1. サイエントーク
  2. 人工言語エスペラントの世界!..

眼科医が作った人工言語「エスペラント」の開発から発展について語りました。

眼科医ザメンホフさん、1900年代の熱狂、日本語由来のエスペラント、Vero細胞との関連など



SciEnTALK【サイエントーク】は科学系男子レンと国際系女子エマが科学や英語、国際系の話題などについて語るラジオ番組です。

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00:03
こんにちは、サイエントークのレンとエマです。
サイエントークは、科学系や国際経営の話題など、今気になっていることについて語るラジオ番組です。
よろしくお願いします。
前回、言語の話をして終わったと思うんですけど、
英語は世界中の話しているスピーカーの人は大体13億人くらいで、
全世界の大体20%くらいっていう話をしたと思うんだけど、
俺はちょっとふと思ったわけよ。
20%って少ないから、もうちょっと多い言語を作ろうとするやつは絶対いるんじゃないかと思って。
で、そういう人工的に誰でもわかるような言葉を作ろうっていう取り組みないかなと思ってみたら、
あったんで、ちょっとその話をしようかなって思います。
で、ちょっとこれを全然不勉強で知らなかったんだけど、
エスペラント語っていう人工言語があるんだよね。
うん、なんかあるよね。
知ってんの?
え、知ってるよ。
え、何で知ってるんだっけ?
え、なんだろう、なんかどっか…
いや、確か大学の英語の授業で取り扱ったかな。
それか、もしかしたら大学受験の国語の読解文の時になんかあったかもしれないけど、
そんな感じで結構ひょんなことから知った。
すげーな、全然知らなくて。
で、ちょっとエスペラント語の紹介を若干しようかな。
で、これは1887年ぐらいにできてる、結構古いのか。
言語としては新しいけど、意外と昔からやられてるなっていうのがあって、
で、ちょっとwikipediaにエスペラントっていうやつがあるからちょっとそれとかで見てみると、
話してる人が100万人から200万人ぐらいいるらしくて、
え、意外と多い。
そう、意外と多くて、え、マジかよって思ったのが、
これを母語話者って書いてるのが200人から2000人いるって書いてるんだよね。
母語話者でっていうことは、
お母さんがエスペラント語しかしゃべらんくって、
赤ちゃんの時からエスペラント語しか聞いてなくて、
それは母語として認識してるってことやんな、すごいね。
そうそう、だから結構これすげえなと思って、
人口言語を母語として話してる人がいるんだと思って、
ちょっと俺、ちょっと認識遅れてたわと思ってすごい反省したんだけど、
これ考えた人が、えっと、当時ロシアの領土だったポーランドのユダヤ人のガンカイらしくて、
03:10
関係ないよ。
ちょっと全く意味わかんないんだけど、
なぜかガンカイのラザロ・ルドビコ・ザ・メンホフっていう人が、
世界のあらゆる人が簡単に学ぶことができて、
すでに世界中で使われている言葉に変わるような補助としての言語を作ろうっていうので、
1887年に発表したと。
そこから日本にも日本エスペラント語協会みたいなのがちょっと出てきて、
衝撃を受けたんだけど、
見たことある。
いるんだやっぱりと思って。
で、そういうのが多分、
日本人でもエスペラント語喋ったり、読んだり書いたりできる人がいる?
いるんじゃない?だからこういうウェブページが存在してるから、
で、多分それがいろんな国に点在したりしてて、
エスペラント語を喋る人が100万人ぐらいはいるだろうっていうふうに言われてる。
でもそのガンカイの人を動かす力すごくない?
だって全く言語と関係ない職業をしてて、
急に世界で共通の新しい簡単な言語を作り出すって言って広めてさ、
今はもう母語話者が200から2000人いて、
各国に協会が立ってるって。
いや、マジでね。
相当カリスマ的な人だった。
このザ・メンホフさんは結構すごいなと思ってて、
で、この人結構、
多分自分が困ってたからっていうのがあったらしくって、
作った理由としては、
ラテン語を、
当時は多分ロシア領とかで、
ロシア語とかって全然違うわけじゃない?英語とかと。
で、言語問題っていうのが結構あったらしくって、
やっぱり国によって全然使われてる文字とか言葉が違いすぎて、
コミュニケーションが取れないっていう問題があったときに、
ラテン語、もっと昔に使われてた言葉を復活させて、
それが言語問題を解決される策になるんじゃないかっていうのが、
この1880年ぐらいの当時なったらしいんだけど、
実際にこのザ・メンホフさんはラテン語を勉強して、
ムズってなったらしい。
なんかめちゃめちゃ複雑だなっていう。
英語も学んでるんだよ、このザ・メンホフさん一応。
ただそれも結構格の変化とか、
動詞の認証変化とかもあるじゃない、いろいろ。
動詞にSつけるとか、そういうのをもっと省略して、
もっと簡単に使える単語作ろうっていうことで、
06:01
最初に着想したらしいんだよね。
そこで自分で作っちゃおうって思ったのがマジですごいなって思うんだけど。
なんかさ、それはさ、既にある言語を簡略化する方向で作ったのか、
それとも全くゼロベースで作ったのか、どっちなんだろう。
でもね、ベースは文字としては結局ラテン文字を使ってるから、
簡略化っていう方向に向かってると思う。
1から文字から全部作ったっていうわけじゃなくて、
今ある単語をよりシンプルにしていこうっていう方向性で、
一番最初作ってる。
アルファベットは同じアルファベットを使って、
単語も今ある単語を簡略化する方向に。
でもね、結構新しい単語、
なんか似てる英語っぽいなっていう単語もあるんだけど、
ちょっと後で実例みたいなのを紹介しようかなって思うんだけど、
なんかね、オリジナルの表現も結構あるけど、
似てる単語もあるって感じ。
これ結構すごくて、
ザ・メンホフは最初にそれを自分で作って、
本にして、で、その文法書と単語集を作って発表してるんだよね。
この人結構変態だなと思うんだけど。
クレイジーだね。
だいぶ、なんか、この人本当に眼界なの?っていう。
本業は全然。
本業全然、全然わかんないんだけど。
いや、新しい英語考えたら絶対本業する時間ないよ。
そうそう。で、
で、なんかどうやって広まったというか、
それを同級生たちとかになんか教えたらしくて、最初に。
で、そっから6年間ぐらい、
なんかいろんな文学作品とかをエスペラント語にして、
だから当時のシェイクスピアとかの作品とか、
旧約聖書とかをエスペラント語に翻訳して、
どんどんどんどん言語をアップデートしていってるっていうのがあるんだよね。
で、そこで大体それでエスペラント語の基礎が完成して、
で、その本が出たっていう、
その完成したよっていうのが、
最初の本、最初の本っていう意味の
ウヌアリブロっていうエスペラント語の本を出して、
っていう感じなんだよね。
それって全部一人でやったんかな。
それともちょっとプロジェクトみたいな感じでさ、
何人かと協力しながら作ったのかな。
さすがに協力しながらやらなきゃ難しそうだよね。
いや、難しいと思う。
09:00
単語とかもさ、いっぱいいろんな自分が思いつかないような単語とかもあって、
これカバーしなかったとか、そういうの指摘してくれる人いなきゃ無理やな。
一応記録だとこの同級生たちに教えて、
その同級生が後のエスペランティストになってるから、
多分影響されて一緒にやったんだと思う。
で、そこから徐々にこのエスペランティストの輪が広がっていって、
なんか雑誌とかも出てて、1900年ぐらいに。
それは眼界の人を動かす力がすごい。
で、それがさ、最初ロシアとか東ヨーロッパで、
ちょっとずつ支持してる人が増えたらしいんだけど、
そっから西ヨーロッパ行って、アメリカまで伝わって、
で、アジアにも広がって、
で、日本は1906年にもう伝わってる、日本まで。
すごい。約100年前か。
これもね、なんか日本人のフタバ・テイ・シメイっていう人が、
なんか日本の小説家らしいんだけど、
この人がそのエスペラント語を知って、
で、日本で初めてのエスペラント語の教科書を書いてる。
で、世界語っていう名前の、
日本語で書かれたエスペラント語の教科書が出版されてる。
だからめちゃめちゃすごい速さで広まってるね、これ。
すごいね。当時別にインターネットとかあったわけじゃん。
そうそうそうそう。
で、1904年には国際会議まで開かれてる。
あれ?もうその時、その眼界はもうお亡くなりになってる?
眼界の、ザ・メンホフさんは、
あ、生きてる生きてる。1917年まで生きてるから、
国際大会とかももちろんいたんじゃないかね。
で、この国際第一回世界エスペラント大会っていうのが開かれてて、
そこでエスペラント語は最初のザ・メンホフさんが書いた、
出版したこのエスペラント語の基礎っていう本から、
変えちゃダメだよっていう宣言を出して。
宗教的な。
宗教的な広がりをしてたかもしれないね、もしかして。
で、そこで世界大会でいろんな土地とかに特有のものとかもあるわけだから、
そういうのをどんどんエスペラント語として採用していったっていう感じ。
いやでもさ、それは会社なの?
会社?
自営利益団体なの?
どうやって利益を得るっていうかさ、国際会議もするためにはやっぱりお金必要じゃん。
どうやって成り立ってるんやろ?
確かにね。お金。
12:01
あと何を目的にしてるんやろな?
目的はやっぱコミュニケーションを取ろうっていうのがベースにはあると思うんだけど、
いや分かんない。これ結構凶器というか、ちょっとすごいなって。
第1回のエスペラント大会、33の国から688人が参加したって書いてるね。
そんなにすごいなっていう。ちょっとすごすぎる。
日本エスペラント協会のホームページとか見て、私も国際会議行きたくなるかどうかっていうのを確かめてみた。
それぐらい影響力あるような言葉、力強い言葉で書かれてたらもしかしたら行きたくなるのかなって。
そこに興味があるかも。どうしてこんなに広がるのかっていう。
当時なんか熱狂する何かがあったんじゃないかな。
で、これ結構行くとこまで行ってて、この言語。
この国際連盟って、まあ今国際連合だけど、当時の国際連盟で本格的に言語としてエスペラント語を認めようみたいな動きもあったらしいんだけど、
ちゃっかり日本の二戸稲造っているじゃん。
あの人もちゃっかりそれに賛同したりしてるんだけど。
だけど結局色々国同士の争いとかもあって、フランスとかが結構反対したみたいな。
フランス当時英語とか国際語として、どの言葉が国際語として使われるかっていう。
国際語の地位ってやっぱり母国語になると国として強くなるわけじゃない。
そういうのがあって、エスペラント語が新たな脅威になるんじゃないかっていうのでめちゃめちゃ反対して、
結局国際連盟の言語の認定には至らなかったらしいんだけど、
フランスが怯えるぐらいの言語になってる。
しかもフランスだけなの?もしフランスがOKって言ってたら今頃もしかしたらさ、
エスペラント語がめっちゃ本当に国際共通言語みたいになってた?
イギリスとか日本とかは割と賛同してたらしいんだけど。
英語よりも簡単なのかな?英語って割とシンプルじゃん。他の言語に比べたら。
分かんない。どれぐらいシンプルなのか分かんない。日本語とかよりはシンプルだと思うけど。
どういう系統の言語でどういうところがシンプルなのかっていうところは具体的に見てみたいなって思った。
これね、いろいろネット上に単語とか文法とかいろいろ書いてるんだけど、
結局語尾とか主格とか単数複数とかはあるんだけど、結局そこそこ難しいんじゃねって俺は思ったよね。
15:01
結局英語っぽくはないかなっていう感じがしてて、
やっぱロシア人の人が考えてることだし。
単数複数ってさ、日本語にないじゃん。なくても普通に生活できてるからさ、なくて良くないって思う。
単数複数、一人称で言うとさ、一人だと私で複数私たちみたいな。
そういう区別は欲しいけど、動詞にsつくとか三単元のsつくとかつかないとか、そういうのって別に良いじゃんって思う。
主語で分かるやんみたいな。
ちなみに、エスペラント語で一人称は私がみ、私たちがに。
みとに。
過去形とか未来形とかも用意されてるから、結構文法とかはしっかり作られてるなっていう印象があるね。
なんかいろんな言語が混ざってるのかなっていう感じはするけどね。
ハローはサルートン。
サルートン。
サルートンって言いたいやーって言いましょう。
結構むずいんよ。
おはようはボーナンマテーノン。
ボーナンマテーノン。
こんにちははボーナンターゴン。
こんばんははボーナンベスペーロン。
だから結構、これもグッドモーニングとかグッドイブニングみたいな。
なんかボーってさ、
ボンってグッドって意味じゃなかったっけ?
フランス語っぽい。
確かフランス語っぽいみたいなのがオリジナルではって作られてるっていう感じかな。
で、結局日本人がさっき言った人がエスペラン語の教科書書いてるぐらいだから、日本語からエスペラント語になってるものとかも結構いっぱいあるわけよ。
これ結構俺は好きで。
じゃあ俺今からエスペラント語の単語言うから、何の意味かちょっと当ててみてくれ。
じゃあ、アイキード。
アイキド?
あ、そう。アイキド。
マジでこんな感じだよ。
なるほどね。
マンガオ。
マンガ?
そう。マンガ。
それさ、変える必要なくない?逆に似てるやつが同じ意味であって、こんがらがりそうやけどな。
18:03
これめっちゃWikipediaの日本語由来のエスペラント単語面白いから見てほしいんだけど。
あと、腹黄色。
腹黒い?
あ、違う。腹黄色だよ。腹黄色。
わかんない。腹黄色?
そう、腹黄色。
腹が黄色い。
あ、そっちの黄色じゃなくて、腹黄色は腹を切るっていう意味で切腹っていう意味らしい。
いや、知らんわ。
これやばくない?
なんか、オで終わる感じなの?
そう、なんかね、全部ね、たまにオじゃないのもあるけど、だいたいオで終わってるな。
柔道とかさ、柔道でいいだろみたいな。
確かに。
なんかね、オをつけてるね。カラオケ用とか。
着物はなんか、わかる?着物だな。着物はまあまあ。
多分着物でいいやんって思うけどな。
発音のルール的にこうなっちゃってる可能性もあるけど。
なんか、のばし棒をつけてオで終わるのがルールなのかな?
着物。
これだから、すごい言いたくなるというか。
言いたくならん?
あ、あの割り箸ってか、箸。箸は。
箸。
あ、違うんだよね。箸は箸じゃなくて箸追い。
追い?箸をじゃなくて。
箸追い。これはね、なんかね、複数形だとJがついて追いになるっぽい。
で、箸ってたぶん2本だから、箸追い。
だからこれもだって、ちょっと箸追いとってみたいな。言いたくならん?
いや、言ってください。
寿司とかだったらさ、寿司よ。
おー、正解、正解。寿司よ。
ちょっと言いたくなってきたかもな。ルールがわかったら。
ちょっとエスペラント語マスターしてきたんじゃないの?
寿司は寿司よ。酒は酒よ。
わかんない、日本語。交番は?
交番は書いてないな。
なんかね、日本語っぽい単語は結構。
津波、津波よ。
津波はね、あ、惜しい、惜しいっていうか。
津波よ。
いや、違う。津波は津波網。
津波網?
津波網。
なんかポケモンみたいだね。
確かにこれちょっとポケモンに言いそうだよね。
折り紙よとか、サムラーよとかね。
21:07
サムライね、サムラーよ。
こういう、あと唯一ちょっと科学とつながってたなっていう話が
このエスペラント語由来の細胞の名前があって
ベロ細胞っていう細胞があるんだけど
これ結構使われる有名というか
ヒーラー細胞とかあるじゃん。
知らん。
ヒーラー細胞知らんか。
なんかそういう細胞って結構いろいろ名前がついてるんだけど
ベロ細胞っていうのが
猿の腎臓上皮細胞みたいな細胞なんだけど
これ実際に薬理活性評価とかに使われたりすることもあるような細胞で
このベロ細胞のベロっていうのがエスペラント語らしくて
猿っていうのがアフリカミドリザルっていう猿なんだよね。
元々の細胞、腎臓の細胞なんだけど
エスペラント語でミドリの腎臓っていうのが
ベルダレーノっていう単語らしくて
このベルダレーノを短くしてベロっていうので
ベロ細胞っていう名前
誰も知ってたの?
エスペラント語の話知る前から
知らなかった。
ベロ細胞の存在は知ってたけど
繋がったね。
繋がったね。
なぜかベロってエスペラント語で真理っていう意味らしくて
真実みたいな
ちょっとなんでこれをかけたのかわかんないけど
説明のとこには一応
エスペラント語の真理を意味するベロをかけたものであるって書いてある
なんでかけたのかよくわかんないけど
これ意外と身近にも
エスペラント語ってあるのかもしれないなと思って
そうだね。探したら意外とあるかもね。
そうそうそう
エスペラント語由来の
日本人に一番身近な単語って
なんかありそうだね。
なんかありそうだね。
日常でこれからちょっと使っていきたいなっていうのがあるよね。
どうぞ使ってください。
そう。
晩御飯で俺一個いいなって思ったのが
今日の晩御飯は天ぷろちりめのうどんを箸色いで食べますとか
そういう
天ぷらと寿司を箸で食べる
今のは天ぷろちりめのうどんのだから
天ぷらのちじれめんのうどんを
これなぜかちじれめんっていうのはちりめんのっていう
24:02
ちりめんかと思った
ちりめんのっていうのが書いてるから
これはもう天ぷろのちりめんのうどんを食べようってなるじゃん
っていうのでちょっと使っていこうかなって思った。
はい。
ちょっとレンが使うのを聞いて私も慣れるわ。
これも次回からの挨拶サルート音から始まってるかもしれないから
それは
サルート
ちょっと滑りそうだからやんないけど
そういうエスペラント語の話でした。
じゃあ
エスペラント語でサルを習ってなんて言うんだろう
ジスレビード
難しいな。
じゃあジスレビード
25:22

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