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2022-10-02 11:57

546.おたより「パーソナルカラーでブルベっぽいのに、グレーが似合わないのはなぜ? from Radiotalk

リスナーさんのお悩みに回答!パーソナルカラー診断の話になると「ブルベ」「イエベ」って言葉が出てくるので、その知識が強く頭にインプットされている人も多いはず。でも、セルフチェックしたときに「ブルベ」と診断結果が出たのに、聞いていたブルベの特徴に自分が当てはまっていなかったら…。さあ、どう考える?

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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今日は、マシュマロにいただいたご質問に回答していきたいと思います。
今日は、みんな気になるパーソナルカラーに関するご質問をいただいておりますので、読んでいきたいと思います。
はじめまして、リトルと申します。いつも楽しくラジオを拝聴しております。
最高にしっくり似合う服選びも繰り返し読んでいるのですが、質問があります。
パーソナルカラーのことです。
チャートではサマータイプ、ワークブック式外キャラ診断ではウィンターでした。
なんとなくブルーベースなのかな?とは思うのですが、ワークブックで次にチェックが多いのがオータムです。
そして、グレーよりもベージュの方がしっくりくる気がします。
パステルカラーと原色を除けばだいたい合うのかな?と前向きに捉えていますが、
ブルーベースっぽいのにグレーが似合わないのはどういうことが考えられるか教えていただきたいです。
ちなみに体型はアイ型、顔パーツ診断はハンサムアダルトとフェミニアダルトが同数でした。
簡易版服装心理診断は弱たり上手な我が道を行くオシャレタイプです。
プロの方、診断していただければ良いとは思いつつ、勇気が出せず、イエベかブルーベかもわからず迷子になっています。
ということで、この悩み結構多いんじゃないかと思うんですけどね。
この私の書籍、最高にしっくり似合う服選びは、
リトルさんが挙げてくださったパーソナルカラー、似合う色に加えて、
体型に似合う色と顔に似合うファッションと顔立ちに似合うファッションがセルフ診断できて、
かつそれに加えて内キャラ診断といって、
自分の性格に基づいた心にしっくりくる服のタイプなんかもわかるような本になっているんですけども、
診断してみてちょっと迷っちゃったということでね。
特にパーソナルカラー、このイエベかブルーベか問題って結構根が深かったりするので、
今日はそのあたりのお話もしていきたいと思います。
ということで、この番組は本日で546回目の配信でございます。
この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールオシャレな呪いをわざわざ解いていきます。
服装心理学をベースにオシャレをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで公認心理師のヒサノリサです。
本日もよろしくお願いいたします。
私の書籍、最高にしっくり似合う服選び、学研さんから出てるんですけど、
特徴としては本文の中にもパーソナルカラーに関してはチャート式で簡単にイエス・ノーで診断できるチャートも載っているんですが、
後ろの方に取り外せるワークブック式診断があって、
こちらの診断内容の方がイエス・ノー診断よりも肌色とか、人目の色、髪の色を色見本と照らし合わせて診断することができるので、
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この取り外せる緩末不力のワークブック式診断の方がより細かい診断だし、より正式な診断に近い形式の診断と言えます。
なので、まず私の方もしかって、本文中のイエス・ノーチャートと緩末不力のワークブック式診断でパーソナルカラーの診断結果が違ってしまったという方がもしいらっしゃったら、
緩末のワークブック式診断の方がより正確だというふうに考えていただけるといいかなと思います。
なので、まず前提としてリトルさん、本文の中のチャートではサマータイプだったけど、ワークブックの方ではウィンターだったということであれば、
ウィンターの方がより可能性としては高いかなというふうに思っていただくといいんじゃないかなと思うんですね。
その上で、質問の中を見てみると、ブルーベースのはずなのに、ウィンターだとしたらどっちにしてもブルーベースじゃないですか。
ブルーベースなのにグレーが似合わないとか、イエベかブルベか分からないというところに今回のポイントが実はあるかなと思うんですけど、
多分リトルさんの中でパーソナルカラーはまずブルベかイエベかが大事だということ認識があるんだと思うんですよ。
まずこれがいわゆる呪いですよね。思い込みです。
パーソナルカラーというのは、まずブルベかイエベかという方に対してちょっと説明をしておくと、
パーソナルカラーの分類はいくつかあるんですが、パーソナルカラーは最終的には4タイプに分類されるものが基本なんですけれども、
その4タイプが春、夏、秋、冬というふうに四季の名前がついている。
それぞれのグループ、4グループ、それぞれに共通の色の特性を持った色のグループがあって、
そのグループの中の色だったら似合うよというのがパーソナルカラーなわけですけれども、
この4グループを大きく二分化してできるよと、2グループ、2グループ、大きく2つに分けられるよということなんですよね。
で、片方が黄身の強い色が集まったイエローベースというグループ、この中には春と秋が含まれるんですね。
で、青みの強い色が多く含まれたグループ、この中には夏と冬が含まれると。
まずこのイエローベース略してイエベ、ブルーベース略してブルベの大きく2つに対別できるよというのがよく知られているパーソナルカラーの分類なんですね。
で、実はこのブルベとイエベという言葉だけがかなり一人歩きしています。
パーソナルカラーって言ったらまずブルベイエベ決めるんでしょ?
で、そこからさらに二分割して春夏秋冬どれが決まるんでしょ?って思っちゃってる人が多いんですが、
実はブルベイエベどっちの方がいいとは決めきれない人もたくさんいます。
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これ大事なことなんですね。
パーソナルカラーでは必ずブルベかイエベかどっちかに分類されるわけではないんですよ。
わかりますかね?
で、これね、パーソナルカラーにおける色の区分を他にもあるということをまず認識するとより理解が深まると思うんですが、
パーソナルカラーの区分はブルベイエベという春秋のイエベと夏冬のブルベという二分割もできるんですが、
もう一つ、ディープかライトか、つまり明るい色が多い区分か、暗い色が多い区分かという分割もあります。
ディープの中にはウィンターとオータムが含まれます。
ライトの中にはスプリングとサマー。
ライトが春夏、ディープが秋冬になるわけです。
で、今回質問をくださったリトルさんの場合には、
ワークブック診断では1位がウィンターで2位がオータムという結果が出たということは、
つまりこのディープ、暗い色、深い色が似合うという傾向がかなり強いということがわかるわけですね。
この傾向の方が強くて、色味が黄色っぽいか青っぽいか、つまりイエベかブルベかは、
あまりリトルさんの肌色をきれいに見せるにあたって、それほど影響がないというか重要ではないという可能性も十分に考えられます。
イエベの色だろうがブルベの色だろうが、深くてしっかりした色だったらOK。
逆にイエベ、ブルベの傾向の方がイエベに比べてやはり強かったにしても、
薄い色のブルベの色、淡いサックスブルーとかだったら、思いっきりイエベの濃いオレンジの方がまだマシという可能性もあるわけです。
イエベブルベの分類を超えて、暗い色、深い色の方が似合う特性が強いということは十分に考えられます。
でもこれが、パーソナルカラーといえばまずイエベかブルベかの分類にバッチリ分かれるんだって思っちゃうと、わからなくなっちゃうところなんですよね。
実はもう一つ区分があって、それはソフトかビビットかという区分があります。
これは色の鮮やかさの区分で、ソフトは鮮やかでない、ちょっと鈍い色というかくすんだ色というか、
ちょっと前までくすみカラーはそこに入っていましたけど、そういう色が似合う方。
ソフトの中には夏と秋が含まれます。
ビビットタイプ、これはとにかく鮮やかな色、目の覚めるような原色に近い色が似合うタイプ。
これは春と冬が含まれます。
この鮮やかかどうかでの区分もあって、その鮮やかかどうかが一番大事という人もいるわけです。
つまり色には色味と明るさと鮮やかさという3つの要素があって、
どの要素の方が重要度が高いかということはないんですね。
この要素は3つ、重要性は変わらないわけです。
なのになぜかことパーソナルカラーの話になっちゃうと、
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イエベ・ブルベっていう色味の分類が非常に重要と勘違いされてしまっていて、
まずはイエベかブルベか知ろうよみたいな話になっちゃってるっていうところが大きな問題なんですね。
そうなってくると、1位が冬で、2位がオータムでっていうリトルさんのように、
とにかく暗い色が大事で、
イエベかブルベかっていうのはそれほど顔色とかの見え方に影響しないっていう方がすごい悩んじゃう。
私はブルベ、イエベどっちなんだろう。
イエベの中にも似合う色がすごいあるし、
ブルベの中にも逆に似合わない色があるしっていう風に迷っちゃうんですけど、
これはつまり色味、ブルベかイエベかっていうことはあまり自分には関係がない、影響がないっていうことなんですよね。
それよりもリトルさんの場合には色の明るさ暗さの方が影響が強いんだよっていうことになります。
となってくると、当然1位がウィンター、冬だったとしても、
ブルベ、イエベがそれほど重要なタイプではないので、
そのグレーが似合わないってことは当然考えられます。
グレーよりも色味がある。
グレーって色味がない色なので、無彩色って言いますけれども、
グレーよりも色味がある色、つまりベージュのような色の方が得意っていう可能性は十分に考えられるわけです。
そういうわけで、一般的に流通している知識だけを見てみると、
見る視点っていうのがおかしくなってしまったり、
本来それほど重要じゃないのに変に重要視してしまったりっていうことがあるので、
そこは十分に気をつけていただきたいなって思うポイントで、
パーソナルカラーにおいてはイエベ、ブルベっていう言葉、
これがかなり一時歩きしちゃってるので、そこには十分注意していただきたいなって思います。
リトルさんは診断を受ける勇気が出ないっていうことなので、
もしご自身一人で独学でなんとかカラーを習得したいということであれば、
せめて正確な知識を引き入れるようにすると、
今回みたいに迷うことが少なくなるんじゃないかなって思います。
それにはやっぱりパーソナルカラー診断をプロから受けないのであれば、
色の基本の知識っていうのがないと、
なかなか巷に流通している知識の中で正しい知識とそうでない知識、
惑わされてはいけない知識っていうのの見分けがつかないと思うので、
もう少し色について深く勉強された方がいいんじゃないかなというふうに思います。
うちでファッションカラー講座という通信講座をやっています。
この講座がちょうど今お話しした色味、明るさ、鮮やかさっていう3つの要素が色にはあるんだよとか
色のごく基本のことから、もうちょっと上級編な色彩心理学まで色について特化して
がっと集中的に学べる、自宅で学べる通信講座になっていますので、
きっとこれを受けていただけると、より深く色について知ることができると思いますし、
悩みも解決されると思いますので、もしよろしければ、
こういった自分で学べる講座の受講なんかも検討していただけるといいのかなと思います。
番組概要欄にリンク貼っておきます。
それではまた。
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