1. リテールトーク / RETAIL TALK - 中小小売経営のリアル -
  2. 小売事業におけるシステム構成..
2024-12-25 25:45

小売事業におけるシステム構成の重要性

サマリー

このエピソードでは、小売事業におけるシステム構成の重要性が実際の経験を基に議論されています。特に、古い基幹システムの導入や新しいSaaSの選択における課題が浮き彫りにされ、効率的な業務運営とデータ連携の重要性が強調されています。また、システム導入による業務の効率化や全体最適の必要性が強調される中、最新のシステム構成に関するモダンな解決策やシステム移行の難しさにも触れられています。さらに、小売事業におけるシステムの重要性や特化型SaaSの役割が増大していることについても話されています。データのハブとしてのシステムの構築が中小企業にとって重要であるとも述べられています。

小売業界の体験談
この番組は、中小小売企業の吊り締まり役経験のある2人が、そのリアルについて緩くお話しします。
人事に軸足を置いたジェネラリスト、私砥部有利が、2度のM&A経験がある連続企業家、樋口幸太郎さんに話を聞いていきます。
既に小売企業を経営している方、これから小売ビジネスで企業を考えられている方に役立つ情報を楽しく語っていきます。
リテールトーク44回目になりました。よろしくお願いします。
お願いします。
今日は小売事業におけるシステム構成の重要性というお話です。
まず最初に雑談ですけど、来週クリスマスですけど、何かクリスマス的なイベントは、福口さんたちは何かやるんですか?
うちは毎年サンタが来るので、サンタをお迎えするためにクリスマスツリーをやり、子どもたちは欲しいものをカードに書いて、クリスマスツリーの下に置いてあるので、
末だけみたいな感じの、それぐらいですかね。
サンタが来るんですね。
サンタ来ますよね、だって。
そうですね、うちも来ます。
そう、やらないといけないんで準備して、いい子にしてないと来ないよっていう話をしているんで、いい子期間中ですね、今。
なんだっけ、生ハゲ的な。
生ハゲ的なそうですね。
あとは早めにカードを書かないと、サンタも物流とか問題があるから、オペレーションが結構複雑だから早めに書いてあげてっていうのは言ってます。
お子さん、上の子はいくつでしたっけ?
今上の子が8歳、小学校2年生と4歳なんで。
あ、そっかそっか。
さっきもあれですね、クラスメイトとかにサンタはいない派といる派で分かれていて、丸々大人がやってるって言ってたけど、パパママどうなの?みたいなのを質問してくるようになりましたね。
ヤマトの人はサンタの株組織なんだよ、みたいな言い方が聞くっていうのをどっかで見ました。
何ですかそれ、ヤマトで聞くんですか?
サンタさんって、一人なのか人数が少ないか分からないですけど、全国、全世界に行くほどの人、リソース足りてないから、株組織であるヤマトの人たちを使ってんだぜ、みたいなのが割とへーって納得されるみたいなのをどっかで言いました。
小学生ぐらいですかね。
僕は小さい時にスーパーファミコンを頼んだのに、ファミコンが届いた時に、うちってちょっと貧乏なんだろうなっていうのを感じましたね。
肩落ちの方が来たんですね。
そうなんですよ。
スーファミの話がちょっとだけできます、どっかで。
それじゃあ次回行こう、どっかで。
うちは上が6歳なので、まだ保育園なので、まだ何の疑いも持ってなさそうだな、たぶんって感じですね。
本編に行きます。
システム構成の問題
今日は、小売事業におけるシステム構成の重要性ということですね。
システム構成の重要性って、ちょっとあんまりテーマから内容ピンときてなかったりするんですけど、いろんな企業さん見てる上で、なんか良くないシステム構成があるんですかね。
そうですね、ストアレコードの導入を進める中で、どういうOMS受注管理システムとか、WMS倉庫管理システム使っているかみたいなヒアリングから入っていって、
ECカード何使ってますかとか、どのオペレーションがスプレッドシートとかエクセルでやっていて、どのオペレーションがシステムになってますかみたいな話を聞いていく中で、結構不思議な構成だなとか、
なかなかAPI連携しにくくて、新しい業務システム組み込んだりするの難しそうだなっていう事業者さんもいれば、きれいにデータの連携とオペレーションが固まっていて、
新しいウチらみたいなストアレコードのSaaSを導入するっていうときもすんなりいく会社みたいなのが結構分かれていて、
特にぐちゃぐちゃしているシステム構成の会社さんだと、そもそもの今の状態もあんまり良くなさそうみたいなので、このあたりのシステム構成とオペレーションをどう組んでいくのかによって、
組織の生産性がだいぶ変わるんだろうなっていうのを結構実感したので、ちょっと話をしてみようかなっていうところです。
なるほど、全体像は分かりました。いけてないシステムってどんな感じですか?
ちょっと見聞きした話でいくと、やっぱり機関システムある程度の規模になると導入したいなっていうので、結構古い10年ぐらい前ぐらいに機関システムを導入したものの、
結構当時SaaSは出始めていると思うんですけれども、ECとかそういう小売系のカジュアルなSaaSみたいなのはまだまだ黎明期かなみたいなタイミングでいくと、
やっぱり普通にオンプレ型の初期費用をかかって導入する機関システムを導入しましたというような会社さんから相談を受けたことがあります。
その会社だと本当にあらゆる業務を機関システムでやっていて、店舗のポスシステム、発注、納品、原価管理、売上げ管理、商品管理みたいなのも全部その中で完結するようにできます。
一方でその機関システムで業務を完結することができるものの、他のシステムとAPI連携しましょうとか全くできないんですよ。
カスタマイズもできない状態だし、そもそもそのシステムも数千万円かけて導入して、オペレーションも10年かけて磨き込んでいたので、非効率かもしれないけれども変えられないみたいなそんな状況の会社さんでした。
ちょうど10年くらい前にポスシステムの導入をやろうとして、その時サーズがあんまなかった。スマレッジさんとか出てきてなかったので、出てきてなかった。候補に上がってなかったので、200万とかかけないと無理みたいな感じで諦めて自前でやったっていう経緯があったんですけど。
そうか、あの時にガツッと投資して入れちゃうと、その後ガチガチになってた可能性があるんだなって今思うんですけど。そうか、今はそのサーズっていうか改善を常にされていくプロダクトが結構当たり前になってますけど、入れちゃって改善されないとそういうことが起こるんですね。しんどいですね。
結構あるのかなと思っていて、特にコロナの後になってECがすごい伸びて、EC周りのプロダクトの注目度も高まったし、その周りのサーズって結構出てきたなっていうふうに思ってるんですよね。ECの売り上げは本当にリアルテンポやってる会社でも無視できない比率に伸びていく中で、そういう時にそういう機関システムを使っていると、じゃあECとのつなぎ込みどうなってるんだっけ。できないじゃんみたいな形になって。
本当にECの出荷もそのシステムを通さなきゃいけないので、本当店舗と同じようにバーコードでピッてやって出荷をするみたいな形をとらざるを得ないと。店舗で売ってるみたいなオペレーションを擬似的に組んでEC店舗として運用しているみたいな形になるっていうようなのがありましたと。
そうするとやっぱり在庫管理も煩雑になるし、どの受注をどこに出荷するみたいな、いわゆるこのネクストエンジンロージレスでやってる受注管理のシステムとかではないので、誰にどういうふうに送ってどう組めばいいんだっけ。で、機関システムでどうピッピやっていって出荷していくんだっけみたいなのに苦労しているみたいなそんな話だったんですよね。
そう、2週間になってでもロジレスネクストエンジンなどをやるのがいいのか、今のオペレーションを磨き込んでいくのがいいのか、でもそもそものその機関システムも結構限界というか使いにくいようになっているので、なんかちょっとリプレイスできるんだったらリプレイスしたいけどどう選んでいいかわからないみたいな、そんな相談を結構何件か受けるっていう感じですね。
10年前に最適だったものと今最適なものって絶対違うはずですもんね。
そうなんですよ。
今からその導入するってなった時に最適なシステムを判断するって結構難易度高いですよね。
そうですね、僕自身もなんか偉そうに言ってますけど、今これがベストソリューションみたいなのってなかなか悩ましいなと思ってますと。
で、なおさらだなと思うのが僕自身はある程度こういろんなクライアントさんのシステム構成見てその中でストアレコードを変えれば導入できますよみたいにやってるので結構詳しいなと思っているんですよね、自分自身で。
クロスも触りますし、ネクストエンジンもロジレスも触るし、ECカードはほぼ触るしみたいなところでいくと結構詳しい方だなと思いながらも、それでも全部のサースを理解して費用対効果を比較してオペレーション熟知してっていうわけではないので結構この構成を判断するっていうのはすごい難しいなと思ってます。
これは僕自身でもそうなので、一企業の中でいくとやっぱりもっとシステムと業務の全体像をわかる人っていうのがなかなかいなくて、個別最適なシステム導入と個別最適なオペレーションになってしまって、全体で見ると効率化されてないんじゃないかみたいな例が結構あります。
ある相談いただいた例でいくと、経理の担当役員の方が平均減価でちゃんと正時に減価計算と棚卸しの計算やりたいと思って減価の管理システムを入れたけれども、本当にオンプレ型のシステムでAPI連携もしてません、CSVで上げるっていう形のシステムになっていて、
販売側のオペレーションあんまりわかんないみたいな感じだったので、販売とかMDと連動してなくて、一部MDの発注納品のデータを入れるみたいなところだけオペレーション組んで、本当に経理のためのシステムを入れてしまったみたいな形で、本当にシステムの利用量もかかるし、半札になっちゃってるんですよねっていうのを社長さんから話をもらうみたいな形で、この辺りをどうしていきましょうかみたいなのを話したりしてました。
で、OMSも入れていて、その会社さんだと、ロージレス・ネクストエンジンみたいなOMS入れていて、そこには減価のデータを入れてるんですけれども、あくまで平均減価とかの計算機能はないので、仮決めの減価を入れていて、そっちで減価の管理も二重になってしまうし、OMSの減価と減価管理システムの減価で、締めるときは減価管理システムを使うけれども、本当に連動はしていないみたいな形で、
どっちで減価計算しようみたいなのも困ってるみたいな感じでしたね。
システムと業務の連携
別々の管理が存在してるってめちゃくちゃ無駄ですよね。
無駄ですけど、しょうがない部分はあるかなとは思うんですけれども、ちょっとそこをどうスムーズに流れるかみたいなのが組み切れてないっていうのはありますね。
本当に平均減価が締まるタイミングも遅いので、それを締まったタイミングでネクストエンジンに反映させることもできないみたいな形で、そこがスムーズに一括で組めてないところが問題かなと思ってました。
オペレーション全体像とシステムの全体像をある程度理解して、システム導入の意思決定しないと便利にするつもりが結構煩雑になってしまいましたみたいなのは、結構僕らも注意しないとご迷惑おかけしてしまうので、ここがポイントなんでここを押さえてここはきっちり決めましょうと。
あとは流れるようにいくんでみたいなところを結構スターレコードの導入でも意識しながらご提案してますね。
確かに会社の中に全体像が見える人ってなかなかいないんだろうな。やっぱり自分が抱えている業務が一番大きく見えているだろうし、選ぶ人が見えている領域が一番解像度高いだろうからそこに合わさっちゃったりとかして、どうしても個別最適なオペレーションになりそうみたいなのはめっちゃわかりますね。
本当その通りで、この前も話してたら、やっぱり各ECモールでSKUが全然違いますと。同じ商品なのにSKUが違いますと。それは何かというと各店舗の担当者が商品登録をして、その時に好きなSKUを付けているみたいな事態で、ここはハーレーションを置きますよっていう話をして。
経営人自身もそういう、どうすれば全体の経営上好ましいデータの設計、業務オペレーションの設計、システムの設計になるかみたいなのを意識せずに、現場主義でお任せしますみたいな形になると、結構後々苦労するなみたいなところをリアルタイムで感じているところですね。結構多いです、そういう会社さんが。
加えてですね、他にも本当OMSのNext Engineで基本的な受注とか在庫管理をしているけれども、イレギュラー対応ってどうしても出るじゃないですか。急いで送らなきゃいけないものが出ましたとか、サンプル送付しますみたいな。
こういう時もNext Engine上にきれいなデータを入れておいた方がスムーズに進むよねみたいなシステムとオペレーション全体像を分かっている人がいると、ちゃんと出荷するフローに載せてNext Engineの伝票を記表して、印刷済みとかばーって移動させて、普通の出荷と同じように扱えば出荷データとしても残るし、在庫のデータもそこから減るみたいな形になるんですけれども、
その会社だと結構Next Engineでこうやって移動させるのめんどくさいし、WMSとの連携って時間がかかるので、WMSで在庫管理をしているので、WMSのデータ見たいから直接そっちいじっちゃうみたいな形で、Next Engineに正しいデータが集まらず、WMSだけ見てますみたいなそんな形で、せっかくNext Engineで正しいデータを集められて連携できるのにそこ行かせてないなみたいな感じのは、
結構あったりしますね。
なるほどですね。
僕自身、ポジショントークじゃないですけど、Next EngineとAPI連携して在庫データを取り込んでいるんです、ストアレコードでいくと、そこのデータが正しくないとちょっとうまく使えないですけど、結構それイレギュラー多いですかみたいに聞くと、イレギュラーめっちゃ多いんですよみたいな。
オペレーション変えれないですかねみたいな話をすると、ちょっとそこは担当もいんでみたいな感じで導入がストップしちゃうという悲しい話があるので、そこをうまく最初組んでいれば、他のこういうサース入れるときもスムーズなのになみたいなところは思ったりします。
今めっちゃバイネーム出てきましたけど、いろんな企業さん見てる樋口さんの視点で、あくまで個人視点でいいんですけど、複数のシステムを連携するとしたら、これとこれはこれで、これはここで、これはここでみたいな、ベストこれでしょみたいなのってバイネームで聞けたりします?
全然僕自身も分かんないですけど、周りの友人とかの会社の構成とか見てると、今一番モダンな構成って多分リアルテンポがあるとしたら、スマレッジとショッピファイとオムニハブとロジレスみたいなので構成で、会員データを含めてテンポECの一元管理しているっていうのが多分一番今っぽいシステム感というか、モダンな感じで、API連携で全ての取引データもいい感じで、
聞きするし、会員データも管理できて、本当にポイント管理システムも入れると、会員さんごとのポイント管理もできるみたいな形なので、それが多いのかなとは思いますと。
ロジレスの部分はNext EngineとかのOMSに変えて、意思専業であればオムニハブとか使わずに、ロジレスの部分がNext Engineに変わるのかなみたいな、そんなイメージですね。
で、OMS結構ロジレス、Next Engine以外にもいくつかあるんですけれども、これマジで個人的なあれなんですけど、他のOMSは結構使いにくいって言うとあれですけど、癖があるなと、その2者触ってからやると思うかなというところが結構ありますね。
システム移行の課題
これ聞いてる方に伝えたいのは、全然PR系のものでは全くないですと。
そうですね、お金は全くいただいてないですと。
APIつなげなかったものをつなげるものに変えるだったり、システムの乗り換えって結構言ってあるのかなと思うんですけど、これ最近のものだと乗り換えとかもうまいことになってたりするんですか?
いやもう本当に乗り換えは難しいですと。
難しいんだ。
ロジレスからNext Engineに変えますとか、逆のNext Engineからロジレスに変えますも結構力はいるかなと思いますと。
一方でデータとオペレーションがある程度整っていれば全然無理なくいけるというか、経験的にも前職のペアマネをやってた時もPMIでシステムの統合っていうのをやったんですけれども、
僕自身そんなすごい手を動かすっていう感じではないんですけども、ちゃんと整理をして、アダストリアの機関システムってこういうデータ体系になっていて、
うちはこうなっているからこれを変えなきゃいけないよねみたいなのを整理していくっていうのはオペレーションがちゃんときれいに整っている、
あとはデータの構成がきれいに整っていればそんなに苦労することはないかなっていうのは移行してても思いました。
ただまあ本当に力はいるというか、いつまでに何を決めなきゃいけなくてどういうふうに変わってみたいなのはちゃんと整理してやらないといけないという感じですね。
これがやっぱり分かっている人がいるいないでだいぶ変わるかなとは思います。
やっぱりそんな形で部分最適、個別最適みたいな形で機関システムといろんな業務が密接に関わった企業だと、
その業務をひも解いて新しい業務に移行していくっていうのは結構しんどいんだろうなというのは相談を受けていても思いました。
社内にかなりできるシステム構成とかオペレーションのことを詳しい人が一人いてもかなりの時間をかけて設計していって移行していくみたいな、
そんな形になるのかなとは思いました。
会社でOPSというポジションを募集しているんですけど、
業務の設計、オペレーション構築みたいなものが一定仕事として必要になるみたいな感覚が何となくSaaSの会社に来ると理解できるようになってきました。
なるほど、めちゃくちゃ大事ですからね。
そうですよね。
業務のオペレーション、本当システムも最終的にはスプレッドシートみたいなものみたいな感じなので、
スプレッドシートで業務が整理されているとシステムも組みやすいというのは個人的にはすごい思いますね。
話ちょっと戻ると、やっぱり初手で選んだシステムの影響が高いから、ちゃんと選ばないと後々大変になりそうだなということですね。
もう本当にそんな形です。
今、バイネームで代表的なシステムを挙げてくれたんですけど、うぞうむぞうにあるじゃないですか。
それぞれの特徴があるんだろうと思うんですけど、自社に合うものを選ぶ、今後どうなっていくんだろうなって思いました。
まず自社に合うものをどう選ぶかみたいなのは難しいところなんですけれども、
一番個人的には、いけてる企業が使っている構成を真似するが正解に近いだろうなと、サースとかシステムの選び方に関しては思ったりもしますね。
どういうことかというと、自社に近い領域で同じようなシステムを使っているのであれば、それが正解であろうみたいな、そういう意思決定がいいのかなと思っています。
そこからが、費用感みたいなところはあるんですけれども、実際には競争も働いている領域なので、費用感が大きく変わるっていうのは、個人的に見ててそこまでは感じないかなと思っているので、
費用は無視しちゃいけない要素なんですけれども、本当業務の効率化とかオペレーションが綺麗であることに比べると、そのOMSとかWMSみたいな業務システムの周りのコストは無視できるんじゃないかなというのが個人的な思っているところです。
今後どうなっていくかみたいな話でいくと、業務システムの進化は多分進んでいくだろうなと思っています。
WMS、OMSみたいな在庫の管理システムから始まって、直近でいくとECのポジションが高まってきたこともあって、ECとリアルテンポのオムニチャンネル化に関する業務システムも進んで、
そうすると、会員を統合して会員を管理する機能みたいな形で、業務ごとにシステムサースみたいなのが今後も乱立していくし増えていくっていうのは、流れとしてあるんじゃないかなとは思っています。
その上で、僕自身ストアレコードでやりたいなと思っているのは、業務システムはどんどん進化していっていろいろ出てくると思うんですけれども、
じゃあそういうふうになってきたときに、システムの中にデータが多骨墓化していって分散してしまうんですよね。
そうすると、やっぱり経営の意思決定するときって、すべてのデータを元に売り上げ、在庫、費用、仕入れみたいな、すべての経営に関するデータを入れた上で意思決定するので、
システムの役割と特化型SaaS
システムは増えるけれども、そこのハブになるようなデータを貯めていくところは重要性が高まると思っていて、そのポジショニングを取りたいなと思って今作っているという形ですね。
専門分野のそれぞれのシステムを使って、つなげて全体感を作っていけることが大事だよねって感じですね。
やっぱり本当に中小企業向けの基幹システムで提供されているPOSのシステムよりも、やっぱり特化したスマレジ、エアレジ、ユビレジみたいなところが優秀だし、受注在庫管理システムもNextEngine、ロジレスってやっぱり優秀なところがあるので、
そういった特化型のSaaSがどんどん便利になっていくっていうのは間違いないし、これを統合する、全部入ってますみたいな基幹システムっていうよりは、それらの分散した業務のシステムのデータを一部に集めるみたいなハブになれるシステムっていうのが中小企業は使っていくんじゃないかなというのは思っています。
やっぱりそれらをですね、フルスクラッチで作るのは大変っていう話もよく聞いていて、ストアレコードを営業しに行くと、本当に優秀なエンジニアの方が社内にいる場合は、まさにこのコンセプトで5年前に作り始めて、今終わりましたみたいな、そういう会社さんがありますね。自社のためだけに作って。
削半しようとしたんだけど、それもモニョモニョみたいな感じで話をされていて、やっぱりニーズあるなと。で、やっぱりイケてるスタートアップとかだと、エンジニアであったり要件定義できる人がいると、ビッグクエリーでトロッコみたいなAPI連携するサービス使って繋ぎ込みをして、ショップバイからデータ取り込み回すみたいなところを自前で作っている方はいらっしゃるんですけど、ほぼほぼそれできる会社限られるなと思っているんで、
本当にスターレコードを立ち上げて、皆さんにお使いいただけるようなクオリティにしていこうというのが今という感じですね。もともとこういうのやりたいなと思っていて、モペ山のやってる時からもう構想的にはやりたいなと思ってました。
で、人事領域だと元ワークスアプリケーションの創業者の方が人事領域で同じようなことをやっていて、人事も結構いろんなサービスが出てきてるじゃないですか。タレントマネジメントサービスから、そうか、とべさんいらっしゃるような採用管理システムから、あと何がありますかね。
みたいな形で結構いろいろなサービスがあるんですけれども、それのデータのハブとなるような、人事領域の機関システムみたいなのをAPI連携でしてためていくみたいな、そんなサービスを作っていて、それの本当に経営、小売りの経営版を今やりたいなという感じですね。
スターレコードもデータハブ的な役割なんだっていうのが理解できました。
そうなんですよね。将来的には業務システム全部と連携して、業務システムデータをそこだけでなくて一元管理で見えるようにして、本当に各業務システムを乗り換えてもデータのたまり口はうちにありますよみたいな形で、本当に古くなった業務システムなんかはちょっと切り替えて、
でも機関システム的なこの一元管理する意思決定の機能の部分は保持するみたいな形にすると、本当にシステムの流行りしたりに左右されず、本当に一番モダンで新しくて使い勝手の良いものを使いながら重要なデータについては一元管理できているという状態になっていて、お互いいいんじゃないかなっていう、そんな世界観ができると信じて今やっているという感じですね。
ありがとうございます。今日は小売事業におけるシステム構成の重要性という話でした。
ありがとうございました。
リテールトーク、ここまでお聞きいただきありがとうございます。
番組の詳細欄にGoogleフォームのURLがあるので、質問やメッセージはこちらからお送りいただけると嬉しいです。
番組内でご紹介させていただくかもしれません。次回もぜひよろしくお願いします。
25:45

コメント

スクロール