皆さん、こんばんは。DogsorCaravan Iwasaです。
【Monday Night Run】今週もお届けいたします。6月8日の夜です。
今週は本当にたくさん盛り沢山の1週間でした。
私的には、ヨーロッパのスロベニアで行われたオフロードランニング選手権、3日間にわたって行われたんですけれども、これのライブ配信をずっと見てしまいました。
国内もですね、奥信濃100をはじめとして各地で熱いレース繰り広げられましたよね。
そしてキリアン・ジョルネの近況についてもちょっと考えさせられるニュースが入ってきています。
今夜はこの辺りを中心に一つずつニュースを皆さんにお伝えしたいと思います。
それではまず皆さんからのレース報告を見ていきましょう。
毎週日曜日に独創キャラバンのインスタグラムで、週末どこを走りましたかというふうに質問スタンプでお尋ねしています。
これがDC RESULTSと呼んでいます。
今週も本当にたくさんの投稿をいただきました。ありがとうございました。
まずはラム町1203さんからですね、東京日の出山という報告をいただきました。
ハセツネカップのコースになっている終盤の日の出山、皆さんも聞き走られた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
思想とかでいくと、あの下のところにあるツルツル温泉というのがあってですね、そこでだいたい汗を流してから帰るというのが定番なんですけれども、
ラム町さんもきっとツルツル温泉楽しまれたんじゃないでしょうか。
お知らせいただきありがとうございました。
今週たくさんご報告いただいたのはですね、そうです。
オクシナの100ですね。
ゆうともゆきさん、3213、そして2記号09さんがですね、オクシナの100というふうにご参加の報告をしてくださいました。
それからふう4がお13はですね、オクシナの100に初めて出ました。
ブナ林が綺麗でしたという報告をいただきました。
それから太郎猫さん、こちらはオクシナの100のペーサーで走りましたというご報告です。
選手として走られた方、ペーサーとして支えた方、そして初めての参加でブナ林に感動された方といろんな関わり方の報告をいただきました。
あとこの週末には山梨県で富士推しの高原トレイルレースも開催されましたよね。
こちらの報告もありました。
順一みどりかわさん、いつも報告していただいてありがとうございます。参加は2回目。とても好きな大会ですということです。
つぶあん1808さん、つぶあんさんもいつもありがとうございます。
こちらも推しの高原と一言ご報告いただきました。
私ももう10年、15年ぐらい前になるかもしれませんけどね、走ったことあるんですけれども、結構ハードなコースなんですけれども、
上に上がった時に見られる景色が爽やかだったり、あと走れるセクションがあったかと思えば尺士山の前後みたいなすごく山の難しいセクションもあったりして、
すごくバラエティーに富んでいて満足感の高い面白いコースだったということを覚えています。
富士推しの高原トレイルレース参加された皆さんお疲れ様でした。
そしてこれはちょっとね貴重な報告をいただいたんです。
たつおたつよさん、土曜日はビアコバレーバーティカル、日曜日はスカイレースボランティアです。
スカイは能無恐怖というふうにお知らせいただきました。
ちょっとですねこちらの方にビデオでもご覧いただけるようにしておこうと思うんですけれども、
本当にあのもうすごい濃い霧と風で、選手が道迷ってもしょうがないものを迷うんじゃないかというくらいの状況だった中で、
ボランティアとして大会を支えていただいたようですね。
たつおたつよさん、先週は鈴鹿山脈の方、小物町とかでですね、連日のレールランニングで出らっしゃったみたいですけど、
今週はビアコバレーダブルヘッダーということでした。お疲れ様でした。
さらにスグルタガヤさんからですね、埼玉県のより長トロという投稿をいただきました。
こちらもですね、私のイメージだと紅葉のシーズンが長トロはきれいっていうイメージあるんですけれども、
この季節どんな雰囲気なのかなというふうにお返事したところですね、また投稿をお返事いただきまして、
この緑がすごくきれいで爽やかでしたと、川の流れる音がですね、すごく爽やかでしたということで、癒されましたというふうにお返事いただきました。
長トロも、秘書のシーズンとかもいいかもしれないですよね。夏のシーズンもいいでしょうね。
年間を通じて楽しめる長トロ、皆さんもお近くの方、走りに行かれてはいかがでしょうか。
そして、まきこむこざわさんからもご投稿いただいて、やびつ峠に行ってきましたということです。
そして、むーちゃんしまさんからはですね、山中湖周辺に行ってきたということでした。
それぞれの週末、練習だったり、みんなと楽しみに走りに行ったり、様々だと思います。
投稿していただいてありがとうございました。
今週は11件の投稿をいただいたんですけれども、その中でも奥品の100が投稿多かったですよね。
2021年に第一回大会が開催されて以来、今回で6回目の開催となったんですけれども、
6月初めのこの時期の人気レースとして、関東もちろん関西からもたくさんのランナーを集めるイベントに成長してきているなというふうに感じました。
レースに出るだけじゃなくて、ペーサーとして走ったり、ブランドとして支えたりという形でコメントをいただけているというのはですね、
奥品の100という大会がトレーランニングのコミュニティにとって本当に愛される大会になってきているということなんじゃないかと改めて感じました。
それでは本題のトピック1つ目は海外のレースです。
海外の私が最も注目したレースはヨーロッパ陸上連盟ヨーロピアンアスレティクスが主催するヨーロッパオフロードランニング選手権ですね。
これはスロベニアという国、イタリアの東側にある国です。
スロベニアのカムニクサラビアアルプスというところで開催されまして、6月5日の金曜日から7日までの3日間にわたって開催されました。
2022年にスペインで初めてこのオフロード選手権開催されて22年ごとの開催で24年がフランス。
そして今回のスロベニアが第3回大会ということで今回は33カ国が集まって過去最多のおよそ600名の選手が集まったと各国の代表選手が集まったということなんですね。
種目としては初日のアップヒルという登り駆け上がり競争のレース、そして52キロのトレイルのレース、そして最終日の日曜日にアップダウン、大体12キロぐらいのコースを走るマウンテンランニングのクラシックというカテゴリーのレースですね。
それぞれで個人と団体の金メダルを争うという構成でした。
簡単にですねここでそれぞれのレースについて結果を振り返っていきたいと思います。
まず初日は6月5日金曜日のアップヒルレースです。
このレースではですねイギリス勢が大活躍です。
女子のシニアのレースでモーヴン・グッドラム選手がですねシニアとして代表デビュー戦だったんですけどもいきなりの金メダルを獲得でした。
一方男子のシニアの方はジェイコブ・アドキン選手が制しています。
このジェイコブ・アドキン選手のお姉さんがスカウト・アドキン選手というマウンテンランニングで非常に実力がある選手で今回もヨーロッパ選手権にも選手として参加されていたらしいんですけれども
その弟であるジェイコブ・アドキン選手が優勝しました。金メダルです。
そしてこの日のハイライトと言えるのはU20アンダー20のユース世代の選手なんですね。
男女両方ともですね同着で金メダル2人誕生ということだったんです。男子女子とも同じような結果だったということなんですね。
2人揃ってトップっていうですねちょっと珍しい光景でライブ配信私も見てたんですけれども会場の雰囲気もかなり盛り上がってたという印象でした。
そして2日目土曜日にはですね52キロのトレイルレースが行われました。
この大会でもやっぱり最も注目されるレースだと言っていいと思います。
男子はですね昨年のカンフランクでの世界マウンテントレイルランニング世界選手権のショートトレイルのチャンピオンフレデリック・トランシャン
彼が先頭に立ち続けて3時間55分14秒でヨーロッパチャンピオンのタイトル獲得しました。
レースの前半ではですねイタリアのダニエル・パティス選手
このダニエル・パティス選手もですね昨年あの日本の神戸トレイルに参加して非常に良いレースをしましたけれども
彼と一騎打ちという状況だったんですけれども中盤約30キロ地点ぐらいにですね
この山の上にある放牧地に見晴らしの良い放牧地に出たんですけれども
そこで一気にトランシャンが仕掛けたということですね
フレデリック・トランシャン選手は世界選手権でも有名になりましたけれども
オリエンテイリングの分野でもう本当に世界トップクラスの選手として活躍しているということなんですね
そういったテクニカルなトレイル、ダウンヒルこういったもの非常に強い得意としている
一方でダニエル・パティス選手はスピードに定評のある選手ですので
最後までついていくと最後までこのダウンヒル最後まで一緒について
最後のスプリント勝負になると負けるというふうに思ったトランシャン選手が
まだ20キロも残りあるところで一気に勝負をかけて見事にその読みが当たったということでですね
鮮やかな勝利でした本当に戦略的な勝利だったんですね
女子も非常にドラマチックなレースでした
最有力だったスウェーデンのトーベ・アレクサンダーソン選手ですね
彼女は2、3週前のセガマ・アイスコリーでもですね圧倒的な勝利を収めました
去年のカンフランクでの世界選手権のショートディスタンスのチャンピオンでもあります金メダリストです
彼女がですねなんとエントリーしていたんですが
このヨーロッパ選手権は足首の連座で全部レースを欠場するということで大本命不在ということになってしまったんです
そういう中で誰が対戦するのかと思われていたんですが
蓋を開けてみるとこちらも大御所といえる有力選手スイスのユリット・ウィラー選手がですねスタートから独走しました
4時間36分41秒でのフィニッシュに3分以上の差をつけるという圧倒的な勝利でした
そして注目したいのはですね表彰台には若手が続いて登ったということなんです
銀メダリストはスペインの新生マリア・ラ・チカ選手
そして銅メダルにはスウェーデンの23歳エマ・エリクソン選手がつきました
エマ・エリクソン選手はヨーロッパ選手権は初めての表彰台に立つということで
こういった次世代の選手がしっかり結果を出してきているんですね
このヨーロッパ選手権でこういった活躍した選手はですね
来年の南アフリカ・ケープタウンの世界選手権
そして毎年のUTMB・モンブランこういったデースでもですね
きっとこれから活躍する機会が増えてくると思います
楽しみにしたいと思いますよね
そして最終日の6月7日にはアップ&ダウンヒルですね
いわゆるクラシックレースが開催されました
深夜の上13キロのコースです
ここで男子のシニアはスペインのヤン・トレジャ選手が出席しました
シニアといってもまだね
上がったばかりの22歳の若者がトップを出席したということで
すごいことですよね
そして女子のシニアのレースは
ドイツのハンナ・グローバー選手が出席しました
そしてアンダー20こちらも見どころがあったレースでして
女子のU20ではドイツのユリア・エイルレ選手が出席しました
こちらは昨年の世界選手権のアンダー20で金メダルを獲得していて
今回は優勝候補の筆頭だったんですけども
初日のアップヒルレースはですね
3位に終わってしまって本人も不本意だったということを言ってたんですけども
今回は最終日のクラシックレースは見事に制したユリア・エイルレ選手ですね
そして男子のU20はフランスのバジル・アスティエ選手が出席しました
この男子のレースもスタート直後にですね
転倒する選手が出てきたりしてですね
ちょっと力発揮しきれなかった選手もいたんだと思うんですけども
そういう中で最初にリードを思い切って前に出たバジル・アスティエ選手が勝利したということなんですね
シニアU20でもそれぞれのカテゴリーで新しいチャンピオンが生まれたという最終日になりました
このヨーロッパオフロードランニング選手権なんですけれども
2022年から始まって今回で3回目の開催となります
ヨーロッパにおけるトレイルランニングの最高峰のレースということで
ナショナルチームが選抜されて競い合う場として確実にその存在感を増してきているんです
しかしそこでちょっとお伝えしたいニュースがあるんです
この大会の名前が2028年だと思うんですけども
スイスで行われるんですけどもヨーロッパトレイルランニング選手権に変わるということが発表されています
オフロードという言葉から変わるわけなんですけども
この言葉はもともと陸上競技の文脈から生まれたんだと思うんですね
トラック競技があるそれでマラソンのようなロード競技がある
その並びで考えるならオフロードというのが自然だという発想だと思うんですね
ただやっぱりトレイルランニングやマウンテンランニングを指す言葉として
オフロードという言葉が市民権を得ているかというと
ちょっとそうは言えないのが現状じゃないかと思います
そこでトレイルという言葉に思い切って変えるというのは非常に大きな英談だと思います
しかもここでマウンテンという言葉を使わずにトレイルにまとめたというところも面白いと思うんですね
マウンテンランニングという競技自体はこのトレイルランニングの前にあるもので
非常に古い歴史あるカテゴリーなんですよね
ただ広く現時点で社会にこのスポーツについて説明する分かりやすさという意味では
トレイルを選んだということだと思うんです
これも非常に英談だと思うんですね
あとU-20カテゴリーの存在感もこの大会で改めて感じたんですね
若い世代をこのスポーツに迎えるための構造として
しっかりこのカテゴリーが機能し始めているということなんです
もう一つ日本からマウンテンランニングという言葉を聞いたときの印象についても
考えさせられるものがありました
世界選手権であるとかワールドカップのレポートとかを見ていると
やっぱり東アフリカ勢ケニアをはじめとする東アフリカ勢が圧倒的な強さを持っています
日本人選手にとってはちょっと上位に食い込むのは難しいんじゃないかというふうに
私も感じるところはありますし皆さんも感じるんじゃないかと思うんです
そういう先入観があるかと思うんですけれども
今回の大会のようにアップヒルアップ&ダウンヒルといった
比較的短い距離のフォーマットを見ていくと
必ずしもそういうふうではないなというふうにも感じました
今回はペッテル・エングザール選手というCCCの優勝経験を持つ選手もレースに出てて
今回のアップ&ダウンで3位に入ってたんですね
ローメダルを取ったんですけれども
そういった選手があえて今年は今回はそういう短い距離のフォーマット
マウンテンランニングのカテゴリーで出場しているということも象徴的だと思うんですね
ロングを走る選手があるシーズンはショートをもっと短い距離を選ぶ
あるいはこのシーズンの一部でスピードを磨くという
自分のトレーニングスケジュールを組み立てるということも選択肢として考えられる
そういう広がりがあるスポーツとなる上で
トレーニングというスポーツが成長していく上でも
この22キロのクラシックとか16キロのクラシックといったカテゴリーのレースというのは貴重な存在だと思うんですね
なので日本のランナーにとってもマウンテンランニングのような
距離の短いカテゴリーをもっともっと短いに感じてもらえるようなことができたらいいなというふうに改めて感じました
それでは次には国内に目を移しましょう
まずは先ほどご紹介したDCリザルズの中でもたくさんお知らせいただいた
オクシナの100です
これは長野県木島平村が部罪として開催される大会で
累積標高が4800メートルトレイル率90%という100キロのコース
すごいリッチなコースですよね
そちらを中心に50キロ25キロそして今年から新しくできた8キロまで
4つの距離カテゴリーに大野勝良選手3位に徳本潤子選手という結果でした
今回は坂井亮次さんの9時間51分13秒これが光ったと思うんですね
これはですね従来のコースレコードが私の調べた限りでは
2023年の尾瀬剛志さんの9時間58分14秒がコースレコードだったと思うんですけれども
これをね7分ですか上回るということでこの10時間の壁を破っただけでなく
さらにその上を行ったという大記録なんですよね
坂井さんといえばこのロングトレイルウルトラディスタンスの分野で
最近着実に闘格を表してきている選手です
2023年の郷美ですね郷美100で3位そして翌年の同じ郷美で優勝
そして昨年2025年は阿蘇ボルケイのトレイルの112キロで3位
新衣装枠の100マイルで2位という優勝ということでした
こうしたキャリアを積み上げた上で今回の大会新記録ですので
これからがますます期待される選手ですよね
オクシナの100のようなこのレースが新しい坂井さんのような才能が
発掘される舞台になっていくというのは
このトレイルランニングというスポーツにとっても嬉しいことじゃないでしょうか
女子優勝の沢田ゆき子さんも国内のウルトラディスタンスの
トレイルランニングレースではトップクラスの実力者です
昨年は上州穂高さんのスカイビュートレイル138キロで優勝しています
今年5月には埼の国埼玉県ですね100キロのレースの方で優勝しています
経験豊富な強さが今回のオクシナのでもしっかり光ったという形です
先ほどの読者の皆さんの投稿にも合わせて
考えるとこの大会がそういう速い選手のための闘流門でもあり
また初挑戦の人もペーサーの人もいるという非常に層の厚いコミュニティ全体に
人気を集めている大会だということがよくわかりますよね
続いてお話しするのはビアコバレーです
滋賀県大津市のビアコバレーで開催されたスカイランニングのイベントです
今回一つお伝えしておきたいなと思ったのが
土曜日に行われたバーティカルキロメーターは4キロで標高差880メートル駆け上がるというレースです
これが今年はVKオープンワールドカップの第3戦として開催されたんです
VKオープンワールドカップは世界規模のスカイランニングのレースのうち
バーティカルキロメーターというフォーマットのシリーズ戦という位置づけになるんですけれども
これが日本で開催されるのは初めてということになります
この記念すべきイベントで山田裕樹さんが男子では優勝しています
そして翌日の日曜日にはスカイレースロング22キロのレースも行われました
エリートレースですね
こちらは男子のほうでケセテ・ハブテシオン選手が1時間21分28秒で優勝
そして石田博雄さん小童俊春さん中淵浩樹さんが続いています
女子は楠田瑞波選手が1時間44分36秒で制しました
先ほどの達夫達夫さんの報告にもあった通り
日曜日のスカイレースはノームと強風という非常に厳しいコンディションだったみたいですよね
そういった中で皆さん素晴らしい結果を出されました
このバーティカルキロメーターという言葉自体は
日本のトレーランニングファンにとってはもう既に馴染みが深いものだと思うんですけれども
何年か前だと思うんですが
ISF国際スカイランニング連盟が定義するバーティカルキロメーターの定義に
日本で開催されていたバーティカルレースの定義が
純粋には合わないものであるというようなことを理由に
日本ではこれらのレースをJSA日本スカイランニング協会が中心になって
V Games Japanという日本の事情に合わせた独自のバーティカルレースシリーズが
作られたという経緯があるんです
そういう流れがありましたので
世界のバーティカルキロメーターのシリーズ戦に
直接つながっているという大会が日本にはなかったんです
そういう中で今回ビアコバレーが世界水準を満たして
VKオープンワールドカップのシリーズ戦に加わったということは
大きな意味のある節目だと思うんですね
このカテゴリーでは世界の選手が日本を訪れて走る
あるいは逆に日本の活躍を機に世界に羽ばたくという流れが
過去にもありました
最近でも池上由紀さんがそういった挑戦をされてます
そういうのもニュースになってますよね
こういう流れがこのビアコバレーが
VKオープンワールドカップに加わったことで
さらに大きくなっていくんじゃないかなというふうに期待したいですよね
そしてここからは選手に関する動向を2つご紹介したいと思います
どちらもそれでも走るという決意に関するお話です
まずはキリアン・ジョルネーのお話です
先日3週前になりますけれども
セガマ・アイスコリで彼らしからぬ結果だったんですよね
優勝しなかっただけじゃなくて
後半はほぼ歩くようなシーンもあったということなんですけれども
その理由がはっきりしました
彼自身が先週明かしたわけなんですけれども
MRIのその結果20年前少年時代の骨折に起因する
左膝の半月盤断裂
それと軟骨の損傷というのが明らかになったということなんです
キリアン自身も過励による筋肉や神経系の衰えということも
率直に言ってあるというふうに認めた上で
それでも今までとは違う戦略
違うリカバリーのやり方で
ウェスタンスエースに臨むと宣言しています
全ての1キロが自分にとってギフトだと
神様からの贈り物なんだという彼の言葉が印象的でした
もう一人はグザビエ・テヴェナールさんですね
UTMBを3度制したこちらはシャモニーの王子と呼ばれた選手ですけれども
彼は2020年にライム病で
ダニに噛まれて感染するウイルス性の病気なんですけれども
そのライム病で6年間も闘病してたんですよね
本当に私が読んだ記事によると
40分も運動していると
何も体が動かなくなってしまうと
非常に全く持久力というようなものが
消え失せてしまったということだったんですよね
その彼が6月26日のモンブランマラソンの
90キロのレースに本格的に競技に復帰するということを
発表したんです
私自身は2010年代のトレーラーニングシーンを
ほぼ隅々まで見てきましたので
そういった立場からすると
キリアンにせよテヴェナールにせよ
ピークにあった時期のパフォーマンスというのは
他の時期を本当に圧倒するようなものがあったんですよね
その彼らが必ずしもベストコンディションでは
走れない時期が今訪れている
あるいは訪れていたということは
ちょっとショッキングなお話です
それでもそれを克服して
スタートラインに立ちたいという思いを
持ち続けているということに
深い感動を覚えるんですよね
グザビエ・テヴェナールについて言えば
キャリアの絶頂にあった時に
ライム病にかかってしまうというのは
本当に不運なことだったと思います
2020年 彼はまだ32歳だったんですよね
これからという時期だったのに
走れなくなってしまった無念さというのは
どれほどのものだろうかというふうに思うんですね
だからこそ今回の90キロでの復帰というのは
本人にとって並々ならぬ考えがあると思います
トレーラーニングファンにとっても
彼の業績 山との向き合い方について
改めて振り返るきっかけになると思うんです
私もそういったストーリーをお伝えできることが
これから楽しみなんですよね
そしてキリアン 本当にセガマンアイスクリティは
後半に大きく失速したとき
一体何があったんだろうというふうに
驚いたんですけれども
その後 フィニッシュしてくる
キリアンの姿を見て
それほど大事ではないのかなという表情で
フィニッシュしてきたということに
ひとまずは安心したんですよね 私自身がですね
ただその後に ごしばらくしてから
彼が明かした 先週明かした内容を見てみると
本当に子供の頃からの古傷を膝に抱えていると
これが大きなダメージになっているということに
改めて驚かされます
この20年以上にわたって
そういった古傷を抱えながら
こうした素晴らしいキャリアを築いてきたということも
驚きです
そしてそういうものとうまく付き合っていくのが
自分のアスリートとしての運命なんだという
彼の言葉にですね
なんていうんでしょう
悲観でも楽談でもなく
走れることをいつも幸運だと思ってきたという
思いが滲んでいると思うんです
非常に感慨させられるものがある
キリアンの言葉でした
キリアン・ジョルネが今から3週間後