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こんにちは、パリのアパルトマンからお届けします、フランス読書が好きなフリーランスのSAKIです。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
フランスはですね、本格的に冬がやってきた感がありまして、
気温は7度で、服装的にはもう帽子とウールのコートと手袋をして出かけてる感じです。
結構心から冷える寒さですね。
で、11月入ったぐらいから結構ずっとパリは雨で、雨です。
私は雨の天候そんなに嫌いじゃないんですよ。
なんか結構気に入ってて、どうしてかっていうと、
なんか雨の音も結構好きですし、
その落ち着く天気、落ち着かざるを得ない天候じゃないですか。
だから仕事をゆっくり落ち着いてやったりですとか、
自分と向き合ったりできる雰囲気になるので結構好きです。
ヨーロッパだったら、夏になるとその日没がめっちゃ遅くて、
10時半ぐらいなんですよね、フランスは日が暮れるのが。
だからそれまでめちゃくちゃ明るくて、
なんかもう毎日外に遊びに行かな、イエーイみたいな感じの空気なんで、
なんか割とこう外向きの気持ちになるんですけど、
雨になったら内静する期間というかね、
思考がはかどる感じの空気になるんで、まあ好きですね。
で、このラジオも結構雨と共通するとかあるなと思ってて、
なんか初めてから楽しくてやってるんですけど、
なんかそのラジオって、昔とかも今とかも、
FM、AMとかで夜、深夜とかに聞いてる方もいらっしゃるかもしれませんけど、
なんかこう、深夜の共犯感みたいなラジオいいじゃないですか。
なんかもちろん公共の電波だし、オープンなんですけど、
なんかなんとなくこうクローズドな感じがする、秘密の感じがするっていうのが、
あのラジオが楽しいなと思う人の一個の理由なんかなって思うんですよね、個人的に。
で、なんかそういうのがあの結構私も好きなんで、
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うん、なんかこのラジオ楽しく続けてます。
もしよかったら今日もお付き合いください。
で、今日のあのテーマなんですけど、
今日は海外移住して、何者でもなくなるっていう経験は成長するのに良かったなーっていうことを、
自分の経験交えて話したいなって思ってます。
で、今パリに住んで、トータルで、トータル3年ちょっとぐらいいますけど、
なんかあの日本に結構帰ってるんですよね。
なんか2018年とかは5回ぐらい日本に帰ってるんで、割と2拠点生活みたいな感じで、
だから、えっとパリに住んでる、あの期間としては2年ぐらいなんですよ。
ちゃんと数えてないんですけど、今度ちょっと数えようかなと思ってるんですけど、
で、えっと、そう、そのパリに来る前は、カナダに2ヶ月半ぐらい住んでたというか、短期滞在と言いますか、してて、
で、その時とフランス来た最初らへんに、何者でもなくなって、結構悔しい思いを、今ももちろん日々してますけど、してるので、
えっと、それがこう、今の自分を作ってきてるので、うん、なんかそういう話をちょっと今日したいと思いました。
で、どうして今日そのテーマを持ってきたかって言ったら、あの、今日、まあ日曜日なんですけど、朝スーパーに行ったんですよ。
で、スーパーでお菓子買おうと思って、で、お菓子のコーナーに行ったら、何でかわかんないんですけど、
フランス来て最初ぐらいによく食べてたお菓子を見たんですよね。
で、そのお菓子を見て、なんか移住したての頃思い出して、ノスタルジーな気持ちになったので、この話をちょっとこう思い出したんですけどね、経緯としては。
で、そのお菓子をどうして買ってたかっていうと、あの、まあ安かったからなんですよ。
最初、まあ移住したての時って、お金もそんなめっちゃ貯めてきたわけじゃなかったし、スキルもなんか何も、コネとかもね、全然なかったですし、
あと、まあフリーランスのライターをやってましたけど、ライターって語学、あの、言語の仕事じゃないですか。
で、うん、なんかそれだけ、まあ言語が変わったら言語が変わるんで、その仕事をするのもなかなか、えっと、仕事が限られると言いますか、うん、なので、なんか本当にこう、何者でもなくなったんですよ。
で、日本に行ったら、まあ大学を卒業して、働いてある程度キャリアを積んでっていう感じだったので、
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その時の、まあ日本に行ったら、なんかどこの大学出たとか、どの会社でどれぐらい働いてたとかが、まあステータスとして、こう、あの、自分を示すものになると思うんですけど、
海外来たら、そんなもうしたこっちゃないっていうか、何も別に効能はないので、うん、なんか本当にこう、何者でもなくなるんですよ。
で、その時に特に初めの頃、結構屈辱を感じて、で、その気持ちを結構忘れずにいていたので、なんか今があるっていう感じなんですね。
で、まあそのなんか、えっと、何もいろいろできなくなるんですけど、海外来たら、日本でできてた、自分の国であったら当たり前にできてたことが、あの、ほぼ、うん、いろんなことができなくなって、
できることの方が数少ない、数えられるほどになっちゃうので、うん、ので、あの、まあ、いろいろ悔しい思いをこうするんですよ。
海外に移住されてる人とか、そういう経験、あの、大変わらず少なからずあると思いますけど、で、まあその中でも特に私が覚えてるエピソードとしては、
カナダに行った時に、えっと、まあまず最初、語学学校で英語勉強して、で、ちょっとまあ1ヶ月ちょっと半ぐらい勉強してから、なんかやっぱ働こうかなって思ったんですよ。
まあそれは資金がめっちゃ十分できたわけじゃなかったし、なんかそろそろ働かななみたいな、あとはその机の上で学んでるだけじゃなくて、ちゃんと使い、英語使いたいなって思ったんで、働きたいなと思って、
で、仕事探したんですけど、やっぱりその、移住してきたてで、で、しかも語学がそんなにできないとなると、できる仕事ってすごい限られてて、で、どれだけ日本ですごい仕事をしてようが、あの、なかなかこう、職、えっと幅広い選択肢ではなく、っていうのはなくて、難しいんですよね。
で、その中でも、まあ、語学できなくても、移住したてでも、え、採用されやすいのが日本系の仕事、で、特に日本食レストランの、こう、皿洗いとか、え、ウエイトレスが、え、採用されやすいので、で、私はまあ、とりあえずその仕事したいなと思ったんで、
で、手っ取り早く、こう、働けるであろう日本食レストランのウエイトレスの面接を受けて、まあ、えっと、働き始めたんですよ、で、えっと、まあ、サーバーとして働き始めて、なんか、まあ、できることはすごい少ないですよね、で、まあ、注文を取って、で、そのお客さんから聞いた注文を伝えることとかはできるんですけど、こう、すごい詳しい質問、え、詳細な質問をされたら、
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わからないから答えられないんで、なんか、その、上の人のところに行って、こう、こういうのを聞かれたんですけど、どういう意味ですかね、とか、この単語って何ですかね、みたいな、なんか、そういうところとかも、えっと、聞かないといけなくて、あとは、その、まあ、ウエイトレスだったんで、レストラン始まる前とかに、テーブルのテーブルセットみたいなのをするんですけど、
そのお皿の向きだとか、え、ナプキンとか箸の位置だとかっていうのを、まあ、結構注意されて、なんか、まあ、なんか、まあ、はっきり言ったら屈辱やったんですよね、こう、あの、日本にいるときに、ある程度、こう、仕事できるできないにしても、あの、一生懸命仕事やってきて、大学も、なんか、一生懸命勉強して、え、受験して、受かって、その中でも勉強して、みたいな感じで、
こう、自分なりに、ちゃくちゃくと、自分という人間のステータスを積み上げてきましたけど、海外行ったら、あの、本当に、なんか、そんなん、かっ、ね、書くとことか、ね、ないし、それで判断されたりとか、別にしないんで、うん、なんか、そういう、こう、え、何もできなくなるって経験があって、で、私的には、なんか、学生のときぐらいに戻ったみたいな感じだったんですよ、仕事、アルバイトとか、
初めてやって、で、なんか、あの、ウェイトレスとして、こう、そういう細かいところ、怒られるみたいなのが、なんか、高校生ぐらいのときにやったことがあったんで、なんか、今までの、こう、十何年間がガラガラと崩れたような、なかったものになったような感じがして、めちゃくちゃ悔しかったんですよね、で、そのときに、
その経験を、こう、うん、忘れずに、なんか、屈辱という気持ちを、なんとなく、まあ、しょうがないかとか、で、え、忘れようとせずに、なんか、これ、この状況にもなりたくないから、フリーランスとして、自分で稼いでいこうって思ったんですよね、うん、で、それ、そういう気持ちを、結構忘れずにいたから、今があるので、あの、まあ、経験は良かったなって思いますけど、
うん、なんで、なんか、その海外移住して、何者でもなくなる経験っていうことと、あと、それに対して、まあ、自分とちゃんと向き合って、どういうのが嫌だったかとか、どういうことを感じたかっていうのを、ちゃんと大事にして、じゃあ、自分はどうしたいかみたいな、考えて、この方向に向かって進んできたので、なんか、成長するのに良かったなって、うん、思ってますので、なんか、
そうですね、こう、海外移住をしたらいいっていう話じゃないんですね、なんか、押し付けたりとかあんまりするのは好きじゃないので、なんか、ただの、こう、自分の個人段の視野なんですけど、その、何者でもなくなるっていう環境に身を置くことが、えっと、いかにその、ステータスとか肩書きとかっていうのが、うん、あんまり意味がないかっていうのを感じました。
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で、自分と向き合って、自分の気持ちとか、どうしたいかっていうことを大事にする方が、すごく大切なんだなと感じたので、それをシェアしたいと思いました。はい、今日の話はこんな感じなんですけど、なんか、あの、一個思い出したんですけど、あの、これを聞いてくださった方からですね、まあ、あの、知り合いの方なんですけど、
あの、えっと、始まりと終わりの、なんか、よそゆきの声がまあ、面白い、おもろいっていうのと、と、まあ、その、普段のこうね、その喋り方を知ってるからこそ、こう、言って、言ってきてくれて、めっちゃ面白かったんですけど、最後らへんに、なんか、まただんだんよそゆきの声に戻っていくから、あの、終わりがわかるみたいな、あ、もうそろそろラジ終わるな、みたいなのがわかるっていうのを言われて、面白かったし、だから、あの、よそゆきの声に戻っていったら、
終わるな、という、あの、合図だということ、はい、です。
はい、じゃあ、あの、今日はこんな感じで終わりたいと思います。今日も良い1日をお過ごしください。ではでは。