00:06
こんにちは、さきです。今日は、仕事において徹底的にラクをする意識って大事だよね。そんなお話をしていきたいと思います。
初めましての方もこんにちは。さきと申します。私は会社員として10年ほど働いた後、昨年の夏にフリーランスに転身をしました。現在はフリーランス生活も11か月目となっております。
今日のテーマは、いかにラクをするか、いかに自分から苦痛を取り除くかということです。
はい、いかがでしょうか。この資本主義社会の中で生きていくにあたっては、大富豪とか投資家の子供に生まれたとかそういうことでない限り、何らか仕事をして稼ぐということは必要になってくると思うんですけれども、
そうしたときに生存戦略としていかにラクをするか、いかに苦痛とか苦手ということを取り除いていくかっていうのは結構大事なことなんじゃないかなということを思ったんですね。
はい、というのも自分自身がずっとそれをやってきていたなと思いましたし、やってきていたつもりだったけどまだまだ剥がせるなっていうですね、剥がせるっていうのは思い込みですよね。
思い込みでとかあるいは思考停止で、この苦痛って当たり前だよねとか、この苦労は飲み込まなきゃいけないよねっていうものをですね、結構まだまだ剥がす余地はあるぞと、そんなことを思っております。
そうですね、どこからお話ししようかなと思うんですけれども、まずですね、会社員時代のお話をするとですね、会社選びのときに私は結構一貫してぶれない指針がありました。
はい、それはですね、朝10時以降の会社しか選ばないということですね。はい、どうでしょうかこれ。
はい、というのもですね、なんか9時5時定時の会社とか、朝の8時半には出社をしなきゃいけないとか、結構ありますよね。
私はそれがですね、明確に無理だなと、はい、学生時代に悟ったんですよね。
というのも、学生時代の大学の一元が朝9時から開始だったんですけれども、この9時開始っていうのがすっごく手強かったんですね。
何かっていうと、必修の授業とか、4年間の中で124単位取らないと卒業できないとか、制約があるじゃないですか。
その必修の授業がですね、よく一元開始で組み込まれていたんですよ。
03:04
で、当時私はですね、片道どれくらいかけてたんだろう。2時間はかからないですけど、すごい遠かったんですね。
なんだかんだと、はい、遠くて朝早くて、バスがですね、家から最寄りの駅までですね。
家から最寄りの駅までか、普段は晴れている日は自転車で行くんですけど、もう雨でどうしようもない時はバスに乗るしかなかったんですね。
でもそのバスが20分に1本しか出ていなくて、で、雨の日になると近隣の高校生とかがすごい乗ってくるので、
1本来たと思ったんだけど満員過ぎて乗れなくて見送らなきゃいけないとか、そういうのがあったんですよ。
で、じゃあ雨の日は晴れている日の4、50分早く家を出なきゃいけないとかなるんですけど、それが本当に辛くてですね。
本当に遅刻が多くてですね、最終的に研究室に頭を下げてどうにかこうにか単位をくださいという風にやるというですね、とにかく朝9時は無理なんだというのをすごく思いました。
で、自分は朝9時から必ず決められた場所ですね、都内で働くということを決めていたので、必ず都内のオフィスに行かなきゃいけないという働き方は無理だなと思って、朝10時以降の会社というのを絶対に選ぶようにしていました。
で、今でこそですね、朝の7時、8時に起きて散歩気持ちいいとか言っていますけれども、それはですね、やりたいからやっているのであって、義務感からですね、朝9時に必ず決まった時間、決まった場所に行かねばならずみたいなのはですね、耐えられないなと思ったんですよ。
何でそこにいなきゃいけないのかが分からないということをですね、そこに縛られるというのが多分本当に無理なんだと思います。
行かなきゃいけない打ち合わせだったらいけるんですね。
クライアントがどうしても朝9時じゃないと都合がつかないって言ってるんでとか、その打ち合わせどうしても自分じゃなきゃいけないとかですね、そういう必要性があれば行くんですけど、毎日朝9時に行く必要ってあるっていう、
その生活したくないなって思いましたね。
その生活したくないなっていうので、まず朝9時っていうのは絶対に避けてきました。
これが一つ。もう一つは私服の会社を選んでました。
今はフリーランスなので何も関係がないんですけれども、
スーツを着るっていうのも無理だなって思ったので、それも避けました。
06:04
何でかっていうと、私はですね、家事の中でアイロンがけが一番苦手な作業だったんですね。
Yシャツにシワなくアイロンをかけるっていう作業がですね、あれが本当に苦手でして、やってて何にも楽しくないんですよ。
で、一個シワを伸ばしたらもう別の場所にシワができているような気もするし、
とにかくアイロンをかけるっていう行為が苦痛すぎたので、ノーアイロンでOKな生活をしようと思って。
つまり時間ですね。時間と服装っていうのは結構自分の生活に直結するというか、
だからこのころから、新卒の頃から多分働き方イコール生活であるっていうのがあって、
自分の生活の中に9時に決まった場所に行かなきゃいけないとか、朝早起きをして朝9時に出社をするっていう生活はしたくないなとか、
アイロンがけを日常的にしたくないなとか、そういうのがあったので、そこは徹底的に避けてきました。
3回定職をして4社経験をしているんですけれども、その間にもアップデートをかけていって、
最初の2社は朝10時からとはいえ、朝10時に出社をしてなきゃいけなかったんですね。
どんなに前日、夜遅かろうと疲れていようと、あるいは寒散期っていうんですかね、半暴期を超えて、
ああ一息つけた、今は平和な暇な時間だと思っても、なぜか朝10時に行かなきゃいけない、これが本当に嫌でした。
やっぱりいる意味あるって思っちゃうんですね。
3社目、4社目は裁量労働制の会社を選びました。
裁量労働制というのは、2時間働こうが8時間働いたとみなしますし、12時間働こうが8時間働いたとみなすという制度になっています。
つまり働く時間というものに制約がないんですね。
自分の裁量で仕事を完了させれば良いということなので、そのスタイルを選びました。
ここで結構衝撃を受けましたね。
あるときですね、ちょっと手が空いたときに会社に行ったんですよね。
裁量労働制だったけど、当時の私は毎日会社に行かねばならないという思い込みはまだ外せていなかったですし、周りを見ても先輩方が忙しそうにしていたりとか、上司が出社しているので、出社を趣向停止でしていたんですよね。
09:09
でもやることがなかったので、屋上に行ったんですよ。屋上に庭園があったんですね、当時勤めていた会社のビルには。
屋上で風に吹かれながらボケーッとしていたら、その会社の役員の方にお疲れって声をかけられて、最近どう忙しいって聞かれたので、
いやー、今暇ですねって言ったら、はぁ?って言われて、なんであんた会社に来てんのよ、みたいな。
こんなにいい天気なんだから休みなさいよって言われて、仕事ないなら帰りなさいよ、何やってんのよっていう風に言われて、
あ、そうだよね、裁量労働制なんだから、仕事がある時にガツッと集中してやって、ない時は別に自由にしていていいんだよねって思ったんですよ。
どうせすぐ忙しくなるんだからって言われまして、本当にその会社はですね、忙しさレベルで言ったらとっても忙しかったと思います。
元同僚のインスタを見ていて、23時間勤務で辛いみたいなのを見て大変そうって思ったんですけど、よく考えたら自分も23時間勤務してたことあったと思って、
喉元すぎれば何とやろうと言いますからね。
でもそんな風に忙しい時は超絶忙しいし、時間も場所も拘束されるっていうのがあったので、逆に言うとそうじゃない時っていうのは自分の意思でちゃんと自分で休むっていうことをしろと、そういうことですよね。
4社目の会社に行く時はちょうどコロナ禍だったんですね。コロナ禍で3社目の会社も最初は出社スタイルだったけど、コロナ禍の緊急事態で在宅勤務ができるようになった。
すぐに私は完全在宅勤務に切り替えました。結構周りからは言われましたね。出社をした方がいいよとか、ちょっと時間が経ってからはもう結構みんな出社してるよみたいな。
フルリモートをやっぱりできる職種の人とできない職種の人がいたので、不公平だみたいな声も上がっているよっていうことを言われたりはしました。
でも堅くなに出社しなかったですね。なぜならばそっちの方が自分が楽にパフォーマンスを発揮できていたからっていうのがあります。
というのは私はあんまり体が強くなかったので、毎日毎日電車に乗って会社に出社をして13時間とか14時間くらい会社の中にいるとお腹が痛くなっちゃうんですね。毎日お腹が痛かったし、毎日頭痛がしていたし。
12:07
そんなにお腹が痛くなるのっておかしいよって言われて、会社の社長さんが自分が行っている消化器内科を紹介してくださって、そこに胃カメラを飲みに行ったりとかしていたぐらい、本当に毎日お腹が痛かったんですよ。
結果的には何も見つからなくてとっても健康的なとっても美しい胃でございますと言われたんですけれども、多分ですね、機能性ディスペシア、特に病気というわけじゃないけど、
花瓶性超症候群ってありますよね。花瓶性超症候群のガス型ってやつだったんだなと思います。これは10人に1人ぐらいいると言われているんですけれども、緊張したりとかするとすごくお腹が張ってしまって苦しくなるっていうですね、そういう症状を言うんだそうです。
ただこれ病気ではないので、別段胃カメラで見たところで特に何も見つからないという感じでして、休みの日に家にいる分には全く痛くないので、フルリモートにしたら嘘のように消えたんですよね。嘘のように腹痛が消えたらやっぱりパフォーマンスって上がるんですよ。
打ち合わせ中とか何か資料を書いているときにずっとお腹が痛いっていうのが頭の片隅というかずっと意識の中にあるとどうしても集中ができないんですよね。
それが一切なくなったら集中できるので、結果的には毎日出社をしていたときは、会社からの査定が万年評価止まりAだったところがフルリモートに変えたらSになりました。
Sになったとしてもやっぱり出社をした方がいいよとか、コロナ禍で案件が少なかったからボロが出なかったんじゃないみたいなそういう陰口っていうんですかね。
そういうのは言われはしたんですけれども、でも楽なのが一番なので、そのまま2年目以降もフルリモートスタイルを貫いて2年連続でS評価を取りました。
この頃には多分誰も何も言わなくなるんじゃないでしょうかね。
あの人はこういうスタイルが合ってるんだねみたいな形に変わっていくので、やっぱり苦しくても周りに合わせるっていうことはしない方がいいんだなっていうのをこの時にすごく学びました。
どんなに言われようと別に何か言われてもですね、それよりかはパフォーマンスがだっていいんだもんっていうことを証明しちゃえばいいんだなって思いますね。
15:07
証明しちゃえばいい。
長くなりましたが4社目ですね。
4社目に行くときはもう最良労働制でフルリモートであるっていうことを最低条件に探しました。
そうですね。
なのでオフィスは当時渋谷にあったんですけれども、北海道在住の人もいるというようなそんな会社を選びました。
であれば出社しろとか言われないだろうなっていうね、とにかく嫌なことを避けるっていうことですね。
それをやっておりました。
だがしかし、だがしかしですよ。
4社目は本当に辛かったんですね。
1日7件のリモート会議を入れられたりとかしまして、そうすると私は当時コミュニケーションプランナーと言いまして、
法人企業様のその事業会社さんのブランドのですね、ブランディング戦略とかマーケティング戦略を設計する、そういうことをやっておりました。
特にどういうコミュニケーションをとっていったらいいのか、各ステークホルダーに対してっていうところですね。
そこを整理するプランナーということでやっていたんですけれども、
そうなるとですね、毎週毎週クライアントさんとの定例ミーティングがあって、毎週のディスカッションに向けてその会社ではですね、
プランナーが提案書を書き、プランナーがディスカッションをし、ファシリテーションをし、ヒアリングをしっていう風にですね、全部やってたんですね。
なので会議で1日が埋め尽くされてしまうと、翌週のですね、あるいは翌日の会議で使う資料が1ミリも進まないということで、
深夜とか早朝とか土日とか、土日も必ずどっちかはパソコンの前に座って、とにかくパソコンの前に座って縛られて、
ひたすらキーノートを開いて資料作成をしてっていう風にですね、
何でしょうね、フルリノートの良さって場所に縛られないでいい、働く場所が自由であるっていうことだと思うんですけど、
実際のところはもう本当に部屋に閉じ込められて、
閉じ込められてっていうのは自分の部屋にいたんですけれども、
食事もままならないくらい、朝起きてから一歩も外に出れていない。
ベランダにすら出れていない。
食事をもちろん作る暇なんてないですから、作るっていう発想もなかったんですけど、
なので基本的にランチになったら外食をしに行ってたんですけど、
18:00
家の周辺ですね、徒歩10分圏内にいっぱい美味しいお店があるので、そこだけが唯一の楽しみだったんですけど、
それすらままならないっていう日もよくあって、そうするとUber Eatsで頼むんですね。
Uber Eatsで何かを注文して、
合間に食べるみたいなことをやっていました。
だからパソコンの前に座っていなきゃいけないっていうことは、
自分の中ではどんなに働き方を変えてもここからは自由になれないんだなっていう思い込みがすごく強くあったんですよね。
だけど最近気づいたんです。
パソコンの前に座っていなくていいっていうことですね。
これに気づいた時は結構衝撃でしたね。
だってパソコンの前に座っていた時の私の苦痛たるやとんでもなかったですね。
フィジカルにもダメージを受けていたし、経済的にも損失をこむっていたんですよ。
どうしてかっていうと、どうしても眼性疲労とかで不調になったものを癒さないと仕事に支障が出てしまうので、
仕事でこむった疲労を回復させるために整骨院に行ってケアをしていただくと、
それが月数万円とかかかってくるわけですよね。
で、UBER EATSで注文をすると一食1500円とか1700円とかかかってしまったりするので、
食事の料金も高いですね。
しかも栄養バランスが取れているかっていったらそうではないので、
体を壊しやすくなるっていうそういうこともあったので、
やっぱりですね、苦痛っていうものは極力取り除いてあげるのが結局のところ最大のパフォーマンスであり、
最大の利益をもたらすんだなっていうことをひしひしと思っております。
はい、で今ですね、これまではずっと画面の前にノートパソコンの前にいないと成立しないと思っていた打ち合わせ、
セッションっていうものがLINE 2はできるんだとかですね。
あとは何か書き物とかですね、チャットGPTへの指示出しとか、アイデア出しブレストとかするときに結構私はこれまでテキストで頑張ってたんですよ。
そう、会社員時代もフリーランスになりたての時もすごくですね、常にパソコンを立ち上げてカチャカチャカチャってやっていたんですけれども、
それもですね、最近音声入力の精度がめちゃくちゃ上がってきていますので、音声で自分の考えていることとかをチャットGPTに指示出しをしたりとかブレストをしたりとかできるっていうのはですね、
21:04
これでだいぶ楽になりました。
というところで、場所に縛られなきゃいけないとか、時間に縛られなきゃいけないとか、パソコンの前にいなければいけないとか、顔出しをしないと成立がしないとか、
タイピングをしないと何かアウトプットすることができないとか、そういうのも全部思い込みだったんだなと思って、
そういうですね、自分が苦痛だなと思っていることはやっぱりどんどん剥がしていった方が絶対に良いと思います。
ですので、そんな無理だよとか、これがとても苦しいっていうふうに思っていることがですね、もし今あなたにもあるんだとしたら、それは思い込みかもしれないなっていうふうに一度疑ってみてほしいなっていうふうに思います。
常にやっていてでも苦痛であるものっていうことですよね。
これはすごく心身を蝕んでいくと思うのでですね、常にやっていることっていうのが一番大事というか一番影響力が大きいじゃないですか。
だから一番時間を取られていることっていうんですかね、一番長時間接していて自分のフィジカルにちょっと悪影響をもたらしているもの、ちょっと辛いなと思っていること、
それは何か代替手段があるのではないかなと、そんなことを思って探してみると意外といけたりするものかなと思います。
はい、いかがだったでしょうか。まとめるとですね、時間や場所やこうしなければならないというスタイルへの思い込みっていうものは結構私たちを蝕んでいますと。
でもそうではなくて違うやり方があるっていうことですね。その可能性に目を向けてみるとすごく楽になれます。
楽になるっていうことはとても大事なことで、なぜなら楽じゃない、苦痛を伴っているっていうことは、負傷したまま何かパフォーマンスをしているっていうのと同じなので、
負傷している人と元気な状態である人とどっちがいいパフォーマンスをできるかって言ったら、それは元気な方に決まっていますよね。
だから楽をする、苦痛を取り除くっていうのは、サステムナーブルなお仕事を続けていく上でとってもとっても重要だと、そんなお話でございました。
はい、あなたもぜひですね、何か今日からできそうなことがあったら、ちょっとですね、変えてみると世界が変わるんじゃないかなと思います。
はい、それでは本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。また次の配信でお会いしましょう。サキでした。