、独立起業をする人などに向けて発信する、
あなたへの番組です。
仮説の構成要素
はい、今週はですね、仮説についてお話をしています。
前回にもお話ししましたけど、仮説って何からできているのかというと、
事実×推論、事実と推論ですね、それによって仮説が出来上がりますよと。
なので、料理でいうと、事実っていうのが食材、材料、推論が料理方法に当たります、
という話で、だから材料である事実がとても大事ですよという話をしました。
今日はですね、料理法に当たる推論についてお話をするんですけど、
推論っていうと、なんか難しく思うんですけど、重なったものは3つだけなので、
全部覚えておいたほうがいいと思います。
最初に3つを言うと、機能法と演劇法、それとアブダクション推論の3つです。
これ覚えるコツはね、3つ順番に覚えるといいと思います。
機能法、演劇法、そしてアブダクション推論ですね。
順番に説明していきたいと思います。
はい、できるだけね、わかりやすく説明していきますよ。
まず機能法なんですけど、これは共通点を探して法則を考えるやり方です。
割とこれは普通にやってると思うんですよね、ほとんどの人はね。
例えばイケメンの男性がモテると、背が高い男性がモテる。
そこから導き出した法則っていうのは、
見た目がいい男性がモテるんだなっていう法則が導き出せるわけですよ。
これわかりやすいですよね、共通点。
どっちもね、イケメンも背が高い、もう見た目がいいと。
ただね、この機能法の考え方って実はかなり不安定なんですよ。
だから仮説として雑になりがちなんで、すぐに崩れる可能性があります。
特に一つでも例外が出ると、それだけで仮説が崩れるんですよ。
例えばね、イケメンでも背が高くなくてもモテる男性がいたら、
それで先ほどの仮説ですよ。
見た目がいい男性がモテるっていう仮説自体が怪しくなってしまいますよね。
だから仮説の精度を高めるには、いい仮説を作るには、
正確な事実っていうのを数多く集めないと、仮説自体が弱くなるわけです。
もう一つは演役法です。
これは逆に法則を事実に当てはめて、
ここにも法則が適用できるよっていうふうな仮説を作る方法です。
例えば、安い商品は売れていると。こういう法則があると。
で、うちの商品は競合と比べて安い。
だからうちの商品は売れるはずだっていうふうなね、
こういう考え方をするのが演役法。
AがAイコールBであると。
BイコールCであると。
ならばAイコールCですよっていう、そういう推論です。
これもよくある推論ですよね。
ただ、こちらは法則から仮説を導き出してるんで、
その法則が崩れると、仮説全体も崩れてしまうわけです。
例えばね、今日僕は沖縄県で収録してるんですけど、
例えば沖縄の人は時間にルーズだと。
で、Aさんは沖縄出身であると。
だからAさんも時間にルーズだとかね。
そんなことないんですよね。この法則が成り立つとかね。
最初の沖縄の人は時間にルーズだっていうのがね、
相当雑な法則なわけですよ。
だからこの法則自体がね、雑。
つまり、なんかね、よくある一般論とか、
沖縄の人は時間にルーズだとか、
東京の人は足りに冷たいとか、
いかにもよくあるような正しそうな法則だったらね、
仮説は簡単に全然すぐ否定されてしまうわけです。
機能法っていうのは、事実から法則を導き出して、
それを仮説にするんで、事実の正しさとか、
事実の数がたくさん集まるときは、
機能法の仮説っていうのは正しくなっていきます。
一方で演劇法っていうのは、
法則を事実に当てはめて仮説を作るんで、
法則が強いとき、法則が正しいときは、
仮説が正しくなる傾向があります。
だから、集まっている事実とか、
分かっている法則によって、
この機能法と演劇法を使い分けるわけですよ。
例えば、たくさん良い事実が集まっている。
正確な本音のお客様インタビューっていうのが、
結構集まったぞっていうふうなことであると、
そこから法則を導き出す機能法で考えると、
仮説が正しい可能性が高まりますよね。
逆に、去年うちの会社で、
なかなか上手くいったプロモーションの方法っていう、
そういう法則があったとします。
それを、今年も似たような商品があるので、
それに適用しようといった場合に、
もし演劇法でやるとしたら、
去年っていうね、すぐ近くだし、
それからうちの会社っていうね、
同じ事情、これもOK。
そして上手くいったっていう実績もOK。
しかも商品も似てるっていうことであれば、
その去年の上手くいった方法っていうのが当てはまる。
つまりその法則が当てはまる可能性がある。
演劇法が適してるっていうようなことなんですね。
つまりね、機能法、演劇法っていうのを、
この2つをまず覚えておいて、
そして正しい事実が多数集まるなら機能法。
法則がかなり強くて正しいっていうのがあれば、
演劇法って覚えておくといいです。
これが一番簡単なね、
理解の仕方なんですよ。
もう本当にね、この2つの強いところと弱いところが分かると、
それだけでかなり仮説の精度が増します。
もうね、本当にね、全然変わってくるんですよ。
なのでもう1回言いますね。
しつこいようですけどもう1回言いますよ。
正しい事実がたくさん集まるなら、
それで法則を導き出す機能法です。
正しい事実がたくさん集まるなら機能法。
逆にかなり強い法則を持っているのがあれば演劇法です。
こう覚えておくとね、使い分けがしやすいですね。
一応ね、ちょっと言っておくと、
正しい事実をたくさん集める機能法の方がやりやすいです。
っていうのもね、正しい法則を出す、
つまり演劇法でやるって場合は
強い法則を出さないといけないんですけど、
これってね、なかなか実は難しいんですよ。
っていうのもね、
いかにも正しそうな法則とかっていうのが
世の中にはびこっているんですよ。
今時ね、血液型、A型の人は細かいとか、
そういう法則を使う人はいないでしょうけども、
よくある一般論とかね、
普通はこうでしょう、みたいな法則を当てはめがちなんですよ。
よくあるのがね、男性客はこうなんだとか、
女性の人はこうなんだ、みたいなのを当てはめがちなんですけど、
そういうのって、あんまりに安定した法則じゃないんでね、
なかなかね、難しいです。
マーケティングの話っていうのはね、
いかにも本当のような法則というのが
はびこっているんでね、
それに注意する必要があります。
今日はね、あえてね、
今後の推論について
3つ目の推論のアブダクション推論についてはね、
お話をしませんでした。
これね、アブダクション推論というのが、
実は一番重要だと思うんですけど、
その前にね、機能法と影響法というのをね、
押さえておくと理解がしやすくなるので、
今日先に2つお話ししておきました。
で、明日ね、アブダクション推論についてね、
お話をしたいなというふうに思います。
はい、今日はですね、
日本一わかりやすい推論の解説、
日本一わかりやすいかな?
日本一わかりやすい推論の解説っていう話でした。
いかがだったでしょうか。
さて、僕は週3回、
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わかりやすい話をしています。
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はい、本日は以上です。
では、いってらっしゃい。
09:15

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