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スピーカー 1
実際プロの人とかも結構イメージトレーニングとかするんですかね
波乳譲るがすごいイメージトレーニングするみたいなの聞いたことあるんですけど
スピーカー 2
特に神秘系のスポーツはやっぱりイメージトレーニングすることが多いですね
スピーカー 1
イメージが大事っていうこと
スピーカー 2
脳的にはイメージしてるのも実際にやってるのも同じような感じで捉えるっていう風に言われているんで
本当に頭の中でイメージのどれぐらいできるかっていうのもあるんですけど
例えば行った試合会場の芝の匂いだったりとか
観客席にいる人とかその観客席一人一人がどういう人かみたいなぐらい
本当に詳細にイメージしてそこで本当にプレイしてるっていうようなイメージをやっぱり繰り返せると
本当にその場に行った時に見慣れた風景みたいな感じになるので緊張しづらいとかっていうのもあったりします
スピーカー 1
そんなレベルのイメージトレーニングできるんですかね
スピーカー 2
そうですねこれも練習によりけるというか
ちゃんとこう普段からやってるとそこまでイメージできるようになるっていうふうに言われてます
スピーカー 1
面白いなそれ確かにそれできたらいつでもどこでもちょっとイメージトレーニングするみたいなできちゃうみたいなのありますよね
スピーカー 2
研究でも罠毛の研究で初日に罠毛をやってもらって何十回かやったうちの何本入りましたっていうのを最初に記録して
2つのグループに分けて片方のグループは1日10分とか20分練習する
でもう一つのグループはイメージトレーニングだけやるっていう風にして2週間か3週間ぐらいやった後に結果を見たら
イメージトレーニングだけしてたグループも成績がすごい上がったっていう研究があって
スピーカー 1
へえ面白いな
スピーカー 2
だからそれぐらいやっぱイメージトレーニングって効果があるもんだっていうのは言われています
本当にトレーニングになってるっていうのがすごい
スピーカー 1
それ面白いな
じゃあ結構プロ野球選手とかもイメージトレーニングとか結構しっかりしたりとかするんですかね
スピーカー 2
そうですね例えばバッターとかだとなんかよく野球選手で素振りしてるイメージがあると思うんですけど
その素振りの時にも本当にその目の前にピッチャーがいてその人が投げてきてるっていうのを頭で想像して描きながら
このボールが来てここに振っていくっていうのをやっぱり皆さんやってますね
スピーカー 1
ああそうかあれイメージトレーニングしてるんだ素振りしてるやつって
スピーカー 2
そうですねピッチャーの人とかも多分人によると思うんですけど
メジャーリーグの本で野球の99%はメンタルみたいな感じの本があるんですけど
その本だとその日の試合対戦する相手を1番バッターから9番バッターまでを
頭の中で思い浮かべて1回の表まず1番バッターこのバッターじゃあ1球目ここ投げて2球目ここ投げて3球目これでアウト取るみたいなのを
1回からずっとシミュレーションしてやるような人もいるっていうふうに書いてありました
スピーカー 1
まあまあでも確かにそれでそれ通りにいったら結構冷静でいられそうというか
慣れの感覚みたいなのはあるんですかね緊張もしなくなりそうだし
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
確かになピッチャーとかって僕全然野球経験ないですけど大学の時の研究室対抗野球大会にちょっと出たぐらいの本なんですけど
ピッチャーちょっとやったことあってでも本当に繊細じゃないですかピッチャーのその指先ちょっと変わるだけでも全然飛ぶ方向は違うから
プロすげーなってやっぱ思うんですよ
スピーカー 2
いや本当に一度違うと30センチとか40センチぐらいずれるんですよね
そうですよね
なんでその一度の攻防をしてるっていうあの早い腕の振りの中でっていうところでやっぱすごいなっていうのが思います
スピーカー 1
それをすごい観客がバーっている中でちゃんと練習どおりにできるかとかって
相当やっぱイメージも含めてだし実際のトレーニングをめちゃめちゃしないとできないだろうし
それを科学が支えるみたいになったら結構ちょっと見え方変わるなというか熱いなって感じがしますけど
スピーカー 2
そうですね特に野球の世界だとピッチャーは自分で動作開始して自分でできるんで結構介入のしがいがあるというかいろいろできるんですけど
難しいのがやっぱりバッターで結局ピッチャーがいて投げてきたボールを打たないといけないので
言ったら世界一綺麗なバイオメカニックス的なスイングを身につけさせたとしても
タイミングが全然合わなかったら空振りしてしまって効果出ないみたいなことになったりするんで
スピーカー 1
確かになそこはもう感覚ですよね飛んできたのに合わせるところは体の動きっていうよりかは反射神経みたいなことですもんね
スピーカー 2
そこがやっぱちょっと今あのどっちかというとピッチャー有利な感じになってるんですけど
スピーカー 1
そこのちょっと進みの差の違いが出てるなっていう感じはします
投類とかもなんかあったりするのかな
スピーカー 2
そうですね投類は結構足のつく場所とかっていうのが投類じゃなくても走るスポーツにおいては全部そうなんですけど結構大事で
特に止まっているところから一歩目出した時にその足が体のどの辺につくのかっていうので全然その力のかかり具合が変わってくるので
そのあたりはですね僕たちの研究室というか研究ではフォースプレートってわかりますか
スピーカー 1
フォースプレートわかんないです
スピーカー 1
注目度も高いし高いとはすごいなと思いますけど学会とかもすごそうですよね
スピーカー 2
そうですねたくさんありますし結構僕自身は成形外科の先生たちが入るような学会に行くことも多くて
やっぱ怪我とかでスポーツに関する成形外科の学会とかも結構あったりするので
そういうところで発表したりしています
スピーカー 1
実際研究室の人ってどれくらいいるんですか
スピーカー 2
僕が所属しているスポーツ医学学センターにはいろんな職種の栄養士さんだったりとか
成形外科のドクターの先生だったりとかいろんな職種の人が所属していて
今30人ぐらいですかねいてそれぞれが各自自分の専門のことをやっているという感じです
スピーカー 1
そうですね広いからかなりチーム戦なんだろうなっていうやっぱり一人の選手とかに対してもいろんなアプローチで
アドバイスするとか知見を伝えるみたいなのが必要だからチーム戦ですよね
スピーカー 2
そうですねそこが一応今僕が所属しているところのいいところでいろんな職種の人が同じ建物に集まってやっているので
いろんな方面から選手に対してアドバイスができたりとか協力してできるっていうところですね
スピーカー 1
面白いなこれ各ジャンルの話聞きたくなりましたもん
全部の分野から聞いて一人の野球選手を科学的にサポートする方法みたいなのを聞いたら
いろいろそれこそさっきの念ざしにくくなるようなトレーニングとかを日常でも使えそうだしめっちゃ面白そうだなと思いましたね
最初からスポーツ系のスポーツ科学のこととかやりたいなって思ってたんですかね
プロ野球選手最初目指したってことですけど学問になるとまたちょっと違うのかなっていう気がするんですよ
入り口として
スピーカー 2
そうですねもちろん研究やり始めて面白いし好きなんですけど
研究者であるとともにアスレチックトレーナーとしても今活動しているので
そっちも結構メイン自分的にはメインの一つだと思っていて
ここがですねどうしても時間が分散されてしまうので
そうです大変ですよね
どっちかを深くやっている人に比べるとちょっと浅くなってしまうかなっていう思いもありながら
ただやっぱり両方やっているので実際に試合しているとか練習している場面をサポートしていて
これはこういうことなんじゃないかっていうのを気づいてそれを研究に持ってきたりとかできているっていうところで
一人の中でですけどよく研究と現場って乖離しがちだみたいな話があったりするんですけど
そこはやっぱり両方出ている自分が決めていることなんで
比較的有益な現場にも使えるようなことができてるんじゃないかなというふうには思っています
スピーカー 1
なんかそこすごいつながってるからこそフィードバックできるみたいなめっちゃ強いなって気がして
例えば僕がよく話したりする人とかで例えばお薬作ってる人とかだと
やっぱりそれを作ってる人と実際に使う患者さんの距離がもうえらい遠いっていう話はよく聞くんですよね
実際自分が患者さんと会うわけじゃないけどその病気の研究をずっとしてますっていう人とか結構いて
だから実際のそういうニーズがどこにあるのかとかこういうお薬だったらもっといいのかなとか
つかみにくいみたいな聞いたことあるんですよね
そういう意味ではスポーツ科学だとむしろ現場で全て起きてるわけじゃないですか
それがフィードバックできるのはすごいいいですよね
半々とかでやってるんですかこれ
スピーカー 2
そうですね半々ぐらい あと大学の授業も担当しているので3分の1ずつぐらいかちょっとサポートの時間が多いかなっていう
めちゃくちゃ忙しいです
ありがたいです今日こうポッドキャストの話聞けて
スピーカー 1
なんかちょっとでも興味持ってくる人とか出てきたらいいなとすごい思いますし
なんか今学生さんとかもいらっしゃるわけですよね研究室で
スピーカー 2
そうですねはいいますね
スピーカー 1
なんかそういう人たちもそういう人たちがもう研究室でしっかり研究200%注いでるんだと思いますけど
なんかこう自分で研究してたらトレーニングの現場行きたくなる人とか出てきそうだなって思いましたね
スピーカー 2
そうですねやっぱりこう研究してても被験者が自分が見ているスポーツの学生だったりするっていうこともあったりするんで
なんかよりこうフィードバックとかもなんかもうそのままダイレクトにその子たちにこう与えられるっていうところもあったりしますね
スピーカー 1
いやーすごいなーこの間オリンピックありましたけど国単位でやっぱ応援してるというかスポーツ科学っていうジャンル自体も後押しはいろいろ受けてるのかなとか思いますけど
スピーカー 2
そうですね各国ともやっぱこうメダルに関わるところで
スピーカー 1
もうとりあえずトレーニングしようじゃなくてちゃんと研究してちゃんと勝とうみたいな
なんか逆にこうもう少しこうなったらいいなみたいなのもあったりします?
スピーカー 2
まあやっぱりもう少し研究してくれる人が増えてもいいのかなっていうのは思いますね
スピーカー 1
人数は結構限られてる感じですかね
スピーカー 2
やっぱりそんなに多くはないかなっていうところで
結局スポーツ科学とはいえスポーツの場面で研究されたことって一般にもやっぱりこう落とし込めるというか