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2023-01-21 12:00

597.【令和最新版】服の買い物・セールの勝ち筋 from Radiotalk

アパレル各社の決算を受けてこれからの流れを考えると、私たち消費者が「得する」「損しない」買い物の仕方もだいぶ変わってきそうです。そこで今回は、最新版の賢い買い物の仕方を伝授!激動のこの時代、これまでの買い物の常識が通用しなくなってきています。ぜひ知識をアップデートして下さい。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で597回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻き付くファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをわざわざ解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師の久野梨沙です。本日もよろしくお願いいたします。
前回、前々回と久々に前後編で、アパレルの企業の12月末に発表された決算を引っ張ってきながらですね、好調なアパレル企業と、そうでないアパレル企業を比較しつつ、これからアパレルが成功するための条件はこんなものがあるよね、みたいなことをお話ししてきまして。
なんでそれを知るといいかというと、一般の消費者としては、アパレルがどういう動きになるかを知ることで、より賢い買い物の仕方もできるようになるわけなので、ご説明したんですけども、その辺の説明がなかなか内容がボリュームが多すぎて、前後編に分けてもしっかりしきれなかったなというところがありますので、
今日はゆるくその続きという感じでお伝えしていきたいと思います。なので詳しく知りたい方は、前々回の595回から聞いていない方は続けて聞いていただくのがお勧めですけれども、この回だけでも分かるようにはなっております。
ということで、前回前々回の内容を踏まえていきますとね、アパレルが今後どういうものの作り方、売り方をしていくかってところなんですけども、まずはそのものを作りすぎない、セールにならないと、セールでしないと売れないような売れ残りを極力作らないようにしていくっていう流れ、これがもっと強まっていくと思います。
この辺はSDGsの流れもあって、ただでさえその大量に生産して売れ残り出しちゃうってアパレル企業の状況が良くないっていうことを言われてますので、その辺りから考えてもなおさらかなと思います。
何なら値下げ、セールを極力しないっていうことに加えて、低価の商品も物価高などに合わせて値上げがされていくかなと思います。
そうなっていくと、値上げしてもお客様にいいなと思ってもらえる価値を感じてもらえる商品を作っていかなきゃいけないというふうになりますので、今お客様に求められているものを素早く生産する。
なぜ素早く生産することが必要かというと、欲しいものっていうのは変わっていくからですね。コロナの状況なんかもね、刻々と変わってますし、それ以外の気温の状況とかにも非常に売れ行き作用されますので、そういう意味ではかなり先からダラダラ作るよりは、引き付けて引き付けて直前でできるだけ短い期間でパッと作ってパッと売った方が予測は正確になりますよね。
そういう意味で確実に売れるものをクイックに生産していくっていう流れになっていきます。
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なので、そういう意味では商品1点1点の在庫量がかなり減ってくるということが予想されるのと、あとは予約商品の比率がますます上がっていくと思います。
予約商品についてはね、以前このポッドキャストでも説明したことがあったんですけれども、ECサイトで買い物してると、買ったらすぐ在庫があって届くものと予約って書いてあって、購入しても1ヶ月後ぐらいになると届かないものがあるのに気づくと思うんですけれども、この予約商品の比率が結構上がってるんですよね。
なぜかというと単純にやっぱり売れ残りを防ぎたいので予約商品にして受注が入ってから注文を受けてから生産するということで確実に売れるものだけを売れる数だけ作るということももちろんありますが、それに加えてそのテストセール的な意味合いがあるわけですよ。
予約を受けていく中で受注生産にしておけば多少その冒険的な商品を作っても受注が入らなかったら生産しなければいいだけなので、そういう意味ではデザイン面でも結構冒険ができるんですよね。
1か8かの商品も試しに出すことができる。そうすると意外とその1か8かの商品の中に結構受注が入ったなみたいなものできたりして、それをもう1回たくさん作るみたいなこともできるわけなんですね。
なのでそういう意味でもその売れ筋を幅広く見つけていくっていう意味でもテストセールの側面を持った目的を持った予約商品っていうのも増えてくるんじゃないかなというふうに思うわけです。
さあ、こうなってくると、我々消費者としては買う側として、どんなことに気をつけると賢く楽しく買い物ができるのか。その心構えを今日伝えていきたいなと思って、配信タイトルも令和最新版服の買い物セールの勝ち筋ってついてたんですけど、勝負じゃないんで勝たなくてもいいんですけどね。
雰囲気ちょっとつけてみたんですけど、この令和最新版っていうのはAmazonの安いガジェットによくあるやつですよね。ちょっとつけてみたんですけど、この服の買い物の仕方とかセールの必勝法みたいなのって、令和最新版つけたのはつまり変わるんです。
なのでこれが今の最新版という気持ちを込めてタイトルつけましたけれども、今日は3つほどお伝えしていきたいと思います。まず1つはですね、先ほどお話した中にも含まれていましたが、ちょっと変わったデザインとかちょっと冒険な商品っていうのは基本的に予約商品にしかないっていうことも増えてくるというふうに考えたほうがいいかなと思います。
なのでリスナーさんの中でちょっとひと味変わったデザインが好きだよとか、ちょっと凝ったデザインが好きだよみたいな人は、今後予約商品をうまく買っていくっていうことに目を向けていかないと、なかなか在庫があってすぐ手に入る、そして返品もできるみたいな商品の中には好みのものがないってことも今後増えてくるんじゃないかなと思うわけです。
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私たち消費者として予約商品で困るなというか、ちょっと消費者的にデメリットだなと思うところは、ほとんどの予約商品ってやっぱり受注生産してしまうので返品が効かないものが多いんですね。
なのでこれまでの通販って在庫商品って消費者側にすごくメリットが多くて、試しに取り寄せでも返品自由ですよってことが結構多かったじゃないですか。
だから意外とノーリスクで試しに買うことができたんですが、予約商品が増えてくるとそうはやらなくなってくると思います。
なのでそういう意味では返品できないということで、より買い物の失敗を通販サイトで減らすために、ちゃんと似合うものを知っておくということがますます欠かせなくなってくるかなと思います。
それは顔立ちに似合うものとかパーソナルカラーに合うものみたいなイメコン的な側面ももちろんなんですけども、単純に自分の体格に合うかとか、サイズがこのブランドのサイズは自分に合うのか、このブランドで言うと自分は何サイズなのかみたいなことをしっかり知っておくっていうところが知識が必要になってくるかなと思います。
プラスリスクヘッジとして予約商品買ってもし万が一失敗しちゃった気に入らなかったっていう時のリユースとかリセールっていうところの道筋をつけておくっていうところも必要かなと思うんですね。
例えば友達と失敗しちゃった商品を交換し合えるような関係性をつくっておくとかでもいいでしょうし、あと一番簡単なのは身近なのはメルカリみたいなフリムアプリを使って消えなかったものはどんどん売っていくとか、ラブタグみたいなリサイクル処分出すとかそういったことも必要でしょうし、あとはちょっとサイズが合わないとか少しデザインがみたいなことであれば軽く自分でお直しできるようなそんな知識をつけておくなんていうのもいいと思います。
そういう失敗からリカバリできる方法も備えておくっていうところが必要かなと思います。
そして2つ目、2つ目はですね、今日出会った服が次来た時にあるとは限らないと覚悟することです。
前回の配信でも言いましたけれども、だいぶその商品の入れ替わりサイクルが早くなっていきますので、そういう意味では今月の頭にチラッと点灯で見ていいな、今度来た時に試着してみようと思ってたものが1ヶ月後に来たらもうないっていうことが当たり前に今後なっていく可能性がありますので、
今日出会って気に入ったものは今日買うぐらいの気持ちじゃないとなくなってしまって後悔しちゃうってことがこれまで以上にあるのかなと思いますし、結構賢いお買い物されてきた方の中にはこれまでいいなと思ったものもセールになるかもしれないから特にセールが近い時期だったらセールまで待っちゃうって方も結構いたと思うんですけども、
今後それがなかなか通用しづらくなるというか、極力セールにしないように生産数を絞ってますので、なかなかセールまで残るものっていうのの割合が減ってくるというところでは気をつけるべきところかなと思いますね。
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最後は、この間ね私がやってるファッションオンラインサロン服装心理ラボの月1回のライブ配信でお話しして名言って言って皆さんに喜んでもらったんですけど、プロパー品、プロパー品ってどういうことかというとセールになってない低価商品って言うんですけども、プロパー品や高いものは好きなものを買う。
セール品とかプチプラ品は似合うものを買うっていうふうに心がけると成功しやすいのかなと思います。
昔は私も定番品とか高いものはずっと売り続けてるんだから結構セール時期まで残るからセールまで待ってちょっと値段が落ちたら普段自分が手が届かないワンランク上のハイクオリティの商品買うといいですよなんて言ってたこともありました。
でもこれからはそのセールまで残らないことがほとんどになってきますので、そういう意味ではセールに残っているのは例えばメーカー側が冒険して作っていつかばちかで失敗しちゃった初期ロットだけみたいなことが結構あると思うんですね。
そうするとなんかちょっとトンチキなものが言い方悪いけどさ、トンチキなデザインばっかりしかセールには残ってないみたいなこともあり得るわけですよ。
でもそのトンチキなもの8割の人から見たらトンチキなものでも2割の人には似合ったりするんですよね。
なのでそういう他の人には着こなせないけど私ならこれ着こなせるわみたいなものを探す場がセールでありプチプラであるというふうに考えた方が今後は成功しやすいんじゃないかと思います。
そう考えるとやっぱりここでもねあの正確に自分に似合うもの自分なら着こなせるものはどういうものかっていうのを把握しておくのは絶対的に必要かなと思うわけなんですよね。
逆に高いものとかプロパー品というのは本当に好きっていう感情を大事にして買っていく。
これ何でかっていうと本来ね人間が好きなものってそうそうぶれないんですよ実は。
好きなものがコロコロ変わっちゃうっていうのはどちらかというと好きなものがぶれてるんじゃなくって本当に自分の好みっていうのが分かってない可能性がある。
周りの意見に流されちゃったりする可能性があるのでそういう意味では自分の好きっていう感情をしっかり見極める力は必要になってくると思うんですけども、
それがあればぶれないので高いものを買っても長く着られますからということがあります。
なのでこの辺を踏まえて来月の服装心理ラボのテーマではその自分のファッションにおける好みをしっかり見極めるっていう練習を心理学を含めてしていくんですけれども。
気になる方は来月のメールレッスンとか楽しみにしていただければと思いますけれども、
プロパー品とか高いものは好きなものを買うというところがポイントかなと。
この3つ、今後賢い買い物をするためにはその似合う服を知ることだけではなくて、
こういったアパレル企業の動きとかも本来含めて考えていかないとなかなか難しいことなんですよね。
この辺も含めて一番良い買い物の仕方をガイドするのがスタリストかなというふうには思っております。
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