1. おしゃれの呪いを解くラジオ
  2. 472.おたより「好きな服を見つ..
2022-05-16 12:00

472.おたより「好きな服を見つけたと思っても、次の瞬間にはすぐ心変わり。全然服が買えない・・・」 from Radiotalk

リスナーさんのお悩みに回答!自分の好きなファッションが分からずずっと服が買えていなかったリスナーさん。このラジオを聞いて自分の「好き」探しをはじめて、好きではないテイストはわかるようになったものの・・・・・・。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、では今日もマシュマロに頂いたご質問に回答していきたいと思います。今日はね、まさにこのラジオのテーマ、服と心理ですよ。
それと真ん中のご質問を頂いておりますので、回答していきたいと思います。それではご質問を読みます。
下野さん、こんにちは。いつも楽しく拝聴しております。今回初めてメッセージを送らせていただきます。
私はファッションのことを考えるのがすごく好きで、お洒落な人に憧れているのですが、いざ買おうと思うと、どんなアイテムを選んだらいいかわからなくなってしまい、ずっと服が変えていませんでした。
下野さんのラジオを聞いて、まずは自分の好きを見つけようと思い、ネットで色々なコーデを探してみてみました。
数ヶ月間ほど色々なテイストのコーデを見た結果、好きではないコーデが何かはわかるようになりました。
ですが、好きなテイストについてはなかなか答えが見つかりません。
特に、例えば一つ気になるブランド、ナチュラル系を見つけた時に、結構いいかも、買おうかなと思うのですが、数時間後に少し違うテイスト、きれいめカジュアル系のブランドを見つけて、
やっぱりこっちの方がいいかも、さっき気になっていた方のブランドは、今となっては何が良かったのか全然わからない、とすぐに気持ちが変わってしまいます。
そんな風に調べるたびに、前に良いと思ったものが全然良く思えなくなってしまい、一向に着たい服が見つかりません。
もっともっと時間をかけて考えればいいのかも、という気持ちと、締め切りを設けて何か買わなければ、という気持ちが攻め合うのですが、結局選べず、このまま一生買えないのだろうか、と不安です。
思えば、今まで買った服もすぐに、買った次の日や数ヶ月後などに、良いと思えなくなって、後悔して着たくなくなる、の繰り返しでした。
このように、服選びで気持ちがコロコロと変わってしまう場合、どんな考え方や行動をとったらいいでしょうか、何か対策やアドバイスがありましたら教えていただければ嬉しいです。
続き、服装心理診断ライトの結果は、独創性が低く、それ以外の項目が全て高いという結果でした。
ご質問ありがとうございます。まさにこれは性格面と服装の絡んだお悩みということで、このラジオのテーマと真ん中なので、しっかり回答していきたいと思います。
それでは、スタートです。
はい、ということで始まりましたおしゃれの呪いトークラジオ、本日で472回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバザバザと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、婚姻心理師のヒサノリサです。本日もよろしくお願いいたします。
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いやー、なかなか好きな服を着るって意外と難しいんですよ。その言葉から受ける印象よりも、結構奥深いものなんですよね。
そもそも好きってなんだっていうね、人間の感情って一面的なものではないし、好きっていう感情の中にもいろんな気持ち、いろんな感情が含まれているので、
好きっていう気持ちだけが純粋に胸の奥底から沸き上がってきて、そのエネルギーだけで突っ走れる人もいれば、ただごくわずかですね。
そんなまっすぐにできる人は、やっぱりそれ以外の感情とか価値観が入り混じってしまうので、その中でどれがどの感情、どの思いが好きという気持ちから来ているのかっていうのが、まずこれを見分けるのが結構大変なんですよ。
なので、私が直接お客様のパーソナルスタイリングをしたりとか、あとは服装シーニラボの会員さんにお申し込みいただいてカウンセリングしたりするときは、まずは感情の仕分け方というか、寄り分け方からスタートするんですよ。
どの気持ちが好きという気持ちから発生しているもので、例えば別の気持ち、好きと思っていたけど、こっちの方が得できるかもっていう損得感情で考えちゃってた。本当の自分の好きっていう感情ではなかったっていうこともあるし、こっちの方が自分が好きじゃなくて人に好かれるだろうって思っていいと思っちゃってたとかね。
自分の気持ちを自分で正確に把握するって実は結構訓練が必要なので、質問者さんは自分でできる範囲で独学でこのラジオを聞いてやっていただいて、いけるところまでは行き着いたんだろうけど、そこから先っていうのがちょっと一人では難しい部分に差し掛かってきちゃってるのかなっていう感じはするんですよね。
なので、ちゃんとカウンセリングしなければいけない問題ではあるので、はっきりこの質問者さんに適切な、的確な回答になるかどうかわかりませんが、同じような事例をたくさん伺ってきて、よくあるケース、よくある事例というか原因をお伝えしていきたいなと思います。
こういう風に、好きなものが見つかったと思ったのに、それがすぐコロコロ変わっちゃう人によくある原因は大きく2つあります。
1つ目は、好きを比較しているということ。
2つ目は、失敗を極端に恐れているということ。
この2つが挙げられるかなと思います。
まず1つ目の、好きを比較しちゃってるっていうことなんですけど、無意識に一番好きなものを決めなきゃとか、一番好きなものを選ばなきゃっていう風に何か自分に呪いをかけちゃってるっていうのかな。
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好きなものは唯一であるべきだ、みたいな。
例えばファッションで言うと、いろんなテイストのものがあるじゃないですか。
その中で、実は好きっていうのは感情なので、正解も不正解もこういう形であるべきだっていうのもないわけですよ。
だから普通にこれも好きだし、あれも好きだしっていう状態があり得るわけだし、好きなものを拾っていった結果、全然テイストがばらけちゃったっていうことはあり得るわけです。
だって感情には正解も不正解もないですからね。方向性もないから。
なんだけど、他のものを押し抜けて、絶対これが一番好きだっていうものを決めなきゃっていう風に無意識に制限をかけちゃうっていうのかな。
思い込んじゃう人が結構いるんですよ。
好きに優劣をつけなきゃいけない。
これは少し好き、これは中ぐらいで好き、一番好きなのはこれ、みたいに。
好きにもちゃんと準劣があるべきだ、みたいな。
というふうに思ってしまう方、これは質問者さんのような方、特にそうなんですけど、服装心理診断で独創性が低い人に非常にありがちなんですが、そもそも独創性が高い人っていうのは感情的な人なんですね。
いい意味でも悪い意味でも感情的な人なので、その感情に優劣がないっていうことがわかってるんです。
ただ独創性が低い方っていうのはあんまりそもそも自分、そもそもがファッション以外においても感情で動くことがないので、感情がわーって湧き上がってこないんですよ。
なので、結局好きっていうのも感情的な好きというよりは優劣になっちゃったりするんですよね。評価になっちゃう。
こっちよりもこっちの方がいいみたいな。
比較対象があっての好きになっちゃう。その比較しなくても好きっていうものよりは、これよりはこっちの方がいいよねっていう比較での好きになっちゃうケースが結構多いんですよね。
なのでその後から違うものが出てくると無意識に比較しちゃう。
この人の場合にはナチュラルテイストのものを見つけて、あ、いいかもって思っても後から別のものを見ると無意識に比較が始まってしまって、いろいろ比較をして頭で考えちゃって、やっぱりこっちの方がいいかもっていう風になっちゃう。
で、だから実は好きっていうのはあれも好きだしこれも好きでいいわけで、もちろんその購入する時にはそのお金の制限があるので全部買うわけにはいきませんが、でも今回はこれ買う。いずれあっち買おうでもいいわけなんですよ。
なんですけど、好きに優劣があるはずだ。好きの気持ちには順位があるはずだって思い込んでいると、どっちが好きか決めなきゃってなっちゃうと、こう大抵そういう場合って後から出てきたものの方がよく見えることが多いんですよ。
なぜかというと目新しいっていうことがあるし、まだよく見てないからそのデメリットに気づく前だからなんですよね。だいたいそういう場合って後から出てきた優劣をつけちゃう癖がある人の中には、だいたい新しいものの方はよく見えちゃうって人がほとんどなんですよ。
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なのでその比較しちゃってるっていうところはまず一つありますよね。じゃあなんで比較するのかっていうと2つ目の原因につながっていくんですけど、やっぱり失敗したくないんですよ。損したくないっていうことが大きいんじゃないかなと思うんですよね。
好きなものがあって、これがいいやって言ってパッて買っちゃえるのが独創性が高い人なんですよ。好きな感情に動かされちゃう人なんですけど、やっぱりそういう好きな感情に突き動かされて行動を起こすほど好きという感情が大きくないので、
好きという感情にある意味の何か占領されて振り回されてしまえば失敗するかもとか考えずにパッと行動できるんだけど、やっぱりそこまで好きっていう感情が大きくないし理性的なので、どこかで失敗を恐れてるんですね。
そうすると無意識に比較が始まっちゃって、今これが好きって思ったけどもっといいものがあるんじゃないだろうかって思っちゃうんですよ。だからずっと探し続けちゃうっていうところがあるんですよね。
じゃあどうするかなんですけども、もちろん締め切りを設けて設けないといつまでも買えないっていうのは、前に他の似たようなご質問をいただいたときにも回答したことなんですが、覚えておいていただきたい言葉というか、こういうタイプの方で動けなくなっちゃう人によく聞く言葉があるのでお伝えする言葉があるんですけど、
常に私の決断は仮であると思ってください。仮決定の仮ですよ。常に私の今決めたことは仮であると。とりあえず仮でやってみようってことです。最終決定だと思っちゃうと失敗しちゃうかもと思って買えないんですけど、洋服って今これから買う服が最後の1枚ではないんですよ基本的に。
まだどんどん買っていけるので、人生の中で本当におしゃれって死ぬまで楽しめるので、今は仮であると。そしてもう一つ、私は常に進化するんだと。だから今はこれを楽しもう。でも次に洋服を買えるようなタイミングが来たらまた新しいのを買えばいいよね。
あまり先を考えすぎない。ある意味で私は常に進化する。だからいずれ変わっちゃうのは当たり前。だからこそ今これを楽しもう。他に気になるものがあったら次でいいじゃん。まず今これを楽しむ。人生は仮だ。私は常に進化するという言葉で、今ここに集中できるようにぜひしてみていただけるといいのかなと思います。
こういう服についての価値観を知ることって実は他のいろんな行動にも絶対絡んできているので、これはいい機会だと思ってぜひ考えてみてください。そして必ず自分でやってると行き詰まっちゃうことがあるので、ぜひそういう時は私のカウンセリング受けるとか、服装審査部入るとか、ちょっと他の人の力を借りるということも考えてみていただけると、ブレイクスルーに見つかるんじゃないかと思いますので、ぜひ検討してみてください。
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