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  2. 第612回 スマートフォンの特徴..
2025-04-18 1:02:21

第612回 スマートフォンの特徴と技術を考える byそんない理科の時間B @sonnaip

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■オープニング
・スマートフォンの技術
・科学と技術
・ポッドキャストシンポジウム参加報告
・固定電話から携帯電話、スマートフォンへ
・スマホの特報
・スマホとはどんなシステムなのか



■スマートフォンをひもとく
・スマートフォンはどんなコンピューターなのか
・スマートフォンの手足
・いろんな道具がデジタル化したのでスマホに取り込まれた
・ハード/ソフト/通信それぞれの技術が歩調を合わせて進化した
・持ち歩くからこそ必要になった機能
・スマホだからこそできるアプリやサービス
・持ち物の多くがスマホの中に溶け込んでいった
・通信の速度と価格低下
・ハードウェアの進化と低価格化
・バッテリー
・空間電力伝送技術
・スマホはずっと使われるの?



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サマリー

このエピソードでは、スマートフォンの技術的な特徴やその進化について探っています。スマートフォンは手のひらサイズのコンピュータであり、アプリを通じて情報にアクセスすることが一般的です。タッチパネル操作の革新も重要なテーマです。 スマートフォンの特性や技術的な側面について詳しく解説しており、特にコンピュータとしての機能、カメラ技術、GPSの利用に関する進化が強調されています。位置情報サービスやセンサーを用いた情報収集の仕組みについても説明されており、ポイカツやGoogleマップなど、スマートフォンを活用したさまざまなサービスの進化や他のデジタルデバイスとの統合の重要性が語られています。 通信技術やハードウェアの発展、ウェアラブルデバイスの登場についても考察されており、特にデータ転送の速さや消費電力の改善がどのように生活に影響を与えているのかに焦点を当てています。 また、スマートフォンの技術的な側面や未来についても考察されており、ウェアラブルデバイスや脳へ電極を埋め込むといった新しい可能性にも言及されています。

スマートフォンの技術的な背景
よしやす
理科っぽい視点で身の回りのことを見てみませんか?
そんない理科の時間B 第612回 そんない理科の時間Bをお送りいたしますのは、よしやすと、
パオリです。
よろしくお願いします。
かおり
よろしくお願いします。
よしやす
今日は、スマートフォンの技術みたいなことを話そうと思っています。
かおり
スマートフォンの技術?
よしやす
そうですね。理科っぽい話もしてるんですけど、たまに技術っぽい話してるじゃないですか。
かおり
技術は理科ですか?
よしやす
どうなんだろうね。科学技術って言い方するじゃないですか。
理科は科学の方で、技術とはまた少し方向性が違うのかもしれないですけど、
サイエンス&テクノロジーのテクノロジーの方の話になるかなと思っています。
この前、4月の12日に大阪で開催されたポッドキャストシンポジウムというのに観客として行ってきました。
かおり
大阪ね。
よしやす
あんまりチケットが売れてないっていう風にこの番組でも言ったんですが、半分以上の方入っていたのと、
あと、この番組で宣伝したので、もしかしたら配信のね、当日ライブ配信のチケットというか、権利もあったはずので、
そちらとかも売れていたらいいかなと思っています。
みなさん、ほら、素人というか、なんていうの、趣味の範囲でポッドキャストをやってるんで、
そこが持ち出しになっちゃうと大変なんだよね、いろいろね、お金が。
かおり
そうね。
よしやす
場所代も払わなきゃいけないし、ある程度の人数が入らないと、せっかくやっても損してしまうみたいなことにならなきゃいいなって思っていて、
その後どのくらい見入りがあったかとかは聞いていません。
かおり
私自身はその前に大阪市立科学館、もう5年くらい前に、4年くらい前にオフ会をやった科学館ですね。
よしやす
その前?
そのくらい前だと思います。違ったっけ?2年前?
いや、何やともあれそこに行って、前回見られなかったプラネタリウムを見たりとか、リニューアルした展示を見たりしました。
次の日、万博が始まる日ね、4月13日に。
かおり
ブルーインパルスが飛ばなかった日ね。
そうです。
よしやす
私は万博記念公園という、1970年に万博をやったところにある国立民族学博物館というところに行って、半日いたというか、4時間近くいたんじゃないかな?で帰ってきました。
かおり
万博が始まる日に、昔の万博の、しかも万博ではないところにいたわけね。
よしやす
民族学博物館は、万博でいろんな国の人がいろんなパビリンを建てて、そこの伝統的なものとかを展示してたっていう流れもあって、設立されたんじゃなかったっけな?
かおり
全く関係ないわけじゃない?
よしやす
わけではないです。
かおり
はい。
よしやす
という感じで回ってきました。
なんとなくね、私は大阪市立博物館じゃない、科学館でも、誰かリスナーさん来たりしないかなと思ったんですけれども、そこは一人で回りました。
一方で、ポッドキャストシンポジウムでは、お声掛けいただいたりして、数人の方とコミュニケーションしました。
かおり
なるほど。
よしやす
なので、その節は何人かの方お世話になりました。
かおり
お世話になりました。
うちのヨシアスが。
スマートフォンの特徴
よしやす
という感じで、大阪のご報告です。
かおり
はーい。
よしやす
はい。
かおり
いいな、またちょっと地方巡業行きたいですね。
よしやす
オフ会。
そう。
ちょっと考えましょう。600回も過ぎたことだし。
かおり
ねー、どうしようかな。
はい。
よしやす
あとですね、古代DNA展のチケットですが、5人の方のうち4人の方にお送りしました。最後の方も送り先連絡いただいたので、この配信をしている頃には投函していると思います。
かおり
なるほど。
よしやす
はい。お待ちください。
お待ちください。
はい。ということで、今日はスマートフォンの話をするんですけど、もうね、今や多くの方がスマートフォンを持っているという時代になりました。
かおり
そうね、人によっては荷台持ちとかね。
よしやす
うん。で、私は、何だろう、自分の家には小さい頃は黒い電話がありまして、
かおり
おー、うちはね、黄緑だった。
よしやす
そうですか。一人一人に電話があるんじゃなくて、家に電話があるっていう状態だったのが、
かおり
まあ家電ですわね。
よしやす
そうそう。うちの父が、なんていうの、植木屋さんというか庭師をしていたこともあって、やっぱり外でね、電話ができると嬉しいっていうので、
一時期ポケベルを持ってたんですけど、携帯電話を買ってっていうのが、何年前だ、40年前ぐらいか。
で、私が携帯電話自体を買ったのは30年前ぐらいか。
で、その後、携帯電話時代が続いた後に、iPhoneが出てきて、スマホ自体がやってきたという感じです。
スマートフォンって何かっていうと、携帯電話の通信網を使って手のひらの中に入るような、ある意味コンピューターなんだよね。
スマートコンピューターね。スマホ。
コンピューター自体が頭がいいっていうので、スマートっていうのは頭がいいっていう意味だから、
かおり
もっともっと頭がいいってことじゃないですか。
よしやす
そうそう。で、そのね、スマートフォンが出る前って、折り畳み携帯とかが流行ってまして、
かおり
あー、はいはいはい。
よしやす
iモードっていうのがあったんだよね。
かおり
おー、そうね。あれは楽しゅうございましたね。着メロとかね。
よしやす
着メロとかもありましたね。
なので、日本の人たちというか私ぐらいの年、またはちょっと若いぐらいまでの人たちは、
携帯があって、iモード携帯があってスマホに行ったっていう流れがあるんですけど、
iモードでもね、iモード向けウェブサイトっていうのにアクセスできて、いろんな情報にアクセスはできたんですけど、
やっぱりスマホとの違いっていくつかあって、
違う言い方をすると、スマホの特徴って何かっていうと、
情報にアクセスするときにアプリを使うことが多いっていうのがちょっと特徴的なんですよね。
ほら、PCで何か情報を取ると思ったら、まずはウェブブラウザを開けることが多いじゃないですか。
そこで検索するとか、どっかのポータルサイトからアクセスするっていうのが多いし、
なんだけど、スマホってウェブブラウザから、要はChromeとかSafariとか、
そういうものからアクセスするよりも、アプリを使って通信をするっていうことが多いじゃないですか。
かおり
確かにそうね。
よしやす
なので、その辺が特徴的だなと思っていて、
今日はスマホってどんなものでどんな特徴があるかっていうのと、
かおり
その背景みたいなことがお話できるといいかななんて思っています。
よしやす
で、もう一回ちょっとまとめ的な話をすると、
スマホはアプリを使うっていうのが一つ特徴的で、
エコシステムって言って、
AppleとかGoogleがアプリストアっていうのを営業してまして、
そこでそこに並んでるアプリしか買えないんだよね。
そこに並ぶためには、AppleとかGoogleの開発キットを使わなきゃいけなくて、
Appleさんは儲けが二つあって、
一つは私たちがアプリを買ったりしてね、
その中でお金を払うと、
それの何割かをAppleが持ってくっていうのが一つ商売ね。
もう一個は、Appleは開発キットを開発者に売るっていうのも一つ商売としてあって、
それとスマートフォン自体を売るっていうのをやってるわけ。
GoogleはAndroid OSをハードウェアメーカーに売って、
例えばGalaxyとかXperiaとかっていうところはGoogleにお金を払うんですけど、
GoogleもGoogleが公認したアプリが売れたときには、
そこからいくらかもらうっていうのをやってます。
丸儲けじゃないかって思うかもしれませんけど、
そのためにインフラストラクチャというか、
要は通信できるように基盤というか、
OSを開発したりアップデートしたり、
研究開発をしたりっていうのもあるんで、
そこにはお金がかかってるんで、
独占禁止法的に問題があるんじゃないかって話もある一方で、
スマートフォンの操作と表示
よしやす
そういったような儲けの仕方をしてるっていうのが一つ特徴かなと思っています。
あともう一つが、タッチパネルに最適化した表示方法や操作方法っていうのも特徴的ですよね。
かおり
指でね、キーボードとかではなく。
よしやす
スマホっていうのが出る前に、
折り畳み式携帯とかそういう携帯からタッチパネルが付いた携帯電話って結構出てたんです、実は。
あとはその頃はパームとかっていうレンジ手帳みたいなやつもあって、
かおり
クリエだっけ?
よしやす
日本で出たのはパームOSが付いてたクリエっていうのが有名でしたけど、
そういうやつはスタイラスって言ってペンを使って操作するのが多かったんですよ、タッチペンを。
あとは任天堂DSもタッチペンだったでしょ。
なんですけど、スマホは指を使うっていうのもちょっと特徴かなと思っています。
今はね、タブレットでも指で使ったりしますけど、
スマホが出た頃は指で操作するっていうのはひとつ画期的だった。
ちっちゃいボタンっていうか、
例えばキーボードね、ひとつひとつのキーは指で押すにはキーをちっちゃく表示しなきゃいけないから、
タッチペンが必要だっていうふうに言われていたのが、
タッチパネルの精度を上げて指で触ったところが実際に感知されるところとずれてるっていうのを補正すれば、
ちっちゃいボタンというか、画面上のボタンも押せるみたいなものを作ったっていうのも画期的だったっていうのがその頃の技術革新だと思っています。
あとね、操作の中にドラッグっていう指をピッて置いたままズルズルズルってやってってやつとか、
あと特徴的なのはピンチっていう2本指で広げたり狭めたりするっていうのがあるじゃないですか。
これってスマホとかタブレットでしかやらないよね。パソコンではやらないでしょ。
かおり
逆にそれが出たからタッチパネル式のパソコンとかでもそういう操作ができるようになった気がする。
スマホありきで後からパソコンの方に広がっていった感じかな。
よしやす
だからiPadっていうのが出たとき、テレビCMでは地図をピンチとかっていう2本指で拡大縮小するっていうのがテレビCMで流れていて、
全員とは言わないけど、あ、なんか新しいことやってるっていう感じがそこから感じられたなを覚えてます。
かおり
なるほど。普段やらない動きをしていたわけね。その当時までは。
よしやす
そうそう。その頃すでにパソコンとかね、ソフトウェアを作るとかっていう仕事もしてたんですけど、
あ、この使い方は新しいっていうふうに感じたのを覚えてます。
かおり
へー、今でも覚えてないわ。
よしやす
なのでスマホの特徴はタッチパネルに最適化した操作の仕方や、それを前提にしたデータの表示方法っていうのも特徴かなと思っています。
だからスマホの画面に最適化したデータの表示と、
ウェブブラウザーとかね、あとタブレットみたいな少し広いところに表示するためのデータの表示方法って違うじゃないですか。
もっと遡るとiモード用のデータ表示も違うし、
なのでスマートフォンがたくさん売れたからあちこちのウェブサイトがスマートフォンで表示されるときにきれいに映るようにデータの並び替えとかね、
あとはウィンドウの大きさがちっちゃくなったら動的にアイテムを並べ替えるような対応っていうのがある時期すごくたくさんされました。
かおり
ありましたね。その当時結構ブログが流行ってて、結局打つ人は記事を打つだけで、
表示するブラウザがパソコンのブラウザなのかスマホのブラウザなのかによってどういうふうに表示されるかが、
それはサイトの方でも用意されているテンプレートかな。
なので打つ人はやることは一つなんだけど、結局見る人の環境に合わせてそういうふうに変えてくれてたっていうのがあったなって。
よしやす
そうなんです。で、今日本編では、去年の12月ぐらい、11月かな、にテーマシステムっていうのでお話をして、この番組でもね。
で、何でもかんでもシステムじゃないかっていう話をしたんですけど、
そうそう。スマートフォンっていうのを、こんなことができるっていうふうに機能とかね、特徴で捉えるとどんなふうに言えるかっていうのを、
いくつかの視点からお話ができるといいかなって思っています。
ということで、皆さんが普段使っているスマートフォンを技術的に。
かおり
お手元にご用意ください。
よしやす
お手元にご用意しなくても大丈夫です。
こんな特徴があるよというのと、技術的に見るとこんな感じですよというのをお話していこうと思っております。
かおり
はい、よろしくお願いします。
よしやす
さて、スマートフォンは手のひらに乗るコンピューターですって話をしました。
かおり
はい。
よしやす
お家でね、使うコンピューターとかって言っても、今の方はお家で使うコンピューターなんて知らないよって人もいるかもしれませんが。
えー?
いやー、そうですよ。就職する時とかもパソコン使ったことありませんっていう話とか、卒業論文スマホで書きましたって人もいるんじゃないかっていう話があるぐらいで。
スマホの基本特性
かおり
論文、どうなんだろうね。文字を写るの?文字を写ってだけだったらスマホ、タブレットでも十分なのかなと思うんだけど。
よしやす
そうそう。だからパソコン使わなくてもいろんなことができちゃうからスマホだけって言う人もいるかもしれませんが、
スマホっていうのは手のひらに乗るコンピューターですっていうのが説明的にはあると思っていて。
で、デスクトップにあるコンピューターとの違いは、さっきお話をした通り、画面の大きさが手のひらサイズっていう話と、
マウスやキーボードを使わないでタッチパネルの中で指で動かしたり、文字を打つ時も画面上のキーボードをポチポチ叩いたり、
あとはパソコンでもできないことはないけど音声認識で文字を入力したりとかっていうのもできますよと。
その辺が一つ特徴です。で、コンピューターってね、そもそもは計算ばっかりするのが仕事なんですけど、
それが人間が使いやすいように、または目的に応じて、私は手足をつけるって言い方をするんですけど、
例えば当たり前だと思ってるかもしれませんけど、コンピューターだけでは表示するものとかキーボードとかっていうのはなくてもコンピューターはコンピューターなわけですよ。
かおり
CPUっていう第一点でね。
よしやす
例えば私たちがウェブサイトをアクセスするときにどっかにサーバーっていうのがあるじゃないですか。
そこはコンピューターが動いていて、普段はキーボードも画面もつながってなくても動作してるわけですよ。
かおり
ハードディスクだけってことか、ハードディスクっていうか。
よしやす
そうそうそうそう。一方で通信ポートはあるわけね、サーバーには。記憶装置もあるわけ。
なんだけどスマートフォンはコンピューターの一番肝のところにいろんなものがくっついていて、さっきも言ったタッチパネルっていう入力装置がくっついている。
画面っていう出力装置がくっついている。そもそも電話だったからマイクとスピーカーがくっついているみたいな。
かおり
そもそも電話っていうのが、音声入力っていうのがアプリで対応してる対応してないもあるけど、基本デフォルトだものがついてる。
よしやす
パソコンはついてないね、デフォルトでは。
もう一個、通信回線がくっついているっていうのも特徴的ですよね、もともと電話だから。
かおり
電話回線ね。
よしやす
今は電話回線にデータのやり取りがくっついてますけど、私が若い頃は電話回線っていうのは電話回線で、音を送るだけでデータを送ったりするっていうのはできなかったんですよ。
かおり
ビトーン、ビトーン、ドンドンドンっていうの聞いたことあるけど。
よしやす
音声を使ってデータを送るためにモデムっていうのを買ってパソコンとつないでデジタルデータを音に変えて電話線を送って向こうでも音をデータに変えてっていうのをそれぞれやるっていうのをやってましたけど、
データ通信ができる電話回線っていうのも今スマホの特徴ですよね。
こんな風にスマホってどういうものって言った時には、アプリが使えてこんな風に楽しく使えるだけじゃなくて、こういう部品というかパーツ、機能の組み合わせだよっていう風に言えるんじゃないかと思っていて、
もう一つ大きいのは最近はね、特に機能として重視されてるのはカメラがくっついてるっていうのも特徴的に最近なってると思っています。
デジタル音楽と映像の進化
かおり
でもデジカメが廃れてきてるぐらいね。
よしやす
それもあるし、スマホってインカメラとアウトカメラっていうのがありまして、背面側にあるいろんなことが撮れるカメラと画面側にある自分の顔が撮れるカメラっていうのがくっついてるのも特徴的ですよね。
おうちのパソコンとかって、ノートパソコンだと画面の上にね、自分の顔が撮れるカメラとかついてることがあるんですけど、外の景色を撮るようなカメラはくっついてないんですよ、パソコンには大体。
でもなぜかって言ってしまうと変な話だけど、スマホっていうと大体インカメラとアウトカメラっていうのがくっついていて、何だったらアウトカメラが複数のカメラがくっついたやつもすでにありますよね。
かおり
すごいカメラがね、ゴテゴテくっついてるようになったね。
よしやす
そう。で、デジタル時代になったことで、いろんな情報がデジタルになっています。
なので、以前は一緒にまとめられなかったものがまとめられるっていうのが次の大きい特徴だと思ってます。
例えばさっきかおちゃんが言ってくれた、カメラは私が小さい頃はフィルムで撮ってました。
で、フィルムで撮るカメラはスマホには入れられないんですよ。
なんでかって言うと、フィルムを装填する機械というかが必要だし、巻き上げたりシャッターが必要じゃないですか。
なんだけど、デジタルになったらもうカメラもコンピューターに直結できるようになって、
だからデジカメ、デジタルなカメラはスマホに吸収されてしまったわけですよ。
で、もう一個、私が若い頃は音楽はレコードやFMラジオやカセットテープで聴いてました。
で、たぶん携帯電話とかでも昔のね、FMラジオがついてたやつがあったんじゃないかなとかっていうのがあったんですけど、
音楽がデジタル化しました。
デジタル音楽プレイヤーっていうのが出てきたときに、スマホに統合されるっていうのは必然だったわけですよ。
音楽がデジタル化したので、コンピューターと直結します。
コンピューターと直結するってことは、手のひらにあるコンピューターに入って、
最初はね、iPodって言われるハードディスクが入った音楽プレイヤーが発売されて、
その当時は母艦、母なる戦艦みたいな形でPCで音楽をダウンロードしたりCDからリッピングして、
それをiPodってやつに転送して音楽を聴くってのをやってました。
なんだけど、デジタル回線を使ったネットワークと繋がるようになったんで、
音楽はもう配信で構わなくて、スマホで受けてスマホで再生できるってなりました。
ということで、デジタル化したものは何でもスマホに吸収されてしまうっていうのが傾向としてあって、
っていう流れがあって、皆さんが楽しめる風になってきたんで、
一番最初に出たスマートフォンは機能も少なかったし、まともに使えるアプリも少なかったんですけど、
今みたいなデジタルデータを扱うアプリをたくさんいろんな人が作って、
ハードウェアとアプリケーションと、あとはネットワークサービスっていうのが一緒に育っていったんですよね。
例えば、以前は音楽を聴くにもダウンロードしてからじゃないと聴けない。
何を言いたいかというと、音楽が1曲3分再生するとするじゃないですか。
そのデータをネットワークの先から持ってくるのに3分よりも時間がかかっちゃったら、
ダウンロードしながら再生ってできないよね。途中でデータがなくなっちゃうよね。
なんだけど、それが10秒でダウンロードできれば、再生しながらデータを持ってくるっていうので間に合いますよね。
それがストリーミングっていう方法で、昔私が使っていたパソコンにダウンロードしてから転送するとかっていうのよりも、
聴きたい曲があったら、えいって選ぶとすぐに再生が始まってっていうのが実現するようになってきました。
もっともっと通信速度が速くなったので、今やビデオもストリーミングで見られるようになってますよね。
かおり
確かに確かに。音楽どころの話じゃないわけだね。
よしやす
ご存知の通り、ビデオの方がデータ量が多いんで、スマホが出始めの頃はビデオをスマホで見るなんて、
まあまあ技術的にはできるけど、現実的には難しいよねっていう時代だったわけですよ。
通信の速度も遅いし、通信量も高いし。
だってビデオ1本っていったら1GBとか2GBとかっていう容量が必要なわけじゃないですか。
それを通信で送るっていうのは現実的ではなかったんですけど、
ハードウェア、ビデオをダウンロードしてある程度の画質で表示するっていうハードウェアと、
通信回線の速さと安さと、ビデオを再生して選ぶっていうサービスとアプリケーションの組み合わせっていうのが、
ストリーミングサービス、ネットフリックスとか、
AmazonプライムビデオとかYouTubeとかNHKオンデマンドみたいなやつが手の中に入るっていう風になっています。
位置情報サービスの革新
よしやす
ということでいろんな技術が組み合わさって、皆さんが楽しめるビデオとか音楽とか、
あとは地図とかね、そういうのが実現できるようになっているっていうのがありまして、
多くの方はね、スマホが出たての頃こんなだったよねっていうのは忘れてしまったかもしれないですけど、
やっぱり技術を見ていると何かができるようになってアプリケーションのできることが増えたりとか、
そういうのがある年から何々ができるようになったとか、そういうのを感じてきたっていうので、
昔を懐かしむってわけじゃないですけど、技術の発展と使えることが変わってきたっていうのがいろいろあるなと思っています。
かおり
正直スマホが出たときはね、すごい不格好で、あんなの絶対使わないと思ったけどね。
よしやす
だってiモードとかその頃のメールとかの人たちはボタン、物理的なボタンでポチポチ早く押すっていうのはみんな慣れていたから、
あんなねボタンもないようなもので、メールとか送れるのかよってみんな思っていた時代があったりとか。
かおり
途中で画面見なくて、画面というかボタン見なくても送れたじゃない。
それが画面を見ないと送れなくなって、すごい使い勝手悪いっていう風に初め思った気がする。
それ以上にいろいろできるようになっちゃったよね。
よしやす
そうなんです。でね、例えば地図が入るっていうことは、地図が見られるのもそうなんですけど、
GPS、つまり位置情報がわかるってなったら急に地図が使いやすくなるわけじゃないですか。
かおり
単に紙の地図ぺろって見てるんじゃなくて、自分の居場所がわかるわけだからね。
よしやす
そう。で、今のスマホにはGPSが入っていて、磁石によるコンパスも入っているから、どっち向いてるかもわかるんだよね。
だからここでこっち向きにいるっていうのがわかるから、地図の上でどこどこにいて、あなたが向いてるのはこっち向きですっていうのが出たりするっていうのもあって、
まさにハードウェアね、GPSっていうのが入っている、コンパスっていうのが入っていると、
アプリケーション、地図ソフトで地図のデータをサービスから持ってきて、自分の居場所を重ねて表示してみたいな話が
うまく組み合わさって、地図アプリの使いやすさを作っているということになっています。
でね、地図はあっても、GPSが入っていないタブレットが一時期あったんですよ。
だからそういうやつだと、今自分がいるところがわからないってことが起きるわけじゃないですか。
で、いろんな人が考えて、そのかときにはちょっと変わったサービスとかがあって、
近くにあるWi-Fiのアクセスポイントがわかれば、どの辺にいるかがわかるはずっていうのをデータベースにして提供するっていうサービス。
私たちユーザーは使わないんですよ。
アプリケーションがそういう会社と契約して、Wi-Fiでどんなアクセスポイントがあるかっていう情報をある会社に送ると、
それはこの辺に違いありませんっていう位置情報を返してくれるっていうサービスをやってる会社があったりして、
そうするとタブレットも必ずWi-Fiにつながるじゃないですか。
ネットワークにつながらないと使い物にならないから。
で、Wi-Fiはアクセスポイントでデータ通信しなくても、アクセスポイントが通信用のアドレスを持っているんで、
それがわかりさえすれば場所がわかるっていうサービスがありまして、
そうすると地球上どこでもGPSがなくても、下手すると地下でも電波が届かないところでも、
Wi-Fiさえあれば位置情報がある程度わかるっていうサービスとかがあったりしました。
でね、問題があって、そもそも位置情報とWi-Fiのアクセスポイントなんて誰も公開してないし、
誰かがどこかでサービス買えるかもしれないじゃないですか。
で、そのために情報収集するっていうのはどうしたかっていうのはどうしたと思います?
追いかつ。
データビュー作らないといけないよね。で、社員が全国を回るわけにもいかないじゃないですか。
かおり
追いかつ。
よしやす
あ、それに近い。だから、GPSがついているスマホのアプリに位置情報とWi-Fiのアクセスポイントのデータベースを収集して、
集めるっていう機能をくっつけて、ポイントを付加するのか、他のアプリケーション、位置情報を使うアプリケーションでGPSがついている機器で使うっていうときに、
この位置情報とこのアクセスポイントの組み合わせっていうのをデータベースに送ってもらってっていうのをやって、
要はユーザーが位置情報を使ったところでデータ収集をするっていうのでデータベースを作って、
GPSがないタブレットさんに、他の人がこの位置にいたときにこのアクセスポイントに囲まれていたから、
あなたのところはこの辺らしいよっていうのができるっていうサービスがあったりしました。
スマートフォンの役割とデータ収集
よしやす
言いたいのはそのサービスがすごいって話もそうなんですけど、いろんな人はあるハードウェアとかある通信回線とかあるCPUの処理能力を組み合わせて、
いろんなサービスを思いつくんだなっていうのがポイントで。
かおり
最近流行ってるポイカツなんて最大のものかなと思ってて、結局どういう人がどこに行ってるのかっていう傾向を集めるのを、
アプリを使って情報を収集するわけでしょ。
よしやす
人の行動記録を取って行動記録が売れるからポイントとして還元ができるわけだよね。
かおり
自分の場所を結局匿名でデータを送りさえすれば、そんなに個人情報としては流れないわけじゃない?理屈ではね。
その上でみんながウィンウィンの情報アプリなのかなと思ってて。
情報を集めるときに情報が集まってくるし、情報を送った人はそういう情報を手軽に送れる。
これ考えた人結構すごいなと思ってたんだけど。
よしやす
多分ね、ポイカツの前にGoogleマップでここが渋滞していますみたいな情報があったりするじゃないですか。
あれはいろんな人がスマホを持っていて、ここでゆっくりしか動いてないから渋滞してるっていうふうにGoogleが計算するわけですよね。
要は日本道路交通情報センターが道路につけたセンサーから車の渋滞情報を持ってくるんじゃなくて、
Googleマップを使っている人たちがこの辺で縦に並んでゆっくりしか動いてないってことは渋滞してるに違いないって判断して渋滞情報が出るわけじゃないですか。
今言ったポイカツとはまた違う、いろんな人がコンピューターを位置情報付きでネットワークにつながった状態で持ってるからこそできるサービスっていうのが今みたいな、この辺は今混雑していますとか。
ちょっと裏道でもそれなりに車通りがあれば渋滞してるからスルスル動くかがわかるとか。
あとは災害の時にどういう経路で避難した人が多いかっていう研究だとかね、そういうところにも使われたりして。
そっちは多分NTTとかの基地局でやってると思うんですけど、そんなのにも使えるっていうふうにいろんな頭のいい人がね、
位置情報がいつでもいられるのでこんなサービスができるに違いないって言ってやってたりして。
で、スマホの話に戻ると、スマホにはさっき言ったコンパスっていうものと他にも加速度センサーっていうのも今は入っています。
加速度センサーっていうのはどっちにブルブル震えたかっていうのがわかる。
これがあると、今このスマホが誰かが身につけてまたはカバンに入って持ってる人が歩いているのか走っているのかっていうのがわかったり、
マイクもついていて、寝ている時に枕元に置いとくと細かい揺れ、それ加速度センサーでわかる。
あとは寝息とか寝言とか。
かおり
寝言ね。
よしやす
あとはゴソゴソ動くものとかがあると、この睡眠が深いかどうかがわかるとかね。
いろんなことを考える人がいて。
あとはスマホの、もうほとんどないと思うんですけど、カメラの横にライトがついてたりしますよね。
だいたいスマホって。
スマホの横?
かおり
いわゆるフラッシュみたいな意味ね。
それを常時点灯することもできるね。
よしやす
そう。で、カメラに指を当てて、スマホのライトを点灯すると、真っ赤に流れる僕の血潮というか、赤いのが見えるんですよ、カメラに。
かおり
ほう、血潮ね。
そう。で、それをカメラで撮って脈拍を測るっていうアプリとかもありました。
はー、はい。
よしやす
脈拍でね、血流、血の量が増えたり減ったりするじゃないですか。
それをカメラに指をくっつけて、横からライトで照らして、赤くなっているとのを読むことで脈拍がわかったりっていうのがあったりとか、ということで、
スマホはどんなシステムかっていう話を違った視点で見ると、手の中に入るコンピューターにいろんな情報収集のためのセンサーがくっついてる機器でもあるんだよね。
ねー。
そう。だから、GPSの情報もそうかもしれないし、もし個人的に許されるんだったら、定期的にちっちゃいカメラをオンにして、
カメラをほんの少しオンにして、明るさを測れば、どこが晴れてるか曇ってるかもわかるかもしれないし、
一時期、車にネットワークサービスをくっつけて、まさに渋滞情報を収集するために、車がどの位置にいてどのくらいのスピードで走ってるかがわかれば、渋滞情報の元になるじゃないですか。
それに加えて、ホンダだっけな、ワイパーが動いていたらっていう情報を送ると、どの辺でどのくらい雨が降ってるかもわかるみたいなものを収集しようとかっていうのもあったりして。
かおり
確かに。
よしやす
そう。なので、コンピューターが動いているものとセンサーにくっついていると、いろんなサービスや情報収集ができるっていうのが発達していって、
それをスマートフォンの機能っていう言い方もあるんですけど、ネットワークサービスでセンサーのついたコンピューターがあちこちに走り回って、そのときの状況をネットワークで共有できるからこそできるっていう新しい世界なんだよね。
だから、スマートフォンっていうものではなくて、システムとしてはたくさんのスマートフォンが一斉にネットワークにつながっているっていうシステムだからこそできるっていうことがあるっていうのも、スマートフォン時代だからできるようになったことなんじゃないかなって思っています。
センサー技術の進化
かおり
なんか望遠鏡みたいだね。
よしやす
そうそう。だから、いろんなアプリが出ていて、ランダムなところの写真が見られるアプリとかもあって、自分が撮ったやつが他の人のところに送られて、だからシャッターをバシャッと押すと自分の写真が他の人のところに送られて、他の人が数分以内に撮った写真が自分のところに映るっていう、ランダムどこでもドアカメラみたいなやつの。
かおり
誰のが来てくるかはわからないのね。
よしやす
そうそう、っていうサービスだったはず。
そうなんです。
かおり
昔、ボトルメールっていうのがあったの知ってる?アプリ。
よしやす
そもそもあれね、瓶の中に手紙を入れて蓋をして海に流すと誰かが拾ってくれるっていう。
かおり
そうそう、それも実際にリアルであるやつをネット上で作ったやつで、それはスマホのアプリなのかパソコンだったかちょっと覚えてないけど。
よしやす
あれでもできるよね。だからパソコンでもできるし、携帯電話自体でも多分できるんだよね。
かおり
確かに。結構昔にメールを出すと、誰に出すことの指定はできなくて。
誰に拾われたのかわからないよね。
そう、わからないし、出すとやっぱり誰かわからない人からのメッセージが届くみたいな。
匿名のコミュニケーションっていうので、一瞬バッと流行った気がする。
ポストペットとかが流行り始めた。
メールがすごく。
よしやす
一般的になったときね。
かおり
連絡事項ではなくコミュニケーションツールとして使われるようになったタイミングぐらいであった気がするけど。
こうやっていろんなデータがいろんなところで、自分のデータが勝手に、勝手にって言い方変なのかもしれないけど、収集されていろんなところに使われるっていう。
よしやす
そうですね。いろんなものがデジタル化したんで、スマホに取り込まれていきました。
なので、多くの過去のデジタルギア、グッズがスマホに飲み込まれて、どんどん衰退をしていったっていう話があります。
さっきも出ていた、デジカメってみんな買ってたけど、なくなっちゃったよね。
だってスマホで済むもん。
っていうので、昔々というか、サラリーマンが忘れ物をしないように、これとこれを持ってきましょうっていうリストの中の多くのものがスマホに吸収されていってしまったなと思っていて。
例えば、時計ね。
かおり
時計持たない人増えたね。
よしやす
あと手帳ね。
かおり
それもスマホで。文字入力でもいいし、音声で残しておいてもいいしね。写真で残しておいてもいいしね。
よしやす
なんとなくその辺かなと思ってるけど、もはや財布や定期券も入ってるよね。スマホの中に。
かおり
よくお財布忘れて、ヤバッと思ったけどヤバくなかったっていうね。
よしやす
そういうのとかがあったり。だって私財布、出張先でホテルに忘れて大変なことになって。
とりあえず航空券はあったんで日本に帰ってきたんだけど。
かおり
海外の話ね。
よしやす
空港から家までどうやって帰ろうかと思ったら、なんとApple Watchの中にスイカがチャージしてあってこれで帰れるみたいなのがあったりしたね。
だから忘れ物リスト、チェックリストの中でスマホに組み込まれてないのはハンカチとティッシュぐらいなんじゃないかってちょっと思ってね。
かおり
ハンカチとティッシュもそのうち組み込まれるんじゃないですか?
よしやす
デジタルハンカチとデジタルティッシュはイマイチなんじゃない?
かおり
でもほら、あなたあと5秒後に鼻かみたくなるから感動入れっていうさ。
デジタル化と通信の重要性
よしやす
でもティッシュの代わりにはなんないでしょ?
で、カバンの中に入れて持ち歩くもので化粧ポーチっていうのもあると思っていて、お化粧はデジタルなら可能かもって思ったりして。
かおり
えっと、なんだっけ、ほら、プロジェクトマッピング、自分の顔に。
よしやす
プロジェクションマッピングもできるし、結局外に出てお付き合いするというか、コミュニケーションする人もネット経由の人も多いわけじゃないですか。
会議もほらネット会議になって。
そうすると自分の顔はほら、デジタルでお化粧してもらえばいいわけで。
かおり
そうね、目を大きくして色白にしてね、なんかいろんな余計なもの消したりとかね。
よしやす
ない眉毛を描いたり、そうそうそう、お肌を均一にしたりとか。
かおり
確かに。
よしやす
だから、昔忘れ物しちゃいけないんだよね、鳩がまめくってパーっていうのがあったんですよ。
かおり
知らないね。
よしやす
ハンカチ、時計、がはがま口で財布かな。
かおり
鳩が?
よしやす
まめくってパーじゃなかったかな。
まは万年筆、めは名刺、くは櫛、手は手帳みたいな感じで、忘れ物チェックねっていう中で、残ってんのは、その中で残ってんのはハンカチぐらいで。
で、櫛っていうのも入ってるんですけど、それの中にはね。
櫛もさっきのね、デジタルで整えればいいって思えば、寝癖ついててもいいみたいなね。
っていう話と、テレビやラジオも取り込まれていきました。
もはやね、新入社員とかに聞いてもテレビ持ってませんみたいな人が増えてます。
じゃあ、テレビ番組とか見てないの?って言うと、なんか気になったやつだけスマホで見てるんですよねとかっていう風になってたり。
例えばラジオも、絶滅メディア博物館ってやつが、異順位以下の深夜放送で取り上げられたよって言うと、じゃあラジコで聞いてみましょうとかね、とかになっていて。
いろんなものがデジタル化するっていうのは、スマホが取り込めるっていう風な意味にどんどんなってきて、新しいサービスとの組み合わせとかで、スマホがありきでいろんなサービスが出てくるっていう風になったと思っています。
かおり
確かにね。
よしやす
で、もう一個ね、先ほど話したハードウェア、つまりいろんなものが手のひらサイズの中のコンピューターで処理できるようになったっていうのもあるんですけど、通信をするというのもポイントだと思っていて、
通信が高かったり遅かったりすれば、さっき言った動画も再生できないし、音楽でさえダウンロードして溜め込んで、要は3分の曲を5分かけてダウンロードしなきゃいけなくなるかもしれないっていう話や、メールを送るっていうのについても、
誰に行くかわからないし、誰からくるかわからないメールを打ってみようっていうのも、例えばね、1文字10円だったら出さないかもしれないわけじゃないですか。100文字1000円ですよね。
かおり
昔はそんな感じだったよね。何文字かで。
よしやす
通信料が高かったから、電報のようなメッセージの送り方だったのが、
かおり
そうだよね。そのうち。
よしやす
データの転送が早いのもそうだけど、安いっていうのがとてもポイントで、データを送るっていうのが安くなったからこそ、どこどこなうだったり、おやすみなさいっていうのが送れたりするわけですよ。
これがとても高い、データを送るのがとても高い時代だったら、重要なこと、知知既得すぐ帰れっていうのは、お金をかけても送るとか、金がなくなった送金してくれっていうのも送るかもしれないけど、
飯馬みたいなやつは、お金をかけてまでみんなに送るのでもないし、逆にね、受ける方だって知らないやつが、どこどこなうって言ってるのを、
お金かけてまで知りたくないわけじゃないですか。
ただのようなものだからこそ、面白いとか、動画も1本見るっていった時に、通信料だけで何千円だったら見ないけど、通信料はごまかせるって言ったら変ですけど、
気にしなくていいぐらい安いっていうのもあって、この安く早く通信ができるっていうのも大きい技術革新であって、
こういったものを技術として見るのもそうなんですけど、私たちのライフスタイルの中に早いデータ転送っていうのが組み込まれてしまって、
システムの中の1パーツとして生きてるっていうのも意識すると見方が変わるんじゃないかと思うんですよね。
特にね、私みたいに年を取った人は全然できなかったことができるようになったっていう感動もあって、
スマートフォンの進化とデータ転送
よしやす
だから20年前は同僚ともう貸しビデオ屋とかなくて、このビデオが見たいって言ったら通信が早くなるから、いつでもどこでもビデオ見られますよね。
いつになるだろうね、はははって言ってたのが、もはや手の中でビデオ再生ができる。
何だったら高精細なビデオを見られたり、あとは通信料金にして家でダウンロードして何ギガバイトっていうのを手の中に持って歩いていくっていうのができるっていうのも、
昔だと考えられない記憶要領だったりするんだよね。
データの溜め込む、送るっていうのもコストがどんどん下がっていて、
Windows 98とかは、インストールするためにフロッピーディスクが10枚とか箱に入って売ってたんですよね。
つまり、コンピューター用のOSが何十メガバイトで、なおかつフロッピー1枚に1、2メガバイトしか入らないから、
それが10枚組ぐらいで、箱に入ってお店で売っているっていう時代を経験している者にとっては、
1秒で何メガバイトもデータが転送されてくるっていうのが、しみじみとありがたいなと思っている感じがします。
この番組を多分スマホで聞いてる人もすごく多いんじゃないかと思いますけど、
ポッドキャストだって、データ転送にね、私の番組データ転送代で500円かかるんだよねって言ったら、
やっぱりダウンロードして聞く人少ないんじゃないかと思うんだけど、
データ転送のお金は気にしなくていいっていう安さ、あとは再生しようと思ったらすぐに再生が始まるっていうデータ転送の速さ、
みたいなものは当たり前のようになっているけれども、とっても技術的な大事なことなんじゃないかと思っています。
あとはね、手のひらの中にコンピューターが乗るっていう話は、先ほど言ったハードウェアの進化で言うと部品が小さくなりました。
あとは以前に比べると相対的に安くなった部品の値段があります。
昔だったら手のひらサイズですごく高精細な液晶って言ったらそれだけでも高かったとか、
高精細なカメラも一個一個高かったのがじわじわ安くなっていたり、
あとハードウェアの進化で言うと同じ計算をするのに電力を食わなくなった。
だって電池で動かさなきゃいけないからね。
これも懐かし話で申し訳ないんですけど、カセットテープのウォークマンっていうのがありまして、
幹電池で動いてる時代ってのがあったんですよ。炭酸幹電池2本使ったりしてね。
電池がなくなったら電池を交換するわけ。
なんだけど、本体を小さくするのに炭酸幹電池を入れると本体が小さくならないから、
ガム電池と呼ばれる薄っぺらい充電用の電池を開発して、それで効くようになりました。
そうすると、それって電池が終わっちゃうんですよね、途中で。
フル充電しても2時間ぐらいしか持たない、カセットの耐性が。
そうすると、通勤通学で片道で終わってしまって帰りに行けなくなっちゃうとかがあって。
かおり
確かに。
よしやす
もちろん充電器をね、学校や職場で充電するって言ってもあるにはあるんですけど、
そうするとめんどくさいんで、電池の容量を上げるっていう話や、
消費電力を小さくするっていう工夫をして、
その頃はね、スタミナとか書いてあるものがあって、要は長く再生できるっていうので、
なので技術屋さんは消費電力を小さくするっていう話、
電池の容量を上げるっていうので、充電を気にしなくて使える時間を長くするっていうのも努力してきて、
やっぱりスマホもね、表に出て30分で電池がなくなってしまったら困るわけで、
ただ今はね、いろんな人がたくさん電気を使うアプリを使い始めて、
ゲームとかでもたくさん電力食うんで、電車とか乗ってると紐付きで使ってるときもいますよね。
カバンの中にモバイルバッテリーがあって。
かおり
あー、はいはいはい。
最近のバックパックとか、そういうカバン系も、
モバイルバッテリーとつなげられる穴みたいな。
よしやす
そうそうそうそう。
かおり
があったりとか、もしくはもう中のモバイルバッテリーとつながっていて、
外側にはバッテリー自体はカバンの中、外側にジャックがついてるっていうようなカバン、スーツケース系とかね。
よしやす
そう、USBの口がついてるようなカバンとかもありますよね。
かおり
そうそう、あるあるある。
よしやす
そうそう。
という感じで、いろんな…
かおり
昔はさ、イヤホンだったんだよね、そこに入れるのが。イヤホンのコード。
よしやす
あ、本体をカバンの中に入れて、イヤホンケーブルを穴から出して、
あ、そうそうそうそう。
引くっていう穴だったのが。
かおり
そう、だから私がね、持ってる、えっと、今なんていうのかな、昔で言うウエストポーチ。
よしやす
今もウエストポーチじゃないですか。あとまぁ、肩掛けになってたりもしますけどね。
かおり
そうそうそう、肩掛けにして使ってたんだけど、それに、やっぱそういう穴というかスリットが入っていて、そこにイヤホンの絵が書いてあるもの。
よしやす
うんうんうん、そうですよ、だって、えっと、Bluetoothっていう通信方式が入っているんで、近くのものとそれで通信をするとかで、えっと、イヤホンとつながる、いわゆるケーブルがなくなったり、
あとは、iPhone同士だとAirDropって言って、あの、写真とかをね、近くのものにピュッて送るときに、最初Bluetoothで話を始めて、
お互いの認証が済んだら、Wi-Fiにつなぎ替えて、大容量のものを送って、Wi-Fi切るみたいなこともやったりするんだよね。
かおり
うんうんうん、そうそう。
よしやす
そう、そんな感じで、えっと、ケーブルを使わなきゃいけなくなるのが、充電のところだけになって、カバンの穴は充電用になって。
かおり
でも充電だってね、あの、何、置くやつもだいぶ普及してくるよね。
よしやす
あ、そうですね、非接触というやつ、でも近づけなきゃいけないからね。
かおり
ね、あの、寝るときには不便だって言ってた。寝ながらスマホができないから。
よしやす
まあ、そうね。
かおり
まあ、でも、上から落とす心配はないのから、いいのかな、スマホとかね。
よしやす
そう。
かおり
今一応、だから、ワイヤレスで充電できるやつを開発中ではあるんでしょ?
よしやす
えっと、ワイヤレスというか、非接触っていう、非接触と言いながらも、
2ミリぐらいに近づけなきゃいけないっていうやつに比べて、もう少し遠くまで電力が伝送できるってやつね。
かおり
そうそう。
よしやす
あるにはあるんですけど、えっとね、実用化はちょっと遠いんじゃないかな。
かおり
それがもしね、別にスマホだけの話じゃないわけじゃない、そうするとね。
よしやす
そう、世の中にというか、電力を使うものが溢れているので。
かおり
ねえ、今後そういうケーブルレスになった場合は、すごい電力が飛び交っている中で生活するってことよね。
よしやす
そう、あとは本当にね、電力消費が小さいデバイスでは、
Wi-Fiの電波を使って、それを電力にするっていうのも実験ではされています。
時計とかかじゃん。
時計とかあとは、本当にちっちゃい通信だけして位置情報を得るだけとか、
あとはセンシング、温度だけずっと溜めるみたいな、ちっちゃいセンサーとかだとそういうのもあったりはします。
実用化されるほどのものではないんですけど、実験室ではそういうのができてたりします。
電力伝送ってなると、ちょっとまだ研究段階で送るっていう実験はできるんだけど、
ウェアラブルデバイスの未来
よしやす
その中に人間が入っても平気かどうかとかね。
かおり
うーん、そうね、そこら辺結構怖いっていうかね。
よしやす
危険性の話と、あとは物が途中に隙間に入ると電力が弱っちゃうかもしれないじゃないですか。
今のね、置いて充電ができるっていうやつは、間に物が通ったりはしないけど、
例えば1メートル先まで電力が送れるとしたら、その間を人が通ったりするとか、物が置かれたりする可能性もあるんで。
人が通っても安全ってなっても、物が通ったときにそいつが強力な電波でね、
ご動作をしたりとか、壊れたりしないようにするとかっていうのも考えると、
なかなか実用化に至るには遠いんじゃないかと思ってます。
今ね、2,3メートルまでコンピューターが動けるぐらいの実験はもうされていて。
かおり
でもなんだかんだ言って、やっぱり無線系は効率が悪かったりするから、
結局スピードとか安定性を保つには優先の方がいいから。
よしやす
って言いながらイヤホンは無線になったし。
かおり
でも私は優先を超えましたよ。
よしやす
もちろんいいんですけど、あとは。
かおり
絶対落とす自信があるから。
でもそうだな、首にかけるところとしてはラインがあるけど、そこから本体へは無線だね。
よしやす
そう、とか、あとは優先じゃなきゃ遅れないって言っていたデータ転送速度は皆さんの手の中にもう入ってるし、
ある日電力転送もできるかもしれません。
で、最後にね、今後スマホってどうなるのっていう話をちょっとだけしようと思っていて、
一つはスマホも消えていくんじゃないかっていう、
例えばね、ウェアラブルっていうメガネっぽいデバイスの中にカメラが入ったり表示器が入ったりして、
マイクもスピーカーも入れられるっていうのもあったりします。
メガネタイプだと耳のそばでスピーカー鳴らすんで、
メガネをかけるだけでマイクもスピーカーもカメラも装着できるっていうのとかができたり、
あとはメガネタイプなんで、目の中に直接網膜にレーザーで投影するとかもあるんですよ。
そうすると近視な人でもピントが合うとかね。
そんなのも開発されています。
で、全部が全部そうなるとは思わないけど、
いくつかのものはウェアラブル方向、
Apple Vision Proだっけ、
ゴーグルタイプで外にカメラが付いていて、
外の世界もそのゴーグルを通して外の世界が見られるっていうやつとかも売られてはいたりするし、
そういう方向でスマートフォンっていうハードウェアとしての板っぽい形が、
全部ではないと思うけどなくなっていくっていう方向が一つ。
全部じゃないと思うけどね。
一方で最近は半スマホ的な動きもあると思っていて、
何でもデジタル化しちゃったので、
所有感がなかったり現物感がないから、
写真を撮るには写るんですで撮りたいとかね。
あとは昔のデジカメっぽいやつで撮ると撮ってる感じがするとかね。
カセットテープで音楽聴きたいとかね。
かおり
そうなの?
よしやす
っていうのもじわじわと半スマホ的な動きとしてあるんじゃないかと思っています。
かおり
逆に携帯電話を携帯電話として使いたいって言って、
スマホ化を使わない人も増えてる。増えてるっていうか、いるよね。
よしやす
そうだ。シンプル携帯電話っていう音声通話に特化した機種とかもちらほら出ていたりします。
かおり
昔のね。
よしやす
あの、柄系に戻るっていうよりも、
スマホを持っているとスマホにコントロールされている気がするっていう人もいるわけですよ。
メールが着信しましたとか、LINEが来ましたとか。
そういうのに比べて、今すぐ話したいっていう人の電話だけは着信するし、
それはできるけど、その他の機能はないみたいな、
昔のシンプルな携帯電話と同じようなものに行ったりとかっていう、
何でも統合して何でもできて、
いつでも自分がオンラインでいるっていうのが嫌っていう人たちが、
新しい情報との付き合い方っていうのを模索しているっていう方向もあったりして、
両方の方向に行くんだと思うんですけれども、
やっぱ便利な方に行くっていうのが体制だと思うので、
ウェアラブにすぐ行くかどうかわからないですけど、
しばらくスマホが続く一方で、
いくつかの用途ではスマホじゃないものが使われてくるかもしれないなと思っています。
さっきお話しした時計っていうのがスマホに入ったって話しましたけど、
スマートウォッチでできることって多くて、
スマホ本体がなくても大丈夫じゃないのってこともちらほら増えてるじゃないですか。
例えば財布とか定期券とか時計とかはウォッチでいいかもしれない。
メモも音声メモでテキスト化してくれるんだったら、
日本人はあまりしゃべらないかもしれないけど、
ちゃんとテキスト化してくれるんだったらメモもウォッチでいいかもしれない。
地図もどっちに曲がるかが正しく案内してくれるんだったら、
大きい地図がなくてウォッチでいいかもしれないとかね。
みたいな感じでウェアラブの方向に行くっていう話と、
反デジタルに行くっていうのは両方とも方向性としてあるんじゃないかななんて思っています。
かおり
だからある程度スマホそのものは今、機能としては飽和状態なのかね。
よしやす
そういうことでもないんじゃない?
かおり
そう?他にどういった機能が欲しい?
逆にだから今は経営が進化中みたいな。
よしやす
あとAIが発達してくると、AIがいろんなことやってくれるとなると、
本当に必要なインターフェースは何なのっていうのとかも考えなきゃいけないし、
スマートフォンの未来
よしやす
要は自分が行きたいところを探すのに地図がいるじゃないですか。
でもスマホがなくてもどこどこに行かなきゃなって思うと、
誰でもいいんですけど羊でもいいし、アシスタントでもいいし医者でもいいんですけど、
そういう人がそろそろ起きなきゃダメですよって言う。
それじゃあお母さんかって言って道案内までしてくれるっていうのは、
スマホじゃなくてもいいわけですよね、理屈的には。
今言ったのは人でいいわけじゃないですか。
その案内っていう機能がウォッチとかウェアラブルデバイスに入っていれば、
スマホがいるわけじゃないですよね。
かおり
そうね、起こしてくれるお母さんがいればいいわけだもんね。
よしやす
起こしてくれて道案内してくれる友達がいればスマホはいらないわけじゃないですか。
かおり
いらないね、はい。
よしやす
だとするとウェアラブルとか、下手するとウェアラブルの先には脳に電極を埋め込んで
そいつが通信すると、もう何もいらないんじゃないかっていう世界も考えられてはいます。
あとはね、車にCPUが入っているから、席につけば好きなところに行けてみたいな話もあるし、
ということで未来を考えるのも面白いかもしれませんということで、
今日はスマホを技術的に見てみるというのでお話をしてきました。
かおり
はーい。要はお母さんだね。
よしやす
お母さんだったり、友達だったり、先生だったり。
かおり
はい。人生のパートナーですね。
よしやす
人生のパートナーがスマホなのもどうかと思いますけど、まあいいや。
ということで今日はこの辺にしたいと思います。
メッセージのお知らせ
よしやす
この番組では皆様からのメッセージをお待ちしております。
メールの宛先はrica at mark 0438.jp rika at mark 数字で0438.jpです。
また私たちはグループでポッドキャスト配信を行っておりまして、
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この番組の他にそんなことないっしょ、いやそんなに雑貨店という番組が配信中ですので、
そちらも興味があったら見に来てみてください。
あとですね、この番組はaudiobook.jpというサービスで有料配信もしております。
そちらで聞いていただくとお金はかかるんですが、
聞いた時間に応じて私たちのところに収入が入るようになっておりますので、
もしよろしければそちらも聞いてみてください。
かおり
よろしくお願いします。
よしやす
あまり役に立たないおまけがくっついております。
かおり
そんなに役に立たない?
よしやす
いやわかんない、時によって役に立つ時もあるかもしれませんが、
少し緊張感なく話していることが多いです。
ということで、そんな入りかの時間、第612回この辺にしたいと思います。
お送りいたしましたのはヨシアスと、
カオリでした。
それでは皆さん、次回の配信でまたお会いしましょう。さようなら。
かおり
ごきげんよう。
01:02:21

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