1. 耳で学ぶAI、ロボシンク
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2024-06-12 15:25

#22 Gemini 1.5 Pro搭載のメモアプリ、NotebookLMをレビュー

【内容】

OP

ノートブックLMのリリースについて

Notebook LMの機能紹介

質問のサジェスト機能が便利

AppleとOpenAIの提携発表


「耳で学ぶAI、ロボシンク」ではChatGPTなどのAIを初心者向けに分かりやすく解説します。


【リソース】

◎NotebookLM

https://notebooklm.google/


◎Google AI Studio

https://ai.google.dev/aistudio?hl=ja


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サマリー

Gemini 1.5 Pro搭載のメモアプリ、NotebookLMをレビューしています。 NotebookLMはAI搭載のメモアプリであり、Gemini 1.5 Proによって高性能な要約や翻訳が可能とされています。また、質問のサジェスト機能がある点も便利だと感じられています。 情報収集の効率化に特化したアプリであるノートブックLMは、AI搭載のメモアプリやAI搭載のスマートフォンなど、AI搭載の製品が増えていくトレンドが明らかになっています。また、AppleとOpenAIの提携により、ChatGPTがApple製品に統合されることが発表されました。

NotebookLMの概要
皆さんこんにちは、ロボシンクの矢野です。このポッドキャストは、耳で学ぶAIをコンセプトに、初心者向けにAIを分かりやすく解説する番組です。
今回のテーマは、Gemini 1.5 Pro搭載のメモアプリ、NotebookLMをレビュー、について話していきます。
はい、ということで、今日はですね、Googleが新しく公開したNotebookLMというメモアプリについて話していきたいと思います。
皆さん、NotebookLM試してみましたでしょうか。 前回のエピソードでは、ChatGPTの活用アイディアという、ちょっとナレッジ系のですね、話をしたので、
今回はですね、ニュース系の話題をしたいと思います。 今回取り上げる内容というのが、GoogleがリリースしたメモアプリのNotebookLMについてですね。
今日話すポイントは主に3つとなります。 NotebookLM、そもそも何ですかという話と、あとはNotebookLMを実際に使ったレビューですね。
そして最後にちょっと話題は変わるんですけども、AppleとOpenAAが提携したニュースというのも入ってきました。
これについても話していきたいと思います。 はい、ではまずですね、NotebookLMって何という話からしていきたいと思います。
先週ですね、6月の6日あたりですかね、GoogleからNotebookLMというメモアプリがリリースされました。
これですね、簡単に言うとAI搭載のメモアプリというわけですね。 この使われているAIというのは、Googleが開発しているGeminiという言語モデルですね。
このGeminiの最新モデルであるGemini 1.5 Proが搭載されたメモアプリというわけですね。
このGemini 1.5 Proというのは元々ですね、有料級のかなり高性能なモデルなんですけども、
これをですね、Googleは無料で開放していると、NotebookLMに無料で搭載しているというわけですね。
このNotebookLMですね、先週発表されたというふうにちょっと説明をしたんですけども、これ自体はですね、アメリカでは1年前ぐらいにリリースされています。
それからですね、ちょっと国によって制限があったわけですけど、ようやく日本でも先週ですね、利用が可能になったというわけですね。
ちなみにこのNotebookLM、まだ一応試験段階になります。 そのため無料で利用できるというわけですね。
とはいえですね、Gemini 1.5 Proが無料で利用できるっていうのは非常にユーザーにとってはありがたいことですね。
NotebookLMの使い方と機能
このNotebookLMですね、触ったことがない人、ちょっとですねイメージしづらいと思うので、どういったことができるのかということをちょっと説明していきたいと思います。
例えばPDFの資料を投げて要約をさせると。 あとはそれ以外にもウェブのページですね、リンクを渡してそのページに書かれていることを要約させるようなことができます。
そうして人間から投げた情報をもとにですね、AIがその情報を参照してまとめてくれるというわけですね。
実際に私が使った方法を説明するとですね、海外の論文ですね。 海外の論文をNotebookLMに投げて、日本語に要約翻訳をさせるというわけですね。
ここまではChatGPTでもできるやり方ですよね。 PDFを要約させると。他の生成AIでもできるやり方なんですね。
NotebookLMの場合は、こうした生成AIが要約した内容とは別にですね、自分用のメモもアウトプットで残すことができるというわけですね。
なので論文の文脈で言うとですね、海外の論文をAIに要約してもらって、その内容を私、人間がですね、読み取って、その論文を読んで感じたこととかですね、自分が思ったことをアウトプットでメモを書いていくという、そんな使い方ができるわけですね。
なので先ほども説明したようにですね、メモアプリにAIが搭載されているというイメージですね。
例えば論文以外で言うと、会社の資料があるとします。会議資料とかですね。それをNotebookLMに投げて要約させてもらうと。
それ以外にも複数の会議があったとします。A会議、B会議、C会議ですね。同じような議題を話すような会議ですね。
そういった複数の会議でもNotebookLMに投げて要約をしてもらうと。そしてそういったものをすべて一つの場所に集約させることができるわけですね。
でここまで聞くとですね、こう思う人も出てくると思います。 いや会社の書類なんかをAIに投げるとまずいんじゃないのと。そうですね。
ChatGPTに会社のですね機密情報や重要な資料というのを投げるのはNGですね。 なぜならAIが学習をしてしまうからですね。その内容を学習してしまう可能性があるからですね。
なのでChatGPTを業務で利用したい場合はですね チーム版かエンタープライズ版などの上位のプランに契約する必要があるんですね。
ユーザーが入力した内容をAIが学習しないようなプランにですね加入する必要があるわけですね。 その点ですね、NotebookLMはユーザーが入力した内容を学習しないと
Googleは明記しています。 Googleの言うことを100%信用するならですね、一応入力した内容は学習しないというわけですね。この
NotebookLMのものですね。 そういったことを考えると業務でもガシガシ使えるアプリっていうのは非常に
ありがたいですよね。 アップロードできるファイルがですね、Googleのドキュメント
あとはPDFですね。 そしてテキストファイルにGoogleスライド、あとはウェブサイトのURLですね。
現状はですね、こういったファイルをアップロードしてAIとやり取りすることができます。 当然なんですけど、やっぱりですね
Googleのサービスと相性がいいですね。 その他で私が試した感じではですね、Googleドライブにアップロードした
パワーポイントのファイルも行けましたね。 なのでパワーポイントで作った資料というのを例えば要約したり
そういったこともできます。 あとですね、動画も扱えるのかなぁと思ってちょっと実験をしてみました。
結論言うとですね、動画はちょっと現状無理みたいですね。 確かですね、何かの記事で動画も扱えるみたいなことを読んだ気がしたんですけど
動画はですね、ノートブックLM無理みたいですね、現状はですね。 おそらくですね、ノートブックLMとあとはGoogleのAIスタジオの
Gemini 1.5 Proのことがちょっと混ざっているのかなと思います。 えっとですね、Google AIスタジオという、こうChatGPTのような画面のサイトがあるんですね。
Googleが運営しているサイトですね。 ここでChatGPTのようにですね、Gemini 1.5 Proを無料で使うことができるわけですね。
このサイト経由であればですね、動画をアップロードして動画の内容を要約させる、 まあそういったことができます。
なので現状はですね、ノートブックLMでは動画ファイルは扱えません。 先で動画も扱えるようになるかもしれないんですけど、現状はですねこんな感じですね。
NotebookLMの特徴と便利な機能
で実際にですね、ノートブックLMを触っていて便利だなぁと思う機能があるんですね。 それが質問のサジェスト機能ですね。
えっとですね、例えば私がですね、ノートブックLMのことが書かれたページを投げたとします。 ノートブックLMにですね。
でこのページを要約してくださいというと、そこに書かれている ノートブックLMについての内容というのが要約されるわけですね。
でそこでまあ終わってもいいんですけど、ノートブックLMはですね、 こういった質問も気になるよねというふうにAAが先回りして質問というのを表示してくれるんですね。
例えばですね、ノートブックLMではどのようなファイルをアップロードできますかとかですね。 ノートブックLMで入力した内容は学習に利用されますかとかですね。
そうそう、これ聞きたかったやつって思うものですね。 AAが先回りして提示してくれると、そういった機能が非常に便利だと感じました。
より資料をですね、深掘りしたい時に重宝すると思います。 あとは回答の引用元というのを表示してくれるのも非常に便利だと感じました。
例えばですね、会議の資料を丸投げして要約してもらったとします。 そこで要約した内容というのがずらーっと表示されるわけですけども、
ここの部分はこの資料のこの部分を参照したよということをノートブックLMが教えてくれるんですね。
要約した結果をこう眺めているとですね、ここはどこの部分を要約したんだろうとかですね、 もっと深掘りしたいっていうケースが出てくると思います。
そういった時にその引用元のボタンを押すとですね、ここの部分を参照しましたっていうのをAAが教えてくれるわけですね。
いろいろとですね、ノートブックLMを触ってみて思ったのは、そうですね、 端的に言うとですね、情報収集の効率化に特化しているアプリだと思いました。
メモアプリっていろいろありますよね。 でもそのいろいろあるメモアプリの中でAIにですね、情報収集を効率化してもらう
そういったアプリというのはあまり多くないのかなと思います。 論文やら会議の資料やら、ウェブサイトのURLやら、そういったものを雑に投げてですね、
それをAIが要約をしてくれると。 その中にですね、自分の考えやアウトプットもまとめることもできると。
情報をですね、素早くキャッチアップして、それを一つの場所に集積する、 そういったことができるアプリになります。
これなんといっても無料で使えるからですね。 興味がある方は概要欄にリンクを貼っておきますので、ぜひ試してみてください。
チャットGPTが世の中に出てきてですね、だいぶAIという言葉が浸透してきましたよね。 現状はですね、チャットGPTや、あとはGemini、Cloud、こういった
生成AIに、会話のチャットで利用するケースが多かったと思います。 実際私もですね、日々の業務というのは、チャットGPTのあのチャット画面ですね。
あれを開いてから、いろいろAIを利用したりしています。 でですね、今後はですね、このノートブックLMのようなですね、
AI搭載の何々という文脈で製品が増えていくのかなと思います。 例えばですね、AI搭載のメモアプリ、AI搭載のスマートフォン、
AI搭載のメガネ、まあこういった具合ですね。 ソフトでもハードでも、こうしたAI搭載の製品が増えて、よりこう私たちの生活の中でですね、
AIが身近になると思っています。 AI搭載のという文脈で言うとですね、気になるトピックがもう一つあるので紹介したいと思います。
AppleとOpenAIの提携によるChatGPTの統合
それはですね、AppleとOpenAIの提携ですね。 まさにですね、このポッドキャストを収録している直前で、
OpenAIとAppleが提携するという発表がされました。 これ具体的にはですね、Appleの製品にChatGPTが統合されます。
今もですね、iPhoneからこうChatGPTにアプリとしてアクセスできますよね。 iPhoneを開いてChatGPTのアプリを開けばChatGPTは利用できるわけですね。
そうではなくて、OSレベルでですね、もうあのChatGPTがAppleの製品の中に組み込まれるというわけですね。
なので、SiriでもChatGPTが使えるようになるというわけですね。 これ時期はですね、2024年の後半を目処にしているそうです。
iOS、iPadOS、あとはmacOSですね。 これらに統合されるということですね。
なので、iPhoneやiPad、あとはMacBookですね。 これらのデバイスでChatGPTがですね、使えるようになるというわけですね。
でですね、このニュースを聞いた時、ちょっと正直、えっと思った部分があったんですね。 というのもですね、Appleは自前であの生成AIを開発してくると思ってたからですね。
で、Appleはですね、Titanというプロジェクトをストップしたわけですね。 で、このTitanというプロジェクトはですね、自動運転の車を開発する極秘のプロジェクトだったわけですね。
えっとですね、約10年ぐらい自動運転の開発を続けていたそうなんですけども、このプロジェクトをストップしたと。
で、その後AIの開発に前振りをしてですね、Apple独自の生成AIを作るものと思っていました。
ただですね、おそらく内部では生成AIの開発というのは引き続き進めていると思います。 順番としてはApple独自のモデルを開発する前に既存のですね
ChatGPTを搭載する、そういった方向に舵を切ったというわけですね。 Appleはですね、他の企業に比べて
AIの取り組みが遅れているということは指摘されているので、そういったこともあってですね、ChatGPTと提携して一気にですね、
流れを加速させたい思惑があるのかもしれません。 ちなみにですね、iPhoneにChatGPTが搭載されるようになるとプライバシーリスクの懸念がありますよね。
これに対してもAppleは説明をしています。 リクエストはOpenAIに保存されませんということですね。
なのでiPhoneなんかでChatGPTに指示を出しますよね、AIに。 そういったリクエストというのはOpenAIに保存されないということですね。
あとはユーザーのIPアドレスですね。 こういったものも隠されますというふうに説明しています。
Appleに搭載されるモデルがGPT 4.0というふうに言われています。 でAppleユーザーはですね、OpenAIのアカウントを作成せずに無料でChatGPTにアクセスできるというわけですね。
ちなみにですね、すでにChatGPTで有料版に加入しているユーザーもいますよね。
私もですね、ChatGPTの有料プランに加入をしています。 そういったユーザーはですね、アカウントに接続をして有料版の機能にアクセスすることができます。
今私たちがiPhoneのChatGPTのアプリでできることっていうのは限定的ですよね。
ChatGPTのアプリの利用の範囲内でしか利用はできないわけですね。 それでも非常に便利なわけですけども。
ただ今後ですね、ChatGPTがiPhoneに組み込まれればさらにできることっていうのは増えていくと思います。
今後の展開が楽しみですね。 はい今日はこの辺ということで本日も聞いていただきありがとうございました。
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