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矢橋友宏
オーナーシップですね、組織に属していたり社会の中で生活をしていく中で
自分でこう選択をして生きてない人とかことが増えているんじゃないかっていうふうに感じていて
高見知英
NPO法人まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.のポッドキャスト番組 SBCast.です
この番組は様々なステージで地域活動 コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介
活動のきっかけや思いを伺うポッドキャスト番組です 進行を務めますのは私SIDE BEACH CITY.にてDX推進サポートなどの活動を行う高見知英です
どうぞよろしくお願い致します それでは今回のゲストは
FabCafe Nagoya矢橋友宏さんでございます 矢橋さんどうもよろしくお願いいたします
よろしくお願いします よろしくお願いいたしますそれではまず簡単にではございました
自己紹介からお願いできますでしょうか
矢橋友宏
ご紹介いただきました矢橋友宏と申します 理不健の生まれでして
大学で名古屋に出ましてそこから しばらく名古屋で働いた後に大阪行ったり東京行ったりで実はあの
名古屋の今回ご紹介と言いつつ25年ぐらいは関東を根城に活動をしております 普段は横浜に住んでまして渋谷のクリエイティブの会社に通いつつ
4年前に4年ちょっと前に今回ご紹介するFabCafeの名古屋というカフェを名古屋の栄というエリアにオープンをさせてそちらを運営しています
ということで今は毎週横浜と名古屋を行き来しながら 名古屋とか岐阜とか三重とか東海地域の方々といろんな活動をさせていただいてます
高見知英
はいよろしくお願いします よろしくお願い致します
それでは早速FabCafe Nagoyaのお話に移れればと思いますが FabCafe Nagoyaではどのような活動を行っているのでしょうか
矢橋友宏
そうですねあのFabCafeというのはその名の通りファブリケーションものづくりの カフェというのがコンセプトでして
店内にレーザーカッターとか3Dプリンターっていう いわゆるデジタルのものづくりの機器が置いてありまして
どなたでも利用することができる そんなものづくりを目の前にしながらゆっくりお茶を飲んで打ち合わせをしたり
プライベートなひとときを過ごしたりということができる そんなカフェを運営をしています
一方で単純なカフェだけではなくて 企業さんとか教育機関とか自治体とかそういった様々な組織の方と
いろんなプロジェクトを仕掛けていまして 地を変えたり組織を変えたり人を変えたりっていう
そんなプロジェクトも実は一方では行っているという ちょっと一瞬カフェという名前とは想像できないような活動も行っている
そんな分かりづらい活動体でございます
高見知英
ものづくりとカフェという2つの要素を組み合わせた場所として活動していて
組織とプロジェクトを実際に何か作ってやっていくというようなこともやってらっしゃるのですね
矢橋友宏
そうですねはいそうです
高見知英
自分も写真を事前にいくつか見させていただいておりますけど本当に広々とした空間で
やっぱりそういうようなところ特徴的なところもありつつさらにやっぱりものづくりとして
実際の3Dプリンターですとかさまざまな電子機器ですとか電子基板ですとか
そういうようなものを使って何かいろんなものを作り出すプロジェクトを
いろいろと考えていらっしゃるということなんですね
矢橋友宏
そうですね
高見知英
このような活動をするようになった理由っていうのを何かお伺いできますでしょうか
矢橋友宏
はいFabCafe自体は2012年に渋谷で産声を上げているカフェでございます
これが冒頭で自己紹介でご紹介をした渋谷の会社でロフトワークという
クリエイティブの会社がありまして縁あって私がそこで20年ぐらい
役員を番頭みたいなことをさせてもらってるんですけど
そちらの創業者が12年前に渋谷で最初にFabCafeというのをスタートしました
名古屋と一緒に同様でものづくりカフェということで
いろんなクリエイターさんとか一方でいろんな企業の方と
プロジェクトを仕掛けていくということを続けてきて
全世界に実はこのコンセプトに共感をいただいた方が
FabCafeをどんどん立ち上げていってまして
今ではグローバルで14拠点が活動してるっていうそんなネットワークになってます
名古屋は国内では東京 京都 飛騨に続く4番目の拠点としてオープンをさせました
きっかけは実は私が地元だったからっていうのが唯一で最大のきっかけなんですけど
番頭ですので僕は新規事業立ち上げたりあまりやってこなかったんですが
FabCafeという活動を客観的に渋谷で見ている中で
とっても面白い人たちが集まる場になっていくっていうのを目の当たりにしてきて
ちょっとご縁があって名古屋の栄の久屋大通という公園が
大きくリニューアルをするっていう話が飛び込んできまして
そこの芝生の公園の中にテナントを募集してるっていうことで
とっても素敵な空間のパースがあったので
僕自身がやりたくなっちゃって
FabCafe Nagoyaに立ち上げたいっていう思いで
ちょっといろんなところで騒ぎ始めて
結果的にできちゃったっていうのが立ち上げた理由というかきっかけです
高見知英
なるほど
渋谷の方でもうすぐにFabCafeを見てきて
それを名古屋でもちょうど機会があったので
じゃあやってみようかなと思って作ってみたということなんですね
矢橋友宏
そうですね
高見知英
何かこういう時に実際渋谷で見て
これはこういうのがあるといいなって思った
大きな着想を得た部分って何かございますか
矢橋友宏
そうですね
渋谷であるしその前提として東京ですので
やはりいろんなクリエイティブな方々が出入りをするというのを見てきて
それにいろいろ影響を感化されて
企業の方とか教育機関の方もどんどんいろいろ発想が出てくるっていうのを見ていたので
これが東京だけで通じるものじゃなくて
こういうものこそ地域とかローカルにもっとあってもいいのかなっていう気持ちが
もともと感じていたところに地元でひょっとすると作れるかもってなったので
ご存じの方多いと思うんですけど
名古屋はある意味すごく保守的なエリアでもあって
僕も地元なのでよく知ってるんですけど
なかなか新しいものに真っ先に飛びつくっていうよりは
安定安心で貯蓄してみたいな文化で
それのいい面もある一方でやはり環境がどんどん変わっていく
今の現代においては
もう少しアグレッシブにというかアクティブに
動いていく必要を感じ始めていたので
このFabCafeっていうのがその1個のきっかけとして
地元に提供できるといいのかもしれないって思ったっていうのが
大きな理由でもあります
高見知英
クリエイティブな人が出入りする渋谷のFabCafeを見て
こういうような刺激を受ける場が
安定安心の文化を持つ名古屋に入れられるのが
1つのきっかけになればということで
実際にこちらでFabCafe Nagoyaを立ち上げたということなのですね
矢橋友宏
そうですね
高見知英
実際こちらって結構やっぱりそういうのは場ができることによって
刺激を受けてじゃあやってみようというような方っていらっしゃいますか
矢橋友宏
そうですね
特にまずは世に言う感度の高いクリエイターさんとか
アーティストやクリエイターやスタートアップに近いような
若い子たちが結構顔を出してくれるようになりまして
ただ彼らはもともとそういう意味では感度は高かったと思うんですね
ですからFabCafeができて
感度が上がったというよりは
1個の面白い場所ができたということで
わりと歓迎してもらえた印象でいます
一方でさっき投げていただいたように
変わった人っていう意味では何度もお伝えしている
企業とか組織に属している方が
もともとやはりオフィスで働く者っていう方々を
芝生の公園にあるカフェにお誘いをして来てもらって
皆さんスーツで来られるんですけど
何か場違いですよねっていう感じになっている方々が
プロジェクトをやったり
イベントで全然違う属性の人と交わっていく中で
生き生きとしたりとか
それは僕がそう感じているだけっていう面もあると思うんですけど
全然態度とか様子が変わっていかれる方もいらっしゃったり
すごく楽しそうに笑いながらお話ができたり
場合によっては週末にご家族連れてきてもらったり
そういうことがいくつかは見えてきているので
そういう意味では変わってきてるんじゃないかなと思っています
高見知英
そうですね
企業組織に関わっている人
今言っている人が実際にこういう場に来ることによって
何やっかの形で感化されて
活動的になっていくとか感度が高くなっていくというか
そういう感覚を持っている人が増えたような気がするということなんですね
矢橋友宏
そうですね
高見知英
なるほど
それは本当によかったですよね
やっぱりそういうのは狙いを持って立ち上げられた場所ですので
それが具現化されたということが何よりだなと思います
矢橋友宏
ありがとうございます
その瞬間はすごくこっちも嬉しいですし
誰かを一緒に連れてきてくれたりするとなお嬉しかったりします
そうですね
高見知英
何かこの後こういうふうになりたいなとか
目的としてこうなっていきたいなとか
そういうのと何かございますか
矢橋友宏
そうですね
今お伝えしたのは取り立てていいところというか
特に感じたいいところをお伝えしたんですけど
実際にはあんまり変わらない人の方が多かったり
やっぱり間違いというか
何でしょうね
勉強になりましたって言って二度と来ないみたいな形も
実際には多かったりするので
そういう意味では順風満帆かと言われれば
まだ本当に1%、2%しか進んでない感じはしていて
もっともっと多くの人に知ってもらって
いろいろ気づいてもらえるといいなっていうのを感じてる
高見知英
っていうのが今ですかね
そうですね
もっともっと本当に多くの人に知ってもらいたい
より多くの人になんとかして影響を与えていきたい
ということなんですね
矢橋友宏
そうですね
高見知英
確かにそうですね
高見知英
その他これを聞いている人に何かしてほしいな
っていうことは何かございますか
矢橋友宏
そうですね
東海エリアにもしいらっしゃる方
もしくはよくいらっしゃる方であれば
ぜひぜひ名古屋の栄の被災大通りに
ちょっと北の方の芝生の公園の中にありますので
ぜひ芝生を運んで遊びに来ていただきたいな
っていうことがまず第一ですね
あとはそうだな
個人で活動していらっしゃる方もたくさんいらっしゃると思うんですけど
そういう方はすごく頑張って感度を上げていらっしゃると思うんですけど
一方で組織に入っていらっしゃる方は
どうしても徐々に感度が下がったりするケースがあると思うので
個人に対してもそうです組織に対しても
先ほどご紹介したような
機体性を上げていくようなプログラムとか活動みたいなことは
ご一緒できるので何かそういったことにもやもやしていらっしゃる方がいらっしゃれば
ぜひお店にいらっしゃったときに相談いただけると嬉しいなって思っています
高見知英
そうですね
ぜひ来てほしいというのはまずもちろんありますけれども
特に何かの形で組織にいるなどして
やっぱりなんかちょっともやもやを感じているんだよなっていう人には
ぜひ来てほしいというところなのですね
矢橋友宏
そうですね
高見知英
そうですね
実際自分自身もそんなに組織にいるということをしている経験があまりないので
明確にはわかんないですけどやっぱり
やっぱりそういうところにいる歴が長ければ長いほど
やっぱりそこの組織の常識に縛られるということも
多くなるのかなというふうには思います
だからやっぱりそこで感度が下がってしまうというか
固定観念に囚われてしまうとかそういうのことが増えてくるということなんでしょうかね
矢橋友宏
そうですね
どうしても今は資本主義っていうルールの中で全てが動いているので
経済合理性を上げて利益を上げていくっていうことが
一つのゲームのルールみたいなところがあるじゃないですか
そうすると合理的になっていく合理性を上げるっていうことになるので
やはりイコール無駄をなくすなんですよね
そうすると最近の言葉で言うとコストパフォーマンスとかタイムパフォーマンスとか
コスパとかタイパを上げるとか高い方を選ぶとかっていうのが
上等手段になってそれは論理的にはある意味あってるんですけど
ただ経済的な合理性だけを上げていくとやっぱり結構社会とか人って
なんとなく彩りがなくなってつまらなくなっていく面も多いと思うので
そういう意味でさっきの感度が下がっていく
要は感度を上げるっていうことは合理的じゃないことも
受け負っていくっていうことかなと思ったりするので
そういう意味で感度を下げていくっていうのは
ある意味組織側から見れば極めて妥当な働きかけなんですよね
個人で見るとやっぱり感度を上げていけばいくほど
従来の組織の中ではアウトローになる
なので真面目な人ほど感度を下げていってるんじゃないかなっていうのが僕の仮説です
高見知英
確かにそうですね
やっぱり合理性を上げるっていうことは無駄をなくすっていうこと
確かにその通りですし
経済的合理性を上げていくということだけでは
うまくいかない何かをここで得ていければいいなということなんですね
矢橋友宏
そうですね
高見知英
確かにそうですね
組織特に今の多くの企業とかになるとやっぱりどうしても合理性が優先
合理性が優先だとお金にならないこととか経済合理性が高くないこと
どうしても2の次3の次になりがちっていうようなところは確かにありますもんね
矢橋友宏
そうですね
ですからそこを超えて非合理だけどやってみようよっていうことを容認したり承認するっていうのに
すごくエネルギーが今いるようになってると思うんですね
そうですね
その承認が得られないからやらないとか
また大変だからまあいいよって言って諦めちゃうみたいなのは結構現場では多いんだろうなと思います
高見知英
そうですね確かにやっぱりそういうような時に
じゃあそこをFabCafe Nagoyaという場所に行くことによって
高見知英
今後インターネットでFabCafe Nagoyaの活動を知るにはどのようにすればよろしいでしょうか
矢橋友宏
FabCafeのウェブサイトがありまして
これはご紹介したように全世界のブランチが出てくるんですけど
その中でFabCafe Nagoyaのページが用意されてますので
ぜひFabCafe Nagoyaのウェブサイトをご覧いただいて
イベントとかあるいは演じとかそういったものにご興味を持ったら
ぜひ参加をいただけるといいなと思ってます
高見知英
そうですねこちらのFabCafe Nagoyaのサイトを実際自分も見させていただきましたけど
本当にいろいろな情報が散りばめられていますので
矢橋友宏
ぜひこちらのを見ていただければいいなと思います
高見知英
それではインターネット上でこちらのFabCafe Nagoyaの活動を知って
こちらに関わりたいなでもちょっとそばにはないのでつくにはいけないなという方は
矢橋友宏
例えばどのようにすれば良いでしょうか
そうですね実は定期的にメールマガジンを発行したりとかもしてたりはするので
例えばウェブサイトからちょっと関心があるので何か情報があったら送ってくださいということで
問い合わせをいただければメールアドレスとかお名前をいただければ
情報があるときにお送りすることが可能です
あとはFacebookのページも持っていたりするのでそちらで
もしFacebookをやっていらっしゃればインスタとかもありますので
そこでフォローしていただくっていうのも一つ方法かなと思います
高見知英
メールマガジンのほかにあとはFacebookやInstagramでも
そんな情報を発信してらっしゃるんですね
矢橋友宏
そうですねはい
高見知英
ではそちらのほうをまず見てもしこれはっていうイベントがあれば
本当にそのときにだけでもちょっと遠くても行ってみるとか
矢橋友宏
そういうところからまず関わって始めてみていただければというところなんです
高見知英
そうですねはい
確かにそうですね
やっぱりいきなりじゃあFabCafe Nagoyaに日常的に行くってのはさすがに難しくても
本当に年に1回月に1回じゃあちょっと行ってみようっていうような場に
矢橋友宏
あるのであればそれから始めるっていうのも良いですね
高見知英
そうなったらすごいですね月に1回顔出しますなんていう人がいたら最高ですね
そうですね
高見知英
本当にでもそういうようないろんなことがいろんな情報が起こっている
いろいろなイベントが起こっている場だと思いますので
ぜひFabCafe Nagoyaのウェブサイトや
あとはFacebookInstagramのページなどを見ていただければいいなと思います
それでは最後の方にはなってまいりますけれども
FabCafe Nagoyaの活動のキーワードこちらをお伺いできますでしょうか
矢橋友宏
キーワードですか
あのそうですねオーナーシップですね
私の中で今一番重要視しているのはオーナーシップっていうワードですね
高見知英
オーナーシップその心と言いますか何かその意図しているところと言いますか何かございますか
矢橋友宏
あの先ほどもお伝えした通りどうしてもその組織に属していたり
社会の中で生活をしていく中で
自分でこう選択をして生きてない人とかことが増えているんじゃないかっていう風に感じていて
オーナーシップというのは自分の人生のオーナーは自分であるっていうこと
まずはちゃんと自覚した方がいいと思っているのと
人生に限らず例えば今やっている仕事に関しても
当然その社長とか創業者じゃなければある意味指示を受けてやるっていうことも現実多いとは思うものの
でも何らかの役割を帯びて働いている以上は
自分の役割とか仕事に対してオーナーシップを持つということはできると思っていて
言われたからやっているっていうだけではなくて
この仕事が何のためにあるのかとか
自分はどういう役割を担ってるのかっていうのを主体的に捉えていくことで
全然働き方も変わるでしょうし
その人の人生も変わるんじゃないかなっていうふうに感じています
そういう意味であらゆるものにオーナーシップを持って望むっていうことがすごく大切なんじゃないかなっていうふうに思っています
そういう意味でのオーナーシップですね
高見知英
そうですね
やっぱり他の人に与えられた仕事であったとしても
じゃあ自分はこれだからこれをやるんだっていう
主体性を持つっていうことはどこかしらでできると思いますので
そういうものを持ってほしい
そういう意味でのオーナーシップを持ってほしいということなんですね
そうですね
確かにそういう気持ちを持っていなくて
なんとなく言われたからやってるっていうのと
言われたからやってるんだけども
自分の中で主体性があるっていうのとはやっぱり全く違うものになってきてはしまいますので
そういうのはオーナーシップを持って活動してほしいなというところはありますね
矢橋友宏
そうですね
高見知英
そしてまたやっぱり自分自身だけでその答えがそのヒントが見つからないっていう時も
やっぱり特にFabCafeながらで本当にいろんな人に出会うことによって
今の自分のやってることってここをオーナーシップを持てるなということが分かってきたりするというのがあると思いますので
そういう刺激を受ける場としても
FabCafe Nagoyaにまずは見てみるといいのではというところではありますね
矢橋友宏
そうですねはいその通りです
高見知英
本当にそういう場としてFabCafe Nagoyaのような場に
まずは皆さん出向いてみると良いのかなと思います
矢橋友宏
お待ちしています
高見知英
それでは何かこの他に言い忘れたのはこれは言っておきたいなあとの何かございますか
矢橋友宏
えっとですね
FabCafe Nagoyaは特に4年前にオープンしてから
サーキュラーエコノミー循環型社会を実現実装していくっていうのを
一つの大きなテーマとして取り組んできました
イベントをやったりとか展示をしたりあるいは一般の方向けに