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はい、ということで、今回は皆さんからお寄せいただいたお悩みに回答する回ということで、早速読んでいきたいと思います。
今日お悩みをお寄せくださったのは、ブラウニーさんからでございます。読みます。
こんにちは。いつも楽しく拝聴しておりますブラウニーと申します。
ジュエリーの選ぶ方についてアドバイスや考え方をお伺いしたくマシュマロを送らせていただきます。
私はアラフォー既婚女性会社員で、この度結婚10周年を迎えることになり、夫が記念のアクセサリーを買ってくれるという話になりました。
その申し出は大変ありがたいのですが、これから先、こういった周年記念にアクセサリー類は送らないから、それらの分を含めて選んで、と言われました。
いわく、今後20年30年後に高価なものを買っても、死ぬまでに使える期間は短くなる。
だから今のうちに買って使い始めるのが良い、ということらしいのですが、
思うところはありますが、もらえるものはありがたくもらおうと気持ちを切り替え、とりあえず生まれて初めてジュエリー店を回り始めました。
しかし、いざ人から贈られる一生分のジュエリーを今選ぶと思うと、ダイヤより資産性のある金の方が、とかサイズが変わった場合を考えるとこのデザインはNGでは、
などと考え始め、今私はこれが欲しいという直感的で楽しい気持ちで選べなくなりました。
もう欲しいものは欲しい時に自分で買うのがいいのではないか、とすら思ってきました。
そこで、久野先生が考えるちょっと良いジュエリーの選び方や、長く愛用できるジュエリーはどういったものか、
また長く愛用されているアクセサリーに関するエピソードがあればお伺いできれば幸いです。
インフルエンザアゲットを伺いましたが、どうぞご自愛ください。これからも応援しております。
ということで、ありがとうございますブラウニーさん。
今日はこのお悩みに回答していきたいと思います。
オシャレなロイトブラジオ、本日で884回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールオシャレの呪いをわさわさと解いていきます。
服装心理学をベースにオシャレをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで公認心理師の木沢のりさです。本日もよろしくお願いいたします。
ということで、オシャレの呪いということでいろんな思い込みを解いてきましたけど、
結構このポッドキャストでよく扱ったのは、一生物っていう呪いは結構解いてきたんですよ。
この私の方向性からいくと、今回の回答も単に一生物の呪いの選び方っていう回答にはならないだろうなっていうのは、
よく聞いてくださっているリスナーさんだと想像がつくかなと思うんですけど、
ブラウニーさんにも、木沢先生が考えるちょっと良い呪いの選び方や、長く愛用できる呪いといったものが
お伺いできればって書いていただいたんですけどね。
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それを答えることが本当にブラウニーさんのためになるのかなってちょっとメッセージを読んでいて、ひしひし感じてしまって。
なので、なんかそれを答えちゃうとさ、ブラウニーさんにその良い呪いを買うっていう
その方向で背中を押すことになりますよね、たぶんね、私は。
それがいいのかなっていう感じがちょっとあるので。
まずね、本当に一生物呪いで買うっていうところはちょっとね、一緒に考えたいんです。
で、今回の課題というかテーマの一つとして、やっぱり買い物の仕方さんとか、
その副食品との付き合い方みたいなものがまずあると思うんですけど、それってすごく人それぞれなんですよね。
で、その良いものを長く使うのが幸せな人もいれば、全然そうじゃなくてっていう人もやっぱりいるわけで、私は完全に実は後者のタイプなんです。
私も例えばそのアパレルメーカーに就職した時に、こういう業界に入ったのであれば、ちょっと良いジュエリーをとかね、それこそ良い一生物の洋服をって思ったこともありましたさ。
あったけど、結局ね、奮発して買ったティファニーなんちゃらとかさ、色々あるけど、結局使えなくなる。私はね、私は。
で、そりゃそうだよなって。この業界に入ったら一生物のなんとかをとか、社会人になったら一生物のなんとかをっていうのって、私の考えではないから。
それはファッション雑誌だったり、いろんな情報源からある種、刷り込まれた誰かの価値観であって、誰かの価値観が刷り込まれた結果、自分の元々の考え方とフィットして自分の価値観になることももちろんあるんですよ。
だから、こう、自分以外のね、よそから入ってきたその価値観を自分の中に取り入れることが全部が全部失敗するとは全然私は言わないんですけど、でもやっぱり人からもらった価値観がやっぱりずっと人のままで自分のものにならないっていうものも絶対あると思っていて、
私の中ではその絶対自分のものにならない価値観っていうのが一生物のなんたらなんです。
こういう人って、一生物のものを持ってなきゃいけないって思い込んでる人に対して、その価値観が合わない人っての割合って結構私多いと思っていて。
なので、一生物をはなきゃっていうのって、本当にあなたの考えかどうかもう一回考え直してねっていうのは、このホッツキャスも結構言ってきたんですよね。
なので、私はもう自分で失敗して、あとはより心理学を深く学んで、自分の性格もわかるようになった上で、
あ、私という人間は一生物なんていうのは私の中には存在しないなっていうことがわかったので、
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だからせっかくブラウニーさんに、もし長く愛をしている悪性があればみたいなことを聞いてもらったんですけど、ないんですっていう答えになっちゃうんです、申し訳ないけど。
私はその時の気持ちで、こういう突拍子もないリング買ったりとかするのが好きなんです。
でもこれもきっと数年も経っても使わなくなるんですけど、それも織り込み済みの価格で買ってるんですよ。
ブラウニーさんどうですかね、というのはあります。考えてみてください。
現状は夫さん、ちょっとここで注釈入れておきたいんですけど、
普通旦那さんとかご主人とか言って思うんですけど、ご主人とか旦那って違う意味も含まれちゃってるので、
私はこういう時、夫というフラットな意味のニュートラルな意味の言葉にさんをつけます。
ちょっと違和感あるかもしれませんが、すいません。
現状はブラウニーさんの夫さんの思う、いい買い物になっちゃってるんですよ。
それがどうかっていうこと。
夫さんは多分そういう価値観なんでしょう、じゃないかなと思うんです。
今回は送り物っていうことなので、夫さんのお金で、ポケットマネーで買ってもらうんだということであるならば、
夫さんの髪だし、夫さんの思う買い物の仕方で買ったほうがいいのかと思うんですけど、
でもそれってプレゼントかなと思うんです。
送る相手が本当に欲しいものを本当に欲しいやり方で送るのが本来のプレゼントじゃないかなと思うんですよね。
って考えると、これ夫さんの完全ポケットマネーだったとしても、
買い物の仕方まで指定されてそれを飲むのはどうなんだろう。
夫さんのポケットマネーとはいえ、今は整形を一つにする家族なわけで、
そうすると自分にも影響がないとは言わないわけで、
ちょっと半分自分のお金みたいなもんじゃないですか、夫婦だったら。
だとしたら、その2人の大事なお金を、片方が全然家に沿わない方法で消費しようとしているのであれば、
それこそはもったいないものなんじゃないかなって思うので、
これを機会に高額品って、高額品って一生の中でそんなに買う機会がないから、
意外と夫婦間で、その高額品の買い方と捉え方のずれって気づいてなかったりするんですけど、
今後いろんなタイミングで、そのジュエリーに限らず高い出費ってあるじゃないですか。
そのタイミングで知るよりは、今買っても買わなくてもどっちでもいい、
ブラウニーさんに悪いけど楽しみに言ってるのに。
でもどっちでもいい選択肢があるね。買う買わないっていう選択肢がある、
その10周年記念アニバーサリー、記念とアニバーサリーは一緒か、
10周年記念のジュエリーっていうお題でね、
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それをいいきっかけとして、その高額品に対する態度、買い方みたいなものを
一人の中ですり合わせをしておいた方がいいんじゃないかなって思うんです。
それは必ずしも一致させておくってことじゃなくて、
違うなら違うで、違うことをはっきりさせておくっていうこと。
それを前提に、じゃあ今回の10周年記念はどうなんだって、どうするんだって話になると思うんですけど、
まずはお互いの価値観の違いはしっかり明らかにしておいた方がいい。
お互い把握しておいた方がいい。どっちかに合わせるってことじゃなくて、
違うんだね、だったら違うんだねっていうことをお互い把握しておくっていうことが大事なんじゃないかなっていう風に思うんですよね。
だから多分人間っていうのは基本的に自分の考え方、価値観っていうのが基本だって思いがち。
相手もきっと同じだろうなって思いがちなので、
特にその高額品の買い物の仕方なんて早々人とすり合わせる機会なんてないですから、
だからやっぱり自分の考え方が当たり前だよね、標準だよねって思いがちなので、
だからこそ悪気もなく、夫さんもその方がいいに決まってるよねっていうことで、
ちょまちょまちょまちょま、ちょこちょこちょこちょこ、
何周年何周年って小分けに予算をして買うよりも、今ドバンって買った方がいいよねって良かると思って言ってるなと思うので、
いやそうとは限らないよっていうことなのであればブラウニーさんが、
まずそれを伝えるっていうのが、今後の夫婦関係においてはすごい大事なことなんじゃないかなって思うので、
よく考えたら、私も夫と同じ考えなら全然いいんです。
だけどなんかねメッセージ読んでるとそうじゃない、思うところもあるって書いてあるしそうじゃないかなと思うので、
思うところがあるならお話し合いした方がいいんじゃないかな、なんていうふうに思うんです。
あとはジュエリーとか福祉品についての買い物の仕方として、
捨てっていうことを客観的に考えると、もちろん今後20年30年後に高価なものを買っても、
死ぬまでの期間が短いから今後に買っておこうみたいなのは、
本当に高くて欲しいものがあったときにする考えとしては全然ありだと思うんです。
すごい高いものがあるけど、今の私にはすごい予算オーバーだ。
だけどこの予算が溜まるまで待っている期間使えないよりも、
今多少無理をしてでも買って早く使い始めた方が結果はお得になるかもしれないし、
最終的に飽きたら売れるものを買っておけば、ある程度のリターンもあるので今のうち買っておくみたいなのを、
欲しい高いものがあるときにそう思うんだったら全然ありな考え方だと思うんです。
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だけど今それぐらい今後20年30年40年使えるぐらい、
惚れ込んだっていうものがないときに、そういう価値観を持ってそれを探すっていうのは、
なかなかちょっと本末転倒というか難しいんじゃないかなと。
それはもう投資になっちゃうんですよね、完全なる。
もし投資の対象として服飾品を買うということになると、これは一般の方にはなかなか難しいかなと思います。
最近その投資目的も兼ねて時計を買う、ジュエリーを買うっていう方結構いらっしゃるので、私のお客様にもね。
なのでそういう観点から私がプロとしてアドバイスすることはありますけれども、
アドバイスを求められるぐらいなので、やっぱり普通の方がそれを自分でやるというのはなかなか難しいから、
そういう意味ではお勧めしない。
夫さんは多分そういうものがあると思ってるんじゃないかなと思って、ジュエリーの中に。
もしジュエリーに詳しくない方であればね。
車のように割と資産価値が測りやすくて、あとは不動産のようにっていうものがあるって思うのかもしれない、
思ってるのかもしれないんですけど、服飾品って結構みずものなところがあって、
一回トレンドから外れてしまったりとか何かの事情で、
あとなっても高く売れると思ったものがそうじゃなくなっちゃうことって結構あるものなんですよね。
だから投資対象としてはすごく難しいものなので、あくまで自分が好きであることっていうのが第一大に。
その先にもしかしたら飽きたら売れたり、あとは子供に譲り渡したりっていう資産として持っておけるっていうのが、
もしかしたらあればいいなぐらいの感じで買うならいいんですけど、
投資とか資産価値みたいなのをメインにしちゃうと結構大変かなっていうのがあるので、
そういう意味でもあまり私はお勧めしないかなと思います。
とはいえね、ちょっといいものを買う時の考え方っていうのを聞いてもらったので、
そこも少し一般の方ができる、失敗しない範囲でお話しするのであれば、
まずは誰もが知っている、名の知れたブランドのものの中から選ぶということ。
ちょっと黒人好みのものとか選ばないということですよね。
これがまず大事。そういうお店は多分もう既にブランディーさん回ってらっしゃるなと思うんですけど、
そういうブランドのものを選ぶ。
これはやっぱりリセルにかけたりするときに、ブランドだけである程度決まっちゃう部分があるからですね。
で、ちゃんと正規店で買うということですね。
あとは、やっぱり資産価値ってことで言うとゴールドでしょうねっていうのは正直あるかなと思います。
最悪とかしてるみたいなところもありますしねっていうところで。
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あとは、それぞれのブランドに定番品みたいなのがやっぱりありますよね。
そのシーズンだけのデザインではなくて、昔からずっとあるという若干リニューアルデザイン変更があったりするものの定番品というのはそれぞれに
このブランドといえばこれみたいなのがあるので、その中から選ぶっていうのが非常に無難というか安全、不確実性が低めかなというところではある。
その中ですごくブラウニーさんが惚れ込んで、これなら今の私はすごく好きだし長く使いたいと思うし、
で、その先に資産価値っていうのがあったりすればメッケモンかなぐらいに思えるぐらいそっちはおもけだなと思えるぐらい惚れ込んだものがあるのであれば
それを買うっていうのが一番いいんじゃないかなと思うんですけど、そういう観点で選んでみて、どれ買っていったらこれかなみたいな感じで買うのであれば
私はかえってお金がもったいない気がするので、その胸を夫さんに伝えるべきかなって思いますね。
確かにこのものをつけていて嬉しいという感情を最終的には買っているわけですよね、私たちは。
幸せを買っているわけですね。服を買っているわけでもないし、ジュエリーを買っているわけでもない。
それを身につけたときの幸せな気持ちを私たちは買っているんだと思うんですね。
確かにこの幸せな気持ちが何を買ったとしても同じぐらいの量なのであれば、早く買ってその幸せをずっと長く味わい続けた方が得じゃんという理論は成立するんですよ。
なんですけど、その幸せの量が物によって変わるんですよね。
だから例えば、幸せレベルが10がマックスだとして、3しかないものだったら、それをだらだら10年つけても幸せポイントって30ポイントしか味わえないじゃないですか。
だけど一気にこのものすごい好きドカーン幸せポイント10マックスみたいなものがあったら、それを3年つけているだけで幸せポイント30年分の10分の1の時間で当たり前ですけど、10分の1でそのポイントを稼げちゃうんですよね。
だから資産価値とかって考えちゃうとあれなんですけど、自分の幸せを買うって考えると必ずしも無理して高いものを早く買うことがいいとは限らない。
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そのあたりも今みたいな話し方をすると、もしかしたらバラウニさんの夫さんには伝わりやすいかな。幸せっていうものも購入する価値、購入して得られる価値として数値化して考えるというふうに伝えるとちょっと伝わりやすいかなというふうに思いますので、ぜひそんな伝え方も試してみてください。
良い話し合いになること、そして2人にとって納得のいく10数年記念のものが買ったり食べたりすることができるようにお祈りしております。
こういう感じでね、買い物の仕方ってその人を表すんですよね。
だから自分に合った買い物の仕方、つまり自分に合った幸せの見つけ方なんですよ。それを見つけることっていう、そういう買い物ができるかどうか以前にまず自分の幸せのあり方がわかっているということだけで、すごくそれだけで幸せなことなんですよね。
だから、服の買い物を自分なりに繰り返して、何か失敗して、これは私の幸せじゃなかった、これも違ったって失敗しながらたどり着くのもいいんですけど、できる限り失敗なく、私って何だろう、私の幸せって何だろう、聞いては私らしい買い物の仕方なんだろうっていうのがわかって、わかったほうがいいじゃないですか、失敗する前に。
だからそういうことを見つけてほしいなっていうのが、私がやっているノートのメンバーシップの服装審議ラボなので、ぜひぜひその辺ちょっと自分らしさ、自分らしい買い物の仕方、おしゃれな付き合い方、ちょっと今年改めて見つけてみたいなっていう方は、ノートの服装審議ラボの方を覗いていただけると嬉しいです。
番組概要欄にリンク貼っておきます。ということでこの番組ではまだまだ皆さんからの悩みご質問をお待ちしております。
こちらも番組概要欄にリンク貼ってありますマシュマロ、もしくはスポーティファイ、YouTubeでお聞きの方、ご覧の方はコメント機能を使ってお気軽にお寄せください。
ということでまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。