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2022-07-12 12:00

503.おたより「服は好きなのに、『おしゃれだね』と言われることに嫌悪感を抱いてしまう」 from Radiotalk

リスナーさんのお悩みに回答!服は好き。なのに、人から「おしゃれだね」と言われると嫌悪感を抱いてしまう…。そんな風に、自分でも理由がわからないけど浮かんでしまう感情、それが悩みを生んでいるのなら、心理カウンセリングでよく使われる「認知行動療法」がぴったりです。そのエッセンスを取り入れて、自分なりに悩みの原因を探る方法をお話ししました。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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それでは今日は、マシュマロからいただいたお悩みに回答していきたいと思います。
今日の内容は、このラジオのタイトル、おしゃれの呪いを解くラジオというタイトルにぴったりの、おしゃれと心理面が絡んだご質問をお送りいただきました。
読んでいきたいと思います。
はじめまして、名前はカメです。
心理学を学び始め、伊沢さんのラジオに出会い、いつも聞かせてもらっています。
素敵な配信、いつもありがとうございます。
本題です。
私はおしゃれだねと言われることが苦手で、言われると嫌悪感を抱きます。
おしゃれな服だねも同様です。
そして言われた自分に少し落ち込みます。
簡易版の服装心理診断の結果は、平均的高感度ファッションタイプ。
確かに服装に関して思い悩むことはあまりありません。
自分の環境の変化で着る服がないと思うことはあっても、
ワードローブをコスパよく作るのは楽しいし、
洋服の自分のルールを作る、守る、破る行為も好きだと思います。
おしゃれに関してネガティブなイメージがあるのか、
嫉妬心を受けるのが嫌なのか、目立ったことが嫌なのか、
どれもそうかもしれません。
もう少しおしゃれにプラスのイメージを持ちたいなと思っています。
アドバイスいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
神さんメッセージありがとうございます。
それでは今日はこのご質問について、
心理学的なお話がメインになるかなと思うんですけども、
お話ししていきたいと思います。
それではスタートです。
始まりましたおしゃれの呪い解くラジオ。
本日で503回目の配信でございます。
この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込み
イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、
自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで公認心理師の久野梨彩です。
本日もよろしくお願いいたします。
昨日の配信で何か自分の心に浮かんだマイナスの感情を
見つめすぎると良くないよと、
放っておくのも大事だよと言っておいてあれですが、
今回お寄せいただいた亀さんも、
人に誰かにおしゃれだねとか、
その服おしゃれだねみたいなことを言われた時に嫌悪感を抱くと、
この嫌悪感についてどうするかって話なんですけど、
これもマイナスの感情じゃないですか。
昨日の話からすると放っておけって結論になりそうなんですが、
これはちょっと掘り下げてもいいかなと。
どっちやねんって思うと思うんですけど、
こういう風に掘り下げていくと原因が見つかって、
負の感情がなくなるかもしくは弱まるかもとか、
弱まらなかったとしても理由がわかって多少スッキリはするかも、
みたいなものは掘り下げる意義は大いにあると思うんですよね。
昨今の衝撃的な事件が元となった不安感とか、
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そういうのは掘り下げても原因わかっているじゃないですか。
原因わかっているし、解決もなかなかしようがないじゃないですか。
そういうのはあまりに掘り下げるよりは、
気を抜け出す、放っておく方がいいと思うんですけど、
今回に関してはちょっと原因が掘り下げて見つかりそうな感じもしますよね。
こういう何かの出来事が起こった時に、
自分の中に特定の感情が突然に浮かんでしまって、
そしてその感情が誰にでも浮かぶようなもんじゃなくて、
自分独自の感情というのかな、特有の感情というかが浮かんでしまって、
それによって悩んでしまうというようなことがあった時に、
心理カウンセリングでは認知行動療法と言われるものが適しているかなと思うんですよね。
ちょうど先週の金曜日にやった、
私がやっているオンラインサロン、服装心理ラボの月1回のライブ配信での講義テーマが、
ちょうどこの認知行動療法だったんですよ。
なのでラボのメンバーさん的には、
このケースでも使えるのかって思って聞いていただけてると思うんですけど、
認知行動療法っていうのは、悩みっていうのは、
亀さんの場合には、おしゃれだねって人から言われた時に嫌悪感を抱いちゃうっていう、
嫌だなっていう、おしゃれだなって言われることに対して嫌だなっていう認知、
感情浮かんでくる感情とか、
あとは行動とかの癖、
感情の癖とか行動の癖が悩みを生んだり困りごとにつながったりすることがあるので、
その認知の癖とか行動の癖を気づいてちょっと改善していく、
そこの考え方とか行動とかの癖にアプローチしていくっていうのが認知行動療法になるんですけども、
この亀さんの場合には行動というよりは認知、その考え方の癖が何か原因があって、
そういう癖になっていそうなので、そこを掘り下げていくっていうアプローチになるのかなと、それが適してるのかなと思うんですよね。
で、その先週の副創新ラブの講義では、その辺の認知行動療法の中でどういうアプローチで掘り下げていくかっていうのを具体的に、
こういう項目をまず考えていきましょうっていうのを順序立ててお伝えしたわけなんですけども、
そのやり方の中で特にその大事なところっていうのが、
自分の浮かんできた感情をもう少し細分化して、
種類分けしていくというか、名前をつけてあげるというか、それが原因解明につながることが多いんですよ。
亀さんもメッセージの中で、そのオシャレに関してネガティブなイメージがあるのか、
嫉妬心を受けるのが嫌なのか、なったことが嫌なのかっていう風に自分なりに浮かんだ感情とか、
その感情の理由なんかをちょっと掘り下げて考えようとされているようなんですけども、
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こんな感じで嫌悪感を抱くって書いてあるんですけど、その嫌悪感っていうのをもう少し掘り下げて、
どんな感情なのかっていうのを考えてみていただくと、その原因につながるヒントが得られるかなって思うんですよ。
例えば、その嫌悪感っていうのが恐怖、怖いに近いような嫌悪感なのか、
何でしょうね、焦りみたいなものなのか、恥ずかしさみたいなものなのか。
で、もちろんどれか一種類ではないと思うんですよね、感情って。
なので、数種類あるようであれば、それぞれが何パーセントずつなのか、みたいな割合を考えていくことも、
その原因解明につながっていく可能性があるので、それを一回やってみると思うんですよね。
で、それをやっていくと、そう感じるようになった原因とかきっかけとかが思い出しやすくなる、思い当たりやすくなるかなと思います。
これ一回やってみると、ご自身でもしかしたら気づくことがあるかもしれませんが、
こういう自動的に浮かんでしまうようなその嫌悪感みたいなものっていうのは、
その原因追求するのって、自分一人ではなかなか難しいんですよね。
っていうのは、何らかの価値観が擦り込まれてしまっていて、
もうその擦り込まれたことも気づかないぐらい、自分のものにもう同一化しちゃってるぐらい深く染み込んでいて、
その結果パッと嫌悪感みたいな瞬間的に浮かんでしまうものなので、
なかなかそれの原因を追求するって難しいと思うんですよね。
だから、心理カウンセリングに行く意味っていうのはその辺りにあるのかなと思うんですよね。
ご自身で掘り下げて分かるようであればそれで全然いいんですけども、
なかなか難しい時にこそやっぱり心理カウンセリングを受ける意義っていうのがあって、
その原因を追求するとか、さっきの感情の名前をつけるみたいなことをカウンセラーと一緒にやっていくと、
そのカウンセラーからあらゆる角度から質問が飛んできて、
それに答えていくうちに自分でも気づけなかった角度部分に気づけるっていうね。
だからその問題解決とか原因究明とかが近道になるっていうことなんですよね。
例えば今回の亀さんのケースだと、もし私が亀さんのカウンセラーだったとしたら、
まずどんな質問をするかなって考えたら、
例えば誰に言われたとしても、誰からオシャレで言われたとしても嫌悪感を抱くのか、
この人から言われたら嫌悪感に抱かないかもっていう人がいるのかとか、
あとはどんなシーンで言われたとしても嫌悪感を抱くのかとか、
あとはオシャレだねって言われたらとか、
オシャレな服だねっていうのには嫌悪感を抱くって言うけど、
その言い回しを微妙に変えてみる。
例えばその服私も好きですって言われても、それでも嫌悪感を抱くのかとか、
いろんな言い回しで試してみるわけですね。
考えていただくわけです。
そんな感じでその会話をしながら、これ以外にも会話していく中で、
これはどうだろうって気づいたことがあったら、私からどんな言いかけていって、
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原因を追求していくっていうイメージですよね。
あとはカウンセラティングの場合には、
クライアントさんが使っている言葉とかから、
その人の気持ちとか背景を読み取ることも結構あります。
これも無意識にご本人は使っているので、
ご自身でそれから読み取るのは難しいかなって思うんですよね。
例えば今回の亀さんだと、
自分の洋服のルールを作る、守る、破る行為も好きとかね、
あとはその嫌悪感を抱く、この辺の表現から、
多分本を読むのが好きとか、
強要がある方だなっていう感じがすごく受けるんです。
ルールを作る、守る、破るって、
たぶんシューハーリーってよく言う作動とかさ、
何か特定の道の修行の時に、
修行していく過程を表す言葉があって、
それを思わせるような文章だったりとか、
嫌悪感って感がついているので、
嫌悪感を感じるっていうのは文章としては誤りなんですね。
頭痛が痛いみたいなもので、
なんで嫌悪感は抱くっていう文章が正解なんですけど、
その正解の文章をさらっと書いている。
結構嫌悪感抱くって感じるって書く人多いんですよね。
なのでそれをさらっと正しい言い回しをかけている部分なんかも、
すごく強要がある方なんだろうなっていうのがわかるので、
強要があるからこそ、
昔から勉強が大事だ、つまり内面が大事だっていう教育を受けてきたとか、
自分らにそういう思い込みがあって、
そのせいでその逆である外見を飾るっていうのが、
表現でいうとチャラチャラしてるみたいなふうに思ってしまって、
そう思われてしまう恐怖感がもしかしたらあるのかなとか、
そういう言葉遣いからもそういう想像をして、
そうなのかなっていうことで質問を投げかけていって確認していくっていうイメージですね。
いずれにしてもまずはその嫌悪感をもう少し見つめてみて、
掘り下げてみて考えていただくとヒントにつながるんじゃないかなと思いますので、
やってみていただければと。
こういうのがまさにオシャレの呪いで、
これを解いていくことでまた亀さんは今でもオシャレ楽しめてるようなんですけども、
また一つオシャレな楽しみ方が広がると思うし、
今気づいていない部分で縛られているのであれば、
そこから自由になってより楽しくなると思うので、
全然追求する意義は大いにあると思いますので、
ぜひ掘り下げてみていただいて。
その認知行動療法というのにちゃんと自分で取り組んでみたいなと思われるようであれば、
まずはその第一歩として、
さっきご紹介した服装心理ラボのライブ配信の講義の模様は、
今月中にご入会いただければ動画で見ることもできますので、
よろしければそちらも検討いただけるといいのかなというふうに思います。
ということでまだまだ皆さんからのご質問もお待ちしておりますので、
ぜひ番組概要欄にあるマシュマロからお寄せください。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。
おやすみなさい。
12:00

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