1. おしゃれの呪いを解くラジオ
  2. 547.おたより「子供を持つ決断..
2022-10-04 11:59

547.おたより「子供を持つ決断をどうやってした?実際どう?」 from Radiotalk

リスナーさんからのご質問に回答!30歳を過ぎた働く女性が頭を悩ませがちなのが、出産を含めたライフプラン。未来のことはわからないからこそ、迷ってしまいがちですよね。こういう「理屈では答えの出ない悩み」に答えを出す方法も、心理カウンセリングの現場でよく使われているものが存在します。それについてお話ししつつ、私個人のお話しも。

◆運営サイト・SNSなど https://lit.link/risahisano

ご質問募集中!
https://marshmallow-qa.com/risahisano?utm_medium=url_text&;;;utm_source=promotion

#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
00:00
今日はマシュマロから頂いたお悩み、ご質問かな?にお答えしていきたいと思います。
今日は結構私の個人的な話も含んだご質問になっているので、ちょっとファッションとは話が離れるんですけれども、
まあ女性ならみんな悩むところなのかなっていうところはあるので、
きっとこの番組の視聴者さん、リスナーさんには結構考えさせられるご質問なんじゃないかなと思うので、
一緒に考えていきたいなという気持ちで読んでいきたいと思います。
踏み込んだ質問になってしまうので、ご回答が難しければスルーでよろしくお願いします。
私は10年ほど前に結婚し、夫と共働きで毎日楽しく過ごしてきました。
しかし、争うの年齢になってから、子供を産みたいのであれば、今決断しなくてはいけないと毎日ぐるぐる悩み、話し合っています。
具体的には、お互い特に子供好きというわけでもなく、自由に過ごすのが好きですが、産まないことでの社会的プレッシャーを感じ、
周りが親になる中、自分たちだけ毎日遊んでいて子供みたいと思います。
また、出産・子育てという新しい体験自体には興味があります。
お仕事などとてもアクティブな印象の日佐野さんは、子供を持つことについてどのように決断されたのか、実際どのように感じているのかなど、差し支えなければ聞いてみたいです。
ということで、ご質問ありがとうございます。
こちらは正解がない悩み・テーマではあるので、心理学的に正解がない悩みにどう立ち向かっていくか、みたいなこともやり方が確立されているので、
その辺も合わせてお答えすると、いろんな方に参考にしていただけるかなと思いますので、お伝えしていきたいと思います。
ということで、おしゃれの呪いとくラジオ、本日で547回目の配信でございます。
お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師の日佐野梨沙です。本日もよろしくお願いいたします。
私自身は2016年に高齢出産と言われる年齢で、子供を産んで今に至るという感じなんですけれども、
同世代の友人なんかも見ていても、子供を産むかどうかというのは非常に悩む人は多いかなとは思うんですよね。
考えても正解が出ないテーマって人生にはたくさんあると思うんですよね。
まず子供を産むか産まないかっていう今回のテーマもそうですし、それ以前に結婚するかしないかみたいなのも、
子供を産むかどうかもそうですけど、できるできないに関わらず、まず自分のスタンスを決めようって考えるときに、
チャンスがあれば産むっていうスタンスで生きていくのか、チャンスがあれば結婚するっていうスタンスで生きていくのか、
まず自分の方向性を決めるっていうときに、これらの議題って正解はないというか、考えても出ないですよね。
ビジネスでも転職するかどうかとか、起業するかどうかみたいな悩みには私は日々スクールで寄り添っている立場ですけれども、
03:07
それなんかも正解はないんですよね。
例えば、車の運転するときの目的地設定とかで考えると、それは正解があるじゃないですか。
例えば目的地設定するときに、高速乗ったら時間は早いけどお金かかるな、下道で行ったら時間はかかるけどお金かかんないなみたいな、
その時間早く着くっていうことを基準にするのか、お金がかかんない、安く済ませるっていうのを基準にするのか、
その判断基準が分かれてしまう。判断基準によって正解が変わるっていうことはあっても、正解は出ますよね。
なんですけど、やっぱり人生での決断って、子供を産むか、結婚するか、起業するかみたいなことって、やってみないとどうなるかわからないし、
想像したところで全然想像つかないし、予測は難しい、ほぼ不可能ですよね。
私、逆にやった後に、じゃあこれやってなかったらどうだったんだろうっていうのもわかんないわけですよ。
やってなかった人生はないから、わかんないっていうことで、結局これ正解だったのかっていうのを、やった後ですらわかんないんです。
だってそれやってなかったらもっと悲しいことが起きてたかもしれないし、わかんないですよ、何でもね。
なので、後から振り返ったところで、結局正解だったのかどうかも全然わかんないっていうね、そういう別れ道みたいなのが人生には非常に多いと思うんですけど、
私は心理カウンセラーでもあるので、心理カウンセリングでのテーマって、こういう正解がない決断、悩みがテーマになることがすごく多いんですけど、
やっぱりね、こういう正解がない決断が苦手な人っていうのが多いし、増えてる印象は実際にあります。
何かっていうと、やっぱり失敗したくない、失敗したらリカバリーできないんじゃないかみたいな風潮もあったり、不景気っていうのもあるのかな、
不景気でその仕事関係で失敗しちゃってリカバリーが難しいと、他のジャンルにおいても人生のリカバリーって難しいんじゃないかって思っちゃったり、
何か正解があるんじゃないか、SNSとかYouTubeとか私も発信してるんですけど、YouTubeとかだとこれが正解みたいな情報が多いじゃないですか。
だから人生全般に正解不正解あるんじゃないかっていう風な、なんとなく無意識に擦り込まれちゃう人も多いんだと思うんですよね。
だからその正解がない決断に対して、正解は考えれば出るんじゃないかみたいなことでぐるぐる考えちゃうっていう人がすごく増えてるなっていう印象はあります。
じゃあこういう正解がない決断どう決めていくか。心理学的に考えるとコツというかやり方が2種類あります。
これをカウンセリングの場面では一緒に練習していって考えていくっていうことが多いんですけど、このコツ2つ。
1つ目は今に集中する。2つ目は感情で決める。この2つです。
まず1つ目から説明していくと、心理学で言うとマインドフルネスっていう考え方とかやり方につながっていくんですけど、
06:00
考えるときに今ここだけに集中するということ。つまり先のことを考えてもわからないんですよ。
不安とかっていう感情って先のことを考えることから来るので、今ここのことしか私たちはわからないんです。
今ここのことにしかわからないから、もし判断基準にするなら今ここしかないんですよね。
だから今現在自分はどう思うかだけを考える。将来こうなるんじゃないかな、こういうこともあるんじゃないかなということは考えても正直無駄。
どうなるかわからないからね。なので考えない。だから今のことだけを考えて決めるというのが今に集中するということです。
2つ目の秘訣としては、理屈で正解が出せる問題じゃないから悩んでいるので、理屈で考えない。
っていうことです。理屈で考えるから正解があるんじゃないかって思っちゃうんですよね。
じゃなくて感情で決める。自分がどっちに感情を動かされるか、どっちが楽しい感じがするか。
単純にやりたいかどうかで決めるってことです。気持ちで決めるってことなんですね。
ただ常に理屈で考えてきた、リズムで考えてきた、正解は何かって頭で考えてきた人はこの感情で決めるっていうことに慣れてないんです。
感情は自分で感じようとして使ってこないと出てこなくなるものなんですね。
常にずっと人生をリズムで考えてきた人は、もはや感情っていうのが出てこなくなってくる。自分がどうしたいかがわからなくなっちゃうんですね。
なのでどうしたいかっていうのを再び感じられるようになる練習をしていかなきゃいけないってこともかなりよくあります。
これはね、心理学で言うとフォーカシングっていうような両方というかやり方があるんですけども、
こちらで練習していくことが多いです。興味があったらね、フォーカシングって調べるといろいろ本なんかも出てるのでぜひ読んでみないといいんじゃないかなと思いますけれども、
感情で決めるということです。今の私は子供を持つということに関してどういう感情を持っているかで決める。それだけで決めるっていうことです。
実際に決めたところで、結婚もそうだし、子供もそうだし、持ちたい、持とうって思っても持てないこともあるわけで、それは人生が展開していかなきゃいけない部分ではあるんですけども、
この今に集中して感情で決めれば、とりあえず自分のスタンスは決めることができます。
なので、それでまずは決めていくっていうしか逆に言うとないんじゃないかなと思います。やり方としてはね。
私の場合の話を聞いていただいたので最後にお話しすると、私は感情を使う訓練を受けて、感情を出す、感情で判断する訓練も心理カウンサーなので受けてきているので、感情で決めました。
こういう起業するかどうかとか全部感情で決めてます。
私の場合にはね、子供が欲しいってことに関しては、生まれてこの方ずっと理由なく感情で欲しいって思ってます。
理由なんかないし、そんな感情で決められたら迷惑だなって子供も思うかもしれないけどしょうがないです。
09:04
私が欲しいのでということで、理由なくなんで欲しいのって聞かれてもわかんないです。
欲しいってずっと思ってたので、たまたま結婚もできて、子供が埋める体にもあったので、その患者のままやったら埋めたっていうだけの話です。
私も感情で決めてます。
ただその感情で自分のスタンスを決めて、実際に出産までこげつけられて、今子供を育てられているっていうのは、それはもう本当に運でしかないなとは思っていますが、
スタンスはそんな感じで、その時の感情で決めました。
ただやっぱりその時期、いつじゃあ産む準備をするのかとか、産むとしたらいつなのかっていうのは正直迷っちゃったんですよね。
なのでやっぱりタイムリミットが人間の女性の体にはあるので、それに背中を押されるようにギリギリの高齢出産で産んだっていうところが正直なところとしてはあります。
ただリミットがあったからこそ踏ん切れたのかなっていうところもありますかね。
その結果、今はもちろん後悔してないです。
自分の感情にその時の感情、そう思っちゃったんだからしょうがないなぐらいしか思ってないので後悔してないし、
大変なことももちろんあるけど、子供を産まなくした大変なことがたくさんあったと思うので、大変なことを一つ一つクリアしていくだけだなって思っています。
ただ子供がいなかったとしても楽しい人生だっただろうなというふうには思います。
もう決して自分では味わえない人生だけど、子供がいなくてもきっと楽しく生きてきただろうなというふうには思うので、
そういうことで言うと究極的にはどっちでもよかったのかなという気もしますが、
その時の私は子供が欲しいと思ったので産んだということですかね。
厄介なことはあるんですよ、何を選んでも。
でもそれはどんな人生を選んでも後ろだなと私は思っているので、
私はこの人生を選んでしまったので、もう子供がいない人生は歩めなくなっちゃったんですよね。
そういう意味では余談ですけど、心理カウンセラーとかパーソナルスタイリングをやっていると、
すごくその方の人生の話を深く聞いて、
一緒に歩かせてもらうことができるんですよね。
それは私の歩めなかった人生をちょっとだけ垣間見せてもらっている感じになるので、
仕事の私のやりがいはそこにもあるのかなと。
やっぱり選ばなかった人生ってちょっと気になるので、
そういう意味で選ばなかった人生に寄り添える自分じゃない人の人生を
ちょっとだけ一緒に生きられるような気がするっていうのは、
今の私の仕事の私がすごく好きだなって思うところでもあるなと思います。
どんな選択でも成功にしようと思えばできるんじゃないかなと私は思っていますが、
質問者さんはどうですかね。
ぜひまた考えたことがあればお聞かせいただけると嬉しいです。
ということで次回の配信でまたお会いしましょう。
11:59

コメント

スクロール