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新シーズン 実行機能を研究する
2026-10-16 17:01

新シーズン 実行機能を研究する

#となりのニューロダイバーシティ
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サマリー

新シーズンのテーマとして、心理学用語の「実行機能」を取り上げる。抑制、ワーキングメモリー、切り替え、プランニングなど、物事を実行するための複数の機能と、ADHDなどとの関係が説明される。話者の一人は、やる気が出るまで待つのではなく始めることでやる気が湧くと実感しつつも、GTDのようなルーティンやリスト化には窮屈さを感じている。生成AIが作業の手順や叩き台を引き受けることで、忘れていた手続きを思い出す負荷が減り、実行機能を支える可能性が語られる。後半では、AIによる論文整理や異分野の文献比較、Googleノートブック/ジェミニノートを使った対話的な読解も紹介され、AIが研究や学習における「他者」や枠組みとして働く面に話が広がる。

実行機能とは何か
実行機能を研究する。
はい、こんにちは、平林です。 こんにちは、イーノです。
先ほどのシングルは、このポッドキャストで新しいシーズンを始めようということで、新しいテーマを持ってきたわけですね。
はい。 実行機能です。実行機能を研究するというテーマを立てたいと思います。
実行機能って心理学用語ですか?
はい、そうです。実行機能は英語でExecutive Function。
言いにくいね。
Exeっていうのが、パソコンなんかで実行ファイルのことをExeファイルって言うんですよね。
確かに、エグゼキュティブのエグゼか。
なんかこう、プログラムを発動するときみたいな。
確かになるほどね。それが実行ってことだね。
結構、発達障害界隈と言いますか、ADHDとかの主要な困難さの要因として、実行機能の弱さっていうのが言われているんですよ。
その場合の実行機能っていうのは、抑制が効かないとか。
そうそう、前頭用の機能として抑制、前頭用を抑制しているとか、
ワーキングメモリーって言われる、脳のメモ帳に情報を保持する。
だから、保持する。
グッとね。
そうそう、グッと。
あとは切り替えなんかもそうだって。
切り替えね。
あと、プランニング。
プランニング、結構いろんなものがごっちゃ混ぜに入っている感じだね。
そう、だから実行するために必要な機能の総称だから、それにはいろいろな要素があるってことじゃないでしょうか。
プランニングして。
で、余計なものに注意を奪われないように抑制して。
抑制して、切り替えて。
だけど何をしなきゃいけなかったかっていうことを溜めておく。
そうだね。
それができないと、私なんかよくなんだったっけって忘れて。
なんか結構複雑な機能であることは確かだね。
そうですね。
どっか一個がちょっとうまく働かないと、何かをするっていうことが難しくなっちゃうっていう、そういうことかな。
そうですね。
GTDとルーティンへの感じ方の違い
で、なんでこの実行機能をテーマにしようと思ったんですか。
いや、私と井野さんの違いについてこのポッドキャストでは話し合ってるわけですけれども、
実行機能っていうのは如実に私と井野さんの違いを表す概念ではあるかなっていう。
自分では私、実行機能弱いなっていう感覚はあるんですよね。
このポッドキャストいろんなシーズンで、やる気スイッチの話とかして、
何か作業を始めたりするときに、掃除から始めるっていう話。
助走が長いって。
それに対して井野さんはやる気っていうのは始めなければ。
やってから湧いてくる。
っていうのを聞いて、確かにそれを真似してというか、やってみて、
それに確かにそうだなという感覚はこの数年で持つようになって、
前よりは助走の時間短くなったように思うんですね。
だからやる気っていう概念っていうか、自分の中でやる気が出ない、やる気が出ないって思ってたけど、
それはやらないから出ないんだと。
だから始めれば徐々に出てくるっていうのは実感を持っているんですけど、
それでもなかなかそれって難しい面もあるなと思う中で、
最近新たなトピックとしては、生成AIが出てきて、
私が騒いでるわけですよね。
これは自分のこの困難さを少し軽減してくれるというか、
自分が実行機能がなかなか弱いなというのを持っていってずっと。
実行機能って、私は様々なテクノロジーによって、
自分がもうちょっとこれだったらやりやすいのになっていうのを、
テクノロジーを使うっていうのが仕事じゃないですか。
だけど自分の一番苦手な部分ってこれなかなか補えないよねって思っていて。
実行機能の支えとなる手法っていうのはなくはないんですけど、
例えば。
具体的にはGTDと呼ばれるGetting Things Doneっていう、
物事を前に進めていくために、
やらなきゃいけないことをリストにしつつ、
それをスケジュールの中に組み込んで、
人間がその何かを実行するときには、
プランから立てるとすごくその実行機能使うわけですね。
リソースを。
だから、週刊はルーチンですね。
私がやってるやつだ。週刊か。
ルーチンの中に自分がやらなきゃいけないことを組み込んで、
いつも私は朝起きてパソコンの前に向かうと、
何から始めようかなって考えるところから始まっちゃうので、
そうじゃなくてもう決まってるっていう状態に持っていくっていうのが、
そのGTD的な手法で、
ADHDの人なんかに一定の効果があるとされてる。
だけど、私にはそれなかなかなじまない。
というか、もちろん一部はできるんだけど、
それは窮屈に感じるんですよね。
やらなければいけないって思っちゃう。
そうそう。毎日朝起きてやらなければならないリストがあるとしたら、
つらいなって。
そうなんだ。
まあ、やんなくてもいいんだけどね。
一応リスト化してるだけで。
そうなんですよ。
そうなんだけど、そこって転換が起こっちゃうっていうか、
自分が本当はやりたいことのはずなのに、
やらされてるみたいな感覚に感じると、
すごくマイナス、モチベーション的にはマイナスですよね。
だから常に自分がやりたいこととして、
このことはやれた方がいいんだけど、
だからもう先々までやること決まってるみたいのは、
昨日の私はもう今日の私ではないのだと。
毎日新しい自分だから、やりたいことも違うかもしれない。
そうそうそう。
だけど、さりげなくあなた今日これやらなきゃいけないよっていうのは、
もちろん助けになるんですよ。
だけど、それだけではちょっと窮屈な。
ルーティン化っていうのがね、ちょっと窮屈に感じる。
前もその話してた。
学校みたいなものは、いいわけですけどね。
そういうもんだ。
私逆に嫌だもんね、学校。
その辺の対比があるじゃん。
場所をやっぱり縛られるのは。
自分で決めたい。
場所を縛られたくないんですか?
場所は縛られたくないし、時間も合わせたくないし、
人の時間にあるかもしれない。
自分でも決めてるから。
なんか私はそこの自分で決めるっていうところがコストになるから、
それなのに自分で決めたいみたいな、
ちょっとその、やっぱり真逆なんじゃないかと思うんですよ、
なんかこう反対だよね。
そうね。
出てくるところが。
生成AIが実行機能を支える仕組み
それで生成AIが出てきて、
1回やってもらったこと、この作業をこういうふうにやってほしい、
で、ファイルはここにあって、
で、やってもらって、
でもちょっとこれイメージと違うから、
こういうふうにしてほしいって修正したら、
それを覚えさせることができて、
記録をね。
で、次の時もこれお願いねって言ったら呼び出してくる。
それをやってくれて、
実行の部分をしてくれるんですよね。
確かに毎日こう、毎回更の状態から始めなくていいっていうこと。
で、その一番さ、
自分は忘れちゃってるからね。
そうそう、自分はその手続きもう一回さ、
思い出すところにすごい負荷があるわけ。
だけどそれはもう覚えててくれるから、
ここまでやっときましたみたいな感じで、
出来上がったものを確認する。
で、確認するのっていうのは結構気が楽なんですよね。
もう、叩き台って作るのが一番面倒で、
出てきたもので、ここがいまいちだみたいな。
今回はここはちょっとこうじゃなくて、
こうしてほしいんだみたいのは、
実行機能使わなくて済むのか何なのか、
心の負荷が少ないんですよ。
だから、いちからまた叩き台、
ルーティンはおよそ分かるんだけど、
それをやるのかって思ったり、
それをやるまで、そこに持っていくまでに、
心の力を使ってしまうのが、
そこがスッと、AIがそこまでやっときました。
だからフォルダの中確認してくれたらいいよ、
みたいなことがあるので、
それが私にとってのゲームチェンジャーだね。
これはなんか新しいっていう感覚。
良かったですね。
実行機能を助けてくれてる。
そうそうそう。
ただ別に完璧にできてるとか、
実行機能を補えてるとか、
そういう話ではないんだけど、
今までできなかった、
自分のこのネックになってる部分っていうんですか、
そこがややちょっとこう、
あ、なんか変えられるのかもみたいな感覚。
もうちょっと掘り下げてみると、
実行機能とは一体何なのかみたいなのが、
解明できるかもしれないよね。
私たちの言葉でというか。
伊野さんはそういう使い方してないですよね、AIって。
多分必要ないんじゃないですか。
必要ない。
そう、だから面白いなと思うわけです。
AIを使った論文整理と読解
でもね、論文のね、
いっぱい論文読むから、
結構たくさん論文ダウンロードして、
で、そのファイル名っていうのがさ、
結構バラバラじゃない?
そうですね。
私は一応その著者名と年号でね、
出版年、出版年で整理したい人、
その方が分かりやすいから、
後で検索するときに。
で、それをこれまではPythonとかで、
プログラミング組んでやってたんだけど、
じゃあある程度まとめた状態でやってたってことですね。
やってたんだけど、
今はその自然言語でできるし、
もうすぐやってくれるから、
そういう作業とか、
今までPythonでやってましたみたいな作業は、
もう全部今AIでやってて、
まあそれはいいかどうかは別として。
まあでもこういうふうにきっちりやりたいみたいな部分を、
そういうのはやってるかな。
あと、やっぱりそのAI、
面白いなーって思ってよくやるのは、
自分の中で、
この文献とこの文献とこの文献とこの文献、
全然違う領域の話で、
誰も今まで交差して読んでないけど、
なんか関係しそうだなみたいなのがあったりするじゃん。
それの共通点と違いみたいなのをさ、
ちょっと整理してみてよっていうふうに言うと、
ぱってしてくれるじゃん。
間違いも、間違いってかすごく表面的だったりする部分も多いんだけど、
でもなんか手がかりになるっていうか、
それをその位置から考える。
さっきの平昌さんの話とちょっと似てて、
それを位置から自分で考えて、
それこそさ、カードに書いてさ、分けて、
KJ法みたいなのをやってたのが、
これまでの研究手法だったと思うんだけれども、
ちょっとそこの手がかりみたいな部分を、
AIに聞いてみるみたいな。
なるほど、その視点あるかと思って、
ちょっと読んでみるみたいな、自分でもその視点。
そういうのはやってるかもしれないね。
なるほど。
論文書くときっていうよりはやっぱり、
その授業の準備をするときとか、
なんかこう、自分で試作を深めるときとか、
そういうときにはちょっと面白がってやったりしてる。
なるほど、面白いですね。
あとノートブックLM、今はGoogleノートブックって言うんだっけ?
ジェミニノートとか。
ジェミニノートは結構活用してて、
論文入れて、それで読み方が違ってくるよね。
質問を投げながら読んでいく。
そういう読み方をするときもある。
特定の項目だけチョイスさせたりとか?
この手続きどうやってやってる?
読んだことある論文とかでやると結構面白いんだけど、
論文ってさ、頭から最後まで読むタイプなのよ、私は。
それでさ、自分では読んでるから理解してるかなって思うけど、
意外と細部読めてなかったりとかするでしょ?
それを質問しながら読んでいくと、
結構そんなこと書いてあった?みたいな。
誰かと読んでるみたいな感じ?
研究会みたいな論文を一緒に人と読んでるような。
最近そういうの、大学院生のときはたくさんやってたけど、
仕事のほうとか忙しくなっちゃうと、なかなかそういう勉強会もできないから、
時間あるときは、
面白いですね。
人とやってきたことっていう、
自分一人ではこう少し、自分は自分の視点を持ってるわけだから、
それではできなかったことを、
AIという他者みたいなものが一時的にそこにいて、
それでできるっていう、
それ確かに実行機能の補い方とも似てるかもしれない。
新シーズンで実行機能を深める
私は例えば学校に行って、
週間として学校に行けば、この時間は教科書を開いて、みたいな。
そうするとやる気って出るわけですよね。
だから何も枠組みなしに始めるってことは難しいんだけど、
設定みたいなものが自分を助けてくれる。
そういう、何が自分を助けてくれるかっていう視点で、
AIの使い方、その人がどうやって使ってるか見ると面白いなと思います。
というわけで、今回の新シーズンでは、
実行機能についてまた深めていこうということで。
自信ない。
あんまり知らない領域。
知らない領域だけど、
たぶん自然に井野さんはやっていることを、
質問をしてくれたら答えられるかもしれない。
うん。で、私はすごく苦手だから、
まあ関心は持ってる。
うん。
なので、はい。では新シーズンもお楽しみにということで。
では以上です。
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