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よしやす
理科っぽい視点で身の回りのことを見てみませんか? そんない理科の時間 第666回
かおり
そんない理科の時間をお送りいたしますのは、よしやすと かおりです。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
よしやす
記念すべき666なんですけど。666回ですが。666ですよ。なんか6って。6ってなんかあるかな。特に特別なことはありません。
かおり
まーじ? いやでもなんかみんなでハッピーって。666で? そう。
8はね、結構末広がりというし、7はラッキーセブンだしね。なんか5は真ん中の数字的でいいけどね。6ってなんだろう。
まあ、サイコロの一番大きい数ですけどね。 おー、なるほど。
よしやす
で、今日は内視鏡、胃カメラとかね、内視鏡の歴史というかを話してみようと思ってるんですが。
何回ぐらいよしやすさんは内視鏡を飲み込んだんですか? えーとね、胃カメラは10回ぐらいかな。
わー、結構やってますね。10回、胃カメラのプロですね。 えーとね、原因不明の腹痛っていうので入院したことがあって。
えー、いつぐらい? 私聞いてないよ。 そうでしたっけ?どのくらい前だっけな。結構前です。
かおり
やっとやってた? そっとキャストを始める前かも。 でもね、聞いたことないよ、よしやすさんが凶欠なんて。
よしやす
で、それで入院中に2回ぐらいと、あとは人間ドッグとかで年に1回っていうのは何回かっていうのを足してたぶん10回ぐらいは胃カメラしてるんじゃないかな。
胃カメラのプロ、どうやったらよく撮れるかとか。 どうやったら気持ち悪くないかっていうね。
かおり
気持ち悪くなるの? ってかね、やっぱ涙が出るぐらい辛いんですよ。 女の子だからね。
でですね、この番組理科っぽい話をしてるんですけど、600回やってきて気がついたことがあって。 気がついた?
よしやす
ほう。 なんかね、科学っぽいことよりも技術っぽいことの方が得意なんじゃないかと思って。 誰が? 私。
で、ちょっと技術っぽいことを話した方が話しやすいかなって思って、技術っぽいことの話題を入れていこうかとちょっと思っていて。
かおり
技術ですね。 科学技術。 科学技術の方ね。 技術家庭っていうのもあったね。
よしやす
あ、そうそうそうそう。で、とはいえ、事業の技術家庭の技術というよりはテクノロジーの方の技術ね。
違うの? だからそんな技術の時間っていうとなんとなく工作しそうじゃないですか。
かおり
おー。 木削ったりとか。 じゃあ今日は、なんだっけ、トイレットペーパーのシーンを3つ用意してくださいって。
よしやす
それは図工ですけど。 はい、ここに3つ出てきます。 図工の流れのやつだと技術家庭の技術になっちゃうんですけど、
科学技術の技術の話をちょっとしようかなと思っていて、今回は内資教ね、ヒカメラの歴史みたいな話で、
他のもののほにゃららの歴史とかほにゃららの仕組みみたいなやつを、ちょっとシリーズ化というとあれですけど、やってみようと思っていて。
なので皆さんに。 どういった名前ですか? シリーズ名を教えてください。 まだね、シリーズ名とか全然思いついてないです。
昔、漫画初めて物語っていうアニメがあって、アニメとかアニメと実写をね、組み合わせたやつがあって、なんかそんなイメージなんですけど、
そうそうそう。なので技術初めて物語とかだと暗直かなと思っているんで、なのでちょっとね、シリーズ名は考えてますが、
こんなものの技術の歴史を紹介してほしいってリクエストがあったら送ってください。 リクエスト。 ちょっとだけ考えてるのは、
かおり
最近話題になってるプラスチック。プラスチックってここ100年ぐらいじゃないですか、使われたのって。100年前ちょっと生きてないから何とも言えないんだけど。
よしやす
私が小さい頃はプラスチックじゃないものっていろんなものがたくさん出てきた。 100年前。 100年も前じゃないですけどね。 50年ぐらい前ね。
はい。 もちろんプラスチックなものもたくさんありましたけど、プラスチックじゃないものでいろんなものがこう、
よしやす
作られていた時代もあって、ほら風呂桶ってプラスチックの風呂桶というかお風呂で使うバケツとかってプラスチックの代表的なものじゃないですか。
うん。 なんだけど、お風呂で使う桶は木製とか木のものがあったし、
そういう感じで、プラスチックじゃなくても作れるものがたくさんあったけど、今いろんなものがプラスチックになってしまって、石油が足りないとかプラスチックが作れなくなるっていう話の中で、
みたいなのでプラスチックの話をしようとかって思ってるのと、あと技術の話とちょっとずれるんですけど、道具の歴史としてフォークを取り上げるっていうのも考えていて、
ナイフとフォークとスプーンで、フォークが歴史的には一番浅いんですよ。ナイフは昔からあるわけね。
うん、それは食事とかじゃなくてもね、物を切る道具としてね。 そうそうそう。で、食べる時にもナイフを使って、西洋の人はねっていう時代があって、フォークはね、結構新しいんですよ。
うん。 そう、私の本棚にはフォークはなぜ4本になったかっていうのがあるんですけど、
4本? フォークの刃はなぜ4本になったか。 5本ではなく。 4が多いでしょ。
いや、数えたことないですけどね。4なんですか? 4が多いです。
かおり
今、ここにフォークあるから。 よし。
よしやす
今ね、ちょちょっと検索しただけでも、フォークやスプーンがナイフほど必要とされなかったのは、おそらく手掴みで食べてたからでしょうと。
フォークは最後に登場し、19世紀半ばに決定的に広まるまで、ところどころでしか使われていませんでしたみたいなね。
かおり
フォークは、刺すっていうのもあるけど、それはナイフでできるか。
だとは。 そうです。ナイフ、先のそがったナイフ。 刺すっていうのも結局そっか、ナイフでできんのか。
フォークである、あーなるほどね。 フォークでなくてもできるのか。
よしやす
で、古いフォークは、ステーキ屋さんで見る、先が2本のフォークっていうのがあって、
かおり
肉を回転させないように押さえておくやつね。 なんだけど、それは。 あ、あれ回転させないように押さえんの?
食事には使われない。 あ、4つだ、4本だ。 食事には使われないじゃないですか、2本の大きいやつは。出てこないね。
よしやす
で、近代のフォークっていうのがあって、17世紀ぐらいから使われ始めて、
で、三股が最初で、それが4本になって、みたいなのがあってとかっていう歴史もあるので、ちょっとそれなのも面白いかななんて思っています。
かおり
今話しちゃったらシリーズにならない。 あ、確かに。
はい、という感じを考えてて。 今ここにあるフォークは4本でした。
よしやす
そうですね。今、お食事にしっかりして、しっかりしたお食事に使うフォークはほぼ4本で、デザート用のね、ちっちゃいやつとかは3本とか2本のやつもありますけど。
あー、確かに確かに、そうね。 フォークで肉をね、切ってがぶって食べるやつは基本的に4本です。
かおり
3本のもあるか。でもヒメフォークだからちっこいやつなんだろうな。 あ、ほんとだ。だいたい4つだ。 へー。ケーキフォークは3本。へー。
よしやす
という感じで、いろんな道具にもいろんな歴史があって、みたいなことをお話ししていけるといいんじゃないかな。 フォーク、野球。
それは落ちる玉ね。 はい。
でですね、本編に行く前に、2つぐらい、ポッドキャストのイベントに行ったので、その簡単な報告を。
はい。
えっと、東京の池尻大橋というところで開催されたポッドキャストウィークエンドとポッドキャストエキスポの合同開催みたいなやつがあったんですけど、そちらにお客さんで行ってきました。
お客さんですね、はい。 そうですね。出店もしてないし、ポッドキャストウィークエンドっていうのはテントでね、ブース出店するみたいな感じのタイプ。
で、ポッドキャストエキスポっていうのは講演会があって、そこは有料でお話を聞くみたいな感じで、両方お客さんで行って、そこでそんな入り口の時間、トートバッグとかを持ってたこともあって、お知り合いの方に声をかけてもらって、ご挨拶とかしました。
はい。 ありがとうございました。 ありがとうございました。
もう一つが、ポッドキャストミキサーっていうのが神戸で開催されまして、こちらは基本はトークショーなんですね。
いつもは一緒じゃない、あっちのポッドキャスターさんとこっちのポッドキャスターさんが組んでお話をするみたいなやつがメインのトークショー形式のイベント。
かおり
こちらも行ってきて、こちらもお声掛けいただいてありがとうございました。 ありがとうございました。私も?これ?
カオリさんは言ってないですけどね。 言ってない。うちのヨシアスがお世話になりましたって感じ?
よしやす
ちょっとね、皆さん真摯にポッドキャストに取り組まれてるっていうので。
かおり
私は真摯じゃないですよ。私は淑女ですよ。
頑張んなきゃいけないななんて思っております。 真摯はヨシアスさんね。
よしやす
話を元に戻して内視鏡の話なんですけれども、皆さん内視鏡とかEカメラご存知だと思うんですが、
体の中を覗くっていうのって、お医者さん的にはやりたいことだったんだけど、大変じゃないですか。
かおり
どうやって覗くんだ的なね。
よしやす
技術的なことを話すと、何かしら覗くものを差し込んでっていうのをやれば中が見えるかと思ったらそうじゃなくて、お腹の中はたぶん暗いんだよね。
かおり
よくさ、内視鏡とか見てるとね、っていうのかな、違うな。
内視鏡を見てるというよりも、よく曲芸、演芸、鬼人変人みたいなのでさ、ナイフ?剣を飲み込む人いるじゃない。
よしやす
どっちかっていうとあれですね。サーカスの出し物みたいなやつね。
かおり
そうそうそうそう、そういうのでね。
ないのを見てると、ああやってなんか先端にカメラつけて飲み込めばいけそうじゃんって思うんだけどね。
そこからたぶんスタートしてるよね、きっと。
よしやす
実際にね、大道芸のナイフを飲む人を使って実験をしたっていうのもあるんですよ。
そういう人はまっすぐなものだったら飲めるから。
ただ、まっすぐなものが胃まで届くとして、どうやってみましょうかっていうのも考えなきゃいけないよね。
よしやす
今はさ、なんとなく胃カメラの現場に行くと、先生はテレビモニターみたいなの見てて、
口の中に棒状というよりはくねくねした紐状のものを無理やり差し込むと画面が出るってなってるけど、
そこに至るまでにいろんな挑戦があるっていう話をしてみようと思っています。
かおり
至るまでの挑戦。
よしやす
本編に行く前に、皆さんだったらどうやって胃の中を見ましょうかっていうのを考えながら本編に行ってみたいと思います。
かおり
はい、よろしくお願いします。
よしやす
さて、内視鏡の歴史の話をしますが、
今の胃カメラ、内視鏡ってどうやってできてるかって話を最初にしちゃうと、
くねくねするものがあって、その中にね、管が通ってたり電気配線が通ってたりして、
にょろにょろした先っぽに、まずライトがついてます。
中を照らすためのね。
もう一個、カメラがついてます。
テレビカメラみたいなやつね。
あと、お腹の中を撮影するのに胃を膨らますために空気を送り込む管がついてます。
かおり
ん?ちょっと待って待ってね。えっと待ってね。これで何本?
よしやす
今3つ。電気がつくためのライトでしょ。
あとはカメラの配線が入ってるでしょ。
あとは空気を送り込むための管があるでしょ。
あと、中に溜まったものを水を吸う管もあるらしくて。
4本。
それの他に。
かおり
もう一個?
よしやす
もう一個っていうか、えっとね、何て言うんだっけ。組織をつまむような、つまんで取るようなやつね。
設置?
あ、そうそうそうそう。えっとですね。
監視口って言って、細いケーブルを通して監視っていうのがつけられるように、もう一個管があってとかっていうのが合わさって内視鏡になっています。
かおり
ここで全部いくつ?1,2,3,4,5本。
よしやす
5本ぐらいがまとまってるんですけど。
今のね、典型的な内視鏡、カメラは先生が、右手で持つのかな、のところにコントロースとか2個ノブがあって、
片方回すと縦に曲がって、もう片方回すと横に曲がってっていう、上下と左右に先っぽがグニグニって動いて、
もうちょっとこっち見たいなって言ったら、この上下とかね、左右をグルグルグルって回すと180度ぐらい、つまり口から突っ込んで胃の中に入って、
空気で少し膨らませて、先っぽを180度グッてやると食道につながっているところがまず撮影できてとかっていうところから撮影ができるようになったりするんですよ。
それが今のEカメラ。色々便利なんですけど、私もEカメラで、眼鏡外しちゃうと画面とか見えないんですけど、
眼鏡外さなくてもよく見える人は、多分先生が見ている画面と同じやつを見ながら、今どこどこに見てますよとかっていうのがわかると思うんですけど、
それでもね、すぐに…
かおり
解説してくれるの?
よしやす
私は1回ぐらいは、1回ぐらいというか、今どこどこ見てますっていうのは実況してくれる先生が多い。
ただ、画面見ながら、ここが何とかで、ここが何とかでっていうのはあまり言わない。
よしやす
ただ、ポリッとやりますねとか、腸の方に続く方を見てますよとか、あとここだけ見たら抜きますねとかっていう実況しながらやってくれる先生が多い。
で、終わったあとすぐにビデオプリンターで、これ量性のポリーブだからとか、全体的にきれいですねとかって説明してくれたりする。
でだ、今のEカメラはこんなものが一般的で、さっき言ったね、5本ぐらいのものが通っている管をなるべく細くして、
口の中から喉を通すんじゃなくて、鼻の穴から入れるっていうのも実用化をされているんですが、私は鼻はやったことないんですよね。
かおり
全部口から?
よしやす
全部口からです。
かおり
ほうが当然口よりも細くなきゃいけないわけ?
よしやす
そうなんです。
かおり
だけど、鼻のほうがどっちがいいとかある?
よしやす
だから口からのほうが一般的で、最新の管が細くなったやつは鼻から入れられて、ただ慣れから言うとまだ口というか普通に喉から入れるのがわかりやすいんじゃないかなと思いますけどね。
うまい先生だったら鼻から突っ込んで、さっき言ったね、縦と横をうまく使って、当たらないようにくねくねやっていくんだと思うんですよね。
たまに管自体をぐるって回すっていうの、上下左右でも見られるんだけど、向きを変えるのに全体をぐりぐりって回すことがあって、ちょっと気持ちが悪いんですけど。
かおり
どこが気持ち悪いの?
よしやす
喉がこすれる感じが。
かおり
喉のあたりが?
よしやす
そうそうそうそう。
かおり
お腹の中は気持ち悪くない?
よしやす
お腹の中はつつかれると気持ち悪いです。
かおり
ん?
よしやす
つつかれると気持ちが悪いです。先がツンツンすることがあるんですよ。
かおり
気持ち悪いがわかるの?
よしやす
なんかわかります。
というのがあるんですが、昔どうだったかっていう話をすると、内視鏡の起源というか、いろんなものがあって、今の胃の中を覗いたっていうのは、ドイツ人のお医者さん、クスマウルさん。
ドイツだ!ドイツだ!
よしやす
1868年、日本で言うと明治元年ですね。1868。
50センチ近いまっすぐな金属管。太さは13ミリだったそうです。
で、オープニングで。
かおり
13ミリって言うと、太さ自体はそんなに変わらないってこと?今とは。
よしやす
そうね。
かおり
で、まっすぐ曲がればしまったの?
よしやす
13ミリは今よりずいぶん太いよ。
かおり
お、そうなんだ。
よしやす
13ミリって1.3センチでしょ?太さ。
今の普通の胃カメラは1センチじゃないと思いますよ。
かおり
えー。
よしやす
1センチ弱じゃないかな。
で、まっすぐな金属管を剣を飲み込む大道芸人で試しましたと。
で、これは、どうこう、まっすぐだから光が直進できるんで、覗くっていうのができたと。
かおり
今みたいにモニターに映し出すんじゃなくて、顕微鏡のようにそこを覗いたわけ?
よしやす
そう、明かりを灯して覗くっていうのをやって、結局ね、1878年、ニッチェさんとライターさんが、
尿道や膀胱、尿道を経由して膀胱を見る膀胱鏡。
で、1881年にミクリッチさんっていう方が、初めて実用化された硬い内視鏡、
硬性胃鏡って書くのかな?硬い性質の胃の鏡。
これはね、検査時に全く曲がらないってやつで、やっぱり無理やり大道芸人みたいなことをやらせて。
かおり
普通の人も?
よしやす
そうそう。でね、これは一応実用化をされたんですけど、やっぱりとても大変なんで、
弓形に曲がったものを開発したっていうのがあって、それもね、1900年代、1932年。
ドイツのシンドラーさんが。
かおり
はじめっから曲がってるってこと?
よしやす
そうです。弓形に曲がっているのを弓形に突っ込むんですけどね。
その時には直径11ミリ、長さ75センチ、途中、先端3分の1がにょろって曲がっているっていう。
ただ、曲がっているとね、光を持ってくるの大変じゃないですか。
なので、レンズが何個か入っていて、豆電球で照明して胃の内部が見られるっていうふうにしました。
これが内視鏡の起源なんですけど。
かおり
その時に胃の中を見たかったのは、やっぱり病気とかそういったものがあったから見たかったの?
それとも単なるものを珍しさで見たかったの?
よしやす
基本的には胃の治療というかどうなっているか、病変があるかどうか、あとは回復手術をすべきかどうか、
あと、胃酸を取るみたいなもので胃の中にね、物を入れて胃の内容物を見るみたいなところもあって、
その流れの中で胃の中も見たいっていうのがあったようですが、
ここで日本のオリンパスが出てくるんですけど。
かおり
オリンパス。
よしやす
1949年、戦後ですね。
かおり
もはや戦後ではない。
よしやす
いや、そのころ戦後ですけどね。
かおり
そうですか。
よしやす
オリンパスに患者の胃の中を映すカメラを作ってほしいというのがオリンパスにリクエストがありました。
かおり
オリンパスって日本だよね。
よしやす
そうです。
かおり
今まで日本の先生はそういうまっすぐであったり、弓形に曲がってるやつだったりっていう固いやつを使っていたんだけど、
使い勝手が悪いから。
よしやす
ほとんど使われてないと思います、日本では。
かおり
逆に。
よしやす
要は。
かおり
で、海外でそういうのがあるっていうのを知ってて、ちょっと作ってよ、的な。
よしやす
で、この時に作られたのは、なんと胃の中を見る胃カメラではなくて、要は内視鏡ではなくて、胃カメラだったんです。
かおり
あ、写真を撮るってこと?
よしやす
そうです。
つまり、これはですね、1950年に作られた試作機っていうのは、この長い紐状というか棒状の物の先にちっちゃいちっちゃいカメラがくっついてる。
かおり
はい。
よしやす
で、フィルムは白黒で幅6ミリのフィルムがあって、先っぽに。
その時ってそうだよね、まだデジカメもないわけだよね。
ないないない。
かおり
フィルムに、しかもってことは、そこにフィルムがなきゃダメってことよね。
よしやす
そう、なのでどうしたかっていうと、フィルムの6ミリ幅のフィルムをくるくるって巻いて、で、豆電球とレンズがついたものを、その筒というか蛇の頭の先っぽみたいなとこにくっつけて、
で、豆電球パチッて光らせると、1枚露光して、そのあとフィルムを上の方からね、ワイヤーで1枚分むにゅって引っ張ると、次のコマに行って、また撮ってっていうのができると。
ということで、なんとフィルムの巻き合いができる、えっと、何?
胃カメラね、まさに胃カメラを作ったっていうのが、現代の胃カメラにつながる技術革新だった。
かおり
えー、ちょっと待って、ちょっと待ってね。
なるほど、望遠鏡だったものがカメラを使ったってことか、ここで。
よしやす
そうなんです。
それまでの胃の中に物を入れるやつは、まさに顕微鏡とか望遠鏡みたいな、覗き見る内視鏡だったわけね。
だったんですけど、このオリンパスが作ったのは胃カメラであって、体内にミニカメラを突っ込んで写真を撮るっていう機械を作った。
で、オリンパスのこのウェブサイトによると、この機械はまだまだ不満足なもので臨床的に十分使えるまでには至りませんでした。
かおり
まあまあまあまあ、一番初めだからね。
よしやす
そうですね。で、いろんな工夫を重ねて、やっぱり胃がんの早期発見のために使われるという風になっていきました。
で、胃カメラの時代が少し続くんですが、その後1960年代になるとファイバースコープっていうのが出ます。
かおり
それは、この内視鏡とはまた別に技術として出てきたってことね。
よしやす
そう。こっちはね、アメリカの会社が作ったファイバースコープ付き胃カメラっていう。
かおり
ほうほうほう。
よしやす
これね、光ファイバーっていうかグラスファイバーができた時に、これってね、曲がっても光が送れるっていうのがあるので、これをね、束ねるわけ。
何百本か。すごく細いから。
で、そこに、その先にレンズをつけると、その胃の中で取れたレンズでできた像が光ファイバーを伝わって、こっち側で覗き見ることができる。
つまりファイバースコープっていうのを使うと、奥の方を光ファイバーの束を使って覗き見るっていうのができて、胃の中を直接観察できるようになったわけ。
さっきのね、胃カメラってさ、胃の中のどこを撮ってるかって、ちょっとね、要は網羅するの大変なわけ。
一応多分空気とか入れて、ぐるぐるって回しながら何枚か撮ると、胃の中がある程度撮れるんだけど、本当に今どこを見てるかっていうのは、手探りなわけじゃないですか。
それがファイバースコープっていうのが誕生したので、今見てるところがあって、あっちこっちを見渡すっていうのができるわけ。
ということで、ファイバースコープ付き胃カメラっていうのは、胃の中を直接観察して、あとはカメラというか写真じゃないから、動いてるとかっていうのが見えるわけね、ある程度。
あとは、えーと、なんだろうな、その場でわかるっていうのがすごく大きいんですけど、これはね、海外のメーカーが手動して作ったものでした。
で、その後にファイバースコープは覗くだけだったのが、撮影もできるカメラをくっつけて、昭和50年頃、1975年頃には胃カメラ、つまり先っぽにカメラが付いて、
で、手当たり次第じゃないな、手探りで写真を撮るやつがすたれて、ファイバースコーププラス先っぽのカメラになるっていうのができ始めました、1975年。
かおり
このカメラはまだフィルム?
よしやす
このカメラはまだフィルムです。
で、この内視鏡ができたことで、食堂12市町ぐらいまで撮影ができるようになって、あとは、えーと、大町も一応見ることができるようになりました。
かおり
大町ってことは下からってこと?
よしやす
そうです。
省庁はね、結構グネグネしてるので、この内視鏡が届かない場所になっています。
で、もう一つね、さっき一番最初にちょっと話した、監視をつまむものとかっていうのがこの先っぽに付けられるようになって、組織を取るとか、ちょっとしたことだったら、
ワイヤーでポリープをプチュって取っちゃうみたいなこととかができるようになって、簡単な治療もできるようになるっていうのが進んでいきます。
かおり
はい。
よしやす
で、ファイバースコープからビデオスコープになる時代がやってきます。
これをですね、さっきはファイバースコープって言って、光ファイバーの束で映像を伝える。
で、写真は先っぽのカメラで撮るってやつだったのが、さっきのケーブルというか紐の先にフィルムカメラじゃなくて、ビデオカメラをくっつけてその場で観察するっていうのが出てくるというのがあります。
これCCDっていうのが開発されて、見えるようになったっていうのがあって、これができたのが1983年ですね。
1983年に先端にイメージセンサー、CCDっていうのをくっつけて、ビデオスコープっていうのができるようになりました。
これ皆さん、CCDってわかりにくいかもしれませんけれども、テレビカメラっていうのはね、この1970年代ぐらいまでは真空管みたいな筒状のもので絵を撮るしかなかったんで結構でかくて、絵を撮るところがすごくでかかったんですよ、部品として。
それがCCDっていう半導体素子で光を感じられる素子ができたことで、それ自体の部品がとってもちっちゃくなった。厚みもなくなったんで、こういうファイバースコープの代わりに絵カメラとしてビデオカメラを胃の中に突っ込むっていうのができるようになったっていうのが一つ確信です。
で、このCCDカメラを通して胃の中の画像がやってきて、それがテレビに映って、そうすると今度はみんなで見られるわけじゃないですか。あとは録画もできますよね。あとはビデオプリンターもつなげられる。
そうすると、さっきのファイバースコープでは先生がその場で覗くっていう一人分は覗けるし、写真も撮れるけど助手の人が手伝うとかできないわけ。なんだけどこのCCDのビデオ。
かおり
汗を拭くぐらいだね。
よしやす
汗を拭くんできますけど、CCDのやつができると何人かで、例えば先を動かすのとポリープを取る先生が別々でもできたりするわけ。
みたいなことができて。
かおり
アタッチメントが増えても対応できるわけだね。
これが1983年かな。最初に実用化したのはアメリカのメーカーなようです。
よしやす
今やもちろん日本ではオリンパスという会社がとっても視野高く作ってますけれども、この先端にビデオカメラがついてるっていうタイプのカメラが一般的です。
よしやす
これからどんな風に進んでいくかって話ですけど、一つはさっきの細くなって鼻から入れられる。
そうすると関西ではエズクっていうの。喉を刺激されて吐きそうになるってことね。
かおり
関東ではそう言わないの?
よしやす
わかんない。私の小さい頃はエズクとは言わなかったんですけど、音反射、吐きそうになる反射を軽減できるようになったり。
さっきからちょっと言っている口からイカメラ入れると胃から十二指腸ぐらいまで届くけど、その先はなかなか見えない。
お尻の方から行くと大腸はなんとか見えるけど、申腸の直前ぐらいまででやっぱり止まってしまって、小腸はイカメラが、イカメラ?内視鏡って見られないっていうのがあったんですけれども、
どんだけも使われてるかわかんないけど、カプセル型の内視鏡が実用化されていて、小型のカプセル型のカメラを飲むと定期的に写真を撮ってくれて、これはお尻まで、口からお尻までずっと行くんで、最後お尻が出る。
かおり
最後内視として出ちゃうってこと?
よしやす
そう。
かおり
出たことの子はどう調べるの?
よしやす
これ入院するんじゃないのかな?このトイレでしてくださいっていうのが出るんじゃないかな?
あとは、今は通信もできるんで、お腹のどこにあるかある程度わかるみたいですよ。
かおり
それって、撮ったデータはどこにあるの?
よしやす
なので、カプセル型内視鏡は、今多いのは回収してじゃないかな?
かおり
じゃあその内視鏡そのものにデータが入ってるってこと?
よしやす
あとは、無線でレコーダーに送って、毎回毎回外で記録するっていうのが多分あるはず。
そっちはどこまで行ったか、何が撮られたか、廃止されたかももちろん、外付けのレコーダーを見ればわかるんですけど。
あとポイントはやっぱり、小鳥の中の撮影ができるっていうのがすごく大きくて。
今まではね、小鳥はクネクネしてる話と、入り口から遠いっていうのでなかなか見えなかったんですけど、
それがこのカプセル型の内視鏡というのを飲み込むだけで、消化管の写真が撮れるというのが大きい確信になります。
かおり
消化管、もう全部ってことね。
よしやす
そうですね。これが実用化されています。私はやったことないんですけど。
もう一つ。
かおり
どのくらいの大きさだ?
よしやす
カプセル型内視鏡ですか?
カプセル型内視鏡の大きさは、今だいたい直径が11から12ミリぐらいで、長さが一番長いもので3センチぐらいらしいです。
短いものは2.5センチぐらいのもあるみたい。
かおり
飲めと言われれば飲むのか。
よしやす
なんか海外のサプリってバカでかいけど、こんなでかくない。
かおり
あるね。何色なのかな、その。
よしやす
内視鏡自体。
かおり
ネズミ色とかだったら結構飲むのがちょっとなんか、うやってなるし、口に入れたときに金属臭がすると、うやってなるけど。
よしやす
多分金属っぽくはなくて。
かおり
遠いコーティングとかないのかな。表はちょっと砂糖でコーティングされてるとか。
よしやす
わかんないです。ただ飲むときに。
かおり
飲みやすいよとか。
よしやす
胃カメラと同じようにちょっと喉に麻酔かけるとかはあるかもしれないですけどね。
かおり
よく看護師さんが、この薬、朝飲んどいてくださいねって、すっといなくなるとは違うわけね。
よしやす
とは違います。飲むときに。
かおり
みんなの目の前で飲んでくださいって。
よしやす
そう思います。
で、何が立てればいいんだろうな。
円筒の先っぽが丸くなってる感じね。
で、その丸くなってる先っぽがドーム状に透明になっていて、その中にランプとカメラがある。
わかります?眉型になっていて、円筒とドームがくっついてる形状で、
両方のドームのところに多分カメラとランプがあって、定期的に写真を撮ってデータを送る。
で、中に電池も入っていて、お腹から出たら使い捨てというタイプです。
で、ちょっとね、どれぐらい素晴らしいのかわかんないですけど、少なくとも小腸の中がお腹をね、
メスで開かずに、確かめられるのはこのカプセル型内視鏡しかないので、今は。
そこではとても役に立ってると思います。
で、今、内視鏡、口からね、食堂を通って、胃、十二指腸、小腸、大腸っていうところを見るっていうタイプのお話をしてきたんですけど、
よしやす
同じような技術は腹空胸手術っていうところにも利用されていて、
そちらのものはお腹の中の手術をするときに、
メスで大きく開くんじゃなくて、穴を三箇所ぐらいお腹に開けて、
一つのところから、それは硬いんですけど、先にランプとカメラがあるやつを差し込んで、
他の穴から手術用のものを差し込んで、お腹の中に二酸化炭素をくって空間を作って、
大きく切らなくても腹空胸っていうものを使って内臓の手術をするっていうのにもカメラ技術っていうのが使われていて、
最近は、今度はその先っぽの手術をする先、三つ穴を開けるって言ったけど、
一つのところにカメラと明かりと空気の挿入の管を持っていって、
あとの二つが先っぽに小っちゃいメスとか小っちゃいつまみがくっついていて、
それを医師、先生は他のところでリモコンで動かして手術をするっていう、
ダビンチっていうのが一時期有名になったんですけど、
そういうロボットハンドを先生がこっちのコントローラーで動かして手術をするっていうものもあったりして、
そこにもね、やっぱり内視鏡の技術で作ったお腹の中を照らして撮影するっていう技術が使われていたり、
あとは内視鏡系もそうですし、腹空胸手術もそうなんですけれども、
普通の可視光、目で見える光で見るだけじゃなくて、
ある特定の波長のもので撮影をすると、
組織の中で変わっているところ、病相とかが見つけやすいっていう工夫があったりとか、
お腹開けてね、先生が目で見て、ここを切り取らなきゃいけないっていうのは、
普通は目で見るじゃないですか。
それをカメラを通して見るからこそ、ちょっとした色の違いとか、赤外線だと違いが分かるとかっていうのが、
その場で分かって手術ができるとかっていうのにも応用がされているっていうのが、
新しい活用として、お腹の中をカメラで見るっていうところが活用されているっていうのがあります。
ということで、内視鏡の歴史、大道芸人を使って真っ直ぐなものを見るっていうところから、
かおり
大道芸人の献身的な活躍により、
よしやす
今の献身につながっているわけですね。
かおり
大道芸人に拍手って感じだね。
よしやす
結局ね、実験的なものはいくつかあったけど、
実際に実用化されたのは、戦後のオリンパスの作ったちっちゃいカメラ、
ファイバースコープ、ビデオスコープみたいなものから実用化が始まっていて、
いろんな活用が進んでいるという感じですかね。
はい、ということで、内視鏡の歴史を。
かおり
まだは初めに見たいと思ったのかな。
やっぱり大道芸人見て、これは覗けるんじゃねえかと思ったのかな。
それとも覗きたいと思ってたのかな。
よしやす
やっぱり診察をするときに中が見られればいいのにっていうのはずっとあったんじゃないですかね。
ほら、ジビカとかに行って、鼻の穴広げて中見られるじゃないですか。
例えば。
それと同じように、口の中、喉、食道、胃みたいなところに、
まさに胃がんはある程度メジャーな病気ですし、
胃の調子が悪いっていったのが、ちっちゃいポリープなのかがんなのか、
それともただれているのかみたいなところも、
調べたいと思ったらやっぱり見えたらいいのにって思ってるんじゃないですかね。
あとは最初にも言った、回復手術をすべきかどうかの判断とかっていうのも、
開ける前に分かるっていうのはとても大事なんじゃないかと思います。
ということで、内宿教の話を今日はしてきました。
ぜひですね、こんなもののテクノロジーの歴史、
こんなツールの歴史を知りたいというのがあれば、送ってください。
先日神戸に行ったときに、新神戸、新幹線の駅ね。
のすぐそばに、竹中大工道具館っていうのがあって、
竹中公務店がやっている企業博物館で、
大工道具とかね、あとは木組み。
宮大工さんが作るような木組みの展示とか、そういうのがあって、
すっごいたくさん道具があるんですよ。
一番最初には、石でできた石斧から始まって。
かおり
今使われているものってわけじゃなく、歴史的に。
歴史もある程度あって、古い日本の建築では、
よしやす
鉋とかもね、違ったりするんですよ。
あとは、どうやって板を作ったかみたいな話も、今みたいなね、
豪華なのこぎりがない時代にどうやって板を作ったかみたいなのも展示があったりします。
っていうのを見ると、やっぱりね、道具の歴史って大事だなと思っていて、
フォークの話をオープニングでしましたけれども、
身の回りにある道具とか、いくつかの技術について、
知りたいというのがあればリクエストをいただければと思っていますし、
シリーズ化する名前をちょっと考えてですね。
かおり
そうね、シリーズ化するんだったら、ちょっとかっこいい名前が欲しいね。
よしやす
身の回りの道具初めて物語とかだといまいちなんで、なんか考えます。
かおり
なんかとても嫌。
よしやす
はい。ということで、今日はこの辺にしたいと思います。
この番組では皆様からのメッセージを募集しております。
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そちらもよろしくお願いします。
かおり
はい、よろしくお願いします。
よしやす
あとですね、さっきポッドキャストにもう少し真剣に取り組まなきゃいけないなと思ったところもあって、
なかなかね、かおりさんと予定合わせるのが大変なんですが、
国立科学博物館のちょっとしたご案内というのを、
有料版のおまけにご案内をしようかと思っているので、
そちらも気になる方は聞いてみてください。
かおり
気になる気になる。何の話?
よしやす
だから有料版をお聞きの方々限定で、
国立科学博物館のご案内っていうのをまたやってみようかなと思っております。
かおり
今、具体的な話があるわけじゃないよね。
よしやす
有料版を聞いてください。
ということで、そんないりかの時間帯666回、
かおり
666。
よしやす
お送りいたしましたのは、よしやすと、
かおり
かおりでした。
よしやす
それでは皆さん、次回の配信でまたお会いしましょう。
さようなら。
かおり
ごきげんよう。