1. サイエンマニア
  2. ミジングモとアリの戦い!懸命..

クモに魅せられた話後編。クモの捕獲行動のパターンやどうやって実際に観察・研究をしているのかについて語っていただきました。


【ゲスト】

野口奨悟さん (https://twitter.com/qudai_kumodanwa)

・ミジングモの捕獲行動パターン

・クモは美食家?

・クモの飼育環境

・日本のクモ界隈と若手育成

・クモの腸と脳の秘密

・クモの魅力とは!

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only a little

00:01
まあこれはあの、えっと去年かな、去年の11月の日本クモ学会ってとこで学科発表したんですけど
あの、まあミジングモってそのまあそんな風にアリを食べる生き物なんですけど
ミジングモってその、種名を言ってるわけじゃなくてミジングモ赤っていう
そういうグループなんですね。だから何々ミジングモっていうのがいっぱいいるんですよ
あーなるほど、グループ名。
全部で日本だと20種類ぐらいいるんですよね、ミジングモの仲間が。
で、えっと今回はえっと、えっとね7種類かな、7種類のミジングモの捕獲行動を調べたんですよ。
でそしたら、あの大体どのミジングモも同じ捕獲行動をしてるかと思ったら
種類によって違う行動をしてて、で2パターンに分けれたんですよその行動が。
でそれがあの糸を投げつけるっていうタイプと噛みつくっていうこの2タイプがいたんですよ。
全然違いますね。
そうそうそう。
糸投げつける。
一方はアリが接近してくるとお尻を向けて、あのお尻からネバネバした糸をファーって投げつけてアリを拘束する。
えーそんなにみりないですから。
アリがそれで動けなくなるぐらいの糸です。
そうなんですよ。
結構すごいですねそれ。
そうしかもアリの表面とかって結構ツルッツルしてるから、そんなツルツルのアリの体にもネバネバするようなそういった糸を出してっていうタイプのやつが1つで。
でもう1タイプがあのおそらく毒なんですけど、アリがやってくると即座に噛みつくっていうタイプがいた。
だからその初動、アリが接近してきた場合にまず何をするか、糸を投げつけるタイプとまず噛みつくっていうタイプ、この2タイプがあったっていうのが分かりました。
えー面白いですねそれ。
噛みつくタイプは噛みついて結構すぐ動けなくなっちゃったりするんですか?アリって。
あーいい質問ですね。
これがそうじゃなくて、
そうじゃないんだ。
毒が完全に回るまで結構かかるんですよ。
飼育家でクモがいる飼育用機にアリ入れてみて、で実際アリが動けなくなれば時間を測ってみたんですよ。
そしたら10分くらいかかったんですね。
結構長いですね。
でその10分くらいかかって動けなくなったら自分のテリトリーに持ってって食べるっていう。
あ、持ってくんすか。すごい。
そうなんですよ。これもねまた面白いところで、さっきアリは集団で物を襲うって話したじゃないですか。
でそのアリが自分の仲間がやられてたらそこに反応して反撃とかするんですよね。
あー確かにそうっすよね。
そうそうそう。だからミジングモはアリを捕らえたからっていってそこで食べ始めちゃうと他のアリたちに殺されちゃうんですよ。
03:04
わかってる。
だからどっかに持ってって安全に食べるっていう。
えーすごいなー。いやそもそも襲いかかるときも結構一匹でいるとき狙わないといけないですよねアリが。
そうなんですけどただ野外で見てたらアリの行列の上とかで。
上?
そうアリの行列があったらその上に陣取ってブラブラーって上から降りてきてガブって噛んで、でその後逃げるんですよ一旦。
なるほど時間かかるから。
そうでそこで10分待つんですよ。
えー。
であよしこいつもう動けなくなったわってなったらまた上から降りてきて連れ去るっていう。
あそれ上に持ってくんですかアリ。
あそうです上に持ってく。
クレーンゲームみたいな感じですか。
そうクレーンゲームみたいな感じマジクレーンゲームですよ。
えーすご。
だからそのクレーンゲームで上まで持ってってでちょっと宙吊りみたいな感じで食べ始めるんですね。
ほうほうほうほう。
でこうするともう宙吊り要は空中にいるんでもうアリ側からしたらもう干渉できないんですよ。
まあまあ確かにもうどうしようもないですよねそうなっちゃったら。
そうもうどうしようもないだからあの結構ねあのアリ側からしたら結構怖い話ですけど。
いや確かに。
あの行列が行列があったら急に誰か一人いなくなって。
いやそうっすね。
で自分の行列の真上で宙吊りになってるんですよ仲間が。
やばいな。
怖くないですか。
めっちゃ怖いな。
めっちゃ怖くないですかこれ。
うん。
晒し者っすよね。
そうしかも行列の奴らはあんまり気づいてないんですよそれ。
ああまあ上見てね。
そうそれ見ててねそうなんかうわすごいの見たっていうのと同時にアリ側の気持ちになってなんか恐ろしい世界だなって思った。
まあまあ確かに。
行列が結構アリ10分あったらなんか動き回っちゃいそうですけどいろんなところそれでもちゃんと。
そうそこがねまた面白いところであのバタバタ動き回るんですけどなんかそんな変なとこまで行かないんですよ。
ああそう行けないんですかね。
行けないのかちょっとわかんないんですけどいやなんかあのこれまだちょっとわかんないんですけどなんかこうバタバタ動いて死ぬまではなんかこうあんまり移動しなくて。
でその雲側もその動けなくなったアリの場所がわかるんですよね。
うーん。
この辺であいつ倒れてるなみたいな感じでちゃんとやってくるんですよねそこに。
すごいなめちゃくちゃ賢いないやそうかいやでもそれよくそのアリの行列狙いましたね最初にというか。
うーん。
なんだろうなかなかでアリしか食べないんですか。
まあこれもそのちゃんとその野外において何を食べてるかっていうのはちゃんと調べられてるから例がないんであれなんですけど現状今日本で報告されているミジングモは全部アリしか食べてないです。
06:10
うーんすごいな。
あと僕の経験上あのえっとアリ以外も食べますけど。
ああそうなんですか。
まあ9割方アリかなって感じです。
逆に何食べるんですかそれ。
うーんとあのトモグイとかたまにしてて。
トモグイ。
そう。
だからまあミジングモがミジングモ食うっていう。
あそんなそんなパターンが。
そういうパターンもあったり。
はあなんでも食べちゃうからなんですかね。
そうですねまあただ基本的にやっぱりアリがもう主な餌。
へえ。
たぶん種類しかもその種類によってはもうアリしか食べないとかいうのもあるんでそのやっぱりなんでしょうミジングモって言ってもいろんな種類いるんで。
うーん。
そのちょっとその昆虫まで手を広げたミジングモもいれば。
うーん。
あのまあ本当にアリしかもう食べないよってやつもいれば他にはあのアリの中でもこのアリっていうのしか食べないやつもいるんですよ。
なんかすごい美食家みたいな。
はいあの霜降りミジングモっていうクモがいるんですけど。
はい。
そのクモはあのアリの中でもケアリっていう仲間のアリしか食べないっていうのが今報告されてます。
へえすごいなあおいしいんかなあ。
どうなんでですかね。
うーんまあのそのケアリの仲間っていうのが例えばトビロケアリっていうケアリがいるんですけど。
はい。
それとかって結構普通に見られるもう一般的なアリで。
はいはい。
しかもあの行列をよくなしてるアリなんでまあそのまあエサとして得やすいんじゃないですかね。
うーん。
出くわしやすいし。
うーんまあまあ確かにねいっぱいいるやつ食料にしといた方がいいっすもんねクモからしたら。
しかもそのアリはあの木があったらその木にあの土で作ったなんかあのなんでしょうアリの道偽道っていうのを作るんですね。
え道。
はいあの要は行列が通る道が出来上がるんですよね。
ほうほうほうほう。
でそこからもあんまり移動しないんですよねそのアリ自身が。
あーなるほど。
まあじゃあ狙う側からしたら結構狙いやすいみたいな。
そうなんですよ。
だからまあ一旦その場所さえわかってしまえばまあ毎晩訪れて食べればいいやみたいな感じなんでしょうね。
すごいなすごい世界っすねそれ。
うんうん。
なるほど。
じゃあなんか今はそれの延長でまあいろんな例をさらに調べてるって感じですか研究としては。
そうですねあの捕獲行動を調べたりとかまあ実際野外でどんなあのものを食べてるかとかまあだからこのミジングモの基礎的な生態をあのまあ現在調べてるっていう状況ですね。
09:01
うーん。
まああのこのミジングモっていうのがあの日本だとほとんど研究されてないですね。
あーそうなんですね。
うんまあ日本に限らず海外でもあの研究例はほんと少なくて論文の数とかも。
うーん。
えっとミジングモの生態に関する論文だったらもう10本7本ぐらいかな。
そんなもんなんだ。
うーんしかもその一部の種だけでやられてる。
あーじゃあもうまだまだわかんないことだらけですね。
そうなんですよだからまあちょっと僕がやるしかないなって感じですね。
あーいやいいっすよねでもそれやりがいありますよね実際。
うーんそうなんですよね。
なんかの延長とかでもなく。
まああとそのなんでしょうねやっぱり僕もそこそこあの雲をあの取ってきた方なので。
はい。
なんでしょうこうミジングモの場所がどこにいるかとかだいたい把握してきたんですね。
うんうんうん。
だからこう初めましての人にはなかなか難しい雲かなと思うんですけど僕みたいにこう雲を長年やってきた人にとってはようやくようやく手をつけれる研究なのかなと思います。
すごいもう完全にベテラン感出てますね。
すごいな大学4年生ですよね本当に。
いやだからやっぱりその思うのはなんか誰でもできる研究よりもある程度経験があるからこそできる研究の方がなんかいいかなって思ってて。
まあまあまあ確かになんかにそれこそスペシャリストですよ。
そうっすね。
まさにまさしくスペシャリスト。
まさにね。
そうですね。
あと単純に面白いからってことですよね。
あと捕獲もするんですよねこれって。
捕獲しますね。
飼育環境みたいなのって。
でもやっぱり飼育環境だとなんというか完全に自然ではないみたいな感じになっちゃう。
そうですね。
飼うってなっちゃうと。
そうですねはい。
ああそうか難しいですねやっぱり。
これね飼育も難しいんですよこれ。
そうなんですか。
なんせアリしか食べないんでこっちもアリ準備しないといけないし。
確かにアリ与えないといけない。
そうあとやっぱり閉鎖空間にアリ投入するのと自然情景下のアリだとその閉鎖空間にアリ投入する方がクモからしたら危険度が高いんですよ。
それは。
やっぱりその狭い空間にアリが暴れ回るわけですから。
警戒してるみたいな感じ。
逃げ場がないじゃないですかクモからしたら。
確かに。
なので飼育下でクモがアリにやられちゃうっていうことが多々ありまして。
まあ確かにな普通に見つかったら勝てないですよねなかなかその隙を見てガブっといけるから勝てるみたいな。
そうだから自然条件下ではアリとある程度こう距離感を取ってるんですけど。
12:03
飼育下だとちょっとそこがね飼育ケースという限られた空間しかないので。
そっか。
ちょっと襲われる可能性が高くなってっていうことで結構飼育もなんかすぐ死んじゃったりとかね。
難しいですねそれ。
エサに殺されちゃうのは難しいな。
そうなんですよ。
そうなんだからね貴重なミジンクモとか取ってきてもアリがもうバグバグ食っててもう泣きますよね。
いやそうですよねなんかそんなにそんなにいっぱい取るわけにもいかないですもんね。
そう。
いや。
まあでもそうやって試行錯誤して何とかこう自分なりに飼育もできるようになりましたね。
これ日本で研究クモの研究やってる方ってどのぐらいいるんですか。
えっとそうですねまあ大学教員でまあ大人の方でクモ研究者やられてる方はどうかな10人10何人とかかなちょっと数で言うと何人か。
まあでも多くはないですね。
10何人なんだそうかいやすごいこれ前にこの番組でミミズの話してくれたからさ。
原さんがもうすごい生き物の数に対して人間が足りねえみたいな話をめっちゃしてくれた。
クモもめちゃくちゃ種類がいっぱいいるんだったらもう到底足りないですね。
そうでしたから少ないしあと学生で言うとどのぐらいかな。
学科発表してる学生の数とかだと毎年まあ5、6人ぐらいかな。
全然全員チェックできちゃう5、6人だったら。
だからいつも常連の人がって感じですよ。
ですよね。
だからまああの結構今ねクモの研究って盛り上がってきてるんですけどまだまだこう若手が足りないっていう現状ではありますね。
なるほど。
いやちょっとその話も聞きたいなと思ってるんですけど、
このクモを通して若手をもっと増やしたいみたいなそういう活動もされてるんですよね。
そうなんですよね。
始まりは3年前かな。
今のこの収録時の僕のツイッターアカウントの名前なんですけど、
九大クモ談話会の会長って名前でやってて、九大クモ談話会っていうのを作ったんですね3年前に。
でこれ何で作ったかっていうと、当時じゃないか今も日本にはそのクモの地方同好会、
なんかクモについて情報共有するっていう会が日本に4つあるんですね。
15:00
東京、中部、三重、関西っていう風に。
そうなんだ。
で今聞いたらわかると思うんですけど九州にないんですよ。
でかつてはあったんですね九州クモの会っていうのが。
そうなんですか、なくなっちゃった。
やっぱこうそれこそ若手がいなくなったりとか、二代手がいなくなってってことで廃会っていうかな、なくなっちゃったんですね。
でまあその僕自身が3年前クモの研究やろうって思ったときは僕一人しかいなかったんですよね、九州大学には。
だからちょっとこれ寂しいなっていうか、やっぱり何か新しいこと始めるときに何か情報共有をした方がいいし、
単純に僕はその仲間が欲しかったっていうのがあって九大クモ談話会っていうのを作ったんですよ。
でもそれ同じ研究室の人とかにもいなかったってことですか。
いなかったですね、まずクモを研究してる人探すのって非常に難しくて。
なぜかっていうとクモは昆虫じゃないんですよ。
そう、昆虫は手足6本でクモは8本じゃないですか。
だから昆虫に関する研究室はあってもうクモに関する研究室ってのはないんですね。
さっきクモの研究者が何人かいるって話しましたけど、
実際大学でクモの研究されてて、その研究室でこのクモの研究されてるっていう方本当にまた一握りなんですね、そこに関しては。
というか野口さんが所属してるとこも天敵昆虫学校研究室って書いてますよね。
だから本来マッチしてないっていうか。
イレギュラーみたいな感じで。
イレギュラーで指導教官の人にちょっとクモだけでいいですかってお願いをしてさせていただいたっていう感じ。
こっちから提案したんですか。
そうです、僕ちょっとこれも話させてきたくて。
てかそうですね、全然そこ聞かないままここまで来ちゃいましたけど、そもそもなんでクモの研究をしてるのかみたいな。
それ聞いてなかったですね、そういえば。
そうなんですよ、だからクモの、なんでクモの研究をしてるかって単純にそのクモが好きだからなんですけど、
クモの研究しようと思ったら、普通に考えたらクモの研究やってる研究室に行くべきじゃないですか。
まあそうですね。
ですよね、だけど日本ではそんなとこほとんどないんですね、ほぼゼロに近いぐらい。
ってことはじゃあクモを材料に研究してもいいよっていう先生のとこに行くしかないんですね。
なるほど、オッケー出してくれる人を探す。
そうですね、で、まあ旧大っていうのは結構昆虫の研究作家だったので、近いクモもやってもいいよっていうのを先生からいただいて、
まあ旧大では結構クモに対して寛容というか、許していただいたんですけど、大学院次進むんですけど、
18:08
大学院選ぶときに本当に大変で、うちではできないよってめちゃめちゃ言われて。
そうなんですか。
学部までだよみたいな。
なんて言うんでしょう、クモを研究したくてもうちでは指導しきれない、面倒見れないっていうふうに言われて、
僕15個ぐらいの大学から探したんですけど、そのうち結局残ったのが3つぐらいで、
で、さらにその3つのうち1つはうちではできないよって断られて、で、そのうち1つはもうちょっと移動しますって言われて、先生が別の大学に。
で、残りの1個っていう、みたいなそんな感じで、結構クモの研究したい場合に進路ってめちゃめちゃ難しいんですよ。
そっかそっか、難しいですね、それは。
すいません、なんかめっちゃ話逸れましたね、これ。
いやいやいや、いやでもそれ大事なことですよ、一瞬は。
とりあえず今はそれはその残り1個に決まったって感じですか。
決まったんです、はい、決まりました、ちゃんと。
ああ、良かったですね、どうにか。
大学院からも欠休を続けれそうな感じで。
ああ、良かった良かった。
ここまでこんなクモ熱い人がやっぱ研究できないってなったら結構きついですもんね。
だからこういう今の現状っていうのも、やっぱりこうクモの研究者が少ないっていうところから始まってると思うんで。
まあ確かにそれを結構肌で感じてるって話ですもんね、今のも。
なので、僕自身その若手をどんどん増やそうっていう、その最初の先駆けとして、
9代でまずクモやってる人増やそうよってことで、9代クモダーマ会っていうのを作ったんですよね。
これは何人ぐらいいるんですか。
当初は4人ぐらいだったんですけど、今は15、6人ぐらいいるかな。
おお、すごいですね、結構増えましたね、すごい。
で、なんかその同じタイミングぐらいにもう一個クモに関する団体作りまして。
すごいな。
それが生物研究部クモ班っていうのを九州大学に作って。
それすごいな、サークルみたいな。
さっき言うのはほぼサークルみたいな感じで作ったんですけど、
次は生物研究部っていうことで、部活の中にクモ班っていう新しい班を作ったんですね。
実は九州大学って生物研究部っていうすごい歴史ある部活がありまして、昆虫班とか植物班とかそういう生き物ごとに班があるんですね。
21:00
すごいですね。
で、昆虫班はあってもクモ班なかったんですよ。
なるほど、これ作ってやろうみたいな。
これもう作るしかないなって思って。
で、同じタイミングぐらいで作って。
で、これもほぼ同じメンバーが一緒に、旧大工モダンマーカーと同じメンバーがクモ班にいたんですけど、
現在は何人かな、10人ぐらいで、今結構いろいろ動き出してて。
九州大学って保全緑地があるんですよ。
保全緑地。
生物多様性保全ゾーンっていう、その名の通りその自然の状態のまま残した環境を守ったところがあるんですよ。
なんかフィールドワークとかもできるような。
そうです、実際に九州大学の生き物の研究とかで使われるような場所なんですけど。
そこってクモとかがいっぱいいるんですけど、
誰も今まで調べたことなかったので、今そのクモ班のプロジェクトとして今、年間を通して調べるっていうのをやってます。
それすごい良いですね、今まで手ついてなかった。
そうなんですよ。で、一応その調べるっていうのとプラス、捕まえたらそのクモが何かって調べないといけないじゃないですか。
で、そのクモの種類を調べるっていう行為のことを同じに定めるで童貞って言うんですけど、
そういう童貞のスキルっていうのはなかなか一聴一石にはいかなくて。
相当知識必要ですよね。
知識と経験がいるので、そこで僕と僕の一人後輩が講師という形で後輩にその童貞の仕方を教えるっていうのを定期的に開催してて、
いずれはもう一人一人がこのクモはこの種類だって分かるようになってくれたらいいなっていうことで今動き出しております。
すごいもう先生になった。
そんなあんま偉そうにはできないんですけど。
いやいやいや。
そうですね、そのクモを捕まえて種類を調べるっていうそういう一連の流れをなんか経験してもらったら、
別にそのクモの研究者になってほしいとかじゃなくて、何かそういう経験があったら今後何かみんなにとっていいかなと思ってやってるんですね。
確かに研究とかって結構そういうところありますからね。
何かそういう課題設定してそういうのを解決したりするみたいなプロセスを学ぶみたいなのもありますし。
経験として何かあったら何よりはいいんじゃないかと思って。
結構クモ好きみたいな人も参加してくるって感じですか。
そうですね、結構もうクモ大好き、でも何かその、そういう技術はまだまだみたいな子がいて。
で、そういう子にみっちりこういろいろ教えてあげるって感じで。
24:03
いやすごいな、もう先生ですよそれは。大学の先生みたいな感じになって。
いやいやいやいやいや、まあまあ何か僕の何だろう守備に付き合ってもらってるっていう感じですかね。
いやすごいな、まあでもそれでクモ談話会も何か十何人まで仲間が集まってきたら何かいろいろできそうな。
そうなんですよ。
いろいろできそうですよね。
やっぱその、一人じゃできないこともみんながいればできることっていっぱいあって。
それこそ九州大学のそのクモの調査とかも僕一人じゃ到底できないんですよ。
広いし。
だからそういうプロジェクト的なことって人がいることでできるんで。
あとそのやっぱり大事なのがやっぱ情報共有ですよね。
ここでこういうクモ獲ったよとか、それこそさっきの童貞っていうとこに非常に情報共有が大事で、
このクモがこの種類って見分けるにはこの部分を見るんだよみたいなのって、これ経験的に身につくとこなので、
それをこう情報共有することで、みんな何だろう、相乗効果でどんどんみんな知識がついていく。
確かに。しかもこのクモのこの種類にめちゃくちゃ詳しいみたいな人いたら、それをまたみんなに伝えてみたいな感じで。
そうなんですよ。
絶対のレベル上がりそうですよね。
結構やっぱり自分はこのクモでいくみたいな結構定める人結構いるんで。
なんか推しみたいな。
例えば美人クモみたいな感じで、そういう何かに特化する人いるんで、そうしたらその人にそのクモ聞けば分かるんで。
っていう感じでこういう情報共有をしていけば、みんなのどんどん知識も増えていくんでいいんじゃないかなと思って、
こういう団体作ったりしてます。
なるほど。この団体はそういうフィールドワークを通したり、あとは勉強込みですよね。
そうですね。
実際にみんなで学ぼうみたいな。
で、それを作って、で、まだあと2個ぐらいやってることあって。
もう1個やってるのが、これ結構好評だと僕は思ってるんですけど、リンドク会っていうのやってて。
リンドク会。
リンドク会自体は会社とかあとは研究室とかでやられてると思うんですけど、
僕の場合は400ページぐらいからなるクモの専門書で、バイオロジーオブスパイラスっていうのがあるんですけど、
すごい本数ね。
それを担当箇所ごとにみんなプレゼン作ってきて発表するっていうのを、
月1ぐらいのペースでやってて、これも去年の6月ぐらいからやってるから、もう8ヶ月ぐらい経ちますかね。
いいですね、でもそれ。
めっちゃ勉強になりそうですね。
1つは400ページぐらいあるから、1人じゃまずやりたくないんですよ。
27:02
確かに、なかなか重い400ページ。
あとは、やっぱりみんなでやることによって共通言語が醸成されていくというか、
やっぱり専門書とかっていろんな定義とか専門的な言葉が出てくるわけですけど、
その理解っていうのはなるべくみんなで共有したほうがいいので。
しかも英語ですよね。
なんで、自分の理解と相手の理解に相違があった場合に、
本当に自分が正しいかっていうのは、いろんな人に確かめないとわからないところがあるので、
そういう意味でも、より洗練された知識が出来上がっていくっていう意味でも、
今やってるこの活動はかなりいいんじゃないかって思ってますね。
いや、もう研究室みたいな感じですよ、それも。
そうですね。そんな感じだと思います。
研究室の本当に勉強会みたいな感じですね、それ。
すごいですね。
あと、その専門書めちゃめちゃ面白いんですよ。
それは海外のクモの研究者たちが書いてるみたいな。
そうです。クモの教科書みたいな感じのやつで。
ほうほう。
これの日本語版がないんですよね、まだ。
いや、そういう本ないですよね、日本語版。
ないんで、ちょっと。
割とあるあるな気がしますね。
ですよね、そう。
専門が狭ければ狭いほど、もう日本語のやつ全然ないみたいな。
そうなんですよ。だけどめちゃめちゃ重要なこといっぱい書いてて。
はいはい。
そういうことさっきのクモのなんか、蝶毛、蝶緑の蝶に毛の話とかも載ってるし、
あとは、結構面白かったのは何だろう。
クモの蝶の話とかも載ってて、
イチョウの蝶。
イチョウの蝶です。
イチョウの蝶。
はい。クモの蝶が基本腹部のほう、お腹のほうにあると思うじゃないですか。
だけど頭のほうにもあるんですよ、蝶が。
え、頭のほうにも?2個あるんですか。
2個っていうか、枝分かれみたいにしてて、蝶。
そのなんか一部が、頭のほうにあって、なんか、図見たらびっくりしたのが、頭なんかパンパンに蝶が詰まってるんですよ。
あ、そうなんすか。
え、虫ってなんて言うんですか。脳的な。
そうそう脳とか、目の視神経とか。
それと一緒に蝶あるってことですか。
そう、それと一緒に蝶がパンパンに詰まってて。
あれビビったんですよね、ほんと見たとき。
そうなんだ、確かにこういう情報なかなか得られないですよね。
本当ですよ、だからみんなで勉強してて、マジかなと思って、めっちゃみんなビビってて。
ただなんか、確かになって思うとこもあって、クモって待ち伏せ型の生き物って言われてて、基本的に餌を待つんですね、彼らは、やってくるのを。
30:11
さっきのアリの話も、待つ。
はい、なので待つってことは、それだけ飢餓にも耐えれるってことなんですよ。
あー確かに。
ってことは、もしかしたら蝶が腹部と頭の方にもあって、そこに栄養を貯めとくみたいなことで、飢餓に耐えてんじゃないかなみたいな話をみんなでして、わりわり盛り上がったりとかね。
えー、まあでもそれはまだ明らかにはなってない。
どうなんですかね、ちょっとさすがにこうなのかわかんないなっていう。
すごい怖すぎて不思議だな。
あ、そうなんだ。
だけどまあこういうなんか、え、そうなの?みたいなことが詰まったのがその本で、もうみんな毎回驚きの連続ですよね。
もうなんかそういう話、で今これこうやってポッドキャストで話してくれてますけど、これがまた、なんていうんだろうね。
本当に日本語で聞ける幸せみたいなのありますかね。
他の人一緒に勉強したら。
そうなんですよね、そうそうそう。
まあ英語でもいいんですけど、なんかやっぱり入ってき方は違うじゃないですか。
そうなんですよね、そうそうそう。
すごいいいですね、それは。
っていうのがまあ、まあ結構みんな楽しくやってる威震読解っていうのが3つ目で、で最近立ち上げた団体があって。
めっちゃ立ち上げますね。めちゃくちゃ立ち上げてます。
今じゃあ前座で今のは。
あってそれがスパイダリングっていう団体作りまして。
スパイダリング、また全然違いそうな。
これはどういう団体かっていうと、さっきは九大雲談話会とかっていう、まあ割と九大とかってこう場所を狭めてやってたんですけど、
もうあの今オンラインが発達してますから、全国の若手みんなでこうネットワーク作ってつながっていこうよっていう団体でスパイダリングっていう名前をつけたんです。
すごいもうついに全国へ。
ですね。
飛び立つわけですね。
このスパイダリングっていうのがどういう意味かっていうと、雲学的な専門用語で。
でどういう意味かっていうと、
聞いたことないですね。
雲の子供っていう意味なんですね。
雲の子供をスパイダリングって。
はい。だから複数形はスパイダリングズって言うんですけど。
へえ。
だから、例えばその、なんか雲の赤ちゃんの頃って、みんなでぐわってまとまったりしてるんですよね、赤ちゃんの頃って。
雲ってもう結構一気にバーっていっぱい生まれる感じ。
そうですね、はい。でその生まれてすぐとかは結構みんなまとまって、なんかまどいって呼ばれる塊みたいになってるんですけど。
へえ。
まあいずれみんなこういろんな場所に飛び立っていくんですね、彼らは。
33:01
でその飛び立つ前の子供たちのことがスパイダリングっていう風に言ってて。
なのでまあ僕らもね、その雲研究者として飛び立つ前の子供なんで、そういう意味も込めてスパイダリング。
みんなで集まって。
そう、みんな集まって頑張っていこうよってことで、スパイダリングって名前をつけました。
いい、いいっすね、なんか。いい名前つけましたね。
でもこれね、僕じゃないですつけたら。
あ、そうだね。
一応この団体は、学生だけでもいいけど教員が一人くらいいたら安心だよねってことがあって、
学生プラス大学教員の先生一人でやってて、でその先生が考えてくれたんですよ。
いいっすね。
それはもう給代の方じゃないんですか?
先生ですか?
先生はもう給代じゃない方ですね。
でもなんか言ってましたよね、東京とかそっちはあるみたいな、九州以外にはそういう団体はあるから、そういうとことも連携する感じですか?
今後はそう考えてますね、はい。
ただ今ある団体って年齢層バラバラなんですね、若手からもう結構年配の方もいらっしゃるみたいな感じなんで、やっぱこう。
年配の方もいらっしゃるの?
そうなんですよ、で結構年配の方多いんですね、現状。
あ、そうなんすね、もうシンプルクモ好きってことですか?
そうです、はいはい。
おーすごいな。
で、やっぱこう、若手って入ってばかりとかだと結構まだそういうとこ怖いというか、学会とかもちょっと怖いなと思う人も結構いるんですね。
最初だったらそうですね。
だから最初は学生だけっていう空間がちょっと安心できるかなと思って、そういう今、いろいろ入ってきやすいっていう環境、初心者に優しいっていう環境としてこういうのを今作ってますね。
それはなんか実際にどんなことしていくんですか?
一番今やってる主な活動が、それこそ情報共有の方で、スラックってわかります?スラック。
あーわかります、メッセージツールですね。
あれで、今20人ぐらいいるんですけどメンバーが。
おーもうすでに。
で、そのスラックって今、スラックってなんかチャンネル作れるじゃないですか。
で、チャンネルごとに例えば論文紹介チャンネルとか、統計に関するチャンネルとか、あとさっきの童貞っていう作業には知識と経験がいるって話しましたけど、
童貞のチャンネルとか、いろいろチャンネルを開けてそこで議論を今、チャットで重ねてるっていう段階です。
あーでもいいっすね、そういうのは。
結構ね、予想外っていうか、僕が作った当初、去年の12月かな、作ったんですけど。
36:03
作った当初は、あんまりこう、みんなスラックも慣れてなくて、そんなに議論がなくて僕だけ喋ってるみたいな状況だったんですけど、
最近は本当になんか、毎日もしくは2日に1回ぐらい誰かがこう、この雲何ですかねとか、ちょっとこの雲のここの部分でちょっと童貞わかんないんですけどとかいう話がされてたりして、非常にいい状況だなと思ってます、今。
盛り上がってきてるわけですね。
非常に盛り上がってきてると思ってます、はい。
おーすごいな。
あとすごいのが、共同研究的な話も進んでて。
おーすごい。
まあそうなりますよね。
いろんなとこから人が集まってるから。
はい、だからこの雲何ですかみたいな話から、え、その雲すげえ雲じゃんみたいな。
なって、ちょっと論文したほうがいいよみたいになって、じゃあ一緒に論文書こうかみたいな、そういう流れが生まれ始めてて。
いやーでもそうっすよね、論文になりますもんね、そういう発見してたら論文ですよ。
めちゃくちゃ価値あるな、そのスラッグ。
そうなんです、これ本当にいい価格反応が今起こり始めてるという状況ですね。
これやっぱりその情報共有とかをもっとしたいっていうのが、この野口さんのモチベーションがあったからこそのこういう活動ですもんね。
そうですね、なんか。
なかなかできないと思いますよ、でもこれ作るって。
まあ、これ僕自身の経験で、僕が大学1年生で雲を始めたんですね。
雲を始めたってパワードな気がします。
大学1年生で雲を始めて、もう右も左もわからない状態だったんですね。
はい。
で、なんか、ノリで雲学会とかに入って。
あ、もう個人で入ったってことですね、それ。
とりあえず勉強するなら入るかってことで入って、そこで予想では結構学会って怖いとこかなって思ってたんですけど、
めちゃめちゃ優しくて、雲学会の先生とか先輩って。
で、僕に手取り足取り雲について教えてくれて、で、その進路とかの時もすごく親身になってくれたんですね、僕の時に。
っていう感じで、もう僕は本当に雲学会の人に育てられてここまで来たので、
なんか僕みたいな人がいれば少しでもこう、救ってあげたらというか、手助けできたらいいなと思って、今こういう活動をやってますね。
いやー、素晴らしいな。
いや、まあまあなんか自分の自己満足なのかもしれないけど、まあ。
でもなんか実際に、いや、まあ何人、十何人とか今集まり始めてるところで、
39:04
まあ多分この日本全国探したら、まあそういうもしかしたら生き物の研究、生き物が好きだとか、
で、まあ中でもなんか雲の研究してみたいとか、まあいると思うんですよね。
いろんな、まあ雲だけじゃなくて、いろんな生き物について。
で、まあやっぱりその好きなものを研究したいし、してほしいじゃないですか。
そうですよね。
で、そういう時に、やっぱ一人だとできることも少ないし。
そうなんですよ。
なかなか辛いだろうなっていうのは。
だから、そういった興味はあるけど、なんかどうしたらいいかわからないっていうことで、なんかこう諦めるみたいなのって本当にもったいないなと思ってて。
いやー、本当にそうですよね、こういう。
で、こういう現状って実は他の生き物とかで結構起きてて。
ああ、そうですか。
なんだかんだ、ウニの研究かな、やられてる方が言ってたのが、ウニの研究したいっていう学生がいたけど、
自分はたまたまその子となんか学会かなんか出会ったけど、なんか出会えなかった子とかもいて、そういう子はなんか諦めちゃったんだみたいな話をしてて。
だから本当にそれは偶然だったっていう場合であって、それはね。
出会えなかった人たちについてはもう諦めるしかないっていう、そういうなんか、現状この若手が育ってるのって、これ僕偶然だと思ってて。
いや、まあ確かに近くにいて知り合いにならないと何も始まんないっすね。
だから今のクモ研究者もなんか、言ったら失礼かもしんないけど、偶然の産物みたいな感じで、たまたまこの素晴らしい人たちが出来上がってるけど、
もしかしたらクモの研究者途絶えるかもしれない可能性を秘めてるんですよね、まだ。
だからそこに対して、偶然ではなく必然で若手を生み出すっていう方向に持っていかないと、クモに限らずいろんな研究界隈で若手が育たない、その界隈自体が絶滅したりっていう可能性もあるんじゃないかなと思って。
いや、ほんとそうっすよね。で、一回そういうの途絶えちゃうと、やっぱりもう一回やるのってものすごいやっぱハードル高いし、人がどんどん減っていっちゃうと。
だし、そうですね、なんかこういう何かを好きで突き詰めたいみたいな原動力ってやっぱ他にはないと思うんですよね。
そうですね。
こういうパワーというか、そういう人を僕は応援したいと思ってるっていう。
よかった、趣旨に合っててよかったですね。
いやいや、まあそうですし、それを偶然にしないために必然にしたいっていう話がさっきされてましたけど、こうやってオンライン上で今いろいろと情報を発信していくみたいなのでも、誰かにやっぱ引っかかるかもしれないですね。
42:00
そうですね。
そういうすごい重要なことだと思いますね。
だから情報発信も大事で、実はこの僕が今作ったスパイダーリングっていう団体は、研究に関する情報共有プラス普及啓発っていうのも活動軸として置いてるんですね。
普及啓発。
そして普及啓発の方では雲自体の魅力をみんなに発信したりとか、あとは今は何人か有志で集まってやってるのが、雲に関する動画を作ろうっていう話をしてて。
動画、YouTubeみたいな。
そうです、はい。やっぱり今小中高生ってYouTubeとか動画に結構夢中になると思うので、そこで面白い雲の動画とかあったら何かのきっかけになるかなと思って今そういう動きをしてます。
確かにな、そうやって好きな人が検索したりして引っかかってきたらいいですよね。
ですね、そうそう。
仲間がいるぞみたいな。
こういう活動ですよ、やっぱり今必要なのは。
いやいや、そう言っていただけてよかったです。
難しいのがこういうコミュニティみたいなやつは、前なんか僕どっかで話したかもしれないですけど、やっぱ閉じてるとよくないみたいな。
そうですね。
なるべくオープンでいて、あとはその雲と生き物をいろいろ研究したり好きだっていう人同士がまたつながってても嬉しい。
そうですね。
で、その人がまた誰かが見つけた、例えばなんかすごい雲にめちゃくちゃ詳しい学生がいるらしいみたいなのがめぐりめぐって、
このスパイダリングにつながってくるとか、なんかそういうのもあるかもしれないじゃないですか。
そうですね。
今日これ聞いてる人とかもしかしたらいるかもしれないし。
確かに、そうですね。
いたら即連絡してほしいですけど。
おそらくポッドキャストが公開になった頃には、このスパイダリングのホームページが出来上がってると思うので、ぜひそちらの方から連絡をください。
はい。これ多分3月末くらいかな。
もう多分出来上がってると思います。
いやー本当なんか頑張ります。
まあそうですね、情報発信をする者としてはレンさんと手を組んでいきたいとか。
まあそうですね、僕は結構何でもあり感ありますけど、なんかめちゃくちゃ一個に特化してるわけではないですけど、
こういう人たち全体で盛り上がってったらすごいいいのかなと思いますね。
どうでしょう、あと何か伝えておきたいこと。
伝えておきたいこと。
ありますか。
伝えておきたいこと。
最後にやっぱり、最後にあれかな、やっぱクモの自分の思う魅力最後に語ってもらって終わりますか。
45:06
まあそもそもなぜクモに見せられてるのかみたいなところを最後に聞いて。
うわー難しいなー。
いやまあ語り尽くせないかもしれないですけど。
そうですね、ただ、あーでもわかりました。
まあミジングモとかが特にそうなんですけど、小さいけど懸命に生きてるっていうその姿に僕は見せられたなと思ってます。
いやいいっすね、なんかそれは。
やっぱこうちっちゃな虫とかってみんなあんまり目を向けないっていうか、
ハエとかもただ飛んでるなと思うぐらいですけど、実は彼らも生きるたびに懸命に何かをしてるわけで、
一つ一つの行動も生きるたびに取られた戦略の上に成り立ってるわけなので、
だからこうやって小さいクモたちが日々どんなね生活をしてるかっていうのにこう惹かれて、
まあ今自分は研究してるだろうなと思ってます。
だし、これからもやっていくだろうなっていう感じで。
そうですね、まあ彼らを理解するには僕の人生なんて足りないですけども、まあ少しでも分かり合えたらいいなと思ってます。
いやいいですね。
いやーやっぱ今回のこの話聞いて結構クモの見方変わると思いますよ。
あ、ほんとですか。
なんか聞いてる人とか、いや僕もなんかいろいろ知らなかったこと。
これ始まるときはなんかスパイダーマンぐらいしか言ってなかったです。
はい。
まあその、もし興味持っていただいた方いれば、今ねクモの書籍めっちゃ出てるので、
あ、そうです。
ぜひ皆さん書店に行ってクモに関する本をぜひ読んでみてください。
そうですね、なんか気になった方自分で調べてみたりとか本読んでみたりとかしてみてほしいですね、ぜひぜひ。
はい、ぜひお願いします。
いやーすごい僕もこの活動めちゃくちゃ応援してるので。
ありがとうございます。助かります。
これからも頑張ってください。
はい、頑張ります。ありがとうございます。
というわけで本日のゲストはクモに関してたっぷり魅力を語っていただきました野口翔吾さんでした。ありがとうございました。
ありがとうございました。
シーズン21、クモの世界はいかがだったでしょうか。
クモ愛あふれるエピソードになったんじゃないかなと思います。
今後の研究も楽しみです。野口さんありがとうございました。
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次回もまたお楽しみに。
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