1. Run LAB ワラーチとマフェトンと
  2. #37 Good to Go リカバリーを..
2022-04-06 1:27:14

#37 Good to Go リカバリーを考える

Podcast 「Run LAB(ランラボ)ワラーチとマフェトンと」へようこそ!

この番組は大阪の普通のおっさん、けんたろーのランニングブログです。

第37回のテーマは「Good to Go リカバリーを考える」ということで、リカバリーについてああだこうだ喋ってます。

みなさんのおすすめのトレーニングや、おすすめランスポット&大会情報等、コメント・ご質問、チカラコトバも随時お待ちしていまーす!

forms.gle/kaU7iPbhkZ7BinUW7

【今回の内容】

1. オープニングトーク 44歳になりました・メッセージ紹介・ちょっと100㎞走れんかった話

2.「Good to Go リカバリーを考える」リカバリーについてまじめに深掘りしてみた

3.「チカラコトバ」(そうやんなあ)

ランニング中や通勤・通学中などに聴いてみてください!

番組では、同じようにサンダルor裸足ランやマフェトン理論、ファットアダプテーション、BCエクササイズを実践している方や、ZWIFTやってる方、これからやってみたい方からのご意見やご質問をどしどしお待ちしております。 Zoomでの番組参加も大歓迎です!

番組へのご質問・コメント、参加希望はこちらのフォームからお願いします。 forms.gle/kaU7iPbhkZ7BinUW7

【Notes】

『Good to Go 最新科学が解き明かす、リカバリーの真実』クリスティー・アシュワンデン、青土社

http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3284

【MAF】

あのマフェトン先生のウェブサイト。記事やポッドキャスト、レシピもあります!最新のマフェトン理論はこちらで要チェック! https://philmaffetone.com/

【駒川あづまや】

ぼくの親父の経営している大阪の昆布屋(つくだ煮屋)です。2022年も御使い物はぜひ駒川あづまやで!

http://www.komagawa-azumaya.show-buy.jp/

【けんたろーSNS】

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けんたろーInstagram   https://www.instagram.com/kentarojapan218/

けんたろーTwitter       https://twitter.com/kentarojapan 

00:07
フォトキャスト、Run LAB 、ワラーチとマフェトンと。
みなさん、こんにちは。お久しぶりです。
いつもお久しぶり、お久しぶり言うてますけれども、
前回の配信が2月の17日ですね。
なので、そこから約1ヶ月半もご無沙汰しておりましたが、
久しぶりの配信です。
みなさん、こんにちは。けんたろーです。
この番組は、大阪の普通農さんのランギングブログです。
歳とっても、走れるように持続可能なランギングを目指して、
日々、サンダルランギングやマフェトン理論、ファットアダプテーション、
それからBCエクササイズなどを実践しています。
ということで、ランギング好きのけんたろーが、
いろいろ試していることをブログ形式で、
フォトキャストで配信をしています。
前回、2週間に1回くらい配信しますよとか言ってたのに、
1ヶ月半も配信できませんでした。
別にネタがないとかじゃなくて、
喋りたいことは山ほどあるんですけど、
ちょっとね、いろいろわたわたしてまして、
配信できずにおりました。お久しぶりです。
前回の配信といえば、
You are what you eat.
あなた自身は食べたものでできているという話を前回したんですけど、
その配信の内容を自分で確認して、家で家事しながら聞いてたんですよね。
じゃあ息子が部屋に入ってきて、一緒に横で聞いててですね、
聞きながら息子が急に栄養に目覚めまして、
この野菜はベータカロチンがいっぱい入っているから、
身体の免疫力が高まってコロナにかかりにくくなるんやんな、パパ!みたいな感じで、
なんか、はい、
気せずしてと言いますか、全く想像しなかったんですけど、
自分のポッドキャストで息子が勉強してくれるという、
栄養に興味を持ってくれるという、そんな効果もありました。
でから、そうですね、初めの方は最近あったことを話してるんですけど、
もうね、1ヶ月半も経ったんで、話したこといっぱいなんで、
今回はちょっと一部ということで、また次回に残りを話そうと思うんですけども、
最近というか、こないだ2月17日の配信の翌日ですね、
03:03
無事44歳になりました。誕生日おめでとうございます。
44歳になりました。誕生日を迎えて2月18日に44歳になりました。
ということで、これからはマフェトンの計算式が180から44引いた136が、
自分のエアロビック心拍数になりますが、
トレーニングは基本的にそこをベースに、プラス5ぐらいまでを上限値にして、
やっていきたいなと思っています。
なので、136を136から10引いた126が最低、
でから、プラス5の141、126か141あたりに収まるような感じでやっていこうかと。
基本はでも136ぐらい、136をベースにしてやっていこうと思っています。
頑張るときは141ぐらいまでかなという感じです。
実は前回紹介して忘れてたんですけど、
メッセージをもらってまして、あまり来ないメッセージですけど、
皆さんよかったら書いてくださいね。
1月末ぐらいにもらってたんじゃない、なかろうか。
1月29日にもらってたのに前回忘れてました。すいません。
キッシーさんという方からメッセージをいただいてます。
いつも楽しく排長しています。
私は練習量、内容、装備、すべてを効率的に楽しく速く走りたい神戸のおっちゃんです。
一緒ですね。僕も大阪の普通のおっちゃんですからね。
いつも大阪の普通のおっちゃんと言われていますが、
世界を転々とし、超長距離を楽に走るケンタロウさんは普通のおっちゃんではないですよ。
同じおっちゃんとして励みになります。
ワラーチとマフェトンを自分のランギングに導入するのはまだハードルが高いように感じていますが、
これからも楽しい番組を期待しています。
また別のチャンネルの話で恐縮ですが、
ランギングチャンネルへの投稿で上田さんの関西弁を引き出したケンタロウさんの投稿最高でした。
というコメントをいただいてます。
キッシーさんありがとうございます。
ありがとうございます。
いやいや、僕なんてただの普通のおっちゃんでございます。
世界を転々、仕事柄いろいろ、今までマレーシア、カタール、オランダ、そして今ドイツですが、
何やかんやでいろいろと言ってます。
超長距離、楽には走ってないですけど、
ちょっと100キロ走ってくるわみたいなのができるようになったらいいなというのが目標です。
06:02
本当に神戸のおっちゃんのキッシーさん、メッセージありがとうございます。
本当におっしゃるように練習量とか内容装備とかを効率的に楽しく早く走りたいなというのは本当に僕も思っていて、
年取ってきていろいろ仕事やら何やらで忙しくなってくると、
更新もなかなかできていなかったんですけど、
効率的という響きがすごく魅力に効率的にやりたいなというふうに常々僕も思っています。
もしよかったらまたメッセージください。
今回はありがとうございました。
ありがとうございました。
というわけで、今キッシーさんも言ってくれはったランキングチャンネル。
素晴らしいランケーポッドキャストの王様と言ってもいいんじゃないかと思うんですけど、
王様というか、女王さんですね。クイーンですね。
上田玲奈さんがやっているランキングチャンネルですけども、
実はこないだお便りコーナーにメッセージを送ってしまって、
いつかランキングチャンネルとコラボできたらいいなと夢見てますみたいな感じで書いたら、
なんと上田さんに呼んでもらいまして、いつでもやりましょうみたいなことを言われて、
逆にえーっていう感じであたふたしてまして、いつかお声かけするかもしれませんが、
上田さんとお話とかできたらまるで夢のようですよね。
というかランキングチャンネルファンに殺されそうな気もするんですけれども、
いつか何か面白い企画を作って上田さんに売り込んでみたいなと思っています。
ランキングチャンネルは私は毎週聞いています。
毎週この番組も、この番組というかこのポッドキャストも更新できたらいいのですが、
なかなかそういかないという悩みの種であります。
最近でもないですけれども、2月の23日に今キッシーさんがおっしゃったようにですね、
楽に超長距離を走れるようになりたいなという願望からちょっと100キロ走ってこようと思いまして、
ドゥセルドルフの自宅から北のドイツブルク方面に向かってライン川沿いを走ってみました。
僕としては50キロになるまでひたすらライン川を走ろうと思っていたんですけれども、
あえなく途中で撃沈しまして、結局8時間44分35秒走って、距離は76.8キロでしたね。
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全然100キロ届かずです。
肺炎というのもあかんかった理由としては、その日2月やめめっちゃ暖かかったんですね。
初め靴履いてたんですけど、暖かいしいいんちゃうということでサンダルに変更したんですね。
もうドイツに来てからは冬が寒すぎてサンダルランニングは封印し、冬の間は靴で走ってたんですけれども、
久々にサンダルで長距離を走ったというのも答えたんですかね。
40キロ過ぎぐらいから足が重くなってきて、あとは火星ですね、ドイツブルクの手前から風向きが変わったのか風が強くなってきて、
これはちょっとやばいなというぐらい風が強かったので、もうちょっと失速してきて折り返すことにしました。
ライン川沿いをひたすら走れるんやと思ってたんですよ。
例えば前大阪の時は大阪の実家から淀川沿いをずっと走って京都まで行って50キロで折り返して100キロ走ったんですけど、
そういうことがライン川でもいけないだろうと思ってたら、ライン川の河川敷きってずっと続いてるわけじゃないんですね。
途中途切れたり、街中に出たりしなきゃいけなくて、そういう点で工事現場の横を走ったりとか道に迷ったりとかして、
だから淀川のようにはいかなかったんですけども、こっちの調査不足、グーグルマップで調べたらいけそうやったんですけどね。
そんなのもあって、残念ながら100キロは行けなかったんですけども、ぜひまた別の機会に挑戦したいなと思ってます。
そんなこんなで過去の聞いてもらったらわかるかもしれませんが、たまに思い立っていきなり100キロとか琵琶湖一周とか走りに行ってるんですけども、
今までやったのはさっき言った京都まで淀川沿いをひたすら50キロ走って50キロ戻ってくる100キロ、
スマイルさんとやった大阪城をぐるぐる走って100キロ、琵琶湖をサンダルで一周した193キロ、
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あとはウルトラマラソンの大会で小屋さんの友人、琵琶湖ウルトラマラソンとかで100キロ走ってるんですが、
もっと気軽に10時間12時間ぐらいで走って帰ってくれるような風になれたらいいなという、
自分で言うと言うとなんですけどアホですよね。
そういうことをアホなことを持ってやりたいなと思っています。ドイツでもどんどんアホなことに挑戦していくつもりです。
というわけでオープニングはいつもベラベラ喋って長くなるのでこの辺で。
マーフェットのリポートとかはまた別の機会に話せたらなと思います。
今日はこの辺です。オープニングはこの辺で。
それでは今回のテーマです。
今回はgood to go、リカバリーを考えるというテーマです。
また前回に引き続き横文字買いなと思われるかもしれませんが、
今回リカバリーについてちょっとしゃべりたいなと思って本を読んだんですけど、
その本のタイトルがまさに同じくgood to go、最新科学が解き明かすリカバリーの真実という本なんですよ。
なので別に調子乗ってるわけじゃないですよ。
ドイツに住んでからこの間はyou are what you eat、今回good to goという横文字並べて調子乗ってんちゃうみたいに思われた方。
いや、そんなことないです。たまたまです。
別にかぶれてるわけでもなんでもありませんよ。
今回のその本なんですけども、前回じゃない、だいぶ前にマラソン王国を生きるという本を読書感想文で紹介しましたが、
同じ出版社製造社さんから出版されている本です。
著者はスキーの元プロアスリートで、今は科学ジャーナリストをしているクリスティ・アシュワンデンさんという人です。
この人は今もプロじゃないですけど、趣味でスキーとかマウンテンバイクとかトレランとかをそれなりに結構追い込んでやってるみたいなんですけども、
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クリスティさんが書いたgood to go、最新科学が時赤杉カバーリンの真実という本なんですけども、
翻訳者は小島治虫さんです。
小島治虫さんはさっき言ったマラソン王国を生きるを翻訳した人なんですね。
というわけで、製造社さんの本をまたもや読みました。
製造社さんといえばトレラン、アンサーフォー所属アスリートの福島舞さんですね。
福島舞さんが編集として携わっているということで、これで面白くないわけがないと思いまして読んでみました。
だいぶ前かな、この本いつ出たんだろう。
この本が出たのが、今ちょっと本を見てるんですけど、2019年ですね。
それか3年前かな。ちょうど2019年4月10日って書いてるんで、ちょうど3年前に出版されたんですけれども、
トレランの雑誌でも紹介されていたのを見た気がしますが、
確かトモさんが書評を書かれていたんじゃなかったかな。
トモさんっていうのは伊原智一さんね。
そんな本を読みました。
なんでギカバリーの本を読むというか、こんな話しようかなと思ったかと言いますと、
44歳になりましてね、さっきも言いましたけど、なかなか疲れが取れないというのもあり、
あとはトレーニングに関してはマーフェットンをベースにやっているわけですよね。
なので最近トレーニングに関してはある程度落ち着いてできるようになってきたんですけれども、
今度はリカバリーですよね。
トレーニングばっかりするだけではなかなか前に進めないと思ったので、
リカバリーについてももうちょっと考えてみようかなと思いまして、この本を読んでみたんです。
自分自身も40歳過ぎるとなかなか回復しないんですよ。
このポッドキャストを聞いてくださっている方はやっぱり40代50代の方が多いんですけれども、
30代の方はまだピンと来ないかもしれませんが、本当に40歳過ぎるときますよ、なかなか回復しないんですよ。
そんなこんなでこの本を読んでみました。
タイトルのGood To Goなんですけれども、どういう意味かというと、
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準備が整ったとか準備万端という意味なんやそうです。
この本なんですけれども、どんなことを紹介しているかというと、結構いろんなことを紹介していて、
アルコール、水分補給、栄養補給、アイシング、血流マッサージとかね、
心理的ストレス、睡眠、サプリメント、オーバートレーニング症候群、データ、プラシボ効果といった11の項目を取り上げています。
こういった項目がリカバリにどんな影響があるのかとかいうのを書いているんですけれども、
このクリスティーさん自身がスキーとかマウンテンバイクとかをトレランしていく中で、
最良のリカバリをするのに一番良い方法は何なんだろうということで、
いろいろと科学的な論文を調べたりとか研究を調査していく中で、
自分も実際に試してみて、この本を書いたそうなんですけれども、
その中でこの本を読んでいて、あまりネタバレすると怒られるので全部は言いませんけど、
結論を言っちゃうと、結論はこの本の役者跡書きで小島治虫さんがサクッとまとめてくださっているんですけれども、
それに尽きるんじゃないかなと思いますね、この本の結論。
どんなことを書いているかというと、スポーツ科学の背後に潜むメカニズムや、
私たちがなぜ新手の製品やリカバリ手法に手を出してしまうのかという人間心理ですね。
例えばサプリメントを飲むのは効果を実感しているからというよりも、
ライバルに遅れを取りたくないからという気持ちが大きいことなど、
さらには心理的ストレスがリカバリと大きく関わっていることや、
人間の体には驚愕レベルの高度なセンサーが備わっていて、
体の声に耳を傾けることが私たちの想像を遥かに上回るメリットをもたらしてくれることなど、
私たちが健康やスポーツに関わり、よりよく生きていく上でとても重要な基本となる考え方を伝えようとしているので、
コジマさんが後書きに書いてあるのですが、本当にこの通りだと、この本の結論は思います。
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結局、読んでいて、リカバリに一番いい方法はこれか、みたいなのが、
見つかるというか、腹を打ちというか、納得するということは、
納得したのですが、これがリカバリのいい方法なのかと思ったのかというと、あまり思わなかったですね。
やっぱりそうなんやというのが読んでいて思ったことですが、
他にも書いているのは、
巷にあふれる科学情報やリカバリグッズに惑わされず、運動後はしっかりと栄養をとり、ぐっすりと眠り、
無理せずに体を十分に休め、準備万端という心の声に従い、晴れやかな気持ちで再びスポーツを楽しむ。
これがこの本で結局まとめられている結論です。
僕も読み終わった後に思ったのが、当たり前やないかい、結局そうなんかと思ったのです。
先ほども言いましたが、巷にあふれる科学情報やリカバリグッズに惑わされず、運動後はしっかりと栄養をとり、ぐっすりと眠り、無理せずに体を十分に休め、
準備万端という心の声に従い、晴れやかな気持ちで再びスポーツを楽しむ。
スポーツを楽しむってことは当たり前ちゃいます?
栄養をとって、ゆっくり寝て、十分に体を休めてから、またせいよ、それがリカバリグッズです、みたいな話なんですよ。
ただ、その結論に行き着くまでの、クリスティさんのいろいろな調査、研究を調べたり、論文を読んだり、実際に自分でも試してみたり、その過程をこの本でぜひ読んでもらいたいなと思いました。
それを読んでいく中で、結局僕らって普段、コマーシャライズと言いますか、
企業の広報であるとか、企業が物を売ろうとする、そういう思惑に踊らされているのだろうとか、
24:11
あとは、このSNS全盛時代にあって、いろいろ情報を見て、いかに人に影響を受けている、例えば有名な選手とかランギング仲間のシェアを見て、
ああ、私もセナみたいな、そういう真理ですかね。何か選んじゃあかん、みたいな。そういうところにすごい踊らされているな、というのを感じました。
これをいきなり聞いている人は、だからギガバリーなんだ、みたいなところかもしれませんが、簡単に言います。
ギガバリーの一番いい方法は、ダダダダダダダダダダダダダダダダ、寝ることです。
この本を読んで思ったのが、結局寝るのが一番いいギガバリーの方法なんや、ということでした。
あとは栄養をちゃんと摂って休むと。
でも、それがみんなできているのか、という問いに対して、自分も含めて、何か余計なことをいっぱいしているけど、それに時間が割いていて、寝るのに時間をちゃんと摂っているのかな、みたいなところをすごく痛感しましたね。
では、いくつか項目ごとに見ていきたいんですけれども、この本の中で紹介されているのは、まずはじめに、
クリスティさんは自分が運動している中で、ビールはギガバリーに影響を及ぼすのか、悪影響を及ぼすのか、普通に考えたら悪影響を及ぼすんちゃうかと、ビールとかアルコールですよね、というふうにまずは疑問を持ったんですよ。
彼女は実際に大学の研究所に協力してもらって、ビールが本当にギガバリーにどんな影響を与えるのかということで、ちょっと小規模な実験をしたわけですよ。
そうすると、なんと女性ランナーにはビールが良い影響を与えるという結果が出たそうなんです。
これを聞いた人、女性ランナーの方は、マジでって言ってビールをガブガブ飲むのはやめてくださいね。
ただ、やってみたけど、ちょっとサンプル数とかも少ないし、実験の仕方も信頼性が高いのかという突っ込みどころがいくつかあったらしいんですよ。
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どういうことかというと、結構追い込んだトレーニングをした後に、2つのグループに分けて、1つのグループはビールと食事。
もう1つのグループはノンアルコールビールと食事というのに分けて、リカバリーがどうなるかというのを調べたんですけど、
結局ノンアルコールビールって、飲んだらすぐにビールが好きな人がわかるじゃないですか。
そこでリカバリーの具合とか、本人の自覚的な感覚を調べたら、
男性はビールを飲んでいる人はあまりリカバリーに影響を与えていなかったんですけど、
女性はリカバリーに影響を与えていたみたいな結果が出たらしく、
でもちょっと立ち止まって考えたら、この実験自体どうなのか、正しいのかということをクリスティーさんは感じたそうです。
そこで色々調べてみて、やっぱりアルコールはあまり良くないと。
ただ少量のアルコールだとリカバリーには悪影響を生じさせないという程度しか、
実はまだ現在のところの科学的な検知ではわかっていないということがわかったと。
なんか当たり前っちゃ当たり前ですよね。
飲みすぎたらやっぱりリカバリーに影響が出るというところらしいんですよ。
そこからそういう実験からクリスティーさん自身がリカバリーの真実を探す旅を始めたというふうに書いています。
水分補給についても書いているんですけど、これを読んでいて僕は本当にああと思ったのが、
スポーツドリンクのことを書いているんですよね。ゲータレーズのことを書いているんですけど、
スポーツドリンクでよく、なんでスポーツドリンクがええんやというと、
電解質やから、電解質が含まれているから、みたいなことが言われるんですが、
クリスティーさんによると、実は電解質というのは言葉の罠でして、塩分のことを単に行々しく呼びかえただけだと。
スポーツドリンクには塩分が含まれていますよと言って、塩分を取らないとダメですよというのをそのまま言うと説得力に欠けるので、
スポーツメーカーが考えた秘策が、これを飲むと電解質が取れるという、
ちょっと小難しい、日本でも横文字使ってごまかすみたいなのがありますけど、横文字使われるとすごいみたいなのがありますけど、
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そういう電解質という言葉を作り出して、使ってスポーツドリンクの売り込みをしたそうです。
それとプラス、バスケットの神様と言われているマイケル・ジョーダンですよね。
マイケル・ジョーダンにゲータレードを飲ませることで、すごい広報活動を行ったらしいんですよね。
結局はその商品を使っていることが、マイケル・ジョーダンがスターになれた理由なのかというところなんですけど、
でもみんな騙されますよね。有名選手が何か飲んでいたり何か使っていたりすると、
じゃあ私もみたいな、例えばマラソンやったら大坂選手とか、トレランやったら植田瑠衣選手とか、
あとはグザビエとか、パウ・カペルとかが、私はこれ毎日飲んでますみたいな感じでCM出たら、
じゃあこれ飲んで早なんのかなみたいな思いますよね。
でも実際に冷静に考えたら、なるわけないという。
だってめちゃくちゃいろんな練習して、いろんなリカバリとかをその選手は舌上の中の一つでそれを飲んでいるのかもしれない。
実際は飲んでいないかもしれない。スポンサーを受けているから飲んでいる、不利をしているかもしれないけど。
実は例えばゲータレードって書いてある、緑だったっけ、のボトルの中は実はただの水かもしれないし、そこは分からないですよね誰も。
ここの水分補給のところでスポーツドリンクの誕生についていろいろ書いているんですけど、
ここ読んでいてすごい怖かったのが、事前にウォーターローディングとかで水分補給をいっぱいするのは必要なのかどうかというのを書いていて、
これ怖いのが聞いている人も気を付けてほしいんですけど、水分の摂取過剰になっちゃうと、水分を事前に取りすぎると、
血中の自分の血液の中のナトリウムの割合が低くなるんですよね。そうなって逆に低ナトリウム結晶というので、
マラソンとかランギングしているときに水中毒、水の取りすぎで低ナトリウム結晶とかで気分が悪くなったりするというのが結構多いそうです。
逆に水分不足というか水が足りなくて体調が悪くなったというのは、マラソン大会でも救護所で運び込まれてくる人はいないんです。
33:11
なので水は、僕ら学生の時はクラブ、サッカー部でしたけど、先生が水なかなか飲ましてくれないんですよ、夏の暑いときに。
ちょっと汗舐めて喉の渇きを潤したり、飲んでいいぞと言われたら普通の水道生のジャグジンにほぼほぼ口付けるか付けないかぐらいの感じでガブガブ飲んでましたけど、
今考えたら信じられないですよね、コロナ時代にその場所で怒られますけど。
そういう古き良き時代に僕もスポーツやってましたけど、あの頃は水を飲ませてもらえなかったけど、その後って今度は飲まないといけないということで、いっぱい飲まされましたよね。
面白かったのは高校1年くらいまで水を全然飲ませてくれなかった小物先生が、高校2年か3年の時に急に何を思ったのか。
なんか浄水器メーカーさんと、卒業生がやってたのかな、OBさんがやってたのかな、浄水器メーカーさんと契約して水飲めっつってひたすら飲まされたんですよね。
チャップンチャップンで練習させられて逆に気分悪くなったんですけど、そういうちょうど僕らの時って反動器みたいな、転換器か、やったんですよね。
クリスティさんの調査によると、水分補給に関しては事前にそんな飲まないで、水中毒になったらあかんから、逆に喉が渇いたなと思った時が水分摂取のちょうどいいタイミング。
喉が渇いたなと思ったら、それが水分摂取のいいタイミングなんですって。
なので自分の体のサインを感じて、喉が渇いたら飲むようにしたらいいですよということです。
喉が渇いている時に水を飲むと、水ってすごくおいしく感じて、水分が足りている時に飲むと水ってまずく感じるんですって。
人間ってそういうふうにうまくできているらしくて、人間だけじゃなくて動物。
犬も長い距離山とか散歩連れて行ったりしても、ひたすら水飲ませようとしても、常に飲むわけじゃなくて、必要な時だけ飲むんですって。
だからそういう動物って元々喉が渇くっていうのは水分摂取が必要な時のサインで、水が必要な時は水をおいしく感じるし、水が足りている時はまずく感じる。
36:12
なので私たちはもっと自分の体を信じた方がいいよということを言っています。
なので皆さんも絶対レース前に水をこんだけ飲まなきゃって言うのではなくて、水が喉が渇いたなと思って飲んで、水がおいしかったら必要な時。
飲んでも全然おいしくない、まずいと思う時は必要じゃないというふうなセンサーを持つといいということでした。
これはすごい面白いなと思いました。
逆にほんまに水が足りていないのかどうなのかということですけど、そこはうまくできていて血液中の水分を足りていない時に使ったら補填するなどして、体ってうまくやりくりするんですって。
なのでそんな心配せんでいいでっていうのがこのクリスティさんの書かれていることでした。
水分補給と並行して大事なのは栄養補給だと思うんですけども、栄養補給のところもね、僕全部読まないですよ、全部読んだら怒られるんで。
面白いなと思ったのが、ゴールデンタイム、タンパク質のプロテインとか飲んでる人は、タンパク質は必ずトレーニングの終わった1時間以内とかに飲んだ方がいいよっていう、ゴールデンタイムがあるよっていうのは聞いたことあるかもしれませんが、
僕も実際に学生時代にスポーツクラブのトレーナーやってた時に、プロテインの会社の人にゴールデンタイムに飲まないととか言われて、研修とかで教えてもらって、お客さんに必死にゴールデンタイムが大事なんで、トレーニング終わったらすぐ飲んでくださいみたいに言ってましたけど、実はそんなもんないそうです。
考えたらそうやんね。一気にタンパク質を大量に一気に摂取するよりも、1日に何度かに分けて少量ずつ摂取する方が効率よく吸収できると。
僕読んで思ったんですよ。冷静に考えたらほんまにそうやなと思って。だって一気に飲んだら、飲むよりちょっとずつ飲む方が吸収するに決まってるじゃないですか。水なんかでもそうやし食べ物もそうやけど、どか食いするよりもちょっとずつ食べた方が吸収への当たり前やし。
あとはこれもショックなんですけど、プロテインシェイク、つまりプロテインが一般的な食品より優れていることを示す科学的な証拠は今のところないそうです。なので、プロテインが絶対依存じゃないよ、絶対飲まなあかんわけじゃないよということが書かれてました。
39:04
あとはウサインボルトの話とかも書いてて、彼がオリンピックの時にひたすらチキンナゲットばっかり食べてたという偽話はエピソード有名だと思うんですけども、そのことにも触れてて、人間から見て健康的な食品かどうかは筋肉にとっては大した問題じゃないんですって。
筋肉はとにかく炭水化物を求めてて、それを与えてもらえればとりあえず満足するそうです。結局色々と調べた結果、クリスティーさんのまとめは、体が求めているものを食べたらいいんだよと。
空腹感は最高精度のセンサーなので、お腹減っている時に食べたいと思うものを食べるのが体には良いと。そういう話でした。
これは僕は前回野菜とかサラダの話をしましたけど、そこはわかりますね。
最近はラーメンとか食べたいなと一切思わないので、ただ時々カツ丼を食いたくなるんですけどね。
たまごと豚肉、熱々ご飯と味噌汁っていうカツ丼が無償に食いたくなって、月に一回くらいケルンの職場の近所にある日本料理屋でカツ丼を食いますけど、そんなのでも常に食べたくないですね。
普段は野菜しか食べたくないですね。
というわけで、アルコールと水分補給と栄養補給の話を紹介しました。
残りはパパパーッと話していきたいと思うんですけども、一回休憩入れます。
では後半行きましょう。
この本、ぜひ読んでほしいです。
特にトレーニングめっちゃ頑張っている人ほど読んでほしいですね。
この本の中にも書いてるんやけど、トレーニングをする、頑張るのは誰でもできるけど、でも休む、休憩ですね。
42:03
リカバリーに力を入れるというか、リカバリーに時間をかけることはもっと大事だと書かれてるんですよね。
そういうことができている人は少ないって書かれてて、確かにそうやなと頑張ってめっちゃ使ってるけど、それを元に戻すっていう作業をきっちりできてるのかなっていうのを
これ読んでて、すごく反省というか感じました。
僕もそうやったんですけど、この本を読んだきっかけっていうか目的は、絶対この本読んだらリカバリーの良い方法が書いてるに違いないっていう、なんか新しいリカバリーについて良い方法を知りたいっていう目的で読んだんですよ、この本ね。
思いっきり良い意味で裏切られたんやけど。
このクリスティさん自体もこの本を書いてる中で、すごい読んでて感じたのが、世の中にいっぱいあるリカバリーの色々な方法の中から
私が一番良いものを見つけるのだみたいな、なんか新しいものを見つけてやるみたいな、そういう挑戦的なっていうか、そういう空気を読んでて感じるんですよ。
だけど、実際はクリスティさん自身も多分、この方法はいいんちゃうか、あの方法はいいんちゃうか、もしかしたら他に良い方法あるんちゃうかと思って色々調査を続けたり、自分で試してみた結果、実は寝る。
寝るのが一番大事やった。でもそれ以外の方法は調べれば調べるほど、これ科学的にはちょっと根拠あんまないですねとか、これ実は逆効果ですみたいな、そういう真実が明らかになってくるんですよね。
なので、この本のタイトルが最新科学が解き明かすリカバリーの真実っていうのは言い得てみようやと思うんですけど、ほんまに期待して、これはええんちゃうか、いや実はこれほんま明けませんね、じゃあこっちはええんちゃうか、いやこれほんま逆効果ですねみたいな感じで、
今までいいと思ってみんなが色んなアスリートがやってたりとか、習慣的にマッサージとかされてた方法が実はあかんかったとか、プロテインなんかもそうですよね、ゴールデンタイムとか言ってね、黄金の時間帯とか言ってトレーニングが終わったら30分以内とか1時間以内に飲めとか言って、
45:16
今でも多分真事シェア外に皆さん言われてるし、プロテインメーカーもどんどん声を台にして言ってると思うんですけど、実はそれも科学的には全然根拠がなかったっていう、それでも分けて飲んだ方がいい、でも冷静に考えたらそうかも、
で、じゃあなんでゴールデンタイムっていうのがあって一気に飲んだ方がいいのか、しかもそれをプロテインでシェイクにして飲んだ方がいいのかっていうのを考えると、
実はメーカーが、プロテインメーカーが売りたいから、そういううまい方法っていうかうまい飲み方を提案して、自分らに都合のいい実験結果を示して、そういうことも書いてます。
実験結果もいろんなメーカーやってるらしいんですけど、すげー小規模な実験とか、それはそういう結果になるやろうみたいな、見る人が見ればちょっとおかしいんちゃうかみたいな実験をしてるメーカーなんかも多いそうなんですよ。
詳しくは言いませんけど、ぜひ呼んでほしいなと思います。だからなんかいろいろなことがバレンタインと一緒かい!みたいなクリスマスと一緒かい!みたいになるんですよ。どういうことかというとバレンタインデーなんてそんな日ほんまはないわけじゃないですか。
聖バレンタインという人がいて、その人の記念すべき日なんか知らないけど、別にその人チョコレートあげたわけでもなんでもないし、前回の時かな、言いましたけどドイツのドイツかこっちのヨーロッパのバレンタインは男性が女性にプレゼントすると。
別にチョコレートだけじゃなくて花とか下着とか、うちはチョコレートあげましたけどね。日本の場合はチョコレート一択で女性が男性にみたいな話でしょ。
それはなんでそんな日があんねんつったら、あれって日本のチョコレートメーカーが考えてるんですよね。バレンタインチョコあげようみたいな。あとクリスマスも言うたらイエスキリストが生まれた日じゃないですか。
で別にサンタクロースってホンマはなんかの伝説ですよね。で別にプレゼントとなんたらっていうのはなんかの本で読んだな。赤い服着たサンタクロースみたいなのはあれコカコーラの影響らしいですね。
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コカコーラの宣伝家なんかでそういう赤い衣装を、コカコーラの色って赤いじゃないですか。で着たサンタクロースみたいなキャラクター作ったらめっちゃウケて、そこから世界的にサンタクロースは赤い衣装を着てプレゼント配るみたいな。
なんかサンタにクラウスさんという人がプレゼントを貧しい子にあげたみたいな話となんかこううまいこと合わせてできたそうです。だからサンタクロースのクリスマスの話も別にそんな古い話ではなくてここ4,50年100年もないんちゃうかなという話らしいですよ。
我々はまことしやかにサンタさんという気前のいいちょっと活腹のいい白い髭生やすいおじいちゃんがいてねーみたいなので僕ら歌うとて、ジングルベルや何たらゆうて歌ってトナカイ乗ってやってくるんでしょ。
実はそういう商品経済というか思いっきりそういうのに乗せられている話なんですって。
だからまさにその栄養補給とか水分とかスポーツドリンクとかね、プロテインとかいうのもそういうマーチャンダイズというか商品経済にすごくくっついてる、マーケティングにくっついてる話なんやなーっていうのをこの本読んでて痛感しました。
それにすっかり踊らされてる自分たちみたいな。それにうまく利用されてるのが有名人とかアスリートですよね。
あのアスリートが飲んでる、あのアスリートが着てる、あのアスリートがつこてる、じゃあいいに違いない、私もあんな風になりたいみたいな、そういう人間の心理をうまく持って遊ばれてるって言ったら言い方悪いけど、つこてやってるのがそういう業界みたいです。
だからあの靴なんかでも厚底、薄底、裸足とかいっていろいろサンダルとか言ってるけど、早い選手に履かせてね、記録出したら私もあんな風になれるに違いない、スーパーマンみたいなものですよね。スーパーマンのコスチューム着たらすごい力を得て飛べるみたいな。
まあそういうのをこの本を読んで、頭がーんって縛られた気分でしたね。そっか、そうやんな、同じことやったからってなるわけないよな、そっか、科学的根拠ないんや、実は、みたいなところを多分クリスティーさんも本を書くにあたって調べていく中で多分感じたと思うんですよ。
51:13
これはええんちゃうか、これもあかんのかい、これは逆効果なみたいなことがいっぱいあったんちゃうかなと思います。
で、この本の中ではさっき言った、なんか長くなってきたからね、まとめていくけど、アルコール水分補給、栄養補給の以外にもアイシング。
アイシングは実はリカバリーには逆効果らしいです。
プロ野球でピッチャー交代して、ダルビッシュさんとか大谷君とかがめっちゃ腕つるみたいな、骨折した人みたいになるんで、アイシングしてますよね、氷のなんかにつけて。
アイスバスみたいなのに有名選手が連勝後にダイブしてサブガチガチ言わせながら、でもこれでリカバリーになるんだよって言ってたのは、あれは実はあんまり効果ないそうです。
というのは、みんなアイシングする理由が炎症を抑えるというのを言ってるそうなんですけど、実は炎症というのは筋肉の、筋肉というか体の回復、リカバリーをする上で必要なことなんですって、だから炎症を抑えたらあかんそうです。
ここで書いてて面白かったのが、例えば高速道路の事故に立たせられると、高速道路ですよ、路上に事故者があれば、他の車は救急車とかパトカーとかが現場にすぐ行けるように車線空けますよね。
ドイツもそうです。ガーってみんなモーゼの10階みたいにガガガー海が割れたみたいな感じで、みんな車線空けるんですけど。
炎症や筋肉痛も同じで、免疫系が現場で即座に仕事ができることが重要。つまり怪我したところを治せる筋肉痛とかを早く治すために免疫系が即座に血管の中で働けることが重要なのに、アイシングは血液の流れを止めるので、
アイシングで冷やすと血液が縮まりますよね。そうすると血液の流れが悪くなる。免疫系の反応を遅らせる。
救急車が事故現場に向かっているのに、高速道路でみんなが車線空けずに塞いでしまっているのと同じこと。救急隊員が仕事ができないんだから当然リカバリーは遅れてしまう。
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アイシングをやると血管が縮まるのでリカバリーは遅れてしまう。
アイシングは冷たいし苦しい。マッサージでも痛い。苦しいことを苦行すると逆に体に良いに違いない。
良薬口に逃がし的な、漢方薬的な考え方で人間って結構するんですけど、アイシングは良くないという話でした。
マッサージもショックでしたね。エスカレーターに乗るトレイルランナーとか聞いてて、マッサージガンも欲しいと思って買ったんですよ。
今回リカバリーの話しようと思った時に、マッサージガン買いましたねって話しようと思ってたのに、マッサージガンは良かったです。
筋肉の凝りとかをほぐせるし、特にふくらはぎは硬くなりやすいので、練習後とか坂道インターバルした時は筋肉をほぐすのによく使ってます。
あとは嫁さんが腰痛いと肩痛いと言っているので、貸してあげるとすごく気持ちいいということで、マッサージガンを買う時は家族を巻き込んで買うとすごく買いやすいと思います。
あとは筋膜リリース用のローラーとかもドイツに来て即買ったんですけど。
この本によると、マッサージは何でやるのかというと、乳酸を排出せなあかんからという理由でマッサージする人が多いですよね。
でも乳酸というのは実は、昔は乳酸溜まると筋肉痛になるとか言われてましたが、実は乳酸というのは筋肉痛の原因ではない。
乳酸は悪いものではなくて筋肉の燃料になることもあるし、エネルギーを生み出す細胞内の器官、ミトコンドリアを新たに増やす働きもある。
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あとマッサージをすることによって乳酸を排出できるという科学的な根拠も全くない。
そもそも乳酸自体は運動した後に発生しますけど、何もせんでも1時間半程度で筋肉内から勝手に消えるそうです。
さっきも言いましたが、乳酸は筋肉痛の原因ですらない。
だから乳酸をどうこうしたいからマッサージするというのはおかしな話だそうです。
マッサージをすると筋肉から毒素が消えてどうたらこうたらというけど、まず毒素なんてないんだよということが書かれています。
マッサージが良くない理由がもう一つあって、まず毒素なんてないからやる必要がないということと、激しいマッサージをしてしまうと筋肉を逆に傷つけてしまうので、毒素を出すどころか老廃物を増やしてしまう。
それでリカバリーが遅れるということだそうです。
でもマッサージじゃあかんのかというと、そういうわけでもなくて、リカバリーまでの期間が10分以内と短い場合、
例えばレース中とかロングのエスカレーターに乗るトレイルランナーでリュウジーさんがバックヤードとかで休憩中にマッサージがんをやってまた走ったらすごくまた走れるようになったというふうに紹介されていましたけど、
まさにそうで、リカバリーまでの期間が10分以内と短い場合はパフォーマンスにとって有効である場合があると言われています。
ただそれ以外の場合はマッサージしたからと言って、例えば晩にマッサージして夜寝て、次の日のパフォーマンスに影響があるかというと特にない。科学的にはそんな証拠はないという話が紹介されていました。
ただマッサージは人の手でケアしてもらえるということによる安心感というか気持ちよさみたいなものはあるんじゃないかと。
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ただ科学的には特にリカバリーに影響があると、むしろあまり良くないかもみたいなことは言われていました。
次に心理的ストレスの話が書いていて、瞑想とかフローティングという水の上で浮くやつですか、そういうのはどうなんだということですが、瞑想とかそういうのをやるのはすごくいいことだそうです。
ただアプリとかでやったり、そういうのは良くなくても自分の感覚に合わせて瞑想とかして心をリラックスさせる、そういうのはすごくいいと。
なので心理的なストレスが低いとリカバリーは良くなる。心理的なストレスがあるとリカバリーに支障をきたすということが書かれていました。
詳しくはぜひ読んでください。
書いていて面白かったというか、そうだなと思ったのが、例えば連続ランキング何百何十日とか何か500日とか頑張っている人いるじゃないですか。
あれはすごいと思うけど、でもリカバリーというのをちゃんとやっているのかと。
リカバリーをおろそかにしている場合は、それは休む技術をマスターしてせずに、そういう連続何日でそれすげえって言ってもてはやされているのを見るとちょっとどうなんかなと思うみたいなことも書かれていました。
言われてみるとそうだなと。
言われなかったら、連続フルマラソン100日とか言われたらやっぱりすげえなという、上山さんとか思いますけどね。そういうことも書かれています。
結局最強のリカバリーって何なんだというと、やっぱり睡眠なんですって。
睡眠のとこで読んでて、マジで?と思ったのが、
睡眠は4つのステージがあって、これはすごい勉強になったんだけど、
ステージ1は覚醒から眠りに移行した段階、つまり眠りに落ちた段階。
総睡眠時間の5%がステージ1なんだそうです。
ステージ2は睡眠の50%を占めるらしいんですけども、ステージ1よりも眠りが深くて起きるのが難しくなる段階。
記憶処理にとって重要なんだそうです。
ステージ3、これが最も眠りが深い段階で記憶処理と関連付けられているし、体の修復を促すテストステロンや成長ホルモンなどの物質も分泌される。
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睡眠が不足していると筋肉の発達や若返りを促すホルモンの放出が鈍ってしまう。
5時間しか寝ていない若い男性はテストステロンレベルが10から15%も低下するそうなんです。
なのでステージ3は日中に学習したことが脳内に記憶されて不要な記憶が削られる段階なんだそうです。
ステージ4がよく有名なレム睡眠ですね。
急速眼球運動で夢の大半はこの時に見る。
だから夢って覚えてるんですよね。
なので最後のステージ4の段階でレム睡眠。
手続き型の記憶はレム睡眠中に強化される。
運動技能や認知能力を必要とするスポーツ選手にとって、
睡眠のこの段階は特に重要。
夜が深まるにつれてレム睡眠は徐々に長くなりますが、
睡眠時間を削ると短くなります。
ということで、睡眠には4つの段階があって、
ステージ3と4が運動しているアスリートにとっては大事なんだろうなと。
そういうことが分かります。
ただ、睡眠時間が短いとステージ3、ステージ4も短くなるので、
リカバリーが進まないということだと思いますね。
あともう一個呼んでてショックだったのが、
なんと実験の結果、
6時間睡眠の人はビールを2、3杯飲んだ状態の体のパフォーマンスなんだそうなんです。
4時間睡眠の人は5、6杯のビール飲んだのと同じ影響。
徹夜はビール10杯とか11杯分の影響を受けている。
だから、体とか頭のパフォーマンスというのは超酔っ払い状態ですよね。
ビールを11杯ぐらい飲んでいるから、
明定した状態で翌日1日を過ごすのと同じことなのですというのが書かれていて、
これを読んで、僕はいつも大体6時間しか寝ないんで、
毎日ビールを2、3杯飲んだ状態で僕はいつも生きていたのかと思うと、
もっと寝なきゃいけないなというのを感じました。
この中では8時間は寝た方がいいよと書いていて、
90分サイクルというのも聞くじゃないですか。
1:06:05
これはあまりエビデンスがないらしくて、
科学的なエビデンスは特に今のところちゃんとしたエビデンスはないということです。
8時間まとまって寝られない人は昼寝でもいいからした方がいいですよと。
昼寝の理想的な時間は午後1時から午後4時というのが理想的な時間だというのが書かれていました。
というわけで最強のリカバリの方法は寝ることだと。
誰でも知っているよみたいなことが一番大事だということでした。
他にはサプリメントとかも書かれていますが、これも読んでください。
すごい読んでいて怖くなりましたね。
サプリメントって飲まほうがいいんやみたいな風にこれを読むと思いますよ。
それに100100のドミさんが今度本を出されるそうなんですけど、
別の木星社さんのポッドキャストでその本の紹介も兼ねて話されていたのがすごい印象的だったんですけど、
サプリメントなれをしてしまうと怖いという。
どういうことかというとサプリメントでいつも栄養をとっていると食事をとった時に食事からその栄養がとれなくなってしまう。
どうせサプリメントからとった方が楽やしみたいな感じで、食べ物からその栄養を摂取するのを体がしなくなるらしいんですよね。
そういうのを聞くと確かにそうやろうなと思うんですよ。
人間ってやっぱり楽したくなるじゃないですか。
人間だけでなく生物っていうのは適応するので、やっぱり省エネに適応するから、
食べ物からわざわざ吸収するよりもサプリメントでいつも吸収するんやったら食べ物から吸収せんでええやんみたいな、
その能力が落ちるみたいなのは言われると確かにそうかもっていうのを思いました。
その話はここには書いてないんですけど、それと合わせてサプリメントの話も怖いなと思いましたね。
あとはオーバートレーニングの話。
オーバートレーニングはどんだけ…
すいません、途中で中断しちゃいましたが、電話がかかってきたんですよ。
1:09:05
スマホで録音してるんですけど、失礼しました。
電話がめっちゃタイムリーなあれやったんでびっくりしたんですけど、
ちょっと話それますけど、
ドイツにある日本大使館からメールで連絡が来たんですけど、
今、日本人とか外国人を対象にした詐欺が流行ってるんですって。
どんな詐欺かというと、
インターポールであなたの銀行口座かIDが悪用されてます。
なので、あなたの銀行の口座番号とかIDの番号を教えてくださいと。
確認のために。
犯人逮捕のための協力よろしくお願いしますみたいなことを英語で、
しかも自動音声がまことしやかに電話で言うんですよ。
全部怪しいじゃないですか、自動音声という時点で。
今もまさにそうやったんですけど。
そういうのがあるからお気をつけくださいというメールが先週くらい来てたんですけど、
その電話でした。びっくりした。
その電話というのは自動音声で、あなたの番号が悪用されてるので、
番号を教えてくれみたいな電話でしたね。
そういうのがあるんですよね。
こういう戦争とかで、ウクライナの戦争もあって、
世の中が不安定な時ってこういうややこしいことをする人が多いんですけども、
話し戻します。すみません。
オーバートレーニングですね。
オーバートレーニングも気をつけた方がいいよということで書かれています。
オーバートレーニングのとこもぜひ紹介したいんですけど、
話しすぎると1時間過ぎてるし、この辺でやめときますが、
あと次のデータですね。第10章のデータのところですね。
イマストラバーとかトレインピークスとか僕も使ってるんですけど、
いろんなデータが取れますよね。
このクリスティさんが書いてるのは、
データが取れることによる弊害みたいなことを書いてるんですよね。
データもあまり知らない人が多いんですけど、
データが取れることによる弊害みたいなことを書いてるんですよね。
データもあまり信じすぎるな、見すぎるなということを書いてます。
1:12:00
素人は科学的なものもあまり分からないし、
それが本当に科学的な根拠でリカバリとかトレーニングにどう影響するかというのは、
ちゃんと明らかにされていないところも多い。
なので、そういうデータに振り回されずに、
マフェットマンやってる自分もどうかと思うんですけど、
データに振り回されずに自分の感覚をもっと信じた方がいいですよということが、
まとめるとそういうことが書かれてました。
確かにデータも次から次へと、
時計のメーカーとか健康センサーのメーカーなんかも、
売りたいからいろんなデータがこれで測れますと言いますよね。
こっちもそれに煽られて、そっかーと思って、
走ってる最中のフォームが分かるとかね。
でも素人がそんなの見ても、どこまで分かんないというところはあると思うので、
あんまりそういうふうに振り回されずに、自分の感覚を信じた方がいいよという。
僕はサンダルで走っていて、確かにそうだなと思いますね。
あんまりデータとかじゃなくて、サンダルで走っているときの感覚とか重心の位置とか、
そういう話は次回、自分が取り組んでいることというか、
気をつけていることという話をしたいと思うので、
なんか珍しく次回につなげますけれども、
そんな話もしたいなと思っています。
結局結論なんですけど、この本で書かれている、
最後に書かれているのがプラシボ効果なんですね。
これ何なんだというと、プラシボ効果って結局信じるものは救われるというか、
それがいいと思ってやればいい結果になるみたいな。
例えば偽物、偽薬みたいな偽薬を飲み続けた人が、
これで何々が治りますよと言われてひたすら飲み続けた、
ただのビタミン剤をこれでこの病気が治りますよと飲み続けた人が、
治っちゃったみたいなことってあるらしいんですけど、
それはそのビタミン剤が効いたわけではなくて、
ただその人が信じてポジティブに物を考えていた中で、
体の回復機能であるとか免疫機能が高まって病気が治ったというのがあるらしいんですけど、
プラシボ効果、外部の力に頼るんじゃなくて、
体の定年の資源を使って効果を生じさせることだそうです。
まさにビタミン剤が薬だと思って飲み続けていたら、
1:15:02
自分の免疫効果とか回復機能が病気を治してくれたみたいなことですよね。
高校の本にも書かれているように、結局調べてみた結果、
サプリメントであろうとマッサージのツールとかローラーとか、
マッサージガンとか色々試したけど、
こういうのでアイスバスとかアイシングとか、
こんなので調子がいいよって言っているのは、
結局ほとんどがプラシボ効果によるものだというふうに書いています。
こうした期待を高めてくれるツールに手を出すのは、
身体的というよりも心理的な効果を求めてのことだと思うと書いていますね。
そうかもしれない。
アスリートはパフォーマンスを上げるために積極的に何かをして、
そのことで自信を深めたりとか安心させたりみたいなところがあると。
アスリートが何より求めているのは自信。
自分の体をケアしてリカバリーを促すためにできることは全てしているという感覚を持ちたいから、
いろんなリカバリーの方法に手を出すんじゃないかということが紹介されていましたね。
この本を通じてクリスティーさん自身がリカバリーについて学んだ最大のことは、
こうした主観的な感覚がアスリートにとって極めて重要。
だから自分で感じてこれがいいとか、今喉が渇いているから飲もうとか、
そういう主観的な感覚に頼ることがすごく大事なんだというふうにまとめています。
だからリカバリーの方法についても、科学的な工具があるかないかは置いておいて、
プラシーボ効果であろうと自分がこれがいいんじゃないかと思うようなことをやるのも
自分の感覚を信じるというのもいいんじゃないかということも書かれていました。
結論は、自分の体の声に耳をすまして、
それが語りかけようとしているものに注意を向けることが大事だよ、これが結論として書かれています。
なので食べ物であっても自分が食べたいなと思うものを食べたいし、
水も飲みたいなと思ったら喉が渇いたときに飲めばいい。
飲んでても水が美味しくないなと思ったら飲みすぎやからやめときなさいよと。
そういう自分の感覚を信じて、シンプルに考えて細かいことは気にしないということが大事だよということがこの本には書かれていました。
1:18:03
なので、この本のタイトルgood to goですね。
準備が整うとか準備万端ということは、トレーニングをいっぱいやるのがいいことだと思うんですよ。
だけどトレーニングをする前に、体自身はちゃんとリカバリされて、
トレーニングに臨める準備段階というのかな、
そういう状態になっているのかなというのをこの本を読んで、
ちゃんと気を使わないといけないなというのが気づかされました。
なので、はじめにも言いましたけど、リカバリの一番良い方法、
トレーニングをする前にやらないといけないことがあるだろうと。
それは何かというと、栄養をちゃんととって、ゆっくり寝て、
無理をせずに体を休めてから準備万端整ったらトレーニングをすると。
そういうのの繰り返し、またトレーニングしたら栄養をとって、
寝て休んで、またトレーニングすると。
トレーニングで気を配るのと同じくらい、
リカバリにも気を配らなければいけないなというのを今回読んで感じました。
みなさんもこれを聞いて読んでみようと思った方は、
ぜひ生徒社の本をGood to Go、この本を買ってもらって読んでみてください。
僕はKindle版で、原子書籍で読みましたけれども、すごく勉強になりました。
長いのですごい時間がかかったけど、面白かったです。
別にランギングに特化した本ではないので、
他のスポーツをしている人にも勧められてはよいのではないでしょうか。
以上です。最後まで聞いてくださってどうもありがとうございました。
力言葉のコーナーです。
このコーナーは走っているときやめようかなと思ったときに、
グググイッと背中を押してくれる力水ならぬ力言葉を
私、日本語教師ケンタロウが選んでご紹介したいなというコーナーです。
今回もめっちゃ長くなりましたね。
リカバリーのgood to goという本は盛りだくさんで、
1:21:03
いっぱい勉強になることも書いているし、すごくお勧めです。
ただ読む前は、これを読んだらリカバリーに関して
新しい情報が得られるように違いないと期待していたのに、
結局大事なのは栄養をとってゆっくり寝て休むこと。
体の感覚に耳を傾ける。
自分の体の感覚を信じるということです。
自分が取り組んでいるサンダルラーニングや
ナチュラルラーニング、フェトン理論で無理せずに
自分の心拍に合わせてトレーニングしていくというところに
自分の感覚に合わせてガチするんですよ。
自分の感覚を信じてやっていく。
なんだけど、本を読む前から期待していた
すごい良い方法が書いているに違いないという思いが
あの方法は実はダメなんですよ。
この方法は逆効果で死ね、みたいなことが書かれていて
分かっていたけどショックみたいなのを繰り返して
最終的に、だよね、そやな、そりゃそっか、みたいな
落ち着くべきところに落ち着くみたいな本でした。
今回の力言葉は前置きが長かったんですけど
力言葉は私が今回の本を読んで
いかばりについて考えた時に感じたことです。
なので、今回の力言葉はバイ・ケンタロウです。
大事なことはそんなに多くない。
これが私が言った結論です。
もう一度言います。
大事なことはそんなに多くない。
もうまさにそうですね。
大事なことって結局当たり前のことなんやっていうのを
今回改めて感じました。
年取って言ってもそんなまだ50、60なってませんけど
40過ぎて感じるのは、あ、そうやんなって思う。
世の中いっぱい色んな情報溢れてるし
情報化社会でSNSでこんなあれよ、あんなあれよって
みんなシェアしまくってて色々あるんですけど
色々知ることができるんですけど
結局突き詰めていったら
大事なことって昔から言われてるというか
1:24:02
考えたら分かるというか
基本のキーやんなみたいな
そんな多くあらへんなっていうのを今回感じました。
100マイルズ100タイムズですか、100×100で
ドミさんがトモズセオリーのとき
いつも言うとはありますけど
クルーインパーのとこで言うとはありますけど
普遍のセオリーがあると言うとはありますよね。
いや、ほんまにそうやなと
前回の食事のときも色々調べてて思ったけど
やっぱり大事なんて野菜とか魚とか変わったものを食べるんやのうて
基本野菜食べたら栄養ってほんまにええなって
こんな栄養素が入ってるし体にええんやって
こんな効果があるんやっていうのが分かりましたし
今回リカバリードンも本読んでて
これあかんねや、これ逆効果ないや
結局念のが一番いいっていう
そういうとこに落ち着きました。
なのであまりマーケティング
企業のマーケティング戦略に乗らずに
結局大事なことって当たり前のことなんやなって
そんな多くあらへんなってことを今回感じた次第です。
はい、今回も長くなりましたが最後まで聞いてくださって
どうもありがとうございました。ほなまた。
01:27:14

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