1. ロボット情報WEBマガジン「ロボスタ」
  2. 2024年4月10日 Vol.1〜トヨタG..
■鹿島とイクシス、風量測定ロボット「Air-vo」を開発 風量測定業務の約6割削減を確認 BIMを活用して半自動化 

■多機能型農業ロボット『雷鳥2号』を発表 アタッチメントの付け替えで耕起・収穫なども完全電動で可能 テムザック 

■ティアフォーが開発パートナー認定プログラム「TIER IV Autoware Partner Program」の提供を開始 

■【動画】トヨタGRとマクドナルドがドリフトとドローンで鮮烈コラボ ロバンペラとケングシ両選手が1000台のドローンと共演 

■スタイルファッション誌『GIANNA』の広告をAIが生成したモデルが飾る 生成AIは高精細な広告クリエイティブ業界にも旋風 

■日本オーチス、大分県庁で自動搬送ロボットとのエレベータ連携実証に成功 県庁内で郵便物や小包を自動搬送、顔認証も活用 

■川崎市が自動運転バスのレベル4実装に向けて「川崎市自動運転実装推進協議会」を設立 アイサンやティアフォーらが参画 

■阿蘇くまもと空港が業務DXロボット「ugo Pro」を導入 空港利用客の案内や保安業務を担う

サマリー

イクシスは、風量測定ロボット「エアボ」の開発で風量測定業務を約6割削減しています。テムザックは、新型農業ロボット「ライチョー2号」を開発し、多機能で前後横移動やその場旋回が可能です。

目次

00:09
ロボスタへようこそ。この番組は、ロボットスタートによるロボット、AI、音声業界のニュースをお届けする番組です。
イクシスの風量測定ロボット「エアボ」
イクシスは、カジマ・カジマメカトロエンジニアリングと共同で、設備工事に不可欠な換気・空調設備の風量測定業務を、全自動かつ高精度に行う風量測定ロボット、エアボを開発しました。
エアボは、現場での風量測定箇所や壁位置等の登録が不要なことに加え、測定ルートの設定、風量の測定、その結果を記録した帳表の打ち出しまでを自動で行うことができます。
カジマが施工中の後現場でエアボを実証した結果、風量測定業務を約6割削減できることを確認しました。
テムザックは、新型多機能型農業ロボットライチョー2号、高機アタッチメント搭載を開発しました。
新たに開発したライチョー2号は、アタッチメントを付け替えることで、耕起・収穫などを完全電動で行うことができる多機能型農業ロボット。
比較的小型で、前後のみならず、横移動やその場旋回など非常に小回りが効くため、不整形地や小規模補助など工作放棄されてしまいがちな条件不利のうちでも活用が可能です。
今後は、完全自立走行モデルも開発を予定しています。
オープンソースの自動運転ソフトウェア・オートウェアの開発を先導するTIER4は、自動運転の社会実装に取り組むパートナー企業に対して、
オートウェアを活用した研修・教育講座を提供し、修了認定を実施するTIER4オートウェアパートナープログラムを開設しました。
修了認定を受けたパートナー企業は、TIER4との共同事業の推進、またはTIER4のプロダクトを活用した独自の事業展開を加速させることができます。
トヨタ・JRとマクドナルドがドリフトとドローンで先列コラボ。
4月12日から、マクドナルドのハッピーセットにJRカローラが登場します。
それを記念してスペシャルサイトがオープン。
世界最高峰のドリフトテクニックを持つドリフトツインズ、カンデ・ロバンペラ選手とケングシ選手が、仙台のドローンと共演するスペシャル動画を公開しました。
メイキング映像や車両展示の情報もあります。
株式会社ビヨンド・AIは、女性向けヌーベルスタイルマガジンジェンナにおいて、
同社がAIで生成したモデルを起用した広告写真を掲載しました。
この写真は、YMジュエリーの広告でモノクロの女性をアップで捉えたも、
その女性はAIが生成したモデルで実在しません。
同社は写真AIと呼称しています。
モデルの手配や撮影には、多くのコストと手間、人員が必要ですが、
生成AIの活用によってクリエイティブ業界にも大きな変革が起きようとしています。
日本オーチスエレベーター株式会社は、ロボットプロバイダーのFIG株式会社と共同で、
大分県庁で既存のオーチス製ジェンツープレステージエレベーターとサービスロボットが連携する実証実験を実施しました。
オーチスは世界中で業界最多となる約230万台のエレベーターとエスカレーターをメンテナンスし、
毎日約23億人がオーチスの製品を利用している巨大企業です。
大分県庁では、日々、庁内外から文書室に多くの郵便物や小包みが届き、各部署から職員が受け取りに来ているといいます。
その搬送業務の効率化と精進化に向け、職員の代わりに自動搬送ロボットがそれらを運搬し、
エレベーターと連携することでフロアを越えて移動できるようになります。
川崎市は、深刻化する運転手不足の影響などから、路線バスの減便が相次いでいます。
市民生活への影響や都市の利便性が著しく低下する懸念から、
持続可能な地域交通環境の形成に向け、都市部における自動運転バスの実装を目指すとしています。
そして、その政策に向けて、2024年4月5日、
自動運転の実装に向けた取り組みを多様な主体との連携・競争により推進するため、
川崎市自動運転実装推進協議会を設立しました。
業務DXロボットの開発を手掛ける優吾株式会社は、
熊本国際空港に優吾オプロを納入したことを発表しました。
熊本国際空港は、阿蘇熊本空港を運営していて、ロボティクスによる生産性向上を目指しています。
現在、空港内で行われている利用客の案内や保安業務を優吾オプロで実施します。
今回のニュースは以上です。
もっと詳しい情報を知りたい場合、ロボスタで検索してみてください。
ではまたお会いしましょう。
05:41

コメント

スクロール