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2023-02-14 20:02

防災と健康についてRethinkする

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心と体の専門家が様々なトピックを取り上げて、健康について考え直す番組、Rethink Healthということで、今回は三浦さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回はですね、防災と健康みたいなテーマで話してみようかなと思うんですけど、
これもね、考えていけば幅広いかなと思いますけど、日本ってこう自然災害がやっぱり多い国なんで、
結構防災とか密接かなと思いますし、その対策どうしたらいいのかとか、もし起きてしまった時とかね、やっぱり心も体も結構健康に過ごすのは難しいような状態になるでしょうし、
その辺の話をちょっとできたらいいかなと思うんですけど、
三浦さんなんか、就寝の時でしたっけ?研究で、震災の方とか調査とかしたんでしたっけ?
そうですね、東日本大震災を取り上げて、私の場合は福島第一原発っていう、原発の災害もあの時は複合災害としてね、
津波と地震と重なったことによって起きたんですけど、そこの住民の方を対象としたインタビューというか、そこで働いた保健師さんとか、対象とした研究をしたんですよ。
なので本当に災害が起きてしまって、復興とかすごい長期的な課題になってますけど、
その中での人々の心理状態とか、具体的にどうやっていけば、ちょっとでも早く回復にいけるかなとか、そういった話をね、いろいろ考えたりしてました。
なるほどね、本当に大きな傷を負うって感じだと思うんですけど、
どういう、BTSDとかショック的な衝撃を受けてる人もいるかなと思うんですけど、こういうタイプにはこういう対応するのがいいとか、なんかノウハウがあったりするんですかね。
そうですね、タイプにもよるとは思いますけど、大まかにいろんな要素を分けていて、その時レジリエンスという概念に着目して分析をしたんですけど、
やっぱり住民同士のネットワークとか、その時に一人が全てを背負って支持したりとかできないので、みんなで相談できるような日頃からの街の中での付き合いとかがすごく活かされてたし、
あとはやっぱりその知恵みたいなもので言うと、いくら災害の備えをしていても、予期せぬことが起きたりした時に、例えば怪我をしている人を優先的に休ませるとか、あるものでみんなでなんとか供給していくとか、
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本当に物をどういうふうにうまく使うかとか、食料の確保とか、みんなでなんとか乗り越えてやっていたりしていたので、しかもそういったこともそうなんですけど、意外とユーモアが大事だったりとかで、
それこそそれって人柄っていろいろあると思うんですけど、なんかちょっとこうみんなで喋ったり、みんなでサロンみたいな感じの中にちょっとしたほっこりした気持ちが支えになったとかね。
あと他にもそのふるさとをなくしてしまった人とかっていうのは、新しい新天地でじゃあ頑張ればいいじゃんっていうわけじゃなくて、やっぱりその失ったふるさとへの思いっていうもの自体が支えになったりするということで、
本当になんか災害っていろんなものが崩れたり、人の命がなくなったり、だけどちゃんとそこと向き合っていくということが、傷を癒していくことにもなるって感じでしたね。
なるほど、まあ本当に震災とかそういう災害があったら、まあ人も亡くなるかもしれないし、さっき言ったふるさとみたいな土地がね崩れちゃって、家とかも亡くなったりする人もいるかもしれないですし、本当にこう傷を負ってると思うんで、コミュニティとか本当人のつながりの中での癒しとか、気持ちを元に戻していくとかっていうのはめちゃめちゃ大事なんだろうなって感じがしますよね。
そうですね、特に日本田舎の町とかだと余計ね。
それによって逆にもう1回つながりが深まるとか、共通の目標ができると思うんで、なんとか乗り越えていこうとかね、まあとはいえやっぱりもともと事前にいいつながりを作っておくっていうのがかなり大事なんですかね。
うん、やっぱりすごくそこが大事なんだなってこと、私とか、今ね現代人っていうか、そのあまり町内でのつながりとかを脅迫に隠してる人多いと思うんですけど、すごく大事なんだなっていうふうに話を聞いてては思いました。
例えば、おばあちゃん元気?とか、あの人の家族にはこういう子がいるよねっていうことを認知してるとかいうことだけでも、ちょっと人と声かけにつながったりするのが情報ですよね。
いかにこう関わる方々のうちの情報共有みたいなのをされてると強いんだなと思いましたね。
そうですよね、まあほんともし周りに全く知らない人ばっかりでそういう災害会うのと、まあ知ってる顔の人もいて会うのと全然違うと思うんで、なんかね今後のこう、まあ地域の活性化とか結構最近いろいろ活動も増えてる気がしますけど、やっぱ防災みたいなことも意識しながらやるっていうと、ちょっとまた新しい観点が見えてくるかもしれないですね。
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本当にそうですね、日本はね、どうしても地域性もあるかもしれません。地震とか、それこそ津波とか洪水とか、結構ね、年がら年中何が起きてもおかしくなって、
まあそういう避難訓練とか、災害の備えておこうとか、そういうのはね、こう割と意識は高くはなったんだと思いますけどね。
そうですよね。自分が今関わってるプロジェクトで、ピースコインっていう、まあ地域通貨みたいなトークンっていうのを使うプロジェクトありますけど、あれはなんかうまく防災と合うんじゃないかなって気はしてて、
まあそのなんか世の中のこう、余り物を流通させるっていうか、お金の価値になってないけど価値のあるものを流通させるとか、なんかありがとうの気持ちをトークンっていう形で送り合うとか、まあそういうプロジェクトなんですけど、
まあそういうのに関わってる人たちは、まあなんか助け合う精神がなんかあるとか、なんかいい繋がりのあるコミュニティになる気がするんで、まあ防災とかとは結構なんか相性がいいのかもなーみたいな感じがしましたね。
そうですね、なんかどうしてもそういうなんかあった時って、どうしてもその例えば保健師さんとか街の中で頼られがちの人が、今度はめちゃめちゃものすごく大きなストレスを抱えたりとか、その助け合ってる中にもいろいろなちょっとパワーバランスみたいなのがあったりすると思うので、
そういう時なんか正直現金とかが役に立たなくて、逆に言えばそういうトークンみたいなもので、ちょっとこの人これだけやってるんだよっていうのが可視化できると、それはそれで一つ客観的になれる材料としていますね。
かもしれないですね。まあだから家族とかはね、もう当たり前のように多分助け合うと思うんですけど、やっぱ地域で住んでる近所の人とかがうまく助け合えるかどうかって、なんかね、たぶんコツがいるっていうか、なんか元々いい循環というか交流があった方がいいかなと思いますし、
なんか仕事のその組織とかで、なんかなんすかね、その避難訓練とか、なんか連絡網とかあったりする気がしますけど、まあそれもね、なんかいいコミュニティだったら仕事の職場の同僚とかで助け合えるかもしれないですけど、
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まあなんかテレワークとかも進んでるし、やっぱ地域近いところで助け合う、なんかコミュニティ作りっていうのは大事な気がするんで、なんか今後のね、そういう活動で、なんかそういうのを見せられたらいいかなと思いましたね。
本当にそうですね、まずはすれ違った時に挨拶を当たり前にするとか、なんかお散歩とかも効果的かもしれないですよね、普通になんかあの人よく歩いてるなとか、ちょっとその時笑顔で挨拶するとか、結構そういうのをよくみんなお互いにやり合うことが当たり前になってくるかもしれないですよね。
そうですよね、なんかこう世の中、なんか経済的に見ると、やっぱ儲かる仕事って結構IT系の仕事とか、なんか生産性の高いタイプが多いような気がしてて、こうなんか介護とか福祉とか医療とか、まあ医療はある程度分野によるかもしれないですけど、その辺ってあんまりこうお金は儲かるって感じじゃないけど、やっぱ人の繋がりが深かったりとか顔が知れてるとかっていうので、
なんかもしこう災害が起こった時とかに、なんかそういうコミュニティというかな、そういう業種がすごい役立つみたいなのもなんかあるのかもなっていうのは、まあ自分の周りだと感じますね、ちょっと。
そうですね、実際本当にもし怪我とかなんかあった時のように、まあ医療者だからっていうもので言えば、なんかある程度最低限の薬をセットしておく、消毒とか抗体とかそういう応急処置ができるものを、こう家の中でちょっと準備しておくっていうと、本当に緊急時にいい感じで働きができると思いますよね。
なんかちょっとまた別の取り組みで、まあ自分の知り合いが、なんか接骨院とか、なんかそういう地域たくさん結構増えてるんですけど、まあそういう施設の防災対策マニュアルっていうかな、なんかシステム作るのも意義あるよねみたいな感じでちょっとお手伝いしたりしてるんですけど、
なんでまあそういうところの人は、まあやっぱ体の知識のある人たちも多いと思うんで、なんか避難所とか、まあそういうところでやっぱ体のケアとかもできる可能性あるし、まあそういうところでなんか情報されるかもなと思って、なんかやっぱ医療職の人とかは、まあ病院とか、まあ自分の働いてるとこだけじゃなくて、もしなんかあったらこういうのできるかもなみたいなことを考えたりとか話し合っとくといいかもしれないですよね。
応急処置とかもトレーニング定期的に積みますもんね、やっぱり。
そうそうそう、あの医療者だとね、やっぱりそのAEDの使い方とか、やっぱり呼吸の確保とか、そういったものって練習するんですけど、本当イメージしとくだけでも役立つと思います。
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なんかそういう定期的な講習会みたいなのあったら参加してみたらより良いとは思いますね。
そうですね。だからまあ地域で、もし事前に準備するとしたら、まあ本当ちょっと顔合わしとくとか、なんかちょっとしたことでも交流しといて顔見知りができてて、まあそうすると避難所とかね、もしあったとしても顔見知りがいれば安心するし、
あとなんかさっきのこうユーモアみたいな話もあったんですけど、もしなんかちょっと避難生活みたいな感じで集団でこうなったら、なんかどういう感じで人と関わったらいいとかあるんですかね、なんか。
そうですね。でも、なんかあえてそのサロンみたいな形で、みんなが例えば避難所って、なんかいろんな人が寝てたりとかするので、やっぱ物音とかすごいそういうとこは敏感になったりするんですよね。
なので、こうちゃんと区切った場所で、そのみんなここではちょっと力を緩んでいいよっていう場所とかで、あのみんなでそういったルールをある程度作った中で楽しむっていうのが大切だと思いますね。
なるほどね。そうですね。一回こうルールがなんかゼロになるって感じですもんね、たぶん。
そうそうそう。
そこで誰かやっぱ指揮取る人とか、なんかリーダーシップ取る人も大事なんですね、たぶん。
やっぱそうですね、その震災の時の話によると、やっぱ民選委員さんとか、もうやっぱり10年以降の方々が土手とかすごくたくましいように話聞いてて思いましたよ。
やっぱり人のために何か手を動かさずにはいられないっていう人たちが、手編みのニット帽を作って、寒かったからちょっとでも温まるグッズを作ったりとか、そういうようなエピソードも聞いたんですけど、
でもそれも一人の力じゃ難しいから、まずは元気な人がまずは運命でも集まって、まずその人たちが労を握らいながら人のためにっていう風になっていくんだなと思いました。
なるほどね。本当にそこでなんか自分のためだけじゃなくて、なんか人のためのことも考えて行動できるかっていうなんか本性が見えるんだろうなと思いましたね。
まさにそういうふうに思いましたね。
ほんと寝る場所とか、食べ物とか、生活に必要な、そのこまごまとしたものでもやっぱ困ると思うんで、ちょっとでもね、なんか他の人が困ってたら手を差し伸べるとかできる。
でも全体的にこうやっぱ日本人は、日本人はっていう言い方もあれですけどね、そういう人生災害何回も乗り越えてきてるから、そういう人が生き残るような国民性になってるんじゃないかなと思いますけど。
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他の国とかまたわかんないですけどね、他の国でそういう災害が起きた時の研究とかもあったりするんですかね。
もちろんそうですね、災害系の研究で言うと、でも東南アジアなんかはやっぱり津波があったりしますし、チェルノブイリの原発事故の研究なんかもされてますし、
割とそのちょっと文献詳しく読んでないですけども、その国別とかその地域とか、土壌の違いはあると思うんですが、それにやっぱり防災意識っていうのはあるんだなと思いました。
そうですね、やっぱ国によって違いますもんね。だからそうだな、なんかやっぱ日本だとやっぱ自然災害って感じで、なんか海外とかだとむしろこう、やっぱ人からのテロとか、そっちの方がなんか怖さがあるのかなって気がして、
なんか聞いた話だと、フランスのパリとかでなんかテロとかあった事件あったじゃないですか、数年前とかで、ああいうのもなんか逆になんか怖さを見せるとまたこうやられる可能性があるから、もうほんと数日経ったらすぐ日常生活に戻って機場に振る舞うみたいな状況だったみたいな聞いた気がするんですけど、
やっぱ人からこう襲われるみたいなことを考えると、こっちもなんか強さを見せとかないといけないみたいなね、なんかそういう助け合い精神が大事なのか、そういうなんか強さを見せるのが大事なのか、みたいな国民性分かれるのかもなと思いましたね、ちょっと。
確かにね、なんか9.11の時のやっぱり、文献なんかは結構多くてですね、みんなそこでPTSDとか、そういった傷を負ってしまうというところに向けた研究がすごい多かったんですけども、
もちろんね、その中で、でもどうしても自分を守るための防御反応として強く見せたりとか、そういったものっていうのはあって、だけどそれがね、結局反動となってしまうんですよね。
ポイントとなるのは、でも傷を負ったらなるべく早急に、傷が深くならないようなケアをする。なるべく応急処置ですよね、やっぱりね。
一つはなんかテトリスするといいとかっていう文献があったんですけど、衝撃的な交通事故とかもそうですけど、衝撃的な事故が起きたときって、やっぱり記憶に無意識以上に刻まれてしまうのが後々のフラッシュバックとかに繋がる。
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そこの記憶のところをちょっとでも防御するために、別のことをして脳をうまく使って、別の作業によってちょっと傷を浅くするみたいな。
なるほどね。
話を聞きました。
そうですよね。だから何回も何回も思い出すとどんどん傷が深くなっていくっていうのはあると思いますし、難しいとこですね。
何とか乗り越えていく必要もあるけど、辛いところは吐き出しつつ、でも前向きなところも考える機会を持ちつつみたいなバランスなんでしょうね、その辺もね。
確かにどうしても自然災害の場合、自分が悪いとも言い切れない、どうしても何が悪いというのがないじゃないですか。
そうですね。
だからこそやるさない気持ちってすごく大きいと思うんですよ。
確かに。
そうだな。
興味深いですね、この辺はね。
でも心と体の専門家としてはね、日本は今後もあると思うんで、何かしらのどこの地域であってもね、できる限りやっぱり予防するっていうのは大事だと思うんで。
だからコミュニティづくりは、こういう地域性があるといいとか、人間関係育んどくと何かあった時に対処しやすいとか、ちょっとその辺を考えていけたらいいですね、もうちょっと。
そうですね、コミュニティづくりはめちゃくちゃ大事だなと言える。
自分の中でもちょっとさっき言ったピースコインの取り組みとか、地域でちょっと防災系の活動してる知り合いとかも増えつつあるんで、
なんか共有できる知見があればまた話していけたらと思いますし、今回はこんなところで防災の話でした。
ありがとうございました。
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