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2024-12-18 22:28

#6 三木家の結婚1年目は、どうだったの?【with 家事シェア研究家】

「それ、結婚1年目に知りたかった!」をコンセプトに、結婚したら知っておきたい夫婦生活・夫婦関係のヒントを、その道のプロとともにお届けしていきます。

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【パーソナリティ紹介】
▼りんぺい(畔栁倫平)
結婚1年目で夫婦支援事業で起業。夫婦・カップル向けコーチング・コンサルティングを運営する「灯し屋」創業者。

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▼三木さん(三木智有)
NPO法人tadaima!代表。日本唯一の家事シェア研究家として、家事シェアを広める活動を行う。

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#結婚 #夫婦 #家事 #恋愛 #夫婦関係 #コラボ収録 #自己紹介
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サマリー

三木家の結婚1年目は、夫婦が同時に起業しながら家事を分担する波乱に満ちた生活です。彼らは共に苦労した経験を通じて、お互いの権利を獲得する重要性を学びます。このエピソードでは、三木家の結婚1年目における家事とコミュニケーションの重要性が語られ、特に対話を諦めずにお互いの理解を深めることで家庭の居心地を向上させる方法について考察されています。

結婚1年目の挑戦
こんにちは、りんぺいです。夫婦の知恵袋を聞いてくださりありがとうございます。この番組では、それ結婚1年目に知りたかったをコンセプトに、結婚したら知っておきたい夫婦生活、夫婦関係のヒントをお届けしていきます。
ということで、今回は家事シェア研究家の三木さんとお送りしていきます。三木さんよろしくお願いします。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
本日お送りするテーマは、三木家の結婚1年目はどうだったの?というテーマでお送りしていきたいと思います。
前回ですね、三木さんにこの家事シェアとはという風なお話をしていただいたんですけれども、そもそも三木さんが結婚1年目はどんな風な感じだったんだろうっていうリアルですね。聞いていきたいなって思ってるんですけれども。
三木さん、担当直年に1年目ってどうでした?その頃から家事シェアの源流があったのかどうだったのかなと思って。
そうですよね。1年目はね、うちはすごいバタバタしていて、僕が起業したのと結婚したのがほぼ同時だったので。
そうなんですね。
そう、だから結婚と同時に無職になったみたいな。
すごい。結婚と無職。
そうそう、結婚しましょうで無職っていう。で、結婚してあげてすっからかんみたいな。
なかなかですね。
そんな1年目だったなと思いますね。
じゃあすごい波乱の結婚生活みたいな。
いわゆる新婚生活でラブラブでみたいな感じじゃなくて、もうひたすら事業を通していこうみたいな感じで。
しかも僕がプロポーズする前ですね、同棲して一緒に住んでたんですけど、うちの妻はいつ結婚するんだってすごい僕のこと詰めてきて。
ただ僕起業したいしなーみたいなことを考えていたら、私の収入があるから大丈夫だと気にせずに今やってる仕事やめて新しい事業に前振りしていいよって言ってくれて。
で、よっしゃじゃあって言って起業することも決めて結婚することも決めて進んでいったのに、その数ヶ月後に妻も私も起業するって言って。
おお、そうかって。さすがに僕止める権利ないじゃないですか。
なかなかそうですね。
収入はって言えないでしょ。
よしじゃあそれで頑張っていこうみたいな感じだったので、2人とも起業1年目と結婚1年目が一緒みたいな感じなので。
すごい。
もう激ヤバでした1年目は。
結婚1年目でもダブル起業ってことですか?
家事シェアの試み
ダブル起業。だから2人ともプー太郎ですよ。ダブルプー太郎ですよ。起業なんて聞こえはいいけど、要はプー太郎ですから。
すごい。なんか夫婦生活だけでもね、なんかいろいろバタバタしそうなところですけど、お互いお仕事も新しいチャレンジってなると、結構お仕事、私生活も含めて結構大変だったんじゃないですか?
そうですね。ただやっぱ安心感があったっていうのが、どっちかがダメになってもどっちかが大丈夫なので、そこで生活はなんとかなるよねっていう感じはあった。
っていうのが別に僕の収入とか妻の収入にっていうことじゃなくても、結局なんて言うんだろうな、お互いその当時ってまだアルバイトとかも始めたりとかしながらやってたりしたので、子供もいなかったから生活はどうにかなるよねっていうところが結構安心感としては担保されてた。
まあ貯金もあったし、いくらかは。っていうところで結構やることできたなっていうのがあります。
すごい。でもなんかいいですね。この一緒に荒波を駆け抜けていったというか乗り越えていった感じがなんかすごいありますね。
そうですね。2人とも当時社会起業家みたいなのがすごい流行ってた時期で、お互い同じ分野というか、僕は家事シェアをやってて、うちの妻は女性の産後とかの就労支援みたいなことで起業をしていたので、やっぱり近しい分野だし、社会起業家界隈の女性とかサポートを同じように受けながらやっていたので、
2人で同じ支援を受けながらやってたりとかしたので、もうだから中間支援をしてくれるメンターへの悪口が家の中で止まらないという感じでしたね。
共通の敵というか。
敵ではないですけどね。
ありがたいんですけど、すごいダメ出しとかされるし、すごい言われるじゃないですか。だからもうあいつらマジクソだなみたいなことを夫婦で罵り合いながら、我々はよくやっていくっていう1年目でした。いいのかこれ。
ある意味一つの目標じゃないですけど、一致団結してというかね。
そうそう、一致団結して頑張ってました。
なんかね、すごいね、仕事上でも多分めちゃめちゃバタバタだったと思うんですけど、今回ミキサーさんは家事者研究家っていうのをその時にスタートされてらっしゃるのかなと思うんですけど、
仕事がすごいお互いチャレンジングな中で、家事とかの部分についてはあえて絞るとどうだったんですか?その時からうまく家事シェアできてて、今に至るのか?
ミキサーなりにそこでも壁があったのか?いかがですか?
それで言うと、うちは結婚前から家事シェアはある程度できるようになっていて、っていうのも同棲してたって言ったんですが、その時に同棲しようっていう風になった時に、当時僕が一人暮らししてた家に妻が引っ越してくるっていう形になったんですね。
僕当時インテリアコーディネーターやってたので、部屋をなんかシックな感じに、自分なりにこだわった空間にしていて、そこに当然妻の荷物がガンガン入ってくるわけじゃないですか。
そうなるとどんどんシックさが失われていくんですよ。
統一感があったね、このお部屋が。
統一されないものがどんどん増えていって、一個だけどうしても許せなかったものがあって、それが何かっていうとショッキングピンクのでっかい洗濯カゴだったんですよ。
うちの妻が持ってて、すごいでっかい洗濯カゴで、すごいビビットなピンク色だったんですよ。
シックな部屋に。
たぶんドンキとかそんなところで適当に安く買ったんだと思うんですけど、なんだこれと思って、でもほらなんだこれとは言えないじゃないですか。
だから恐る恐るね、すいませんがこの洗濯カゴに関しては買い替えたいと思うんですがいかがでしょうと提案をしたところですね。
洗濯しない奴が洗濯カゴについて文句言う権利なんかないんだよ。
ぶち切れられまして、ちょっと待てと。
じゃあ洗濯をすれば洗濯カゴについて文句を言う権利が得られるんだなと。
ということで別にまだ同棲してなかったから洗濯するもしないも決まってないわけです。
決まってないんだけどやっぱり思い込みとして男性だから男はそういう家事とかしないんでしょっていうバイアスが妻にもあったし、
当時僕まだ当然家事シェアとか言ってないので、インテリアコーディネーターだったから。
なので家事は男もするもんだみたいな価値観も別になかったんですね。
でもその家の中での権利を失うぐらいだったら権利獲得のためにやれることはやった方がいいよねっていうのはそれをきっかけにすごい思うようになって。
まだその段階で我が家は家事シェアのスタートを切ったっていう感じなんですよね。
夫婦の協力
僕が家のこととか部屋のことを主体的にやればやるほど僕は家の中や部屋のことを自分で好きにする権利を得られるわけですよ。
妻よりやれば僕の方が声が大きくなるわけですね。
確かに。
そうっていう感じでガンガン引き取っていったっていう感じです。
面白い。
ミキさんの中では権利を獲得するための戦いじゃないですけど。
戦いでした。
それを宣言した。やらない奴に言う権利はないっていうのを妻が宣言したので。
それは逆手にとってやり続ければやり続けるほど俺はこの家を好きにする権限を得られるんだっていう。
だからそこはもうガンガンですよ。
面白いな。そうですよね。家庭でどれだけプレゼンスというか存在感を発揮してるかっていうのがイコール。
ここの部分で私決めていいよねっていうところとイコールですもんね。
そうそう。だってやってる人が決めるじゃないですか。料理してる人がキッチンツールを選ぶわけじゃないですか。
そうですね。
当然。料理してない奴がこれがかっこいいからって選んだキッチンツールなんて。
お前やらないのに何選んでんだよってやっぱりなるので。
そうですね。
だから僕ねその時にすごい象徴的に思っていたのが別にうちの妻がそうだったってわけじゃないんですけど。
うちの実家ってトイレのペーパーホルダーに布みたいなの被せてたりとかしません?
ありますね。
ありますよね。で、その下に予備のトイレットペーパーを入れる布みたいなのがぶら下がってて。
で、鼻柄のふわふわしたベンザカバーみたいなのがついててそれとお揃いのトイレマットが敷いてあるみたいな。
僕あれがヘドが出るくらい嫌いだったんですよ。
そうなんだ。
かなり語弊はあるんですけど。
多分今はすごいそういうのでも素敵なデザインのものもあると思うのであれなんですけど。
当時僕それがすごく嫌で、それが嫌な暮らしの象徴として僕の中であったんですね。
別に妻がそうだったってわけじゃないんですけど、これは僕がそういう家の中の権利を失うことで必然的そうなってしまう可能性が出るという恐怖心も感じ。
だから自分がこうやらないことでああなってしまうかもしれないっていうことを思いながら家事シェアを進めてきた。
なるほどな。面白い。確かにどこの実家にもありますよね。
でもそれが僕の家事シェアの根本なので、僕家事シェア始めたのって女性の権利獲得のためとかっていうことではなくて、
男性が家の中でもっと暮らしやすく生きていくためにはやるべきことをちゃんと家でやらなきゃダメなんだよっていう。
むしろ男性のために始めたっていうのがあって、それは僕の経験から来ているところはあって、
家の中のことをやらない奴は男女関わらず家の中でのいろんなことをする権利とか権限とか発言権みたいなものを失っていくんだよっていうことはやっぱり僕の中では未だにやっぱりありますね。
それを得るためにも男性もやるべきことはちゃんとやらないと自分が損するよっていうのはやっぱりあるなと思います。
確かに前回も三木さん、男性のため家事シェアっていうのは女性にもつながるけれどもやっぱり男性だったりパパがやっぱり生きやすくなるための取り組みだし、
信頼獲得のための手段であるっていうお話をされてたなと思うんですけど、そこのまた別観点で権利というか、権利も一つの家庭で暮らしやすくなるっていう一つの材料だと思いますし、
その観点なくて面白いなって。家事しなかったらもう家、それはもう任せるしかないですもんね。何も口出しできる立場じゃないですもんね。
そうそう、妻の家っていうか妻の仕切る家庭になっていくんですよね。それがやっぱり僕としてはお互い辛いだろうなっていう、別に仕切りたくて仕切ってるわけじゃないだろうし、
っていうのでやっぱりお互い辛いからそこはお互いがちゃんとやろうよっていうことですね。
なるほど。すごいな。ミキさんのこの家事し屋の源流が。
実体験ね。
結婚1年目の家事シェア
見えてきましたし。でもそれを1年目というか、同棲されたばっかりの時から気づかれて、ここまで取り組まれてらっしゃるのがまたすごいなって思いました。
だから僕にとってやっぱりその家っていうのがすごく大事な存在だったっていうのがあるので、やっぱりその家をどう自分とか家族にとっての居心地のいい空間にするかっていうところは、
これはインテリアコーディネーターだった時代からずっと変わらない僕の命題だなとは思ってます。
ありがとうございます。すごい面白い。
その中で最後に聞きたいのは、結婚1年目のもし立場になった時に、これまで10何年もこの家庭を気遣いでこの家事し屋されてきて、
これやっておいたのは成功だったなとか、もしくはこれ振り返るとここもっとうまくできたなとか、これちょっとやっておいたらよかったみたいに思われることとかって何かあります?
これで言うと、僕がやったというよりは、うちの妻が諦めずにやり続けてくれてよかったなっていうことはあって、それは何かっていうと対話を諦めなかったっていうところですね、僕との。
僕、人前に出るとよく喋るんですけど、今もよく喋ってますけど、プライベートほんと喋んないんですよ。
そうなんですか?
家の中とかでも全然喋んないです。今は子供もいるし、多少喋りますけど、別に怒ってるとかじゃなくて、基本黙ってる。
そのイメージなかった。
人前に出てるとよく喋ってるので、そのイメージないって言われるんですけど、特に子供が生まれる前とかは、自分のことの話とか、自分の話とか別にしないし、
一人でパソコン眺めてたりとか、本読んでたりとかしてる方が楽しくて、人と対話をするのは特に興味ないみたいな感じだったんですね。
そうなると、やっぱりその夫婦間のコミュニケーションが取れないわけですよね。
別に避けてるわけじゃないけど、言わずに理解してもらいたいとか、言わなくてもこれぐらいわかるでしょみたいなのが結構根強かったんですよ、僕は。
で、そこで妻が言ってたのが、私はエスパーじゃないから、言ってくれなかったことは何もわからないし、理解しないと。
なので、言わなかったことはなかったこととして扱いますって言われたのね。
すごい。
言わなかったことはなかったことになるんだと思って。
すごいな、面白い。
っていうのがあって、だから、例えばわかんないですけど、食器洗った後に水切りかごに入れっぱなしじゃなくて拭いてしまってほしいみたいなことも、
いや水切りかごから拭いてしまうなんて常識じゃんみたいに、例えば僕が思ってたとして、
でも、それを僕が妻に言わなければ、妻は水切りかごの中に入れっぱなしでも何とも思わなければ、それはそれでそのまんまでいいという理解になるわけですよ。
でも、僕がそこを拭いてしまおうよっていう風に言って、拭いてしまうのが我が家のルールにしようっていう会話をすれば、そこで初めて我が家のルールとして認知されるわけで、
認知されてないのに嫌そうな顔をして、僕が舌打ちとかしながら拭いてしまっているとかっていう姿を見せても、それは向こうは知ったこっちゃないし、
気を使って察して、これはしまうもんなんだとかっていう風に思って理解はしないからね。
別にそういう具体的な話があったわけじゃないんですが、やっぱりそういう感じなんですよね。
なので、思ったこととか感じたこととか嫌だなって思っていることとか、これはちょっと違うなって思っていることとかが、割と僕でも顔に出るらしいんですよ、妻に言わせれば。
そうなんですね。
そう。なので、よく見てるんです、妻が。だからちょっとした変化とかで、いや今それちょっと違うって思ったでしょみたいな、何が違うって思ったのとか、何でそれダメって思ったのとかっていうのをすごい聞いてくるんですよね。
それで初めて僕は言語化することができるっていうか、なんか確かに思ったけど何思ってたんだろうなみたいなのを口にすることで初めてそれが少し言語化できて、妻に伝えてみたいなことがあって、
それをずっと諦めずにやり続けてくれたっていうのが、やっぱり1年目特にありがたかったし、これが5年目とかにやられても多分もうウザいんですよ。
受け入れられないんですよ。1年目だから割と素直に受け入れられたし、それで僕もちゃんと言葉にするようになった、できるようになったっていうのがあるので、これはもう妻のおかげだなと思ってます。
なるほど。いやすごい、対話を諦めないというか、言葉にしないとなかったことになるって結構衝撃的ですけど、でも理にかなってますよね。やっぱり言わないと気づけないし、さっきの三木さんが話された権利の話にもつながりますよね。
ちゃんと主張しないと、やっぱりこの家庭、この夫婦においては、という国においては、これは権利としては認められないのだと。尊重されないのだということですもんね、きっと。
対話の重要性
そうそう、だから察してくれることを、察することを前提にしたコミュニケーションって、やっぱ察してもらいたい側のエゴでしかないし、100%伝わらなくても当然だし、そういった意味では非効率的だし、お互いにとっていいことがないし、あと時間がめちゃくちゃかかるし、やっぱ不毛だなと思うんですよね。
そうですね。
せっかく言葉があって、もちろんノンバーバルなコミュニケーションも含めて、コミュニケーションの手段がたくさんあるのに、なぜ言葉を排除するっていうのは、僕が妻からずっと詰められる中で学んだことですね。
詰められる中で。
いろいろ問いただされる中で。
1年目の対話を逃げなかったことが、今に繋がっていらっしゃると思う。
そうですね、それは間違いないですね。
すごい。
めちゃめちゃ面白かったです。
今日の学びは、他の家事というのは、権利獲得競争であるっていう。
そういうことよ。
ことと、ちゃんと言うこと、主張することということも、また権利を獲得することなんだなっていうところだし、それをなかなか1年目にできてないご夫婦ってすごい多いと思うので、改めて必要性を感じました。
ミキさん、めちゃめちゃ勉強になりました。
今回ミキさん、ありがとうございました。貴重なお話。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
22:28

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