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2019-12-15 11:58

ep.40海外在住アイデンティティクライシス

海外で暮らしていると、日本人として培っていくアイデンティティがクライシスしていく感覚があります。自分がふたつに分かれていくような、発見のような寂しいような感覚があります。
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こんにちは、パリのアパルトマンからお届けします、フリーランスのSAKIです。
このラジオは、私SAKIがパリ生活やビジネス、読書で学んだことを毎朝10分配信しています。
皆さんお元気でしょうか。
私はタクシーの中からお送りしています。
ちょっといい絵じゃないんで、雑音とかもしかしたら入るかもしれないんですけど、
すいません、ちょっとやってみたいと思っています。
外で録音作戦みたいな。
パリの騒音とともにお届けします。聞きづらかったらすいません。もうやりませんので。
ストライキーが長引くことが決まってですね、パリの交通ストライキー。
12月5日から始まって、クリスマスとか年末までやるんじゃないかっていう噂です。
出かけるんですけど、電車とかバスがすごい混んでるみたいなんで、ちょっとタクシーに乗りました。
ウーバーいつも使うんですけど、ウーバーもなかなかつかまらなくて、しかもみんなやっぱりタクシー乗るんですよね。
電車とかバスないから。すごい値段が上がってます、めちゃくちゃ。
パリの右岸から左岸に行くので、いつも15ユーロぐらいのところが40ユーロぐらいするんで、
そうですね、パリ盛り上がっております。そんな感じで。
今日のラジオのテーマなんですけども、海外在住者のアイデンティティクライシスということについてお話ししたいと思っています。
海外在住者っていうか私の話なんですけど、でも海外に住まれてる方は無意識にしても意識的にしてもあるんじゃないかなって思ってて、
どういうことかっていうと、今まで日本人として日本で暮らしてアイデンティティができていてたと思うんですね。
それって国の環境とか文化とかがかなり影響してると思うんですよ、教育とか。
それでアイデンティティができて、私という人ができてると思うんですけど、やっぱり文化が180度違う国に来たら、アイデンティティがね、クライシスします。
ちょっとルーオシマみたいな言い方になっちゃったんですけど。
アイデンティティを変えないと、この国に適応するアイデンティティにある程度しないと、生きづらいっていうのもあると思うんですよ。
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だから人間のおそらく生存能力的に適応されていくと思うんですね。
もちろん性格が変わるとか人が変わるってことではないと思うんですよ。
私も海外住み始めて3年終わって4年目ぐらいですけども、人変わったなとか性格変わったなとかは全然言われたことはなくて。
なので性格自体は変わってないんですけど、私は私のままなんですけど。
ただやっぱりそのアイデンティティとか価値観っていうものはやっぱ変わりますね。
変わります。なんか今までその日本で普通に過ごしてたことがなんか違和感を感じるようになったりとか、そういう変化はあるんですよ。
例えば前のラジオで話したみたいなレジ袋。レジ袋をすごく渡すとか、なんかコンビニで温かいものと冷たいものを分けてナイロン袋に2枚渡したりするじゃないですか。
昔はそんなのにも思わなくて、すごいイケてるみたいな感じで思ってたんですけど、ちゃんと分けてくれて冷たいのが温まらないからいいやんって思ってたんですけど。
むしろ分けてなかったら分けて欲しかったなぐらい思ってたような気がするんですけど。
今こう一時帰国とかするとすごい心が痛いというか、ちょっと辛い感じですね。見てると。
それも私がすごい環境意識が強いとかってことじゃなくて、
ヨーロッパという国、フランスという国が環境意識が結構あるので、その中で生きてるとやっぱナイロン袋とかあんまり出ないですし、
使うとしたら有料なんで、みんな基本的にエコバッグとか持ってるんですよね。
それでいけるって知ったら、どうして毎回ナイロン袋使ってゴミ出すのかなって感じになってくるので、
環境の影響でそういう価値観とか変わってくるんですけど、いろんな今言ったみたいな価値観の積み重ねでアイデンティティが変わってくるんですね。
それって新しい発見もあって楽しくもあるんですけど、
自分の中の日本人の部分が忘れたりする時があるから、
なんかそうですね、結構思う時はありますね。
そんな毎日アイデンティティがクライシスみたいな感じで暮らしてないですよ。
忘れたりしていくこととかあったりしてて、それは何かって言ったら、
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例えば忘れるって日本にいてて、
日本に住んでる人がいないと、
日本ってパン屋さんあったっけなって思ったんですよ。
フランスパン屋さんコンビニレベルであってめちゃくちゃ多いんですけど、
コンビニにあるのは覚えてるんですけど、パン屋さんってあったっけなって思ったんですよ。
パン屋さんってあったっけなって思ったんですよ。
フランスパン屋さんコンビニレベルであってめちゃくちゃ多いんですけど、
コンビニにあるのは覚えてるんですけど、パン屋さんってあったっけなって思ったんですよ。
それが10分くらい思い出せなかったんですよ。
10分くらい考えて、普通にあるわって思い出したんですけど、
結構時間かかって、それがショックやったんですよ。
なんか忘れるんだと思って、
この感覚、海外に住まっている方、分かりますかね。
分かる分かるって言ってほしい。
もちろん、やっぱり私はどこまで行っても日本人だなって感じるんですよ。
絶対フランス人になることなんてないし、
日本人としてのアイデンティティも大事にしたいし、
そもそも変わることはできないんですね。
絶対この今あるスピリットみたいなのは消えないと思うんですけど、
うまくバランス保っていけたらいいなって思いましたね。
生きていくために、適応するために多少変わるんですけど、アイデンティティ。
アイデンティティって価値観の集合体みたいな感じかなって思っていて、
さっきの環境問題のことだったりとか、あと何でしょう、
結婚感とかも結構こっち来て変わりましたし、
あと何が変わったかな、働き方とかも変わりましたし、
それぞれのトピックに関してはすごく面白いんで、また個別のトピックにして話せたらなって。
思ってますけども、すごく変わりました。
でも外国人かぶれっていうよりかは、自然に適応を脳がしてしまうって感じに近いですね。
昔帰国史上の方とか、よくわからなかったんですよ、私日本でずっと暮らしてたんで、
どうしてこの日本に帰ってきて、外国人っぽい感じなんだろうって思ってたんですけど、
今思うとすごいわかるっていうかしょうがない。
チョイス、ノーチョイスというかなんで、今思ったらちょっとすいませんって感じですね。
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なんでなんでって思ったんですけど、日本に帰ったのに、
日本に帰ったのに、そっちの文化の感じが出てるからと思ってたんですけど、
なりますね、生き物としてというか。
っていうのはすごい思いましたね。
うんちゃんが、風かな。
Cシャツってますね、運転しながら。
やっぱりお寿司。
そうですね。
なんでしたっけ。
あ、思い出した。
バランスのいい日本人に、バランスのいい人になりたいなと思ってて、
日本人のそのままの価値観すぎても、やっぱりここの地で生活するのはちょっと難しいですし、
例えば謙遜ずっとしてたりしたら、めちゃくちゃ損するっていうか、何も多分できないと思うんですよ。
ある程度主張はしないといけないとか、そういうのはあるんですけど、
うまくバランスを保ちたいなとは思ってます。
前、ビジネス仲間の方に言われて嬉しかったことがあって、
陽子さんっていうバイマー仲間の方なんですけど、海外によく行かれてる方で、
私のことを海外に住んでて、文化的なこともいろいろ知ってるけど、
日本人らしさもあるみたいなことを言ってもらって、
そこを目指してたんで、ニュートラルっていうのはなかなか難しいんですけど、
バランスをなるべくとって、広い視点とかで物を見るっていうのはやりたいなと思ってたんで、
嬉しかったですし、これからも目指したいなって思ってます。
もし20年くらい住んで、めっちゃ私が外国人の方に、
めっちゃ私が外国人みたいになってたら、ちょっと誰か言ってほしいですけど、
多分自分でだんだん変わっていくことに気づかないかもしれないなと思って、
ならないとは思ってるんですけど、心がけてるんで、
もし私がめっちゃフランス人になってたら、教えてください。
はい、じゃあ今日はこの辺でそろそろお開きということで、また明日お会いしましょう。
皆さま、良い1日を過ごしください。それでは。
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