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2025-01-17 16:48

883.おしゃれのマンネリを打破する、「目を使わないおしゃれ」

「服は目で見て選ぶ」。

それが当たり前・・・だと思っていますよねぇ?


でも実は、視覚以外の感覚を使って服を選ぶことで、おしゃれの新しい可能性が広がるんです!

ストーリーに心を動かされて選んだ服、着心地から選んだ服などなど・・・。私たちの感覚の使い方を少し変えるだけで、これまで気づかなかった新しい選択肢が見えてくるお話です。


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はい、ということで始めます。おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で883回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻き付くファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをわざわざ解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師の岸野梨沙です。本日もよろしくお願いいたします。
さあ、今日のおしゃれワンポイントレッスンとしまして、今回もビデオポッドキャストでお届けしていますので、スポーティファイあるいはYouTubeポッドキャストでご覧の方は、私の映像も引き続き見れると思うんですけども、
結構この、よくいただく、パーソナルスタイリングでよくいただくご質問で、柄物、いろんな色が入っている柄物のアウターの中に着るもの、合わせるものに何色を使ったらいいかわからないという方結構いらっしゃいませんか。
ついこういういろんな色が入った柄物のカーディガンの中に着るタートルネックは、白や黒など無難な色を選んじゃうって方多いと思うんですよね。
まあそれもいいんですけど、やっぱりいつも白じゃ真ん中にしちゃいづらいんですか。
で、そこで何色を合わせたらいいかっていうと、すでにその答えは上に着ている柄物の中にある。
いろんな色が入っている柄物であれば、その中に入っている1色を繰り返せば、すごくコーディネートとしてまとまるんですね。
なのでこのカーディガンの場合には、グリーン、明るいグリーンとちょっと暗めのグリーン、あとは紫っぽい色も入っているし、オレンジ、あとは黄色も入っていますので、
この中のどれかをインナーにするだけで、すごくまとまりが取れるんですね。
今日は私はこの中から黄色を繰り返して中に使うことで、コーディネートにまとまりを出しています。
ということはつまり、いろんな色が入った柄物であればあるほど、合わせられる色がたくさんあるっていうことにもなるんですね。
これ結構逆に考えている人多くないですか。いろんな色が入っていると色合わせが難しそうって考えている人多いと思うんです。
それで白とか黒とか何でも青色に逃げちゃうって方多いと思うんですけど、そんなことはなくて柄の1色を使って他のアイテムに繰り返していけばいいんです。
なのでこれを覚えるといろんな色がたくさん入った柄物が怖くなくなりますので、ぜひ活用してみてください。
ということで、今日は前回お届けした内容と微妙につながっている内容でもあるかなというところでお話ししていきたいんですけど、五感のお話。
前回はこれまで着れた服がしっくりこなくなる理由として、皆さん自分の外見の変化に原因を求めがちだけど、
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実はそうではなくて自分の体の感覚が変わったということが原因なことも結構あるよって話をしたんですね。
前回まだ聞いていない方はぜひ聞いてみていただきたいと思うんですけども、そんな感覚からおしゃれのマンネリを打破する方法についてお話ししてみようと思うんですけど、
五感の話でいうとね、最近私趣味というか新しい趣味ができまして、ゲームに今更ながらハマっているんです。
私もともとね、世代的にはいわゆるファミコン第一世代みたいな感じで、本当にスーパーマリオができたとき、ファミコンができたときに小学生でもど真ん中世代だったんですよ。
だから私と同じ世代の人ってそこからずっとゲームにハマり続けていて、家庭用のゲーム機がいろいろ出ましたよね、それをずっと渡り歩いてっていう人って結構多いんですよ。
なんですけど私は全然ゲームにハマれなくて、なぜかというととにかく下手だったんです、ゲームが。
全然うまくできなくて、なんじゃいみたいな感じでコントローラー投げて終わったんですよね、子供時代は。
そこからずっとゲームというものを、もちろんスマホゲームに至るまで全くやらずに過ごしてきたんですが、子供が生まれて、その子供がとてもゲーム好きな子に育ちまして、主にはスイッチ、ニンテンドースイッチですけどをずっとやってるんです。
動画を見るのもどうかなというか、そんなに面白いものをどうするだったら私もやってみようということで、一緒にやり始めたんですね。
相変わらず下手なんですけど、でも小学校の時と今の私は大きく違う。何かというと頭で考えてトライアンドエラーができるんですね。
それで、なんで私がゲームが下手かっていうのがだんだんわかってきたんです。
一番大きな原因が五感の私の使い方の癖にあったということです。
私は五感のうち、五感ってわかりますよね。視覚、目で見る、聴覚、耳で聞く、嗅覚、鼻でかく、嗅ぐ、あとは味覚、口で味わう、あとは触覚、触るんですよね。
これ五感ですけど、幸いなことに私は五感は全て大きな特性がなく使っているわけですが、この中で私はすごく視覚、目で見るということに普段から頼りがちなんですね。
感覚って聞き感覚みたいなものがあって、その人個人個人によってどの感覚に頼りがちか、世の中を認知する、世界を知覚しながら人間は生きているわけですけども、どの感覚に頼って生きているかっていうのは結構癖が人それぞれあるんですね。
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もちろんどれかの感覚が欠損してしまって目が見えないとかですね。聴覚に頼らざるを得ないみたいなことは当然あるんですが、
五感が揃っている方でもどれかに依存しているケースがすごく多い。どれか一つをよく使っているというケースがすごく多いんですが、私はそれが視覚なんですよ。
すごく目に頼った状況判断が多い。なのでゲームも基本的にめちゃめちゃ目に頼っているんです。
これが何が悪いのって思うじゃないですか。私も思ってました。だってゲームって見るもんでしょって。なんですけど、アクションゲームとかシューティングゲームとか、すごく速さを要求されるゲームでは視覚に頼ってたら追いつかないんですね。
速すぎて。で、多分それももともと動体視力といって動くものに対する視力がすごく高い人、能力が高い人は視覚に頼りっぱなしでも全然いいんでしょうが、私はそんなに動体視力が良くはないので、視覚に頼っていると、目で見て敵が来たとか、穴が開いてるって思う頃にはもうその穴に落ちている。敵にやられているという状態なわけです。
なんでどうするかっていうと、目で見ようとしない、別の感覚を使うっていうことが大事なんだなってことがわかったんですね。具体的には聴覚、あるいはちょっと語感とは離れましたが聴覚に発生したリズム感。これでやるっていうのが正解だったんだっていうのがすごいわかったんですね。
例えば私が、これ笑いますよ、聞いたら笑うけど、一番できないのが、例えばスーパーマリオなんかでも、カメをポコって切ると、ブロックとブロックの間で行ったり来たりカメがぶつかってするじゃないですか、それをもう一回踏んで乗り越えるみたいな時に、
必ず私は踏めずにその手前あるいは奥に落ちてしまって、跳ね返ってきたカメにぶつかって死ぬっていうのがお決まりなわけです。これも目で見て、カメがここに来た、今だでは間に合わないんです。
そうじゃなくて、見ない。見ないで、バンバンバンポって音のリズムだけで判断した方が、よほど正確にいけるわけです。こんなのみんなわかってるって思うかもしれないですか。ゲームができてる人っていうのは、これは無意識にできてる。おそらく聴覚とかリズム感が、もともとすごくいい方だと思うんです。
でも私はゲームというのは、とにかく目でやるもんだっていう何らかの思い込みがいつかできてしまったので、テトリスはできるんです。だけどアクションゲームみたいな、目で見ても追いつかないものは全然できなかったんです。
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それがわかってからというものを、私のアクションゲームのレベルがちょっと人が向けまして、と言っても全然普通の人に比べたら下の下なんですけど、とりあえずなんでそこで落ちるのってところで落ちなくなるっていうね、これは私にとってはとても大きいことなんですね。
なのでやっぱり使う語感の種類を変えると、新しい世界が広がるなっていうのをゲームという、これまた新しい世界で私は改めて気づいたんですね。
この語感の話、当然ファッションにも影響してくるわけですよ。今月のノートのメンバーシップ、有料メンバーシップでやってます。
スクソーシニダボの記事でも、実はこのファッションと語感の関係という記事を書いてまして、一番初めの一本目の記事は皆さん無料で全文公開してますので、ぜひリンクを貼っておきますので見ていただきたいと思うんですけど。
ファッションを選ぶときにも語感の癖っていうのはすごく影響するんです。
ただ具体的には語感の中で嗅覚と味覚っていうのはあんまりおしゃれに関係がないので、基本的には語感のうちの3つ、視覚と聴覚、聴覚プラス言語感覚なんですけど、と嗅覚、体感覚、体の感覚って言うんですけど、この3つが大きく影響するんですね。
なので、その苦手だとしたら、おしゃれっていうのは基本的にゲームと違ってほとんどが視覚なので、おしゃれが苦手だなって思う方はやっぱり視覚にあんまり頼ってない人がすごく多いなっていうところ。
私はゲームは視覚だと思ったけど、実質ゲームは視覚も聴覚、リズム感を全部使うものだったので、私は聴覚、リズム感が使えてなかったからだった。
おしゃれは視覚がメインなので視覚に頼った生活をしていない、視覚が研ぎ澄まれていないとなかなか難しく感じちゃうってことはあるんです。
まずこれが前提ではあるんですが、ただ視覚以外をファッションで使わないわけでは決してなくて、例えば目で見て、これが好きだなとか似合うなっていう判断はもちろん基本としてあるんですが、それ以外のですね、例えば聴覚で言うと、人からの評判なんかを参考にしてこう選ぶっていうことになるんです。
あとは何かの文章を読んだりして言語情報として入ったものをきっかけにこう選ぶ、ある不公式に。
これすごくよくあるケースが、例えばホボニチってあるじゃないですか、伊藤石部さんがやってる、あそこので販売している商品が好きな方なんかに結構多いんですけど、私がよくコラボさせていただいているフェリシモさんとかもそうなんですけど、
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フェリシモさんもホボニチさんも結構商品の背景、バックグラウンドをかなりきっちりサイト上であるいは紙面上で語ってくれること多くないですか。この商品はこういう気持ちを込めて作りましたとか、この記事はこういう記事です、こういう産地のものとか、
そういうストーリーを読んだだけで、物を見なくても好きになって買いたくなっちゃう人。それは極端ですけど、物を見ただけではあんまり気に留まらなくても、ストーリー開発秘話とかそこに込められた思いみたいなのがつつつと語られていて聞かされたり読んだりすると、一気に好きになっちゃう。
こういう方は聴覚、言語感覚が強くて、それをもとにおしゃれを楽しむ人。結構多いと思う。ネズミストーリーが好きな人も多いかも。
同じような見た目のものでも、たくさん背景が語られるものとそうじゃないものがあったら語られているものを圧倒的によく感じる人はやっぱり聴覚が強い方ですね。
聴覚、体感覚が強い方っていうのは結構相当つきやすいと思うんですけど、地獄を中心としてする。どんなに見た目がいいなと思っても着てみないと全然判断がつかない。
むしろ着てみて自分の体が気持ちよくて動きやすいなとか生活しやすいなとか居心地がいいなと思ったら見た目なんか問わず買っちゃうっていう人は聴覚、もう私たちの服装審議失格で言うと体感覚が強い人なんですよね。
その自分がどの感覚が強いのかを知った上で、自分が普段使ってない感覚を使って洋服を選ぶことで、これね、オシャレのマンネイガハにも使えるんですよ。
人間どうしても一つの感覚だけに頼って、これオシャレに限らず、一つの感覚だけに頼って物を選んでいると、どうしても選択肢が狭まってくる。
同じ観点でしか物を選んでいないので、似たような物ばかり選ぶことになっちゃうんですね。
なので、そこを一回取っ払って違う選択眼で、違う視野から見てみて選ぶと、全然また違った切り口で物を選ぶようになるので、また選択肢が広がっていくんですよね。
これオシャレにも見えることで、やっぱりオシャレが得意な人は特に見た目で何をしちゃうんだけど、段階にもいったん固まってくるので、そうすると同じような物ばかり結局買っちゃったってなるんですよね。
そういう場合にはぜひ一度勇気を出して、見ないで買うくらいの気持ちで、見た目じゃなくて開発されたストーリーを店員さんに聞いて、一番心に響いた物を買ってみるとか、
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あるいは、見た目安いやなくても試しに着てみて、着心地がいい物を買ってみると、今まで自分は選ばなかったような物を買うことができるので、
ぜひオシャレにマンネリを買いに行ったら、今まで自分が服を選んできた感覚、知覚とは違う知覚を使って、服を選んでみるということをぜひやってみていただきたい。
ブラインドで服を選ぶとかにも結構面白いんですよ。見ないで触り心地だけでこれ、これか、みたいな。
でも絶対それは触り心地は好きに買うので、あえてそうやって買った服をどうやって手持ちの物と合わせて着てみようかなと思うことで、またコーディネートの幅も広がるし、ファッションスキルも上がっていくので、ぜひ面白いので楽しんでいただきたいと思います。
オシャレにマンネリを買う方は、今まで使った感覚とは違う感覚を使って、服を選んでください。
この五感とオシャレの関係性、ファッション・知覚分類と呼んでいますけれども、この服装心学のお話は、ノートのメンバーシップ、服装心学でより詳しく自分のタイプの見分け方なんかをお届けしておりますので、ご関心のある方はぜひぜひ会員になっていただいて、読んでいただけたら嬉しいです。
番組概要欄にリンク貼っておきます。
ということで、この番組ではわざわざ皆さんからのお悩み、ご質問をお待ちしております。
自分はこの感覚かなとかね、自分の五感の使い方のせいでこんなことがあったな、みたいなことがあれば、ぜひそんなお話も聞かせてほしいです。お気軽にお送りください。
ということで、また次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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