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はい、64回目の配信でございます。おしゃれの呪いを解くラジオでございます。やってきましたね。なんかすごいと思っちゃったけど、秋ですよ。
秋。今年はね、なんか私の仕事的には春が吹き飛んでしまった感じでしたので、9月どうなるかなと思ったんですが、
既存の顧客様から、お買い物同行そろそろっていうご依頼をすごくいただく。今月に入っていただいておりまして、秋、春が吹き飛びましたが、秋はいつも通り、例年通りのお買い物同行ができそうかなと。
お買い物同行する上では、感染防止に十分気をつけてやらなければいけないということは変わりないんですけども、お客様的にはね、お買い物しようという気分が戻ってきた方が多いのかなというところと、
あとは、うちのお客様、お仕事でね、人前に出る仕事で、そのために洋服が必要という方も結構多いので、そういう方のお仕事もこれまで通りに戻りつつあるのかなということで、少し明るい日差しを感じつつある、
今日この頃でございますが、そんなわけでですね、先週まではね、12月発売の新刊の撮影でバタバタしていたんですけども、今週はですね、そのお客様のお買い物同行に向けた下見、シーズン頭のちょっと下見でかなりバタバタしているという状況で、
特にね、このシーズン、9月っていうのは結構、9月にお買い物同行のご依頼くださるのは結構早い方の方でして、さっき言ったメディアに露出が多い方、特殊なお仕事と言ったらいいんですけど、人前に出るお仕事の方々が結構早めにご依頼いただいて、
それ以外の方、特に人前に出るためとかではなくて、自分のために服を買いたいとか、普通のお仕事をしてるんだけどファッション悩んでるみたいな方はね、結構、もっと気温がわかりやすく涼しくなってからお申し込みがあることが多いので、ちょっと時期がずれるんですね。
なので、今からお申し込みくださって、9月中にお買い物っていう方は、割とメディア露出が多い方が多いので、9月初旬の第1弾のお買い物同行の下見は、割とね、メゾンブランドって呼ばれる、ハイブランドが結構中心になるんですね。
なので、今日はその辺のメディア露出が多い方向けのスタイリングの準備、お買い物同行の準備の裏側みたいなお話をちょっとしていきたいと思います。それではスタートです。
はい、ということで始まりました。64回目と私言いましたか?毎回ここで聞くという。わかんなくなっちゃうんだよね。の配信でございます。おしゃれの呪いを解くラジオでございます。
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この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで、日本服装心理学協会代表理事の久野梨沙でございます。今日もよろしくお願いします。
ということで、ハイブランド、いわゆるメイゾンブランドの下見をこのところしております。
人前に出るお仕事、例えば、うちの場合だけではないんですけど、守秘義務があるので、もちろん名前を出したりすることはできない方がほとんどなんですけど、
稀にいいよ、全然行ってもって言ってくださる方もお客さんもいらっしゃるんですけど、ほとんどの場合は守秘義務がありますので、お名前はあまり言えないんですけど、
会社の経営者の方で、取材を受ける機会が多い方とかもいらっしゃいますし、
芸能人の方はそんなにやらないんですよ。
芸能人の方っていうのは、衣装の入手経路がまた別で、リースをしたりするっていう、ブランドさんから無償リースをお願いしたりすることが多かったりするので、
そういうのではなくて、私の場合には、自前で出る、自前の洋服でメディアに出るっていう人がメインになりますので、
そうすると、いわゆる文化人枠って言われる、テレビで言うと片渡しなので、経営者の方とか、あとは作家さんとかですね、
あとは芸術家の方とか、音楽家の方とか、あとはユーチューバーの方とか、そういった方がメインになってくるんですね。
なので、いわゆるタレントさんとか女優さんっていうのは、何かの企画もので、その企画としてご依頼いただく以外では、あんまりその方の専属っていうところではやってないんですよね。
だいたいね、芸能人の方は事務所単位で専属スタイリストに発注している場合が多くて、
芸能事務所との取引はあまりないので、そういう方ではなくて、いわゆる文化人枠って言われるような方が多いんですね。
そういう方たちと、だいたいシーズン始めにまとめ替えをするわけなんですよ。
で、私はあまり営業が得意な性格ではなくてですね、それに気づかず、企業当初14年前、もっと前か、16年前ですね。
それに気づかず、いろいろ営業したりとかしたんですけど、ふと自分の性格を分析したら、あ、向いてないじゃんと思って、もう初めの数ヶ月でやった以来、一切営業してないので。
自分からお客様に、そろそろお買い物どうですかっていう営業もあんまりしないんですよ。
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ただお客様の方から、もう毎シーズンあなたのところでお願いするから、ちょっと忘れないようにお買い物の時期に連絡してって言ってくださった方は別ですよ。
そういう方にはご連絡したりするんですけど、そうじゃない限りは結構お客様の方からそろそろお願いしますって連絡くれるという申し訳あります。
本当にありがたい。本当に私、お客様には本当に恵まれてるんですけど。
なので、「あ、すいません、そうですね。」みたいな感じでご案内することが多いので、これを聞いている顧客の方も、そろそろと思ったら連絡くださいっていう指針で使うという感じなんですけど。
で、ご連絡いただきますと。
で、いただいたら、日頃からお客様が出ているメディアをちょこちょこ確認するようにはしてるんですけども、改めて下見の前にメディア全部バーっと再確認します。
最近出ている傾向とか、お客様からいろいろお話いただける場合も多いんですけども、なんか出版した本を確認させていただいたりとか、
最近のメディアの露出を改めて確認したり、あとYouTubeで動画を上げている方であれば、最近のYouTubeの動画を全部見たりとかして、
露出の方向性なんか確認してから、まずブランドの選定をします。
で、特にハイブランドの場合、ハイブランドどういうものを指すかっていうと、ほとんどの人が名前を知っているようなブランドですね。
ドゥイビトンとか、フェンディとか、ディオールとか、サンローランとか、そういったところのお洋服を買われることが多い方が多いんですけど、
ブランドの選定をするというのは、やっぱり名前が知れているブランドであればあるほど、いろんな社会情勢に巻き込まれて何か問題が起こったりしていることとかも結構あって、
例えば最近良い方の話で言うと、フェンディがプラスサイズ、つまり大きめサイズのモデルさんをファッションショーで採用したり、年齢が上のアラフォーのモデルさんを採用したりするっていう、
そういう社会活動をしているブランドなんかは、わりと積極的にそのイメージがお客様に会えば採用するようにはしていて、
逆に何かデザイナーが問題を起こしたみたいなことも、ハイブランドだと結構大きく取り上げられてしまうので、
そうすると結局ハイブランドってその洋服の主張がすごく強いので、それを着るっていうことはイコール、
そのブランドへの投票をしたことになる、趣旨に賛同したことにもなってしまうんですよね。
すごくその個性が強い、その主張が強いので、着てると見る人が見れば、あのブランド着てるなってわかってしまうということは、
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その人にとってそのブランドを着てるっていうことがプラスにならないといけないので、
そういう意味ではある種フェンディのようにプラスの活動をしているブランドは、それを身につけることで、
そういった社会運動に対してのイエスっていう意思表示ができるっていうすごく良い面もある反面、
そのブランドに何か問題が起こると、その悪影響が物に来るということもあるんですね。
なので、そういった面も含めて、そのお客様の活動の方向性とか、趣旨、理念と、
ブランドがちゃんと合ってるかどうかみたいなことも調査をして、
ブランドを選定して、そこから最近のコレクションとかをチェックしつつ、
やっと店頭に行って商品セレクトという流れになります。
なので、そういうメディア露出が多い方ではない人とは、
ちょっとその開門動向にご案内するまでの流れとかが、少しその点が違うのかなと思うんですよね。
私のこういう文化人向けのスタイリングって結構ニッチなところなので、
あんまりやってる人がいないんですよね。
なので、なかなかどういう流れでやってるのかっていうのは聞く機会も少ないと思うので、
ちょっと今日話してみたんですけど、なんかね、ハイブランドもそういう目線で見てみると、
すごく面白いというかね、どれを買うかが自分の意思表示になるっていうことがあるので、
バッグとか靴とかそういったものは絡まずハイブランドへ入門するっていう方も多いんですけど、
今期だとね、さっき言ったフェンディとかすごくいい流れでいい運動してるなと思うので、
そういうことを調べて、その活動に賛同する意味合いで買うっていうのが、
本当のって言ったらあれですけど、良い意味でのブランドの購入の仕方というのかな、
消費の仕方というような気がしているので、ぜひそのあたりも参考にしていただければなと思っております。
来週はね、そのあたりのお客様のお買い物投稿が終わったあたりなので、
お客様の話はもちろんしないですけども、
全体的な裏側とかブランドの話とかもまたできればいいなと思っておりますので、
引き続き楽しみにお聞きください。
またこういったお仕事の裏側で、こんなこと聞きたいなんてことがあれば、
ぜひぜひ番組概要欄にありますマシュマロからまた送っていただければ取り上げさせていただきたいと思います。
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今日は噛んだ回数が多かった。ごめんなさい。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。
おやすみなさい。