1. 最後の晩餐はフルコースで
  2. 24品目 aikoとスピッツの歌詞..
2025-03-16 29:44

24品目 aikoとスピッツの歌詞をオタクが語るだけ

実体験と実生活に根ざしたリアル/失恋の悲しみを表現する巧さ/既婚aikoの欠片を探して/お互いの人生の伴走者/普遍的なのにありきたりじゃない/お守りにしたい一言/何食ったら思いつくの?/歌詞とリズムの相乗効果/ニュアンスをダイレクトに受け取れるありがたみ/ラップの扉を開いてしまった

感想は「#さいふる」まで🍽️
感想、お便りお待ちしてます!

【参考資料(ネタバレ)】
ストロー/aiko
https://open.spotify.com/track/6N6ZAsC2TDKR6Km6zt0JXD?si=_xfJWUuVQvaMUfj7262JWQ
明日もいつも通りに/aiko
https://open.spotify.com/track/710T7Nd7EdaVzNmMWWc4DL?si=j7Hx2TmdSSKAbMcBzMm_yw
No.7/aiko
https://open.spotify.com/track/4FKgvvhXLDcpcX9oybuLvc?si=YGWxvH5QTo2R3aPamq-bJA
大好物/スピッツ
https://open.spotify.com/track/3W4yKXVQ2BPWUZT8gsCf7W?si=zMwtV__2Reu7pd9rkQAf9Q
歌ウサギ/スピッツ
https://open.spotify.com/track/1WPGw2Or6TyoodHzT9c3l4?si=XRjupqQKSgSNDB7IAz6DdA
跳べ/スピッツ
https://open.spotify.com/track/6xbzAk7sP4BFp849en2pMM?si=ijkUU8zMQd27GrYXfJf6Bw
めぐりめぐって
https://open.spotify.com/track/43k8hZza8jXIS1AQ54dhfP?si=ZW6db8-0THqJtRreYzBnnQ

サマリー

ポッドキャストでは、aikoの歌詞について深く語られています。特に、実体験に基づいたリアリティのある歌詞がどのように生活と結びついているのかについて触れ、aikoの音楽と彼女の人生がどのように影響し合っているかが探求されています。このエピソードでは、aikoとスピッツの歌詞について、感情や共感を交えながら語り合い、特にスピッツの歌詞の普遍性と新鮮さが強調されています。また、リズムと歌詞の調和が生み出す美しさにも触れられ、リスナーに深い感動を与えることを目指しています。日本の音楽シーンにおけるaikoとスピッツの歌詞の特徴が深く語られ、歌詞のニュアンスや日本語の魅力に対する理解が強調されています。

aikoの歌詞の魅力
最後の晩餐はフルコースで ルリです。あかりです。この番組は現実と戦いながらも欲張りに日常を生きる二人が誰かにちょっと聞いて欲しいを共有するポッドキャストです。
はい、今日は私とルリさんがただ好きな歌詞をしゃべるだけの回です。
イエーイ!
ちょっとね、歌詞の話を個人的にしてて、なんかあまりにも盛り上がりそうだったのでテーマにしました。
はい、永遠にできる歌詞の話。
ちょっと私好きな歌詞多すぎるので、今まで私が一番聞いてきたaikoしばりでいきたいと思います。
aikoの歌詞は何が好きかっていうと、これaikoが自分でも言ってるんだけど、すべてこう実体験をもとに、実体験から膨らまして書いてる歌詞。
だからすごくリアルで、生活に根差してるっていうか、生活してる中でふとした家事してる時とか、なんか料理作ってる時とかにふと感じたことを歌詞にしてるっていう感じなので、めちゃくちゃ生々しいっていうか、そういうところがすごい好き。
生活のここを切り取るんだなみたいな、その情景のチョイスの仕方とかがめちゃくちゃaikoっぽいなっていうので、すごい好きで。
具体的に言うと、ストローっていう曲があって、あのサビが、君にいいことがあるように、今日は赤いストローさしてあげる。君にいいことがあるように、あるように、あるようにっていう。
なんてかわいい歌詞なんだろうと思って。なんかもう、情景が目に浮かぶし。
なんかわかるもん。赤いストロー、ちょっとテンション上がるもんな。
ね、テンション上がるよね。これaikoがインタビューで言ってたんだけど、家でご飯っていうか飲み物を飲む時に、なんかちょっとテンション上げたいと思って、カラフルなストローを買ったんだって。
いっぱいいろんな色のストローが入ったダイオロイドのやつを買って、その中からくじ引くみたいな感じで、ピッて引いた時に、赤いストローだった。ちょっと嬉しかったっていう。
そこから発想して、書いた歌詞らしいんやけど、君にいいことがあるようにっていう、そのフレーズもめちゃくちゃいいし、
ストローっていうさ、すごい身近なものを歌詞に消化させるっていう。
それがもうめちゃくちゃaikoっぽい歌詞だなって思って。
わかる。すごい。またあれ、メロディーも可愛くてね、めっちゃaikoっぽいのにめっちゃ合ってる。
君にいいことがあるようにって、何回も繰り返しになる歌詞。
だからなんかaiko自分で、あれ呪いみたいな歌だよねとか言ってんだけど、呪いでも何でもいいから、あなたに届けばいいと思って歌ってますみたいな。
この繰り返すところもめちゃくちゃaikoの思いの強さみたいなのがあって、そこがすごい好きで。
他で言うと、aikoと言えば失恋ソングみたいなところがあるんですけど、
イメージはあるね。
ちょっと昔の曲なんですけど、明日もいつも通りにっていう曲があって、失恋ソングなんですけど、
この失恋の悲しみを表現する方法として、
出の悪い水道、直し方もわからない、今は些細なことすらも軽く拭えないっていう歌詞がある。
水道を持ってきますか?
そうやん。
失恋ソングにっていう。
なんか普通結びつかへんやん、その2つってさ。
失恋ソングの表現
そうやろ。
でも、
カブトムシとかもそうやねん。
そうそうそうそう。
カブトムシをどうやってカブトムシにするの?
カブトムシって何?って感じやんな。
あれもなんか甲羅は固いんだけど、ひっくり返すと中が柔らかいから、
それが仮面をかぶった強がりな私みたいな、そういう発想らしい。
でも出の悪い水道ってめっちゃ突拍子もないなって思うんだけど、
言われてみればわかるなっていう。
ほんと落ち込んでる時ってほんとに些細なことでも、
なんかめっちゃ赤信号続くとかさ、
そうやな。
そういうことだけでもさ、この世の終わりぐらい嫌になるやん。
そういうのがみんなあると思うんだけど、
水道、ちょっと調子悪い水道をチョイスしてくるっていうのが、
可愛い子にしかできないな。
そうやね。
それ聞いたらスッと入ってくるもんね。
それがすごいよね。
自分では絶対思い浮かばないけど、聞いたらめっちゃわかる。
これ私が書いた?みたいになる。
そこの着眼点がすごいよ。
すごい。
だから愛子はやっぱこう、スプレーソング、
私中学の時から愛子が好きなんだけど、
その切ないスプレーソングみたいなのが好きで、
愛子にはまったっていうところあって、
いろいろ報われない恋愛をしてきたんだな、
愛子はって思うんだけど。
そうだね。
思うんだけど、もう一個紹介したい曲が、
2021年に発売されたアルバム、
どうしたって伝えられないからっていうアルバムに
収録されてる曲なんだけど、
2021年っていうのは、
愛子が結婚を発表した年なんだよ。
ライブの一番最後に、
実は結婚してました、去年!みたいな。
すごいよね。
発表したのね。
ほんまに誰も知らんかったらしい。
バンドメンバーとかも。
急に発表して、えぇ!?みたいになったんだけど、
なんで発表までにタイムラグがあったかっていうと、
愛子はライブをすごく大事にしてるから、
大事なことはライブで発表したいっていうのがあったんだけど、
コロナ禍でライブが中止になってるとか、
延期になってるとかっていうのがあって、
ツアーが思った以上に長引いてしまって、
ようやく振替公演とかして、
ようやく迎えられた先週落の一番最後でそれを発表したのね。
ファンにとっては結構衝撃で愛子が結婚するっていうのは、
愛子は自分でよくインタビューとかで言ってるんやけど、
あんま結婚願望がないって若い頃言ってて、
家庭環境がちょっと複雑だったりして、
一時期親戚の家に預けられたりとかしてて、
お父さんとお母さんが離婚してみたいな。
子供の頃の愛子は親戚の家に預けられて、
ちょっと肩身狭い思いをしたりっていう、
ちょっと辛い子供時代を過ごしたので、
あまり結婚に夢を持ってないっていうのを言ってたから、
そんな愛子が結婚を決断した、
そういう人に出会えたんだっていうのはめちゃくちゃファンとしては嬉しいし、
発表されたのが2021年の年末だったんだけど、
その年にアルバムが発売されてるのね。
だからちょっと待ってってなって。
もうミステリーやん。あれってもしかして。
このアルバムの中に結婚した愛子、
結婚決意した愛子が書いた曲絶対あるやん。
愛子の成長と変化
時期的に。
発売された時は結婚すること知らなかったから、
だけど発表された後に待ってって聞き直したんよ。
結婚愛子の欠片を探そうって。
で、これやんって思った。
絶対その結婚したお相手の方に出会って書いた歌詞やんこれって思ったのが、
No.7っていうアルバムの中に入ってる曲なんだけど、
そこのサビの歌詞が、
明日あなたが家を出る時、私は寝たふりをしながら、
早く帰ってきてとすぐ願う。
隣にいたあなたの毛布の中に足を入れてっていう。
愛子幸せになってよかったねって思って。
本当に、それもすごいリアル。
さっきまで隣に彼が寝てて、
温かいんやんな、毛布ってさ。
温かいところに足入れて、
愛子って夜方だからさ、
お相手の方は一般の会社員の方らしいから、
朝出勤する頃には愛子はまだ寝てるんだろうなっていう。
それも想像つくし、
早く帰ってきてって思いながら、
毛布の中に足を入れてる愛子、
めっちゃ想像つくなと思って。
愛子、おめでとう。
幸せ。よかった。
こんな幸せ。
あんなに失恋ばっかりしてた。
失恋ばっかりしてたか知らんけど。
でも、やっぱそうやね。
実体験が元になってるってなるとさ、
愛子の曲が愛子の人生そのものみたいな感じやんか。
ほんとにそうなの。
しかもそれをさ、中学生ぐらいの時からさ、
ずっと伴奏してきてるわけやん、人生に。
ほんとにそうなのよ。
なんかもうおめでとう、ほんまに。
おめでとうって感じ。
ファンの皆さんもおめでとうって感じ。
そう、ほんとにそうだよね。
もうほんとにずっと好きでいる、
こういう楽しみがあるんだなっていう。
でもこれからの愛子にも期待やな。
そうなの。
ここから愛子どういう歌詞書くんだろう。
この後また呪いみたいな歌を出したりするんやけど。
でもこのNo.7でもう1個好きなフレーズがあって、
明日終わりが来たらなんて考えるのはもうやめよう。
それよりお菓子とお酒控えようっていう歌詞があるのね。
めっちゃ愛子、ハラフィフの愛子って感じと思って。
健康に気遣ってね。
めっちゃこれで思ったのが、
恋愛関係に限らずだけど、
友人関係とか家族とか、
そういう健やかな人間関係において、
相手を大事にすることと自分を大事にすることって
イコールになるって思ってるのね。
相手のために自分を犠牲にするっていう、
そういう愛もあると思うけど、
それってやっぱりちょっと不健康だよねって思うから、
この歌詞みたいに、
相手のために自分の健康を大事にしようって思えるって、
めちゃくちゃ心的にも健康的だなって思って、
そこにたどり着いた愛子、おめでとうって思って。
よかった。
本当にそうなの。
さっきあかりも言ってくれたけど、
20代でデビューしてさ、
30代40代ってずっと年を重ねてずっと曲を書いてきて、
それも自分の実体験に基づいた曲をずっと書いてきて、
だから20代の愛子の歌詞と今の愛子の歌詞って全然違う。
20代の頃って本当になんかもっとめんどくさい女みたいな。
イメージがある。
かまちょ。
すぐ不安になるレンヘラな女みたいなところがあったんだけど、
aikoへの共感
そこに私も共感してたしさ、
大学生とか高校生の時の私は、
そういうちょっとしたことですごい不安になっちゃったりとか、
そういう愛子の歌詞にめちゃくちゃ共感してて、
愛子も年齢を重ねるごとにさ、どんどん大人になっていくやん。
私一回、中学高校はずっと愛子聴いてて、
大学入ったぐらいで一回愛子から離れた時期やん。
最近の愛子の歌詞よく分かんないって思っちゃって、
なんか愛子が大人になって、あんなこじれた感じじゃなくて、
白愛みたいな感じだった。
静寂して気張ったり。
そこで私ちょっと一回分かんないって思ったのね。
一回ちょっと離れた時期やったんだけど、
最近また愛子に追いついてきて、
この40代の愛子に書くNo.7みたいな歌詞もめちゃくちゃ素敵だなって思えるようになった、
自分にも成長感とか、
一緒に生きてきたなっていう。
理解できるようになったってことやな。
そうそう、理解できるようになってきた。
私の人生、人生アーティスト。
素晴らしい。
という内容でございますが、
あかりんはどうですか?
スピッツの魅力
私も好きな歌詞いっぱいあるんやけど、
今日はスピッツに、私の実家のスピッツに絞ってお話しするんですけど、
ちょっとルリが愛子好きな理由とも重なるかもしれへんねんけど、
私はスピッツの歌詞の何が好きかって、
普遍的なのにありきたりじゃないところがすごい好き。
いくつか観点別にまとめてるんやけど、
論文みたい。
まず、基本フレーズが好きで、
お守りにしたい一言っていうのがたくさんあるのよ。
いいね。
このワンフレーズでちょっと乗り切れるみたいな。
例えば、スピカっていう曲の、
幸せは途切れながらも続くのです。
途切れながらもうないよ。
途切れるんやけど、でも続いていくっていう。
あとね、魔法の言葉の、また会えるよ約束しなくても。
いいね。
あとね、君は太陽っていう。
理想の世界じゃないけど大丈夫そうなんで。
いいね、スピッツって感じ。
そうでしょ。
これ全部さ、難しくないやん全く。
そうだね、中学生でも理解できる。
なんならもう歌詞あるあるっていうかさ、
よく聞くワードなんよ。
にもかかわらず、なんかスピッツ感すごいみたいな。
スピッツ感すごい。
で、なんか普遍的なんよね。
どんな人にも通じるっていうか。
あとその応援ソングじゃないけど、
意外となんかスピッツって小さく絶望しながらも最後に希望を見出すっていうパターンが最近多いんやけど。
なんかイケイケゴーゴーじゃないのよ全然。
どっちかというとなんかこう弱い立場っていうか、弱者に寄り添うみたいなスタンスなんやけど、
でも最後にちらっと希望を覗かせてくるんよね。
そうなんや。
だから例えば、これけものみちっていう曲、
特に好きなのが、
あきらめないで闇の向こうへ手を伸ばす前のまわり道。
なんかこれもさ、ちょっとふわっとしてんね。
全然具体的じゃない?
まあ確かにね。
だからよくわかんない部分もあるんやけど、
でもそのちょっとぼかされてるからこそ、
なんかいろんなところに応用できるっていうか。
そうだね。
全員に当てはまる。
そうそうそうそう。
仕掛け占い時のところ。
なんかさ、恋愛に関してもしかしたら言えるかもしれへんし、
仕事とかそういう何か夢みたいなところに対しても言えるかもしれへんし。
あとね、放浪かもめはどこまでもっていう曲の、
上昇し続けることはできなくてもまたやり直せるさ。
いいね。
なんかね、そういうお守りにしたい一言が。
上昇し続けることはできないんだよね。
そうそうそうそうだね。
そこでなんかちょっとこっちの現実もわかってくれてるみたいな感じがすごくあって、
でもまたやり直せるっていうさ、希望をちゃんとさ、
提示してくれるのが。
なるほどね。
確かにお守りだね。
そうなの。
そういうね、お守りにしたい一言がたくさんあります。
ていうのと、2つ目の観点が、
シンプルなに食ったら思いつくっていう。
なんかこれもさっきのアイコンのストローとかのあれにちょっと近いかも。
それを表現するためにそれ使うんやっていう。
大好物っていう。
昨日何食べたっていうさ。
あのドラマの。
そうそうそうそう、あのドラマのたぶん劇場版の主題歌やったんやけど、
ちょっとあの草野正宗、基本作詞作曲をボーカルの草野正宗がしてるんですけど、
草野正宗ね、タイアップ曲の寄り添い方エグいんよ。
ほんまにこれってこの人のことやんみたいな感じ。
でも一方で普遍性も持ってるから、私たちにも通じるところがあってマジですごいんだけど。
めっちゃいい。
でその、昨日何食べたの主題歌の大好物っていう曲めっちゃ好きなところがあって、
今からこんがりとグラデーション、日によって違う味にも未来があった。
めっちゃいい。
日常みたいな。
ほんとだね。
あれの料理するシーンめっちゃ好きなんだよね。
あれもだからさ、料理の話やメインとかさ、
だから大好物っていう歌詞もそうやし、
でもそのさ、料理っていうのを直接的に表さずに、
日によって違う味にも未来があったって。
天才すぎる。
確かにな。
あとね結構別々恋愛ソングも結構好きなんですけど、
これはなさけものっていう曲なんやけど、
憧れたりコケにしたり愛おしい二文字、君の名前つけた人はすごくセンスがいい。
めっちゃいいそれ。
二文字の人、うらやましいもんね、名前。
そう、めっちゃ。
君の名前つけた人はすごくセンスがいい。が、センスがいいよ。
ほんとに、なんかさ、それめっちゃいいね。
自分のことと自分の家族のことをまるっと愛してくれてる感じがしていいね。
そうそうそうそう。
あとね、ひたすら羅列していくだけなんですけど、
歌ってる内容自体はやっぱりと普通なんよね。
歌うさぎっていう曲もすごい好きなんやけど、
多分ラブソングなのね、片思いみたいな感じで、
その中で何かを探してどこかへ行こうとか、そんなどうでもいい歌ではなく、
ほにゃららだけを歌い続けるっていう風に続くんやけど、
なんかさ、前半はまあわかるって、ありそうって感じやん。
じゃあ何を歌い続けるのって。
何かを探してどこかへ行こうとか、そんなどうでもいい歌ではなく、
君の耳たぶに触れた感動だけを歌い続けるって続くんや。
何それ。
これ同じメロディのその次の部分。
経緯とか勇気とか生きる意味とか叫べるほど偉くもなく、
ほにゃららを食べて歌い続ける。
これもすごくて、経緯とか勇気とか生きる意味とか叫べるほど偉くもなく、
さっき君がくれた言葉を食べて歌い続ける。
でも何かわかるやん。
わかる。
すごいめっちゃ愛してるんやみたいな。
そういうソークルっていうのがめちゃくちゃ多い。
それが、ラブソングもうわってなるんやけど、
やっぱりちょっとした応援歌っぽい感じのやつと結びつくとまたすごい良くて。
音楽の美しさ
これは一番新しいアルバムに入ってる飛べっていう曲なんだけど。
泣きながら捨てた宝物。
手に入れる方法が七通りもっていう。
いいね。
凡人はさ、泣きながら捨てた宝物でもきっとまた手に入れることができるよぐらいで終わっちゃうわけ。
七通りもあるんや。
すごいありがとう、めっちゃあるやん。
いいね、七通りもっていうのがいいんだよね。
歌ったこれもワンフレーズなんやけどさ、
ここになんかもう希望全部詰まってんなみたいな感じがしてめちゃくちゃ好きなんよねこの歌詞も。
いいね。
そういう何食ったらそれとそれを合わせられるんやろうみたいなやつがめちゃくちゃ多い。
いいね。
今結構色々紹介してきたけど、
どちらかというと結構2010年以降の曲が多くて、
でもスピッツももうそれこそ前のスカパラみたいなぐらいは35年、もう35年は超えてると思う。
そうなの?
そう、から結構やってんのよね長いこと。
にもかかわらず、どんどん言葉が進化していってるっていうのがほんまにすごいなって。
よく書くこと尽きないよねって思うよね。
ほんまに思う。
もう新しい曲出るたびに、わぁ天才ってなるもんあなたに。
わかる。
すごいよね。
あいこもそうだもん。
そうやんな。
アルバムのタイトルとかさ、曲のタイトルとかめっちゃ思うんだけど、
まだこんなあいこっぽいフレーズ残ってたか。
わかる。
しかもスピッツって、あいこもそうやけど、なんかメロディーもさ、めっちゃらしい差があるやんか。
そうだね。
スピッツもう一個好きなのが、メロディーがついたときにリズムと歌詞の合わさり方がめちゃくちゃいいっていうのもすっごいあるんよ。
めっちゃ口ずさんだときの語感がすごいいいっていうのがめちゃくちゃあって、
そこもすごい好きなんよ。
だから歌詞単体でも、ポエムの意味の詩としても楽しめるし、歌としてもさらにいいみたいな。
そうだね。
なるんやけど。
で、ちょっと最後に紹介したいのが、まさにそれの真骨頂みたいに思ってる、めぐりめぐってっていう曲があって、
これ一番新しいアルバムの最後の曲なんやけど、
この曲も聴いてほしいんやけど、ほんまになんかありそうなメロディーやねん。
全然気をてらってない、もういかにもジャパニーズ、ポップというかロックというかみたいな感じの曲で、
歌詞の魅力
なんやけどすごいよくて、ちょっとサビの歌詞が、
違うときに違うましでそれぞれ生まれて、褒められてけなされて、笑ったし泣いたし、
たまには同じ星見上げたりしたかもね、そして今めぐり逢えた。
めっちゃいいじゃん。
でもさ、なんかありそうやんこんな歌詞。
確かにありそう。
でも、でも見たことない。
そう。
ほんで、これ結構、2番のサビもすごい好きで、
これアルバムのタイトルが秘密スタジオっていうタイトルなんよ。
2番のサビが秘密のスタジオでじっくり作ったお楽しみから始まるんやけど、
うわ、タイトル回収みたいな。
私たちに向けて言ってくれてるんだって感じがするね。
秘密のスタジオでじっくり作ったお楽しみ。予想通りにいかないけど、それでもっとワクワク。
守ってきたひねくれもじらり覗かせて、フリーハンドでめぐり逢えた。
フリーハンドでめぐり逢えたのめっちゃ好きなんよ。
どういう意味?
たぶん、何かレールみたいなのがあってとかじゃなくて、
なんかこう、なんか自由に書いてたら、あ、なんかいけた!みたいな。
なんか電話した!みたいな。
フリーハンドって歌詞に使うことあるんやと思って。
で、またフリーハンドでめぐり逢えたのところのリズムがめちゃくちゃいいんよ。
そうなんだ。
めぐり逢うまでのことを書いてるのってあんまなくない?
あ、そうそうそうそう。
めぐり逢った後のことやん、だいたい書くのって。
さっきのさ、同じ空を見上げてたかもねみたいなやつをさ、
普通さ、別れた後とかに言う。
別れた後っていうか、遠距離恋愛のカップルとかが言うセリフじゃない?
出会う前のことに思いをはせて、
お互い存在を知らなかった時も同じ空を見上げてたかもねっていうのが今までなかった。
なんかあるようでなかった感じですよね。
でももうこの歌詞も正直、人生すべてに事柄において言えると思うよ。
もちろん私とスピーツとかも言えると思うし、私とルリとかでもそうやし、
もうアイドルたちだってみんなに言えるから、
しかも私だけじゃない、全人類がさ言えるわけやん、これを。
天才すぎる。
これをまた2023年に出してくるっていうのがさ、
50も半ばよ。
そうだよね、まだ進化してるんだね。
進化し続けていくっていうのがたまらんよね。
私がやっぱり邦楽好きでよかったなって思うのは、
やっぱりこの言葉をさ、言語のニュアンスですっと理解できるっていうのが、
ほんまにありがたいなって思うねん。
そうだね。
翻訳してもたぶん変わらないことってあるもんね。
意味はわかるけど、ニュアンスってやっぱりあるし、
どうしても私もそれこそK-POPを最近よく聞くけど、
それを一生懸命訳したとしても、
やっぱり韓国語をほんまにわかるネイティブの人が感じるのと、
日本人が翻訳を通して感じるのって絶対乖離があるから、
でもこんな日本語、自分の母語でダイレクトに理解できる、
こんな素晴らしい歌詞の数々があるっていうのが、
ほんまにありがたいなって思う。
ほんまやね。言語もそうです。環境もそうやね。
そうそうそうそう。
四季とか季節とかに絡めた歌詞とかもあるし、
それって違う環境で育ってきた人には、
あんまりわからないことかもしれないから、
日本で育ってきた人が日本語で書いた歌詞をそのまま理解できるっていうのは、
ラップの発見
幸せなことやな。
ちょっとまた他のやつでもやりたいな。
他のアーティストってこと?
いっぱいある。
一生できる。
一生できる。
まじで一生できるよ、これ。
Jポップ、Jロックを今までメインでよく聞いてきて、
でも最近その野々川にハマったりとかしてから、
ヒップホップとかラップとかって今まで全然通ってきなかったんだけど、
そっちの扉が開いちゃってさ、
ラップとかもあんまり今までピンとこなかったんだけど、
ラップめっちゃかっこいいよね。
めっちゃかっこいい。
リズム的な音ハメもかっこいいし、
歌詞もさ、ラップってラップする人が書いてたりするやん。
昔はさ、プロデューサーの人が書いてても、
ラップの部分は本人が書いてるとかあるやんか。
その生身の自分の主張がそのままダイレクトに乗るっていうのが、
ラップってすごいなって。
最近ちょっとラップの魅力に気付いた。
なんかもういいよね、ほんまにさ、
この歳になってもさ、また新しい扉開けるんやってなるよね。
マジでありがたい。
ほんまにありがたい。
本当にありがたいです。
無限にある世の中、音楽って。
マジで時間足りない。
いい音楽ありすぎて。
そんな感じで。
ここまで聞いてくれてありがとうございます。
概要欄にお便りフォームのリンクを貼ってますので、
そこから質問とか感想とか何でも送ってくださるとすごく喜びます。
SNSで感想をポストしてくださる場合には、
ハッシュタグサイフルひらがな四文字でサイフルを付けて
ポストしていただけますと見に行きます。
よろしくお願いします。
ではまたお会いしましょう。
はい、さよなら。
さよなら。
29:44

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