自由と名誉の違い
この番組は、中小小売企業の取締役経験のある2人が、 そのリアルについてゆるくお話しします。
人事に軸足を置いたジェネラリスト、私戸部由里が、 2度のM&A経験がある連続企業家、樋口幸太郎さんに話を聞いていきます。
既に小売企業を経営している方、これから小売ビジネスで 企業を考えられている方に役立つ情報を楽しく語っていきます。
リテールトーク60回目になります。よろしくお願いします。
60回になりましたね。記念すべきいつも何十回って言って、 特に何もないんですけど。
いや、重なりましたね。60回か。
今日は、起業志望者へのアドバイスというお話を 聞いていきたいと思っていますが、樋口さん走ったりしてるじゃないですか。
痩せたいんですよ、今。ダイエットってしたことないですか?
ダイエットは一加減あるというか、結構してるんですよ。 結構キープしてるんで、話せるっていうか、ありますよ。
もともと細いタイプの人の話、 あんまり聞きなかったりするんですけど、教えてください。
僕太りやすいんですよ、ものすごい。 父親も母親も太ってて、母親とか結構太ってるんですよ。
僕、小学校の頃太ってて、コンプレックスだったんで、 小6の時に初めてのダイエットをして、そこからキープしてるっていう感じなんですよね。
すごいですね。
ただ起業してストレス溜まって、結構その時期は太っていて、 自分のベスト体重みたいのあるじゃないですか。
それに向けてやって、28歳、9歳ぐらいの時すかね、5キロ落とすために、 一日スープダイエットみたいなので、野菜スープしか食べないみたいなのを、
1週間続けるみたいなのをやってました。
しんどすぎて、もう嫌ですけどね。
スープだけとかだと筋肉落ちていくじゃないですか。
そういう栄養学の知識とかなくて、 基本気合と根性で目標値を達成したらOKっていうタイプなんで、
正しかったかとかわかんないですよね。
そこからリバウンドしなくなって、 結局食べる量と運動での消費量のネットしたのがプラスかマイナスかの話なんで、
もう食事を気をつけるようになりましたね。
私のように長年ずっとダイエットをしているとですね。
万年ダイエッターなんですね。
そうなんですよ。
痩せたり太ったり繰り返して、今ちょうどいい波きているところなんですけど、
毎日体重計とか体脂肪率とかが出る体重計に乗るんですけど、
体重は減っているものの筋肉量も減っていると、
脂肪だけが減っているわけじゃないんで、見た目そんな変わってなかったりするんですよね。
ベストは筋肉そのままで脂肪だけ落ちるのが一番じゃないですか。
なので、タンパク質とかちゃんとバランスよく摂りながら、
筋トレめちゃくちゃバキバキにしながら、みたいなのを今やってて。
すごいですね。
5キロぐらい直近痩せて、筋肉量変わってないんですよ。めっちゃ頑張ってるから。
見た目がわりと変わったんですけど、これをもうちょっと心の波で一回やりきっちゃって、
キープという人生に入りたいですね、私も。
僕は努力が続かないというか、あんまりできないタイプなんで、短期集中型でやってますね。
短期集中したいんですけど、なかなかできない。
でも健康的そうでいいですね。
そうですね。筋トレも好きだったりするんで。
本題に行きたいと思います。
今日のテーマは企業志望者へのアドバイスです。
いつもこの番組の冒頭で私が話している、これから企業を考えられている方に、
みたいな感じでお伝えしてたんですけど、60回やってて、今までこのテーマに
正面から扱ったことなかったんだっけ、みたいな感じでした。
ちょろちょろ話してるんですよね、多分企業エピソードみたいな感じで。
ちょっとそれ改めて、結構最近も企業の相談に3回受けていて、
ちょっとまとめて聞いてもらおうかなっていうのも思って話そうと思ってます。
やっぱり2回MAでエグジットしていて、3回目の経営経験なんで、
なんだかんだ受けること多いし、それでいつも言ってることがあるので、
まとめて話しちゃおうかなっていう、そんな感じです。
1個目、よく聞くのが、自由になりたいんですか、名誉が欲しいんですか、
みたいな話は結構してます。
自分自身が何を求めて、企業ってリスクもあるし、
自由度の高い選択というか、企業した後は結構自由度高いものなので、
自分自身が何を求めてるか、自覚的になるのが結構大事かなと個人的に思ってます。
本当に自由が欲しいっていうのと、名誉が欲しいので、
やり方とか方法は変わってきたりするので、
例えばなんですけど、自由が欲しくて企業しようと思ってるのに、
最初からもう資金ないので、株式でVCから資金調達しますっていうと、
やりたいことと取ってる手段が全然別になってしまうので、
方法論がずれちゃってて、幸せな結果にならないなと思ってます。
何を求めて企業してるかによって、方法が変わってくるんですね。
何を求めてるか、市場にある課題を解決したいみたいな話ではなくて、
個人の趣向性みたいなところですよね。
雇用される側ではなくて、自由を求めてみたいな方が多いんですか。
僕自身は結構スモビジ系の人みたいに思われてるので、
結構そっち側の人からの相談が多くて、
自分で考えたビジネスで、時間もお金も自由になりたいみたいな方は
結構多いかもなと思ってます。
その時も自由と名誉っていうフレームワークで考えると、
結構自分自身どっちよりなんだろうっていうのが分かると思っているので、
そんな問いかけをしていて、スモールビジネスでMAして、
本当に有有事的に暮らしたい系の人は自由が欲しいだろうし、
本当に業界を変革したいとか、歴史に名を残したいとか、
そういう系の人は名誉が欲しいみたいなので、
結構タイプ変わるんじゃないかなと思ってます。
僕好きなエピソードは、元阪神の東類王の福本選手って知らないですか。
世界の東類王。
なんとなくそういう人がいることしか知らないです。
その人が国民栄誉賞をもらう時に、そんなものをもらったら
立ち証弁ができなくなるっていう理由で辞退してるんですよ。
長島修行とは違うんだと。
この人は結構好きで、本当自分自身が何を求めて生きているのかっていう、
国民栄誉賞なんてめちゃくちゃ名誉な賞で、欲しい人いっぱいいるけれども、
それもらっちゃうと自由が制限されるので嫌だみたいな、
そういうところって結構突き詰めて考える機会もあんまりないので、
企業っていう選択を取るのであればリスクもあるし、
本当にやりたいようにやれるものなんで、
そこに自覚的になるのはすごい大事かなと思ってます。
起業のモチベーション
自由になりたいっていう人に対しては、
何年でいくらぐらいあると自由になれそうか、
みたいなのを結構聞き込んで話をしたりしていて、
MAしてまとまったお金が入ってストックで欲しいのか、
それはいくらなのか、
そうじゃなければどのぐらいの時間働いて、
どのぐらいのお金が安定的に入ってくると自由だと感じるのか、
理想的だと思うのか、
みたいなところは結構深掘りして聞いたりもしてますね。
そこがクリアになると、
じゃあこのやり方じゃないとダメだよねとか、
そのやり方だったら別にこういうやり方がいいんじゃないか、
みたいな具体的な話も伝えやすいので、
そんなところを聞いたりしてます。
自己分析じゃないですけど、
どこに向かうかの方針をちゃんと決めるために、
原点をちゃんと認識しておくっていうのは大事そうですね。
樋口さん自身はどういうモチベーションで起業されてるんですか?
僕はですね、貧乏家庭出身なんで意外に、
お金の心配をしたくないとかっていう感じで、
自由が欲しくて起業したなと思っていて、
実際MAした後には、
これで親の老後とか心配しなくていいとか、
自分自身の生活もそんなに心配しなくていいってなった時は、
結構肩の荷が下りたというか、付き物が落ちましたね。
本当自由が欲しかったので、
手段として、結果としてなんですけど、
資金調達している企業が多い領域、
1社目Webメディア、2社目D2C、今SaaSみたいなものを、
自己資本家、本当少数のエンジェルでやりきっちゃうみたいなやり方は、
MAっていう手段、ゴールと相性良かったなっていうのは思いました。
これ何で相性良いのかっていう風になると、
またすごい語ることになっちゃうんで、
あれならサッとしか話さないですけど、
本当に資金調達している領域を、
自己資本とか少ない資本でやりきるっていうのは、
MA狙いの人にはオススメしてます。
自由を得るためにとか、資金調達の方法も違うわけですね。
そこはかなり違うかなと。
一方で最近話してた後輩で、名誉ドリブンです。
僕は歴史に名を残したいから起業したいんです、みたいな。
タイプ違うけど、よく話す子がいるんですよね。
後輩、ちょっと年下の。
後輩って言うとあれですけど、
彼に言われたのは、
樋口さんある程度自由に手に入ったから、
ちょっと名誉も欲しくなってますよね、みたいな。
多古分析されて、恥ずかしくなったんですけど。
確かにその面は少なからずあるかもなと思っていて、
名誉ほどじゃないけど、ちゃんと自分が生み出したプロダクトが、
世の中の、これは一社目でも思ってたんですけど、
業界にインパクトを与える、世の中を前進させる、
みたいなのを実感したいっていうのは結構あると思います。
そうですよね、こんだけやってるし、さすがに。
しかも2回目で自由が手に入ったから、
2回目のモチベーション違うっていうのも、
なんとなくわかる気がするなと思っています。
そうなんですよ。
ちょっと自分の話いっぱいしちゃったんですけど、
リスク取って本当に起業するから、
起業を通じて何が得たいのか、
どういうふうになりたいのか、みたいなところは、
結構明確に向き合って、
自覚的になっていく方がいいんじゃないかな。
それにあったやり方を選択するのは、
すごい大事だよねっていう話をしています。
具体的な準備と実践
何を求めているか、明確にするのが、
まず第一歩ということですね。
起業準備みたいな形だと、
何から始めたらいいですかね。
Twitterでもよく言ってるんですけど、
何やっていいかわかんないっていう相談だったら、
ブログ100本書いてみたらっていうのは言ってます。
本当に事業領域に対する知見がたまるし、
興味のあるユーザーとか想定顧客が、
プロダクトのリリース前からついてくるし、
すごい資産になりますと。
今だとブログじゃなくて、
もしかしたらYouTubeとかTikTokとか、
Twitterとかにもなるかもしれないなと思っていて、
とにかく自分が起業を検討している領域で、
ユーザーが欲しがるような良質な情報を
定期的に発信するというのは、
すごい大事かなと思っています。
これ以前もおっしゃってましたよね。
起業ってやっぱり、
なかなかの熱量が必要なんだと気づかされるっていうか、
100本とか間近って感じですね。
私は全然起業家タイプじゃないなって、
すごい思っていますね。
なるほど、これは結構、
でもどんな領域でもそうかなと思っていて、
僕自身一社目起業する時って、
就活性向けのウェブメディアで起業したんで、
就活性向けのブログをやってましたと。
移動中、
勤務している時の朝と夜に、
全部つぎ込むみたいな感じで、
歩いている時にブログを書くぐらいな感じでやっていて、
朝5時に起きて、
6時半までブログ書いて、
発信の重要性と熱量の確認
出社早い方だったんで、
7時半に出社して、
8時ぐらいに退社、
20時退社ぐらいな感じでした。
21時に、
その前にですね、
エビスの松屋で牛丼を食べて、
21時に帰って、
そっから22時半までブログ書いて、
23時に寝るみたいな感じでやってました。
これ1年間受けたんで、
本当起業する前からユーザーついてたのは、
良かったなっていう感じですね。
全然信じられないですね。
そうですか。生活がですかね。
そこまでコミットできる熱量を持っているのが、
まずすごいなっていうのと、
時間的な費やし方すごいですよね。
でも副業なんで、
3時間しかやれてないですからね。
朝1時間半、夜1時間半みたいな。
今の会社も、
ペヤマノ時代にツイッターとか、
ノートで発信して見てくれてたからの、
お問い合わせとかも多いので、
この発信の継続っていうのは、
すごい大事かなとは思ってます。
お客さん、見込み客を作るのに、
すごい有効な手段だなと思ってます。
それいい話ですね。
起業前に、
熱量は発信することで測れるので、
やって角度を高めておくといいですよ、
っていうことなのかなと思ってて、
熱量なんですけど、
100本できるとか、
やれるっていう、
キャンの確認にもなりますよね。
そうですね。
キャンすごい大事だと思っていて、
スキルの向上と共同創業者
結局起業するっていうのも、
お客さんの役に立ってお金をいただくっていうのを、
ぐるぐる回していくっていう感じになるので、
何ができるかってすごい大事なんですよね。
結局自分自身何できるかっていうのと、
本当に共同創業とかチームでやる場合は、
チームでできることを組み合わせて、
社会に価値を提供して、
お金をいただくっていうシンプルなことを、
本当に自分が代表株主としてやるっていうのが、
起業なので、
自分何できるんだっけは結構大事ですと。
結構あるなと思うのは、
成功するのにカード足りなそうな人って、
結構いるんですよね。
ウェブサイトやりたいです、
でも作れる人いませんみたいな。
この領域でやりたいんだけど、
全然やったことないですみたいな。
どう思いますかみたいな時、
今すぐやるよりも、
1回そういうのを学べるところに入ってから、
起業するのも1個じゃないっていうのは、
結構話をして思っていて、
僕自身の話で言っても、
一生懸命終わった後に手持ちのカードだと、
なんか面白いことできなそうで、
子供服のペアマノンの代表と話をして、
司令だったので、
入ったら伸ばせそうだし、
次のネタにもなりそうだなっていうのは、
なんとなく薄々思いながら入ったっていうところがあるので、
そういう形で手持ちのカードを増やすと、
できることも増えるので、
そういう発想も1個ありかなと思って、
一旦立ち止まってカードの整理をして、
足りなければ増やすっていう選択をしていくのは、
いいかなと思っています。
そうか、起業のためのカード、
スキルとか経験を取りに行くってことですね。
そうなんですよね。
前職の代表もいとおち辞めた後に、
一応やっぱりECのこと分かんないとっていうので、
スマービーって子供服のECモール入って、
そこでの知見でアパレルかける子供服みたいな感じで、
EC販売みたいなことをやったので、
手持ちのカードを増やすっていうのは、
やっぱり有効かなと思っています。
若干話変わりますけど、
前樋口さん、やろうとして熱量を持てずにやめた、
みたいな話してなかったでしたっけ?
そう、これブログ100本掛けにも繋がるんですけど、
熱量ないとやっぱり続けられないというか、
難しいところがあるので、
興味が続かないでやめちゃうって、
結構あるあるだと思っています。
自分自身が情熱を持ち、
自分自身が情熱を持ち続けられる、
興味を持ち続けられる領域ってどこなんだっけっていうのを、
試す上でも定期的な発信がいいかなと思っています。
僕の話でいくと、
本当に一社目起業するときには、
就活系ブログ以外に金融系のFX投資ブログみたいなのを
やってたんですけど、
継続しなかったです。
途中嘘もつき始めちゃって、
これは人格が歪むなと思ってやめました。
今の会社をやる前に、
M&Aのデータベースサイトを作ろうとしたんですよね。
10年分のM&Aのデータベースを構築して、
知り合いにお金も払って、
数百万払って、
サイトも作って、
データも入れて、
アルバイトとかクラウド送信かどっかで採用して、
入れてってみたいなことをやったんですけど、
これもなんかちょっと、
あんまり興味持ってず続かなかったんですよね。
数百万とかそんなちゃんと試してたんですね。
めっちゃお金使ってました。
MAしたお金もあるし、
このぐらい使ってもいいかみたいな感じでやってました。
結構行動して、
熱量持てるのか、
面白いと思えるのかみたいなところを試してから、
複数の選択肢試してから、
これにするかみたいなのを結構やってますと。
結構あるのが、
話してて起業したいんですよねみたいな方で、
多いパターンであるのが、
結構自分に自信がないから行動できないと。
行動できないと結果が出ないじゃないですか。
結果が出ないから振り返れなくて、
次のアクションも取れないで悶々としちゃう。
ずっと悩んでるみたいなのに、
ハマっちゃってるケースあるなと思ってて、
そういう人にはブログ100本書きましょうっていうのを言ってます。
まずは行動してみると。
そこで結果が出て、
いい結果にしろ悪い結果にしろ結果が出るんで、
そこから振り返って行動修正して、
また新しい結果が出るみたいな、
ループがガンガン回っていくと、
本当成功してる人ってそんな感じだなと思ってますね。
PBCAっていうか、
ドゥドゥドゥドゥってことですよね。
ピッケット持ってる人いますもんね。
結構この話すると、
戦略的に考えて打算的に勝てる領域を
めちゃくちゃ考えて選んで起業してるって思って
相談に来てくれてる人が多いのか、
びっくりされますね。
結構僕自身はいろいろ考えてるようで、
結構行動してから考えないと、
最後わかんないよねっていうパターンなので、
市場がどうかとか全然見てないですし、
まず行動してみてアドレナリンが出るのか、
それは継続できるのか、
最後にマーケットあるんだっけ、
どのぐらいあるんだっけみたいなのを確認して、
掛け合わせてリターン求めてるのに
いけそうだったら行くっていう、
そんな感じで思ってますね。
そうか。
たぶん樋口さん打算的に見えてると思うんですけど、
意外と行動が前面に出てる。
意外だろうな、みんなって思いますね。
めっちゃ言われますね。
そうなんですよ。
いざ起業ってなった時にですけど、
仲間ってどうするんですか?
私は自分たぶん起業はしないですけど、
起業するなら一緒に創業する人がいたりしないと、
自分の場合はしんどいだろうなって考えたんですけど。
これもいろんな流派がいて、
スタートアップだったら共同創業者がいるところに
投資が成功確率高いとか、
いろいろありますと。
正解はないけど一緒にやりたいとか、
こいつとやって失敗したらしょうがないと思えるような人がいるんだったら、
それは幸せなことだと思うので、
ひどい結果になる可能性もあるけど、
そこで一緒にやれなかったら後悔する可能性があるんだったら
やっちゃえっていう派ですね。
確かに結構あるんですよ。
知り合いでも共同創業者辞めちゃいました。
ひどい喧嘩別れをして裁判沙汰ですとか、
会議で起業して一人が飛んじゃって、
株を33%持ったまま飛んじゃったんで連絡もつかず、
その後かなりうまくいっちゃって買い戻しどうしようみたいな話とか、
先人たちがいっぱい失敗している中でのアドバイスが
共同創業者は慎重にとか、
創業者間契約は結びましょうみたいな、
そういうところがあるとは思いながら、
そういう一緒にやりたいなと思えるメンバーがいるっていうのは
それだけで結構本当幸せなことなんじゃないかなと。
失敗したときに悲惨なことにならないように
創業者間契約だけはちゃんと結びましょうみたいなところが守れていれば
やったほうがいいかなと思っています。
私自身は1社目は大学時代のサークルの後輩であって、
2社目は本当にペアマンの代表の就職活動専務系ウェブサイトの初期ユーザーだったんだけど、
株式はある程度保有しながらやってました。
2社ともある程度結果が残ったので、
結果としてM&Aまで行けたという感じなので、
言えることかもしれないですけど、
やっぱり2人いると役割分担と事業ドライブするスピードが違うなというのは
今1人でやってて思いますね。
そうか。
今日も創業者がいるデメリットもあるけれども、
ちゃんとそれを分かって契約なりした上でだと
いるメリットっていうのは大きいそうですね。
資金調達のステップ
これも最初に戻っちゃいますけど、
自分がどうしたいかみたいな部分は絶対あると思っていて、
自由に好き勝手にやりたいっていうので
共同創業者巻き込んじゃうと、
結構それはそれで、そこの価値観が合ってないと
最終的にどっちの方向に行くんだっけっていうのが合わないので、
そこはちょっとよく考えないといけないっていう感じはあります。
今は僕自身100%持ってやってるけど、
その理由っていうのは、
そもそもそういう人がいなかった。
一緒にやろうぜって言ってやれるような人がいなかったっていうのと、
あとは今回は僕自身長くしていこうかなっていうのは思っているので、
1人ですべて自由な意思決定できるっていうのは
いいんじゃないかなと思ってます。
反面、本当にこれでいいんだっけみたいなのを
自分自身で全部決めて決断しているので、
うーんっていう悩ましいな、
相談する相手いないなみたいなのは思ったりもします。
なるほどですね。
資金の話したいんですけど、
企業って資金が必要じゃないですか。
これってどうするべきなんだろうと思って。
俺は考える順番は自分の貯金、
身内から借りる金融機関、銀行とかから借りる
株式でエクイティで調達するの順番で考えるべきかなと思っていて、
最初から株式での調達選手はやめましょうって言ってますと。
株式での調達って今でこそスタートアップって
市民権が得られて結構営業するときに考えちゃう人が
特に高学歴でいい会社に就職した人ほど
そういうのが見えちゃうんで思うところだと思うんですけど、
株式での調達向くビジネスと向かないビジネスがあるので
慎重になるべきだなと。
株式での調達って基本的には10年以内に急激に成長して
MAないしIPOできるようなモデルしか向かないっていうものなので
資金調達の方法
そうじゃない場合はやめましょうと。
もう小売とかD2Cで当てはまるケースって稀で
ゆとりさんとかテンシャルさんとかが上場したんで
ただその上場したのもD2Cブームがかなりあった。
2018、19ぐらいにバブル崩壊する前にあったので
その波に乗れたっていうのが大きいので
今ってかなりD2Cでの株式での調達って少ないので
かなり難しいと考えた方がいいかなと思います。
特にアパレルとか小売系の人でスタートアップ系の資金調達周り
あまり詳しくない人とかだとブラックな投資家とか
シンプルに反射とか、やばい人ってケースもあるので
入れちゃうと終わりみたいなのにはまっちゃうケースもあるので
ここは慎重にした方がいいんじゃないかなと思います。
ブラック投資家っていうのがあるんですね。全然知らなかったです。
事例として被害にあった人は聞かないですけど
また聞きでは聞きますね。直接ではないですけど
ひどい投資契約でみたいな話するので怖いですよと。
僕自身の自分の貯金の話でいくと
幸い新卒伊藤知っていい会社に入れていただいたので
ボーナス全額貯金してました。
毎月コマコマ貯金して3年半で700万ぐらい貯めて
これ企業資金にしてました。
共同創業者は1円も貯金しないタイプで
来月も登記するんだけどみたいな時にBMW乗り回してたんで
これも全部売って資本金ちゃんと入れろやって説教しました。
売らせたんですか?
売らせました。当然。
50万ずつで出資して会社作るっていう時に
1円もないんですよみたいな感じでドライブしてたんで
ダメでしょっていうので。
自分の貯金を企業資金にするいいところは
申請もいらないし自由にできるのでやりやすいですよね。
TwitterとかXとかで若い時には貯金せず
経験に投資しろみたいな話あるんですけど
僕自身でいくと自分の性格とかリスク許容度とかを考えると
貯金して自分のお金でやってよかったなと思ってます。
次は身内かなと思っていて
僕自身さっきも言った通り貧乏家庭出身なんで
この選択は絶対なかったんで
できる人は羨ましいなと思うんですけど
結構ありますよね身内から借り入れをして成功したパターンで
古川ホリエモンとかミキタニさんとかも身内から借り入れをして
会社を立ち上げていってみたいな感じなので
株式も規剥化しないし身内なんで
借り入れの重要性
最後泣きつけばなんとかなるみたいな
良くないことですけど金融機関よりはなんとかなるみたいな形なんで
身内から借り入れっていうのはあるかなと思います。
金融機関は次に考えるべきで
日本政策金融高校の創業支援融資だと
本当に無担保無保証っていう形なんで
会社が潰れてしまったら事故破産するとかそういう必要はないので
かなりいいかなと思ってみんなに勧めてはいます。
ただもちろん返済しないで会社潰しちゃいましたら
次のチャレンジ難しくはなるので
ちゃんと返せるお金であれば返した方がいいかなと思っているので
そこは返し切った方がいいと思うけれども
これも日本政策金融高校からの借り入れは
すごく有力な手段だと思っています。
一生懸命借り入れしなかったんですよね。
貯金切り崩しながら会社に自身のお金を貸し付けてみたいな感じで
売却する時に生産して500万ぐらい返ってきましたからね会社から
みたいな感じでそれは個人で
僕たまたま700万貯金してたんで良かったものの
ちゃんと借り入れで回した方が良かったかなというのは今思ってますね。
本当に2社目は子供服の時は大きく借り入れして
代表に個人補償させてしまってたんですけども
借り入れをして今の会社でも結構借り入れて
こういう風に回せばいいんだっていうのが分かり始めたので
今実は4000万ぐらい借りてるんですよね。
回しているのでこの借り入れあるから
このぐらい責めてもいいかみたいな意思決定ができるので
そこはちゃんとマネジメントできるんだったら
借りた方がいいかなと思ってます。
その借り入れした方がいいかもっていうのは
その分資金に余裕があることで
取れる選択肢が増えたりとかスピードが
早められたりとかするからみたいなニュアンスであってます?
そうですね。おっしゃる通りです。
ただそれを勘違いしちゃって
成長につながらない投資をしちゃうとか
っていう風になる方は結構痛いね。
特に借り入れは返済しないといけないお金なんで
ちゃんと使った分が売り上げとして返ってくるものに
ちゃんと投資するっていうのは重要かなと思います。
せっかく結構リスク取って起業するっていうなら
自分が欲しいものに対して自覚的になりましょうっていうのが
欲しいものなんだっけっていう名誉ですか自由ですかっていうところと
手持ちのカードを見ながら
倒する確率の高い方を選択するのがいいよねっていうのが
雑ですけどまとめになります。
ありがとうございます。
今日は企業志望者へのアドバイスの話でした。
ありがとうございます。
リテールトークここまでお聞きいただきありがとうございます。
番組の詳細欄にGoogleフォームのURLがあるので
質問やメッセージはそちらからお送りいただけると嬉しいです。
番組内でご紹介させていただくかもしれません。
次回もぜひよろしくお願いします。