00:05
はい、ということで、金曜日でございますね。8月13日、本日で314回目の配信でございます。
おしゃれの呪いを解くラジオでございます。
昨日、一昨日ですね。一昨日の11日は、私がやっているファッションオンラインサロン、服装心理ラボの月1回の総会でして、
いやー、今月も楽しかった。ちょっとね、お盆っていうこともあって、少しリアルタイムでの参加の方は少し人数少なかったんですけどね。
まあ、それでも結構盛り上がりましたよ、今回は。今回も小物のコーディネート術ということで、
実際に私の生着替えならぬ、生小物替えとかも見せしつつ、ちょっと一つの洋服を小物で印象を変える方法とかをお伝えしたり、
もちろんね、今回も終わった後のZoom飲み会もありまして、Zoom飲み会でまたね、いろいろ深い話をしてきましたね。楽しかったですね。
まあ、今本当に人と会えないですからね。余計に楽しいですね。
ああいうなんかね、飲みながらあれこれ、全然違うエリアにいる人たちが集まって話すっていうね、
っていう話をさ、楽しかったなあ、よかったなあっていうね、幸せな話をしようと思ったのですよ。
なんかもう、ムナクソ悪いね。言葉が悪い。言葉が悪いよ。
ムナクソ悪い炎上がありますね。メンタリストとやらんのをね。もう名前も出したくないですよね、本当にね。
見てないですよ、あのYouTube。見てないです。
なんかちゃんと見てから評価すべきかなと思ったけど、もう十分ですね。見たって。
見たって、擁護できるところなんかないですよ。一発アウトですよ、あんなもんは。
だってなんでもPVあげたくないんでね、一つたりとも。見てないですけど。
ね、なんか本当勘弁してほしいなって思うんですよ。
なんか、怒りの次が楽譚というか、勘弁してくれよなんですね、毎回こういうのがあると。
どういうのかっていうと、心理学を標榜しているというか、心理学ってなんか言葉を使ってるビジネスやったら、
こういうことされるとね、本当にね、具体的に害が及ぶことがあるんですよね。
本当に勘弁してくれよって思う。
前もね、とある心理学系のサロンっていうかな、なんていうか、宗教みたいな感じになってましたけどね。
そういうところがちょっと炎上したりしてましたけどね。
実際ね、今回のメンタリストさんもね、心理学畑の出身じゃないんでね、もともとね。
なのでね、でもわかんないじゃないですか。そうじゃない人から見たらね、わかんないですよね。
そういう感じで、とんでもというか、今回の発言はとんでもっていう、軽い言葉で済ませちゃいけないような発言でしたけど、
03:08
とんでもが多いのでね、例えばうちの4スタイルパーソナルスタイルスクールとか、あとは服装心理ラボもそうですけど、
そういうところに入ってくれる方っていっぱい、心理学自体に興味がある方が多いので、
服装心理学以外にもね、広く色々本を読んでみたいという方が多かったり、
他にもそういうサロンとか、勉強するスクール的なところ、心理学系の学びを深めたいという方もいらっしゃるのでね、
お伝えするんですけどね、そういうとんでもが多いんですよってことで、
こことことは、こういう団体を注意してくださいなんてことをよく言ったりするんですよ、実は。
注意喚起を。それぐらいね、色々いるんですけどね。
なんであんなこと言っちゃったのかなってね、思うんですよね。
なんかこういう性分なんでね、私もね、なんであの人あんなこと言っちゃったかなって思うんですよ。
ビジネス的に考えても、決して得策ではない。
確かに延長商法だってみんな言ってますけど、でも失うものの方が多いんじゃないかなと思うんです。
ビジネスの成功イコール金額だとすると、逆に失うものの方が多いんじゃないかなって。
そんなにあれで延長して儲かる額が増えるかっていうと、これがきっかけに多分大きな仕事ができなくなるので、
ビジネス的に成功するかというと、そうじゃないと思うんですよね。
っていうことまで考えていくと、なんであんなこと言っちゃったのかなって思うんですよ。
思っちゃうんですけど、でもそれでハザードはいつも気づくんですよね。
のぎあき子さん、脚本の名作ドラマ。
皆さんご覧になってましたか?TBS系のアンナチュラルっていう名作ドラマありましたよね。
あれの最終話で石原さとみさん演じる主人公の美琴の名台詞がよぎったわけですよ、たまに。
無差別殺人を行った犯人に対して法の場で、法廷でご遺体を前にしてあるのはただ命を奪った事実だけ。
犯人の気持ちなんてわかりはしないし、あなたのことを理解する必要なんてない。
不幸な私なんて興味ないし、動機だってどうだっていい。
っていう風に犯人に言うんですよ。
まあその通りだなと。
加害者の言い分聞く必要ないし、心情なんかをおもんばかる必要ないですよねって。
こんなのだって、心情をおもんばかって、どんな動機で言ったか考えたところで、
こんなことを言うことが許される動機なんかないですよね。
ないんですよ。
だから、ああ、考えてやめようと思ったんですよね。
でも、ただですよ、自分たちが、私も含めて、自分たち、私が、
私が、こういう加害者にならないように、
っていうことは考えた方がいいなと思ったんですよね。
06:01
で、やっぱり、彼の発言本当にひどいけど、
でもオーカリスクの中で結構、最近ね、弱者が叩かれること、
最近じゃないのか、昔から多いですよね。
弱者が叩かれる、被害者が叩かれること。
最近やっとそれが違うっていう風に声が上がるようになってきたから、
目立つようになっただけで、
昔から被害者、弱者がなぜか叩かれるってありますよね。
この叩かれるというか、叩きたくなる理由、
人が弱者を叩きたくなってしまう理由を、
ちゃんと自覚しておかなきゃなって、そこを思うんですよね。
で、これ何かっていうと、これは本当の心理学ですけれども、
公正世界仮説というのが大きく影響してるんですね。
公正、公に正しい世界はワールドですね、世界、仮説。
公正世界仮説というのが私たちは持っています。
これどういう思い、どういう理想ですね。
理想論なんですけど、どういう理想かっていうと、
頑張れば頑張っただけ、成果が返ってくるとか、
あとは、いい人は幸せになれるとか、
いい人は幸せになれて、悪者は因果応報、悪い目に遭う。
悪いことをしたら絶対に捕まる、捨てられるっていう、
正しい世界であるこの世界はっていうね、
そういうふうに人は思いたいわけです。理想があるわけです。
そういう理想を持ってないと、やっぱり頑張れないんですよね。
頑張ったら頑張ったときに、この世界は報われるんだって思うから頑張れるし、
いい人が報われるんだと思うから、人に親切をしたりするとこもあるわけじゃないですか。
悪いことをしないようにしようって思ったりとか、
何か自分が悪い目になったとしても、きっとあの人には罰が当たるって思うから、
留意に下げられるっていうとこありますよね。
それが公正世界仮説。これをちゃんと信じている人ほど、やっぱり心が安定します。
当たり前ですけどね。心が安定するし、好調心が持てたりとか、頑張ろうって思えたりするわけで、
それ自体は悪いことではないんですけど、ただこの公正世界仮説を強く信じすぎる、
強く持ちすぎるとどういうことが起こるかっていうと、
良い人には良いことしか起こらないっていう理論じゃないですか。
なので、悪いことが起こった人は、悪いことをしてたんだっていうことになっちゃうわけですよ。
逆に考えるとね。
なので例えば、交通事故にあったっていう話を聞いたら、
危ない運転したんじゃないの?とかね。
よく横断歩道を渡るときに周り見てなかったんじゃないの?とか。
あとすごいよくありましたね。
痴漢にあった女性に対して誘うような格好をしていたんじゃないかとか。
あとはなんだ?泥棒に入られた人に鍵を閉めてなかったんじゃないかとかね。
今回何して言うと、生活保護を受けている人は頑張ってなかったんじゃないか。
だからそんなことになったんじゃないかって言いたくなっちゃうわけですよ。
09:02
で、なんでそれ言いたくなっちゃうかっていうと、
そう思ってないと怖いんですよ。
どんなに注意してても交通事故に遭うし、
どんなに鉄壁のガードをしてても痴漢に遭うしってずっと考えてたら、
怖くて生きてられないんですよね。
だから人はその恐怖に耐えられないので、
その恐怖が湧き起こるたびにそれを否定したくなるんですよね。
私は会わない、そんな目に。
私は会いたくないって思う気持ちが、
それをね、私は怖いんだって認められればいいんですけど、
そうじゃなくて、私は会いたくないって思う気持ちが
被害者や弱者を叩く気持ちになる。
私は弱者になりたくない。
私はあんなつらい目に会いたくないと思えば思うほど、
あの人にはそうなる理由があったんだ。
私にはない理由があって思いたい。
だから叩くようなことをする。
これ恐怖心の現れなんですよ。
なので、やっぱりネガティブな感情って認めたくないし、
叩いてたら、弱者を叩いたら、被害者を叩いたら
正しいことを言っているような感じになりますよね。
だからやっぱり気持ちが良くなっちゃう。
恐怖心は揺らいでいくし、
私の思っている公正世界、正しい世界というのは
ちゃんとあるんだって思えるから、
気持ちの安定は測れますよね。
でも、その弱者を叩くことで得た気持ちの安定は、
その誰かの痛みの上に成り立ってしまうわけですよ。
それって地獄じゃないですか。
何が公正世界だったのになりますよね。
なので、やっぱりその怖いという感情と
ちゃんと向き合うことだと思うんですよね。
これ以上弱者を叩かない。
自分の中にも叩く素質があるんだと思うんですよ。
誰でも。私もあるんだと思います。
なので、それにちゃんと向き合うこと。
それは私が恐怖心を持っているから。
人間は絶対恐怖心がありますよ。
失敗したくない。痛い思いしたくない。
その恐怖心を認めて、抱えたものはやっぱり辛いからね。
それをちゃんと怖いよねって。
どんなに注意してても、ああいうことってあるんだね。
怖いよねって、ちゃんと口に出して言い合えるかどうかだと思うんですよ。
恐怖心、その大元は立ちきれないですよね。
人間いつ死ぬか分からないし、いつコロナにかかるか分からないですよ。
どんなに注意しちゃってかかる。
けど、それを怖いよねって言い合うことで、薄れる、柔らぐっていうことはあるわけですよね。
なので、ちゃんと理不尽な目に遭うことが怖いっていうことに向き合って、
それを吐き出せる場所を持っておくっていうことかなって思います。
だから、ネガティブ感情から変に目をそらすと、やっぱり変なことになるなと思うので、
ちゃんとそれを吐き出せる場所を皆さん準備しておくことが、私もそうですよね。
私は服装診療があるのであるんですけど。
そういうラボがそういう場所になればいいなと思って作ってるんですけどね。
そういう場所を皆さん持っておきましょうね。
ということで、また明日。