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スピーカー 2
エネルギー不足問題の解決のために?
スピーカー 1
人間のこれまでの歴史を見て、なんで太陽みたいな核融合っていうところに行き着くのかって何か思いつきます?
スピーカー 2
やっぱり効率が悪いんじゃない?
スピーカー 1
効率。
スピーカー 2
例えば風力発電とかだったら、風があるときにしか発電できないし、
火力発電でも無駄になっちゃうエネルギーがある。燃やしたエネルギーのすべてが電力になるわけじゃないみたいな。
スピーカー 1
環境問題が出てきてるとかね。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
そういうのもあるじゃん。
スピーカー 2
環境問題か。
スピーカー 1
人間ってこれまでいろんなものをエネルギーに変えて使ってきてるわけですよ。
例えば一番最初ってさ、木を燃やしてその熱を使うとか、あとはその後は石炭ですね。
で蒸気機関ができたりとか、その後石油っていう液体の燃料みたいなものが出てきて、
これはもう貯蔵とかは簡単だし、より少ない量で高いエネルギーを得られる。
確かに確かに。
エネルギーの密度をどんどん上げていってるとも言えるよ。
同じ量のものからどれだけすごい熱みたいなエネルギーを取り出せるか。
石油の次は?
石油の次?
スピーカー 2
ガソリン?一緒?
スピーカー 1
一緒だな。それは一緒だな。
スピーカー 2
原子力発電。
スピーカー 1
そうそう原子力発電。
これは核分裂なんですよね。
これは何がいいかっていうと、少ない原料から爆発的にエネルギーを得られる。
具体的に言うと、1kgあたりどれぐらいエネルギー出せるかっていうので、
大体石炭とかの300万倍ぐらい、核分裂っていうものから得られる熱エネルギーっていうのは多いんだよね。
だけどデメリットもある。分かる?デメリット。
スピーカー 2
デメリットは安全性とか?
スピーカー 1
あとは廃棄物ですね。放射性の廃棄物が出ちゃう。
じゃあめっちゃ密度が高くて、しかも廃棄物とかも出ないような理想のやつないかなっていうのが、
今核融合なんじゃないかっていうので、そこに向かっていってるって感じだよね。
とりあえず冒頭、このエネルギー問題の行き着く先に太陽で起きてる核融合ってやつがあるんだなぐらいで、
一旦理解してもらえばOKなんだけど、
この後どういうものかっていうのも出てくるけど、
じゃあそもそも太陽で何起きてるのとか、そもそも太陽がどういうものか、
まず理解されないといけないんだけど、
そもそも太陽って昔はめちゃくちゃ石炭とか燃えまくってんじゃないとか、
そういうふうにずっと思われてたわけよ。
昔っていつぐらい?結構最近?
もうね、1800年代の半ば頃までは、太陽って一体何なんだっていうのはもうわかんないわけ。
そこ面白い論争があって、これね、生物学者vs物理学者みたいなことが起きるのよ。
太陽の正体をめぐって。
ここに出てくるのが、チャールズ・ダーウィンなんですけど。
ダーウィン、生物学者の。
そう、種の起源を書いた人っすね。
ダーウィンってさ、生物の進化とか、あとは結構地質学とかもやってて、
この土地は海に削られて、どれくらいの年数かかってこの土地できたのかなとか、そういう研究もしてたよね。
そうなんだ。
で、とある土地が形成されるのに3億年はかかったんだけど、
それが最初に生まれたのが、地質学の研究で、
だから、太陽ができたのは、それよりも全然昔、何億年も前から太陽ができたんじゃないかっていうのが、ダーウィンが言ってた予想。
はいはいはい。
今の感覚したら、まあそうだよねって感じはするじゃん。
実際、何億年前にできたんだっけ?
46億年前に誕生したと今は言われてますね。
うん。
スピーカー 2
だから、太陽ができたのは、それよりも全然昔、何億年も前から太陽ができたんじゃないかっていうのが、ダーウィンが言ってた予想。
46億年前に誕生したと今は言われてますね。
スピーカー 1
まあじゃあ、ダーウィンの言ってることは正しいね。3億年以上前だからね。
そうそうそう。すっごい昔からって言ってる。
で、それに物理学者が違うんじゃないっていう論文を出すんだよね。
これ、ケルビンっていう人なんですけど。
スピーカー 2
ケルビン?
スピーカー 1
これ単位とかにもなってるから有名だけどね。温度のケルビン。
スピーカー 2
なんかやった気がするね。科学か物理かなんかでね。
スピーカー 1
で、この人は太陽とか、地球もなんだけど、そんなに古くからあるわけがないっていう主張なんよ。
で、これなんでかっていうと、さっきも言ったけど、太陽って石炭みたいな化学燃料の塊だとすると、
大体太陽ってこれぐらいのサイズだなとかは観測して予想して計算してみると、長くても数千万年ぐらいで燃え尽きるだろうと。
だから、そもそも何億年前から地球とか太陽があるって考えられないんじゃないっていう。
スピーカー 2
それはでも、太陽が石炭とか石油が燃えてるっていう仮説があって、それのもとに計算してるってこともね。
スピーカー 1
そうそうそう。で、当時はそういうものが燃えて、あれだけ光とか熱出してるっていうのじゃないと考えられない。
それ以外の可能性っていうのは全然ないって思われてた。
スピーカー 2
そうだよね。だって核分裂とか核融合とかって1900年代の技術だもんね。そもそも原子核とかがあんまり1800年代は分かってないんだっけ。
スピーカー 1
分かってないとこも多いし、というかまあ普通に考えたらさ、小学生とかも空見上げてさ、太陽見たら何か燃えてるのかなとか思うじゃん。
スピーカー 2
私はなんか普通に星だと思ってた。だから燃えてるっていうか、そういうめちゃくちゃ明るい星の一つみたいな。
スピーカー 1
でもそれはなんで明るいのかとか思わんかったわ。
スピーカー 2
だって他の星も明るいじゃん。
スピーカー 1
それは太陽が跳ね返したとかあるけど。
スピーカー 2
それはわかるけど。だからそこまで深く考えてなかったけど。
なるほどね。
でも確かに物理学者が考えたら石油とか石炭みたいなものが燃えてるって考えるかもね。
スピーカー 1
そうそうそう。なんかあれ見てさ、あ、なんか分裂だな、核融合起きてんなとは誰も思わないわけじゃん。
だからある意味この物理学者が言ってるのは当然じゃ当然で、一応石炭だとしても数千年も経つとすぐ燃え尽きちゃうけど、
それより長いから多分なんか大量がすごい高い重力で縮んで、その時のエネルギーが熱とか光になってんじゃないっていう説とか。
それっぽい説明をするよね。
ダーウィンが言ってる生物とか地質学から言ってる派と物理学者が計算で出してきた派。
世の中はどっち信じるっていう感じになったらさ、どっち信じたくなる?
スピーカー 2
物理学者かな。
スピーカー 1
やっぱそうだよね。
スピーカー 2
なんか生物の人が宇宙とか太陽のことわからんやろって思っちゃうよね。
スピーカー 1
あーまあそこまでは言ってないけど、でもある意味そういうことよ。説得力の問題だよね。
スピーカー 2
そう、だから専門性は宇宙の人じゃんって思っちゃうかも。
スピーカー 1
しかもさ、物理学者は計算して出してきてるから、なんかそっちの方が正しそうじゃないってなる。
で、実際当時そっちにかなりみんな意見が偏ったらしくって、
地球とか太陽は数千万年前ぐらいからあるっていうのを言ってたんだけど、
これが1900年代ぐらいに一気に覆るんだよね。
それがアインシュタインなんだけど、出てくるのは。
アインシュタインがさ、発表したこと覚えてる?
スピーカー 2
相対性理論以外だよね。
スピーカー 1
特殊相対性理論ではあるんだけど、EイコールMCの二乗ってやつですね。
スピーカー 2
それでいいんだ。
スピーカー 1
あれは何を言ってるやつか覚えてる?
スピーカー 2
Eってエネルギーだっけ?
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
Mが質量で、Cが光の速さ。
スピーカー 1
そうそう、Cは定数なんだけど。
スピーカー 2
定数だからエネルギーは質量に比例する?
スピーカー 1
変換できるっていう感じ。
これ、こないだのKEKのやつも出てきたけど、
一言で言うと質量はエネルギーに変換できるってこと。
だからこれが本当に正しいんだとしたら、
今まで太陽って石炭とか燃料が燃えてエネルギー出るとか、
重力でエネルギー出てるとか言ってたけど、
太陽の中で質量がエネルギーに変換されてっていうのがもし起きてたら、
全部説明できるんじゃない?っていうのが出てくる。
スピーカー 2
でもそれは理論的な仮説だったのかな?
核融合とか核分裂とかっていう概念は当時あったの?
でもアインシュタインの時期もあるか?
スピーカー 1
理論としてはある。
その後に実際に太陽ってほとんど水素とヘリウムでできてるっていうのが観測で分かって、
スピーカー 1
これ本当ね100年前ぐらいなんですよ。
1920年に初めて太陽っていうのは水素が合体してヘリウムになる。
でその時にエネルギーが出てくる。それが太陽の光とか熱ですよっていうのが言われてる。
1920年だよ。
スピーカー 2
結構最近だね。
スピーカー 1
だいぶ最近だと思うんだよなこれ。
でしかもこれ出た時も結構反対もあったらしい。意見として。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
核融合自体本当なの?っていう会議派がいて、原子核って原子の真ん中にある硬い中心みたいなやつだけど、プラスの電気持ってるわけですよ。
そもそもプラスの電気とプラスの電気を合体させるなんてできないんじゃね?っていう。
スピーカー 2
反発しそうだよね。
スピーカー 1
そう。磁石でN極とN極同士を無理やりくっつけようとしてもくっつかないとかあるじゃん。
ああいう感じでそれを打ち破って融合するっていうの本当に起きてんの?みたいな会議派とかも結構いたんだけど。
それを起こすためには何億度とか温度が必要だっていう。
スピーカー 2
そうだよね。核融合で出てくるエネルギーよりも核融合を起こすためのエネルギーの方が必要そうなイメージ。でも実際は逆だよね多分。
スピーカー 1
太陽ではめちゃくちゃ重力高くて、その重力高いプラス高温っていうので核融合が起きるっていうのがその条件が成立しているみたいな感じだよね。
もちろん太陽って自発的にエネルギー出してるから別にその必要なエネルギーの方が高いってことはないよね。
スピーカー 2
そうだよね。水爆が原爆よりもエネルギー高いってこの間サイエントークで学んだからめちゃくちゃエネルギー出るんだろうなっていうイメージなんだけど核融合は。
だからやっぱり核融合したらめっちゃエネルギーが出るっていうイメージはある。
スピーカー 1
そう。しかもこれEイコールMC二乗って結構それ示してて。エネルギーイコール質量かける光の速さの二乗。
スピーカー 2
確かに光の速さめっちゃ速いのにそれを二乗したものをかけるってことだね。
質量にかけてるだけのエネルギーが出るって言ってる。むちゃくちゃでかそうじゃん。
スピーカー 1
そうだね。ちょっとの質量でね超大量のエネルギー出てくる。
スピーカー 2
そうそうそう。で実際それは今のところ正しいっていうのが実験的にわかってるっていう感じなんだよね。
ちなみに核分裂よりも核融合の方が得られるエネルギー出てくるエネルギーが大きいっていうのはなんていうか直感的ななんとなく私のイメージだけど
スピーカー 2
分裂させる方がエネルギーいっぱい出てきそう。で2つのものをくっつけるっていうのはなんかそれくっつけるのにめちゃくちゃエネルギー使いそうなイメージだから
なんか差分でそんなにエネルギー出てこなさそうなイメージがなんとなく勝手にあるんだけど。
スピーカー 1
確かになんかイメージ的にはそうかもしれないね。パカって分かれた時の方がエネルギー出てきそうみたいなざっくりそういうイメージ。
それは確かにそうなんだけど逆で結論から言うと核融合で起きてる原子核が融合してその一部の質量がエネルギーになりますっていうそのエネルギー分がめちゃくちゃでかくて
核分裂の時に核原子核が分かれた時も同じように質量の一部が消えてるんだけど消えてエネルギーになってるんだけどそっちの分はちっちゃいだからさっき言ってくれたのと逆なんだよね。
スピーカー 2
じゃあ水素からヘルムになる時の質量の差分の方がでかいってこと?
スピーカー 1
そうそう4倍ぐらい。それなんでかっていうと宇宙で一番安定してる元素って何か分かる?
スピーカー 2
アルゴン?
スピーカー 1
いや本当にありふれてるものある元素に近づいていくんだよな宇宙の原子核って。それは鉄なんだよね。
鉄が一番安定で核融合っていうのは水素と水素がくっついてでっかくなって鉄に近づこうとしてる。
逆に核分裂っていうのは鉄より大きい原子核が分裂して鉄に近づこうとしてるっていう感じだよね。
要は鉄に向かう坂道みたいなもんよそのエネルギーの収支としては。だから水素から鉄までってものすごい距離があると。
だから水素からヘルムになる時の方が出てくるエネルギーがめっちゃ大きくなる。
逆にウランから鉄の方がちょっとなだらか水素よりは出てくるエネルギーは核融合ほどじゃないっていう。
それでもそんな無茶な核融合みたいな合体するみたいなことが起きるにしては太陽の温度低いんじゃないとか反発されたんだけどその提唱した人はね。
アーサー・エディントンっていう天文物理学者なんだけどイギリスの。
スピーカー 2
イギリスっぽい名前だねなんか。
スピーカー 1
でこの人はちょっと逆切れみたいな感じなんだけど。
だったらどこが別のもっと暑い場所を探していけなさいって言ったと。
これ皮肉なんだよねイギリスらしい。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
わかる?もっとホッタープレイスを探せと反対してくるやつは。
ホッタープレイスっていうのは地獄です。
要はGo to hellって言ってるのと一緒なのよ。
スピーカー 2
その人は太陽で核融合起きてるっていうことを信じてた人?
スピーカー 1
低唱した人ね。
がそんな太陽の温度とその理論合わないんじゃないかって言われたときに
だったらお前らはもっと暑い場所を探していきなさいって言って。
そういうイギリス流のめっちゃ皮肉を言ってっていうエピソードが一応残ってる。
スピーカー 2
なるほどね。イギリス人のジョークは未だによくわかんない。
スピーカー 1
いやわかりにくいよね。
スピーカー 2
わかりにくい。
スピーカー 1
もっと暑い場所が地獄なのかっていう。
いやまあ確かに地獄そういうイメージあるけどっていう。
今君にもあんま伝わってないよこれ。
スピーカー 2
いやでも伝わったよ。
スピーカー 1
伝わった?
結局その説明確かにそのままだと説明できない。
もっと高いエネルギーないと核融合なんて起きないよって言われてたのはあったんだけど
従来の物理学で考えてたような
磁石のN極とN極くっつけとしてもくっつかないとか
例えばさっき言ったけど
昔の考え方だったらそうなんだけど
実はめっちゃちっちゃい世界、漁師とかの世界だと
確率的にピッてくっつくことがあるよっていう。
スピーカー 2
特にその高いエネルギーを要さなくても
確率的に核融合が起きちゃう。
核融合っていうか
プラスとプラスがくっついちゃうことがあるよっていうのが
漁師だったら説明できるっていう理論が出てきた?
スピーカー 1
そう。昔の物理学だと太陽の温度は確かに足りないって見えるけど
漁師のちっちゃい世界だったら太陽ぐらいの温度でも
漁師同士が融合することっていうのは
理論的に起きるよっていう。
それが証明されて
やっぱりじゃあ太陽の中で起きてることは
原子核が融合して質量がエネルギーになって
そのエネルギーが地球に来てるんだってなる。
これが1928年とか。
スピーカー 2
じゃあそこでもう世界の物理学者たちは
太陽で起きてるのは核融合だっていうのはもうみんな納得した?
スピーカー 1
そう。これで納得されてますね。
一気にかはちょっと分かんないけど、色々議論はあったと思うけどね。
正直さ、太陽で起きてるやつがEイコールMC以上みたいな
ちょっとの質量でめっちゃエネルギー出てますよっていうのが分かっちゃったらさ
やっぱ人間欲しいってなっちゃうよ。
だってすごいじゃん。太陽って。
スピーカー 2
すごいね。
スピーカー 1
あんな遠くにあるのにさ。
スピーカー 2
そうだね。遠くにあるのに私たちに影響を与えまくるだけどね。
スピーカー 1
夏めっちゃ暑いし。
スピーカー 2
冬は寒いしね。
スピーカー 1
今寒いのは別にいいんじゃないの?
スピーカー 2
だから太陽からちょっと離れただけで
こんだけ寒くなるんだっていう。こんな遠いのにね。
スピーカー 1
なるほどね。
あ、そっかそっか。ごめん。俺今個人の視点で見てたわ。
冬は太陽ありがてえなって思ってるからさ。
確かにね。
スピーカー 2
すごくヨーロッパみたいな、ヨーロッパの人みたいなこと言うね。
スピーカー 1
どういうこと?
スピーカー 2
いや、なんかめっちゃイギリス人さ、冬は全然太陽が出てないからずっと文句言ってるじゃん。
俺、英国人みたいな感じ。
太陽が欲しいわみたいなさ。
欲しいよ、太陽。
太陽必要だわみたいな、めっちゃみんな文句言ってるからさ。
スピーカー 1
うん、そうだよ。で、夏は、夏の方が文句言うでしょ。暑いから。
スピーカー 2
いや、夏はイギリス人は、やったーみたいな感じで、怒ってる。
スピーカー 1
あったかいからね。
そうそうそう。
それも全部この消えた質量に感謝してるんだもんね。
確かにね。
で、これをだから使おうぜっていうのになって、エネルギーに使うっていうのにならないんだよね、やっぱ人間。
何に使うかって言ったら、やっぱ爆弾作っちゃう。
爆弾のエネルギーとして、核融合ってやつめちゃくちゃいいんじゃねっていうのになっちゃうと、これアメリカで。
そうだね。
アメリカとかイギリスとかソ連とか、みんなやってたんだけど、1950年代ぐらいはね。
これはね、前エドワード・テラーさんの回とかでもちらっと言ったんだけど、マンハッタン計画とかね。
で、第二次世界大戦ぐらいの時代に、核分裂の今の原子爆弾と並行して核融合を使った爆弾。
それが水素爆弾ですね。
水素の原子核と水素の原子核を融合してヘリウムになる、そのエネルギーを使うって言ったけど、だから水素爆弾っていうやつ。
ここが非常に恐ろしいのではあるんですけど、やっぱりね、すごい難しいんだよね、核融合って。
スピーカー 2
そうだよね、そもそも核融合を起こすためにすごくエネルギー必要そうだもんね。
スピーカー 1
どれくらい難しいかっていうと、地球で原子核を融合させるために必要な温度が1億度って呼ばれてるの。
1億度ってもう意味わかんないの。1億度のものを入れる入れ物がまずない。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
全てが燃えてなくなっちゃうよ、1億度なんて。
スピーカー 2
1億度なんて存在するの?って感じがするけどね。
スピーカー 1
聞いたことないよ。っていうのもあるし、あと難しいのは密度。
すごい広いスカスカの場所で温度めっちゃかけても、なかなか原子核と原子核がぶつかるってことが起きない。
だからある程度ギュッて閉じ込めた場所で温度をめっちゃかけるみたいな、圧力鍋みたいな。
そういうのが必要になるわけよ。
スピーカー 2
なるほどね、圧力鍋の最終形みたいな。
スピーカー 1
しかも絶対漏れちゃいけないわけよ。
スピーカー 2
確かに。漏れたらすごく危険だもんね。
スピーカー 1
だから、ぎっちりちゃんと閉じ込めて温度を超かけられる何かないかなっていうのが、これ核融合でずっと探されてることで。
なかなかね、この閉じ込めるっていうのが難しいらしいよ。
スピーカー 2
探されてるって言ってたけどさ、実際に水爆の実験とかは成功してるわけじゃん。
だからその1940年か50年か知らないけど、その時には成功はしてるけど、それよりももっといい方法をみんな探してるっていう感じ?
スピーカー 1
そう。これ何が違うかっていうとさ、爆発はさ、別に閉じ込めなくていいよ。
だって起こして、そっからバーって一気にエネルギーが出てくるわけだけど、そのまんま周りに発散していくのが爆弾なわけじゃん。
爆弾としてはそれで別にオッケーなんだけど、それって何にもエネルギーとして使えてないわけよ。
スピーカー 2
そうね。
スピーカー 1
どっか行っちゃってるから全部。
スピーカー 2
そっか。じゃあ今は爆弾としてじゃなくて、普通にエネルギーとして使いたいから、保持しなきゃいけないか。
スピーカー 1
そう。それがね、すごい難しくて。
さっきもさ、1億度とか高温にしたらどんな金属も溶かしちゃうから、鍋の中でやりますができないわけよ。
スピーカー 1
戦争も終わって、ずっと上手く核融合する場所を上手く閉じ込める方法がわからんってずっと言って、どの国もできない。
それまでってみんなさ、戦争も絡んでるから、国が秘密裏にやってたんよ、それぞれ。
だってもう、それ開発した方が勝ちみたいになってるから。
スピーカー 2
そうだよね。その技術をさ、他の国に漏らしちゃったら、戦争で有利になれないもんね。
スピーカー 1
そうそうそう。で、当時はもうそれ難しすぎるから、まずは核分裂の原子力発電とかめっちゃ進んでったんだけど、
その陰でずっと核融合の研究ってのもやられてて、で、もうどうにもなんないから、とうとう国際学会開こうってなるらしい。
スピーカー 2
戦後だよね。爆発とか作らなくていい時期だよね。
スピーカー 1
そう。1958年、これ原子力平和利用国際会議ってやつがあるんですけど、そのままだよね。原子力を平和に利用しようよっていう。
で、そこで、もう今まで核融合の研究、アメリカとかイギリスとかソ連とか、それぞれやってたんだけど、もうみんなで知恵を合わせてやりませんっていう。
はい。
で、もういざいい研究出るかなみたいな感じで、もう数千人、人が集まって、で、そこで明らかになったのは、もう壮絶な失敗の共有。
みんな失敗して、俺はこうやったけどダメだったみたいな。
スピーカー 2
えー。
スピーカー 1
で、それぞれの国がセキララに言って、で、みんなこれもう結構無理かもねみたいな。
スピーカー 2
誰も成功してなかったんだ。
スピーカー 1
うん。これは当面無理だねっていう現実がそこで分かったらしい。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
これが1958年ですね。
はい。
まあでもこれすごい大事だなと思って俺。だって一人でさ、うまくいかないこと抱えてたらまあ無理じゃん。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
だけど、この失敗談を共有して、じゃあもっとこうしたらいいのかなっていうのをそれぞれ考えるみたいなステップ、俺これめっちゃ大事だなと思って。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
失敗談の共有。
スピーカー 2
世界が仲良かったらもっとこういうこと事前にできてたのかもしれないけどね。
スピーカー 1
そうね。
スピーカー 2
残念だね。
スピーカー 1
まあでもこれができるようになったから、平和にはなってんじゃないかなっていう。
スピーカー 2
そうね。
スピーカー 1
まあ冷戦の時代ではあるんだけど。
うんうん。
で、もういつまで経ってもあと30年かかる技術っていうのがね、言われてるね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
永遠に完成しないってことっすね要は。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
で、そこでその10年後、ソ連が俺たち成功したぜっていうのを発表する。
スピーカー 2
おー。
スピーカー 1
完全じゃないけど、自分たちのやつを使うと長いこと中の核融合を起こすプラズマっていう状態なんだけど。
うん。
それを閉じ込められると。プラズマって言葉出すのややこしいか。
そのさっき言ってた核融合を起こす場所を閉じ込めるっていうのが10倍くらい長くできる新しいシステム開発したよっていうのソ連が。
スピーカー 2
ほうほう。
スピーカー 1
で、これにイギリスとかアメリカの人はいや嘘だねっていう。
うん。
温度計壊れてるんじゃないっていうので誰も信じなかった最初。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
なぜならソ連と西側の諸国は仲悪いから。
スピーカー 2
うん。温度計壊れてるっていうのは。
じゃあ実際はこの1億度で何秒とか持つことができたよっていう発表だったけど、1億度じゃないんじゃないっていうそういうこと?
スピーカー 1
あーんとね、この時は1億度じゃなくて1000万度を超えたよっていう。
あー。
だからかなり結構上げられてきてるよっていう発表だったらしいんだけど。
スピーカー 2
あー。でも1000万度嘘じゃねって。
スピーカー 1
そう。そもそもそんなん嘘じゃないっていう。
で、これねその中に電流を流してねじるみたいなことをやってるんだけど。
うん。
めっちゃざっくり言うとね。要はその磁石で閉じ込めてる場所の中に電気を流してドーナツ状にこう電流を流すと。
うん。
そうすると今までみたいに外にエネルギー漏れちゃうみたいなことが起きなくなるっていう。
うーん。
とかまく型っていうらしいんだけどそういうシステムのことを。
スピーカー 2
とかまく型。
うん。
カタカナ。
スピーカー 1
カタカナっていうかソ連だからロシア語なのかな。
スピーカー 2
ロシア語。
スピーカー 1
なんかの略だったかもしんない。で、いやーそれ本当じゃないんじゃないって言ってたんだけど、
当時じゃあそんな言うんだったらイギリスの人ちょっとモスクワに来て君たちの温度計で測ってみなよっていう。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ということで、これね当時冷戦真っ只中なんだけど、西側の科学者チームが極秘のソ連の研究所に招かれて。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
で実際測ったと。
うん。
これも結構異例の時代らしいんだよね。
うーん。
で、このイギリスチームが最新のレーザーで温度とか測った結果、ソ連言ってるのは正しいわっていう。
スピーカー 2
おー。いいね。科学が国と国を繋いでるって感じがするね。
スピーカー 1
そうそうそう。
本当に1000万度超えてるね、すごいねみたいな。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
ってなって、そっからまたね世界中はやっぱり核融合できるんじゃね?ってなる。
うん。
でも一斉にトカマク型をみんな作り始める。
とか、他のねもっとレーザー使って閉じ込めるとか、やっぱり核融合をもっと投資したらこれいけんじゃない?っていうので、
アメリカとかイギリスとかもわーってやり始める。
うんうん。
面白いねなんか。
スピーカー 2
そうだね。人間面白いね。
スピーカー 1
で、これまた競争なんですよこれは。
ほう。
で、今度アメリカ。アメリカがレーザーで四方八方から閉じ込めるみたいな方法を使うと、さらに核融合を起こせるよみたいなのを発表するんだよね。
で、これもねちょっと細かいこと言わんけど、結構ものすごい施設でサッカーサジャム3個分が入るむちゃくちゃでかいビル作って。
スピーカー 2
ビール?
スピーカー 1
建物、研究施設。
スピーカー 2
上に長いってこと?それとも横に?
スピーカー 1
横にも縦にも長いっすねこれ。
で、世界最強のレーザーが192本あって、それでたった2ミリメートルのダイヤモンドのカプセルに照射して、そこで核融合を起こすっていう。
ダイヤモンドの中で起きるの?
スピーカー 2
ダイヤモンドのカプセルの中に。
スピーカー 1
水素とか入れるの?
スピーカー 2
そう、水素とか入れて。
スピーカー 1
入れてヘリウム作って。
スピーカー 2
その巨大施設は小さな小小の粒ぐらいのサイズらしいんだけど、そこにビームを照射するためだけの施設作って、そこで核融合を起こせるかっていう実験をやるわけ。
スピーカー 1
すごいね。さすがアメリカって感じだね。
スピーカー 2
そもそもさ、そのバカでかい装置作って、その中で核融合して、核融合で出たエネルギーがレーザーで入れたエネルギーを超えなきゃいけないじゃん。
スピーカー 1
分かる?
分かる分かる。
スピーカー 2
エネルギーの収支がさ、プラスにならないといけないじゃん。
スピーカー 1
そうだよね。
発電するためには。
これが初めて達成されたのが2022年。
12月5日にこの施設でできたぞってなった。
ものすごいちっちゃいんだけどね、スケールとしては。
スピーカー 2
じゃあ、その2022年に収支がプラスになるまでずっと同じ方式だったってことはね。
スピーカー 1
いろんな方式試されてるんだけど、さっき言ったトカマク型とかもそうなんだけど。
スピーカー 2
トカマク型が1968年くらいにできたんだっけ?
スピーカー 1
うん。で、それも未だに改良続けられてたりするし。
スピーカー 2
あ、そうか。それも別に古びれたとかいうわけでもなく。
スピーカー 1
うん。だけど、入れたエネルギーより出るエネルギーの方が上回るっていうのがなかなか達成できてなかったらしいんだよ。
スピーカー 2
なるほど、なるほど。
スピーカー 1
どうしても赤字になっちゃうと。10エネルギー入れても7ぐらいしか返ってこないなみたいな。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
なんだけど、アメリカのやつは一応1.5倍ぐらいで返ってきたぞ。
スピーカー 2
アメリカのやつはいつできたんだっけ?アメリカの巨大ビルで初めてレーザー型が成功したのは。
スピーカー 1
うまくいったの?2022年。
スピーカー 2
それは収支がプラスになった時じゃないの?
スピーカー 1
収支がプラスになったのが2022年。
スピーカー 2
レーザー型で核融合を初めて起こしたのはいつだっけ?
スピーカー 1
そういうこと?これアメリカのNIFっていうナショナルイグニッションファシリティっていう。
日本語で言うと国立点火施設。
2009年に建設が完了して、2011年に本格的に核融合実験が開始されて、
この点火っていうやつは要はさっき言った投入したエネルギーよりも出てくるエネルギーが多くなったら点火したぞってことなんだけど。
約13年かかってそれを達成したと。
すごいよね。24時間耐性で実験されてる。
スピーカー 2
すごい。これまでは結局すごくエネルギーを加えてても、それがどっかに逃げちゃってたから、
出てくるエネルギーは核融合によって出てくるエネルギーが結構多いのかもしれないけど、
収支で見たらマイナスだったけど、その技術がどんどん上がって、
少しの点火のエネルギーでも核融合のエネルギーがいっぱい出てくるようになったということだよね。1.5倍ぐらいね。
スピーカー 1
そう。一応レーザーの電気代を除いたらプラスって感じ。だからまだ全然これからなんだよね。
今から3年前に初めて点火ができたようだから、あとはこれをいかに効率よくやるかっていう勝負になってくる。
これね、このまま続けてもね、頑張ってやってもレーザーでものすごい電気代使ってるから、
意味ないっちゃ意味ないっていう人もいるんだけど。
そんなことでもなくて、飛行機も最初ちっちゃいので飛べたのが分かってでっかいの作れるってなったじゃん。
今ね、そのちっちゃいの飛べたぞぐらいな状況ですね。
スピーカー 2
そうだよね。少しずつ技術発展していくもんね。
スピーカー 1
で、一応これ点火した瞬間はもう、あれだったっけ、研究所は涙を流す人もいて。
スピーカー 2
そうだね。だって13年ぐらいずっとやってたもんね。
スピーカー 1
ずっと予算の無駄だと馬鹿にされ続けてきたけど、もうこの一瞬がやっと訪れたっていう。そんなことが起きてたんですね。
スピーカー 2
そうなんだね。知らなかった。
でもこれがさ、技術として確立されたら、ちょっとの材料ですごい莫大なエネルギーが出てくるようになるわけだから、そのために頑張って投資してるみたいな感じだよね。
スピーカー 1
そう。だからその第一号が出たらどうなるかっていうと、宇宙開発とかにも近いんだけど、国がめっちゃ金かけてとりあえず宇宙船1個できたぞみたいな。で月いけたぞみたいな感じだよね。
今もう一気に民間企業が核融合いけるんじゃね?ってなって、めちゃくちゃ今投資され始めてる。
例えばビル・ゲイツ。ビル・ゲイツは最強の磁石テープみたいなやつを作って、この核融合で閉じ込めるってやつをさらに強力に小型化しようとしてて。
2026年にさっき言ったエネルギーの黒字化を実証するっていうのを目標にしている。
スピーカー 2
だから重要な投資って言ってたの?
スピーカー 1
あとこれだけじゃない。これもあるし、あとはオープンAIの社長サム・アルトマンも核融合にめっちゃ投資してる。
なんならマイクロソフトに電気を売る契約までもうしちゃってる。
スピーカー 2
すげーな。
スピーカー 1
すごいよね。お尻決まってるよね。
スピーカー 2
2026年?
スピーカー 1
これのお尻は2028年から少なくとも50メガワットの電力を供給するという契約をマイクロソフトと交わしている。
世界初の核融合電力購入契約を行っている。締結してますこれ。
スピーカー 2
これうまくいかなかったらどうなんの?
スピーカー 1
いやーどうなんだろうね。一応ペナルティ発生するらしいですよ。これ期限守れなかったら。
スピーカー 1
それも2028年だからあと2年なんだけど、それも2026年にこの実験とかが結構されるらしくって。
これもうまくいくかどうかが今年注目されていると。
スピーカー 2
熱いね。
スピーカー 1
今言ったビル・ゲイツなりサム・アルトマンなり、あとはアマゾンのジェフ・ベゾスとかも投資してるんだけども、1兆円以上核融合ベンチャーに今お金がいってる。
スピーカー 2
熱くね。
熱いわ。核融合だけにね。
スピーカー 1
すごい。核融合だけにね。確かに俺それつまんなくなるから言わないでおいたやつだ。
つまんないかなと思って言わなかったんですけど、いやいや熱いですよ。
熱いよね。
その名の通り熱くて。
で、しかもね、まだね、さっきアメリカはビームでできましたって言ったじゃん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
でもね、まだ正解はどれかわかんない。このトカマク型って最初に言ってたやつ。
うん。
電流流すぞみたいなやつも全然まだやられてて。
うん。
まあなんか何個かね、メジャーななんちらがたなんちらがたって、今細かく言わないし、俺も全部理解できてるわけじゃないけど。
うん。
まあまあそういうやり方が、もう未だにね、最適解はどれだっていうのをやられてる。
スピーカー 2
ふーん。
スピーカー 1
気になるのは、日本どうなんっていう。
スピーカー 2
そうそうそう。日本の企業どうなんだろうって今ね、質問しようと思ってたところ。
スピーカー 1
そう。で、日本も今年がすごい熱くて。
うん。
実はね、今世界最大のトカマク型、さっき言ったやつの超電動プラズマ実験装置が茨城県にあります。
スピーカー 2
おー。
スピーカー 1
JT60SAっていうやつなんですけど。
うん。
これが、まあ割と最近できて、2023年に稼働し始めてて。
ふんふんふん。
で、今なんか調整とかしてるしないけど、今年本格的な加熱実験、プラズマ生成フェーズに入ると計画されているってことなんで。
今年その実験がうまくいくかっていうのは、むちゃくちゃ重要なんですよ。
スピーカー 2
へー。なんか高市さんとかも投資投資みたいにしたのってそれかな?
そう。
だよね。
スピーカー 1
高市さんはね、核融合投資だって言ってる。
うん。
で、それはその実験あるっていうのももちろんそうだし、で実際そのエネルギー取り出せるかっていうのも注目されてるんだよね。
ふーん。
もう一個ね、京都のフュージョニアリングっていうのが今建設してる世界初の核融合発電試験プラント。
うん。
ユニティってやつがあるんだけど、これも稼働を目指してると2026年。
ふんふん。
データがもしかしたら今年出てくるかもっていうことで。
とか、大阪大学もやってるね、レーザー核融合をやってて、それも2026年にデータが出てくるんじゃないか。
おー。
とか、まあ結構ね今ターニングポイントに来てるんですよね、実は。
スピーカー 2
ふんふんふんふん。でももともとトカマク型はソ連が作ったし、アメリカもめちゃくちゃ大きな施設があるし、イギリスの人もね、なんかソ連行ったした。
で、日本もそうやって技術持ってるってなってると。
うん。
結構いろんな国が頑張って技術開発してるみたいな感じかな。
スピーカー 1
そうそうそう。で、まああと日本が強いって言ってんのは、やっぱパーツ作ってるっていうのがすごいでかい。
スピーカー 2
あー。
スピーカー 1
結構重要な部品の多くが日本企業が今シェアが高いと。
スピーカー 2
あ、じゃあアメリカの施設とかでも日本のパーツが使われてたりとかするのかな。
スピーカー 1
そうそうそうそう。だからそこを結構握ってるから、まあもし核融合が本当にうまくいくんだったら、日本企業とかもね、そういうところに活躍できるかもしれないとか。
スピーカー 2
ふんふんふんふん。そっか、じゃあその実際の核融合の技術だけじゃなくて、部品もなんだ。
スピーカー 1
部品もそう。だし、あとさっき言った、もうすでに動き始めてるやつが茨城県にあるって言ったけど、それがある時点で結構強い。
スピーカー 2
あー。じゃあそういう施設があるところってやっぱり世界でも他にあんまりないのかな。
スピーカー 1
うん。アメリカと日本と、あと中国か。中国もあるね。
中国はJT60SAと同じ溶化膜型のものを使っていて、一応その高温維持できるっていうのも確認できてる。
結構いっぱいあるね、国として。あと韓国とフランスとドイツ。
スピーカー 2
結構あるね。
スピーカー 1
があるかな、あと日本とアメリカ以外だと。
でもね、どこもね、結構状況は似ているというか、データ集めてるって感じですね、今。
スピーカー 2
ふんふんふんふん。いや、日本企業に頑張ってほしいね、それなら。
スピーカー 1
そうね。今ちょっと最後の方、どっちかというと科学というか技術の開発っていう感じの話しましたけど、今結構いいとこまで来てる。
一応まとめると、最初太陽は一体何なんだっていうところから話しましたけど、それがちゃんと理解されて、しかも太陽で起きてることがもう地球で再現できるように今なりつつある。
スピーカー 1
一応ね、アメリカとか結構リードしてる感じですけど、そこ。最初にイグニッションできてるからね、点火。
うんうんうん。
なんですけど、今どの国も核融合を人工的に起こして、エネルギーを取り出して、それでそのエネルギーをいろんなもので使おうっていうのがやられていて、2026年はもしかしたらこの転換になる年かもしれない。
スピーカー 2
かもしれないですね。
スピーカー 1
そうかもしれないって考えるとすごいよね。
スピーカー 2
すごいね。2026年にもしできなかったとしても、何か数年以内にできそうな感じがしてきた。話聞いただけだけど。
スピーカー 1
そう、かなり具体的なんですよ。発電できることを見越して結構動いてる人とかがいっぱい出てきてるんで。
一応課題もちょっとあるんだけど、課題はその原材料、トリチウムっていう中性子が2個、細かいこと言わないけど、中性子が多い水素、原子を燃料として今使ってるんだけど、
もし本当に稼働し始めたら、それすぐなくなっちゃうから、それはそれで自分で取り出す事実はまた必要だよねっていう。
スピーカー 2
普通の水素からだったら作れないの?
スピーカー 1
できないね、これは。
スピーカー 2
でも太陽では普通の水素がヘリウムになってエネルギー入れてる?
スピーカー 1
太陽だと普通に水素なんだけど、地球上だと太陽みたいにめっちゃ強力な重力があるわけじゃないじゃん。
スピーカー 2
だから全く太陽と同じように普通の水素で核融合を起こそうとすると、より高い温度が必要なんだけど、もっと反応しやすいものとしてトリチウム。
スピーカー 1
トリチウムなんだけど、あんまり自然界にほぼないんで、トリチウムが必要だよねとか、あとはもっと重水素ってもう一個中性子少ないものだと海の水にいっぱいあるんで、そういうのでできないのかなとか、その辺はまだ検討中って感じ。
スピーカー 2
なるほど。
あとはやっぱりコストですね。本当に安くできるのかっていう。でももしコンパクトになって安くできる方法ができたとしたら、もうマジでエネルギー戦争みたいなことはなくなるんじゃないっていう。
スピーカー 1
いろんなもの解決するんじゃない?できたらこれ。
スピーカー 2
そうだね。電力も供給できるし、食糧不足の解決とかにはなんないかな、さすがに。なるかな。
スピーカー 1
いや、なると思う。だって。
スピーカー 2
熱とかが生まれたり光とかが生まれるから、それがあると植物とか育てられるかもしれないしね。
熱で?
え?とか光とかでさ。
スピーカー 1
あー。
スピーカー 2
無限にあったら温室みたいなの作って。
スピーカー 1
あ、確かに。無限に温室作ればまあ確かに。で電気代も全然かかんないってなったら、世界中どこでも食べ物作れます。できるかもしれない。
うんうんうん。
それすごいな。あと海水を沸かして真水にするっていうのも簡単にできるようにし放題になったら砂漠を緑化できるんじゃないかとか。
おー。
だいぶスケールでかいけどね。
スピーカー 2
そうだね。そしたら環境問題解決するのか?
スピーカー 1
CO2も出ないからさ、これ。
確かに廃棄物も出ない。核分裂で起きる放射性廃棄物も一応出ない。
スピーカー 2
そもそもなんで核融合では放射線出ないの?
スピーカー 1
全く出ないわけじゃないんだけど。
あ、そうなんだ。
えっと核融合はその反応自体は核と核ボーンってぶつけたときに中の中性子とかがぴょんと飛び出してくるわけよ、外に。
うん。
それ自体が放射線なわけ、まず。
スピーカー 2
その中性子が放射線なの?
スピーカー 1
そう。出てくる中性子とか原子核自体とか、そういうものは放射線全部。
これはね、前のサイエントークの原子核の回とかでも多分話してるんだけど、放射線っていうのは中性子とか原子核とかが飛んでってる。それ自体が放射線。
反応自体はだからまず放射線出ますと。
で、その周りの壁、覆ってる壁とかにそういうものがぶつかると、その壁自体も放射能を持つようになる。
スピーカー 2
結局さっきの問いの答えとしては、核融合だろうが、核分裂だろうが、放射線は出てるっていうことなんだね。
スピーカー 1
そう、出てるけど核融合だと壁に当たって放射能を帯びるぐらいなんで、50年ぐらいでそれなくなるらしいんだよね。
だから全然大量に廃棄物出ちゃいますよとかじゃない。
施設自体をちゃんと気をつけましょうっていうのをやればOK。
だから核分裂は燃料を使って出てくるものがどんどん放射性のものだから、なんとかしなきゃいけないって言って地下に埋めたりとかやってるわけだけど、そういうのはやらなくてOK。
スピーカー 2
でも核融合で壁を放射能を持つようにする出てくる中性子とかは放射能を持ってるんだよね。
スピーカー 1
持ってる。それは核分裂も一緒だけどね。
スピーカー 2
だから結局両方とも放射能を持つものは出てってるけど、でもその量がちょっと違うだけってこと?
スピーカー 1
程度が全然違う。核分裂は数万年残るやつが生成物で出ちゃう。
核融合は50年から100年ぐらいその施設の壁とかが放射能を帯びるっていうのが起きるっていう、そういう違いだね。
だけど廃棄物みたいなやつは出ない。ヘリウムなんでできるのは。
スピーカー 2
なんで核分裂の方がいっぱい放射能出るの?
スピーカー 1
それは放射線ってさ、さっきも言ったけど中性子が飛んでってのはそれ自体放射線だけど、でっかい原子核の方が中性子いっぱい入ってんじゃん。
だからそれが割れた時に残るやつも中性子いっぱいあって、簡単に言うと。だからめっちゃ放射線出す。
スピーカー 2
なるほどね。
解決しそうかわかんないけど、解決してほしい問題としては、さっきも言ったけど環境問題をどうにかしてこの核融合の技術を使ってさ、解決できないかな?難しいかな?
スピーカー 1
いやーとりあえず今発電でめっちゃCO2出てますみたいな、そういうやつはもし実現したら解決できるんじゃない?
スピーカー 2
だからこれ以上悪化するのを防げるって感じだよね?それだったら。
スピーカー 1
あーまあそうね。治療できるみたいなことではないけど、地球を。
スピーカー 2
治療できたらいいのにね。
スピーカー 1
いやーでもなんかエネルギーがあったらいくらでもなんとでもなられそうな気もする。
スピーカー 2
例えばCO2を吸収して他のCとOが入っている物質に変えますみたいな技術があったとして、それがめちゃくちゃエネルギー必要みたいになったときに、この核融合を使ってその技術が可能になったら、今地球にあるCO2濃度を地球レベルで減らすぐらいのことできたりしないかな?
治療の方向で。
スピーカー 1
なるほどね。CO2を減らす方向か。確かにね、できるかもしれないけど、じゃあどこまで減らすとかいう話になりそうだな。
スピーカー 2
そうね。
むずくね?
100年前ぐらいのレベルまで減らしたら環境問題解決するわけでもないもんね。
スピーカー 1
でもさ、普通にさ、今出してる分を減らしたら戻ってくんじゃないんかね?どうなんだろう。要は森林とかあるわけで。
スピーカー 2
だから今出してる分をゼロにするプラスさっき言ってた砂漠を森林にする計画をしたらCO2がだいぶ減るかな?
スピーカー 1
そうそうそうそう。っていう可能性ない?
ある。
ひたすらさ、植物植えるのって結構いいんじゃないの?わかんない。
いいかもね。
なんか下手になんかエネルギー使ってやるより絶対いいような気分するけど。
スピーカー 2
でもそのエネルギー生み出すためにまためちゃくちゃエネルギー必要だよね。
でも1.5倍とかに今後なるんだったらいいのか?
スピーカー 1
そう。核融合で1回稼働し始めて、そこからずっとエネルギー取り出せますってなったらいいんじゃない?
スピーカー 2
すごいね。
スピーカー 1
その燃料とかも調達しないといけないけど、そういうの一旦置いといて、エネルギー問題解決したら人間どうなるかなっていうのは結構面白いと思ってて。
スピーカー 2
確かに。他にないかな?なんかもっと夢みたいなやつ。
スピーカー 1
あの無限に宇宙旅行ができるんじゃないかなと思う。
だって今ってロケットの燃料が結構ニックじゃない?どんぐらいの燃料あれば宇宙の中進めるかってあるけど、そこにそれ使えたらめちゃくちゃ遠くまでエンジン全開できるわけでしょ?
スピーカー 2
確かに。それすごいそうだな。なんかもうそれエネルギー革命じゃん。
スピーカー 1
そうそう。なんか文明レベル一個上がるような感じするよね。よくSFであるけどさ、エネルギー問題から解放されて宇宙進出して。
だってエネルギーがあればさ、多分宇宙でもさ、食料作る的なことなんかできんじゃないかな?
スピーカー 2
歴史変わりそう。
スピーカー 1
変わる変わる。
スピーカー 2
今までは地球が舞台だったのが、宇宙が舞台になるね。
スピーカー 1
完全に宇宙になると思うよ。だって他の惑星に行く時間も短縮できるから火星とかも全然行けますとかさ。だってめっちゃ燃料出して加速しまくればいいからね。
なんかできそうじゃね?
スピーカー 2
SFだな。
スピーカー 1
もうフィクションじゃなくなるよな。
あとだから、今ってさ、結局なんやかんや太陽に頼ってる。だけどその太陽に左右されずに、宇宙のどっかでエネルギーゲットしてどっか行くとかできるから、太陽系以外にも進出できるかも。
本当に太陽を作ったら、その太陽を携えてどっか行くみたいな感じじゃん。
スピーカー 2
核融合だけじゃなくて太陽本当に作っちゃう?だからもう人工の星を作るってこと?
スピーカー 1
違う違う。
スピーカー 2
人工の太陽を作るみたいなことだよね。
スピーカー 1
まあそうだな。
スピーカー 2
それは無理じゃん。
スピーカー 1
でもさ、ちっこい太陽あってめちゃくちゃそこからさ、エネルギー出まくりますとかあったらさ、それなんかいろんなとこ持ってってさ、地球みたいな環境をいろんなところに作るとかできんじゃん?
スピーカー 2
できるかもね。だからめちゃくちゃ寒いところで核融合して、でちょっと温めたりとかで適温にしたりとか。
え、てかそうなったら宇宙行く前にさ、寒い国の人たちさ、みんなあったかくしちゃうよねきっと。
そこが心配なポイントというか、エネルギーが追加されるからあったかい方向にはいけるけどさ、寒い方向に調整するの結構難しいなって思って。
スピーカー 1
いやー。
スピーカー 2
今考えたのはもう地球外の寒いところに行って、それをちょっと温めて、で調整するみたいな考えたけど。
スピーカー 1
あーもう惑星規模のエアコンみたいな話?
スピーカー 2
そうそうそう。
でも地球にあるさ、氷河とかを守りたいってなったら、それもこの核融合で解決できるのかな?できないかな?さすがに。
スピーカー 1
いやーその解決しようとしたのが別の地域の問題になりそう。
スピーカー 2
確かに。結局どっか冷やすためにはどっか温まるからみたいな?
スピーカー 1
うん。とかもあるし、寒い国の人たちがエネルギー無限だーって言って、街中全部ロードヒーティングやりますとか言ってさ、めっちゃ温めたらさ、温暖化解決のために植物いっぱい置いたけど、実はロードヒーティングしすぎてあったかくなってますみたいな。
スピーカー 2
うん。だからそれは使わなければいいじゃん。
スピーカー 1
え?そういうのなんか起きそうじゃない?
スピーカー 2
それは起きそうだけどさ、環境を保全するために氷河はなるべく消さない方向で核融合を使えないかな?
冷やすための核融合。なんかエアコンがさ、電力必要みたいな感じでさ、めちゃくちゃ強いエアコンとかをさ、氷河とか寒い地域とかに持って行って、そこだけちょっと冷やすみたいな。
スピーカー 1
まあ局所的にはできるんじゃない?氷河増やすみたいなのできそうじゃない?めちゃくちゃでかい人工雪作るとかできるじゃん。
うんうんうん。
ああいうのでさ、太陽に氷河作って、それに何の意味があるのか。もはや何の意味があるのかわからないから。
スピーカー 2
氷河を守るため?
スピーカー 1
氷河、守るのはまあそうか。大事なのか?
スピーカー 2
だって氷河とかがなかったらさ、氷河で暮らす白熊とかさ、死んじゃうじゃん。
スピーカー 1
いや確かにね、今の地球をキープしようっていう方向に使うってこと?
スピーカー 2
これまでの解決策だったら、氷河を冷やすためには他のところを温めなきゃいけなかったかもしんないけど、
この新しいクリーンな核融合エネルギーができたら、特に他のところに影響なく氷河を冷やしたりしないかな?わからんけど。