1. サイエントーク
  2. 48. イカと高分子でゲルを作ろ..

今回の科学ニュースは、マイクロバブル・イカ・ペンギン?

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4/22(土) 夜 サイエントーク2周年記念生配信やります! 

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【トピック】

・#ポッドキャストフリークス ありがとうございました!

重さ150キロを超える「史上最大の新種ペンギン」を発見!

QWERTY配列の謎 YouTube ことらぼさん→ニュースではないが、オモロイチャンネル。

小惑星リュウグウのアミノ酸は左右同数

元文献 Soluble organic molecules in samples of the carbonaceous asteroid (162173) Ryugu

脳の血管にロボット注入、音で操作し自在に移動 マウス実験に成功 スイスの研究チームが発表

元文献 Acoustic trapping and navigation of microrobots in the mouse brain vasculature

ブラックホールは暗黒エネルギーの源?初の観測的証拠が提示される!彩恵りりさんの記事

「イカ」 と合成高分子の複合により耐破壊性ハイドロゲルを開発!

元文献 Squid/synthetic polymer double-network gel: elaborated anisotropy and outstanding fracture toughness characteristics

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レン:おしゃべりな研究者。企業研究職として働く博士。専門は有機化学と生命科学。趣味は科学者の逸話やクセ強めな研究収集。

エマ:自称普通のOL。 よく間違えられるが実は理系。番組のイラスト製作を担当。学生時代カナダに留学していた。

【サイエンマニア】

レンがゲストと世界を探求する番組

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オープニング:オリジナル曲

トークBGM:DOVA-SYNDROME

00:01
お知らせと科学ニュース
レンです。
ゆまです。
サイエントークは、研究者とOLが科学をエンタメっぽく語るポッドキャスト番組です。
はい、科学ニュース回ですね。
はい。
3月。
2回目。
2回目?ん?
2回目だよね、たぶん。
一応2回目。
うん。
最初にちょっとお知らせしておきましょうか。
はい。
お知らせというか、まず感謝。
感謝。はいはい。
ポッドキャストフリークスっていうリアルイベントに初めてサイエントークが参加しました。
お。
楽しかったっすね。
楽しかったですね。
初めてっていうか、レンさんは他のポッドキャストウィーケンドとかも参加したことあったよね、確か。
ああ、それしかない。だから2回目だね、俺は。
うん。
私がそういう実際のイベントに足を運ぶのが初めてで、すごくびっくりした。
びっくり?
うん。
何がびっくりした?
いろんな人に話しかけられて、こっちは知らないけど、あっちに知られてるみたいな状況?
いろんな人からご婚約おめでとうございますって言われて、不思議な感覚だった。
ありがたいね。
そう、めっちゃ聞いてます、めっちゃファンですみたいな言っていただけたりして。
すごいサイン書いた。
初めてだよ、あんな。
サインなんてさ、用意してないじゃん。
うん。
用意しなきゃね。
カタカナでレンって書きました。
サイエントークレン、サイエントークエマって。
いや、ちょっとね、かっこいいやつ用意しておかないとダメだなと思ったね。
そうですね。
そう。
でも、ほんとにありがたかった。
うん、ありがたかったですね。
なんか、途中泣きそうになったもん。
まじ?
うん。
こんなに?みたいな。
話してる人もさ、けっこううるうる来てるっていうか、もう感激ですみたいな感じの人もいてね、びっくりした。
ね。
あと、お子さんと来てたね。
うん、そうだよね。
この子もネルネルネルネ好きなんですみたいな。
なんかね、ちょっとそこにでっかいお兄さんがさ、来たからちょっとびっくりしちゃってたの。
この人がネルネルネルネ好きな人なの?みたいな。
このおじさんがね。
いや、おじさんとか言うな。お兄さんだからね。
いや、楽しかったですよ。
そうそうそう。
はい。っていうのが一つ。
で、ステッカーもね、受け取ってくれた人もありがとうございました。
ありがとうございました。あ、そうそう。でさ、れんもしゃべったよね、みんなの前で。
あ、そう。
あれば分かったよ。
トークステージみたいなやつで、宇宙話のりょうさんと、すごいポッドキャストいろんな人がいるイベントだったのに、ゴリゴリ科学っぽいやつを混ぜ込むみたいな。
仲いいね、りょうさんと。
でもゴリゴリっていうか、2人とも科学をなんとかポッドキャストにつなげようみたいな。
まあね、なんか科学ポッドキャスト会を盛り上げたいっていう気持ちがすごい伝わった。
そうそうそう。いろんな番組あるよっていうのをおすすめしてきました。
03:00
ありがとうございます。またね、なんかあったらね、いいなとか。
ステッカー結構余ってるんですよね、まだ。
あ、そうなんだ。
なんかできないかな、企画に。
企画に?
うん。
次回のそういうイベントに同じやつ持っていく。
使います。とりあえず使いますみたいな。
でもさ、なかなか来れない人もいるじゃない?
イベントの話、今こうやってしてるけど、ほとんどの人はやっぱ来れないわけじゃない?
来れないというか、別にいかんわみたいな人もいるかもしれないけど。
そうだよね。
なんかね、配れたらいいのにね。
いや、でもなんかプレゼントもらったりとかもして。
あ、結婚祝いはね。
お菓子とかね。
お菓子とかもらいました。
そんな場で発作買ってもらったりもして。
まあね、いろいろ。それ言っていいのかわかんないけど。
そっか、言わないほうがいいか。
いや、ほんといろいろありがたかったです。
本当にありがとうございます。
はい、ありがとうございました。
すごく感激しました。
ね。
リスナーさんと交流するのもいいなっていうので、
4月22日に2周年の配信をやります。
だいぶ先なんですけど、出てるときは。
土曜日ですか?
土曜日です、の夜。
何やるかは決めてないんだよね?
何やるかはこれから決める。
去年はね、YouTubeでライブ配信みたいなしたけどね。
そうして、1年こういうエピソードをめっちゃ聞かれてましたとか、
こういうゲストの人来てくれましたとか、振り返りやりましたけど。
そんな感じでいいんじゃない?
また考えよう。
また考えますか。
何やるか、何喋るか。
企画中です。
はい。
なので、そういうイベントもあるので、
よかったらポッドキャストと合わせて楽しんでほしいですね。
そうだね。それだったらオンラインだから気軽にね。
そうそう。誰でも参加できる感じにしますんで。
っていうのと、もう1つ。
次回からたまにスポンサーエピソードが入ります。
ありがたい。
ありがたい。
これはですね、2パターンあるんですけど、
番組の途中で僕らが喋るオリジナルのCMみたいなのが入ったりとか、
もう1パターンは、実際にスポンサーしますっておっしゃってくれた企業の方とか、
あとは研究機関の方とかがいらっしゃるんですけども、
その方に実際に出演してもらって、
その道のプロの研究者に話を伺おうっていう企画をね、ちょっと今計画中です。
久しぶりだね、この2人以外と誰かとっていう。
久しぶりでもないかな。
まあ、前回は資生堂さんじゃないですか。
だから、企業の方来てもらうな、そういう資生堂コラボ会みたいな感じ。
そうだね。楽しみですね。
だから、そうやってスポンサーになりますよとか、
なんか協力できることありませんかとか、
実際にメールとかでご連絡いただいたりしてね、
ちょっとまだどこかは発表しないんですけど、
ぜひそちらもお楽しみにっていうことで。
そうですね。
はい、じゃあ今回の科学ニュースいきますか?
はい。第2回。
06:00
第2回ですね。前回の科学ニュース、ツイッターですごい反響ありまして、
ゲノム編集生酢の話とか色々しましたけど、
生酢はいろんなところで食べられるらしいです。
ね、食べたいよね。
情報をいろいろいただきましたよ。
福岡の方で食べれますよとか、
なんか結構いろんなところで食べれるみたいで。
そうなんだ。
ちょっと旅行とか行ってね、食べたいですよね。
あとなんか変わった食べ物ないかなって言ってたやつに、
おいしんぼってわかる?
はいはいはい。
漫画?
で、白子の代表として脳みそを食べるくだりがあるとか、
そういうのも教えてもらった。
脳みそ?なんの脳みそ?
なんかの脳みそ。
なんかの脳みそ。
ありそうだな。
なんか豚の脳みそとかも食べるとこあるらしいですよ。
すごいですよね。
すごいね。
みたいな感じで、科学ニュース界好評ですね意外と。
よかったね。
よかった。
一応これ聞くの初めての人のために言っとくと、
科学ニュースクラブっていうツイッターコミュニティで、
科学ニュースを掲示板みたいなところに貼ってもらってると。
そこの中からいくつかちょっとニュースピックアップして紹介します。
一旦ラインナップいきますね。
いいですか?
はい。
重さ150キロを超える史上最大の新種ペンギンを発見。
興味ある。
キーボード配列、クワーティ配列が極小最適の結果か。
いいねいいね。
地球のアミノ酸は左手型に偏っているが、リュウグウのサンプルは左右同量だった。
リュウグウって他の星に行ったやつ?
ハヤブサ2ですね。
脳内の血管に音響で操作できるマイクロロボットが開発されている。
脳内血管に音量で操作できるマイクロロボット。
どういうこと?
音響。
音響。
サウンド。
タイトルだけだったらよくわからないからそれも聞いてみたい気もした。
ブラックホールは暗黒エネルギーの源なのかという初の観測的証拠が提示された。
すごい。
イカと合成鉱分子の複合によって対破壊性ハイドロゲルを開発した。
対破壊性?
壊れないっていう。
壊れないゲルを開発。
イカと鉱分子を混ぜて作るっていう。
イカと鉱分子ってレベル違いすぎじゃない?
イカ生物ですけどみたいな。
生物を材料に使ってるんです。
そうなんだ。
以上です。
今回ちょっと僕の方で何個か選ばせてもらいましたけど。
こんな感じでピックアップして、タイトルだけでも大ってなるやつありますけど。
深掘りしたいやつありますか?
何個選べばいいんでしたっけ?今回。
何個選びましょうね。特に考えてなかった。前回は3つやったかな。
じゃあ今回も3つ選ばせていただきますね。
09:01
独断で。
じゃあ1つ目はさっきも気になるって言った脳内血管に音響で操作できるマイクロロボットの開発。
あとはイカと鉱分子のやつ。
3つ目が史上最大のペンギンで。
またちょっと動物多めだけど。
イカとペンギンが入ってるけど。
まあいいですか。
どれから行きますか?
順番にマイクロロボットから行きますか?
これは論文なんですけど、バイオアーカイブっていうやつに投稿されてて、
タイトルは一応マウスの脳の血管の中にこのマイクロロボットみたいなのを入れて、
それを音響みたいなのを使って目的のところにたどり着かせるみたいな論文なんですけど。
音響を使ってマウスを目的のところに行かせるってこと?
マウスの脳の血管の特定のところとか。
じゃあ脳の特定のところに行かせるのか、そのロボットを。
これまではロボットは血管の中にいなかったのかな?
ロボットって言って、多分俺らがイメージしてるロボットじゃないと思うんだよね。
脳内に何か入れて、そこから特定の場所にナビゲートしたいってなった時に、
磁石とかを使うやつはあったらしい。
外から磁石が出て、そこに集まってきますとか。
あったらしいんだけど、これでやってるのはそうじゃなくて、
マイクロバブルみたいなのを使ってて、そのままだけど、
すっごいちっちゃい泡みたいな、油の泡みたいなイメージらしいんだけど。
油的みたいな。
それがマイクロバブルみたいなやつあって、それを入れて、
そしたら脳の血管がバーって流れててさ、
逆走しないといけないみたいな。
もっと上流に持っていくみたいなことをやらないといけないじゃん。
っていう時にそのマイクロバブルを使って、頑張って上流に持っていくみたいな。
そういうことができてるらしいよ。
マイクロバブルはもともと脳の血管の中にあるものなのかな?
いや、外から入れてる。
だから人為的にそういうのを入れて送り込んでるみたいな。
超音波で音当てることでどこに行くか決めてるっていう感じなのかな?
そうだね。超音波の当たってるところに行くみたいな感じなのか。
すげえな。
超音波の特定の波長のところにそのマイクロバブルが集まるんだ。
見たいねこれ。
いっぱいの油が集まってくるってこと?
そうそうそう。
だから振動させたらそういうことが起きるんだな。
ちょっと怖いよね脳の血管に入れるのってさ、
油が凝集してきちゃうんでしょ?
なんかつまらないのかなってちょっと思う。
12:00
そんなね、でっかいもんじゃないよね。
そうなの?超ちっちゃいんだ。
一応今回試したやつは血管の直径が10から40マイクロメートルの腸脈とか毛細血管で成功してて、
でその群れみたいな集まったやつのサイズが3から10マイクロメートル。
まあまあちっちゃいはちっちゃい。
10分の1ぐらいかな?
一応観察方法としては蛍光をつけた光るマイクロバブルを入れて、
で超音波当てて同じところに集まるから集めて、
じゃあどこに行ってるっていうのを解析してる。
じゃあもうとりあえずつまるとかそういう心配はないんだね。
でもさ、超音波である特定の場所に行かせてどういうこと?
ある特定の場所に超音波の音源みたいなの置いといてさ、
でそこに来るようにするみたいな感じなのかな?
外から超音波を当てて、そしたら体の中に振動が行くじゃん。
でその振動が行ってるところの血管が震えたら、
そこでそのマイクロバブルの脂質みたいなやつがちょっと大きくなるというか、
油と油がくっつくみたいな感じで、
っていうのが起きて外からコントロールするっていう。
なんかその話を聞いたら、
ここの場所に行かせようと思って行かせるみたいな感じじゃなくて、
この波長の超音波を当ててみたら、
ここに結果的にいっぱい来ましたみたいな、
そういうことがわかるのかなってちょっと思ったりしたけど。
自分たちでさ、コントロールできるのかな?行かせたい場所を。
一応マウスの頭のところに電極みたいなのピッチつけてやってるっぽいけどな。
それわかるの?わかるっていうか、
自分の意思でここの場所に行かせたいみたいなのってできるのかな?
自分の意思でっていうのは?
研究者の意思で血管のスペシフィックにここの位置だけに
マイクロバブルを集めたいですみたいなのってできるのかな?
なんかその音響、そもそも音響の震える振動を出すやつ自体が結構ちっちゃくて、
サイズ的には。それをマウスの頭にピトって感じ?
こさせたい場所の近くに置いとくみたいな?
そうそうそう。
そういうことね。なんか勝手にイメージしたのは、
マウスのいる部屋全体に超音波みたいなの流れてるみたいな感じかと思ったから。
違う違う違う違う。
そういうわけではないんだね。
あ、ごめん。なんかデバイスみたいなやつを頭にピトってつけるみたいなイメージ。
で、そこに集まるみたいな感じ。
なるほどね。これってさ、
じゃあその場所に超音波で行くことができましたっていうだけで、
これからそのロボットをどういうふうに活躍するかとか、
そういうところはまたこれからどんどん研究して進化させていくみたいなことかな?
これ自体で何かを治療できますっていうのはまだこれからで、
15:00
でもとりあえずマウスの生体内、インビボで目的のところに血流に逆らってみたいな感じでロボットを輸送できます。
しかもそれが結構その生体内って複雑な環境じゃん。結果も複雑だし。
みたいなやつでもちゃんとできる。
ってなったらこれまで手が届かなかったところに物を送れるってことなんで、
薬を送るとか使えるかもしれない。
なるほどね。
本当に目に見えないところのナビみたいなのをするからさ、めっちゃ難しいと思うこれ。
めっちゃ難しいよね。
触れないからね。
でさ、もしかしたら一歩間違えたら、ないのかもしれないけど詰まる可能性とかさ、
他の事故が起きる可能性とかもあるしさ、
難しいけどでもすごいことなんだろうね。
これちなみに体ではできてるのかな?
脳じゃん今。
一応ね、マイクロロボットを適用してる場所、
胃とか膀胱とか肺とか、
一応そういうのでは探索みたいな研究されてて。
すでに?
で、そういうところってまだやりやすいらしいねこれ。
低流量の臓器っていう風に書いてるから血流量が。
そんなに多くないの?
で、脳内だと逆流が難しいみたいなことが結構あるみたい。
で、今回のが初めてマイクロバブルみたいなのを使ってナビゲーションしたのこれが初めての論文。
だから血流の速さとか量とかが結構大事なんだなこれ。
そりゃそうだよね。川の中にさ、めっちゃゆっくりな川でさ、
あそこの岩行こうって言って簡単だけどさ。
すげえ激しい川だったらなかなか目的のとこ行けないよな。
伸縮性が低いというか外から傷つけたりする必要もないから。
確かにね、患者さんにとってもいいよね。
だって手術してさ、すっごいいろいろいじるよりさ。
そうやって外から場所指定してなんか送り込んで治療した方が脳自体は傷つかないもんね。
すげえな。
そんな感じですかね1個目。
これなんか論文ざっと見ましたけど、もし違うよとか、
もっとこういう説明がいいんじゃないかとかあったらね、
教えてくださいまた。
はい、ぜひお願いします。
なかなかね難しいんでね。
難しいね。
でも面白いですよ、コンセプトが。
じゃあ次、イカと鉱分子の融合でゲルを作ったっていう話です。
これ日本の研究で、
ゲルの説明からしたほうがいい?
ゲルの説明したほうがいいね。
そもそもゲルって水とかをいっぱい含んでる鉱分子みたいなのが結構多いんですよ。
それは何に使うゲルのことなのかな。
一番身近なのはペンのぷにぷにの握るやつとか。
18:04
身近かなあれ、今もあるかな。
昔使ってたんだけど俺。
私も使ってた、あの中青いやつ。
他の色もあるけどね。
あれハイドロゲルみたいな名前ついてなかったっけ。
あのさ、ゼリーとかもゲルになる?
なるんじゃない、寒天ゼリー。寒天とかはゲルですね。
よく使ってますよ、バイオ系の実験でも。
ゲルの中をDNAとかを通して、
どんだけそのDNAがゲルにひっかからずに通り抜けるかみたいので分離するっていうね。
それもゲルですね。
そういうのがゲルなんですけど。
それを今回はイカと鉱分子で作ったんか。
鉱分子で作るっていうのはよくやられる方法なんですね。
鉱分子って高い分子ですけど、
いっぱい同じ構造がずらーって並んでるみたいな。
化学構造が鉱分子ですけど、これよくゲルとかになってて。
だから超ミクロで網網みたいなのができてると。
そういうのがあるとやったら切れにくい。
分子ってバラバラだったらすぐボラボラってほぐれたり粉みたいになったりしますけど。
水みたいにいろんな形になるよね。
水、液体だったり。
でも鉱分子みたいなのがちゃんと最適な形になってるとビヨーンって伸びたりとか、
そういう性質を持つのが多い。
ゲルだったらちゃんと半個体みたいな。
だけどこれ結構問題があって、
どこまで引っ張りに耐えるかっていうのが限界があるわけですよ。
すっごい前に餅がどこまで伸びるかみたいな。
伸びるギネスがあるみたいな話、どっかでしてきやすいけど。
あれにもちょっと似てて。
伸びれば伸びるほど、ある意味材料にとっては強度が強い。
ちぎれないみたいな。
壊れやすいゲルだったらあんま使えないじゃん。
例えば人工的な皮膚っぽいものを作りたいですみたいなのがあったりする。
ゲルみたいなやつで。
壊れやすいやつだったらさ、人工皮膚とは言えないよね。
皮膚もそういう鉱分子がざーって並んでて、強度強いみたいなのあったりするから。
だから壊れにくいゲルっていうのが結構求められてるんですよ。
じゃあそれはちゃんと伸縮性があるものっていうこと?
そうそう伸縮性があるとか、
あとはさっき言ったよく見たら網網になってる。
その網網の組み方とかでも縦に強い、横に強いとか、引っ張る方向とかね。
いろいろあるわけですよ。
それが化け学の鉱分子のゲルの話なんですけど、
イカもすごい似てると、ゲルに。
クラゲとかも似てるけどね。
クラゲはでもちぎれそうじゃないか、すぐ。
ちぎれるの?クラゲ。
21:00
見た目はゲルっぽくない?
見た目はゲルっぽいけど、引っ張ったら強度そんな強くなさそうじゃない?
どうなんだろう?クラゲ引っ張ったことないからわかんないけど。
イカは強いのかな?でもイカはお寿司で食べるもんね。
食べるしさ、生のイカとかさ、イカの頭の部分、頭じゃないんだっけあそこ?
心臓だっけ?私らにとっての頭みたいな位置の一番上にあるとこだよね。
イカ飯の米詰めるとこって、あれなんていうかわかんない。
イカ、なんか胴体っぽいとこだよね。
ガイトウマクっていうのかな?
どういう字?
外側の外に、トウはね、これ違う。
見たことないトウ。
ダイって書いて、長いみたいなやつ書いてるみたいな。
ガイトウマクっていう幕。
あの幕さ、確かにさ、手で引っ張ってもさ、ぶちってちぎれなくない?なかなか。
あんな幕ってなに?お寿司で見れる?その幕。
あんな幕入ってたっけ?
ま、幕っていうか、イカといえばこの構造みたいなやつよ。
あの白いやつ。
イカ飯を想像したら、イカ飯を包んでるやつを手で引きちぎるって。
結構難しいね。
結構硬いじゃん。
切らなきゃいけないよね、もう。
包丁必要じゃん。みたいなのがある。
確かに。それを想像したら、クラゲはなんかちぎれそうな。
そうそうそうそう。
っていうのがまずあると。
で、そのイカの皮みたいなやつって方向性があるじゃん。
縦と横みたいな。縦長でさ。
で、横ちょっと細長い筒みたいになってるみたいな。
そうだね。イカを見たら方向あるよね。
で、イカの切り身を見てみても、その繊維の方向みたいなやつがある。
どの動物もあるんじゃん。鶏肉とかでもあるよね、繊維の方向って。
筋肉の組織とかそういうやつが方向性があるから。
ってことは、その方向性が一方向だと、やっぱり強い向き弱い向き出てくるじゃん。
ゲルにとっては。
だけど、ある一方向からはもうイカはめちゃくちゃ強い。
でもその方向が変わっちゃうと弱くなっちゃう。
ってことは、そのイカの方向をさらに外からなんかを入れて複雑にしてあげれば、
めちゃくちゃ強いイカの皮できるっていう発想らしいんですよ。
で、どうやってそれをさ、やるの?
だから、これはイカの切り身を取ってきて、
それを高分子を合成する液体に浸して染み込ませるみたいな感じ。
じゃあ、実際にイカを使うってこと?
イカの切り身が論文に出てきます。
イカの切り身は縦方向とかだけに強いとしたら、
24:05
そのイカの切り身そのものに対して横方向とか斜め方向の高分子入れていくみたいな。
そうそうそう、そういう感じ。
そこまでできるんだ。
すでにあるゲルに追加していくみたいな。
めっちゃシンプルにしたら、網だくじみたいな縦方向にまっすぐの線あるとしたら、
その中に高分子、いろいろくっつきまくる高分子の液体入れて、
すごい網だくじ複雑にするみたいな、バーって横にもつけて。
したらさ、どの方向からも結構強くなるみたいな感じ。
っていうこれ、複合構造って言うらしいんだけど、
その方向性がもともとあるやつに対して、
異なる方向の構造を入れる。
異方構造って言うんだけど、異なる方の構造で。
っていうのを入れると、めちゃくちゃこのイカとかそのゲルの、
ゲルとしての強さがすごい上がる。
ちぎれにくくなるっていう。
で、なんか実際に、どれだけゲルが強いかっていうのを測る装置があるらしくて、
ゲルを両端を挟んで、ビーって引っ張っていって、
どれくらいの力でちぎれるかみたいな。
のを論文でもやってて、
これなんて説明したらいいかわかんないけど、
一応、普通のイカの状態だと、
一箇所亀裂が入ると、すぐブチンって切断されちゃう。
けど、このイカゲルは、一箇所亀裂が入っても全然切れなくて、
そのまま伸び続けるみたいな。
もう性質が全然変わるっていう。
新しいですよ。
すごくない?
すごくさ、何のためにそれやるって思ったけど。
これね、なんでかって言うと、
イカじゃなくて、単なるゲルだけだと、
結構作るの大変というか、素材一から作らないといけない。
で、イカ以外もいろいろ試したらしいんだよ。
で、そのイカ以外のものだと、
素材の旬とか個体差とかが結構いろいろあって、
なかなか使えるもんじゃなかった。
だけどイカだと、そういうのがばらつきも少なくて、
再現性よくできたというのが一つ。
そもそも、実験とかで使うゲルを、
他の動物で使うっていうことが前提で、
それをさらによくするためだったんだ。
これをやった人いわく、
もうそこに生物のいい素材があるんだから、
そのまま使っちゃえっていうことらしいです。
そんなにでもゲルの強度が必要なんだね。
普通のゲルじゃダメなのかな?
普通のゲル。
普通にそこらへんに作れんじゃん、ゲルってすぐ。
そのゲルじゃもう弱すぎて使えないっていうような事態が何か起きたから、
27:01
より強いゲルが欲しいってなったのかな?
一応生体の置き換える材料として、
使えるゲルみたいのがいろいろ探索されてる。
何だろうな?
エコのためみたいな?わからんけど。
生体って体よ。
あえて人工的なものを使うよりは、
動物であるからその材料使っちゃえみたいな?
結構難しいらしい、そもそもが。
なんでそういうの作ろうとしたの?
強いゲルが欲しいから。
なんで強いゲル欲しいの?
だから生体に置き換えたりできるかもしれないから。
体の一部に何か使ったり。
体の一部を置き換える。
筋肉とかわかんないけど。
人間のどっかに置き換えたいってことか。
そう。
そういうことね。
ゲルでどっかに体の中に薬と一緒にゲルみたいなの埋め込むみたいな。
医療を考えたときにゲルは必要で、
そのときに破壊性が耐える、より耐えるゲルが必要。
なるほど、理解した。
ってなったときに生物の力をちょっと使って、
それをより改造して新しいゲルを作る。
ってなったら将来使えるかもね、みたいな。
なるほど、なるほど。
感じみたいね。
いいね。
そっか。
じゃあ将来なんか病気あったら、
イカでかつなんか人工的に補強されたイカが体の中に入ってくるかもしれないわけね。
そういう未来もある。
めちゃくちゃ端的に言ったらそういうことになるけど。
短いところで言ったら、コンタクトレンズとか高分子ゲルのものあったり。
確かにコンタクトレンズはね、強くなきゃ困るね。
おむつも高分子ゲルだし。
そうなの?水含んでんの?おむつって。
てか、また給水ゲルだと思うけど。
そうだね、水来たときにパッて固まるみたいな。
ミツサマシート的な貼るやつとか、ああいうのも高分子ゲルだったりする。
ああいうのはそんなに脆くてもまあみたいな感じだけど、
体に使うとかあったらちょっと足りないんじゃない?強度が。
だから完璧なゲルはまだできてないんですよ、世の中で。
でも強いゲル作ろうって、いろんな生物だってイカだってね。
ねえ、よくねえ人間でできないから。
でも人間の。
やばいでしょ、それ。
人間をひたして重合させて反応させるみたいな話。
それはもう倫理的に無理かな。
やばいよ、それ。
たぶん壊れちゃうよ、体。
あ、そう。
今回の研究でイカみたいな構造と、外から入れたゲルの成分みたいな、高分子みたいなやつを入れて、
結構強いぞってなったら、その構造をまた分析したら、
30:02
今度はさ、もっと人工でね、それに近いもの作れたりするかもしれないし。
なるほどね。参考にするために使ってみたっていう用途もあるかもしれない。
じゃあ次いきます?
最後。
最後、疲れてるね。
ペンギン?
ペンギンね。
150キロ超える新種ペンギン。
これ、このまま言っちゃうと、ちょっと勘違いされちゃいそうなんで、
現代にいたって思われたら困るんで、これ言っときたかったんですけど、これ現代じゃないです。
大昔です。
そうなんですね。
5000万年前のニュージーランドにいた巨大ペンギンっていうのが化石から見つかったっていう話ですね。
重さ150キロ超えるって書いてるけど、
普段のペンギンってどれぐらいなんだろう?
意外と結構重いのかな?
せいぜい10キロ、20キロぐらいじゃないの?
犬ぐらいのサイズかな?
あ、ごめん。
皇帝ペンギンが22から最大45キロのやつもいるらしい。
大型だと。
それの6倍とか、3倍から6倍ぐらい。
3倍以上、150キロってだって重すぎん?
重いね。人間よりでかいんかな、じゃあ。
全体見つかってないけど、1.8メートル以上か。
今回見つかった、2023年入ってから見つかったペンギンより前のサイズのペンギンは、約2メートル。
体重116キロ。
それが今回見つかる前の最大のペンギン。
今回発表されたやつは、2016年から17年にかけて発掘されたペンギン9種類いたらしくて、
今回の目玉がクミマヌフォルディセイっていう一番でっかいペンギン。
全長は不明、長さ。
重さだけ分かる。
重さだけ分かってる。155キロはあるだろうっていう。
ということで、史上最大のペンギン。
大きさは分からない、大きさっていうか長さは分からなくてもさ、
だって150キロって人間よりでかそうだよね。
でかいんじゃないかな。
ペンギンってかわいいけどさ、さすがに2メートル以上のペンギンだったら怖いよね。
殺されんじゃん。
殺されるね。
食われちゃう。
食べれるんかな、ペンギンって人間を。
肉食なんかな。
魚とか食べてるイメージあるけど。
魚な気はするけど、怖いよな。
踏みつぶされそうだもん。
ペンギンの群れとかいいんじゃん。
あれがさ、全部さ、2.5メートルぐらいのペンギンの群れとか、
急にさ、こっち来たらさ、死ぬよね。
33:00
怖い怖い怖い、めっちゃ怖い。
怖い。
この時代だからさ、こんな大きいんかな。
恐竜とかの時代と重なってるのかわかんないけどさ、
なんかある時、すごいでかい動物いっぱいいる時期とかあんじゃん。
うん、あったね。
その時期、5000万。
そうだね、6000万年前とか、そういう時期だと思う。
おっきい動物もいっぱいいるし。
ペンギンって多分、ちょう類、もともとちょう類で、
で、飛ぶ能力の代わりに泳ぐ能力ゲットしてる動物だけど、
なんかね、今のペンギンほど潜水に特化した骨じゃないってのはわかってるらしくて、
だから、ちょうどちょう類が水にいるやつが出てきて、
で、それが潜るみたいなのに特化する間みたいな、
種類っぽいんだよね。
なるほどね。
そう、潜るのが苦手だったかもしれない。
ってことは、重いほうがいいかもね、とかね。
なんで?
潜れるじゃん。
そっか、潜りたかったんか。
そう、重くして水に入ったほうが生き残れる環境とか。
泳ぐことはできる?
泳ぐことはできる。
だし、体がでっかいほうが、海が冷たいときにも体温維持できたんじゃないかとか。
なるほどね。
そういうメリットは一応考察はされてる。
でも、今いないもんね、そんなでっかいやつはね。
ていうかさ、なんでこの時代の動物ってこんななんでもかんでもでかいんだろう。
もともと小型だったのがさ、だんだんだんだんみんな少しずつ大型になってきたとしたらさ、この時代ね。
その結果、なんかその6千万年前とかにみんななんかでかいようなさ、動物の世界観だったらさ、
私たちはさ、またさ、同じこと起きたらさ、同じ感じでさ、巨人みたいなの生まれてんのかな。
2.5メートルのさ、ペンギンもさ、今の私たちがペンギン見るような感覚でさ、
ちっちゃくてかわいいって言えるぐらいの人間のでかさのサイズの人間いたらさ、おもしろくない。
なんかワンピースみたいだな。
でも食べ物いっぱいあったとか、あとそもそも植物がもっとでかかったとか、すっごい巨大な植物生まれたらさ、
で、草食の何かもどんどんでかくなってって、それ食べる肉食もさ、体どんどんでかくなってきそうじゃん。
あと酸素濃度が関係するらしい、ちょっと。
あ、そうなんだ。
なんか酸素濃度が高かった。
高い。
なんか一応酸素濃度をコントロールした環境でトンボを育てたら、
高濃度の酸素、今20パーぐらいだけど、31パーぐらいまでにあげて育てたトンボが15パーセントぐらい大きくなったみたいな実験もあるらしい。
おもしろいね。
まあでもトンボとペンギンとかはまた違うかもしれないけどね、理由は。
36:01
そうだね。
他の動物は栄養すごい豊富で、体でかくなってて、でかくなったらエネルギーもそれだけ必要だから、いっぱいエネルギー取ってみたいな。
で、どんどんでかくなって寿命も長くなるみたいなのもあるかもしれないけど、ペンギンはでかくなったことによって潜れるのが有利だったとかあったら、そっちのほうがより食べ物を他の動物より得られる。
とかなったらね、生き残れるし、結局絶滅しちゃってるんだけど、巨大ペンギンは。
それかもしかしたら、鳥から泳げるようになるの進化の途中のペンギンだったみたいな言ってたじゃん。
その鳥がもうそもそもめちゃくちゃでかいサイズだったら、そのままこのサイズを維持したままペンギンだったかもしれないしね。
超巨大ペンギン前の超巨大鳥がいたってことか。
そう。
確かにね。どの段階で巨大化したのかわかんないよね。
不思議だね、巨大って。
不思議だな。
ってことで、だいぶだらだら喋っちゃいましたけど。
そうですね。
科学ニュースでした。
はい、いろんなニュースがあるんですね。
ニュースか。
世界最大のペンギンを発見だから、最近のニュースだね。
そうだね。ちょっとめちゃくちゃ科学技術っていう感じのニュースじゃないですけど、いろいろあるっていうことで。
そうだね。
誰のやつか全く言ってなかったわ。紹介したニュースに書き込んでくれたのは、
アトノアさん、ライフハッカージオさん、ムライモさん。
ムライモさんね、俺前回紫芋って間違って読んでた。
ムライモさんでした。
ムライモさんだよ。
あとタツさん、サリーさんですね。
トレイさん。
あと僕です。
はい。
あと他にもね、書き込んでくれた人いっぱいいたんですけど、楽しませていただいてます。
はい。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
じゃあこれはまた来週ですか?来週じゃない、来月か。
これはまた来月ですね。来月はもしかしたら、通常科学ニュースじゃなくて、スペシャル科学ニュース会かもしれません。
スペシャル科学ニュース会、どういうこと?何かあんの?
最新出たゲストがいるかもしれない。
ああ、そういうことね。いいね、いいね。
最新の研究の話をしてくれるかもしれない。まだ計画中なんで変わるかもしれないですけど。
かもしれないってことね。
はい。
以上です。
はい。
今日実はポッドキャストフリークスの次の日なんですよね。
はい。
後半、僕の体力が尽きました。
はい。もうね、頭が回ってなかったんですけど。
声で多分バレてると思うけどね。
そうかな、バレないんじゃない?
わからない。
今日一日ちょっと歩いたし。
そうだね。
それは違うか。その話とはちょっと違う。
ちょっといろいろあって。
39:01
疲れてるね。
ポッドキャストフリークスの次の日も一日歩き回って。
れいさんお疲れなんですよ。
今もう夜12時過ぎてて。
なんか頭バグってますよ。
そう。
ちょっとなみなめなもんだね。
ちょっと疲れちゃって、やばいわ。
だってね、昨日もだって一日中ね、
10時から10時ぐらいまでね。
10時から11時ぐらいまでいたね。
そうか。
ちょっとやばい、もう尽きそう。
全てが、体力が。
いや、もうなんかね、後半何、ペンギンの話何言ってるか自分よくわからなかったから、
これ聞き返したくないね、今。
大丈夫かな?
あー、ちょっと編集でどうにかなるかもしれないし。
どうにかなる可能性にかけて。
今日はもう寝ます。
はい、寝ましょう。
ということで。
お疲れ様です。
お疲れ様でした。
本当に。
40:06

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