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2023-03-27 12:00

623.人間の多面性と、世の中の理不尽さと from Radiotalk

今回のPodcastでは、人が被害者を責めたり攻撃的になったりする心理「公正世界仮説」について語ります。自分の恐怖を認め、感情を上手に扱うことで優しい世界が実現できると信じる私の仕事とファッションの関連性も紹介。3月30日のTwitterスペースもお楽しみに!

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まりました、おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で623回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いを、バーザバタと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで、公認心理師の久野梨沙です。本日も、そして今週も、よろしくお願いいたします。
さあ、この週末はね、私、あのうちのサロンのね、あのすぐ近くの目黒川も結構桜がね、咲いてまして、今年早いですよね。
なんですけどね、土日ちょっとあいにくの天気で、久々のね、今年は、あの大手を振って桜祭りができるぞっていう感じで、
かなりね、空を上げて、いろんなイベントとか出店とかすごくたくさん出てたんですけど、あいにくの雨でね、これ残念でしたよね、きっとね。
まあでも平日も結構人が来てるのでね、なんか盛り上がっているので、まあこんな感じで、来年も再来年もずっとね、できればいいななんて思っていますけれども、
そんな週末でしたが、ちょっとね、またあの、ツイッターの話題で恐縮なんですけど、いかに追拝かっていうね、恐縮なんですけど、ちょっとびっくりしたことがあって、
これは世代の違いなのか何なのか、ちょっとね、ラジオのリスナーさんにもね、いろいろご意見聞きたいななんて思ったことがあったので、お話しようと思うんですけど、
アニメ映画の方が有名な、ホタルの墓ってあるじゃないですか。
あの対応戦争でね、巻き込まれた、あの幼い兄弟、お兄ちゃんと妹節子ですよね、のお話で最終的に2人とも亡くなってしまうわけですけれども、
それについてにわかに、なんででしょうね、これあの時期が別にね、夏でもないのになんだろうなと思いつつ見てたんですけど、
にわかになんかツイッター上で盛り上がっていて、その話の内容っていうのが、ホタルの墓の主人公の男の子が、
誰かに何かをもらったり、何かしてもらった相手に対して大人に対して全然お礼を言ってないと。
こういうところを見ていくと、やっぱり最終的にこの兄弟が死ぬっていうのは理解できるみたいな。
こういうところに死亡フラグ立ってるよねみたいな。
そういう発言が流れてきて、もちろんそういう感じの論調って一人だけのものじゃなくて、
なんか久々に見たらその主人公の男の子がクズでびっくりしたみたいな、なんかそういう発言もあったりとかで、結構同じような論調の意見が多くて。
あの映画見てそういう感想になるんだって、ちょっと純粋にびっくりしちゃって。
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今の世代はどうなんでしょうか。私の頃は小学校中学校ぐらいまではそうだったかな。
夏になるとテレビのある教室に集められて、必ず蛍の墓の映画を見させられるっていうのがあって、結構悲惨な映画じゃないですか。
だから蛍の墓か裸足の原家どっちかだったかな。毎回毎年ね。
必ず誰かが泣くっていう映画だったんだけど、感じだったんですけど。
でもその時にも子供だったからか、いやそんなことないと思うんだけど、
その時にも主人公の男の子がダメだったから死んだんだっていうふうには思わなかったと思うんですよ。
で、これってなんか悪いことしたから死んだんだ。いい子だったら死なずに済んだんだみたいな。
そういう概念があるのかなって思って。
まあそういう映画も多いし、ゲームはどんなの?そういうコンテンツも多いんでしょうね。
なんかこう悪人は死ぬみたいな。ちょっと性格が悪い人は早々にゾンビに押されて死んじゃうみたいな。
そういうコンテンツも多いんでしょうと思うんですよ。スッキリするみたいな。
だけど実際現実世界ってそうじゃないですよね。
やっぱり残念ながらいい人が長生きするわけでもないし、
いい行いをした人が全員残られるわけでもないし、
悪いことしたらバチが当たるわけでもないですよね。
なんだけど、悪いことしたらバチが当たってほしいって思いたくなるでしょうか。
でも実はそういう気持ちって、そういう人間の気持ちには名前がついていて、
人間はやっぱりそう思いたくなるものだっていうのも、
心理学の世界では研究されているわけです。
これ以前にラジオでもお話ししたことがあるとは思うんですけど、
公正世界仮説って言うんですね。こういう考え方のことね。
公正は公に正しいですね。公正世界、世界が公正であるという仮説ですよ。
これどういうことかというと、やっぱりいいことをしていたらちゃんと生きられて
報われる世の中であってほしい。逆に言うと悪いことをしたら
それ相応の罰が当たる世の中であってほしいという仮説。
逆に言い方を変えると、良い出来事は良い行いの報いであってほしい。
悪い出来事は悪い行いをしたバチであってほしいということですね。
これがどういうところに見られるかというと、
例えば交通事故にあってしまったっていうニュースを見たときに、
でもこの被害者にも何か落ち度があったんじゃないかとつい思ってしまう気持ちです。
これはどういうことかというと、やっぱり落ち度があってほしいんですよね。
すごく残酷な言い方ですけど。なぜかというと、その人に落ち度があったのであれば、
私がその落ち度をやらかさなければ、私は交通事故に会わなくて済むと思えるから。
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何の落ち度もないのに、いきなり交通事故で死んじゃう世の中なんて怖いわけですよ、みんな。
そんな目に会いたくない。
だからその怖さ、恐怖心から、きっと被害者には落ち度があるはずだって、会ってほしい。
私はそんなことをやらかさないから、そんな目には会わないって思いたいっていうことなんですよね。
だから交通事故に限らず、何らかの事件が起こったときに、
必ず被害者を責めるようなムーブって出るじゃないですか。
これも全部、やっぱり恐怖心なんですよ。
だから被害者を責めたくなったら、
あ、私、今怖がってるんだな。
私も同じになったらどうしようって怖いって思っちゃってるんだなっていうふうに立ち止まってほしいんですよね。
あ、公正世界観察だって気づけると立ち止まることができるんですよ。
やっぱり大体被害者への攻撃に限らず、
人への攻撃って結構自分の中にある恐怖心から生まれることが多いんですよね。
今、SNSとかネットとかがあるので、
簡単に人に攻撃できちゃうじゃないですか。
だからその恐怖心を簡単に攻撃に変えて発散しやすいんですよね。
なので、だからこそそれを認めて、
ちゃんと自分の中で、あ、私はこれは恐怖なんだ。
今、怖さが浮かんじゃってるから攻撃したくなっちゃってるんだっていうふうに認められるようになってほしい。
誰でも、もちろん実際に攻撃することと攻撃したくなる気持ちが浮かぶことの間には運勢の差がありますよ。
だから誰でもちょっと、え、もしかしてこの人に落ちたかったんじゃないの?とか、
あんたが悪かったんじゃないの?って思いたくなる気持ちが浮かぶことはあると思うんですよ。
それを実行に移さないにせよね。
でもその時に、あ、そうか、これが恒星世界仮説ってやつかと。
私は怖がってるんだな。
あ、じゃあこの怖がってる気持ちと向き合おう。
そうか、怖いのか怖いよねっていうふうにちゃんと処理できるようになると、
もっと優しい世の中になると思うんですよ、本当に。
攻撃しなくて済む人が増える。
攻撃の大半はその恐怖心から来るんだとしたら、
世の中の攻撃をぐっと減らせると思うんですよね。
結局、例えば自分の膝に傷口があったとして、
その傷口を直接手当てしないで、それを紛らわせるために人を殴ったところで、
その瞬間は気が紛れるけど、傷口の痛みは治らないじゃないですか。
それと同じように、やっぱり人に攻撃したところで、
一瞬恐怖心は薄らぐけど、でも残り続けるんですよね。
それよりも、やっぱり私怖がってるんだ、どうしよう怖いって誰かに話してみたりとか、
怖いなって自分で認めてみたりした方が、よっぽど自分にとっても効果が高いので、
攻撃をしないでちゃんと自分の恐怖に向き合うっていうのは自分のためでもあるんですよね。
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だからやっぱりそういうふうに自分の気持ちに気づいて、
ちゃんと自分で処理できるようになってほしいなって思って。
だから二人の歯科の論調も、もしかしたらそういうことなのかなって思ってるんですよね。
私がこういう仕事、妊娠で人、ファッションスタイリスト、パーソナルスタイリストっていう意見全然違うような仕事をしてるのも、
実はその両方でやっぱりみんなが、恐怖含めて、
いろんな自分の中にある感情とちゃんと向き合って扱えるようになってほしいな、
そういう人が増えるともっと世の中が良くなるし、
もっと幸せな人が増えるなって思ってるからなんですよね。
高齢心理師としては心理カウンセリングで直接的にやり方とかをお伝えできるんだけど、
やっぱり心理カウンセリングってどうしても、本人が治したいと思ってきてくれる人にしかお伝えできないんですよ。
それに対してファッションスタイリングとかオシャレを仕事にしていると、
オシャレっていうことをツールにして自分の感情と向き合う方法を伝えられるので、
今現在心に問題があったりとか悩みがある人じゃない人にも予防的に伝えることができるんですよね。
だからもっともっといろんな人に伝えられるなと思ってやってる部分があるんです。
だから私にとっては、もちろんファッションそのものも伝えるんだけど、
やっぱり根本的に教えたいのは、ファッションを自分に向き合うツールとして使うっていうことなので、
だからこそね、服に興味がない人にも有益なものになると思っているので、
そういう人にもパーソナルスタイリングを受けてほしいし、
うちのオンラインサロン服装心理ダボもファッションのことを興味ないしなと思っている方でも、
自分を変えたいなとか、自分の感情とちゃんと向き合うようになりたいなっていう方は、
ぜひ試してみてほしいなと思うんですよね。
ちょうど今月の服装心理ダボのライブ配信で、
自分の感情と向き合うワークみたいなのをみんなでやってみたんですよ。
それでもいろんな感想をいただいたので、その辺も含めて、
どんなことをやったのかっていうのをお伝えする機会を設けようかなと思って、
このラジオではかなりお伝えしているので、
また別の場所でツイッターのスペースっていうのをやってみようかなと思っていて、
初めてなんですけど私。
そこでね、服装心理ダボを一緒にやっているスタイリスト、
2人か3人かな、と一緒にゆるっと座談会みたいなのをやってみようかなと思っています。
3月30日木曜日の夜10時から配信する予定ですので、
このラジオではずっと一人語りなんですけども、
ツイッタースペースの方では複数人で、
うちのスタリストと一緒にやってみようかなと思っていますので、
久野の一人語り以外も聞いてみたいなとか、
自分の心と向き合う方法みたいなのに興味があるという方は、
ぜひぜひ3月30日木曜日22時から私のツイッターアカウントで始めますので、
ぜひフォローしてお待ちいただければというふうに思います。
それではまた次回。
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