はい、秋にいよいよなってきましたね。新しい服を買おうかなと思ってらっしゃる方も結構多いと思うんですけど、
秋冬って結構暗い色が増えるじゃないですか。そうすると、ますますこうちょっと明るい色を着なくなっちゃう人多いんじゃないかなと思うんですけど、
このところね、企業研修とか、あとは個人のパーソナルスタイリングでも、初めてパーソナルカラーを受けますっていう方に接する機会がとっても多かったんですけど、
やっぱり年齢的にね、アラフォーとかアラフィフになってくると、とにかくみんなね、明るい色をちょっと敬遠しがちになる。
自然に離れちゃうっていう感じですかね。無難な色に失敗しないようにって思うと、どんどん明るい色から離れていくんですよね、皆さん。
なので、カラー診断の結果で明るい色が似合いますってなった時に、皆さん一応にこんな明るい色が自分に似合うなんて思わなかったっておっしゃるんですよ。
でも明るい色って私、大人世代にこそ必要だと思ってて、アラフォーとかアラフィフに。
なんなら、そのいわゆるパーソナルカラーの区分で言うと、どちらかといえば落ち着いた色が似合うよっていう人でも、年齢重ねてきたら私明るい色はね、ある程度使わないと、結構こうふけ込んじゃうことにつながるなって最近思ってるんですね。
それは実生活、自分の経験も含めて、これ何かっていうと、見た目に似合う似合わないだけじゃなくて、色って心理的にもすっごく影響するんですよ。
最近ね、ここ数年、コロナ明けぐらい、コロナ禍ぐらいからですかね、注目された心理学の言葉があって、ドーパミンドレッシングって言葉があるんですけど、
これどういう言葉かっていうと、気分が上がる色とか服を身につけることで脳内のドーパミン、快楽物質が分泌されてポジティブな気分になるんだっていうこと。
こういう作用が、特にコロナ禍から注目された、コロナ禍って気分がうつうつとしたじゃないですか、外に出ないから対して明るい色とか着る必要もないし、目隠し込む必要もないしってやってたら、どんどん落ち込む人が増えちゃって。
やっぱり、ドーパミンドレッシングの効果ってあって、人に見せないからといって明るい色が不要なわけじゃないっていうことが、コロナ禍ですごくよくわかったんですね。
特に気分が上がる色や服なんですけど、特に色の作用がとても大きいってことがわかったんですよ。
そう考えるとやっぱり落ち込みやすい時期、コロナ禍もそうですけどね、落ち込みやすい時期とか、あとはどうしても年齢を重ねてくると気分が沈みがちになることもあるじゃないですか。
あとは体力も落ちてくるしね。なので、そういう世代にこそ価値がある。
なのに、大人になってくると、アラフォー、アラフィフになってくると、若作りに見えそうって敬遠しちゃうっていう。
必要であるにもかかわらず、人からの目を気にして遠ざけてしまうっていうところがあるので、
明るい色は必ず若作りに見えちゃうかっていうと、決してそんなことはないので、そのあたりの誤解を解きつつ、若作りに見せずに、安心して明るい色を取り入れられる方法っていうのをお伝えしていこうかなと思っております。
次の自分に着替えるラジオ、本日で936回目の配信でございます。
この番組では、服を着替えるように自分も丸ごとアップデート。ファッションと心理学の力で、あなたの次の一歩を軽やかに後押しします。
お相手はパーソナルスタリストで公認心理師の菊さんのりさです。本日もどうぞよろしくお願いします。
私もね、結構明るい色着る方なんですよ。
似合うタイプであるっていうのは当然あるんですけど、
でも、やっぱりね、年齢重ねてきて、確かに黒とか白とかかっこよく着た方が、なんていうのかな、クロートっぽく見えるなと思うときはすごくあって、スタリストっぽく見えるとか。
だから、大学で授業を持っているので、その大学の授業の日なんかは、結構黒白着ていくことが多かったんですよ。
なんか先生っぽく見えるじゃないですか。なんかいいかなと思って着ていくこともあるんですけど、やっぱりね、ちょっと続けてきていると、なんかね、気分がすぐには落ち込むっていうことはないんだけど、なんかちょっと重くなってくる。
なんか体が重いような感覚と近いんですけど。
で、それを多分続けていくと、気分が多分本当に落ち込んでいくだと思うんですけど。
私はこういう仕事柄、すごく自分の感情に敏感なところが、そういう修行を積んできているので、なんかちょっと重くなってきたなぐらいで分かっちゃうんですよね。
だから、続けていけないようにしています。
明るい色を着ていると、目の端にずっとその色が入るからでしょうね、目に。これがとても大きくて。
やっぱりね、フットワークも軽くなる。腰が軽くなるっていう感じがあります。
だから、とてもメンタルに影響するなって思ってるんですけど。
それに加えて、見た目にも大人次第に明るい色がいいなって思う理由があって。
やっぱりね、ちょっと過励によって、年齢を重ねることによって、肌色ってどうしてもくすんでくるじゃないですか。
それぞれの肌色がもちろんあって、それぞれ美しいんですけど、どうしてもやっぱり水分量が減ってきたり。
そうすると、シミとかシワができてきたりすることで、エフェクト的にくすみがちになる。
そうするとね、いくら暗い色が似合うっていう人でも、本当に鮮やか、鮮やかさもない、明るさもない暗い色。
カーキとか黒とかダークグレーとかばっかりになるとね、さすがに肌が暗く見えちゃう、疲れて見えちゃうんですよね。
だから、暗い色が似合わなくなるというよりは、若い頃と同じ感覚の分量とか使い方でやってると、合わなくなっちゃうっていうのがある。
もちろん、暗い色、落ち着いた色っていうのは、アラフォー・アラビフンにとっては上品さを引き出す大事な要素ではあるんですけど、
ただ、いろんな年齢を重ねることによる外見の変化に伴って、どうしても重さっていうのが強調されやすいので、
そういう見た目の面でも、明るい色をうまく差し込んで、両方使ってバランスをとっていくことが大事です。
だから、メンタル面でも、見た目の面でも、パーソナルカラー問わず、誰にとっても特に大人次第には明るい色ってとても重要な役割を持っているんですね。
じゃあ、どう取り入れればいいか。ここが一番悩みどころですよね。
まず、明るい色が元々勇気出して着てみたら、意外と似合った、いけるなって方は、何にも気にせず、そのまんま着てください。
なんて、大丈夫、オールオッケーです。
なんですけど、そうは言っても、毎回明るい色チャレンジしてみる、お店屋さんで当ててみる、試着もしてみるんだけど、
なんかピンとこないし、気恥ずかしかったり浮いて見えたり、なんか似合わない感じするんだよねっていう方は、
まずは明るい色って一口に言っても、鮮やかな色は避ける。
例えば、ビビットカラーって言われる色ですけど、原色そのまんま、絵の具から出たそのまんまのような真っ赤、真っ黄色、真っ青、蛍光色みたいな光る色、目に眩しい色、
あれは明るくかず鮮やかな色なんですね。
そういうのは避けていただいて、ちょっとその明るさはあるんだけど、鮮やかさを抑えたニュアンスカラー、真っ青じゃなくて、少し白を含んだ水色とか、
真っ赤じゃなくて、ちょっと明るいグレーを混ぜたような、明るめなんだけど少しくすみもあるようなピンクとか、