1. そんない理科の時間
  2. 第459回 電気ってすごいって話..
■オープニング新メンバー「まさと」さんでんきの使われ方 ■電気ってすごい・エネルギー利用・太陽から火・石炭と蒸気機関・エンジンの民主化・電気の特徴・電信の話・電気は情報機器のもと・発電の種類・いろんなエネルギー媒体 メー...
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理科っぽい視点で、身の回りのことを見てみませんか。
そんない理科の時間B、第459回。
そんない理科の時間B、お送りいたしますのは、
よしやすと、
かおりと、
まさとです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日はですね、電気ってすごいっていう話をするんですが、
電気?
はい。その前に、自己紹介、いつもより一人多いんで、
そちらの紹介をしたいと思います。
はい。
お正月特番のときに自己紹介をして、
その後、トーンと音沙汰がなかった、まさとさんですよね。
はい、幸いでございます。
そんないプロジェクトに、正確には2021年の年末ぐらいから入って、
実際にポッドキャストに出演するのは、今回がほぼ初めてということで、
簡単に自己紹介をしていただこうと思います。
まさとさん、よろしくお願いします。
はい、ありがとうございます。
そうですね、去年、ほぼ今年頭から、
そんないプロジェクトに参加させていただいております。
まさとです。
理科系の話大好きなので、そんない理科の時間、
大ファンであった1人です。
OK。
もちろん今も大ファンです。
なので、ここで今喋らせていただいているのがすごい嬉しいです。
ということで、今後ともよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ちなみにまさとさんは、他にどんなポッドキャストの番組を聞いてたりするんですか?
やっぱり理科とか物理、算数とかすごい理科チックなものから、
最近というか、ここ何年間かは歴史関係とかが好きになってきたんで、
そういう日本史とか世界史みたいなのだったり、
結構幅広く勉強系のポッドキャストをよく聞いています。
ぜひ番組名を。
番組名。
正直一番最初にポッドキャストで聞き始めた理科系の番組が
そんない理科の時間だったっていうのもあって、
これまで吉橋さんの紹介いただいていたような、
宇宙塗装粒子の夜、間違えてましたっけ?
ずっと更新されてないやつね。
そうです。
そうね、確かに。
でもやっぱ加工会で自体もあれは本当に、
なんていうかしっかりした番組で勉強になるので。
特に時制的なものじゃないですから、いつ聞いても大丈夫ですよね、あれは。
そういうふうに思います。
なのでそこら辺とか、
あとはもちろん結構そんない理科の時間で紹介されたようなものは多く聞いていました。
で、それ以外でいくと、
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そうすると理科以外になっちゃうんですけれども、
また歴史ともまた違って語学の方の話ですが、
英語から日本語に翻訳する、翻訳っていうふうな話に関して、
かつハリーポッターの翻訳を、
翻訳された方、松岡さんっていう人がすごい方なんですけれども、
その凄さを堪能できる、ここの翻訳の仕方がもう神がかってるみたいな感じの話をしている、
マグルズギグルズという番組。
ハリーポッターと翻訳の魔法っていうふうな日本語タイトルでされている番組がありました。
それも過去形なの?
一応今後も配信するよとは言ってるんですけど、
一環をとりあえず一通り紹介したところで、今は止まっている感じですね。
そうですか。ありがとうございます。
ありがとうございます。
逆に、この番組でどんなことを喋りたいとか、どんなふうに参加したいとかってあるんですか?
そうですね。まず何より、
ポッドキャスト聞き始めた時からずっと聞いている番組なので、
出させていただくことがまず何よりすごい嬉しいと思っているところでございます。
配信者側なので、自分の声が皆さんに聞かれると思って喋っていただければと思っています。
承知いたしました。
ということで引き続きよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
出演の仕方は実は検討中で、3人喋りをするか、
かおりさん回とまさとさんに分けるか、
まさとさん一人喋りにするんだったら、違う番組に立ち上げてもらうと思うので。
とりあえずこの番組は私がホストで、
まさとさんとかおりさんの予定次第とか、
あとは喋りたい内容次第でどうやっていくかはまだ検討中だという感じです。
とりあえず今日は3人でやっていこうと思います。
では本題のほうに入るんですけど、
今日エネルギーの話をするんですが、
最終的に電気ってすごいって話をするんですけど。
エネルギー、電気すごい。
そういう話をします。
ピカーって感じ?
電気ってやっぱピカって感じですか?
ピカチュウかなって。
なに?
いや、まさとさんの時の電気って言うとピカですか?それとも違う形容ですか?
でも確かに雷のピカって感じがすごい印象が強いから、
ピカっていうふうな表現もすごくわかります。
電気って言うとビリビリビリっていうのも大きいなと思っていて。
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電球うなぎ。
電球うなぎっていうか寒電するとビリビリするんで。
電球うなぎで寒電したことないんですけど。
今電気って欠かせないものじゃないですか。
電気、ガス、水道。
3種の人気ではないんだ。なんだこれは。
なんだろうね。生活のインフラですけど。
あと、熱湯もあるんですけど、どれが止まったら一番不便ですか?
一つだけ諦めてくださいって言われたらどれを?
電気、ガス、水道、熱湯。
水道は絶対なきゃダメでしょ、生きていく上で。
でも電気はなくても、薪で火を起こせば熱は得られる。
じゃあ、ガスと水道があればなんとかなりそうな気がするって感じ。
ガス、ガス。逆にガスがだから起こせるのか。熱は作れるのか。
ガスがあれば、給湯器が動いて、ガス台があって、
ガスストーブとかもお家によってはあったりして。
まさとさんはどうですか?
確かに水も大事だし、
けど個人的にはやっぱり電気も必須だなって、
本当に生きていく上でのライフラインだなっていうのは思ったりします。
ガスよりも電気?
ネットはガスよりも電気なのかなっていう気はちょっと思いますね。
できる範囲が広いので。
広いとは。
はい、一票と。
やっぱり熱を起こすにも使えるし、逆に冷蔵庫で冷やすもそうですし、
物を動かすという感じの天用が利きやすいという意味で広いと言いました。
そうですか。
オール電化とかでガスをやめちゃう人とかもいたりして、
やっぱり電気はいろんなところに使えるっていうのはあるんですけど、
お家に来たのはまあまあ遅いというか、
かおりさんが言ったとおり、水道はね、
日本だと江戸時代は、江戸の街中は水道がある程度整備されていたんで、
自分ちに。
玉川浄水。
そうそう、自分ちに蛇口があるわけじゃないですけど、
長屋の角にきれいな水が出る井戸があって、
その井戸は浄水道なんだよね、地下水じゃなくて。
うん。
っていうのがあったんで、結構昔からあったんですけど、
ガスや電気は後から整備されたっていうものですけど、
エネルギーの利用の話をすると、
歴史を語るとなかなか大変だなと思って、ちょっとだけ調べたんですけど、
エネルギーの歴史の一番最初って言うと出てくるのがですね、
なんと太陽ですって書いてあって、そりゃそうだなって思って。
そりゃそうだな。
確かに。
世の中、植物を食べてるっていう、
最終、実を最終するみたいな話でも太陽が大事だし、
太陽なくなっちゃったら、そりゃ地球に生物なんかできないだろうみたいな話があるんですけど、
やっぱ人間のエネルギーの歴史といえば、その後、
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火を使うっていうのがあって、
道具を使うことで、たとえば刃物とか、
棒を使ってなんかを叩くみたいな、生身の体はできないことっていうので、
それを道具にして使ってきたという歴史があります。
で、太陽があった後、火を使うっていうのがあって、
火があると何ができるか。
ご飯が食べられる。肉が食べられる。弾を取れる。
もう一つ。
暗くても明るくできる。
煮たきができるのと、明かりが取れるのと、あとは暖房ですね。
はい。
これで生活圏が一気にたくさん広がったわけですよ。
寒いところでも暮らせて、夜でも活動ができて、
火を燃やすと動物が寄ってきにくい。
あとは、食べられないものが食べられるようになるとか、
煮たきすると、
売金とかが少なくなるので、
美味しくなるのはね、どっちなんだろうね。
何はともあれ、食べてお腹を壊すことが少なくなると思うんで。
さて、他にどんなエネルギー利用があるでしょうか?
自然エネルギーの利用。
風力、火力、水力。
火力は自然エネルギーって言っていいのかね。
とりあえず、風力は風車で、
古いところだと、オランダの風車が有名ですよね。
水を持ち上げるのと、あとは小麦を粉にするのとかやってまして、
日本だと水車小屋っていうのは、だいたい粉引きというか、
米をついたりとか、粉引きするとかっていうのが多かったんじゃないかと思います。
火、火力をさっき言った煮たき、明かり、暖房以外のエネルギーに使うっていうのが、
なかなかできなかったんだよね。
やっぱり、火を使ってから何万年も経っているはずなのに、
煮たきする、明かりをとる、暖房以外に火を使うっていうのはなかなかできなくて、
紀元前少しぐらいのときに蒸気を使って、少し物が動くみたいなことをやったっていう形跡はありますけれども、
生活の中に利用するっていうのはなかなかできなかったなって思っています。
ほう、なんかちょっと今流れが見えたぞ。
見えました?
そしたら火力の話になっちゃうか。
ということで、大規模にエネルギーを使う時代っていうのが、やっと1750年とか60年ぐらいにやってきます。
18世紀ですよね。
そんな革命的なことが。
日本だとまだ江戸時代の後半ぐらい。
いろんな言い方はあるんですけど、工業化っていう言い方か、産業革命っていうかは本によって違うんですけど、
お家の中で作っていた、手でいろんなものを作っていたものを工場にエネルギーを集約して作るっていうのが産業革命のポイントだと思っていて、
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機械の発達もあって、最初はね、みんなね、蒸気機関が産業革命だって話をするんですけど、
最初は水車みたいなもので、やっぱり大きい動力を使って工場で、
織物が最初かな、宝石系と織物系が最初に使われるんですけども、そんなことでエネルギーを集中して大規模に一箇所で使うっていうのが産業革命のポイントだったと思うんですよ。
これまで手でやってたことが、工場のような大きいところで人間には出せないような力を出すっていう機械たちが動き始めたっていうのがポイントで、
そんなところでエネルギーの使い方が変わったし、それまで使っていたエネルギー量に比べて人間っていうのは一人当たりすごいたくさんエネルギーをある意味無駄遣い、
他の言い方をするとエネルギーの利用ができるようになったっていうのが産業革命以降だと思うんですよね。
産業革命はもちろん工業の革命ではあるんですけれども、実は化学、化学のほうでいろんな革命があって、肥料が増えてたくさんの人が飢え死にしなくなったとかっていうのも革命というか技術革新の一つで、
工場が動いただけではなくて、化学や技術っていうのができることを増やしたり、作物をたくさん増やしたりというのができるようになってきましたというのがここまでがオープニングで、本編ではですね、その産業革命以降、電気がどうやって入ってくるかって話をしようと思います。
電気が初めて灯されたっていう浮世絵ありますよね。
浮世絵あります。
結構画期的だったってことですよね。
それ日本の話ね。
浮世絵はアーク島のやつが銀座で灯されたのがあるのかな。
浮世絵は。
そうそう。
そんな話もしてみようと思います。
はーい。
ということでですね、エネルギー利用の話をしていくんですけど、産業革命時代、工場で機械が動く、そうするとこれまで人間にはできなかったものを作るっていうのがとっても早くできるようになるわけですよね。
水車ももちろんあったんですけど、ここで出てくるのが石炭を燃やして火力を得るっていう、とっても使いやすいエネルギー源の石炭が実際に使えるようになったっていうのがポイントで。
石炭が使えるようになったっていうのは、それまで石炭ってなかったんですか。
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石炭があっても、それを集中的に動力にするっていうことはできなかったのね、要は。
石炭を燃やすことはしてたの?
そう、だから煮炊きと暖房には使われていたけど。
使ってはいたけど、それを蒸気機関にするっていう意味?
運動エネルギーにして。
それが使えるようになったってこと?
そうそうそうそう。だから煮炊きと明かりと暖房は運動エネルギーじゃないよね。
いわゆる熱エネルギーと光は何?
光はまあまあ光エネルギーです。
それだったのを別のエネルギーに変えた。それを変えるきっかけは何ですか?
蒸気機関。
そうだけど、今まであったものをどうして蒸気機関として利用できるようになったんですか?
まずは火力が強い話と、蒸気機関自体の発明と蒸気機関が作れる技術、
要はすごく高い圧力のものを扱わなきゃいけないわけじゃないですか。
そうすると木組み、木材ではできなくて鉄である程度精度が必要な加工技術っていうのも必要で、
そんなのの組み合わせが18世紀にそろったってことなんですよね。
だから石炭がなくてもある程度技術があれば熱エネルギーを運動エネルギーに変えるっていうのはできるし、
実際いろんな燃料でエンジンっていうのはできるんで、石炭じゃなくてもいいんですけど、石炭は豊富に取れて安くて燃やしやすいっていう特徴があったので。
黒いダイヤね。
木を燃やすよりもずっと強い火力が得られるっていうのがポイントだったんですね。
つまり、薪を積んで蒸気機関車を作るのは大変だけど、石炭だから機関車として動けるっていう風になったっていう、その辺がそろったっていうのがポイントで、
運動エネルギーが自由に使えるようになった感じがするっていうのが、産業革命時代のことです。
で、皆さんご存じの通り工場に集約してっていうのができたんですよね。
家庭内種工業から。
カタカナであったじゃん。
どうぞ。
なんとかかっていうところの、なんだっけなの。なんだっけ。オートメーションじゃなくてマニファクチュアは家庭内種工業だっけ。
なんかすごい、なんかそういう、え、すっごい受験で覚えた気がするんだけど。
工業家でいいですよ。
まあいいや。
工場で集約して、で、その頃のエンジンというか蒸気機関は少し大きいんですよ。だから工場で使うっていうのはできたし、
あとは船とか列車に使えるっていうのがその頃のエネルギー利用だったのね。
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家庭にはちょっとデカすぎるわけね。
そうそう。だから資本家が使うっていう感じのものだったわけ。
ブルジョワですね。
で、煮炊や明かりや暖房に、あ、明かりはあんま使ってないか。
あ、明かりも使ってるのかな。
要は煮炊や暖房に石炭を使ったり、明かりにはアセチレンランプとかで使われたのかな。
石炭ガスとかを使って明るくするとかがあるんですけど。
まあまあそんな感じなんですが。
ちょっと電気の話に行く前に、エンジンの小型化っていうのがエネルギーの民主化を招いたっていうのもあるわけですよ。
それまでは工場用のでかいやつがどんどん小さくすることによって同用車になったわけですね。
自動車やバイクとか、あとは家の中でもエンジンが使えるみたいな話で、
私が小さい頃、昭和30年代40年代ぐらいは農業用のエンジンっていうのが売ってまして。
今も。
なんか紐ボーンと引っ張ってなんかボボボボボボってやってるやつ?
そう、だからエンジンにギアというかベルトをかけるプーリーだけついてるの。
で、それを使って農機具を動かすとかっていうのをやるのね。
電気に変えずに運動エネルギーのまま使ってるってことですね。
農機具で必要なのは運動エネルギーなんで。
エンジンは強要ってこと?そっから先は取り替えるってこと?
そうそう、脱穀機につなげれば脱穀ができるし、みたいなやつでそういうエンジンっていうのを売って。
今もね、昔のエンジンを動かして楽しむっていうのが趣味の人がいるらしいんですけど。
いい趣味だ。
ちなみに私が、私の家にあったやつは紐で引っ張るんじゃなくて、クランクを手で回すんですけどね。ぐるんぐるんぐるんぐるんって。
あー、昔の自動車みたいなやつね。車の前行ってぐるぐるぐるって回ったらボンってやつね。
っていうのとかを考えると、エネルギー源とか運動エネルギーが出てくるものっていうのが民主化されてる感じがするんじゃないかと思うんですよ。
みんなの家に運動エネルギーが使えるようになった。
つまりこれは、家の中で手でいろいろやっていたことがモーターでできるようになるっていうのに近い。
で、また私の小さい頃の話をすると、私が生まれたところは群馬県で織物が盛んだったのね。
はい。
そうすると。
製紙工場。
そう。
富岡製紙工場。
で、糸を作るのはすごく大きい工場で、織物も工場では作ってるんですけど、
実はですね、短物は各家に縦糸と横糸がやってきて、
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お家の中で織機1台とか2台だけを動かすっていうのがやられていた時代もあるんですよ。
それは、いわゆる昔ながらの手動ではなくてってこと?
エンジンに、家庭用に小型化されたエンジンにながった織機で家で織ってるってこと?
それが、戦後すぐはまだ手で織っていたのが、それが電気のモーターで動くようになって、
だから半自動になった。だから、なんていうの、トラブルがなければパタンパタンパタンパタンって放っておいても織り物ができるっていうのが。
そしたらまあスタンダードなやつができて、特に柄を入れる時だけちょっと人の手が入るとかそんな感じね。
えーと、トラブルがなければ結構進むっていうのがあったりして、
あとは内職としてね、織り物をするっていうのがあったりして、そんな感じで動力が家の中に入ってくるっていうことが始まったわけです。
で、さっきも言ったモーターって言いましたけど、電気が家に入ってくるっていうのは、
さっき言っていた煮沸、灯り、暖房の次の動力っていうのが、
エンジンで入ってくるところからもっともっと小さい、効率がいい、排気ガスが出ないっていうソリューションとしてやってくるわけ。
ノーキッグ用のエンジンはやっぱりガソリンは買ってこなきゃいけないし、手で回して排気ガスは出て、
熱くなるマフラーがあって、それで私、火傷して水膨れになった記憶があるんですけど。
マフラーの火傷って結構エグいって言うよね。
ペロリンって皮が剥ける感じね。
バイクのマフラーとかはカバーがしてあって触っても平気なんですけど、
え、触っても平気なの?
バイクのマフラーは外から見えるところ、出口ギリギリじゃなければ大体平気ですよ。
だって足とか靴の裏とか解けないでしょ。
乗ったことないから。
大丈夫なんですよ。
電気っていうのがやってきて、電気一番最初はね、電気の歴史も前話したかもしれないですけど、
起源前に静電気が知られていたけど、電流として使えるようになるのはずっと後で、
ボルタの電池っていうやつや、電池自体結構長いんですよ。
発電機なくても電池でアーク灯が灯ったりするんですけど、
とかっていうのもあって、電池の時代があった後、
エジソンが発電機を発明して、
テスラが交流の送電を発明してとかっていうのがあって、
家の中に電気がやってくるんですけれども、
で、かおりさんがオープニングの最後で言っていた、
明の浮世絵の話は、明治の何年だっけな、
5、6年の時に銀座でアーク灯が灯ったっていうのが浮世絵になってんですよね。
24:05
なんかあった気がするよ。
確か国立科学博物館の電気の歴史のところには、その浮世絵の写真とかがペタッ展示の中に貼ってあって、
たぶん銀座の2丁目じゃないかな。
銀座の2丁目には今もアーク灯の形の街灯と、
あとはビルにね、レリーフがペタッて貼ってあります。
おー、歴史を感じれるわけですね。
そうそうそう。で、電気もね、最初は、
あ、そうそう、で、皆さんの家に電線が入ってきたのは、電力よりも、
4灯、第4代、これか。第4代目のアーク灯記念。
電線が張り巡らされたのは、実は電力を送るよりも、通信用のやつが早かったっていうのはご存知ですか。
おー。
電話ってこと?
電柱のことって何て言います?
電柱。
電柱。
他に何か言い方あるでしょ?
え?
何柱ですか?
下柱。
電力柱。
電力柱じゃないですよね。
電信柱。
電信柱って言いますよね。
あ、電信柱。あ、電信ってあの、電電公社じゃなくて。
そうそうそう、電電公社の電信ですよ。
え、電電公社って何で電信なの?
電信電話公社だからね。
あ、そう。電電って電信電話なの?
えー。
電信電話なんですけど。
ま、時代に違うから。
電信柱?
そうです、電信柱ですよ。
えー。
確かに言われたら本当だって思いました。
みんな電信柱電信柱って言うけど、あれは電信じゃなくて、電力だろうって思っていた時代もあるんですけど、電信柱は当初は電信用だったんです。
そもそも電信っていうのが電信っていうものだって、今まで意識してなかったもの。
そう、だから電信柱の電信は電信の電信だった。
そう、だから電信柱の電信は電気の流れる芯みたいな、針金っていう、そういうイメージの電子。
だからその電信電話ではなかった。
そう、だからこそ。
今まで思ってなかったもの。
あの、交流のね、電流、いわゆる電力を流すときは、そんなに本数いらないんですよ。
3本一組で流せばいいんですけど、みんなの家に、みんなの家っていうか、当時は大きい会社とかに電信機を入れる、または電話機を入れるとなると、別々の配線しなきゃいけないじゃないですか。
だから、昔はすごい電信柱にたくさんの線が引っかかってるっていう絵があるんですけど。
一人一本ってこと?一つっていうか、一つの電話に一本。
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一洋服かな?だから二本。
で、すごいたくさんかかってるっていうのがあって、そのときにはみんなの家には電話機とかはあるけど、電源はいらないの。
その流れがずっと続いて、昭和の時まで続いている電話機には電源がいらなくて、町中が停電しても、電電公社の、
黒電話だけ?
そうそう、黒電話は、電電公社のところが、
確かにあれ、あの、コンセントないね。
通常電源があれば電話ができたっていう時代がありまして。
えぇー!
そうなんですよ。
えぇー!
電話局から電源が供給されてたの。
リンリンリンってなるのも、電話局の電力でリンリンリンってなって、もしもしっていうのも電話局からの電源で動いていたんですけど。
そういう話があって、電気工学の人は、電気止められちゃったら、電話機から少しだけ電流取れるんじゃないかみたいなね。
あんまりやるとね、故障ですって言って、人が来るらしいんですけど。
えぇー!
40ボルトぐらい取れてたから。
そんなに毎回使うものじゃないですね。
へぇー!
そうそうそう。
で、家の中に電気がやってくる日が来ました。
で、最初の時にね、正さんが言ってくれたように、電気はいろんなところに使えるよっていうのが、やっぱり使いどころがたくさんあるっていうのも利点で。
今まではガスは煮炊き、明かり、暖房に使えたんだけど、電気がやってきたことで直接動力にできる、いわゆるモーターが使えるっていう話。
あとは、もともと、あそうだ、ちょっと話を戻すと、電気が、電力ね、電信じゃなくて、電力がやってきた時には、みんなの家は何に使ってたかっていうと、一般の家は電灯ね、明かりに使っていました。
はい。
なんでかっていうと、火を燃やして明かりにするのは効率が悪いわけですよ。
うん。
ろうそくで、こう、停電の時にね、明るくするのって、すごく暑くて危なくてって、どんどんどんどん無くなっていっちゃうでしょ、ろうそくなんて。
それに比べて、今やLED電灯とかはずーっと省電力で明るいしっていうのもできたし、その当時はまあ、電球ですよね。
はい。電球っていうのが、明るくて生活の役に立ってっていうのがありまして、なので、発電所は夜に向けて発電をしてたっていう時代があります。
みんなの家が明かりに使うからね。
日中はそんなに逆に使わなかったっけね。
そうそうそう。それが、明かりだけではなくて、モーターにも使われると、工業家のほうに使われると、そっちには昼間たくさん電気が必要で。
うん。
で、家の中でも電灯だけ、つまり明かりだけじゃなくて他にも使えるようにするっていうので、例えばアイロンが電気になりましたと。
はい。
木炭アイロンだったのが電気アイロンだったり。
30:01
ほうほうほうほう。木炭にすっこんでたんだよね、アイロンをね。
すっこんでたり、あと入れるところがついてるやつもあったりするから。
お湯を入れたりもしてたけど、そこに逆に石炭、温めた石炭自体を入れちゃうのか。
木炭とか石炭を入れるのもあった。
ほうほうほう。
温度調整大変らしいんですけど。
で、そんなところから今度はラジオというものが家の中で使われるようになって、それはやっぱり電源を取っていたのね。
で、何がいたかっていうと、そこで何が起きたかっていうと、今まで煮炊き、明かり、暖房に使っていたやつが、アイロンは熱だから暖房とかの代わりにしよう。
で、ラジオが出てきたところで、そこで新しく情報機器になったわけ、電気は。
新しい一歩が踏み出されたわけですね。
情報機器のもとになったわけ。
この情報機器は、アイロンはね、木炭とか石炭とか、あとはね、なんかこう火で温めてっていうのができるけど、ラジオだけは電気じゃなきゃできないよね。
でもさ、包丁なんかやるとラジオが聞こえるってなかったっけ?
それはね、究極的にはラジオの放送局の電力が電波に乗ってきて、電波の電力でイヤホンを鳴らすっていうのがあって、光石ラジオってやつですね。
私、昔作ったことあります。
光石ラジオが私は欲しいですね。
ラジオが聞ければいいですけどね。
聞けないの?
あ、そう。で、光石ラジオって言って、特殊な石に針を当ててっていうのをやって、それの代わりに包丁の先っぽでやるみたいなのがあるんですけど、
AMラジオで電波が強いところで聞けるっていうラジオがありました。
それがコンセントで差し込んで、それを増幅したり、より効率よく電波を受けるっていうのができるようになったのがラジオで。
今って、みんなさんの家で電気使うって言えば、壁のスイッチと壁のコンセントじゃないですか。
何言ってんだお前って思ってるでしょ。
でも、昔は電球しかなかったわけ。
で、電球をつける消すっていうのは、電球のソケットのところにスイッチがあって。
クルクル回して、逆に直接線をくっつける、ネジの線が振れるネジを回してネジを離すってやつね。
コンセントがない時代が結構続くんですよ。
確かに名残で紐をたらしてオンオフするみたいなのはありますよね、明かりも。
紐はいいんですけど。
いいの?
いや、というか。
シャドーボクシングの紐。
シャドーボクシングの紐っていうよりは、話をしたいのは紐のほうの話じゃなくて、壁の下のほうのコンセントがなかなかないっていう話。
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壁の下のほうの2つ穴の豚バナのコンセントね。
豚バナというか、続入コンセントの穴が昔はないわけですよ、電気引いても。
で、そこで松下幸之助さんっていう人が。
松下幸之助さん、知ってる?
松下幸之助さんですね。
その人が電球のところに差し込んで二股になっていて、片方が電球が差し込めるのね。
で、もう片方がコンセントになってるっていうのを売ったわけ。
二股ソケット。
そう。なので、その時には電球の横に二股ソケットがあって、そこから線を出してアイロンかけるとか、そこからラジオを聴くとかっていうのがあって。
二股かけて一台の財を築いたという松下さんね。
なるほど、それはどういう意味?
二股ソケットがたくさん売れたって話ですけど。
二股ソケット。
二股の遊びで楽しいですね。
ということで、つまり電灯以外の使い方が増えたんで、壁にコンセントがあったほうが便利になってきたわけですよ。
で、今や電灯も大事だけど、壁のコンセントのほうが大事じゃないですか、すでに。
そうだってさ、家を引っ越すとか作るとかリノベーションするときに、コンセントをどこにどれだけを入れるかっていうのが結構すごい考えるところだって聞きますよ。
そうでしょ。その上、最近はどこにネットの口を出すかっていう話とか、どこにアクセスポイントを置くかで、アクセスポイント用のコンセントが必要になってくるんだよね。
なるほどね。だからあんまりコードを伸ばしたくないから、ここに置くと決めたらすぐそこに、いわゆるエアコン用のコンセントが天井の上にあるじゃないですか。
あります。
そういう感じね。
そうそう。
そこ専用のやつを作ると。
昔ので言うと、昔って言ったら変ですけど、電話機の口をどこにするかって話、ちっちゃいプチってやつ。
で、ネットワークの口はどこに入れて、そのネットワーク機器用の置き場所とコンセントどうするかっていうのが最近問題になってるっていうね。
へー。
あれもそうですね。テレビの受信のコード。
アンテナのやつね。
そこと、人の近くにコンセントがあるっていう。
なるほど。テレビをその近くに置きたいものね。
街でビルの片隅に使われなくなったコンセントとケーブルが出そうなところと棚があると、これは公衆電話の台だったんだなっていうね。
そんなの見たことない。台は見るけど、なんか変に区切られたスペースっていうのかな。
そんなのもありますけど、逆に一般家庭ではコンセントがどんどん必要になってきて、で、すでにラジオから始まった情報機器っていうのはテレビになり、コンピューターになり、あとはネットワーク機器になりっていうことで、
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電気のやっぱすごいところは、さっき出ていた煮炊き、明かり、暖房ではなくて、情報機器に使えるっていうのがやっぱすごくポイントなんですね。
じゃあ、他のもので情報機器に使えないかっていうと、実は第二次世界大戦前後は、情報機器が動力を使うものっていうのもありました。
皆さんが持っている、もう持ってないか、ソロバンありますよね。
はい。
ソロバンが機械で動いたら、ちょっと便利になると思いません?
意味がわからない。
じゃあ、ソロバンの代わりに手回し計算機時代っていうのがありまして、掛け算をするのに、掛ける数。
デジスタンみたいなやつ?
ちょっと違うんですよね。タイガー計算機で検索していただいてるんですけど、手回し計算機っていうのがありまして、掛ける数字と掛けられる数字を入れて、手でぐるぐるぐるって回して、桁を変えてぐるぐるぐるって回してっていうのがありまして、
タイガー計算機っていうのが有名なんですけど。
なんか出てきたけど、何これ?
そうでしょ?で、右側にくるくる回すやつがついていて、手で回すんですけど、そこがモーターで回ったら、計算がモーターでできるわけですよ。
手でやんなくていいわけね。
歯車とモーターが計算をするっていう時代が少しだけありまして。
なるほど、そっかそっかそっか。手動だけど歯車で計算してたやつを、その手動のところを動力を自動にしたわけよね?
そうそうそうそう。そうすると、運動エネルギーが計算をする。
計算をしたと。
そう。
なるほど。
で、それが運動エネルギーが電気エネルギーになって、リレーっていうカチカチいうスイッチを電気でコントロールするっていうのになり、真空管っていうメカ的なものがなくなり、
トランジスタっていう熱効率がいいやつになり、今度はそれがたくさん入ったICっていうのになって、ちっちゃい中に計算をたくさんできるようになりっていうのがどんどん進んで、今や情報処理をするために電気は不可欠になってきてしまいました。
えー。
で、電気のいいところは、情報に使える。だから、カメラは化学反応で光に反応する薬品を使って絵を出すっていうのができましたけど、化学的プロセスっていうのが必要で、現像しないといけない。
それに比べて、電気に変えられればいろんなことができるっていうので、何でも電気に変えてやれっていうのと、電気を使って情報を表してやれっていうのがすごくたくさんあちこちで進んでいます。ただ、実は電気を作る方はそんなに変化はなくて、今もほとんどの電気は運動エネルギーを使って発電機を回すっていうことで作られています。
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だから、水車を回した水力発電とか、火力発電って火を使って電気を起こしてるって言ってるけど、結局はボイラーで蒸気を作って、その蒸気で発電機を回す。原子力でもそう。
ただ、そこでの質の変化は、やっぱり太陽電池。これは運動エネルギーに変えずにいきなり太陽の光を電気に変えるっていうのがあるので、ここは質的に大きな変化ではあるんですけど、普通の人はそんなに別にボイラー使ってようといきなり光エネルギーを、化学エネルギーとかを変えさずにいきなり電気に変えるっていうのも、何でもいいじゃんって思ってらっしゃると思いますけど。
でも、電気を作るのは、実は発電機っていうのが今でも主流で、プラスして太陽電池っていうのがあります。
あとね、ちっちゃいところではね、ペルチェ素子って聞いたことあるかな。
ない。
あります。
ない。
電気っていうか電流流すと、片方が熱くなって片方が冷たくなるっていうのがあるんですよ。
えー。
で、そのペルチェ素子に無理やり暖かいのと冷たいのを当てると、ゼーベック効果っていうので電気が出てきて、それは温度差をいきなり電気に変えられるっていう素子があるんですけど、
えー。
とかっていうのもあって、電気を作るっていう方はなかなかどうして、運動エネルギーからしか作られてなくて、なので、今やね、電気は情報処理に使われるっていうのがあるんですけど、
もう一つ、エネルギーを伝えるためのメディアとして、つまり遠くで使った電気を、違う遠くで使ったエネルギーを他のところに運ぶっていうために使われるっていう側面もあります。
総電線を通って山の中の水車が回る水の位置エネルギーがどなたかのお家の電球を光らせていたり、誰かのPCを動かしていたり、そこの情報処理に使われたりするっていうので、
エネルギーを運ぶものとしての特徴もあって、電気作るのが大変っていう話をしたけど、一方で、同じようにガスもエネルギーを送れますよね、化学エネルギーとして。
はい。
はい。
でも、ガスは送るのは楽ちんで、貯めておくのも楽ちんなんだけど、それを作るのはなかなか大変で、でも電気は運動エネルギーさえあれば変換ができる。
うん。
なので、電気のいいところは、さっき言った電気があれば煮沸、明かり、暖房、情報処理に使えるっていうのがあったんだけど、逆にいろんなエネルギーを電気に変えるっていうのもできるんで、通貨として便利っていうのもあったりします。
42:06
電気に変えるときは誰かがどっかで使ってくれるだろうっていうのがある。
うんうんうん。
っていうのもポイントなんですけど、でも、熱エネルギーだったのを電気にしてもう一回熱エネルギーにするのは効率が悪いんで、熱のまま伝えたいっていうのが要望があったり、実際ね、町全体で冷暖房を行ってるっていうセントラルヒーティングっていうのはあったりするんですよ。
ニューヨークに行くと冬、マンホールから湯気が出てたりするんですけど。
うーん、でもなんか北海道とかでもマンホールのとこだけ道路の氷が薄いのは見たことあるよ。
あれはね、マンホールのところが熱伝導がいいから、雪が積もり始めたときに最初に溶けるっていうのがありまして。
マンホールのとこ、熱伝導がいいっていうのはどういうこと?
マンホールのふたは鉄でできてるでしょ。
地面は雪が積もると熱伝導が悪いんで、溶け始めないんです。
地面がどんなにあったかくても。
地面が5度だとして、そこに雪がマイナス2度で降ってきたときに。
なかなか雪にその熱が伝わらないわけね。
そうなんですけど、マンホールのふたが0度よりも温度が高ければ、雪が積もったときに最初にどんどん溶かしちゃうんで。
あれは結局マンホールのふたが原因なわけ?
私はマンホールの空間そのものがあるからと思ったんだけど。
空間もあるんですけど、ふたのほうが大きいと思います。
というのはコンクリートふただとそんなに溶けないんで。
なるほど。
ニューヨークでもそうだし、日本でも丸の内とかでは、ビルの中で一箇所で熱を作ってそれを分配するっていうのが行われたりして、
熱エネルギーも分配ができたりして。
一方で運動エネルギーを運ぶのってなかなか大変ですよね。
誰かが走って。
走っても伝えられないでしょ。
こっちでできた運動エネルギーを反対側に伝えるには。
走って走って走って。
それは運動エネルギーを伝えてないですよね。
でもなんか熱苦しいのが伝わってくるような気がしますけど。
それ熱エネルギーじゃないですか。
熱苦しいんでしょ。
そっか。
運動エネルギーも他のものに変えるっていうのはやりやすいんですけど、運ぶのがしにくいんだよね。
溜めておくのも変換すればできる。
例えばトラックとかでブレーキをかけるときにトラックを減速させるためのエネルギーを空気を圧縮して圧縮空気にして、
タンクに圧力として溜めて、今度加速するときにそれを使って加速しようっていう圧縮空気に運動エネルギーを溜めるだったり、
45:00
あとは弾み車っていうんですかね。
なんていうのかな。
要は大きいコマみたいなやつを加速して運動エネルギーを溜めるみたいなこともやられているんだけど、それを運ぶのがなかなか大変で。
なので、電気のいいところはやっぱり情報処理に使えるっていう話と、いろんなものを電気に変えられるっていう変換のしやすさと、電線を引っ張ると遠くまで伝えられるっていうのでポイントが高いんじゃないかと思っています。
電気すげーって感じね。
そう、なので電気ってすごいねっていうのは、その辺の変幻自在さっていう話と、いろんなことに使えるっていうのと、最終的には今みなさんがとても重要だと考えているコンピューターみたいなものがメカ式、要は機械式でやるよりもずっとちっちゃく効率よくできるっていうのがやっぱりポイントなんじゃないかと思うんですよね。
うん。
そう。
すげー。
たぶんこの先、やっぱりエネルギー伝送というと電気が終了になってくるんですけど、よく言われるこれからは電気自動車ですか、それとも水素自動車ですかみたいな話になったときに本当に電気なのかっていうのは、要は蓄電池なのかっていうのは悩むところですよね。
さっきも言ったとおり、送電するのは簡単だけど繋がってないものに電気を送るにはやっぱり貯めておかなければいけないっていうのがあって、そこでガソリンとかはすごく優等生なんですよ。
はい。
水素あたり貯められるエネルギー量は高くて、使うのにそんなに難しくない機械で使えて、一方で作り出すのがなかなか大変で、その化学エネルギーを凝縮したようなもので、水素を配ればいいじゃないかっていうのがあるんですけど、水素は普通に扱うとかさばるばっかりで、やっぱり貯めておくのが大変で、圧縮した水素を扱うのはあちこちで設備が必要で。
電気でもそうなんですけど、水素があちこちに余ってるんだったらいいんですが、何かで水素を作ったときの効率の悪さっていうのとか、それを運ぶときの運賃、つまり水素タンクをガソリン車で運んだりするわけですよ。
港から水素スタンドまで。
ガスはガス缶で送れますけど、今水素は水素缶を作るよりもタンクローリーみたいなので運んでいて、ということで、どんなエネルギーをどこでどう使うのが一番効率がいいのかって話は、電気だから何でもできるわけではなくて、やはり今もまだガソリン車が残っているっていうときにはガソリンのいいところっていうのもあると思っています。
だんだんね、カーボンニュートラル、要は二酸化炭素を出さないっていう視点でいろんな工夫がされると思うんですけれども、まだまだ化石燃料の手軽さと安さと運ぶとか、貯めておくっていうののやりやすさっていうのが優位で、
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一方で地下埋設の石油や石炭がなくなってしまったときに同じように化学エネルギー、つまり燃やすためのものを作るっていうのは実は大変なんじゃないかと思っていて、その辺のバランスをどうとっていくかっていうのが今後問題になるし、一方で電気以外で情報処理するっていうのはなかなか急には進まないんじゃないかななんて思っています。
電気でインフラがあるって整っちゃってるのを、もう一度新しい何かをするとしたら、全部再配線みたいなことをしなきゃいけないわけだもんね。
でも一方でね、じゃあやっちゃえよって言って、国や自治体を挙げて変更するっていうのができるかもしれない。
あとはオール電化がどうたらこうたらって言っていて、皆さんの家にはガス電気水道が通ってるけどっていうのに比べて、例えば発展途上な国、これから発展をするっていう国は、もともとのものがないんだったら最初から今の最先端なものを入れるっていうのができたりして。
10年後にドーンと大発展する可能性があると。
だからアフリカの国は固定電話を知らないけどみんな携帯持ってる。
そうね。
物理的な優先を入れるよりは無線で全部つないでしまえってやつですね。
アンテナさえやればあとはもう勝手にってやつ。
だから銀行も通帳とサイン、通帳と印鑑ではなくて、ネットバンキングが最初に使われるみたいな。
っていう中でエネルギーの使い方も、もしかしたら石油や石炭が少なくなってきた後に社会インフラを作ったときにどんな方法がいいかっていうのは日本の常識じゃない考え方もあるかもしれないなと思っています。
確かに。
ということで今日はいろんな視点でエネルギーや電気のことをお話ししてきました。
はい。
電気ってすげえ。
ピカチュウは何万ボルトなんだっけ?
10万ボルトですね。
10万ボルトですね。
すごいね。そこでなぜ速投するかね。
世代だったんで。
あ、そう。
使ってましたよ。
吉田さんは鉄腕アトム世代?
鉄腕アトムよりも後でピカチュウよりも前かな。
じゃあ何?
私はどっちかっていうと巨大ロボットアニメ世代かな。
マジンガーZ。
その辺が一番ですね。
グレートマジンガー、マジンガーZ。
特撮ヒーローから、特撮ヒーローっていうかミラーマンがいたり、機械だがいたりするところからアニメに変わっていく頃じゃないかな。
ということで、そんな話はおまけのコーナーでしようと思います。
はい。
51:00
ということで、この辺にしたいと思います。
そんないプロジェクトというグループで、そんない理科の時間以外にいくつかのポッドキャスト配信をしています。
そんなことないっしょ。そんない美術の時間、そんない雑貨店などの番組を各ポッドキャストアプリやスポティファイなどの音楽配信、音声配信のプラットフォームで配信しております。
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よろしくお願いします。
ということで、なんとなく様子見だった感じの会話のそんない理科の時間第459回、この辺にしたいと思います。
多分、まさとさんのもう少し奔放なお話は、この回のおまけ、またはボイシーの毎週の配信でも聞けると思いますので、そちらもぜひ聞いてください。
よろしくお願いします。
ということで、そんない理科の時間をお送りいたしましたのは、よしやすと、かおりと、まさとでした。
それでは皆さん、次回の配信でまたお会いしましょう。さようなら。
ごきげんよう。
ごきげんよう。
53:23

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