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2024-10-09 24:11

#39 OpenAIが怒涛のアップデート!新機能Canvas, 新音声モードの無料化, プロンプトジェネレーター

今回は直近で実施されたChatGPTのアップデート情報について話します。
新ボイスモードの無料ユーザへの解放、新機能Canvas、プロンプトジェネレーターについて話します。

「耳で学ぶAI、ロボシンク」ではChatGPTやGemini、Claudeなど生成AIを初心者向けに分かりやすく解説します。


👨‍💻パーソナリティ: 矢野哲平

「AIを分かりやすく、楽しく」をコンセプトにポッドキャストやnoteでAI情報を発信。株式会社root c代表取締役。福岡出身。

◎note
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◎X: 矢野哲平
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🔗リンク
◎OpenAI Playgroundでプロンプトジェネレーターを使う(note)
https://note.com/robothink/n/nf8604976f122


◎Canvas機能について(note)
https://note.com/robothink/n/n950d5970f93f

サマリー

OpenAIの最新アップデートでは、ChatGPTの新しいボイスモードが無料ユーザーに開放され、新機能のCanvasとプロンプトジェネレーターも追加されています。これにより、ユーザーはAIとの会話がより円滑になり、独自のプロンプトを生成することができるようになっています。このエピソードでは、OpenAIの新機能であるCanvasとプロンプトジェネレーターの詳細が紹介されています。特にCanvas機能は、文章の編集を効率化し、プロンプトジェネレーターはユーザーのニーズに応じたプロンプトを生成することができる内容です。OpenAIは新機能として無料の音声モードとキャンバス機能を導入し、効率的な作業をサポートしています。また、プロンプトジェネレーターの機能も追加され、AIが自動的にプロンプトを生成することが可能です。

ChatGPTの新ボイスモード
みなさんこんにちは、ロボシンクの矢野哲平です。この番組は、耳で学ぶAIをコンセプトに、初心者・中級者向けにAIをわかりやすく解説する番組です。
今回のテーマは、OpenAIが怒涛のアップデート、新機能Canvas、新音声モードの無料化、プロンプトジェネレーターについて話していきます。
はい、ということで今日は、先日OpenAIが発表したアップデートについて話していきます。
先日ですね、OpenAIのDevDayが開催されました。これはですね、開発者向けのイベントで様々なことが発表されました。
で、これと同じぐらいの時期にですね、OpenAIのアップデートについてもいくつか発表がありました。
今回は前回のエピソードに引き続き、OpenAIの最新情報について話していきたいと思います。
今日話す内容は主に3つです。
1つ目にChatGPTの新ボイスモードが無料ユーザーにも開放されたこと。
2つ目にChatGPTにCanvasという新機能が追加されたこと。
そして3点目にプロンプトジェネレーターの機能というものが実装されたこと。
これはですね、AIにプロンプトを作ってもらうというものになります。
これら3点について話していきたいと思います。
はい、では早速話していきたいと思います。
まずは新ボイスモードについて話していきます。
前回ですね、ChatGPTの新ボイスモードについて紹介をしました。
これはAIと音声で会話ができる機能ですね。
ちょっと試してみましょうか。
こんにちは。
こんにちは。どうぞ、お元気ですか?
はい、元気です。今ですね、ちょうどポッドキャストの収録をしています。
AIに興味があるユーザー向け、リスナー向けの番組をしています。
ちょうど今収録中なんですけど、何かリスナーに向けて一言、メッセージをお願いします。
素晴らしいですね。ではリスナーの皆さんに向けて一言。
こんにちは。AIのChatGPTです。
このポッドキャストでAIについてたくさんの面白いことを学んでくださいね。
皆さんの疑問や興味が未来のテクノロジーを形作るかもしれませんよ。
はい、こんな感じですね。結構しっかりコメントしてくれてますね。
こんな感じで、もともとボイスモードっていうのはあったんですけど、
新しいボイスモードになると、より人間らしい会話っていうのができるようになっています。
この新しいボイスモードを前回のポッドキャストで話したんですけども、
エピソードを公開した後にリスナーの方からこんな質問をいただきました。
ちょっと読みますね。
いつも有益配信ありがとうございます。
今回の配信で一つ気になったことがあります。
音声モードは確か時間制限がなかったでしょうか。
有料プランが気になっているのですが、何時間まで使えるのか気になりました。
よろしければフォロー配信いただけますと幸いです。
これからも配信頑張ってください。
ありがとうございます。
こうやってコメントもらえると配信の励みになります。
こういった疑問を感じている方っていうのは、
他の方もおそらく感じている人もいるかもしれないんですね。
ちょっと私の方ではですね、
ポッドキャストでこのことについて漏れていた視点なので、
こういったコメントいただくとですね、ありがたいですね。
質問にお答えすると、
時間制限がなかったですかという質問にお答えすると、
ざっくり言うとですね、
有料プランの場合、大体1時間くらいが目安になります。
1時間くらい会話をすると、
それからあとはちょっと制限に引っかかると、
私の使い方ではですね。
でこれ、オープンAIの公式サイトを見てみるとですね、
モデルのメッセージ上限と同じというふうに言われています。
つまりですね、時間単位ではなくて、
メッセージ単位で制限がかかりますよと。
でちょっと前後するんですけども、
先週新ボイスモードが実装されました。
でその時点ではですね、
有料版のユーザーしかこの新ボイスモードは使えませんでした。
でもですね、その後にオープンAIから発表がありまして、
無料ユーザーにも新ボイスモードが使えるようになりましたと変更があったわけですね。
これですね、かなりありがたいですよね。
なので新ボイスモードちょっと試してみたいけど、
今無料プランだし課金してみようかなという方はですね、
課金する前にこの新ボイスモードがどういったものかっていうのを
使ってみることができるようになりました。
なので今このポッドキャストを聞いているChatGPTの無料版の方ですね、
そういった方でも新ボイスモードを使うことができるようになっています。
ちょっと新ボイスモードの使い方を説明しますね。
新機能Canvasの紹介
まずスマホのアプリを起動します、ChatGPTの。
チャットを入力するところがあると思います。
そのチャットを入力する右側にですね、ボイスモードを起動するボタンというのがあります。
このボタンを押すとですね、画面の中央に青い丸が表示されます。
これが表示されたらですね、新しいボイスモードが起動しているという目印になります。
もしこの青い丸がですね、黒い丸、黒い丸で表示されている場合というのは、
昔のボイスモードですね、旧ボイスモードということになります。
ちょっと会話の精度が低い昔のボイスモードということですね。
私あのスマホアプリ見たけど青い丸が表示されないよという人はですね、
アプリを再インストールして試してみてください。
ちなみにブラウザ版、あのパソコンからはですね、使用できないのでご注意ください。
この無料ユーザーの場合ですね、新ボイスモードの利用は大体ざっくりですね、12分ぐらいになります。
これ一度制限にかかってしまうと、回復まで1ヶ月間の時間がかかります。
ちょっと長いですよね。
ただ今までは有料版でしか利用できなかったこの機能をですね、無料で試せるということは良いニュースだと思います。
有料版だとざっくり1時間の会話。
無料版の場合だとざっくり12分ぐらいの会話ですね。
有料ユーザーの場合は約1時間を利用して制限がかかってもですね、翌日には回復しています。
無料ユーザーの場合は現状12分使うと1ヶ月後に回復というふうになります。
かなり制限で違いがあります。
一度ですね、この新ボイスモードを使ってみて、自分がやりたいことに合ってるなと。
例えば英語学習であったり、音声で思考の整理とかですね、アイデア出しとか利用できるなと。
そういった方はですね、まずは無料で試してみて、使えそうだなと感じたら有料版への課金を検討してもいいと思います。
実際チャットGPTの有料版になると、この新ボイスモードをより多く使える以外にも結構やれることっていうのは増えるんですね。
具体的にはまずやり取りできる、AIとやり取りできるメッセージの上限というのが増えます。
あとはGPT図を自作できるようになる。これはですね、自分でチャットボットを作る機能ですね、GPT図。
現状無料ユーザーでもこのGPT図というのは使えます。
これはですね、GPTストアという場所で世界中のユーザーが作ったGPT図を自分の環境にインストールできるような仕組みがあるんですね。
例えばより人間らしい文章を生成するGPT図を自分の環境にインストールしたりという具合ですね。
ただGPT図ってですね、他の人が作ったものよりも自分で自作したものの方があの業務にフィットするんですね。
例えばメールの文面をチェックするGPT図を作ったり、あとは会議資料を自分が決めたフォーマットで要約してくれるGPT図を作ったりとかですね。
有料版になるとGPT図を使うだけじゃなくて自分で作ることもできるようになります。
あとはですね、有料版に加入することで使えるようになる新しい機能というのもあります。
それがですね、この後紹介するCanvasという機能ですね。
プロンプトジェネレーターの機能
次にこのCanvasについて話していきたいと思います。
これもですね、ちょうど先週追加されたChatGPTの新しい機能ですね。
現状こちらはですね、有料ユーザーのみ使える機能となります。
ちょっとこの機能ですね、口頭で説明するのが難しいんですけど、
そうですね、簡単に言うとChatGPTが生成した回答っていうのをインタラクティブに修正できる機能と言えばいいんでしょうか。
例えばですね、私がそうですね、取引先に送るメールの下書きというのをChatGPTで作成したとします。
ChatGPTがバーッとですね、メールの下書きというのを出力してくれました。
この出力されたメールの下書きを見て、私はちょっとここを修正してほしいな、こんな文面にしてほしいなと、修正したいなと思ったとします。
これ今までだったらですね、プロンプトで改めて指示をしますよね。
文章をもっと短くしてとか、例えば10歳にも分かりやすい文章にしてとかですね。
こうした指示をボタン一つで修正できるというのがこのCanvasという機能になります。
画面の右下にボタンが出ているので、そこを押せばですね、AIが生成した文章というのをワンクリックで修正してくれるようになるというわけですね。
現時点で実装されているその指示ですね、具体的に言うと、まず一つ目に絵文字の追加ですね。
Canvas機能の概要
2つ目に最終仕上げ、これはですね、タイトルの追加や文章の一貫性を保つような指示ですね。
そして読書レベル、例えば10歳向けに書いてとか、専門家向けに文章を書いてとかですね。
最後4点目に文章の長さの調整、この4点をですね、クリック一つで修正できるようになるというわけですね。
ここまで話を聞くとですね、気づいた方もいると思います。
これらの修正指示っていうのは、全部プロンプトで書いて出せる指示なんですね。
ChatGPTが文章を生成した後に絵文字を追加してとか、文章を短くしてという指示はですね、テキストで出せますよね。
こうしたことを、そういったテキストで書かずに、ボタン一つで指示できますよというものがCanvasの機能ですね。
なのでCanvas機能を使うことで、無料版に比べてですね、ものすごく文章のクオリティが上がるというものではないんですね。
編集作業がやりやすくなるというものになります。
部分編集の機能も使いやすいと思いました。
例えばですね、文章を生成してここの一文を消したいとか、ここの言い回しをもっと丁寧なものにしたいっていうケースって結構ありますよね。
そうした場合に、今まではその場所をコピペしてですね、チャットボックスに貼り付けて、ChatGPTに指示をしていました。
ここの文章ですね、変更してというようにですね。
このCanvas機能では、範囲選択をすると、そこだけにですね、指示を出すことができます。
範囲選択をマウスで選択をして、そうするとですね、ちょっと小さめのチャットボックスが出てくるんですね。
で、そこにこのテキスト部分を削除してとか、このテキスト部分をもっと丁寧な言い回しにして、ということで指示ができます。
ChatGPTを使って文章を書くことを日常的に行っている人、
そうですね、例えばライターの人とか、業務でよく使うという人はCanvas機能を試してみてください。
執筆作業の効率化ができます。
プログラミングとCanvas
で、あとはこのCanvas機能、有料版なら誰でも使えるんですけど、少し落とし穴があります。
それがですね、普通に質問すると起動しないんですよね。
このCanvasの機能というのが普通に質問すると起動しないようになっています。
例えばですね、ビジネスアイデアを考えるフレームワークを3つ教えてと指示をしたとします。
こうした指示ではCanvas機能というのは起動しません。
じゃあどうすればいいのかっていうと、文章を書くことを明示的にAIに伝える必要があります。
例えば先ほどのビジネスアイデアを考えるフレームワークを3つ教えてという指示ではなくてですね、このように指示をします。
ビジネスアイデアを考えるフレームワークを3つ紹介する下書きを作成してとかですね、
ドラフトを作成してとか、あとは記事を作成してというんですね。
こういった感じでAIに明示的に記事を作成していることということを伝えるとCanvasが起動します。
これ最初Canvas機能が実装されたということで試してみたんですけど、全然起動しなかったんですね。
いろいろ操作してて、あ、なるほどと、文章を書くことを明示的に伝えないとCanvasの機能が起動しないんだなということに気づきました。
で、この文章の執筆以外にもCanvas機能にはもう一つの機能があります。
それがコーディングですね。
Chat GPTでプログラミングを書くときにもCanvasが起動するというわけですね。
具体的には執筆の時と同じで、画面の右下にアイコンが出てきます。
このアイコンをクリックすると修正指示が出せるようになっています。
具体的にはですね、コメントの追加、あとはログの追加、バグの修正、プログラミング言語の変更、現時点ではこの4つですね。
プログラミング言語の変更を具体的に言うと、例えばですね、JavaScriptという言語で書いていたコードをPythonという言語に変更する、こういったことができるようになります。
ちょっとですね、専門的な内容になるんですけども、対応している言語をお伝えすると、
PHP、C++、Python、JavaScript、TypeScript、Java、現時点ではこの6つですね。
ここまで聞くとですね、非エンジニアの人、プログラミングをしない人はですね、あまり使わない機能だと思います。
私も最近はですね、コードあまり書いていないので、使うのは執筆モードの方かなと思っていました。
ただですね、プログラミングを勉強している人に使えるかなという機能が一つあります。
それがコードの範囲選択ですね。
執筆モードと同じように、範囲選択をして、ここの文章を削除してとかができるんですね。
コードの場合は、範囲選択をして、ここのコードを修正してというような使い方ですね。
これですね、プログラミングを勉強している人にも使えるかなと思ってまして、
プログラミングを勉強しているとですね、この部分がどういった処理をしているんだろうと、ちょっとわからないっていうこと結構あるんですね。
そういった時に、処理がわからない部分、それをですね、範囲選択をして、
ChatGPTにこの部分はどういった処理をしていますかと質問すると、
そうするとですね、ChatGPTが丁寧に、この部分ではこういった処理をしていますよということに回答してくれます。
これはですね、便利だなぁと思いました。プログラミングを勉強している時にですね。
ただ、先ほども言ったようにですね、こういったことはCanvasの機能を使わなくてもできますよね。
コードをコピペして、チャットボックスに貼り付けて、ここの処理を詳しく教えてと。
ただ、そういったことがパッとできるようになるというのがCanvasの機能ですね。
プロンプトジェネレーターの機能
最後にもう一つ、新しく追加された機能を紹介します。
それがプロンプトジェネレーターの機能です。
これですね、まだベータ版の機能なんですけど、面白いですよ。
簡単に言うとですね、AIにやりたいことを伝えると、プロンプトを作成してくれるという機能になります。
これはですね、普段私たちが触っているChatGPTの画面ではなくて、
OpenAIのプレイグラウンドという画面で使うことができます。
使い方に関してはいつものようにノート記事を概要欄に添付していますので、
興味がある方はこちらをチェックしてみてください。
プレイグラウンドの画面を開くとですね、新しくプロンプトジェネレーターの機能が追加されています。
ここにですね、やりたいことを入力すると、AIがプロンプトを代わりに考えてくれるというものになります。
これ指示をするときはですね、英語はもちろん日本語でもOKです。
注意点として日本語の入力をするときに少しちょっと注意があります。
具体的には日本語を入力して漢字を変換しますよね。
その時にEnterを押すと途中で指示が送信されてしまうんですね。
なので別の場所で日本語を入力してコピペしてから貼り付けるという風にするといいと思います。
実際にですねこのように入力をしてみました。
ユーザーの課題を解決するユニークな視点を持ったビジネスアイデアを提案する。
それに対してAIがプロンプトというのを考えてくれます。
ちょっと読んでみますね。
ユーザーの問題に対してユニークな解決策を提供する革新的なビジネスアイデアを提案する。
満たされていないニーズに対応したり、既存のソリューションを改善したりするために
創造的思考と問題解決に重点を置く。
各アイデアのユーザーエクスペリエンス、実現可能性、潜在的な市場への影響を考慮する。
こんな感じでこの後も長めのプロンプトっていうのがずらーっと生成されていきます。
これですね結構面白いんですよね。
プロンプトにどういった要素が含まれているのかっていうのを分解してみると結構プロンプトの勉強にもなります。
例えばですね、AIが生成したプロンプトには見出しが含まれています。
見出しというのは例えば目的、指示とかですね、あとはルール、注意事項とかですね、
プロンプトの中で適切に見出しが配置されていて一見してですね、
AIも人間も分かりやすいプロンプトになっていると。
であとはですね、ステップ、処理の順番というのも記載をされています。
例えばステップ1、問題を特定する。ステップ2、ニーズを分析するという感じですね。
プロンプトの中にですね、AIが処理する順番というのをステップごとに書き出しをしています。
あとはアウトプットのフォーマットを指定したりですね。
私たちがプロンプトを書く場合でもアウトプットのフォーマットっていうのを指定すると回答の精度が上がります。
例えばその回答を文章で欲しいのか、それともリスト形式で列挙して欲しいのか、
もしくはテーブルで表のようにですね、書き出して欲しいのかということで、
事前にAIにこんな形で回答くださいねっていうアウトプットを指定すると、
こうすることで回答をコントロールできて、あとは精度を高めることができます。
こんな感じでオープンAIのプレイグラウンドでプロンプトをですね、
AIに作ってもらうとプロンプトのお手本のようなものがプロンプトが生成されるので、
新機能の紹介
自分でプロンプトを書く時にもですね、こうした感じで書けばいいのかというふうに参考になることはいろいろありますね。
こんな感じでちょっとしたご指示からですね、結構具体的なプロンプトを生成してくれます。
やりたいことがあるけどプロンプトを書かないといけないと、
ただどんなふうにプロンプトを書けばいいのかわからないというケースはですね、少なからずあると思います。
こうした時にAIにプロンプトを考えてもらうというアプローチはですね、結構効率化にもつながると思います。
これですね、もともとChatGPTでも使っていました、AIにプロンプトを考えてもらうプロンプトですね。
具体的にはChatGPTに対して今からプロンプトを考えてくださいと、やりたいことは何々ですと、
プロンプトを考えるために不足している情報があれば私に質問をしてくださいと、
回答するための十分な情報が得られたらアウトプットを開始してくださいというような感じで指示を出してですね、
ChatGPTにプロンプトを作ってもらってました。
こう指示するとですね、AIが私にいくつか質問をしてくるんですね。
要はその不足している情報というのを確認してくれます。
情報が揃い次第プロンプトを生成してくれるというものですね。
こうしたChatGPTでやっていたプロンプト生成というのをプレイグラウンドでもできるようになるというわけですね。
まだこちらはですね、ベータ版なので全てのケースにおいて最高のプロンプトがですね、
出力されるわけではないと思います。
私が使ってみた感想としてはですね、
それこそさっきのユーザーの課題を解決するプロンプトですね、
これ実際にですね、AIが生成したプロンプトを試してみましたけど、
可もなく不可もなくといった感じでした。
ちょっと精度としては物足りないかなという印象です。
でもですね、他のタスクでは自分で考えたプロンプトよりも
良い精度のものが出来上がったんですね。
なのでケースバイケースといった感じかなと思います。
これですね、忘れちゃいけないのが現在はベータ版での提供になります。
なのでこれからどんどん改良されていくと思います。
どんどん精度が上がっていけばですね、
プロンプトを書く手間を省ける、プロンプトを勉強する手間を省ける、
といった感じでですね、効率化できるのかなと思います。
プロンプトジェネレーターの影響
こんな感じで直近で色々とアップデートがありました。
年末に向けてちょっと騒がしくなってきたかなという印象があります。
それでは今日のポイントをまとめます。
一つ目に、新音声モードが無料ユーザーも使えるようになりました。
ただし制限は少し厳しめとなりますのでご注意ください。
大体そうですね、12分ぐらいの会話の時間となります。
制限にかかった後のクールタイムは1ヶ月となります。
2点目にキャンバス機能が新しく追加されました。
これはですね、現時点では有料ユーザーが使える機能となります。
執筆とコーディングでより効率的に作業ができます。
そして最後3点目に、オープンAIのプレイグラウンドという画面でプロンプトジェネレーターの機能が追加されました。
やりたいことをAIに伝えると、AIがプロンプトを考えてくれるという機能ですね。
先月、ChatGPTのO1プレビューというモデルが公開されました。
ポッドキャストでも話した内容となります。
このO1プレビューの特徴として、推論のタスクに強いと。
公式からの説明でですね、従来良しとされてきたプロンプトテクニックは、
O1プレビューでは不要ですよというアナウンスがあって、ちょっと驚いた経緯があります。
今まで良しとされてきた、浮遊ショットやステップバイステップ、チェーンオブソートなどのプロンプトテクニックは不要ですよと、
逆に精度が落ちるので使わないでくださいよと、公式からアナウンスがありました。
今回、プロンプトジェネレーターが公開されました。
今後の流れとしては、これどうなんですかね。
プロンプトを勉強する必要っていうのはなくなってくるのかなという、そういった可能性もふと思いました。
人間がAIにやりたいことを伝えるだけでプロンプトを生成してくれると。
正直ですね、現時点でのプロンプトジェネレーターを触る限りでは、
人間側にプロンプトの知識はあった方が良いと思います。現時点ではですね。
ただ、今後どんどん性能が上がってくると、
プロンプトを書くスキルっていうのは、もしかすると不要になってくるのかなと考えたりもしました。
リスナーの皆さんはどう思いますでしょうか。
私はこう考えるとコメントで教えてもらえれば嬉しいです。
はい、今日はこの辺ということで、本日も聞いていただきありがとうございました。
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