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高見知英
次に交通関係についてもですね、ちょっとお話をしていこうかなというふうに思うんですが、
この普代村、三陸鉄道リアス線という電車が走っていまして、
こちらは北は久慈という岩手のほぼほぼ県境のあたりから、
あとは南の方に宮古市というところがありますので、宮古市まで。
そしてさらに一番遠くまで行く電車では、盛という岩手県の南の端っこの方まで進んでいく電車がございまして、
その電車が一本走っているのみというふうになっています。
またバスも村営バスが出ていますが、一方向に平日でも5本程度しか走っていないので、
かなり基本的には車が主体になるような場所でございます。
そのほか、ただ買い物もできるところがあまり多くないので、
だいたいは本当に生鮮食品とか食料品、必要なもの、お菓子とか、
そういうものだけは普代村内で手に入るものの、それ以外はほとんどは電車に乗って別の場所、
久慈市とか、そういう場所に買いに行くか、あとは通販で買い物をするかというような形になる場所です。
しだ
そうですね。今、交通網や買い物についてのお話がありましたけれども、
駅から離れているところに住んでいて、自家用車がない人はどのように買い物されますか。
もちろんネットで買い物とかもあるんですけど、実際にスーパーとかに行って、
生鮮食品を買ったりするというときに、駅から離れているときの交通の方法について知りたいですね。
高見知英
そうですね。そこのあたりは、自分も正直、まだまだ調査中ってところはあるんですけれども、
中央区のあたり、まだ普代駅のあるあたりに住んでいる人は、歩いてでも大抵買い物には行けると思います。
端っこから端っこまで歩いて15分あるかないかぐらいで回れてしまう場所なので、
そのエリアに住んでる人は、大抵中央区に徒歩で買い物に行けますという感じになるんですが、
例えば本当に山の向こう側とかに住んでらっしゃる方なんかは、お店が全くないエリアになるので、
どういうふうに過ごしているんだろうなというのは、正直自分としてもまだ調べきれてないところではあります。
ただ、周りの人に言われているのは、やはり圧倒的な車社会なので、
免許取れるような年齢になったらみんな免許取っちゃうし、
車でどっか買い物に行くよっていう話を聞く機会はすごく多いですし、
それを前提とした街づくりになっているというのは、
やっぱりこの三陸海岸沿い結構共通しているのかなというふうに感じるところはありますね。
自分自身も実際一度、久慈市という北に電車で5駅ぐらい、
実際乗り継ぎがうまくいった時については大体30分ほど。
ただ、大抵昼間だと途中で上り下りの電車の待ち合わせなどがあるので、
合計で1時間ぐらいかかる距離になるんですけれども、
そちらで買い物をするという経験はしたことはありますが、
この三陸海岸沿い一帯、結構やっぱり車が前提となっているというような感覚はあって、
久慈市で最も驚いたのが、久慈駅の周りにあんまりお店がないということでしたね。
もちろんホテルがありますので、その周辺は、
例えばちょっとした買い物ができるお店ですとか食堂ですとかありますけれども、
それ以外のものについてショッピングモールなんかだと、
歩きだと大体30分ぐらいかかるようなところにあったりして、
なかなか車が前提になっている、そんな社会なんだなというふうに思いました。
しだ
そうですね。買い物難民というのが一つの地域課題かもしれませんね。
高見知英
そうですね。買い物の難民のほかにもやっぱり、
子どもたちがどうやって移動できるのかっていうところもありまして、
やっぱり子どもは免許を持てないので、車運転できないので、
親が送迎に立ち会うのであればともかく、そうでない場合っていうのは、
自分の住んでるエリアから出ることができません。
特に人口の少ないエリアだと本当に何もできることがないので、
かなり孤立してしまうっていうようなお話は以前から聞いています。
だからそういうところの子どもたちに何ができるのかなっていうふうに感じるところはありますね。
何かその他にも、この交通について何かあればお伺いできればと思うんですけど、どうでしょう。