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2021-11-18 12:00

370.加齢による変化をフラットに捉えよう from Radiotalk

某WEB媒体のファッション記事が問題に・・・。加齢をポジティブに捉えることは難しいかもしれない。でも単なる見た目の変化にすぎない、とフラットに捉えるだけでも、おしゃれがもっともっと楽しくなるんです。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まりました、おしゃれの呪いを解くラジオ。
本日で370回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み
イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで、日本服装心理学協会代表理事の久野梨沙でございます。
本日もよろしくお願いいたします。
さあ、この呪いを解くというタイトルをつけているので、やっぱりこの話題は触れないわけにはいかないだろうということで、
昨日ね、ちょっと、いち早くというかな、速報というかな、で、ツイッターではちょっと触れて、
結構ね、反響もいただいたので、このラジオでもね、改めてお話ししようかなと思ってるんですけどね、
昨日、一昨日なのかな、一昨日に、あるね、
ウェブマガジン、ウェブファッションマガジンが、ちょっとまあ、軽く炎上って言っていいのかな、
ある特集記事のツイートをした時に、それに対する多分、批判が多くて、最終的にはそのツイートも記事も取り下げたみたいなんですけどね、
で、私はその記事については、直接中身見るの間に合わなかったんですよ、間に合わなくって、で、なんでしたかっていうと、
私がね、子供を産んだ時に、結構、何だろうな、正しい医療情報をちゃんと集めたいと思って、
いろんなね、信頼できるお医者さんをフォローしてるんですけど、その中の一人でね、小児科の先生で、森戸やすみさんという方がいらっしゃって、
すごくね、分かりやすい本なんかも書かれてるんですけどね、その方のツイートで見たんですけど、
まあもうね、記事取り下げてるので、その媒体名などは取り上げませんけれども、どういうことかっていうと、
記事のタイトル、そのウェブマガジンの新しい記事をお知らせするツイートで、その記事のタイトルっていうのが、
失われていく清潔感は一粒パールのピアスが救ってくれる、
要は年齢重ねた人向けの、おそらく私と同じ世代ぐらいかな、アラフォーからアラフィフ向けの記事で、年齢重ねていくと、
何を言ってるかというと、そのまま文章を読み上げますけど、年齢重ねていくと、手のひらからポロポロとこぼれ落ちるように清潔感やういういしさが失われていきますと、
その清潔感とかういういしさは何で補えばいいかといえば、光と。
その光っていうのは一粒パールのピアスでカバーしましょうねっていう、
記事読んでないんであれなんですけど、一粒パールのピアスの宣伝記事だったのか、
単純にパールピアスの特集記事だったのかわかりませんけれども、そういう内容だったんですよね。
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それで年齢重ねたときに清潔感やういういしさが失われていくみたいな、そういう人を脅すような内容になってしまってたわけですよね。
それに対する悲観が結構多くて、切り取り下げっていうことになったわけなんですけどね。
よくあるというか、よくあっちゃいけないんですけどね。
まず、この現象というかこの出来事に対して、私がつぶやいたツイートを少し詳しくお話ししていくと、
まず大前提として、本当に年齢重ねると清潔感やういういしさが失われるかっていう問題ですよね。
これはないというか、私いつも言うんですけどね、華麗で年齢重ねることで確かに人間の外見は変化していきます。
変化していくんですけど、やっぱり大事なのはその変化は変化として良くも悪くもないんですよ。
ただの変化でしかないんですね。
なのでその変化っていう現象をなるべくフラットに捉えるべきだなって思ってるんですね。
フラットに、その現象をありのまま言語化するというか。
それは自分自身にそういう呪いをかけない、その年齢を重ねるっていうのは良くないことなんだとか、
若々しいことがファッションを着こなす上でも大事なんだみたいな不合理な思い込みですよね。
イコールオシャレな呪いをかけないためには、その外見の変化をとにかくフラットに表現することが大事だと思っていて。
なので年齢を重ねると何が起こるかっていうと、肌の表面が水分量が減っていくことが多いのでマットになる人が多いですと。
あとはそのシワが刻まれる人も多いですっていうことであって、そのシワをどう捉えるかっていうのは別問題として、
シワが出てくるっていうのは単純に現象としてある。
それ以上でもそれ以下でもないんですよ。
またそこの現象には個人差があるっていうこともある。
なのでまずそれをフラットに捉えるとすると、多くの人は肌表面がマットになるので、
その結果、着けるジュエリーとしてね。
ジュエリーいろんな種類ありますけど、その中でパールって比較的光り方が穏やかなんですよ。
身に着けるときの相性として、自分が持っている、その人が持っている要素と身に着けるものの要素に共通点が多いと調和するんですね。
それが似合うっていう言葉で表現されるんですけど、
なのでその光り方の具合も自分の肌表面とジュエリーが持っている表面の光り方が同じぐらいの方が調和するんです。
どっちかが光りすぎていると、例えば肌の方が光りすぎているとジュエリーが地味に見えてしまったりとか、
ジュエリーの方が光りすぎていると今度カビになんかギラギラしたのつけてるねっていう感じになっちゃったりとかするので、
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調和が取れている方が違和感なくなじむ、一体化してくれるっていう感じになるんですね。
そういう意味では年齢重ねると光り方が穏やかなパールが他のストーン、ジュエリーに比べて似合いやすくなるっていうのは確かにそういう現象はあります。
かつては似合いづらかった人も似合いやすくなったという現象は確かにあるんですよ。
でも調和しやすくなる人が多いっていうことで、それ以上でもそれ以下でもないし、
ましてやパールつけなかったら清潔感が補いないっていうことでもないわけなので、
年を重ねることの変化を悪いことに捉えちゃうと、何かで補わねばっていう発想になっていくんですよね。
こういう表現をしてしまうとやっぱり自分自身を多くの人を呪いにかけることにつながってしまうので、
ここは煽るような言葉を使わなくてもただ現象ありのままフラットに表現して、
それでもパールが欲しくなるっていう記事は私は書けたんじゃないかなっていうふうには思うんですよね。
大事なのはやっぱり華麗で似合うものが減るのではなくて、華麗で外見が変わるだけだから、つまり似合うものも変わるだけなんですよ。
だから無理して何かを補わなければいけないものでもないし、似合うものが減ってしまうから焦らなければいけないものでもないっていう、
これがもう本当にありのままの現象なんですよね。
ただその一方で、こういう書き方をした方が人の興味は引けるし、人が集まるっていうのもすごくよくわかるんですよね。
記事を作る側の気持ちもすごくよくわかるっていうのかな。煽っちゃいけないんだけど、でもまだそういう呪いにかかっていて苦しんでる人は世の中にたくさんいると。
そうするとこういう書き方をすることで、そういう呪いにすでにかかってしまっている人にある種の寄り添うことにはつながるかもしれないんですよね。
わかるよ、怖いよね、華麗って。なんか美味しさが失われた感じがしちゃうよね。
そこでこのパールがあればっていうふうに寄り添いと救いを同時に出せることによって、すごくこの記事を読んで私は救われたよっていう人も多分多いと思うんですよね。
やっぱり華麗って単なる外見の変化にしか過ぎないんだけど、でもやっぱり死への第一歩でもあるわけで、やっぱり華麗の恐怖って見た目が変わることがどうかというよりは根源として死への恐怖があるんですよ。
だから死への恐怖があるから、だから華麗を思わせる見た目の変化まで一触たら嫌になっちゃうってことだと思うんですよね。
だからいくら見た目がただ変化しただけだからそこに意味付けをするのはやめようって言ったところで、やっぱりでもその真相心理のやっぱり死への恐怖っていうのがどうしても人間は全員あるから、
生物の中で死を予測できるし、死という概念を持てるのは人間だけだからね。
だからやっぱりその恐怖に抗うっていうのは、死への恐怖に抗うっていうのは難しい。
ということはやっぱり華麗をネガティブにどうしても捉えがちになってしまうっていうのはしょうがないと思うんだけど、
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でも死の概念を用うるからこそ意識的にそれを乗り越えたりとかポジティブに捉え直すことも人間としてはできるはずだと思うんですよね。
華麗を楽しむっていうのかな。それもまた人間だからこそできる技だと思うので、やっぱりそこは果敢に挑戦していきたいし、
どうせ多くの人に発信するなら寄り添うこともすごい大事だと思うんだけど、
寄り添ったその先としてそのポジティブに捉え直すみたいなのを、やっぱりこれからは発信した方がいいんじゃないかなって思っていて。
だから私は過去は私もやってました正直。この記事を作ったスタリストさんって私の一世代上なんですよね。
私と同じある大きいウェブ媒体の出身なんですよ。
なのでそこでウェブライティングのノウハウを学んだのであればすごくよくわかるんですけど、こういう恐怖心を煽るような、悩みに寄り添うような書き方をするとすごく人が集まるっていう教育を受けてきているというか、
そういう訓練を受けてきているので、私も今でもそういう手癖が残ってて、ダメだなって思うときあるんですよね。
だからすごくわかるんだけど、じゃあそれをやめてね。今やったようにポジティブに捉え直すようなキャッチコピーに変えて記事を書いても、やっぱりあんまりバズらないんだよね正直。
字幕を集めづらいっていうのかな。キャッチーさが足りないっていうのかな。なんだけどそれでもやっぱり私はそれをやっていかなきゃいけないって思ってるんですよね。
これからの未来を考えていったときに、大きなこと言っちゃうとアパレル業界の未来を考えたときに、やっぱり恐怖で煽って物を売っていくよりは、やっぱりオシャレな楽しさを伝えて物を売っていった方が遥かに広がりがあると思うので、
そこは今はグッとこらえてね、その爆発力がなくてもそこは早く縛ってこらえて、やっぱりコツコツやっていくべきなんじゃないかなって。先のことを考えても、先の自分のことを考えても、その周りのことなんて大したこと考えなくても、先だけの自分のことだけ考えてもそうなんじゃないかなっていう風に思うので、
本当に難しいところなんですけど、やっぱりね、これを読んだ皆さんがね、この記事を読んだ皆さんが、カレーへの恐怖に駆られてオシャレをするんじゃなくてね、カレーは単なる外見の変化だっていう風にフラットに捉えるように是非、癖をつけていただいて、年取れば取るほどオシャレ楽しんだっていう感じになってもらえるような情報発信をね、私もこれからは続けていきたいと思うので、
ぜひ皆さんも一緒にそのポジティブに捉え直す練習、フラットにかな、フラットに捉えていく練習をしてみませんかというご提案でございました。
はい、ということでまだまだ皆さんからの例もお待ちしておりますので、番組概要欄のマシュマロからお送りください。それではまた。
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