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2024-06-12 05:35

2024年6月12日 Vol.1〜Pepperの10歳を記念して『Pepper10歳おめでとうパーティー』開催、ストアロボット「Armo」のMUSE、5.7億円の資金調達 ほか

■Pepperの10歳を記念して『Pepper10歳おめでとうパーティー』開催 有志が企画し80人超が参加 会場は大盛況 

■ストアロボット「Armo」のMUSE、5.7億円の資金調達 ベルク店舗で6月より稼働開始 

■力制御可能な人型ロボットの新型「Torobo」と多指ハンド「Torobo Hand」提供へ 生成AI連携ロボットの開発や研究に 早大発の東京ロボティクス 

■「デジタルヒューマンの望ましい活用法に関する意見書」を公開 NECら協議会が示す望ましい活用法とリスク軽減の指針 

■岐阜県民の希望の光となって戦うロボット「メカウ」の特撮映画完成を目指しクラウドファンディング開始 

■経路検索アプリ『乗換案内』が自然言語の音声入力に対応 「今日、渋谷に夕方5時」で経路検索が可能に 北九州高専との共同研究

サマリー

2024年6月12日の話題は、Pepperの10歳おめでとうパーティー、ストアロボット「Armo」のMUSE、5.7億円の資金調達など、様々なニュースがあります。

Pepperの10歳おめでとうパーティーと5.7億円の資金調達
ロボスタへようこそ。この番組は、ロボットスタートによるロボット、AI、音声業界のニュースをお届けする番組です。
2014年6月5日、この日に、Pepperの発売が発表されました。以降6月5日は、Pepperの誕生日とされています。
そんなPepperも、2024年6月5日に、10歳の誕生日を迎え、お祝いしようと、
誕生日当日に、有志によって、Pepper10歳おめでとうパーティーが、東京・渋谷のPepperパーラーで開催されました。
株式会社MUSEは、VCと事業会社、金融機関の11社より、総額5.7億円の資金調達を実施したことを発表しました。
ミズホキャピタルや三菱HCキャピタル、東芝テックなどが名前を連ねています。
MUSEは、この調達資金を活用し、ストアロボットARMOのサービス展開を加速する考えです。
また、店舗内でのARMOの運用検証を、2023年12月から行ってきた株式会社VELCは、検証の成果をもとに、
2024年6月より、埼玉県の和光西山都店や北坂都店にて、ARMOを通常オペレーションで稼働させることも併せて発表しています。
最先端のロボット技術を追求している東京ロボティクス株式会社は、
研究者向けの力制御可能な全身人型ロボット、TOWロボTOWタシハンド、TOWロボハンドの最新バージョンの提供開始を発表しました。
最初の出荷は、TOWロボとTOWロボハンド、ともに、2024年12月頃を見込んでいます。
生成AIによるロボットの動作生成が注目されていますが、
同社は、AIによって生成されたモーションと現実世界のズレは、操作対象物やロボット自体の破壊につながるとしています。
TOWロボとTOWロボハンドは、インピーダンス制御を用いたコンプライアンス特性により、
外力の受け流しや外部拘束への習い、衝撃の吸収などができます。
それによって、接触が多い環境下でも安定した動作が可能になるとしています。
また、人間と同様のサイズと出力、可搬を有するため、現場での実作業を想定した研究開発にも最適ということです。
6月11日、デジタルヒューマンの社会実装を目指す有識業は、
デジタルヒューマン協議会を通じて、デジタルヒューマンの望ましい活用法に関する意見書を公開しました。
デジタルヒューマン協議会には、NECやデジタルヒューマン株式会社らが参画しています。
デジタルヒューマンの利用は、実証実験やプロモーション活動など多岐にわたる場面で急速に広がっています。
これを受けて、デジタルヒューマン協議会は、推奨される活用方法に加え、社会にとって望ましくない使用方法についても、今まで議論を行ってきました。
この度、デジタルヒューマンの活用者が社会実装に際して抱えるディスクや不安を軽減するため、これまでの議論を意見書としてまとめました。
この意見書が、様々な事業者の創意工夫や技術活用を後押しし、より良い社会の実現に向けたデジタルヒューマンの適切な社会実装を促進する一助となることを期待する、としています。
東宝とアルファボートが共同運営するオーディションプロジェクトジェムストーンの第一弾プロジェクトゴジラにて、300人以上のエキストラを集めて制作したギフゴジラファッションデザイナーと共同制作したドレスの2作品受賞を果たした東海製作による新たな短編映画プロジェクトが始動しました。
ギフを舞台に本気で特撮を撮るプロジェクトとして、本格的ギフ特撮短編映画アイラを完成させるためにクラウドファンディングを実施、目標金額150万円を目指します。
ジョルダン株式会社は、経路検索アプリ乗換案内にて、AI音声入力乗換案内を5月20日より順次提供を開始しています。
自然言語の入力に対応し、きょう、渋谷に夕方5時など、より日常会話に近い音声入力で経路検索が簡単に行えます。
同社は、経路検索アプリでは業界初としています。
これまで、乗換案内の音声入力は、出発地と目的地の入力に対応していましたが、今回のAI音声入力乗換案内では、あす10時に東京から大阪まで新幹線で、といった、日時や利用する交通手段まで一度に入力できるようになりました。
ジョルダンと北九州高線との共同研究の成果としています。
今回のニュースは以上です。もっと詳しい情報を知りたい場合、ロボスタで検索してみてください。ではまたお会いしましょう。
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