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2025-01-05 31:30

10. 効率性は重視すべき?

#となりのニューロダイバーシティ
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00:03
はい、こんにちは。
はい、こんにちは。
テーマは、効率性は重視すべき?
それって逆なのかな?
逆じゃない?
ですね。効率性っていう言葉は結構、いろんな意味がありそうなので、
ちょっと私と井野さんがどんな風に効率性を考えているか、
はじめに出し合ってみたいと思います。
はい。
はい。では、ゆぶたちから。どうぞ。
はい。私はですね、効率性っていう言葉を聞いたときに、
はじめに自分が思い浮かぶのは、博士論文を書いていたときに、
デジタルペンっていうペンを使って、小学生の書字データを扱っていたんですね。
そのデジタルペンっていうのは、時間データが大量にあって、
時間に対してのストロークデータなんですけど、それをExcelで自分でやっていて、
それのプログラム、一応デジタルペンからExcelにするプログラムを作ってもらって、
Excelでやっていたんだけど、そのExcelを私がちまちま、すごい量のデータなので、
ちまちま、やっているのを見たそのプログラムを作ってくれた方が、
これ本当はプログラム勉強した方が早いんだよって言ってくれたんですよね。
そのXMLデータっていうのは結構構造的には非常にシンプルなデータなので、
だけど私はそのとき、やっぱりプログラムっていうものへの心理的ハードルがすごく高くて、
だからプログラムを今から勉強するのかって。
白論書いている途中だしね。
でも今考えれば白論6年半ぐらい書いていたので、
効率性も何もないわけですよね。
だからあのときプログラムをちゃんと勉強していたらよかったなって振り返って思うんですけど、
でもExcelをちまちまやっていて、
だから効率性って考えたときにはプログラムを書けばよかったなと。
それは効率性だけじゃなく、
自分の選択肢を広げることにもなっただろうなって思いながら、
でもExcelをめっちゃちまちまやってたので、
Excelの細かい機能をめっちゃ知ってるんですよね。
だけどかなり懸生炎にもなったし、手首が。
あの、根もね、かなり使って。
全然やっぱり解析が進まないから、時間もかかっちゃって。
そういう意味では、あそこでは効率性をもうちょっと考えていてもよかったかもしれないけど、
もう今は後の祭りみたいな。
03:00
今もね、プログラミング勉強してると思うから、
あのときはちょっとできなかったけど、
今やることでまた新たなドアが開かれていくのか。
そういう意味で、プログラムみたいなものにやったことないことへの心理的ハードルっていうのは、
すごく高いよねっていうのがわかるので、
なんかちょっとしたことでやってみない。
例えば学校の先生がICTを使ってみないっていうこと起きていて、
やればいいのになって思うんだけど、
ただやればいいのにって言っても、それは多分やれないから、
なんかこうちょっとしたステップが必要なのかなっていう。
やってみて、こうやったらできるねっていう、
そういうステップがあったら、つまりその価値みたいなものを享受する機会が、
経験できたなら、もうちょっと使ってみようって。
だってただの道具ですから。
プログラミングもおそらくプログラマーからしたらそうですよね。
言葉だし、道具でしょ。
そういうことを、この自分のプログラムへのハードル、
心的ハードルっていうのを意識する中で、
新しいことをやってみるのは大変だけど、
そこへのステップ、
今だったらね、チャットGPTとか、
生成AIがあるからめっちゃやりやすいので、
今やろうかなと改めて思って。
今の話はどっちかっていうと、
あの時効率性を重視してプログラミング、
勉強しておいてもよかったかもしれないなっていうことなの?
そうですね。
プロセス大事だって考えてるけど、
やっぱそれは狭い視野の中での話だと、
ちょっと広く考えた上での選択肢として考えた方が、
あの時はですね、今やってるこのちまちました作業は、
何十時間、何百時間やれば一応終わるっていう。
だけどプログラミングの方は、やっても終わらないかもしれないと。
たどり着けないかもしれないと思ってできなかった。
なるほどね。
だけどそのことについても言ってくれたんですよ。
プログラムっていうのはねって。
すごく親切だったなって。
それ自分の中にずっと残っていて。
でもちょっと拒絶しちゃったのね。
というかできなかったんですね。
ちょっとスコープが短期的すぎて。
エクセルちまちまやってる人だいたい研修員になってるよね。
そうそう。
だから効率性っていうものを考えちゃうと、
スコープが狭くなる時があって。
なるほどなるほど。そういう話か。
06:02
だから効率性を重視してしまうと、
もしくは自分のできる範囲の中に閉じ込めるっていう。
確かにそういうところはある。
やっぱり効率性向上させようよって言った時には、
今自分が身につけているやり方とか、
あるいは多くの人が取っている既存のやり方っていうのを
踏襲する側面ってあると思うんですよね。
だからみんながポモ道路テクニックに走るみたいだね。
会う人もいれば会わない人もいると思うんだけど、
そういうことはあんま関係なく、
これが効率性を高めるテクニックみたいになると、
そこをみんな一生懸命やっちゃうみたいなところがあって、
多くの人にやりやすいからこそ受け入れられるんだけど、
それって新しい可能性にはあんま開かれないっていうところが、
副作用というかデメリットとしてはあるなと常々思ってるから。
後でもまた話すけど、
効率性を求めた方がいい時もあるんだけど、
全ての面において効率性を求める必要はないし、
求めてしまうことの問題性もあるよなと思う。
子供たちの中にも、すごくエフィシェントに課題をこなしていくような。
その場合のエフィシェントってどういう意味なんですか?
要するにテストには答えがあるから、
その答えが得られる方法の最適解を選んでいくっていうような、
優等生的な、これを勉強すれば点が取れるからっていうような、
不正当な派。
そういう派のタイプと、
なんか全然やってるように見えない、
ふらふらーっていって、
道の何かをずっと見てるみたいな子が、
解決しなきゃいけない課題に向き合った時に、
なんか違う解を出してくるみたいなことがあって、
やっぱりなんか狭い世界の中で閉じて、
効率化になってしまうことの弊害っていうのを感じるんですよね。
教育の中で。
だから目的をどこに置くかですよね。
テストがあって、
そのテストで、
例えば80点以上取るとかね。
あるいは試験に合格するみたいな目的がまずあってね。
それ自体すごく大事なことではないんだけど、
その試験に通らないと次のステップに行けない、
みたいなものってたくさんあるじゃないですか。
そこが目的なんであれば、
例えばどれだけ自分の時間とか、
身体的精神的エネルギーとか、
そういうのは限られてるわけだから、
09:01
少ないリソースで、
より多くの成果を出すか、
つまり合格という結果に結びつけていくか、
みたいなことを考えることは結構大事な気がするので。
私結構それが得意なんですよ。
優等生だもんね。
優等生で、資格試験とかすごく得意で、
ここのところしっかり勉強したらできるだろうなっていう、
そういう見通しが持てるんですよね、大体。
試験の過去問とかを見て、全体像を見て、
どのぐらいで合格かっていうので、
どのぐらい勉強すれば、
自分の記憶がこれぐらい残ってるから、
これぐらいやれば大丈夫だろうとか、
そういうのが比較的得意で、ずっときたんだけど、
そこでやっぱそれ外さないといけない場面って大人になるとあるよねって。
大人だけじゃなくて、そうなんでしょうね。
なんか全然違うこと思いついちゃったんだけど、
赤本ってあるじゃない、大学受験の。
で、誰が何を考えたのか、私が書いた文章が、
その赤本に載ってるんですよ。
で、その問題見て、もう考えられない問題になっていて、
これ何の意味があるの?っていう問題になっててね、
超びっくりした。
それは、これこの問い、質問何?みたいな。
そうそうそう。意味ないじゃんって。
この文章じゃなくていいじゃんっていう。
その文章の中身を理解するとか、
そこから発展させて何かを考えていくとか、
社会批判につなげていくとかじゃなくて、
もう本当に、この穴になっている四角く囲んである部分には、
何の言葉が入るでしょう?みたいになってて、
本当に高校生の時も、それで受験勉強嫌になったんだけど、
意味が見出せなくて、
ちんぷんかんぷんで私にはね、
これやって何の意味があるの?みたいに思っちゃってて、
大学受験に失敗した口なんですけれども、
それを思い出した。
当時の自分にはもうちょっと目的意識を持って、
大学に入学するっていうことを、
しっかり目的に持ってやれたらよかったのかもしれないけど、
それがちょっと持てなかった。
そういう意味では私もね、大学入試の勉強っていうのは全然できなかったんですよ。
今得意みたいなこと言ったけど、
資格試験の勉強すごい得意なんだけど、
やっぱり意味が見出せなかったんでしょうね。
大学入試の勉強っていうのは。
そうなんでしょうね。
効率性って言ったときには、
目的がはっきりしていて、
いる場合にどれだけ少ないリソースで、
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最大限の効果を出すのか、みたいなことなんですかね。
あんまり中長期的な物事には向いてない気もしていて、
効率性っていう考え方が。
そうですよね。
そういうことが何度も何度も繰り返されるならば、
それは効率化した方がいいみたいなね。
そうそうそう。
何かをクリエイトしていくっていうときにさ、
効率的にやるっていうのは結構難しくって、
やっぱりステップを踏んでいくっていうことが非常に重要だったり、
むしろなんか矛盾したこと言ってるかもしれないけど、
しっかりステップを踏んでいくことが、
一番近道みたいなときってあるなって思うんですよ。
例えば研究だったら、
先行研究をしっかり抑えるってすごく大事なんですよ。
そこをやらないで、
なんか自分のその、
なんていうのかな、
自分の中にある疑問だけで研究を始めようとしても、
なかなか難しいっていうかさ、
いやもうそれ調べてるよ誰かがっていう風になっちゃうし、
もう一回同じような調査をしちゃうっていうことにもなるじゃないですか。
そういうのあるなと思って。
結構先行研究をしっかり調べるのって、
なんというか心理的ハードルありますよね。
そうか。
一般的にあると思います。
なんか、どこまで調べれば全体なのかもよくわからないじゃないですか。
そうなのよ。
そうね。
それが面白いと思うんだけどね。
だから全体がわかればそれをさ、
こっそりとしていける。
だから全体を見るためにはなんか本とかがいいんでしょうね。
そうですね。
やっぱりある種こう一覧性がある形でまとめてくれてるような本ってあるから、
入門書でもいいし、
そういうのはいいのかもしれないね。
自分の関心のあるのはここだって思って、
そこの参考文献を読んでいくとかいうことができる。
なるほど。
なんか論文で先行研究を引くときも、
なんか誰かがこういう文脈でこれ引くみたいなさ。
なんかそういうモデルがあるとやりやすいとやりやすいんですけど、
なんか一つのことを言うのに、
どこまで引けばいいんだろうみたいな。
その辺もちゃんとトレーニングを受けてなくて、
身を身まねでやってる心があって、
それでなんかこうハードルが高いのかなっていう気がする。
私もどうなんだろうね、
トレーニングってこう授かるものじゃなくて、
やる中で身につけていくものだから、
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この間もちょっと別の人と話してたんだけど、
自分が論文のようなものが書けるようになってきたなって思ったのは、
やっぱり博士課程に入ってからかもね、みたいな話してたんだけど、
やっぱ何本か終始のときに書いてみて、
そのプロセスの中で身につけていくものってあるんだろうなっていう。
そうですよね、確かそうだと思います。
思いますね。
だからなんか全体像が見えているものじゃない世界で、
自分がその枠を作っていくっていうことをやっていくことの大事さですよね。
最近研究の領域でもやっぱ効率性って求められていると思うから、
3年で博士論文を書きなさいとかね、結構大変だなって思う。
で、その場合の効率性って何なんだろうってやはり思って、
効率性って早くちゃっちゃとやって終わらせるっていうことではないはず。
なんだけどすごく一面的にスピーディーにやるみたいなふうに理解されていて、
で、実は地道にステップ踏んでいってやり方を覚えた方が効率的なのに、
いつまでもそれがなされないみたいなこともありそうだな。
逆にさ、完璧じゃないと出せないっていう人も多いじゃないですか。
博士論文なんかで。
完璧はないからね。
だからそれがなんか、全体像をつかみながらやることっていうのは、
何が求められているのかが、自分で決めるんだと思うんですけど、
自分で決めたことないから、
一応なんか論文3本、
茶読論文で博士論文に一応なんか、
最低ラインクリアみたいな、
そういうのがあるから、
一応このぐらいで出すかなみたいなことはあると思うけど、
やっぱ自分でどこか、ここまでにしようって諦めて、
で、出すっていう。
それもまたプロセスの一つなのかなと。
で、出すまでに意外と長い道のりがあったりするじゃないですか。
文献リストのちゃんと制裁を整えるとか。
そう、結構時間かかるよね。
それをなんかする前に、
うざうざと自分の論文のことをどうしようかみたいなことばっかり考えてて、
一回なんか出して進んでいった方がいいのかなみたいな。
過ぎ去った後に考えたこととしては。
あともう一つ、
効率性っていうことで考えなきゃいけないなって思ってるのは、
誰のための効率性なのっていう、
あるいは誰を犠牲にした効率性なのっていうのは、
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よく感じることっていうか、
気になることで、
特にやっぱり今の効率性っていうのは、
資本主義の要請として、
特に労働現場で要求されていることだと思うんですよ。
効率性以外にも最適化っていう、
オプティマイゼーションっていう言葉使われたりするんだけど、
それはもう確実に、
より少ないリソースで、
企業の生産性を向上させていく、最大化していくっていうことが目的になってる。
その時に、そこに乗っかって成功していくっていうことが、
何を意味するのかみたいなのは、
やっぱり考えさせられるっていうか、
特にね、
日本はやっぱり、
女性活躍推進みたいな形で、
女性が労働市場にもっと積極的に参加していくことで、
生産性を高めていこうとか、
イノベーションを生み出していこうみたいな、
マジっていう言説が、
ずっとこの十数年垂れ流されてるわけでしょ。
それがあたかも、ジェンダー平等を達成するかのように、
各企業が語っている中で、
いや、それって、
女性が求めてきた、
あるいはフェミニズムが求めてきた、
平等なんだろうかっていうふうに思うと、
ずいぶん違うものなんだろうな。
それは資本主義を求めていることで、
フェミニズムとか、
女性たちっていうのか、
あるいはより広くマイノリティの人たちが求めてきた、
平等とはずいぶん異質なものだと思うんですよね。
だけど今、
DIみたいな感じで、
ダイバーシティ、
インクルージョン、エクイティみたいな感じでね、
インクルージョンが大事だ、
法説が大事だっていうふうに言われてるけど、
その法説っていうのは何に対する法律の法説なのか、
効率性を重視する枠組みに対する法説だとしたら、
多分そこで犠牲になってる人が多いよねとか、
あるいは法説って平等と同じじゃないよねとかね、
そんなことを結構最近いろいろ考えてるかな。
なんか機械の中で働く人間みたいな文脈で、
機械化するのと人間をそこに一人置くのとどっちが、
その企業からすると効率的なのか、みたいなときに、
結構人間をそこに置いて、
21:01
そのLINEみたいなものを流していったときに、
そのそこの人が、
なんていうのか、
道具みたいに、パーツの一個みたいになって、
それを効率化みたいに言われると、
なんかイノベーションってもっと違うところにあるんじゃないのって、
人間が、
工業みたいなテクノロジーを生み出すその原動力は、
もちろん人間が自由になったりするための、
自立したり自由になったりするためのものなのに、
なんかそれを全然違う方向に使ってるような、
もちろんそういう作業好きな人だっているし、
ダメじゃないんだけど、
経営者みたいな人が考えるときの効率化みたいなのがそこに見えるかなって。
効率化のイメージに偏りがあるかもしれないよねっていうことだよね。
あと、
効率化のイメージに偏りがあるよねっていう観点から言うと、
じゃあ自分がどういうふうに効率性っていうのを捉えてるのかなとか、
実践してるのかなっていうふうに思うと、
結構シンプルなことをやっていて、
一つは、
睡眠をとる。
やっぱりさ、睡眠不足のままだと、
あんまりパフォーマンスが上がらないというか、
ちょっと頭がぼんやりしてることもあるから、
やっぱり、
睡眠をしっかりとって、
その作業に向けて準備をするみたいなことはしてるかな。
確かに、なんかあれですよね。
ずっと作業することが、
作業を進めるための方法だっていうふうに思われてるけど、
実はその睡眠をとることで、なんかブレイクスルーが起こるじゃないですか。
違う見方もできるよねとか、
これってこうやってみたらいいんじゃないっていう、
別の選択肢を開くためには、
結構睡眠って大事ですよね。
だけどそれをなんか削って、
作業をやらなきゃ。
だからこう、仕事っていうのが作業になってしまいやすい、
この世の中の中で、
ちょっとそれを逆にとらえて、
少し自由にのびのびさせてみたら、
意外と違う回が見つかったりとか。
あとはコミュニケーションをとる。
そんなにすごい大きな話じゃなくって、
この間のこの作業をどこまでやったっていう確認をするっていうのが結構大事で、
それしないと同じ作業をまたやってるのね。
24:00
そういうことがやっぱりチームで仕事していると起きていて、
2人が同じ作業をやってしまっているみたいな、
それで問題ない時もあるんだけど、
あんまりそれが意味のない作業だったりすることもあって。
それを知らされたらそれぞれもなんか、え?ってなりますもんね。
そういうのもちょっと意識してるかな。
それも私の中では効率性を高めるっていうことになってるかな。
あと準備をするっていう仕事に向けて。
例えば会議一つ取っても、
会議に行ってから考えるんじゃなくて、
その前にアジェンダを整理しておこうとか、
そういうのは意識してるかもしれない。
確かに井野さん、オンライン授業とかオンラインイベントじゃない。
会議に入る準備の時間早いですもんね。
30分前は絶対いいでしょ。1時間前とかもあるよね。
前の議事録読んでちょっと思い出して、
この間のいろんなトゥ・ドゥみたいなものを見返して、
これができてないなとか、
あるいは今、センター全体の運営にも関わってるから、
この時期はこれやんなきゃいけなかった。
みたいなのを見返しながら整理していく。
それをしても漏れる議題っていうかアジェンダがあったりして、
人間の脳って本当にポンコツだなって思うんだけど。
確かに会議の時にそこから始めると、
そこから始めてもいい場っていうのもあるじゃない。
レビューしてから。
目的次第なんだろうなと。
そうですね。
あとは前回だったかな、言ってた、
まとまった情報っていうものにしっかりアクセスするっていうのは、
本当に効率化したいなら大事だよねっていう。
それは本当にそうですよね。
なかなかそこが伝わらないですよね。
前回話した、前回っていうか前々回になるんだけど、
有料講座の話なんかも、
やっぱり有料講座受けたら、2時間とか1時間半とかで、
その人が一冊の本にまとめたことをコンパクトに聞けるわけですよね。
で、資料もついてくる。
だからすごくお得で、
で、大体私やっぱり講座を受ける前にその人の本を読むか、
ちょっと読めないから講座を受けてその人の本を読むかみたいなことするんだけど、
なんかそういうふうにやれば、
自分で進んで読めるものっていうのもあるけど、
ちょっとなんか、
そうですね。
手が伸びそうで伸びないみたいな、
大事だって分かってるんだけど、
他のこと優先しなきゃみたいな時に読めないみたいなのもあるから、
そういう時に結構積極的に、
27:00
そういう講座を受けてるかな。
そしたらもう次回になったら始まるし、
向こうからやってくる。
そうそう。
だからさ、大体録画とかは見ない。
録画見ないよね。
そう、やっぱりその時間が決められてるっていうのもすごく大事だと思った。
有料であるっていうだけじゃなくて、
枠が決まってるっていう。
そうですよね。
本を一冊読むっていうことのハードル、
やっぱり心的ハードルってあると思うんですよね。
特に難しい本の場合。
それを、でもすごく大事なこと、
全体がそこに、
書く人はものすごい時間をかけて書いていって、
それを知れるっていう、すごい価値がある。
そうそう。
質問もできちゃうっていうさ、
本当にね、すごいありがたい。
そうですね。
まさに講座を受けるっていうのは効率的かもしれない。
自分の中では。
そうですね。
実際なんかさ、これ暴露していいのかどうかわかんないんだけどさ、
私、ある結構難解な本の書評を頼まれたことがあって、
もちろん本も読んだんだけど、
どうしても理解ができなかったので、ある部分ね。
精神分析に関わるところで、
どうしても理解できなくて、
なんかそれを突破しないと書評を書けないような気がして、
もう本当に困ってたのね。
どうしようっていうふうに思ってたときに、
たまたまその本と、
別の本2冊ぐらい、
別の人たちが書いた本なんだけど、
取り上げる講座があって、
もうこれは行くしかないと思って行ったの。
そしたらその精神分析のところ、
誰一人理解してないってことがわかったの。
専門家も。
気が楽になって、
書評が無事書けた。
しかもその書評を書いたらね、
翻訳に携わってくれた人が、
うまく本質を捉えてくれたっていうふうに書いてあって、
本当にもうほっと胸を撫で下ろしたっていう。
その難解な部分が理解できなかったのは、
いまだに心残りなんだけど。
難解な部分が理解できるっていう前提を疑った方がいいですよね。
でも誰一人そこ理解してなかった。
理解しにくいさ、書いた方もさ、
そんなにうまく書けたとは言えない部分かもしれない。
わかんないけどね。
そういう笑い話というかもあって。
そうですよね。面白いですね。
効率性っていう話とはちょっと違ったかもしれないけど。
やっぱりこの効率化、効率性の話で気になるのは、
やっぱりそれが効率よくできるとかできないとかいう話じゃなくて、
私はやっぱり自分の頭で考えて、
やることが大事だし、
それを大事にしたいなとプロセスを踏んで、
つまりその人のものにするっていう。
30:00
せっかくやるなら、
せっかく仕事したり作業したりするのに、
そこからこの人が何かを得て、
可能性がそこから広がっていくようなものになってほしいけど、
効率性っていったときに、
人間を本当にパーツの1個みたいに考えて、
それを経営者が考えるだけじゃなく、
そこに参加している、やる人の方もそう考えてしまうと、
作業だけやればいいんでしょってなってしまって、
やってないことはやらないとか、
早く終わらせると損だとか、
そうなった瞬間に何も学べなくなっちゃうんじゃないかって、
そこから。
ずっとやるだけになってしまって、
それって楽しくないんじゃないかなって。
なるほど。
最初の頃の働くのは、損と繋がることですね。
そうですね。
じゃあ、30分経ちましたので、
では、第9回、効率性は重視すべき?
逆なのかはちょっと分からなかったですが、
重視すべきところもあるんだろうけど、
全てにおいて重視されるべきではないかもしれないし、
効率性をすごく狭く捉えてないかなみたいなのは、
私自身ももうちょっと考えてみたいなと思いました。
そうですね。
はい、では以上です。ありがとうございました。
31:30

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