10月10日土曜日、11日日曜日に八ヶ岳の麓、松原湖高原スケートセンターを会場にしてOSJ KOUMI 100が開催されました。今シーズンは新型コロナウィルスが多くの大会の中止につながる中で、数少ない100マイルのトレイルランニングレースとなりました。32kmの周回コースを5周する100マイルですが、新型コロナの感染防止策に加え、台風が近づいて大雨となる中でレースが行われました。
当サイトの取材活動でいつも協力していただいている、ナミネムさんと智也さんはそれぞれペーサーとしてOSJ KOUMI 100に参加されました。大会から1週間がすぎた週末に今回のKOUMI 100で感じたことを話していただきました。厳しいコンディションが予想される中で重苦しい雰囲気だったスタート、雨の中で選手を待つ周囲の様子を振り返ります。そしてすでに何度もペーサーを経験しているナミネムさんがペーサーを務めることの魅力、ペーサーはどのように選手を助けるべきかを話します。
このほか、前週にDogsorCaravanで紹介した来年2021年のUTMFのこと、UTMB®︎のレースディレクターであるカトリーヌ・ポレッティさんのインタビューについても話しています。
今回のエピソードはリカバリーサンダル「rig」の提供でお送りします。
- 来年のウルトラトレイル・マウントフジは4月23-25日開催。例年と異なる点は? #UTMF(DogsorCaravan)
- 「2021年は代替プランを示したうえでUTMB®︎を開催」カトリーヌ・ポレッティ Catherine Polettiさんインタビュー(DogsorCaravan)
- OSJ KOUMI 100
- ウルトラトレイル・マウントフジ
- Izu Trail Journey
- Golden Trail World Championship
今回のエピソードには次のようにチャプターをつけています。
オープニング
UTMF2021の概要が発表に
表彰数が男女で違う問題
UTMBのカトリーヌさんのインタビュー
2021年のUTMB®︎はどうなる?
今週のテーマはKOUMI 100
前進となる「八ヶ岳スーパートレイル」の記憶
雨の中、テントを張って準備する厳しさ
スタートは前途の厳しさと久々のレースでちょっと異様な雰囲気に
台風が迫る中、前日午後6時に開催決行の発表
ペーサーの役割
スタート翌日の午後にようやく雨が上がった
今回はランナーをサポートする場所の確保も大事だった
レースが進むにつれて満杯だった駐車場がスカスカに
完走率24%!
優勝は白川裕登さん、24時間47分はすごいタイム
雨でぬかるみ、林道は走りづらい状態に
膝まで埋まる泥の中を走ることに
2位になった牧野公則さんが休憩を取る間に白川さんがトップに
牧野さんのガッツ、最後までハイレベルな走りも素晴らしかった
HURT 100に周回5周と一周のタイムは似ている
KOUMI100のコースは走りやすいと思っていたが
ペーサーをする楽しさとは
自分のこれまでの経験や学びを目の前で共有できる喜びがある
よいペーサーとなるにはどうしたらいい?
海外のレースではペーサーは選手を引っ張るよりも寄り添う感じかも
岩佐のペーサーされた経験
今回のKOUMI100で役立ったペーサーの知恵は?
夜が明ければどんなトラブルも解決する!
走るべきセクションの前にはジェルで補給、最後はコーラでつなぐ
コーラだけで最後の40kmは走りきれる
ペーサーをしてもらった経験が生きる
周回コースでは1周ごとに補給のタイマーをリセット
ペーサーをやってKOUMIには絶対出たくないと思った
コース上にゴミが多かったのが残念
ゴミ入れのポーチを選手の必携品にした方がいいかも
久しぶりにレースに参加して、レースで走ることの魅力を改めて感じた
100マイルレースの後半は誰もが優しく
ゴールした瞬間の感激が自分のことのように思える
激走モンブラン世代はレースから消えたのか?
滋賀の大レジェンド、谷北勇二さんは今回も完走
女子優勝、黒田清美さんは表彰式でカッコよかった
やっぱりチーム100マイルのメンバーは強い
岩垂さんの奥様の献身的なサポートに心打たれた
パートナーに過度に期待しすぎないのが吉
12月にはIzu Trail Journey
11月29日からGolden Trail World Championship
ポッドキャスト「Off Trail Talk」に出演させていただきました
(2020年10月17日収録)