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2024-05-20 11:58

799.近しい人からのファッションアドバイスほど聞き入れるのが難しい理由 from Radiotalk

「これが似合うよ!」「もっとこういう服着たらいいのに…」というアドバイス。親や近しい友人、パートナーからのアドバイスほど、なかなか聞き入れる気にならない…なんてことありませんか?それにはちゃんと理由があるんです。
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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で799回目。次回が800回目です。800回目だって、800回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバーサワーと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで、公認心理師のヒサノリサです。本日もよろしくお願いいたします。
皆さん、家族とかすごい仲良い友達とかに、例えば、もっとこういう服の方が似合うんじゃないとか、
こういうおしゃれの方がいいんじゃない、みたいに勧められた時に、どうにも聞き入れられないことってないですか?
逆に、自分が身近な人とか、すごい近しい友達、家族に、絶対こういう服の方がいいのにって勧めても、
全然聞き入れてもらえなかったこと、ないでしょうかね。
意外と、近しい人のファッションアドバイスほど素直に受け止められないっていうか、
なんかあんまり信用できないみたいなことって結構あると思うんですよ。
逆に初めて会った、それこそショップの販売員さんとか、たまたまそんなに近しくない人から何かのきっかけで、
こういう方がいいんじゃないですかって言われる方が逆に素直に受け入れられて、近しい人ほど、
あんまり信用できないとか信じられない、それが似合うの?みたいになっちゃうことって結構あると思うんですよ。
その理由がね、すごいよくわかった事例が最近あったので、ちょっとご紹介しようかなと思うんですけど、
それがいつ起こったかっていうと、この間の土曜日ね、今開講している4スタイルパーソナルスタイルドスクールの第16期の施策の発表会だったんですね。
今回の発表会は基礎講座という第2段階目の講座の発表会で、似合う服がわかる診断を基礎講座の中で3つ学ぶんですけど、
顔パーツ診断という顔立ての診断と体型診断とパーソナルカラー診断。
その3つをやると、もうそれこそ頭の先からつま先まで全部、外見が診断できて何が似合うかというのが総合的にわかるんですけど、
その理解度を測るために1人、生徒さん、皆さん、モニターさんを連れてきてもらって、
そのモニターさんに自分1人で1からその診断を全部やって、似合う服を診断してスタイリングする。
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それを発表会で、ビフォーアフターの形式で発表するっていう発表会なんですけど、
結構モニターさんにしっかり診断を受けてもらって、お買い物同行的なものを受けてもらってとかってやるんで、
結構時間がかかるんですよね、発表会準備に。
だから割と自分の近しい友人とか家族の方にモニターを依頼する生徒さんが毎回多くて、
今回もそんな感じだったんですけど、そのうちの1人の生徒さんが、
もう30年以上の付き合いになるっていう結構長いご友人にモニターさんを頼んで、
発表会でそのモニターさん、友人の方にスタイリングをして発表したんですよね。
その時にすごい鮮やかな色のアイテムを1つ着ていて、それがすごくお似合いで、
発表会でもベストスタイリング賞っていうね、一番良かったっていう会場全員と観覧の方からの投票で決まる賞なんですけど、
それも受賞したんです。
特にアイテムが似合ってたよね、色良かったよねなんて終わった後にね、
打ち上げにもそのご友人が来てくれたので喋ったんですけど、
前からその生徒さんは長いお友達であるそのご友人にね、
前からその色を似合うってずっと言い続けたんですって。
だけどそのご友人は全然聞いようとしなかったんですって。
でも今回その友人であるそのうちの生徒さんにパーソナルカラー診断を受けて、
改めてやっぱりその色が似合うっていうことが分かって、
で、初めてやっぱり着る気になったって言うんですよ。
で、その時に他の初めて会うね、他の同期の生徒さんとか私からも、
いや、本当その色すごいお似合いですよって、もし嫌いだったら全然着る必要ないけど、
お嫌いじゃなかったらどんどんこれから着てみられたらどうですかなんてみんなに言われて、
あ、やっぱりそうなんですねみたいな反応してて。
要はやっぱり人間って特に近しい人から似合うって言われても、
それが本当に自分に似合ってるのか、言ってくれてる人の好みなのか、
それとも自分の外見に似合うっていうよりは自分のキャラに似合ってるっていうことなのか、
それとも普段そういう色着てないからたまには着たらどうみたいな気持ちで言ってるのかっていうのが、
やっぱり分かんないわけですよね。なかなか信用できないっていうのはその辺にある。
要はこの色似合ってるよとか着たらいいのにっていうのの理屈が分かんないというか、
ちゃんと客観性を持ったお勧めであるかどうかっていうのが、
近しければ近しいほど伝わらないっていうか、分かんないっていうのがあると思うんですよ。
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でも今回その発表会で初めてその親しい友人がパラソナルカラーっていう名前なんだと、
その理論を元にやっぱりお勧めされると、別にこの子の主観じゃないんだと、
こういう理論だったから似合うって言ってくれてたんだっていうのがやっと理解できて着る気になる。
やっぱり人間ちゃんと客観的な意見なんだよ。
ちゃんとした裏付けがあるんだよっていうことを説明されないと納得できないんですよね。
逆に近しくない人の方が客観的に自分を見てくれてるんじゃないかと思って、
かえって信用できちゃうっていうのはその辺にあるんだと思うんですよね。
なんかうちのお客様にもパーソナルスタイリングを受けに来てくださるお客様の中にも、
母親がこれまで自分に服を選んできていて、それがずっと嫌だったとか、
あとは結婚されていてパートナーの方がこういうのを着たらいい、
ああいうのを着たらいいって口させるのがすごい嫌だ、みたいなね。
ちゃんと自分で自分に似合う服を自分が納得して選べるようになりたいから教えてください、
みたいな感じでパーソナルスタイリングを受けにいらっしゃる方もいるんですよ。
診断してみると、すごい嫌がってたお母さんが選んでくる服とか、
パートナーが選んでくる服がやっぱり理論的にも似合ってたんだってことが分かったりするんですね。
そうするとやっぱり初めは、え、そうだったんだってなるんだけど、
やっぱり理論を説明されて着てみると、ああまあ確かになって、
ちょっと時間がかかるケースもあるんですけど、結局は納得するんですよね。
だからやっぱり誰しも好みとか主観を押し付けられたくないっていうのはすごいあるので、
その服、勧められたその服自体が嫌だったっていうよりは、
やっぱり主観で押し付けられたくないっていう気持ちが強くて拒んでいるだけで、
ちゃんとそれが似合うんだっていうことが客観的な理論とともに分かれば、
そんなに受け入れられるってことはすごいあるんじゃないかと思うんですよね。
だからその辺にスタイリストがちゃんと、
その似合う服の診断ロジックっていうのを何であれ身につけておいた方がいいっていうところはその辺りにあって、
やっぱりスタイリストっていう肩書があれば、
信じてくださるお客さんももちろんいるとは思うんですけど、
やっぱりちゃんとロジックで診断して、
こういう理屈でこれが似合うんだよって言われた方がお客様としても安心できますよね。
正直、自分に似合う服って、自分がこういう服が似合ってほしいとかさ、
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そういう煩悩が邪魔してなかなか分からないけど、
他社に似合う服って正直診断しなくても分かることも多いんですよ。
特にスタイリストでちゃんとファッションの勉強をしているのであれば、
いわゆるイメコン診断みたいなのをわざわざやらなくても、
こういう携帯の服が似合うんだろうなっていうのが分かることも多いです。
それでもちゃんと診断っていうステップを踏むのは、
やっぱりスタイリストの単なる感覚で選んでるんじゃないんだよっていうこと。
こういう裏付けがあって、こういう理屈があって似合うんだよっていうのが分かった方が、
やっぱりお客様にとっても納得できるから。
外見に似合うだけじゃなくて、やっぱりちゃんとそれを納得して着られてるかどうかっていうことが大事だと思うんですよ。
さっきの例で言うと、お母さんが選んできたあんなに嫌だって言ってた服も、
診断を受けて私が選ぶ服も、結局テイスト、雰囲気は一緒だったりするんですけど、
それでもその人にとっては大きな違いがあって、
ちゃんと理屈で、理論で説明されて、自分でそれも理解できて納得できた服と、
なんだか分かんないけどお母さんが買ってきて、頭おかしにこれがいいんだよって言われた服とでは、
一見見た目は一緒でも全然その人にとっては大きな違いがあるのでね。
その辺はやっぱり相手への誠意というか、説明責任があって、
かつ、そういう説明できる力を手にすると、
同じ人に言うのでも全然受け入れてもらいやすさが違ってくる。
だから原理、発表会で長いご友人を連れてきてくれた生徒さんは、
ようやくですけどね、ようやくそのご友人に自分の言葉を信じてもらえた。
そういう自分の言葉に理論を身につけることで力が加わったわけですよね。
それはとてもね、やっぱり今回やりがいがあったんじゃないかなと思うし、
あ、すごい学んでよかったなって思える一番初めの体験だったんじゃないかなって思うんですよね。
やっぱり学ぶって、自分の言葉に力を得ること、知識を得るってね、
自分の言葉に力が加わることだと思うので、すごいやりがいがある。
と同時に、やっぱりその言葉をいたずらに振り回さないというかね、
しっかり使っていく責任も生まれることなので、
今回は発表会でそんなことも感じてもらえたんじゃないかなと、
今後はその力をお客様のためにまっすぐ使っていってほしいななんて思いました。
そんなわけでね、そういう自分のおしゃれに対する言葉に力が持てるような、
そういう勉強ができる4スタイルパーソナルスタイルスクール。
次回第17期は今年の8月下旬からスタートです。
今募集中ですので、ぜひ番組概要欄からリンクたどってチェックしてみてください。
それではまた。
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