Claudeの魅力と新モデル
みなさんこんにちは、矢野哲平です。この番組は、耳で学ぶAIをコンセプトに、初心者・中級者向けにAIをわかりやすく解説する番組です。
今回のテーマは、Claudeの魅力を語る回について話していきます。 はい、ということで今日は、Claudeについて話していきます。
みなさん、Claudeは使ったことがありますでしょうか。 国内外でClaudeは使われていますが、一般的にはChatGPTやGeminiを使っている人の
ほうが多いと思います。 ユーザーの利用者数で言うと、ChatGPT、Gemini、Claudeの順番でしょうか。
リスナーの皆さんの中にも、Claudeを使ったことがあるよという人もいれば、Claudeを使ったことがないという人もいると思います。
今日は、このClaudeについて、改めてClaudeを使うことのメリットについて話したいと思います。 今日話すポイントは主に3つです。
先週リリースされた、Claude SONNET 4.5という新しいモデル。 これがChatGPTやGeminiの最新モデルとどのように違うのか
比較した結果について話します。 2つ目に、Claudeとその他のChatGPTやGeminiとの違いについて
3点目に、Claudeの最もオススメのツールである、Claude Codeについて、 これは何なのかという話をしていきます。
今回のエピソードでは、Claude、そもそもどういったAIツールなのか、 ChatGPTやGeminiと何が違うのかという点について掘り下げていきます。
では早速話していきましょう。 まず最初にニュースから話していきます。
先週Claudeから、Claude SONNET 4.5という新しいモデルがリリースされました。 Claudeには3つの基本となるベースのモデルがあります。
モデルのサイズが大きい順番からオーパス、ソネット、俳句。 今回はこの真ん中のソネットから新しいモデルの
Claude SONNET 4.5がリリースされたというわけです。 Claudeの開発会社アンソロピックという会社なんですけど
アンソロピックではこの新しいモデルについてこのようなコメントをしています。 Claude SONNET 4.5は世界最高のコーディングモデルです。
複雑なAIエージェントを構築するための最強のモデルであり コンピューターを活用するための最高のモデルですと
つまりコーディングのタスクで非常に良い性能を持つモデルであると あとはAIエージェント、AIが自律的にタスクを実行する
そういった使い方でも非常に高い性能を誇るモデルと AIエージェントを使ってコンピューターを操作する
そういったタスクでも Claude SONNET 4.5は活躍してくれるよというように説明しています 公式サイトでもソフトウェアのコーディング能力を図る
ベンチマークのテスト結果が表示されていました これは Claudeの会社が説明している内容にはなるんですけど
GPT-5やGEMINI 2.5 Pro、そういった他のAIよりも高いスコアを出したというように説明されています
この結果は Claudeの開発会社アンソロピックが発表した内容であるということを 差し引いて見る必要はあると思うんですけど
他のAIモデルよりも高いスコアを出しているという結果が出ています ちなみにこの Claudeの最新モデル Claude SONNET 4.5
これは有料ユーザーも無料ユーザーも使えます Claude、チャットGPTとGEMINIと同じようなチャット画面があるんですけど
そのサイトにアクセスをすれば Claude SONNET 4.5が表示されているので それをモデルを選択することで使うことができます
無料ユーザーでも なので Claudeを今まで使ったことがないという人でもこの新しいモデル
気軽に試すことができます じゃあこの Claude、他のAIと比べて何が優れているのという話になるんですけど
今回5つのタスクでチャットGPTやGEMINIの最新モデルと比較してみました 具体的には Claude SONNET 4.5
であとはチャットGPTはGPT 5 でGEMINIはGEMINI 2.5 Pro
各AIのそれぞれの最新モデルで5つのタスクで比較をしてみました でまぁちょっと余談なんですけど
GEMINI 2.5 Proが今最新モデルなんですけど そろそろGEMINI 3も出そうみたいな話ありますよね
タイミング的にもちょっとそろそろかなと思っていたので あのリリースされ次第このポッドキャストでもGEMINI 3の話はしたいと思います
すいませんちょっと話が逸れました 話をClaudeの比較に戻して
Claudeは他のAIに比べて何が強いのかっていうと 大きく分けて2つのタスクこれが強いかなと思います
一つが文章作成でもう一つがコーディングのタスク 端的に言ってこの2つのタスクにClaudeは強みがあると思います
タスク別の性能
今回比較した5つのタスクちょっと具体的に言うと 開発で開発時のエラー原因の特定
あとはスライド作成 メールの作成 文章構成
これら5つのタスクで比較をしました ちょっとここから比較結果をサクッと話していきたいと思います
まず開発 Chrome拡張機能の開発のタスクで比較をしました 先に結論を言うとClaudeとGEMINIが1位で
でその次がChatGPTの順番でした Claude予想通りの結果だったんですけど
GoogleのGEMINIもいいですね エラーが少なくてこちらの要望に沿った開発をしてくれました
もちろんすべての開発の場面においてChatGPTのGPT5が活躍しないのかというと もちろんそうではありません
ただ私が実験をしたChrome拡張の開発 このタスクにおいてはこのような結果となりました
クロードとGEMINIが1位ででその次がChatGPTの順番 ちなみにあの今回クロードソネット4.5使ってみて感じたのは
体感的に回答速度が速くなっています 結構指示を出してそこから返答があるまでの時間というのが結構短くなっている印象です
レスポンスが速くなっています はいでは次に行きます次はエラー原因の特定で比較をしました
具体的にはあのiOSアプリiPhoneのアプリを開発している時に遭遇したエラー そのエラーのスクリーンショットを撮影してでそれを
AIに渡してあの画像を渡して解決策を質問しました で先に結論を言うとChatGPT、クロード、GEMINIの順番でした
GPT5がエラーの原因を突き止めて的確なアドバイスを返してくれました でクロードのアドバイスも間違いではなかったんですけど
GPT5ほど的確な解決指示はありませんでした もしプログラミングをしていてエラーに遭遇した場合
なかなか解決できない場合っていうのはエラーのコードをそのまま貼り付けて AIに渡して解決策なんですかとか
あとはエラーの画面スクリーンショットを撮影してそれをそのままAIに渡す こういったやり方もお勧めです
この時に一つのAIモデルに質問をするのではなくて 複数のモデルに渡して原因をあの複数の視点から特定させるのもお勧めです
プログラムのエラー原因の特定はChatGPT、クロード、GEMINIの順番でした で次は3つ目のタスクスライド作成のタスクで比較をしました
AIにシンプルにプロンプトエンジニアリングとは何ですかと プロンプトエンジニアリングを説明するスライド資料を作成してくださいと指示をしました
でこれ見やすい資料ちょっと私の主観的な判断になるんですけど えっと結果としてChatGPT、クロード、GEMINIの順番でした
スライド作成のタスク私普段クロードを使ってるんですけど 前に比較のテストをした時にクロードが一番精度が良かったんですよね
ただ今回のスライド作成のタスクちょっと何回か行ったんですけど ChatGPTはなんか意外に意外というのはあれですけど
回答精度が良かったですね ちょっとスライド作成に関してはChatGPTとクロードが使いやすいのかなと思いました
はいで次は営業メールの作成を指示をしました メールの下書きを作成してもらってどれが自然な文面で相手の興味を引ける
文面かというのを検証しました でこれ結論言うとクロード、GEMINI、GPT-5の順番でした
やっぱりクロードは文書作成系のタスク強いですね 自然な文書を作成するのが得意なAIモデルだと感じます
今回はメールの作成のタスクで比較をしたんですけど それ以外にも資料作成とかレポートの作成
そうした文章の作成のタスクでクロードは活躍してくれると思います はいで最後は文章構成のタスクで比較をしました
文章から誤字脱字を発見するタスクです で結果はGEMINI、ChatGPT、クロードの順番でした
クロードソネット4.5ちょっと一番新しい最新モデルなんですけど 以前のモデルでもやっぱりこのクロードは文章構成のタスクは弱いのかなという印象があります
文章構成のタスクを行う場合はGEMINIと あとはChatGPTダブルでチェックするこれがお勧めです現状は
以上5つのタスクで比較をしました どのAAも以前に比べてかなり精度が上がっているという印象を改めて感じました
ただタスク単位で見ていくとこのAAはこのタスクが得意 このAAはこのタスクが不得意というのもやっぱり出てきます
クロードに関してはコーディングのタスクとあとは文章作成のタスクが得意です 特に資料作成とかあとは文章作成
こうしたタスクが日常的にある人こうした人は一度クロードを試してみてはいかがでしょうか 改めてになるんですけど最近公開されたあのクロードの最新モデル
クロードトネット4.5は無料プランの方でも利用することができます 同じタスクの指示をChatGPTとクロードと比較しても面白いと思います
ChatGPTのチャット画面に入力した指示 これをそのままコピペして同じものをクロードにも指示をすると
そうするとよりモデルの違いが顕著になってこのAAはこのタスクが得意だと このAAはこのタスクちょっと不得意なんだなと
そうした自分の中の判断材料というのが増えると思います あのぜひ試してみてください
で各AIモデルの性能以外の機能面の比較 それを言うとそうですね
ChatGPTとジェミニがどちらかというと似ていて でクロードはちょっとまた別の路線を行っているそんな印象があります
ChatGPTとジェミニって結構機能が似ているんですよね 例えば文章の生成以外にあの画像を作成できたり動画を作成できたり
それこそ最近あのChatGPTからソラ2という新しい動画生成がリリースされましたよね
でジェミニはあの少し前にこのポッドキャストでも話しましたけど ナノバナナという画像生成のモデルがリリースされました
他のAIとの比較
こんな感じでChatGPTとジェミニは画像と動画も作成することができます で一方でクロードでは画像生成や動画の生成はできません
この辺は画像や動画生成をやりたい人からするとちょっとクロード物足りないなと 感じる人もいると思います
じゃあクロードは他のAIに比べてユーザー数が少ないのかというと ちょっとそこは否定はできないんですね
やっぱりユーザー数で言うとChatGPTやジェミニの方が利用者数は多いです ただクロードは不景気なのかとChatGPTやジェミニに比べて負けているのかって言うと
実はそうではないんですね むしろクロード絶好調で直近で発表された数字だとクロードの会社の評価額が
えっと27兆円にも上ったと報道がありました このクロードの絶好調の中身を支えているのは
個人ではなく法人向けの市場となります その中でクロードが支持されている理由
それが今から話すクロードコードというツールです クロードコードちょっと聞いたことがある人も多いと思います
クロードコードは何と説明すればいいんですかね あのコーディング向けのツールなんですけどパソコン上で動作するツールになります
プログラムのコードの生成ってChatGPTやジェミニのチャット画面でもできます ただクロードコードはこの単なるコード生成に留まらなくて
パソコンのファイルにアクセスをしてでファイル全体を理解してコーディングを進める ことができる
そうしたツールになります 単なるチャット画面のようにユーザーの質問に回答して終わり
こうしたただの会話ではなくてエージェント的な振る舞いをしてくれます つまりAIが自律的にパソコンのファイルにアクセスをしたり
ファイルを新規作成したり場合によっては外部ツールを呼び出してアクセスをしたり そうしたちょっとAIチャットとは違った振る舞いをしてくれます
これが結構便利なんですよね 私先ほどクロードコードはコーディング向けのツールと紹介しましたけど
コーディング以外のタスクでも使えます 例えばスライド作成をしたり書類を作成したり
あのレポート作成をしたり結構コーディング以外の場面でもあの活躍してくれます クロードコードのデメリットを1点だけ上げると無料プランでは利用できないん
ですね現時点では ここがちょっとハードルが高いとあの思います
ただ1ヶ月だけお試しであの月額20ドルのプランに加入をして クロードコードを試してみるとその選択肢は全然ありだと思います
私あのクロードの回し物では決してないんですけどそれだけお勧めしたいくらい クロードコードは便利です
エンジニアはもちろんエンジニアでない方にもお勧めしたいツールです 特に最近あのAIを使ってプログラミングを始めましたと
そういった人にはぜひお勧めしたいツールになります クロードコードものすごく人気で似たようなツールをチャット gpt と
ジェミニが投入してきたという経緯もあります えっとチャット gpt はコーデックス cli でジェミニはえっとジェミニ cli
チャット gpt もグーグルもクロードコードに似たようなツールを投入してきたと もちろんこの2つのツールもお勧めです
えっとコーデックス cli とジェミニ cli でこうしたクロードコードのようなツール
あの普段私たちが触っているチャット gpt やジェミニのチャット画面ではできないことができるようになります
AI がコンピューターに深く結びついてファイル操作などのタスクも行ってくれると それこそあのこのポッドキャストでも以前話した
mcp モデルコンテキストプロトコル この使い方もあのクロードコードでできるので結構できることの幅が広がります
例えばあの最近だとグーグルが新しく mcp を公開したんですけどえっと
Chrome DevTools mcp というものを新しくリリースしました でこれ試してみたんですけど結構これすごかったですね
この Chrome DevTools mcp っていうのはウェブサイトの開発者向けのツールなんですけど 簡単に言うと
AI エージェントを使ってブラウザを操作できるようになります 特定のページを開いてでページをスクロールしてで特定の箇所をクリックする
そうした指示を AI エージェントにすることができます 今までも AI を使ってブラウザを操作できる
そうしたツールいろいろあったんですけど 使いやすさとかあとは指示に対するレスポンス
結構いろいろな面で使いやすいと感じました ちなみに私はあのクロードソネット4.5とこの
Chrome DevTools mcp を組み合わせて使いました クロードソネット4.5について公式は複雑な AI エージェントを構築するための最強のモデルであり
コンピューターを活用するための最高のモデルですとあの説明をしていましたが まさにその通りだなとこのクロードソネット4.5と
Chrome DevTools mcp の組み合わせを使って思いました 例えば10個ぐらいの URL を渡してこれらのサイトにアクセスをして
その内容を要約してレポートを作成してください こうした簡単な指示でも AI エージェントが自律的に動作をしてくれます
Chrome DevTools mcp これは本来はウェブサイトの開発者向けのツールなんですけど 結構他の応用もできるのかなと思いました
Chrome DevTools mcp を使った内容 これは別でノートで記事にしました
概要欄にリンクを貼っておきますので興味のある方はぜひチェックしてみてください これ結構アイデア次第でいろいろな使い方ができると思うんですよね
あのそれこそウェブサイトにアクセスをして人力で何かをチェックしているタスク そうしたタスク一度このChrome DevTools mcp ちょっと言いにくいですね
この mcp を使ってみてあの人間の代わりにそのタスクが実行できるのかっていうのを ちょっと実験してみるのも面白いと思います
こんな感じでクロードコードを使うことで今流行りのあのバズワードにもなっている AI エージェントや mcp を試すことができます
もちろん AI エージェントや mcp っていうのは他の手段からでも試すことができます それこそ
チャット gpt のコーデックスとかあとは google の Gemini CLI こうしたツールでも AI エージェントや mcp を試すことができます
ただクロードコードやっぱり使いやすいなとあの感じます使っていて で今回 AI モデルがクロードソネット4.5に進化をしてクロードコードはより使いやすく
なったと感じました はいそれでは今日のポイントをまとめます
クロードソネット4.5の発表
先週クロードから新しいモデルがリリースされました クロードソネット4.5という名前のモデルです
こちらのモデルは無料プラン有料プラン関係なく誰でもクロードのチャット画面から使う ことができます
2つ目にクロードとチャット gpt とジェミニのモデルをタスクで比較しました クロードはコーディングや文章作成のタスクが強いと感じました
3つ目に有料プランの加入が必要になりますが クロードコードというツールがおすすめです
最近 AI を使ってプログラミングを始めた人や AI エージェントや mcp を試してみたい人におすすめのツールとなります
はい今日はこの辺ということで本日もお付き合いいただきありがとうございました 番組ではこのように耳で学べる AI を毎週発信しています
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