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2025-03-23 16:42

85cafe 蒔田さん vol.4

蒔田さん最終回。補助金情報とか、飲食店の工夫とか。


下田吉佐美の「85cafe」はこちら

https://www.instagram.com/85hachigocafe

サマリー

静岡県下田市の85cafeを運営する牧田俊文さんが、空き店舗の再活用や地域おこしについて話されています。移住者が地域で人脈を形成する重要性や、店舗経営に関する課題についての彼の経験が共有されています。カフェビジネスにおける再産性の確保や食品廃棄物の削減に関する工夫も語られています。また、移住を考えている人へのアドバイスも含まれ、前向きな人生の楽しみ方が提案されています。

下田市の飲食店の状況
静岡県下田市で85cafeを営んでらっしゃる牧田俊文さん、第4回目のお話です。
第4回は、毎回フリートークみたいな雑談トピックで進めていこうと思っているので、
いろんなことを聞いていきたいなと思うんですけど、最近、何か考えていることがあります?
そうですね。最近、下田では行政が空き店舗の再活用にも力を入れているのもあったりして、
新たにお店を開く方、飲食店も含めて増えてきているなというのを感じるんです。
私がお店をやっている木さみの周辺でも、新しいお店がちょこちょこできたりしているんですけど、
やっぱりですね、お店を開いた方たちがありがたいことにお店に顔を出してくれるんですけど、知り合いがいないんです。
こういうことはどうしたらいいんですか?とかって聞きにいらっしゃるんですね。
それはすごく頼りにしていただいてありがたいなと思って、私もできる限り一心二意になってアドバイスさせていただいたりするんですけど、
もしお聞きになられている方で移住を検討されている方、移住先で新たに授業を起こそうかなと思っている時に、
もちろんその授業形態にもよりますけど、何か集客をしなきゃいけない、オンラインとかでできる仕事ではなくて、
集客がメインになってくるような仕事を授業としてやろうと思っている場合には、
やっぱりお店をやる前に、いかに地域に目指して人脈、知り合いを増やせておけるかっていうところは、特に地方の場合は本当に大きいと思うので、
じゃあそれってどうしたらいいの?っていうところはあると思うんですけど、
語弊なくお伝えしたいんですけど、自分はそれが本当に地域おこしっていう形で、
授業をやる前の段階として、地ならしの場として、地域おこしっていう活動がとても助けになったところはあったので、
何かそういう授業を起こそうと思われる前に、希望している土地で知り合い、それから支えてくれる人、そういった人を一人でも多く作っておいてから、
実際に移住して始めるっていうことを、自分の経験談としては、集客する授業を起こそうと思われているのであれば強くお勧めしますね。
そうですね。どんだけ良い商品だったとしても、知られていないと売れないので、よっぽど大手の看板がついているとかじゃなかったら、買わないですよね。
やっぱり周りの人にとっては全然知らない人がポッと入ってきて、何か始めても引いちゃうし、なかなかすんなり入っていけないので、
そこを誰か一人、今度知り合いがこんなお店やるかなーなんて言ってくれるだけで、ブワッと忍まれていくところがあるので、
そういうことでちょっと悩まれている方がちょこちょこ見受けられるので、もったいないなーっていうこともあるし、
もうちょっと事前に準備しておけばスムーズにいったんじゃないかなーなんて思ったりすることも感じたりするので、その辺はもし参考になれば幸いですね。
補助金の活用
なんか下田の空き店舗のお店はかなり増えてるって聞きましたね。空き店舗活用のポジティングがあったみたいですけど、それがもう全部使い切っちゃった。
あ、そうなんだ。
でも、やっぱ空き店舗って、この極見の周りだと空き店舗って感じじゃないですか?
そうですね。
だから、街の方かな?
街の方ですね。僕は開業するときその補助金とか全然対象じゃなかったんで。
あ、そうなんですか。
もうお店閉まっちゃって空いてた店舗でしたけど、全然活用できなかったので、残念です。
条件があるんですね。
行政が認めた場所じゃないとダメなのかな?よくわかんないですけどね。
静岡県の補助金は使えたんですか?
静岡県の補助金は使いました。
一緒に下田に移住してきた他のお店、飲食店限らずですけど、その静岡県の企業支援の補助金を使っている方はちょこちょこ見受けます。
それは下田市の商工会議所もすごく全面的にバックアップしてくれて、いろいろアドバイスをしてくれるので、それはすごくありがたいですね。
開業の補助金じゃないですか?
そうですね。
移住の補助金とかってあるんですか?
移住の補助金もありますね。
その開業の補助金にプラスされて、移住の補助金は別にありました。
それは僕の場合は地域おこしに入っちゃってたので、認められなくて使いました。
経営の浮き沈み
地域おこしとかじゃなかったら常に使って移住できますね。
そうですね。
自分もまだたかだか2年で全然成功しているなんてまだ言える立場じゃないので、自分のことのようにこれから頑張らなきゃと思っているんですけど、
意外と始めるのは簡単なんですよね。
勢いがあれば。
勢いとそれなりの資金があれば開けるのは簡単なんですけど、
開業してそれを今度3年5年10年で続けていくことの方が大変なので、
街が活性化して嬉しいですけど、今ちょこちょこ開いているお店が一緒にこれから3年5年と継続しているお店が続けられて、
定着したお客さんが増えていって盛り上がっていけるといいなと思うんですけど、
なかなかやっぱりやっている自分としては何が起こるかわかんないですけど、続けていくのってやっぱり大変だなぁって思いますよね。
秋店舗があるってことは、もともとは人の流れがそこにあって、
何らかの原因で閉めちゃったってことですね。
人口減少とかもあると思うんですけど、
どうなんですかね。閉めちゃったところに開けるのって大変そうだなっていう面と、もともと人の流れはあるなっていう面が両方あると思うんですけど、
開業の先輩としては。
本当にケースバイケースだとは思うんですけどね。今本当に山口さんがおっしゃってた、どういう背景でそこが秋店舗になったかっていうのは一つリサーチする必要があるのかなと自分だったら思いますね。
本当にそこに人の流れがあったのか、やってた方の健康状態とか、何か理由があって突然閉められたのか、それとも思ったように人の流れがなくなってて、自然的になくなっちゃってたのか。
よく首都圏とかでもあるじゃないですか、どんなお店が入ってもここって続かなくって。
ありますよね。
あれまたお店変わってるの?みたいな。でも何かしら必ずお店が入ってて、でも続かないとかっていう、やっぱりリッチっていうのがあるんですよね。
確かに。
そういうのは難しいですけど、やっぱりいろいろ情報を集めたりして、見極めてやっていかないと、日が明けた時に。
それは大事ですね。
あれまたここお店変わってる。
それって住んでないとわかんないじゃないですか。
またお店変わってるとかって。
そこも開ける前に先ほどの人脈の話じゃないですけど、こんなところで店やろうと思ってるんですけど、なんて話をした時に、そこちょっとやめといたほうがいいよとか、
知ってる?そこ今までこうでこうでなんていうね、そういう背景も聞けたりすると、
聞けてよかった、それちょっとやめとこう。
そこだったら問題ないよ、それぜひやったほうがいいよ、なんていう地元の人のね、歴史を知ってるからこそのアドバイスももらえるから、そういうのもやっぱり大事かなっていうのはすごく思いますね。
それっていくら移住のプログラムとか移住コーディネーターがいたとしても、直接のつながりを得ないと出てこないじゃん。
そういうのがすごく生きてくるから、そういう情報をいかに吸い上げられるかっていうところだと思うんですけどね。
逆にキサミスポーツイズムは、空き店舗とかで全く新しいものを立ち上げるような感じじゃないですか。
まだ立ち上げて、いつ立ち上げたんですか?
えっとですね、去年の4月だからまだ10ヶ月。
それはそれで定着していくのは難しそうですね。
そうですね。本当それって今のところ私一人でやってることなので、裏を返すのは僕の気持ち一つで、いつでも終わってしまうしっていう。
じゃあそれを引き継いで定着させるために人を育てて一緒にやっていくっていう上では、なかなか採算性っていうのは難しいので。
カフェビジネスの挑戦
ただね、やっぱりボランティアや全員に頼ってやってもらうのもちょっと違うなあ。あくまでビジネスモデルとしてちゃんと確立できるように仕事としてやりたいなって思うと、なかなかやっぱり難しい面はありますよね。
結構大学生とかがワークショップとかで来てるじゃないですか。
なんかうまくそういうところでやりたいなって。若手に周知っていうのでは。
何かのきっかけになるだけでもね。そうですね。そういうのって教制とのパイプなのかな?どこなんだろうね。
他の地域とかでも結構ありますけど、スポーツ関係の一般社団法人とかって、結構規模が大きいように感じるんですよね。
もともと役所がやってた内容をやってるみたいなところが多くないですか?
そうですね。だから自分としてはお店やってるのもそうなんですけど、ビジネスとして再産性が取れないとダメだと思ってるので、それは本当偉そうなんですけど、
例えば補助金ありきのシステムで組織で成り立ってるとかっていうのも、それなくなっちゃったら終わっちゃうじゃない?って思っちゃうので、自分たちでちゃんと再産性を得られるような体制を確立させてやらないと長くは続かないし、本当の意味で定着しないと思うので、
そうするとやっぱり行政じゃなくて自分で一面館としてやっていくのが筋かなというふうに自分は思ったので、一人だしまずはやってみようっていうところで。
カフェは今何年目?
今度の2月で3年目になります。
プロ次ですか?
おかげさまで。
カフェってカフェに限らず飲食店って排気をすごい減らすことが大事っていうんですか?
なんか工夫とかあります?
ありますね。具体的な数字なかなか上げるのはあれですけど、排気率はすごく低いと思います。
なので、痛まない食材をいかに使うかとか、保存が効く調理方法をどういう風に工夫してやるかとかっていうのは、あとはなんだろうな、あんまり言うと手の内明かしちゃうんですけど。
限られた食材をうまく組み合わせることで、同じ食材使ってるっていう風に感じられないようにバリエーションを増やすとかっていうことで、実際には扱ってる食材は少ないんだけど、
それでお客様に提供できる商品数が増えれば、少ない食材で多くのものを出せるので、その排気も減らせるしっていうような、そういう工夫は。
すごいメニュー多いですよね。
でも食材は結構少ないです。
そうなんですか。
だから排気は、それはあれかな、ちょっと胸を張って自慢しちゃうけど、少ないですね。
すごいですよね。
それ、序盤で聞きたかった。
それは少ないですね。
そういう工夫がある。
あとはもう本当に物価が高くなってきちゃって、仕入れが本当に高いので、めっちゃ圧迫してますね。
だからみんなよくやってるなって思いますけど、もう本当に涙ぐましいですよ。10円、5円とかの節約をどう練習するかみたいなところですね。
すごい。
それがね、自分の場合はちゃんと楽しいので、いろいろ工夫してアイディア出すのが面白いなって思います。
そういうの好きなやつ。
これこっちに使えるじゃん。これちょっと使いましてって言うとね、飲食店とか語弊がありますけど、これこっちにも流用して、この食材はこっちにもこっちにもみたいな。
面白い。
その辺のワークショップもね。
ソースにしちゃったりとかね。それを食材として何か出すこともあれば、ソースとかに加工して作ることもあれば、工事でね、それで発酵も使ってるので、発酵と組み合わせて違う味を引き出してとかっていう風に一つの食材をいかにもバリエーションを持たせているので。
すごい。面白い話で聞けたな。最後に。
よかったです。
じゃあね、商売の秘密が聞けちゃったところで、前4回の、来た3回はね、終わろうと思いますけど、何かあります?
そうですね。自分は本当に移住して来てよかったなと思うので、移住をもし検討されている方がいたら、なんか私の今回のお話が少しでも参考になったら嬉しいなというふうに思いますし、是非是非前向きに移住して人生を楽しんでもらえたらなと思います。
なるほど。はい。8号カフェのSNSアカウントは、ポッドキャストのプロフィール欄に貼っておきますので。
ありがとうございます。
そこから、DMでお問い合わせをいただいてもらえますか。
是非お待ちしております。
はい。じゃあ前4回、マキシタさんありがとうございました。
ありがとうございました。
16:42

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