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2022-08-13 11:15

519.ぱっと見ただけで「イエベ」「ブルベ」はわかるのか from Radiotalk

似合う色がわかる「パーソナルカラー診断」。本来は色布を当てて診断しなければそのタイプはわからないものですが、よく、美容院やコスメカウンターなどでぱっと見てカラータイプを断定された、という声を聞きます。
果たして見ただけでパーソナルカラータイプは本当にわかるのか?人間の認知の仕組みと共に解説します。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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本日で519回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバッサバタ届いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタイリストで公認心理師の記者のりさです。どうぞよろしくお願い致します。
さあね、私がやっているファッションオンラインサロン、服装心理ダボーでは、その会員限定のチャットっていうのがあって、結構ね、いろんなお悩みとかね、あの
おしゃれに関して思ったこととか、結構皆さん自由に投稿してくださってるんですけど、その中である会員さんが投稿してくれたことで、これこの方に限らずすっごいよく聞く話なので、今日はその話を取り上げたいと思ってるんですけど、パーソナルカラーに関するお話です。
パーソナルカラーに受けたことない、知らないって方に軽くご説明をしますと、自分の色素に合った色を診断できるメソッドです。
特に日本人は色素が肌の色とか髪の色とか全部似たような色に見えますけれども、よくよく見ると違っていて、それをグルーピングして、その色素に調和する色を身につけると、例えばメイクにしても洋服にしても髪色にしても、自分の肌色、瞳の色なども元々持っている色素に調和する色を身につけると、元々持っている色も綺麗に見えるので、血色がよく見えたり、目の色が綺麗に見えたりすることで健康的に見えたり、
赤抜けて見えたりする効果があるよと、これは色彩の調和の理論から来ているんですけれども、それを診断するのがパーソナルカラーというものになります。
パーソナルカラーは最終的には一番メジャーな診断手法で言うと、4タイプに分かれて四季の名前が付いていて、スプリング、サマー、オータム、ウィンターという4タイプになるんですけれども、それを大きく2つに区分することができるんですね。
片方がイエローベースと呼ばれる黄みの強い肌であり黄みの強い色が似合うグループがイエローベース、略してイエベ。そして青みの強い色が似合う肌としては赤みが強かったりする人が多いんですけれども、そういうタイプのブルーベース、略してブルベ。
このイエベブルベの大きく2つに区分できるというのがパーソナルカラーの特徴になるんですけれども、なのでパーソナルカラーに関しての話をするときに、スプリングサマーみたいな話の前に私イエベだからブルベだからみたいな話をすることも結構多いわけです。
このイエベブルベって美容院とかコスメの販売のカウンターとかでちゃんとした診断をせずにお客様をパッと見ただけで、お客様イエベですね、ブルベですねって言っちゃう方が結構いらっしゃるみたいなんですよ。
この間私がやってる服装シーニラボの会員限定チャットの中でも、ある行った先で接客してくれた人が私のことを見て、あなたはイエベですねって言われたんだけど、本当ですかねってモヤモヤしましたみたいなことを投稿してくださった方がいて。
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これねうちのパーソナルスタイルのお客様からも結構言われるんですよ。以前ドコドコのデパートで診断せずにパッと見で、ブルベですねって言われたんですけど、これって本当ですかねとかね結構多いんですよ。
これね結論から言いますね。断じて正式な診断をせずにブルベイエベって診断することはできないです。無理です。どんなにパーソナルカラーのキャリアがある人でも、私だって15年16年になりますけども、私ですら診断はできません。パッと見では。
これちゃんと診断できる人ほどパッと見で言えなくなりますね。なぜかというと、確かにすごいイエベっぽい肌ブルベっぽい肌ってありますよ。でもそれが実際ちゃんと診断してみたら違ったっていうケースをすごく経験してるはずだから。経験が深い人ほど。
ちゃんとした診断でどういうふうにやるかっていうと、通常はそのカラードレープ色のついた布を使って、それを当てていって1枚1枚顔の変化をチェックして診断するのが正式になります。うちの場合にはオンラインで診断できるように独自のアプリを開発していて、その色の布の代わりにあの色でね。
色アプリ上で当てることができるっていうような仕組みを使ってますけど、まあ、いずれにしてもその方の顔の近くに色を当ててその変化によって診断をするっていうステップを踏まなければ絶対診断できないです。なのでパッと見で。
イエベルタネ、ブルメタネ、マシテやスプリングタイプ、サマータイプとかっていうのは絶対信用しない方がいいと思います。でね、これ診断ってその色のの当てるっていうことも大事なんですけども、あの照明とかも大事なんですね。照明によって物の色って変わって見えるじゃないですか。
で、だいたいその美容院とかエステサロンとか、まあ、販売、デパートとかって照明の環境が必ずしもそのカラー診断をできるような適切な光の量として光の色になっているとは限らないんですね。結構その雰囲気をムーディーにするために関節照明だったり暗かったり、あとはその居心地を良くするためにちょっと黄色っぽい温かみのある色の照明を使っていたりする。
そうするとその色が顔に乗っかってしまうので、むしろ色に敏感である人ほど肌の肌色を誤って判断しちゃうと思います。だからそれこそね、診断ね、あの照明が微妙でかつドレーブも当てない状態では診断って絶対できないんですよね。
かつ人間って、この人がイエローベースっぽいな、ブルーベースっぽいなっていう判断をドレーブを当てない状態で、ぱっと見ただけで診断できないっていう理由があるんですよ。
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これ何かっていうと、その人から受ける印象って、人間から受ける印象って色素だけじゃないんですよね。人間からの印象って顔立ちからも、あとは着ている洋服からも印象を受けてしまうんですよ。
よほど特訓を積んだ人でない限りは、この人の印象が色素から来るものなのか、顔立ちから来るものなのか、それとも立ち振る舞い、喋り方、着ている服から来るものなのかっていうのを厳密に区別ができないんですよ。
なので例えばイエローベース、温かみのある色が似合う人、温かみのある色素を持った人は、ちょっと明るい雰囲気、優しい雰囲気、ヘルシーな雰囲気を受けることがあるんですが、それがドレーブを当てていない状態だと、そういう印象を受けたとして、だからイエローベースだって判断してしまうことが多いんですが、ただその印象がもしかしたら顔立ちから来ているかもしれないです。
あとはハキハキした喋り方から来ているかもしれない。それを除くためにしっかりとドレーブを当てて、色だけを見るようにするっていうのが正式診断なので、それ以外の要素をドレーブも当てずにパッと見ただけで、厳密に除外して考えるというのはほぼ不可能だと思います。
なので、パッと見では診断できないんですね。なんですが、これなかなか難しいところで、プロのパーソナルカラー診断できますよなんていう話を、例えば、異業種交流会とか、何かのパーティーとかでお話をすると、私プロだったらすぐパッと見てわかりますよねって求められることが多いんですよね。
それに結構困るっていうのは、プロのカラー診断をする人たちと共通するあるあるなお悩みで、その時に色の当てないとわかんないんですよって言うと、本当にプロなの?とかね、もったいぶってんじゃないの?って思われることがあるんですけど、これ本当に無理なんです。今言った話で。
だからね、カラー診断できる人に出会ったとしても、あまりそういう無茶ぶりはしないでほしいなと思わせて思うんですけれども。そういう診断、ちゃんとドレープを使わないといけませんよってこともありますし、やっぱり色から受ける印象と色素から受ける印象と顔出しから受ける印象っていうのは、厳密に分けて考えるのが難しいということもありますよね。
なので、その辺を逆に考えると、例えばね、自分自身で、私は、例えばスプリングタイプっていうタイプはね、明るくてポップで気味が強くて可愛らしい強度な色が集まったグループですけれども、私、なんか可愛い雰囲気ってよく言われるから、スプリングかもって思ってても、単純にそれは顔立ちの印象であって、色素がそういう色が似合う色素だっていうことは限らないわけですよ。
これもね、自己診断と実際プロ診断を受けてみた結果のズレみたいなのに繋がったりもするんですね。どうしても色自体も色彩心理を持っているわけですよ。可愛い色、この色は可愛い色、この色はクールな色って色のイメージってありますよね。
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顔立ち、色素関係なく顔立ちにもイメージがあるので、やっぱりそこと混同してしまって、でも似合う色っていうのは色彩心理の話ではなく顔立ち、顔の持っている色素との相性っていうね、色彩調和の話なのでまた別の問題なんですよね。
この辺が正直ね、プロのカラー診断師でもごっちゃにして考えちゃってる人もいるので、まるまるさんはちょっとおしゃべり方とかも可愛らしいから可愛らしい色が似合いますよとかね、優しい性格の方だから優しげな色が似合いますよとか言っちゃうんですけど、言っちゃう方もいらっしゃる。
顔立ちに合う、性格雰囲気に合う色が必ずしも顔色を綺麗に見せるとは限らない。ここがなかなか難しいところなので、この辺はね、しっかり分けて考える必要があるということですよね。
こういうふうに人間の印象がどこから来ているのか、人間の認知の近くの仕組みをしっかり知るっていうことが、実はその正確なファッションアドバイス、正確なスタイリングにつながりますので、この辺はしっかり学んでいく必要があるなと、この辺は心理学の分野なのでね。
単純に見た目だけの話を学んでもなかなか難しいっていうのはね、その印象っていうのはね、人間の心理認知の問題でもありますのでね、ここを合わせて学んでいくことが必要ということでね、くれぐれもぱっと見でパーソナルカラーこれでしょって言ってくる方には是非ご注意いただきたいというふうに思います。
はい、ということでね、この番組では皆さんからのお悩みご質問もお待ちしております。今お話ししたようにね、これって本当なの?みたいなねファッションのお話とか心理のお話とか何でも結構ですので、ぜひ番組概要欄のマシュマロからお送りください。そしてこの番組の更新情報は各ポッドキャストサービスで登録をすると、そしてYouTubeではチャンネル登録すると受け取ることができますので、ぜひぜひ登録の方よろしくお願いいたします。それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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