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スピーカー 2
昔の主張と違うじゃん、みたいなのを必要に責めてはいけないみたいな。
スピーカー 1
それは本当にあると思う。だってそれは今の技術だったら違う結果が出るかもしれない。
スピーカー 2
レンです。エマです。サイエントークは研究者とイギリス駐在員が科学をエンタメっぽく語るポッドキャストです。
あの最初にちょっと僕は謝らないといけないことがあって。はい、何ですか?
スピーカー 1
ヒトとチンパンジーのDNAは何%同じでしょうって。はいはいはい。覚えてます?
なんかどっかで話したね。何%くらい?
スピーカー 2
え?98%同じだっけ?
スピーカー 1
うんうんうん。 98%とか99%とかほぼほぼまあそれぐらい同じって言ってたじゃないですか。
実はですね、2025年のネイチャーの論文で、実は約15%違うという論文が出ました。
スピーカー 2
じゃあ85%しか一緒じゃないということ?
スピーカー 1
そう。という論文が出まして、僕はちょっと謝らないといけないかもしれないと。
スピーカー 2
あれでも98%とか99%一緒って言ってたのは、そのネイチャーの新しい論文が出た後だったってこと?
スピーカー 1
いや、最初に言ったのはこれより前。
スピーカー 2
じゃあ、当時の最新情報が98%だったけど、その後にネイチャーでちょっとそれよりも低い数字になったってことね。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
仕方ないですね。
スピーカー 1
その後に、どっかでこの99%同じという話を僕はしてしまっていて。
スピーカー 2
してたよね。
スピーカー 1
それについては本当に謝らないといけないと思っています。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
すみませんでした。ただね、ただちょっとね、これすみませんでした、実は85%一緒でしたって済ませれる問題じゃないと僕は思っていて。
スピーカー 2
ほうほうほうほう。
スピーカー 1
そもそもさ、もう散々ね、いくら検索しても人とチンパンジーは99%同じっていうのはありとあらゆるところで言われてきたんですよ。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
今まで、まあポッドキャストもそうだし、ブログもそうだし、学者たちもそれをずっと言ってきてたと。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
それがひっくり返ってるってことだね、これ。
スピーカー 2
うーん。え?っていうことは、これまで98%って言ったのはその全部調べてたわけじゃなかったってこと?
スピーカー 1
そう。てかそもそもなんで変わったの?っていうのもあるじゃない。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
で、結構違うじゃん。1%違うって言ってたのがさ、15%くらい違うっていうのも全然違うわけよ。
スピーカー 2
そうだね。全体だと思ってたけど一部しか見てなかったみたいな、そういう感じかな。
スピーカー 1
あー、ちょっと察し良すぎるな。まあでもいろんな理由がある、他にも。
スピーカー 2
ほうほうほう。
スピーカー 1
で、で、ちょっとね、今回これについて深掘りしていきたくて。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で、これってさ、科学的事実だよねって言ってることは時代によって変わってるっていうめっちゃいい例だと思っていて。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
最近もね、ちょっと違う動画なりを僕見てて、やっぱりみんなまだ99%って言ってる人たちばっかりだよね。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
で、僕も認識できてなかったし、で、リスナーさんからの今回指摘で僕分かったんすよ。
スピーカー 2
おー、ナイス指摘。
スピーカー 1
そう。で、まあこう取り上げないわけにもいかないと。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
てかむしろめちゃくちゃ深掘りして取り上げようと思ったんで、今回はまあこの1%が15%になぜなってしまったのか。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
っていうのを深掘りしていきたいと。
で、まあまずちょっとね、1回問いを整理しますけど。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
まず、なぜそもそも1%しか違わないよって言われてたのか。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
で、それがなんで15%にいきなり変わっちゃったのかっていうまず謎があるじゃん。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
ていうのが1つと、あとは15%人とチンパンジー違うって、これ中身どうなってんのっていう。
スピーカー 2
あー、違う部分ってこと?
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
おー、確かに確かに。
スピーカー 1
だってさ、直感的には99%同じって言われた方がさ、しっくりこない?
スピーカー 2
うーん。
え、バナナ何%だっけ?
スピーカー 1
バナナは60%と言われていたけど、これも結構昔の話だから。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
全然変わり得る話ではある。
スピーカー 2
あ、そっか。じゃあ仮にバナナ60%が正しいとしたら、99%はなんかしっくりするかも。
スピーカー 1
まあそうだよね。
スピーカー 2
うん。なんかバナナ1%とかあったらまあ85%チンパンジーと一緒でもまあまあまあって感じするけど。
スピーカー 1
うんうん。
スピーカー 2
バナナですら60%と一緒だったら、そりゃチンパンジーと人間1%しか違うやろっていう感じはするよね。
スピーカー 1
そうそう、多分相対的にね。
うんうん。
でもさ、それってそうやって比較していいんだっけっていう話もあるのよ。
スピーカー 2
確かに。
じゃあ何を調べて、今99%とか60%とか言ってんのかって結構見落とされてる。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
ところがあるんで、ちょっとそこもちゃんと話したいなっていうのと、あとこの情報がどんどん変わっていくっていうことだけど、どうしたらいいの僕たちはっていう。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
っていうのを、今全体の概要はそんな感じ。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で、まずね最初に人とチンパンジーは99%同じであるという概念はこれいつ生まれたのかというと、これ1975年まで遡るんですけど。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
この年に初めて人とチンパンジーのDNAを比較するという論文が出ます。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
何をやるかっていうと結構やることはシンプルで、まずDNAってATGCっていう文字がずらーっと並んでる、それが鎖みたいにね繋がってるっていうのがDNAですけどだっくり。
配列って言ってんのはこのATGCがどういう順番で並んでるのかなっていう。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
で、まずDNAって二重螺旋で2本で1ペアだよね。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
チンパンジーも2本で1ペアだと。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
じゃあこのDNAのペアとペアを比べたときにこの1本だけずつを取ってきて、もしめちゃくちゃくっついたら似てるっていうことにならないですか。
スピーカー 2
確かに確かに。
スピーカー 1
だってペア成立するんだもんっていう。
スピーカー 2
うんうん。違ってたらそもそも鎖として繋がらないもんね。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、このどれだけペアを作るかっていうのは、これは加熱してDNAを。で、温めてどんだけの温度でこの2本の鎖が解けるかなっていうので調べることができる。
スピーカー 2
ほうほうほうほう。えっと、めちゃくちゃ高い温度をかけなきゃ鎖が外れなかったらめちゃくちゃペアがあるっていうことだし、逆に低い温度だったらそもそもペアが少なかったみたいな、そういうこと。
スピーカー 1
そう。まあこれは納得できると思うんだけど、じゃあ人とチンパンジーのDNA1本ずつをまずくっつけるようにして、加熱してどれぐらいの温度で外れるのかなっていうのをやってみると。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
そうすると、今ね音だけなんでざっくり結果だけ言うんですけど、かなりくっつくと。
要はめちゃくちゃ高い温度をかけないと人とチンパンジーのDNAが外れないってなって、それを計算で推測すると99%ぐらい配列は一致してるだろうっていう結論が出てる。
スピーカー 2
あ、それで99%って言ってたの?
スピーカー 1
えっとね、一番最初はね。
スピーカー 2
最初は?ほうほうほう。
スピーカー 1
だからこれが本当のベース。でもめちゃくちゃざっくりしてる。
スピーカー 2
そうだね。だって実際に全部のそのATGCの配列調べたわけじゃないもんね。
スピーカー 1
というかこの時点って、ヒトゲノムって人のDNA全部読まれましたっていう前の時代だから、かなり物質と物質みたいな感じで実験的にやられてるだけなんだよね。
でさ、ヒトゲノムプロジェクトみたいなの聞いたことない?
スピーカー 2
ある。
スピーカー 1
人間のDNAの配列全部読めたぞみたいなやつね。
あれって2000年代とか入ってからですけど、2001年にヒトゲノムの配列が発表されましたと。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で今度2005年にチンパンジーのこのゲノムプロジェクトみたいなやつもあって、チンパンジーのやつも全部読めたぞってなる。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、じゃあこの2つの文字列を比較してあげればパーセント出せるぞってなるわけじゃない?
スピーカー 2
うーん、じゃあその1990年代とかに出てたその温度でのパーセンテージと一致するかどうかをここで確認できるってこと?
スピーカー 1
そう。答え合わせできるぞって。
ってなるとここで99%ぐらいっていう結論が出ると。
スピーカー 2
へー、ここでも?
スピーカー 1
うん。
ああ、じゃあやっぱそれぐらいなんだ。
で、この時代ではなるんだよね。
だけどここでは見落とされているところが結構あって、
一つは全部の配列が分かったかというとそうではないっていうのがまず一つね。
スピーカー 2
あ、そうなの?
ヒトゲノムプロジェクトとかチンパンジーゲノムプロジェクトとかがあって全部調べるのかと思ったらそうじゃないんだ。
スピーカー 1
あのね、読めたぞって言ったらさ、鎖の端から端まで全部読めたと思うじゃん。
うん。
だけど読めないとこも結構ある。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
で、これなぜかっていうと調べ方にあって、この時代でDNAの配列を調べる時ってすごい短い断片にバラバラに区切って、
うんうんうん。
で、それをそれぞれどういう配列かっていうのを読んで、最後にそのパーツを組み合わせて全体の鎖はこういう順番で並んでたんだねっていう調べ方をするわけよ。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
まあなんつうの、パズル組み合わせるみたいな感じで。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
だけどそのやり方だと、例えばね、ええええええって同じ文字がバーって並んでるとしたらさ、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そこってさ、バラバラにパーツ区切っちゃったらどれくらいの長さだったのか分かんなくなってするじゃん。
スピーカー 2
そうだね、うん。
スピーカー 1
だから本当に全部読めたとはならない、そういうところは。
スピーカー 2
うんうんうんうん。
えっとじゃあ、Aが連続してるってことしか分からなくて、Aの長さが分からないってことだったよね。
スピーカー 1
そう、長さ分かんなくて、真っ白なジグソーパズルやってるみたいな感じ。
スピーカー 2
うんうんうんうん。
スピーカー 1
パーツはあるんだけど、これどう並んでるのか分からんみたいな。
そういう箇所がDNAの30億文字とかあるわけですけど、その中で全部読めたかっていうと全然読めてないところもありますよって。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
だから読めたところは全部読めましたみたいな。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
こんな感じだよ。
スピーカー 2
まあ真っ白っていうよりあれじゃない、なんか全部同じ形で同じ色のパーツがいっぱいあるみたいな、そういう感じじゃないかな。違うか。
スピーカー 1
まあ一文字で長さ分かんないっていう例で言ったらそうなんだけど、あとはね、繰り返してる配列っていうのも読めなかったりする。
スピーカー 2
ほう。
スピーカー 1
例えば分かりやすいのは、AATTってあったとしたら、そのAATTみたいなのが並んでてもそれを繰り返してるじゃん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
それもこれじゃあどれぐらい続いてるのかとか、似たようなAATTみたいなパーツがあるところが他にもあって、じゃあそこどうやって繋がってるのか分かんないとか。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
要はそのパズル解くっていうところが結構難しかったりするよっていうのが一つ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
で、あともう一つはこの最初人のDNAっていうのをまあなんつーの大元の配列として、そこにチンパンジーの配列っていうのを当てはめていって計算してたんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だけど、なんかあまりにもチンパンジー固有の部分だなってやつは無視されてたらしいな。
スピーカー 2
え?
スピーカー 1
全体の計算から。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
パーセントはさ、長さ端から端までピッタリ一致してて何文字違うって綺麗にできたらいいんだけど、
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
そういう綺麗に端と端一致するみたいなことができなかったりするわけ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
チンパンジーにしか入ってない謎の配列が途中で挿入されていますみたいな。
スピーカー 2
うんうんうん。
とかあったら、その前後はめっちゃ一致してるんだけど、そのチンパンジーにしかないやつはパーセントにじゃあ入れますか入れませんかとかって発生すると思う。
スピーカー 2
はいはいはいはい。なるほどね。じゃあそれを意図的に除外して、でその除外したやつは計算に加えなかったんだ。
これぐらい除外したよっていうのを記録とっておいてさ、で後でこの分は違いましたみたいなところを計算に入れてちょっと99%から落とすみたいなそういうことをするわけではなかったの?
スピーカー 1
そういうこともできるんだけど、そこの差が結構大きすぎるっていうところは計算から除外していたっていう。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
じゃあ例えば文章と文章を比較する時もさ、私はご飯を食べたっていう文章があったとして、これに対して私は今日ご飯を食べたっていう文章があるとするじゃない?比較する文章で。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
じゃあこれ何パーセント一致してるかなーっていう時に今日以外は全部一致してるわけじゃん?私はご飯を食べたっていう。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
でまあじゃあ人のできるってことはチンパンジーでもできるってことですよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でそれが満を持してこの類人猿のゲノムっていうのを読み取りましたよ。で比較してみましたっていう論文が2025年に出たっていう話。
スピーカー 2
あれでもその一つ目の課題その読めない部分があるっていうところは今回のさ技術進歩でクリアしたわけじゃん。
うんうんうん。
でもその二つ目のあのどうやって計算したらいいかわからないみたいななんかチンパンジー特有の配列の部分があるっていうところはどうやってクリアしたの?
スピーカー 1
その並べ方の改善はゲノムの違いを二つの指標に分けて計算するっていう方法で解決している。
スピーカー 2
ほう。
スピーカー 1
で一つはめちゃくちゃ似てる配列。例えば10文字あって1文字だけ違うよみたいな。
そういうタイプの配列は普通に並べてパーセンテージ出すっていう方法を取ると。
でもう一個もう片方にはあるけどもう片方には全然ないみたいなかなり違いがある部分。
うん。
ここはここで別で計算してるみたいな感じかな。
うーん。
アライメントって言うんだけど配列こう並べて。でそれができない領域っていう割合は別途出してでそれを後から足すっていうのをやっている。
スピーカー 2
あーじゃああのさっき私が言ってたそれやればいいのにっていうのを今回はちゃんとやっちゃったってことね。
スピーカー 1
あーまあまあ平たく言うとそう。本当はもっと細かいけど実際そう。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
これやってみると改めてねDNA全部読めた状態で人とチンパンジーの似てるところ比べると1.6%が違う。
でさっき言った全然違うよねっていうところも再計算してその部分っていうのが13.3%違う。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
でこの1.6足す13.3で14.9%はトータルで違うよねっていう結論を出したと。
簡単に言うと比較可能だった部分が1%違ってそれを全体DNA全体に拡大すると15%違ったよっていうことですね。
だから今まで読めてたところって重要な場所ではある。比較的。そのタンパク質が実際に高度されてますよっていう領域みたいな。
すごい使われてる領域のDNAは今までも読めててそこの1%の違いっていうのは結局それぐらいだったと。
スピーカー 2
じゃあ読める領域っていうのが重要な使われる領域だったみたいな。
スピーカー 1
結果的にね。
でその残りの13.3%はなんなら今までゴミだと思われます。
ジャンクDNAとか言われてたんだけどもう機能的には意味ないよって言われてたんだけど実際読めるようになって研究も進んできてこれやっぱ意味あるんじゃねーってなってる今。
スピーカー 2
例えばどんな意味があるんですか?
スピーカー 1
例えば人とチンパンジーが進化のどっかで分岐してるわけじゃん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
分岐した時にこの結構違うよって言われてた遺伝子がその部分に入っててその遺伝子があると神経細胞の数が増える。
スピーカー 1
そうそうそうその今まで読めてなかったやつも含めて調べると出てきたっていう感じ。
それ以外のだから今までも読めてたようなところはめっちゃ似てるっていうのは変わんないよね。
まあ人とチンパンジーも1パーぐらいしか変わんないって話なんで。
だから人は似てるんだよね。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
だからその多分昔の人の祖先っていうのは1個言ってるのはその生き残ったすごい少数の集団が共通の祖先みたいになってたから結構似てるんじゃないっていう。
スピーカー 2
ホモサピエンス以外にもなんかいろいろホモなんちゃらとかがいたけどそれ以外のがいなくなってホモサピエンスだけ残ったってこと?
スピーカー 1
まあまあそれもあるんだけどさ人ってさ1回数千人から1万人程度まで絶滅の危機に追いやられたこととかもあって
そこから今までまたワーッと増えてるわけじゃん。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
だけどその間にチンパンジーって結構各地にいてちゃんと生き残っててっていうのがずっと続いてるから結構差が大きいみたいな。
そういう歴史があったんじゃないっていうまあまあこれはだからDNAから推測できる可能性みたいな話だけど。
スピーカー 2
そっかそっかじゃあ人が昔危機に立たされてたからこその今なんかあんまり多様性がないかっていう説があるんだね。
スピーカー 1
っていう可能性は言えるんじゃないかな。
だからDNAが結構いろいろわかって面白いよねそう考えると。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
そうあの前もさ日本にどうやってさ今の日本人はどこからやってきたのかみたいな話もしたことあるけど。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
それもさDNAの情報があればあるだけさ解像度上がるわけだから。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
それすごい面白いよね。
スピーカー 2
面白いですね。
スピーカー 1
結局ね今日してた話は2025年の論文で実は人とチンパンジーのDNAは15%ぐらい違ったよっていう発表だったんだけどその中身をよくよく見てみると今まで読めてた結構重要だよねっていうDNAの部分は結局1%の違いではあったと。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
で全体を比較してみるとトータル15%ぐらい違ったよっていう結論。
あとは計算の方法が変わったとかね。
っていうのがあるからじゃあ1%は絶対間違いかって言われるとむずい。
前提条件をちゃんと言ってれば1%でも正しいよって言えるみたいな状況だよ。
スピーカー 2
まあ比較できる部分はみたいなそういう前提条件をつけたら差が1%っていうのは正しいみたいな感じかな。
スピーカー 1
いやいやいや今は比較できる部分って言ったら15%になる。
スピーカー 2
あそっか。まあなんか似てる部分。似てるっていう意味で比較できる部分。
でその全く違うDNAとかも含めちゃうと15%になるみたいなそういうイメージでいい?
スピーカー 1
今まで読めてなくてあとはものすごく多様性が高いDNAの領域の部分も含めたら15%。
そこを除くと1%みたいなのが本当は正しい。
スピーカー 2
投げやりになるしかなくて私はもう何もできないんでここで知識を得ることができてよかったっていう感じですかね。
スピーカー 1
今日のエピソードで言いたかったのはこの15%ですっていう知識とかそういうことが言いたいってよりかはこの数字が変わるっていうのが結構言いたいことで。
科学の前提としてやっぱり事実が変わってくるんですよねどんどんっていう認識はこれは全員持ってた方がいい気はしてて。
スピーカー 2
確かに確かにだって研究がまだ進んでってる段階だもんね。
そう。
だから昔習った何かがその時点では正しいかもしれないけどその時点の最新情報から照らし合わせたらそれが正しいかもしれないけどその数十年後にはやっぱ違いましたとかねなるかもしれないし。
スピーカー 1
だからこれはすっごい難しくて何かある主張してる人が参照してる論文が古いやつでもう否定されてるとかいう場合もあったりするわけじゃん。
スピーカー 2
あーそれ難しいねなんかちゃんとしたさ論文を参照してるからこれちゃんとした情報じゃねとか思っちゃうかもしれないけどその情報が古かったらちゃんとしてないってことになる。
スピーカー 1
そうでもお互いさいやちゃんとした証拠を持ってると言って話すわけじゃん。
でもなんか噛み合わないみたいなって実はたどったらそういう参照してる論文がいつの時代に出てるやつかとかそういうとこにあるかもねとか。
スピーカー 2
そういうことって結構あるの?
あったりするよもちろん。
スピーカー 1
だしさだって今の今日のやつもさ人とチンパンジーのDNAの違いって1%でしょっていうのが広まり続けるのもなんていうか。
スピーカー 2
昔の論文の情報のまま来てるからだよね。新しい情報をみんな知らないってことだもんね。
スピーカー 1
しかもなんかの本に書いてたらそれ参照したらさそれが事実ってことにもなるわけじゃん。
スピーカー 2
確かに確かに。
スピーカー 1
だからなかなかねこれがじゃあ15%だみたいな理解が広まるかって言ったらあんま広まらないと思うんだよね。
スピーカー 2
そうだね。どっかが代々的に報道とかしてくれたらいいんだけどね。
スピーカー 1
いやまあまあこれに関してはさまあ面白いなみたいな事実だからめちゃくちゃインパクトでかいかって言ったらそうでもないけど
しかも切り取るDNAの切り取る部分によっては別に1%っていうのも嘘じゃないっていう結論になるわけで
じゃあ絶対間違いかって言ったらそうでもないかみたいな。めっちゃ難しいよここが。
スピーカー 2
難しいね。
スピーカー 1
だけど言えるのはそういう最新の情報を得ておこうねとか
まあ別にね常にDNAの研究チェックしなくてもいいと思うんだけど普通の人はね。
俺も気づいてなかったからねこの論文。
いいんだけどなんかそういう意識を持っておくのは大事なんじゃないかなっていう。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
この人は何を参考にして何か主張しているんだろうとか
今まで信じてたことがやっぱ違いましたっていうのは科学では全然起きるし普通のことなんで
まあそういうことは知っておいた方がいいかなっていう感じかな。
スピーカー 2
じゃあ私は研究者じゃないですけど研究者じゃない一般人が心がけるべきことって何なんですか?
スピーカー 1
心がけるべきこと?
スピーカー 2
あれからなんか昔の主張と違うじゃんみたいなのを必要に責めてはいけないみたいな。
スピーカー 1
それは本当にあると思う。だってそれは今の技術だったら違う結果が出るかもしれない。
これ変わらないって思ってる人多いと思うんだよねでも。
一回結論付けられて科学的根拠がありますってなったらそれで終わりかって言ったら全然そうじゃないよっていう。
スピーカー 2
そうだね。むしろなんか科学的根拠がありますっていうのがもう魔法みたいになっちゃって
それがあるから絶対正しいんだみたいな思っちゃったりすることもあると思うけど
そもそも科学だから情報がアップデートされていきますよねってことですね。
スピーカー 1
研究者が結構さ色んなことをもちゃもちゃ説明するのは俺ここにあると思ってて。
断言できることがさ全然ないってことになるのか。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
今は正しいけど今後は分かりませんよみたいなのよく言うじゃん。
俺もよく言うんだけどその原因は科学が変わるよねっていう前提があるから。
事実が変わっていくよねって前提があるから
スピーカー 1
断定するシンプルな言い方じゃなくて
色んなことをガチャガチャわけわかんないことを言うってのは
ある意味仕方ないのかなっていう。
スピーカー 2
そっちの方が誠実だよね。
スピーカー 1
とは思うな。
スピーカー 2
断定しちゃうよりもね。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
だからそういう人たちを見てなんだよこいつもちゃもちゃ言いやがってみたいな感じで思うんじゃなくて
スピーカー 1
こういうもんなんだなって思えばいいってことですか?
それは思わないで欲しいね。
スピーカー 1
そのもちゃもちゃ言ってるのは
でもなんかちゃんといろいろ考えてんだなっていうので
スピーカー 2
優しく見守ってあげて欲しいっていうのもあるし
そう。
断定してるやつは逆に本当にそうなんかなっていうのもあるかな。
スピーカー 1
そういうのはリテラシー的なところな気がするんだよね。
スピーカー 2
そうだね。
効果とか歌いすぎちゃって絶対効くみたいなのは本当かって思った方がいいですね。
スピーカー 1
あとちょっと医療系のことに関してだけど
医療系のことに関しては
時代によって変わるからなとか言ってたら本当に何もできなくなるわけじゃん。
だから今この時点で専門家たちが
これは正しいと言っていいよねっていう議論があって決められるのが
そのガイドラインとかになってるんですよね。
医療系のガイドラインってだから
1年とか2年とかに1回更新されるとかあったりするんですけど
そういうのは時代によって変わるから
常に最新の情報のやつを取り入れなきゃっていうのが現れてるから
そういうガイドラインとかはちゃんと参照にしていいと思う。
なかなか一般人が医療系のガイドライン読みに行くこともないかもしれないですけど。
スピーカー 2
もちろんそうなんだけど。
スピーカー 1
でも多分お医者さんと話してて