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2024-03-02 31:49

埼玉ドラゴン伝説【サイタマニアクス#22】

埼玉県しりたがりラジオ『サイタマニアクス』

#22 「埼玉ドラゴン伝説」

パーソナリティ:こけ お相手:黒麦さん


だいぶ遅れましたがあけましておめでとうございます。

2024年は辰年ということで、埼玉に住まうドラゴンをご紹介します。

埼玉県はドラゴンにとって住みやすい場所なのかも!?


この番組は「埼玉県」というコンテンツを様々な角度からいじり倒して、おもちゃにして楽しんでみようというコンセプトでお届けするラジオです。

埼玉県に馴染みのある方もそうでない方も、この番組を通して埼玉県だけでなく、身近な場所について考えてもらうきっかけになればいいなと思っています。


■番組についてのご意見・ご感想・コメントなどは是非下記フォームからお寄せください。 https://forms.gle/a6oCJfuuFUQ8vCYy9

音声素材:⁠CoeFont⁠

BGM:⁠トーマス大森音楽工房

00:07
埼玉県しりたがりラジオ、サイタマニアクス、パーソナリティのこけと申します。
そして、早速ですが、本日のお相手はこの方です。
こんにちは、くろむりです。よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。だいぶご無沙汰かもしれないですね。
そうですね。
はい。あ、遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
あ、明けてました。おめでとうございました。
おめでとうございます。もう2月。2月ももう終わりそうで、多分これ公開する頃には3月になってるんですけど。
そうですね。
はい。すいません。実はこのサイタマニアクスで、このラジオネタとしては、実は今年初の公開がこれなので、
本当に皆さんに、聞いてる皆さんにとっても、実は明けましておめでとうございますな話になりそうなんですが。
はい。
はい。今年もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
ちなみに今年の目標とかあります?2024年。
目標。そうですね。実は目標がこないだ終わったところでして、1つ。
1つ終わった。はい。
はい。実は先日沖縄県に旅行に行きまして、これをもちまして47都道府県全制覇というのを達成しまして。
すごい。おめでとうございます。
ありがとうございます。次は何をやろうかなというのを今考えているところです。
いやー、それすごいな。でもこれは生涯かけて47都道府県って感じですか?
そうですね。足掛け十数年かかってますね。
でもその短期間で結構行けちゃうもんですね。
そうですね。1回の旅行で3県とか回ったりすることもあるので。
なるほどなるほど。そしたらもう次は全部の市区町村ですか?
全市区町村。埼玉県は全部行きましたけどね。
そうですよね。
東京あたり目指してみましょうか。
東京だったらね、あとは西側をちょっと行けばもしかしたら終わるとかそういう感じかもしれないですけど。
そうですね。西半分が丸々残っている感じですね。
そうですね。ただ一つ一つの市がでかかったりするのでやりやすいかもしれないですけど。
そうですね。
すごい。でもいいですね。もう2024年もう一つ目標を達成ということで素晴らしいですね。
はい。ありがとうございます。
ちなみにもう新年という時期ではないですけど、今年の初詣とかってどこか行ったりとかしましたか?
今年はですね、友人に誘われて、どこだったかな?
高円寺だったかにある猿田彦神社というところに行ってきました。
高円寺、猿田彦神社。へー。
奈良県かどっかに大本の神社があるみたいなんですけど、東京にもあるということで。
友人がそこに行きたいということで一緒に行ってきました。
いいですね。今年は猿田彦神社ではないですけど、あえて猿田彦神社を選んだ感じなんですか?
そのようです。
なるほど。そうですよね。今年は辰年じゃないですか。
03:02
そうですね。
辰年なんで、今年は龍のように飛躍の年にしたいみたいな、そういうことを考える人も結構多いんじゃないかなと思っていて。
そうですね。
今年は龍の年だと思うので、今年一年のご利益とかを得るには、それこそ龍に関係のある場所に行ったりするのがいいんじゃないかなとか思ったりするんですよ。
いいですね。
別に私は初詣どこにも行ってないんですけど、でも埼玉って結構ゆるキャラっていう形で、龍にまつわるものが具現化してるやつっていうのがちらほらいるんですよ。
はいはい。
もしかしたら黒麦さんもご存知のものが、もしかしたら何体か。
そうですね。
いると思うんですけど、なんで今回は埼玉に住みついている龍っていうのを紹介しながら、埼玉と龍の関わりっていうのをひも解いていきたいなというふうに思って、そんな話をしようかなというふうに思います。
面白そうですね。
ちなみに何か埼玉にまつわるゆるキャラみたいなので、知ってるものっていたりしますか?
埼玉県の龍のキャラクターというと、一つ思い出したのが埼玉市のヌーでした。龍神伝説がありますよね。
はいはいはい。
キャラクターがいたかなと思います。
そうですよね。結構埼玉市中央によく行く人とかはちらほらともしかしたらキャラクターを見るかもしれないですね。
繋が龍ヌーっていうやつがいますね。
これが一応埼玉市のPRキャラクターとしていて、ヌーっていう名前の由来とかってご存知だったりします?
ミヌマのヌーとかではないんですかね?
正解です。
あたりなんだ。
ミヌマから。ミヌマって言っても、このヌーが登場したのは2007年なんですけど。
2007年って埼玉市の中でも、その時は岩月市がまだ合併する前だったかと思うので、大宮、浦和、世野、この3市の合併に伴うものなんですけど。
ミヌマって実は世野ってあんま関係なくて、ミヌマのエリアじゃないんですよね。
そうですね。
だからちょっと大宮と浦和に寄ったキャラクターではあるんですけど、一応ヌーっていうのはフランス語で飾り気のないとかそういう意味もあったりだとか、細かく設定があるキャラクターで、埼玉市か。盛り上げていこうっていうようなやつがいます。
ちなみに、このヌーって設定として趣味っていうのがありまして、趣味が3つあるんですよ。その3つがもしかしたら大宮、浦和、世野を表してるんじゃないかなって勝手に思ってるんですけど。
06:12
おそらく大宮を表してるのが鉄道っていう趣味なんですよね。
ちょっと盆栽かなって思ってました。鉄道なんですね。
しかも見る鉄らしいんですけど。見る専門の鉄道だってことですよね。
大宮はいろいろ通りますからね。
浦和を表してるのがスポーツ観戦だと思うんですよ。
サッカーとかね。
大宮ももちろんいるんですけど、最近落ち込み気味なんで。
こうなった時に世野を何で表すんだろうっていうのが気になったんですけど、趣味としてどういう設定があると思います?
世野か。関係者の方には申し訳ないですが、パッと出てこないですよね。
そうですよね。なのでこれが本当に世野を表してるかどうかわからないんですけど、設定としてはスイーツ食べ比べっていうのがあるんですよ。
確かに埼玉市のあの周辺はお菓子屋さんが結構有名とかって噂は聞きますね。
そうですよね。私も噂ではそれこそ新都心のあたりとかで、スイーツとかで有名なお店がちらほらあるみたいな話を聞くので。
おそらくそういうところからこの趣味が設定されてるんじゃないかなというふうに思っております。
このつながりゅうぬうの話はこの話の後半でもう一回出していこうと思うんですけど、
何かちなみに他に竜にまつわるキャラクターとかって埼玉県の中でご存じだったりしますか?
埼玉県内で竜のキャラクターは言われればあーってなるかもしれませんが、ちょっとすぐ出てこないですね。
そうですね。私実はこれ調べるまで知らなかったやつが2ついるんですけど、まず一つ目が竜言っていうキャラクターです。
竜言。
耳なじみあります?
ちょっとご存じ上げないですね。
そうですね。これがどこのキャラクターかっていうと、秩父市なんですね。
ひょっとして竜聖なんとかみたいなお祭りがあの関係ですか?
よくご存じですね。
竜聖祭りっていう祭りが秩父市の中でも旧吉田町のところでやってる祭りがありまして、
吉田町は2005年に秩父市に合併するんですけど、それのゆかりで竜言っていうキャラクターがいるという感じですね。
秩父市でいうと、もっと有名なキャラクターっているのご存知ですか?
09:00
頭から味噌が湧き出してるあの子ですか?
そうです。あの子。ポテクマ君ですね。
一応設定上はポテクマ君が憧れている先輩がこの竜言だよってことになってるらしいですね。
結構それぐらい昔からいるキャラクターみたいですね。
実はその竜言のキャラクターデザインをしたのが、これなんでなのかよく分からなかったんですけど、石ノ森翔太郎さんなんです。
大物が出てきましたね。
そうですね。それこそ秩父にゆかりがあるかどうか調べきれなかったんですけど、仮面ライダーとかサイボーグ009とかでおなじみの石ノ森翔太郎さんがその竜言というキャラクターをデザインしてるということなんですね。
すごいですね。
なのでそれなりにちゃんとしたところに頼んで作った劇的なキャラクターっていう感じですね。
そのネタ元になってるのが先ほどおっしゃっていただいた竜勢祭ですね。
竜勢祭ってちなみにどんな祭りかってご存知だったりします?
ふわっとした知識しかないですね。なんかすごい高い何かを作って祭るみたいなやつですよね。
はいはいはい、その通り。あってますあってます。
あれですね、何をするかっていうと簡単に一言で言うと、手作りのロケットを打ち上げる祭りなんですよ。
はぁはぁはぁ、なるほど。
その今おっしゃっていただいた高いって言ってたやつは多分ヤグラのことだと思うんですけど、
そのヤグラを組んで、そのヤグラから地域の人たちがそれぞれ団体を組みまして、
その団体ごとに手作りの大型ロケットを打ち上げて空へ飛ばすと。
そういうお祭りなんですよ。
なるほど。
毎年10月にやってる、今国の重要無形民族文化財にも指定されているようなお祭りでして、
結構珍しいのが、普通そういうロケットみたいな火薬を扱うときって花火職人の方とかが作ったりするのが普通の花火大会とかだと当たり前かなと思うんですけど、
地元の住民が作ってるんですよね。
へぇー。
まあいいんだって思ったんですけど、ちゃんとその許可っていうか免許みたいなのはちゃんとその住民たちが取って、
そのチームごとに作ると。
なるほど。
なんで職人じゃない人が作ってるからっていうのもあって、たまに失敗するんですよね。
あーなるほど。
はい。っていうのでちょっと危険が伴う部分もあったりするんですけど、まあそれがちょっと祭りっぽいなっていう感じですね。
12:00
なるほど。
そのムク神社っていう神社の霊体祭として行われるお祭りなので、意味合いとしてはその五穀豊穣とかを願って打ち上げるというようなもので、江戸時代ぐらいからやってるらしいですね。
ほうほうほう。
はい。私も実はこの打ち上げする場面を見たことはないんですけど、
はい。
発射場所っていうんですかね。
はい。
には行ったことがあって、今その観光施設みたいになってるんですよね。流星祭りのことを知れるような資料館みたいなのがありまして。
あーありますね。
うん。なんでちょっとそこにはいったことあるんですけど、結構その八倉とか見るとこんな高いところから、まあ20メートルぐらいなんですけど。
結構高いですね。
そうですね。でそっからロケットの力で高さが500メートルぐらいまで打ち上がるらしいので。
そんなに?
そうなんですよ。結構迫力がすごいんですよね。
思ったより高かったです。
そうですよね。これが農民で、農民というか地元の人たちが作ってるロケットがそんな高いところまで打ち上がるんだっていうので、結構近くで行ったら感動したりとか。
結構人気なお祭りなんで人とかも結構集まってるというふうには聞きますけどね。
へー。
そういったお祭り発祥でこの竜ゴンっていうキャラクターが、竜のキャラクターとしていますよと。
ほう。
というのがまあ、そのもう一つの竜のキャラクターですね。
なるほど。
はい。でもう一人ちょっとご紹介させていただきたいのが。
はい。
鶴ゴンっていうキャラクターです。
鶴ゴン。
はい。
鶴ではなく。
鶴ではないです。鶴ゴンです。
なるほど。そちらもちょっと存じ上げない方ですね。
まあ、そうかもしれないですね。はい。これ鶴っていうのは鶴ヶ島から来てるんですよ。
ああ、かなとは思いました。
ああ、ほんとですか。で鶴。でゴンの方がドラゴンのゴンから来てるんですけど。
ああ、そのゴン。なるほど。
ああ、そうです。で鶴ゴンっていうキャラクターがいまして。
じゃあなんで鶴ヶ島でそのドラゴンモチーフのキャラクターを推してるのかという話なんですけど。
これがですね、この鶴ヶ島でやっているスネオリアマゴイっていう、まあこれもお祭りにちなんだキャラクターというかドラゴン要素なんですね。
ええ。
ちなみにスネオリアマゴイって聞いたことないですよね。
スネオリアマゴイはちょっとわからないですね。聞いたことないな。
スネオリっていう地域でやってるアマゴイなんですけど。
はい。
これですね、どんなお祭りかっていうとですね、江戸時代ぐらいの時にとある池がありまして。
はい。
その池の横の親しろさんにお願いをすると雨が降るというふうに言われてたっていう。
なるほど。
竜神様的な。
15:01
そうですそうです。
なるほど。
ただ、その池の一部をちょっと埋め立てちゃったことが昔にあったらしくてですね。
ほうほう。
そしたらですね、そこに行った神様的なもの、当時は蛇が神様だというふうに言われていたんですけど。
はいはい。
その蛇が、なんかもう具体的なんですけど、群馬の方に行っちゃったみたいな。
ほうほう。群馬へ。
そうなんだ。はい、群馬に行っちゃったと。
なるほど。
で、そこからアマゴイの効果がなくなっちゃいましたと。
なるほど。
はい。
引き上がってしまったと。
そうですね。なんでまあ、仕方がないので、群馬の板倉っていう場所に行ったっていう、なんかすごい具体的な場所まで言ってるんですけど。
ほう。
その板倉にある神社から水をもらってきて、その水と蛇を池に放ってお願いしたら雨が降るようにもう一回なりましたっていうようなエピソードがあるらしいです。
なるほど。
で、ここからですね、やっぱり竜を池に入れてお願いすると雨が降るという、それでアマゴイ祈願をするというようなイベントになりまして。
実際の、これまあ蛇がちょっと竜に変わってるんですけど。
はい。
実際のその蛇を使うんじゃなくて。
はい。
これも地元の住民で、長さ36メートル。結構大きいですね。
長いですね。
36メートルで、重さが3トンぐらいある。
ほう、でかい。
はい。そういう竜と蛇を掛け合わせたようなものに見立てたものを作りますと。
ほう。
で、これを作って、これを300人がかりで移動させるんですね。
ほう。
結構大掛かりですよね。
大変ですね。
はい。で、300人で2キロぐらい練り歩いた先に池があるので。
ほうほうほう。
そこの中にぶち込むと。
なるほど。
はい。人もろとも入っていくわけですね。
なるほどなるほど。大変だ。
で、アマゴイの掛け声をして、祈願を行うというような形に進化していってそうなっていると。
なるほど。
うん。で、これも結構迫力があるお祭りで。
ええ。
最後はですね、掛け声を合図に、その蛇、その時には儀式を行って竜神になったっていう扱いなんですけど。
はいはい。
この竜神さんを解体することで天に昇らせるっていうような儀式がありまして。
なるほど。
掛け声に合わせてその竜神を一気に解体しにかかるんですね。
ほうほうほう。
池の中がその解体した。
神様の生物だらけになるってことですね。
まあまあそういうことですね。
なるほど。
はい。っていうのが結構、これもちゃんとして4年に1回やろうっていう話になっていて。
へえ。
で、今年の夏に8年ぶりですね、コロナがあったって言ったところで。
18:01
ああ。はいはい。
8年ぶりに開催するので、8月4日が結構盛り上がるんじゃないかっていうような話があるんですね。
へえ。
なんかこれはもうちょっと有名になってもいいというか、注目されそうなお祭りですよね。
そうですよね。
まあちょっと場所が鶴ヶ島なので、あんまりね、なじみのない人は多い場所かもしれないですけどね。
確かにどこっていう人は多いかもしれませんが。
はい。で、結構年化とかが進んじゃったんで、1回このお祭りなくなっちゃったりとかして。
ああ。
まあそれをちょっと復活させようということで、昭和の時代になってからまた再びやり始めたって言ったところもあったりしますね。
なるほど。
まあそんなやつがいるんですよ。
へえ。
はい。で、今3体ご紹介しましたが、結構ですね、共通するっていうわけじゃないんですけど、
特に一番最初に話したつながりゅうぬうと鶴ゴンっていうのは、結構近しい龍神様信仰にのっとっているキャラクターだったりするんですよね。
そうですね。
はい。で、ミヌマの話はあんまりしなかったですけど、ミヌマってそもそも何?って聞いてる人はもしかしたらいるかもしれない。
そうでしょうね。
もうなんか当たり前のように喋っちゃってますけど。
はいはいはい。
で、ミヌマとかミヌマ田んぼとかいう言われ方をしていますけど、もともと現在の埼玉市で元大宮城浦和市辺りに大きな沼が広がっていて、それを江戸時代に開拓して田んぼにしたっていう江戸時代の一大事業があったんですよね。
はいはい。
そういったところで、江戸の人たちにとってもミヌマの田んぼっていうのが江戸から近い米の持久先だったりとかするので、非常に重要な意味を持っていた場所になったりとかしたんですけども。
そこにですね、このミヌマっていう場所に龍の伝説っていうのがめちゃくちゃありまして、いろいろ細かいのも含めて探してみると20個ぐらいあるんですよね。
そんなにあるんですか。
はい。
で、もしかしたら一番有名なのかもしれないのが、実は日本昔話になってるやつが1個あるんですよ。
そんなメジャー級なのが。
日本昔話に取り上げられたものがメジャーなのかどうかちょっとわかんないんですけど。
まあ確かにね。
ミヌマ弁天っていうお話がありますと。
ほう。
このミヌマ弁天っていうのは、今で言う埼玉市の緑区、東浦和と東川口の間ぐらいですかね。
に下山口神殿っていうところがあるんですけど。
ここに住んでいた平吉さんっていう人が、家に帰る、その下山口に帰る途中で、なんか疲れてる様子の娘さんに出会ったらしいんですよ。
21:08
ほう。
で、その娘さんがミヌマに行きたいって言うんで、疲れてんだったら今弾いてる馬に乗ってって行けばいいじゃんって言って、乗せてって連れてあげたんですよね。
あら優しい。
優しいと。
で、そしてミヌマに着いたら沼の方に消えていってしまったと。
あら。
はい。で、この娘さんがすごく美人だったようで、この娘さんに平吉さんはもう一回会いたいなと思っちゃったんですよね。
なるほどなるほど。
で、まぁちょっとよくわかんないですけど竹矢部の竹で笛を作ってちょっと鳴らしてみたりとかしたんだらしいんですけど、そうするとですね、なんかどこからともなく琵琶の音がしてくるんですね。
ほう。
そうすると、ミヌマの中から琵琶と玉手箱を持った娘さんが現れて、その玉手箱を平吉さんに渡したと。
なるほど。
で、この中には幸せが入ってますと。
ほう。
だから絶対に開けないでくださいっていうのは、なんかよくリノ通ってんのか通ってないかのことを残して、またミヌマに消えていっちゃうと。
なるほど。
で、その玉手箱を手にした途端、平吉さんは少女になっていく、お金持ちになっていくんですよ。
幸せなんですね。
なんか幸せになったような気するじゃないですか。
ええ。
でも、周りになんか友達もあんまり集まってこないし、なんか寂しくなっちゃったんですよね。
ほう。
うん。だからこれが言ってたら本当に幸せなのかと思って、何が幸せだって言って玉手箱を開けちゃうんですよ。
あら。
はい。そうすると、一匹の白蛇が出てきて、ミヌマに消えると。
ほう。
で、その後平吉さん全然なんかうまくいかなくなっちゃって、お金がどんどんなくなってしまって。
はいはいはい。
まあ、商売ダメになっちゃったってなったんですけど、
はい。
貧しい時から平吉さんの近くにいた村の娘さんがずっとその様子を見ていたようで、
はい。
まあ献身的にサポートしてくれたんですね。
ほう。
で、まあその娘さんと結ばれて、結果幸せに暮らしたと。
なるほど。
要するに、ああ、なんかこれが本当は言ってた幸せなのかもしれないなと。
なるほどなるほど。
ということで平吉さんはその親城を建てて、
はい。
白蛇が残していった、まあ鱗があったんですけど、その鱗と玉手箱をその親城に祀ったと言われている弁天様がこの下山口に今でも残っていると。
なるほど。
はい、いうお話があるんですけど。
はいはいはい。
ここ、まだ竜出てきてないじゃないですか。
確かに。
はい、まあもう話としてはこれ終わりなんですよ。
ほう。
うん。で、これ一見すると、なんで全然竜って関係ないじゃんっていう話になるんですけど。
24:07
そうですね。
はい。そもそも竜の話って、なんか沼とか池とかの伝説に結構出てきませんか。
まあ、付物ですよね。
そうですよね。で、これ紐解いていくと竜ってそもそも日本っぽくないじゃないですか。どっちかっていうと中国っぽくないですか。
そうですね、確かに。
はい。うん。なんで、あれなんですよね。日本って昔、蛇が水の神様として祀られていた時代があるとか、まあ今でもそうなんですけど。
そうですね。
はい。で、結構遡ると縄文時代とかにも、その蛇に対する信仰とかがあったらしくて。
あ、そんな古くから。
そうなんですよ。なんかドグが蛇を頭に巻いてたりとか。
ああ、なるほど。
そういうのが残ってるらしい。
ほうほう。
で、なんか蛇って、ネズミとか田んぼを荒らしたりするネズミとかを食べる。
そうですね。
まあ、そういう動物なので、濃厚の神様っていう性質がもともとあったんですね。
はいはい。
まあ、濃厚と水ってどうしても切っても切れない関係じゃないですか。
そうですね。
っていうところと、そもそも蛇って湿地帯を好むから、水に近しいところにあるよねっていう話があって。
はいはい。
まあ、蛇が水の神様とされましたと。
はい。
で、まあその形状に近い竜っていうのが、後々中国から到来してくるわけなんですけど。
そうすると、その蛇と竜っていうものが集合地になって、竜イコール水の神様みたいな形になったようですね。
なるほど。
今ミヌマの話、ちらっとしましたけど。
はい。
他にもですね、ミヌマって結構その竜とか蛇にまつわる話がちらほらあって。
ほうほうほう。
例えば、ひかわ神社って大宮にある大きい武蔵野国一宮のひかわ神社ありますけど。
あの有名な。
あの有名な。
はい。
あそこに蛇の池ってあるの知ってますか。
蛇の池。
はい。
蛇の池は聞いたことないかもしれませんね。
いや、もしかしたらそうかもしれなくて、何か数年前まで禁足地だったらしいっていう噂を聞きました。
あ、そうなんですか。そんなものがあったんだ。
が、ひかわ神社の裏手の方にありまして。
ほう。
ミヌマの水源の一つなんですね。湧き水が出てるんですよ。
はいはい。
っていうのがあって、そこがひかわ神社の発祥の地とも言われてるんですね。
へー。
ここのにその竜の神様、蛇の池なんで当時は蛇だったかもしれないですけど、
蛇の神様を祀ったことからスタートして、ひかわ神社っていうものができていった、形成されていったっていう起こり。
ほうほうほう。
っていうふうに言われてるものがあったりとか。
へー。
あとはそうですね、大門にある大門。
埼玉市のみどり区にある大門っていったところがあるんですけど、
はい。
そこにあるあたご神社にはですね、
27:00
左神五郎が竜を掘った竜がいますと。
左神五郎って知ってます?
あの日光東照宮かなんかで出てくる人でしたっけ?
そうですそうです。眠り猫とか作ってる人ですね。
あ、ですよね。はいはいはい。
あの人がですね、そもそも日光に行った帰りに、そのあたりに寄って、
ほう。
なんかちょっと竜が暴れて困ってるんですよみたいな地元住民の話を聞いて、
はい。
じゃあここに竜を掘ってあげるからって言って、竜を掘って、
ほう。
それを五寸釘で止めて、
ほう。
竜神をここに封印しました。みたいな。
なるほど。
ものですね。
この左神五郎が作った竜を封印しました系の話が、実は他にも三沼の周りにあったりとかして。
へー。
はい。なんで結構そういう話が残ってたりとかもするんですよね。
なるほど。
はい。ということで結構竜と三沼っていうのは切っても切れないというところなんです。
ほうほう。
はい。三沼の周りにはそもそもさっき言った白蛇とかを祀る弁財展ですね。
はいはい。
も結構多くてですね、
ほう。
三沼田んぼを開発江戸時代にしたときに、
はい。
三沼の水路の安定とか豊作っていうものを祈願して、
はい。
その開発した人が弁財展、弁展社をいくつも祀って、
7つぐらい祀って三沼七弁展っていうのを作りましたっていうような記録も残ってたりとかして。
へー。
結構そういう蛇とか竜とかそういったものにあやかって、
沼地っていったところを安定を保とうとしたっていうような経緯がありますと。
なるほど。
はい。
なので、今年達年ですので、竜の恩恵っていうのを得たいんだったら、
もしかしたら弁展社とか弁財展とか、
そういうところを松浪寺にお参りすると結構いいことがあるのかもなーなんて思ったりするっていう、
ちょっと無理矢理な結論をちょっとやってみました。
なるほど。
はい。
なるほどなるほど。
埼玉県知りたがりラジオサイタマニアックス、
この番組はアンカー、スポッティファイ、アップルポッドキャスト、
グーグルポッドキャストとYouTubeで配信されています。
番組宛にご意見ご感想などありましたら、
番組説明欄にGoogleフォームのリンクがありますので、
そちらから何でもお寄せください。
YouTubeのお聞きの方は、
チャンネル登録、高評価、コメントなどを残していただけると嬉しいです。
ということで、ずらーっとなんか蛇だったり竜だったりの話をしましたけれども、
いかがだったでしょうか。
はい、そうですね。
まず埼玉県に竜のキャラクターがそんなにいたのかというのを知らなくてびっくりでしたし、
ミヌマのヌーは一応知ってはいたんですけど、
そんな話が裏にあったというのも知らなかったので興味深かったです。
30:01
ありがとうございます。
実はミヌマの話もっと掘り下げてめちゃくちゃできるんですけど、
ミヌマネタはミヌマネタで一本できちゃいそうな気がするので、
ちょっと何かの機会で今度また別のタイミングでまとめてお話できればなというふうに思います。
じゃあ改めてまた。
ありがとうございます。
埼玉県って、県土に占める河川の面積の割合ってめちゃくちゃ多いんですよね。
全国2位とか、資料によっては1位とか書いてあったりするんですけど、
水だらけの土地なんで、
言ってしまえば埼玉には蛇もとい竜っていうのがそこら辺にいるってことじゃないですか。
そうですね。
言ってしまえば埼玉県は竜の県なんですよね。
確かにそういう言い方もできなくはない。
ちなみにですけど、人生で私一度だけトグロを巻いた蛇っていうんですかね、
ぐるぐる巻きになった蛇を生で見たことがあるんですけど。
なかなか意外と見る機会ないですよね。
そうですね。
それ見たのが川口市なんですけど、ミヌマのほとりだったんですよ。
おお、神様だ。
あの時ちゃんと動かんときゃよかったなと思うんですけど、
そういう経験ができるのが埼玉だったりするんできっと。
なるほど。気軽に神様に会える。
そう。なので今年は埼玉県の年なんで、みんな埼玉に行こうということで、
締めとさせていただきます。
ということで本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
31:49

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