1. そんない理科の時間
  2. 第492回 テレビのしくみを人間..
■オープニング・テレビ放送のドット数・テレビのしくみを人間を理由に考える・500回になります・地方博物館に行きたい・記念グッズを作りたい・ #科学系ポッドキャスト タグ ■テレビの話・1秒に24枚の画像・ブラウン管にあわ...
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理科っぽい視点で、みんな周りのことを見てみませんか。
そんない理科の時間B、第492回。
そんない理科の時間B、お送りいたしますのは、
よしやすと、
かおりと、
まさとです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日はテレビの話をしようと思ってるんですけど、
テレビいいじゃないですか。
全然見ないけど。
テレビ上。
あ、そう、この間さ、なんだっけ、
ぶらたもりがさ、延期になったんですよ。
総理の記者会見があるっていうので、
放送が中止になって、年明けになっちゃったのかな。
そう、ちょうど翌週からが、年末年始特番週、
ウィークに入るらしくて、
たぶんだからずらせなかった。
1週間の巡演ができないんで。
じゃないかって噂なんだけど、
大井川の、
そうですね、大井川鉄道というか、
大井川近辺ですね。
そうそうそうそう。
それに対して結構ツイッターで、
支持率低下って書いてあったのが笑えたんだけど。
ね、個性に越されぬ大井川。
何?
個性に、個数に越されぬ大井川ですよね。
そうなの?
確かに。
そうです。
そうなんだ、大井川はさ、年明けに行くことになってたからさ。
予習したかったのに。
ちょっと残念。
復習になる感じ。
なんでテレビの話をしようかと思ったかっていうと、
前回の放送でですね、
私は嘘を言ってしまいまして、また訂正になりますが。
また?
申し訳ありません。
はい、じゃあ恒例の訂正のコーナー、
じゃかじゃん!
皆さんが最近こうね、見てる横長のテレビ、
いやー、私とかは昔のね、
縦横平が4対3のテレビっていうのを見てたので、
今は横長って言ってますけど、
横長にとっては普通のサイズのテレビかな。
横が、比率でいくと16対9ね。
うん、普通。
そうそうそうそう。
で、一般的にハイビジョンと呼ばれているやつは、
横にドット数がね、画面を構成しているドット数が、
横に1920、1920ドット、縦が1080ドットっていうのが、
まあ、一般的というか定義されているやつで、
多くのテレビは1920、1080とか、
それの2倍ね、横が3840、
で、縦が1080だから2160っていうので、
それがだから4Kってやつね。
だいたい横が4000ドットだから。
とかっていうのがありまして、
放送がそれに合わせて送ってきているのですが、
実は地上デジタル、地デジと呼ばれている放送は、
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縦は1080ドットあるんですけど、
横は実は1920ドットも送ってきてないんです。
えぇ!?
どういうこと?
えっとですね、16対9で撮るんですけど、
横は1440ドット、つまり一つの画像は正方形じゃないのね。
あー。
それを送ってきたやつをやや横にビロって伸ばして、
表示するっていうのをやっているんですよ。
へぇー。
そうそうそうそう。
あ、じゃあそもそも、
ドットって言い方をすると正方形もしくは円とか、
横幅が同じって感じているけど、
実は違った。
まあまあまあ。
表示されているところは同じ?
だから最終的にはテレビの上では、
同じ正方形っていう感じ?
1900にテレビのほうで直すんです。
うーん、だけど送られてきてるデータは正方形じゃない?
送られてきてるのは正方形じゃないです。
おお。
へぇー。
そうなんです。
地デジは長辺が1440、短辺、縦が1080ピクセル。
だから計算すると150万画素ぐらいね。
うんうん。
1.5メガピクセルぐらい。
まあそれがデジタル放送の規格の一つになってるんで。
で、もう一つがちゃんと1920×1080で送ってくるっていう放送もあって、
BSとかはね、1920、1080が多いんですけど、
確かね、BSもちょっとね、ずるをして、
BS1が1440になったんじゃなかったっけね、ちょっと前に。
ちょっと前?
これはですね、AVウォッチの2018年1月15日の記事ですが、
2018年の1月14日にBSデジタル放送BS1の解像度が1440×1080に削減された。
従来は1920×1080と。
これはですね、4K放送っていうのをするのに、
普通の2Kのやつはちょっと画質が落ちてもいいんじゃねえのっていうことでですね、
待機削減というのをやりました。
なんでそりゃ。見たい、綺麗なのを見たくないんだから、
ちょっとぐらいもっと汚くてもいいだろうってこと?
てか、ちょっとたくさんデータを食う人がやってきたんで、
みなさんちょっとずつ控えてくださいと。
なので、以前はね、BSは帯域が広くて、
例えば紅白歌合戦みたいな、地上派でもBSでも同じのやるっていう番組とかがありまして、
それだと紙吹雪が舞ってるところとかを見ると、
お、やっぱBSの方が綺麗だなみたいな時があったんですけど、
今はまあ変わんないですね。
その上、BSの方が遅れてきますからね。
そうそう、あれがなくなったね、ピッピッピッポーンっていうのが。
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そう、この前も話したけど、情報がなくなった話は。
BSはもっと悪くて、
0.23秒かかるのかな、衛星まで行って帰ってくるまでに。
なので、そこの遅れはどうしようもないんで。
そんなこともありまして。
生放送といっても生放送じゃないわけね。
いやいや、そんなことないですよ。
生放送なんだけど、バケツリレーがいろいろ時間がかかったりするんで。
それでも生放送っていうの。
あ、リアルタイムじゃないってことか。
リアルタイムではないです。
なるほどね。
生放送だけどリアルタイムじゃないと。
はい、遅れが生じますと。
その遅れを利用してなんだったっけ、
ちょっとなんか放送事故があったらうまくピーって隠せるって聞いたことあるけど。
違います。
あ、だめだね。
それは急いで、それだから、今度はそれにどうせちょっと遅れるんで、
10秒ぐらい遅らせることにして、
10秒前から消せるっていうスイッチをつけるっていうのをやってるところもあると言われています。
要は都合が悪い放送になったら黒くしちゃえみたいな、音切っちゃえみたいなのができるっていうのが、
5秒とか10秒遅れにするっていうのをわざわざやるっていうところもあるんですけど、
それはそれとして置いておいてですね。
今日はその流れでテレビの話を少しするんですけど、
はい。
普通テレビの放送の仕組みを話すときは、
色をまず3原色に分けてっていう話をするんですが、
今日はこれを見る人の側からテレビの放送を説明しようと思っています。
視点が変わりますね。
人の目からってこと?
そう。
単体細胞が衰退細胞がって話?
そこまでは言わないんですけど、
要はテレビ放送って結局は自分がある場所にいて景色を見るのを、
家にいて電波を通して送ってもらうっていうことじゃないですか。
はい。
絵と音をね。
はい。
で、送るほうは電波をたくさんなるべく使いたくないわけ。
さっきもあったちょっとハイビジョン、もう4Kのやつ放送するから、
BSの人ちょっとだけ送るデータ量を減らしてみたいなことが行われているわけですよ。
うん。
つまり送るほうはなるべく、今で言うとデータをたくさん送らずに絵を送りたいわけ。
わがままな。
ほらギガが減るから。
なんだけど、画質は落としたくないじゃないですか。
そうですね。
で、どうしたかって言うと、人間が感度が高い、要は細かいところまで見るところは、
ちょっと余計にデータ使うけど、あんまり見逃しちゃうようなところは、
あんま送らなくてもいいんじゃないのとか考えるわけ。
ひどくない?
でも、そうすることによって。
画面の端っこってこと?
いやいや、いろんなやり方があるんですけど、
その一つが一番最初、絵を送るときに、とりあえず色はいいと。
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明るさだけ送れば人間なんとかなるべえって言って、白黒放送ってのが始まったわけですよ。
で、どうやってテレビを送るか、テレビというか動画を送るかっていう話をまず考えて、
っていうところから話を始めようと思いますので。
まだ始まってなかった。
本編でそれを話そうと思います。
で、オープニングの終わりに、来年の2月ぐらいに、2023年の2月ぐらいに、この番組は500回を迎えます。
じゃがじゃーん。じゃんじゃがじゃんじゃんじゃーん。
で、真面目に、何ヶ所か、地方というかですね。
東京を飛び出そうと。
東京飛び出そうと。東京飛び出すって言ってもね、箱根ぐらいだと近すぎるんで、もう少し遠くまで飛び出そうと思っています。
ちょっとね、3人して行けるか分からないんですけど、どこかの博物館とか、科学館に行こうなんていうのを真面目に考えております。
で、すでにね、メールでここはいいですよみたいなところはあるんですけど、まだ全然決めてなくて、日付も行く場所も決めてないんですけど、もしここがおすすめとか。
で、行くんだったら日付だけでも早めに。
そう、だんだん決めていかなきゃいけないなと思っていて。
で、別に500回、当日じゃなくてもいいので、2月から3月ぐらいの。
当日って言われても、だってね、いつ聞くかによってね。
500回ぐらいになったよってことで、2月から3月ぐらいでどこかに行ってみようかななんて思ってますので、ここに来てくださいとかですね、そういう話があればメールを送ってください。
あと、400回のときにトートバッグを作りましたが、とりあえずキーホルダーぐらいは作ってみようかと思っています。
どうやって作って、どうやって皆さんに買ってもらうかは検討中ですが、たぶんすずりとかそういうところの、私が在庫を持たなくていいというか、皆さんからの個人情報を取らなくてもいいようなサービスにすると思います。
結構ね、皆さんからメールをいただいて、メッセージと一緒に送り先を見つつ、宛先を書くっていうのもできないことじゃないんですけど、それなりに大変なので。
っていうのと、例えばね、500個作って100個しか売れなかった場合に悲しいので。
今のところ、アクリルキーホルダーは1種類ぐらい考えているのと、またトートバッグを作ろうか悩むんだよね。
作ってたい。
っていうのと、前回400回のときにトートバッグ作りまして、そのときには400回の放送日の夜の星空を、なんですけど、それをね、製図をデザインしたトートバッグにしたんですけど、ちょっと問題がありまして。
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いや、今回500回も、1年ってだいたい50回分ぐらい放送するのね。そうすると、400回から500回って2年経つわけですよ。
そうですね。
そうすると、星空があんま変わんないんだよね、そのときと。
いいじゃないですか。だから、それが私いいって言ってるじゃない。ほぼ同じなのよ。ほぼ同じ星空のトートバッグ。だから前回買えなかった人も買えるけど、実は日付のところだけ違う。
ちょっとした間違い探しとか。
月とか、惑星は違うんですけど、構成は全くというかほぼ同じっていう状況でですね。
うん、だからそれがいいなと。
かおりさんがこの明るい星をこの辺にって言うと、全く構成は同じレイアウトになっちゃうんで。
そうそうそう。だからそれがいいなと、それが星。
だってすでに400回のやつ買っていただいてる方は、同じようなやつ2枚も持っててもなんじゃないですか。でしょ?
でも欲しいな。
あれ?かおりさんはあれだっけ?注文してくれたんだっけ?まあいいや。
持ってるよ。
うん、なんか私が買って渡したのかなと思って。
どうだった?そうだ、なんか一番初めに吉田さんが作って、それと解像度をなんか変えたんじゃなかった?
私は1枚だけ解像度が低い試作版っていうのを持っています。
そうそうそうそう。で、その次私のところに来て、で、うむって言って、じゃあこれでいこうっていう。一応試作版に。
それもちょっと考えておりますが。
それがいいな。
大きくデザインを変えるか、例えばあのね、えっと白黒反転にするとかいろいろあるかと思うんで、デザインは似てても。
ということでそれらへんも検討中でございます。
コメントあればぜひメールで送ってください。
はい、あと最後にもう一つだけお知らせ。
前回の放送で、科学系ポッドキャストというハッシュタグをつけて、ツイッターで2022年の一番おすすめのエピソードをツイートしてくださいというお願いをしました。
ありがとうございます。何人かの方にはツイートしていただいて、それを科学系ポッドキャストを推進しようっていう、鼻息の荒い?じゃないや。
そこまででもないな。
推進をしてくれているレンさんという方。
番組はサイエントークというのとサイエンマニアという番組をやってるんですけど、
その方がSpotifyのプレイリストっていうのにまとめてくれて、科学系ポッドキャストで2022年おすすめっていうのがあったやつを、
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いくつかの番組から一エピソードずつつなげてるっていうプレイリストが作っているので、ちょっと科学系ポッドキャストで、
ツイッターとか、あとノートっていうブログサービスを覗いてみてください。
Spotifyへのリンクが見つかるんじゃないかと思います。
あと、科学系ポッドキャストというハッシュタグはですね、特にこのイベントだけで使ってるわけではないので、
もし皆さんがこの番組とか科学系のポッドキャストについてツイートしていただくときには、
ハッシュタグ科学系ポッドキャストってつけていただけると、
ポッドキャストをやってる人たちの目に留まりやすいと思うのでつけてみてください。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
私はちなみにハッシュタグそんなイリカの時間とか、そんなイリカの時間のシャープなしみたいなやつで、
週に1回以上は検索してると思うので、
一応読んでます。
読んでます。
ということで、本編でテレビの話をします。
今日はテレビの仕組みを人間の特性から考えるというのをやっていこうと思っています。
最初ね、白黒のテレビの話をしましたけど、
該当テレビってやつだよね。
別に該当テレビってわけじゃないですけど、
私が生まれた頃はまだカラー放送が始まったばかりで、
テレビ欄にはカラー放送にカラーっていうのがマークでくっついてるっていう時代がありまして。
どういうマーク?
カラーっていうのが枠で囲んであるだけなんですけどね。
それに新聞なので、カラーっていうのが虹色にはなってなくて白黒ですけどね。
テレビが放送される前に人々は映画っていうのを見てました。
映画は白黒だったりカラーだったりするんですけれども、
1秒間に24枚の絵が映るっていうのが標準的な映画ですね。
だから24フレームパーセコンド、1秒間に24フレーム分出るっていうので、
24fpsと呼ばれています。
皆さん映画館で見たときに普通に見るだけだとそうでもないですけど、
動きが速いときにちょっとちらつく感じがするんじゃないかっていう経験をしたことがあるんじゃないかなと。
そういうことをそこで言われてもわかんないや。
ちらつく思ってるのかな。
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思ってるけどでもこんなもんっていうのと、その後ストーリーに流されちゃうから覚えてない。
なので、24fpsとかもうちょっと低い15fpsとか16fpsぐらいだと、
普通に動画には見えるんだけど、時にちらつきが出るっていうのがあります。
つまり人間の目をごまかすには、ちらちらしないようにするには、
やっぱり明るいところというか動画が動くのに、
1秒間に24枚ぐらいの絵は必要なんじゃないかという特性があるので、
テレビを作るときにはそれ以上のフレームパーセカンド、
つまり1秒間に送る絵を24よりも上にしようというのを考えました。
映画よりもよくしようってこと?
少なくとも映画並みにはしなきゃいけないねってことで。
その頃の電源の周波数がヨーロッパでは50Hz、
アメリカでは60Hzが一般的だったのもありまして、
ヨーロッパでは1秒間に25枚、
アメリカで作った企画では1秒間に30枚送るってことにしたんです。
これは電源のところに50Hzか60Hzが来ているのを使って、
中の信号を作ると楽チンだから。
今のテレビとかラジオは基本となるクロックっていうんですけど、
そういうのが内部で生成できるようになってるんですけど、
昔のテレビとかは50Hzか60Hzを電源の線から作るっていうのが楽チンだったので、
その後はちゃんとね。
電源でオーオフというか変わってるから、そのリズムに合わせちゃえってことね。
っていうのがやりやすかったっていうのがありまして、
なのでヨーロッパのテレビ放送はずっと1秒間に50枚じゃないや25枚、
映画よりも枚数が多くて。
1枚多いね。
アメリカの方は30枚っていうのをしました。
もっと多かった。
で実は25枚とか30枚で昔のブラウン管に絵を投影してみたら、
実はちらつくということがわかってしまいました。
絵っていうのは人の目の方がより繊細というか。
映画とテレビでは写し方が違うっていうのがありまして、
映画は1枚1枚写真が順番に写っては消え写っては消えてするのが映画じゃないですか。
でもテレビは電波に乗っけて画像を送るので、
1枚分を送るんじゃなくて線にして送るわけ。
明るいくらい明るいくらいっていうのを線にして、
1行目を左から明るいくらいを書いて、次に2行目を明るいくらいっていうのを書いて、
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っていうのをずっとやって、上から下まで埋まると絵が1枚できるってなってるのね。
だから光ってる場所がだんだんずれていくんですよ。
それが30分の1秒とか25分の1秒で1枚を左上から、
NTSCっていうアメリカで作られたやつだと525回、525行分書かれるわけ。
それを見るとチラチラしてしまうっていうのがあって、どうしようと思ったわけです、そこで。
どうしたかっていうと、倍にして1秒間に60回書いてやろうと。
なおかつ、そうすると絵が足んなくなっちゃうじゃん。
30枚しか用意してないから。
インターレースって言って、1行目、3行目、5行目、7行目っていう奇数のやつをまず60分の1秒で書いて、
1画面分書いた後、次の時に2行目、4行目、6行目、8行目っていう偶数のところを書くっていうのをやりまして。
半分のデータで1枚写したってこと?
そうそうそうそう。
ちょっと荒くするけど、その代わり枚数を多くしたわけ?
1秒間にリフレッシュする、枚数を多くするっていうのをやって、つまり人間の目をどうごまかすかっていうのの戦いなわけです。
NTSCっていう白黒の放送ができて、525本分のやつを1画面に送って、
それを30秒かけて奇数のやつを送って、偶数のやつを送ってっていうのを順番に送るようにしましょうねって決めた。
っていうのがテレビの始まり。ちゃんとした放送のね。
テストの段階でなんかそういう風にちらつくっていうのがまず出たので、
本放送までにはそこをじゃあこうごまかそうぜっていう風にやったってこと?
たくさんいろいろ試作をしてるわけです。
1枚を送るのに早くしたり遅くしたり、あとは何本分送ると細かく見える見えないって話で、
512本送るっていう話も、525本だ、525本送るっていう話も、あんまり荒すぎると今度は線が見えちゃうじゃない。
それがごまかせるぐらいの本数にしてっていうので決めたのが、NTSC525本、30fps、1行おき送りっていう。
だから60分の1秒に1枚、半分が書き換えられて、次の60分の1秒にまた半分が書き換えられてっていうのが作られました。
で、今度はそれをカラーにしたくなっちゃったわけだね。
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なんで?人はまったくもう。
カラーにするときに、カラーは3原色になります。
それはその前からわかっていて、写真のフィルムだって、レッド、グリーン、ブルー、RGBね。
で、表せば人間が感じるのが、レッドとグリーンとブルーのところに目の細胞が感じるから、それに合わせてやれば一番、なんだろうな。
効率いいというか、3色だけで。
ごまかせると。
ごまかしの世界。
映画もね、カラーになったときに総天然色って書いてあったりするんですけど、
総天然色って言いながら、結局は3つの光の組み合わせなんですけどね。
世の中3色しかないってことっすよ。
そうそうそうそう。なので、3色をなんとか送ることができれば、色がつけられる。
一応カラーにはなると。
なんだけど、そうすると3倍必要じゃないですか、今度は。
まあ単純に言えばね。
情報量が。
なので、いろんな人がいろいろ考えて、人間の目は明るさの変化、つまり白と黒の変化に対しては細かいところまでわかるけど、
色の変化は少し塗り絵ではみ出してもOKよってことにして、色の信号はなるべくなるべくなるべくデータが少なめなところにぎゅーっと押し込んで、
それもRGBにせずに色信号っていうのの計算をして、なるべく信号がごまかせるようにして突っ込むっていうのをやり始めました。
それがカラーのNTSCってやつで、明るさ信号の隙間のに、同じね、チャンネルに白黒もカラーも送らなきゃいけないっていうのがあったから、
いろいろ工夫をして、そこで色信号っていうのをやったんですけど、実は色信号は明るさの信号に比べて何分の1だっけな、4分の1分ぐらいの情報量しかないんですけど、
人間の目は白黒のね、明るさが変わるっていうのに敏感だけど、色が少しぐらいに染んでいても明るさの変化で、
しっかりとエッチというかが見えればごまかせるっていうことで、そんなことでカラー化というのが行われました。
それでも1秒間に30枚インターレースっていって、13579を送ったあと2468を送るってやつで、半分ずつを60分の1秒ずつ送るっていうのは変わらずっていうのがとても長く続いたんですよ。
私が子供の頃見ていたテレビはそのカラーのNTSCっていう仕様のテレビでした。ということで、テレビを作るときに人間の目の特性に合わせてどれだけ人間の目に綺麗に見えて、なおかつデータが少ないかっていうのをやってきたんですが、
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テレビでRGBを映す、要はレッドとグリーンとブルーを映すのに、本当であれば同じところに色をつけなきゃいけないわけじゃないですか。
でもテレビなどで色を出すには、同じところで色を出すのは大変なんで、赤く光るものと緑に光るものと青く光るものを並べるしかないのね。
それが一番作りやすいから。なんだけど人間の目は細かいところにレッドとグリーンとブルー、RGBがあれば、ちょっと離れてみれば大体混ぜて目の中で処理されるんで、つぶつぶが見えないっていうのもあって、
人間にはつぶつぶが見えないけど、大きいつぶつぶにしていいよっていうところをまた狙っていくわけですよ。
バランスの攻め試合ですね。
ブラウン管時代はどちらかというと加工制度でその頭打ちになってたんだけど、それがデジタルになると何個分この三原色のやつを並べるっていう話になって、
それ自体を何個並べるかっていうのがデジタル時代の画素数っていうのと関わってくるんですけど、
NTSC時代があって、NTSCの時にも液晶テレビっていうブラウン管じゃないテレビが出てくると、
ブラウン管でも一応あれなのかな、RGBの個数っていうのはあったはずなんですけど、
実はブラウン管よりも最初のほうの液晶テレビはつぶつぶが小さくできなかったんで、加工制度の問題で。
なんかつぶつぶ見えてるのはあったよね。
そうだから近くで見るとつぶつぶが液晶のほうが見える時代があったんですけど、
それ横に何個並べて縦に何個並べるかっていうのがあって、さっき525っていう話をしたんですけど、
525本分のデータというか線があるけど、テレビの中では全部映さなくてもいいよっていう仕組みというかことにしようっていう約束になってた。
なんでかっていうとブラウン管は端のほうは絵が綺麗に出ないのと、
行って帰って行って帰って一番下まで行って一番上まで戻ってっていうので信号のほうも途中にお休みがあったりしてっていうのがあって、
とりあえず480本出ればいいってことにしましょうってことにしたの。
だからそこが出ればテレビとして言っていいよと。それよりも小さかったら字が欠けちゃう。
だからセーフティーエリアっていうのがあって、テレビ局が字幕を出すときにここから越えたらテレビの仕様的には映るはずなんだけど、
ご家庭で映らないかもしれませんっていうのがあったわけ。
だから昔のブラウン管テレビは端っこが広めに映るやつはそうでもないやつがあったり、
あとは端っこが丸くかけててもOKっていうのがあったんですけど。
なので液晶テレビになったときに縦は480で、4対3に並んでいるから横は640だから、
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640ドットの480ドットぐらいでいいよねっていうことにして、
ちょっと遠くで見れば分かんないよねっていうところから始まるわけですよ。
で、640×480っていうとだいたい0.3メガピクセルかな、たぶんそのくらいですよね。
30万画素ぐらい。
っていうのでRGBを並べるっていうのが始まりまして、
でもよくよく見るとつぶつぶが見えるっていうのをだんだん小さくしていくっていうのが行われるんですけれども、
それと同時にデジタル化っていうのが進んでいきます。
さっき言ったNTSCっていうのはアナログ放送なので、電波がやってきてっていうのはアナログ回路で処理されるんですけど、
それをデジタルにしてしまうといろいろ工夫ができるんじゃないかと。
で、今度デジタルになったらどうやって人間の目をごまかすかっていうとですね。
またごまかすわけ。
例えば1秒間に60枚絵を送ることにしましょうと。
で、動画ってだいたい全部の画面がすべて書き換えられるってことはなくて、
一部だけ動いていることが多いじゃないですか。
背景は固定だけど人だけ動くとか。
だから前のフレーム、前の絵と今の絵の差をとって、その差だけ送るとデータが小さく済むよねとか。
そうね。
あとはベタ塗りになっているところは1個1個データを送るんじゃなくて、
この辺は何色って言ってエリア指定で送っちゃった方がいいよねとか。
逆に今回のところはこのくらいまでだったら分かられちゃうから、
細かくするのもこのくらいまでのところは送るけど、
その上の細かさはちょっと丸めちゃおうとかっていう話と、
さっきNTSCのカラー化でも出た1個1個について、
絵を撮るときにはここが何色何色何色、RGBがいくつっていう数字が出るけど、
色のデータは全部のドットにつけなくてもいいよね。
明るさだけつけておいて1個おきに色信号にしないとか。
デジタルなんだけど全部のところに色がついてるわけじゃなくて、
飛び飛びで色の信号を送るとかっていう手抜きというかですね。
人間の目にはそんなに関係ないけど、
信号的には少なくなるっていう方法を各作するわけです。
で、色を抜く、さっき言った前のフレームとの差分を取って変化だけ送る、
あとは細かいところとそうでもないところっていうのを計算して、
あんまり色とかに変化がないところについては少ないデータで表現するとかっていうので、
33:02
データをギュギュギュギュっていう風にやるっていうのがデジタルだとできるよねっていうことで、
それを考えると今までのアナログの放送と同じ電波を使っても、
より高密度で高精細な絵が作れるよねっていうことにしたわけ。
逆に言うと、ただ単にデジタルにしただけだとアナログの帯域に入らなくて、
そのデジタル化の差分を取るとか、
いくつかの悪い意味ではなくてごまかしの工夫をすることで、
きれいなんだけど同じデータ量で送れるっていう工夫をして、
地上デジタルは同じチャンネル数だけね、
電波を余分に使わずに同じチャンネル分だけ送れるっていうのをやったりとか、
デジタルになったんで、すごくデータ量として汚くてもいいから送るとかっていうのもできるようになって、
そうすると地デジって全部で13個のデータストリームを一遍に送るっていうのをやるんですけど、
それをテレビで組み合わせて元の絵にするっていうのができるんですよ。
デジタルだからこそできるのね、数字を一緒に送るから。
そうすると12個分使うとフルHD、地デジでいうと1440×1080ドット分が送れるけど、
綺麗に送れるけど、これ12個分使わないで、
例えば4セグメント、4つのパートを使って3チャンネル分送るとかってできないって言って、
それをやると今までの放送、いわゆるNTSCって呼ばれていた、
昔のアナログ放送と同じくらいの画質で3つのチャンネルが送れるよねみたいなことができるんですよ。
そうするとプロ野球中継とか相撲中継とかそういうのがニュースが始まったときに、
同じチャンネルの裏表みたいなところで使えるようになって、でも画質が落ちるっていう運用ができたり。
わざとそこでチョイスができるわけね、画質が悪くてもいろいろ見れる人もいるし、
そういうのを希望する人もいるしっていう、少なくとも選択肢の幅が広がったと。
今のところはだから放送側の選択肢だけどね、見る人はいいの送ってよって言っても、
送る方が画質が悪いニュースと画質が悪いスポーツ中継を束にして送るとかができるんですよ。
で、13個スロットがあって、12個分メインの放送に使って1個余るんで、
そこにすげえ画質の悪い放送を入れようっていうのが1セグね。
1セグ。
13セグメントあるうちの12セグメントを放送で使って、
1セグメントを画質が悪いけど何とか見られるっていう放送にしましょうっていうのが1セグ。
だから1セグは普通のやつの12分の1のデータで何とか絵を作るっていうのを頑張っていて、
36:01
ちっちゃい画面だったらいいけど大きい画面になるともうしましまで仕方がないっていうような絵が送れるっていう風になってます。
で、そのときに何ドットにしましょうかっていう話があって、
今までのやつよりも縦横倍ぐらいの密度があれば皆さんきれいに見えるよねっていうことで、
さっき525本っていう話をしたじゃないですか。
なので、だいたい倍だと1050。
で、ヨーロッパのやつも含めて縦を1080にしましょうと。
で、画素を正方形にして4対3にすると1080に対して横が、いくつになるんだっけな。
1080を3で割って4かけるから、これが1440か。
だから1440×1080の4対3に、人間は横の方に幅があった方がダイナミックに絵が見られるから、
もう4対3のやつを3枚ずつ並べて横にくっつけて16対9にするっていう風なが、
アスペクト比って言うんですけど、縦横比にすると横は1920になるよねっていうことで、
一番豪華な送り方を1920×1080にしましょうって言って、
これだったら多くの人がかぶりつきで絵を見ても点々は目立たなく遅れるよねっていうことになって、
1920×1080×1920×1080っていうフォーマットを作って、これを世界中で使いましょうって言って、
今の俗に言うハイビジョンっていうのができています。
なんですけど、とはいえ、電波がもったいないんで、いろんな人がいろんな工夫をして、
横1440でいいよね。家で引き伸ばしてもらえばみんなわかんないしっていうことをやったりとか、
あとはさっきも言った前の絵と今の絵の差を送ればいいとか、
あとはベタ塗りなところはデータが少なくていいけど、
細かい模様があるところはデータが必要だよねっていうのがあるんで、
地デジとかをしっかり見ていると、まめん転換が行われたときに急にジワジワってなったりとかですね。
あと、紅白高瀬の話を最初にしましたけど、紙ひぶきだったらまだいいんですけど、
ギンギラギンのアルミホイルみたいなやつが降ってくるのあるじゃないですか。
あれはコントラストも高いし、画面全体が細かい模様でいっぱいになるよね。
あれ禁止?
あれすげえ不得意で。
あれ禁止?
禁止っていうわけじゃないけど、あれが出てくると、
ちょっと画面変わるとか。
えー、なんだこの絵はってなっちゃうんですよ。
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画質悪いみたいになっちゃうんですね。
そう。なんだけど、普段見てるテレビではそんなに情報量がいらないんで。
でも正直、あのひらひらひらって今もう紅白くらいしかないですよね。
だからテレビ放送だとそうかもしれないけど、
テレビ放送って言ったら変だけど、普通のテレビだとそうかもしれないけど、
コンサートがあったりすればあるじゃないですか。
コンサートである?あれ。知らないけど行かないし見ないから。
そういえば最近もう全く見ないなって気がするんだけど、あのひらひら。
そうね。
でも逆いえば、そこさえ我慢すればよしと。
コンサートで。
コンサート中継しないとか。
コンサート中継して舞台が映った後、バーンって客席に行った途端ジワジワジワってなっちゃうんですよ。
客席細かいから模様が。
そういう視点でニュースとか見てると、
今日の女性アナウンサーの服はデータ使ってんなみたいなのが思っちゃうんですよね。
なるほど。
もう少し大柄でいいのに。
レースとかだとダメってことね、細かなレースは。
レースとか細かいチェックとか。
ベトっていう感じはOK。デザインもシンプルで。
ジワジワ変わるやつね。
だから、分かった分かった。
すいません、今日男性側がチェックなのでちょっと女性はシンプルな色にしてくださいとか。
とかね、グラデーション系にしてくださいみたいな。
今日はちょっとテレビの限界にチャレンジって言って、2人でガチャガチャしたやつにしてみるとか。
みたいなので。
ちょっと紙吹雪飛ばしてみる。
とかっていうのがあって、つまりテレビの仕組みはね、もちろん技術的なこともあるんだけども、
人間の目、どのくらいのスピードで絵を変えたらちらつかずに動画に見えるかっていうところ。
どのくらいの細かさで情報を送ればつぶつぶが見えないか。
また高精細な絵として楽しめるかっていう話。
で、色のほうが鈍感だから明るさよりも少ないデータにしてしまえとか。
あとは人間の特性でわかりにくいところについてはデータを落とすとか。
あとはデジタル化するときに細かいところと粗いところを使い分けてデータを削減しようとか。
今やですね、さっき言った1920×1080のポツポツがあるテレビから、
テレビ自体が大きくなったり高精細に作れるぞってなったんで、
横を倍の1920の2倍だから3840。
縦を2160ドット作っちゃうっていうテレビが出てくるわけですよ。
ってことはどういうことかっていうと、放送には1920×1080、もしかしたら1440×1080のデータしかないのに、
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家のテレビにはそれよりも細かい表示するパネルがついてるとするとどうするかってなると、
テレビがいい感じに間を取ってですね、絵を作ってくれるっていうのがありまして。
間を保管するような絵を作ってくれる。
ってことは我々は何を見てるんだと。
そもそも人間の目をごまかすためにデータを少なくするっていうテレビ放送をしたのはいいけれど、
今やテレビ放送で放送許可を送ったやつをより一層ごまかしてというか、
人工的に作った絵を皆さんは4Kのテレビで見ているんです。
一時期超解像っていう単語が流行ったのがそれですね。
あったりしましたね。
そんな単語流行ったの?
一応流行ってたと思ったんですけども。
解像度を無理やり上げるっていうのをやっていたり。
何だろうすごいね、ごまかす目の特性を利用してデータを減らす。
デジタルだと当然トータルとしてはデータ増えるけど、その中でいかに減らすってこと。
でもそれはデータ処理でいろいろできるから撮影時は基本全部のデータを取るんだよね。
そうそう。いろんな撮影の方法があって、4Kで撮ってますみたいなやつは撮影の時には4Kだけど、
実際送る時にはさっき言った圧縮の話と色引っこ抜くとかのをやっていて、
じゃあ綺麗な画を家で見るんだったらどうすればいいか。
一時期DVDボックスが出ますみたいなのあるじゃないですか。
放送が終わった後、テレビシリーズの。
実はDVDはドット数でいくと720×480しかないんです。
つまり昔ながらのNTSCが基本だったんですけど、
DVDは実際には放送よりもドット数が少ないんです。
だからレコーダーに録画した画の方がDVDよりも綺麗。
ブルーレイディスクってのがあって、こっちはちゃんと1920×1080で乗っけられるのと、
今度こっちは放送よりも多く、さっき言った色情報を乗っけるっていうのができるんですよ。
削除したやつを。
歯抜けにせずに。
だからブルーレイ、綺麗って言い方は変だけど、忠実に再現とかってよくコメントに書いてあるじゃないですか。
本物の作者が作ったものを見るんだったら放送じゃなくてブルーレイだよねっていうのがあったりするわけ。
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DVDはあくまでも鑑賞というか保存用的なイメージになっちゃう。
昭和の人にとってはDVDは十分綺麗なんですけど、今のハイビジョンに比べるとDVDは画質というかドット数は落ちてしまうし。
ブルーレイの次と企画ってもう何かあるんですか。
ブルーレイは一応結局はデジタルなんで、板の企画の話とそれにどれだけの絵を乗っけるかって話で、一応4Kとか8Kのブルーレイディスクっていうのも作れるようになっています。
なのでとりあえずブルーレイは4Kのやつはすでにあるんじゃないかな。
なんか見ますね。
そう、4Kブルーレイはあるはず。
4Kを保存する、こういうふうに保存すると4Kが見れるよっていうルールがちゃんとあって、それに従ってブルーレイに記録しているものが世の中にも出回ってる。
3840×2160の画素数っていうのがあります。
そのためにブルーレイのプレイヤーとかも4K対応とかブルーレイも4Kが入ってるよとかっていうのがあったりするというのがあったりします。
ずっとさっきから騙されてる騙されてるみたいなこと言ってますけど。
騙されてますよ。
でも。
騙されてるってことすら知らなかったけど。
逆に言うと、人間が見て、まあいいんじゃないのっていうので作っている分、騙されてるとはいえ、同じ資源、リソース、要は材料で最高のものをお届けしているというふうに思っていただいてもいいんじゃないかと思います。
映画をディスクメディアにするときがまたちょっとめんどくさくて。
映画はもともと1秒間に24枚っていうのが基本なんですね、いまだに。
中には60枚撮ってるやつとかもあるんですけど。
映画は変わんないんだ、テレビが変わっても。
24枚っていうのが映画らしいんですよ、ちょっと雰囲気も。
ジジジジジって言ってなんか埃が入ってるようなやつでしょ。
埃が入るかとかと、フィルムの粒々が見えるみたいなのもあるんですけど。
そういうのでどれが好きかっていうのがあるんですけど、24枚の絵にしてテレビも24枚で表示するっていうモードがついてるやつがあって、映画館ぽい絵が見られるっていう、なんていうのかな。
いろんなところで調味料を入れたり工夫をして最高の絵にするんじゃなくて、映画館で出ている絵をなるべく再現したいっていうようなタイプのシステムもあったりして。
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なかなかね、ただ単に4000ドットになればいいとかっていう問題ではないっていうのが難しいところだなと思っています。
これから先どうなるかはちょっと分かりません。
なんでかっていうと、今や配信が多くなってるじゃないですか。
そうですね。
そうすると放送とかディスクっていうのは互換性といって、いっぺん誰かが送り出したものを受け取る人がいて、同じ約束じゃないといけないじゃないですか。
なんですけど、パソコンとかスマホとかタブレットはアプリが気軽に導入できるから、新しい画面というか動画のフォーマットとかを受け入れやすいわけ。
同じ画質に見えるけど、数学が得意な人がもっと工夫して高圧縮になりました。
だから電話回線でもきれいな絵が見られますっていうのがあったりに対応できるとかね。
そんな感じで送るのが放送とかディスクみたいな単一の企画に収めなくていいってなると、さっき言った横が4千いくつ縦が2千いくつっていうのにとらわれないような縦横比もあるかもしれないし。
だって今やみんな縦長の動画撮ってますよね。
そうですね。
スマホ使って。
時々撮影してる間に回転させる人いるよね。
後で見ると。スマホで見るときはいいけど、テレビとかで見るときはどうすればいいんだよってあるよね。
スマホで見たとしても送ってきて、撮ってるときはいいんだけど、それを見返すときに。
自分でね。自分で回すんですか。
そうそう首が横に。
持ってるんだから。
そう。あれはね結構撮ってるときは全然平気なんだけど、再生のときには結構首が横に急遽曲がるので。
でもまあ確かにそうよね。スマホ自体が基本縦持ちがあれだから、まず縦で撮っちゃって、でも横のほうが全体が見えるからとか言って動き変えたりとかもするし。
でもそうね。
撮影のほうもこれまでだとNTSCに合わせた撮影機材があって、とか4Kの放送に合わせた撮影機材があってっていうのが、だんだんそこもデジタルになって自由になってきて、
画素数が6K、いわゆる横が6000ドットのやつで撮っておいて、後で4K分切り抜くとか、いろいろアレンジもできるようになってきて、いろんなところが自由になってきています。
トップがマーベリックって見ました?
見ました。
見てません。
そうですか。
あれは映画用のカメラがコックピットに何台も入らないんで、映画用のカメラでかいじゃないですか。
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なのでカメラ部と録画部を分けてケーブルでつなげられるっていう新システムを使って、ちゃんと飛ぶ飛行機のコックピットの前のところに6台置いたのかな、結局カメラ部。
それをケーブルで違うところのレコーダーにつなげて撮るっていうのを実際にやったりして、撮像素子は6Kのやつを使ってとかっていういろんな工夫をして、撮る方も自由度が高かったり、後で一部だけ切り出すっていうのを前提だったり、そんなのもやったりして。
あとからトム・クルーズが自分でスタートストップしたんじゃないかっていう、飛んでるときに。
ほう。
カメラマン一緒に詰めないから、飛行機に。
そうですね。
ほう。
映画といえばね、監督がいてカメラマンがいて照明さんがいて、俳優さんがいて、用意スタートってやると、カメラマンの人がカメラ持ちながらっていうのがありますけど。
地上で車ぐらい来る車でも難しいから。
車はトレーラーの上に乗っけて撮れちゃうらしいんですけど、今はね。
さすがに飛行機で空であちこち飛んでるときには電波も無理だし。
そう、みたいな感じでそんなのを。
全部撮って後で編集っていうのがダメなの?
だから6台積んで6本とも回して、後で切り張りするんですけど。
あとは、これはちょっと脱線なんですけど、最近バーチャルスタジオっていうのが流行っていまして、高精細のバカデカいLEDディスプレイ。
あー、はい。
壁一面LEDディスプレイになってるっていうのを使って、そこに背景を出すわけですよ。
あー、はいはいはい。
電子かき割りと言ってもいいかもしれません。
え?
かき割りっていうのはあれね、舞台の上である草とかが板に書いてあるやつがかき割りって言うんですけど。
そうなんですね。
へー。
で、それの前で演技をするっていうのがちょっと流行ってるらしくて、CGと重ねるのに一時期はグリーンバックって言って、
グリーンの部屋でなんかやると、後でCGが重なるっていうのがあったんですけど、
それとやりにくいのもあって。
細かなものは消えちゃったりとか、あとなんだっけ、あれ?洋服に映ったりとかしますよね。
そうそう、洋服に映ったのを後で細かくオペレーターの人が消さなきゃいけないとか、ガチャピンが出られないとか。
だけど、グリーンバックではなくて、そもそもバックを映しちゃうわけね。
そう、映しちゃうの。
でも、この間のメール会であったじゃないですか、モニターを写真で撮ったらうまく映らなかったとか。
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シマシマが映るやつね。
ああいうのは?
そのLEDディスプレイはすげー細かいんですよ。
もうあれが出ないぐらい細かく出るようになっていて、そういうのを使って撮るので、
そうすると背景が明るい。
例えば、夜の街で看板が光ってるみたいな、その看板の映り込みがメガネに入るとかができるわけ。
グリーンバックだと絶対できないのね。
そういうのができたり、あと役者さんが楽らしい。
グリーンバックだとここに夕日が沈んでる感じでやってくださいって言われるけど。
まあ、そうね。
タイガドラマーとかでもずいぶんあったみたいよ。
去年の渋沢栄一が、途中でどっか行くじゃないですか、海外に。
行きます行きます。だけど、コロナで行けなかったでしょ、海外旅行が。
行けなくて、合成になったっていうのを聞いて、行きたいよなと思って。
今年は鎌倉では、鎌倉の夕日を眺めながら話すみたいなところがあるんですけど、海を見ながらね。
そうすると、よりともと家来が。
そうすると、何がいいかって。
来週がもう最終回ですよ。
お天気待ちしなくていいでしょ。夕日も再生っていうか、NG出してもらいたいでしょ。
一番素晴らしい夕日を使えるわけね。
そうそうそうそう。
もう一回、夕日に下がってきてくださいって言って。
そう、っていうのができて、夕日に照らされた顔も撮れて、っていうので随分活用されたらしいです。
露天風呂みたいなところで向こうに夕日があるってことかって、セットで作るの大変だもん。
そうですよね。
で、最近のアサドラのセスナキーというか、軽い飛行機を操縦するっていう。
軽い飛行機。
軽い飛行機っていうのは商品名なんで。
なので、プロペラ機の練習用のやつを操縦するのも、実は実際にカメラをそれに乗っけて撮ったのと、バーチャルスタジオの組み合わせでやってるらしいです。
ということで、さて皆さんが見ている画像どこまでがリアルなんでしょうかということで、考えてみてくださいという回でした。
そもそもだって目に映ってるのが怪しいじゃん。
うん。
本物の世界を見てる?
感じたまましかないんで。
ということで今日はこの辺にしたいと思います。
番組への感想、コメント、また質問などをメールで送ってください。
メールの宛先は、rika.jp、rika.jpです。
私たち損ないプロジェクトでは、損ない.comでいろんな番組の配信を行っております。
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そんなこと内緒、損ない雑貨店などが継続して配信を行っておりますので、
ウェブサイトに来ていただいても構いませんし、皆さんがお使いのポッドキャストアプリ、またaudiobook.jpでの有料配信なども聞いてみてください。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
またですね、メンバーの中にはラジオトークやスタンドFMなどで別の音声配信をしているメンバーを見ますので、そちらでも損ないプロジェクトで探してみてください。
ということで年も押し迫ってまいりました。
30日の配信は多分やって、31日に損ないプロジェクト全員が出る年末特集番組?
特集?
特集番組だから。
特別番組じゃないの?
特別番組。
え?
特集番組?
この損ない理科の時間の枠で配信の予定ですので、そちらもお楽しみにしてください。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ということで、損ない理科の時間第492回、お送りいたしましたのは、よしやすと。
かおりと。
まさとでした。
それでは皆さん、次回の配信でまたお会いしましょう。さようなら。
また今度。
おきげんよう。
58:53

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