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2024-07-29 09:41

あなたならどうしますか?に答えるって話

#毎日配信 #スタエフ初心者 #コーチング #キャリア
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サマリー

「あなたならどうしますか?」に答えるという話です。研修やセミナーなどで質問されるとき、相手の考えやポジションを知るために質問を返すことが重要です。

質問に対する明確な答え
おはようございます。放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、さらにプロコーチや講師として独立起業する人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
今日はですね、あなたならどうしますか?に答えるって話っていうタイトルなんですけど、
研修やセミナーなんかで質問されることがあるんですよ。そこで、「○○がわからないので教えてください。」みたいな質問されることがある。
例えば明快な正解があったりとか、質問の的が絞れてる場合だとそれほど問題なくお話できるんですよ。
例えば、「コーチングは毎日やるべきでしょうか?」とか、「わからないので教えてください。」とか。
採用活動は一般的にいつぐらいから始めたらよろしいんでしょうか?みたいなですね。
こういう答えが明確にあるとか、質問の的が絞れてる場合はすぐに答えることができるわけです。
一方で正解がない質問ってあるわけですよ。
例えば、「クレームタイムはこれで良いでしょうか?」みたいな質問です。
僕が上司っていう立場なら、その人に対してこのようにしてくださいと指示することができるんですよ。
なぜなら僕も責任があるから。だから僕の立場は上司としてこうなんだと。
だから僕の意見を反映してこうしてくださいというふうな話ができるわけです。
これは正解はないんだけども、僕が上司として責任を取るので、この答えでやってくださいというふうなことは言えるわけですよ。
でも研修とかセミナーの答えってね、要するに素人だったらどうしますかという答えが聞きたいんだと思うんです。
でも僕は基本的にはすぐには答えないんですよ。
大抵は、「なるほど、あなたはこのような場合のクレームはどのようにしようと考えていますか?」っていうふうなね。
あなたはどうしますかというふうな感じで逆に質問するんですね。
そうすると相手がね、「私はこうじゃないかなと思うのですが…」っていうふうなことを言ってくれるんですよ。
そうするとその人の考えとかポジションがわかるわけですよ。
今日のキーワードはポジションです。
その相手の考えとかポジションがわかれば、僕は例えばですね、「そうそう、多分ね、僕も似たような答えになると思います。」とかね。
自分だったらそういう立場は取らないと思いますよというふうに答えることができるわけです。
正解のない質問
つまり、あなたの立場っていうのを私はこういうふうに考えますっていうことができるんですよ。
もっと具体的なものっていうのはあまりどうでもいいというか、その立場があればその立場に合った具体的なことを考えてくださいっていうふうなことが僕の答えなんですね。
例えばね、答えとして、「そういう場合は私は丁寧に謝罪します。」っていうふうに答えとするじゃないですか。
でも、それって具体的な行動はわかりますけど、僕がどんな立場を取って丁寧に謝罪するのかっていうことはわからないんですよね。
もしかすると、相手がただ単に、「ああ、そうか。クレームカットは丁寧に謝罪すればいいんだな。」っていうふうに思ってしまって、
僕の意図とは違う、とにかく自分がどういうふうに考えていようが丁寧に謝罪の形さえ取ればいいのか、みたいに間違えて受け取られるのが嫌なんですよ。
これみんなそうだと思うんですけどね。
だから、僕が抽象的に答えたいんだけど、相手がただただ具体的な答えしか求めてないというのは、僕は必ず一旦、「あなたならどういうふうにしますか?」っていうふうに答えるわけです。
時々ね、「あなたなら逆にどうしますか?」って僕が質問するとね、「いや、それがわかんないから聞いてるんです。」とか、「いや、先生の答えが聞きたいんです。」みたいに言われることがあるんですよ。
そういう場合はね、僕はあんまり答えないです。
めんどくさいときは適当に答えることがあります。
適当に答えるっていうのはね、なんでかっていうと、答えても意味がないんですよ。
つまり、僕が逆に質問してるっていうか、その質問は正解のない質問ですよと。
だから、「あなたの考えやポジションをちょっと教えてもらえませんか?」と。
あなたの考えやポジションを教えてくださいと。
そうすれば、その考えやポジションに対する僕の考えを答えることができますよと。
その僕の答えを聞いて、あなたなりのポジションを考えてくださいと。
そこから具体的にどうするかはまた別個ね、答えることができますよ。
あるいは考えてみてくださいっていうのが僕の答えです。
あなたの考えやポジションを教えてくださいと。
あなたの考えやポジションに対する僕の考えを答えることができますよっていうのが僕の答えなんですね。
ポジションを教えてくださいって言ってね、本当にもし答えることができなければ、
それね厳しい言い方をすればね、社会人として僕は失格だというふうに思うんですね。
ポジションの取り方
ギリギリ20代前半ぐらいまではね、いいんじゃないですかね。
まだね、ちょっとね、自分どうしていいか固まってない。
だけどね、30代ぐらいになって自分の取る立場、ポジションが取れないっていうのは、
言ってみたら、ただただ会社とか上司の言うことを聞いてますよと。
それだけを聞いてますよっていうふうなことになるわけですよ。
別の言い方するとね、自分はただただ会社や上司の言うことだけを聞くんだというポジションを取っているというふうな言い方もできるんですけど、
もしそうならね、質問する相手は僕じゃなくてね、会社とか上司にどうしたらいいですかって質問するべきだというふうに思うんです。
自分のポジションを取る。
どんなポジションなのかっていうのはね、言葉にできなくてもいいです。
でも、あなたならどうしますかって言われて、私ならこうしますかねというふうに答えられなければ、それはポジションを取っていないという証拠になります。
ある年代とかあるキャリアになれば、ほとんどが正解のない答えに対して何か自分の答えを出さないといけないという場面ばかりになると思うんです。
ということは、ポジションを取っていなければほとんどの質問に答えることが自分ができないということになるわけですよ。
だから、あなたならどうしますかにとにかくなんとか答えるということをね、これはポジションを取ることの本当の処方の処方だと思うんですよ。
あなたならどうしますかって言われて、みっともない答えをしたりとか、恥をかいたりとかね、周りから非難されたりとか、そういうことってね、やっぱりやっておかないといつまで経ってもそれに答えられないんです。
本当に、若いうちにできるだけそれをやっておかないと、40代50代になってあなたならどうしますかって言われて、どうするのが正解ですかって聞くのってやっぱりみっともないなっていうふうに僕は感じてしまいますね。
だからね、もしね、そういうふうにあなたならどうしますかっていうふうに答えられないなって思ったら、恥をかいてもね、周りから非難されてもね、自分だったらこうしますって言えるようにする。むしろね、それができないことこそが恥じるべきことじゃないかなっていうふうに思います。
頑張ってね、あなたならどうしますかに答える、ポジションを取るっていうのをね、やってみてください。
はい、今日はですね、あなたならどうしますかに答えるって話でした。いかがだったでしょうか。
さて、僕は週3日月推進配信のメルマガを書いています。
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はい、本日は以上です。
では、いってらっしゃい。
09:41

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