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2023-09-21 11:57

699.「匿名宝飾店」の正体はあのブランド!私たちは情報を着ているのか from Radiotalk

2023年9月8日〜9月24日まで原宿に限定オープンしている「匿名宝飾店」。ブランド名を伏せてジュエリーを展示し、試しにつけてみることができるということで話題になりましたが、先日そのブランド名が公表されました。それは、毎年クリスマスシーズンになると何かと話題になる、あのブランドで…。ブランドとは、イメージとは何か?私たちはその服やジュエリーのデザインそのものを見ているのではなく、その後の「情報」を見ているのでしょうか?

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ということで始まりました、おしゃれの呪いトークラジオ。本日で699回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをわざと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師の久野伊佐です。
YouTubeとホットキャストの同時収録でお届けしております。どうぞよろしくお願いいたします。
昨日ね、ちょっととあることが発表されて結構ネット上、特にツイッター、旧ツイッターですね、X上では結構話題になってるんですけども、皆さん匿名宝飾店っていう期間限定ブランド、ご存知ですか?
匿名は匿名ですよ、アノニマスね、匿名。で、宝飾は宝飾品の宝飾ですけども、匿名宝飾店っていうですね、東京は原宿のキャットストリート上にブランド名を伏せた期間限定ショップができまして、外観も真っ黒で匿名宝飾店って書いてあって、っていうお店ができてね。
それがね、9月8日かなにオープンして、今月の24日まで、日曜日までの開催なんですけども話題になったんですね。で、これは中に入るといろんなその匿名の宝飾店、どこのブランドかわからないブランド名を伏せたジュエリーがたくさん並んでいて、リングをつけたりイヤーカフをつけたりとかバングルつけたりとか試し付けできたり、
試し付けした状態で撮影したり見合うものを選ぶことができたりっていうような、そういうお店、期間限定のイベント的なショップとして話題になったんですけども、私当初からですね、SNSでそれが話題になったときに、商品が行った方のレポートの写真なんかに載ってますよね。
その商品を見て、あ、もしかしてあんなブランドかなってピンときてしまったので、ブランド名はネタバレになりますので伏せて、Xにポストなんかもしたんですけども、実はそのブランドが実はうちでしたっていう発表がちょうど昨日ね、20日に行われて、ここからはネタバレになりますのでまだネタバレを受けずに匿名宝飾店に行きたい方はここでストップしていただければと思うんですけども、
ネタバレをして、ヨンドシーっていうデュエリーブランドでしたっていう、そういう発表がされて、残り24日までということでね、ますます話題になってるんですけども、で、じゃあなんでそのヨンドシーがこれをやったのかっていうところですよ。
このあたりはここ数年、特にクリスマスシーズンに、X上、旧ツイッター上を中心にね、よく炎上していたネタを知らないとなかなかね、理解できないからと思うので、そのあたりの文脈をお話ししようかなと思うんですけども、ヨンドシーって結構プライス的にはお手頃なものが多くて、
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いわゆるハイブランドのジュエリーではないんですよね。ファッションジュエリーっていうジャンルですよ。その時にそのクリスマスのシーズンに女性がこう、ある種に継がれるものとして、ヨンドシーが選ばれてしまったときに、なんでヨンドシーなんだっていうね、こんなのは赤い子向けのブランドじゃないか。
もっと高いブランドが欲しかったっていうことで、結構そういうことをつぶやいたり、彼氏からヨンドシーもらったらがっかりするみたいなツイートがあったりして、それでそんなこと言うなんてとかね、いろいろ賛否両論巻き起こって炎上するっていうのが、もうここ数年、クリスマスシーズンに毎年繰り返されているんですね。
ファッション関係に明るくない人はサイゼリアでも同じ論争結構あるじゃないですか。それで例えると結構ピンとくる方も多いんじゃないかと思うんですけど、デートでサイゼリアに連れて行くのはどうなんだ的なあれですよ。ああいう感じでヨンドシーもサイゼリアと同じように扱われることが多かったんですね。
なのでそのブランド名を隠して展示をしたら皆さんどう思うんですか。モノで見てくださいっていうことで、今回の匿名報酬展っていうイベントにつながったわけです。これは私はうまく考えたなと思いましたね。多分どっか代理店さんが考えてやってらっしゃるんじゃないかなと思うんですけども、ブランドじゃなくてその商品そのもののデザインだったりクオリティだったりを見てねと。
で確かにヨンドシーって私、もともとこれヨンドシーじゃないかなってピンときた時のX状のポストでも書いたんですけど、すごい良いブランドなんですよ。当然たくさん生産しているからやっぱりコスパはものすごく良いし、モノも価格の割にすごく良いし、デザインもすごく今っぽいものがあったり、とにかくバリエーション豊かなんですね。
商品数がすごいのでバリエーション豊かだから絶対そこに行けば似合うものが見つかるし、使いやすいものが見つかるっていう結構私信頼しているブランドなんです。なんだけどそのヨンドシーっていうブランド名だけがそういう悪い意味で一人歩きしたっていると。そういう状況にやっぱり一石二鳥したかったんだろうなっていうこのイベントでしょうし、その目論みはすごく成功、今のところね成功してるんじゃないかなっていうふうに思ったんですけれども。
ただね、特命法職店でアンケートを取ったらしくて、このブランドの正体が見てどうでしたかっていう感想アンケートを取ったら78%が意外だったって回答した。つまりそのものを見ただけじゃみんなヨンドシーだってわかんない人がほとんどだったと。
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そう思いますよ。おそらく私みたいな仕事をしている人か、ヨンドシーのファンでしょっちゅう商品を見てる人ぐらいしか特命の状態で商品がからざられていて、あ、ヨンドシーねってわかる人はいないと思うんです。
じゃあそのわかんない人たちがヨンドシーのアクセサリーをもらって、なんでそれが嫌だって言ってるかっていうと、結局はデザイン自体が、物自体が嫌だって言ってるわけじゃなくて、ヨンドシーってブランドの情報がここに付加されているのが嫌だっていうことですよね。
情報で嫌だと思っているということなんですよ。ただもともとやっぱりブランド商売っていうのはほとんどがやっぱり情報商売。特にそのブランドの意味っていうのがジュエリーにおいてはやっぱり重要視されがちだとは思うんですよね。
ジュエリー以外にも洋服においてもですね、やっぱりそのものだけでの違いっていうのがほとんどなくなってきたっていうことがあるんですよね。昔は確かにそのブランドっていうのはそのもの自体の品質の良さだったりデザインの巧みさだったりっていうのを表現していて、ブランドがいいイメージがあるということはイコール商品もいいものであるっていうこういう方程式が成り立ったんですけども、
今はそのいわゆるブランドとして高級なイメージがないブランド、ノーブランド品であったとしても、ものはそこそこみんないいんですよ。生産方法もね洗練されてきていますし、高度になってきているし、一回着て破れるようなものもほとんどないし、デザインもいいものが世の中に出てきたらみんなそれを真似して作れるわけですよね。
そうなってくるともの自体でものの品質とかデザイン自体で差別化することが難しくなってくる。たとえハイブランドであったとしても、そうなってくるともうハイブランドであるというその情報で差別化している部分もかなり大きくなってきてしまったっていうところはあるんですよね。
だからそうなってくると我々はこのブランドという情報を着ているのか。よく飲食店での評価レビューなんかで情報を食べているんだなんていうね、そういうレビューをしている人もいますけれども、人気があるお店に並んで食べたそのこと自体が大事であって、それが美味しいかどうかはそんなに大事ではないといったように、
ブランド、洋服のブランド、ジュエリーのブランドにおいても、そのブランドであることが大事であって、物は大して関係ないみたいなそういう流れもできてしまっているのは一つあるのかなと。
そういう意味ではですね、消費者としては、自分がそのブランドという情報をまとう必要性があるのか、そういうブランドという情報で自分が判断されてしまうような環境にいるのかとかですね、そういったことをよく考えてからそのブランド名論争には参加したほうがいいのかなというふうに思います。
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正直ほとんどの人たちが、そのブランドがどうこうで何か自分の評判が落ちたりとか、自分に不利益が生じるということはない人ばっかりだと思うんですよ。
だとしたら、そのブランドがどうあれ、そのものが自分にとっていいかどうか、これだけで判断すればいいんじゃないかなというふうに思うんですね。
ただやっぱり正直な他に選ぶための基準を持っていないからっていう人もたくさんいると思うんです。ブランド名ぐらいでしかこの基準がない。その場合にはやっぱりそれはその自分に似合うものを知らないとかですね。
自分がそのなりたい自分としてどういうブランドが自分に合っているか自分に適切かっていうのを判断できない。そういうところがそういうその判断するノウハウがないっていうところの方が問題だと思うので、そこの知識をつけていくっていうところがそのブランドに巻き込まれないためには必要なことなのかなっていうふうに思います。
私の場合にはさっき言ったように4度Cはスタイリングでもよく使えます。非常にバリエーションもたくさんあって、お客様それぞれに似合うものを見つけやすいのでね。ただ正確的にうちの服装心理診断でいうと一般性が高い人、こういう人にとってはそのブランドが自分にとって若すぎないかどうかとか、自分が好きっておかしくないかみたいなことを気にされる人もすごく多いので、そういう人にはその4度Cっていうのを知ってしまうとね、
若い人向きなんじゃないかって心配される方もいるので、確かに4度Cは世間ではこういうイメージがあるブランドである、こういう話題にもなるブランドでもある。でもこの商品自体はこうこうこういう理由でまるまるさんに似合うし、こういう理由で適切だから、だからお勧めしてるんですけど、その辺を総合的に考えてどう思われますかっていう決断をしていただいているんですよね。
だからその辺はね、そういうブランド情報っていうのはもちろん見た目だけではわからないところなので、究極的にはその辺まで全てひっくるめて自分で判断できる、そういうスキルが身につくのが福江ラビで迷わないコツなんじゃないかなっていうふうには思いますし、パーソナルスタリストとしてはやっぱりそこまでしっかり説明した上でお客様に最終的にご判断いただく。
判断できる材料を全部揃えて定義する。ここまでが仕事なんじゃないかなというふうには思います。はい、なのでね、私がやっている4スタイルパーソナルスタリストスクールFPSSではこういった時事ネタというかね、時流にのっとった問題みたいなところも含めてお伝えをしていっていますので、そこまで深いアドバイスをしたいという方はね、ぜひぜひ安心してご連絡いただければと思います。
ということで、また次回の配信でお会いしましょう。バイバイ。
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