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はい、ということで始まりましたおしゃれの呪いトークラジオ。本日で704回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いを技を解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタリストで公認心理師のヒサノリサです。本日もよろしくお願い致します。
さあ今日土曜日ということで先ほどまで私がやっているフォースタイルパーソナルスタリストスクールの今は第15期の開業講座というね一番最後の段階の講座をの授業をやっておりまして今日そのねあのライブ授業の日だったので今日はズームで配信でしたけれどもやってましたと
でまぁ開業講座っていう最後の段階になってくるともうだいぶねお客様にサービス提供することを 前提にした実践的な課題が増えてくるんですけども
お客様のワードローブモニターさんのねワードローブの診断をしてそのレポート書きましょうとか だからこう
あのファッションに関する勉強もそうなんですけどどうお客様に伝えるかみたいなそのお客様への効果的な コミュニケーションみたいなところが結構開業講座主体になってくるんですよね
で私たちパーソナルスタリストってあの個人のお客様にファッションアドバイスをする仕事ですけれども そのある程度そのお客様にの行動を変えてもらう
ためにアプローチすることも多々必要になりますよね それはもちろん客様の理想の姿に向かっていくために必要なことなんですけども
あのこちらの押し付けではなくてね あのお客様が理想とする姿になるためにじゃあこういうふうに行動を変えてくださいね
っていうことではあるんですけども だからまあパーソナルスタリストに限らずコンサルタント的な立場の人っていうのは同じように
ジャンルは違えどそのクライアントの方に行動変容 こういうふうに行動を変えてねって促す必要があると思うんですよ
あとはどうでしょうね あのそれ以外にもまあすべての上司という
ポジションの方はですねやっぱりある程度部下の方に 上行動変容を促す機会っていうのは多いんじゃないかと思うんですよ
もうちょっと提出物を早く取り掛かろうとかさね あのもうちょっとレポートを丁寧に作ろうとかね
あのいろいろ行動変容を促すことは多いと思うんですよ そういう人たちすべてに
こういうふうに考えるともう少し他社の行動変容を促しやすくなるよっていうことを 今日授業をしながら
これみんなしてた方がいいなーって思ったことがあったのでちょうどそれを話そう かなと思ったんですけど
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どういうことかっていうとこれよく心理学で前にもね1回ポッドキャスターの話したこと あるかもしれないんですけど心理学でよくバイアスって言葉が認知バイアスって言葉があるんです
けどちょっとこう 物事の捉え方を誤っちゃうっていうことですよねっていうのが元々人間にはあったり
するんですけど今日取り上げるのはその後医者観察者バイアスって呼ばれるものなんです けども
これはどういうバイアスかっていうとそのある出来事が起こった時にその原因をね その自分自身の行動について考えるときには
自分の性格とかよりもその場の状況が原因だって思いがち なんだけど人の出来事に関して考えるとその人の性格のせいだって思いやすい
っていうバイアス これ具体で上げた方がわかりやすいと思うので具体であげると例えば自分が
宿題ができなかった課題が期限までできなかった時は 今週忙しかったからなんだよなぁとか
あの予定が入ってこなかったら間に合ったのになぁとかパソコンの調子がとか 体調がとかそういうそのどちらかというと状況を理由に上げて考えやすい
ただ 他の人が課題を提出できなかった時には
きっとあの人やっぱりな感じの時に頑張れない人なんだよねとか もうちょっとこう
あのあの人は性格的にのんびり屋さんだから もうちょっと早め早めに取り掛かるように言った方がいいかもね
みたいな感じで 相手のことに関しては自分以外の人に関してはこの行動の原因
理由を性格考え方に求めがちっていうねそういうバイアスのこと これ必ずしもバイアスだから正しくないわけですよ
やっぱり相手だろうが自分だろうが正確に問題があることもあれば状況に問題がある こともあれば多くの場合は両方ですけどね
なんですよねなんだけど人のことに関してはとかくあの人そういう性格だから そういう考え方だからみたいな風に内面に理由を求めがちっていうことがあるわけです
なのでこのバイアスをすごく私はあのしっかりと認識しようと言っていて だからパーソナルスタイリストにおいても例えばお客様が服を片付けられないっていう悩み
お客様が相談を受けた時にこの人の性格的に何か服を片付けられない問題があるんじゃないかって 逃散に人間は思いがちだと
でもそうではなくてまず忙しいからじゃないかとか そもそもクローゼットの形が片付けづらい形になってるんじゃないかっていう風に
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まず状況の方を考えるようにするぐらいでちょうどいいわけですよ バイアスかかっちゃうからね
だからまずはそういうふうにお客様のおしゃれの悩みを解決するにあたって まずその性格を変えさせようとか考え方を変えさせようっていうんじゃなくて
それができるような状況を作ってあげるにはどうしたらいいかを考えようよってよく言ってるんですよね これはね結構
fpss for スタイルパーソナルスタイルとスクールが唯一その心理学を教えながら パーソナルスタイリングを学べるというところなのでそれを知ってる方にとっては意外に思われるかも
しれないけど意外とお客様の悩みを解決するときにもちろん心理的なアプローチも取るんだ けどそれ以上に状況を作っていくってアプローチを取るっていう方が多い
っていうことなんですよね だからなんだけどこれ多分そのこれは
本当にそのなんていうかな公認心理師とかちゃんと心理学を専門的に学んでる人なら 心理学専門的にも知ってるからこそ
状況からアプローチした方がいい っていうのはわかってるんだなって理解してもらえると思うんですよ
逆に心理学をそのイメージでしか把握してない人だと何でもかんでもとにかくその人の 心理カウンセリングをして何でも正確にを直していく方がいいんだって思いがしたけど実は
そうではない 心理学自体がそうではないと言っているっていうことなんですよね
だからあの あとはさあ前あの例えば最近ちょっと感じたのはあの最近あの
サステナブルなおしゃれ sdg ずとか語れる歌われるようになってその環境に配慮し ながらファッション楽しもうみたいな流れもすごく多くて
あのメーカーとか雑誌とかもそういうことを訴えていますけれども それもさあそのそういうなんか環境に配慮しようみたいな団体の皆さんもほとんどが
もっとみんなの意識を上げていこうって言ってるんですよね でもこのスローガン自体がまさに好意者観察者バイアルがバイアスが現れてるなーって
思っちゃうんですよ つまり
サステナブルなおしゃれっていうのが浸透しないのはみんなの意識が低いからだって 思ってるってことですよね
これってまさにその行動の原因を 他者の内面に求めてるっていうことになりますよねみんなの意識が低いからみんな
サステナブルなおしゃれしないんだと でも実際には私そうじゃないんじゃないかなと思うんですよ
みんなそりゃ環境に配慮した地球に優しいおしゃれができるならしたいと思ってると思うんです それが必要ないなんて思ってる人いないと思うんです
むしろ意識はみんな高いんだとただそれができない状況的な原因があると それを考えてどういう原因があるんだろう解き明かして一個ずつ潰していく方が私はよっぽど早いと思って
いるんですよね 例えば
やっぱり sdg 図的なその環境に配慮した洋服ってどうしても値段が高くなりがちなんですよ ねあの使える材料も限られてくるし
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そのいわゆる効率的な方法というのが取れないわけなので取りづらいわけなのでどうしても 値段が上がってくると
そうすると値段面でどうしてもそれが 買えないんじゃないか
許容できないんじゃないか 特に若い人なんかはそりゃ
gu とか 島村とかザラとかで買えますよねそういった安価な服のメーカーっていうのは環境に決して
配慮しているとは言えない作り方をしているわけだけどでも 変える価格帯なんですよね
分かってはいるけどでもそれしか買えない そういう状況があるんじゃないかなって考えたら
じゃあ どうやったら環境に配慮した服がもう少し安くできるのかあるいは高かったとしてもどう
やったらみんながそれを変えるようになるのか 給料を上げることですよね
だとしたら 結局は投票行こうよってことになるだと思うんですけど
とかね あとはもうちょっとレンタルが広まれば服を買うだけじゃなくてレンタルをするとか
リュースするとかっていうのが広まればいいんじゃないかな てが考えたとしてもレンタルサービスって
m サイズみたいな標準的な体型の人にはいいんですけどそんなにイレギュラーサイズ 置いてないんですよ
そうするとイレギュラーサイズの人やっぱりどう考えても買うしか手立てがなくなるよねって ことになるからもうちょっと
イレギュラーサイズまでレンタルサービス広げていこうよとか ねそういう話になるでしょうし
なのでまああの何にしてもねこう何か誰かにこういう行動をとってもらいたい こういうふうに行動を変えてもらいたいと思うときにまず考え方変えてもらうとか
意識を変えてもらうっていうアプローチじゃないアプローチを取るということから始めた方が 結果が出るのが早いんじゃないかなって
まあそういうことをねあの パーソナルスタリストスクールでは教えながらやっているそうすると
スタリスト自身もやりやすくなるしお客様にとっても 行動を変えやすいヒントをもらえるからお互い楽しくなるんですよね
やっぱりね気持ち変える考え方変えるってもしそれが原因だったとしてもすごく難しいので お互い苦しい戦いになるんでしょ
そうするとなんかせっかく楽しい方のパーソナルスタリングが修行みたいになっちゃうのでそうではなくて システマチックに解決できるところは解決していこうよの方がお互い楽しいはずなので
そういうアプローチでね 楽しく行動を変えられるようなサービスが提供できる方が増えたらいいなぁなんて思いながら
今日も指導をしておりました そんなねFPSSですけれども次回開講が1月頭ということでね
あっという間にね残り申し込み期間2ヶ月になってます あのお席もねだんだん生まれ始めてますので
あのそんなねあの指導方法というかねアドバイス方法が気になる方はですねぜひぜひ 番組概要欄からFPSS見てみてください